JP2735473B2 - 多重化装置の回線バックアップ方式 - Google Patents

多重化装置の回線バックアップ方式

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JP2735473B2
JP2735473B2 JP5283799A JP28379993A JP2735473B2 JP 2735473 B2 JP2735473 B2 JP 2735473B2 JP 5283799 A JP5283799 A JP 5283799A JP 28379993 A JP28379993 A JP 28379993A JP 2735473 B2 JP2735473 B2 JP 2735473B2
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眞治 橋本
義孝 坂元
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
NEC Shizuoca Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多重化装置の回線バック
アップ方式に関し、特に複数のDTEからのデータ信号
を多重化し、これを伝送するための伝送路に専用回線と
このバックアップとして公衆交換回線を用いた多重化装
置の回線バックアップ方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の多重化装置は伝送路にN
TTなどの提供する専用回線あるいは企業内通信の回線
を使用するが、この伝送路の信頼性を高めるためにバッ
クアップ回線を設けている。このバックアップ回線には
もう1本の専用線を使用する場合もあるが、料金の高い
専用線をバックアップとして用いることは不経済なの
で、最近はISDNなどの公衆交換回線が用いられてい
る。ISDN(NTTではINSと呼ぶ)のサービスに
はいくつかの高速インタフェースメニューが用意されて
いるが、例えば1次群速度インタフェース(1.5Mb
ps)を使用すれば24チャネル多重化信号の伝送が可
能である。
【0003】図2はこの種の多重化装置のシステム構成
を示すブロック図である。複数のDTEは2台で代表し
てあるがこのDTE2a,2bからのデータ信号を多重
化装置1aで多重化し、この多重化信号を伝送路の専用
回線5へ送出している。対向局では多重化装置1bでこ
の多重化信号を分離しホストコンピュータ3へDTE2
a,2bからのデータ信号を伝達している。またホスト
コンピュータ3からDTE2方向のデータ信号について
も同様に伝達処理が行なわれる。
【0004】この回線バックアップ方式は、多重化装置
1aにおいて、専用回線5の回線品質が常時測定をされ
ており、例えば受信多重化信号の誤り率或は信号レベル
などを測定し、この値が設定された基準値より低下した
場合に回線障害と判断して障害信号が発せられる。この
障害信号の発生により回線をISDN回線6側に切替え
ている。これには先ずISDN回線は公衆交換回線があ
るので相手局との間で接続処理を行う必要があり、これ
を所定のプロトコルに従い自動的に実行する。接続処理
を完了したのちに専用回線5をISDN回線6側に切替
えている。また、専用回線5側への切戻しについては回
線品質が元に戻った時に発せられる復旧信号により切戻
し処理が行なわれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来例にお
いては、バックアップ回線、即ちISDN回線への切替
えを専用回線側の障害検出のみで行なっているので、D
TE側が休止状態、例えば夜間などでDTEが電源断の
状態でオンライン処理を行っていない場合でも、この障
害検出があれば回線を自動的にINS回線側に切替るこ
とになる。従って、無駄なISDN回線の使用料が発生
して不経済的であるという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の回線バックアッ
プ方式は、複数のDTE(端末装置)からのデータ信号
を多重化して専用回線あるいはこの専用回線をバックア
ップする交換回線の何れかの伝送路へ多重化信号を送信
すると同時に前記伝送路からの多重化信号を受信し複数
の前記DTEへのデータ信号に分離する多重化装置の回
線バックアップ方式において、前記専用回線の品質を測
定し回線故障を検出する専用回線品質測定手段と、各前
記データ信号を監視することにより各前記DTEの電源
断を検出するDTE監視手段と、前記専用回線品質測定
手段からの出力信号を入力した時に前記交換回線の接続
処理を命令する接続要求信号を出力しこの接続の完了を
通知する応答信号を入力した時に前記伝送路の切替要求
信号を出力するが、前記DTE監視手段から出力信号を
入力した時は前記接続要求信号と前記切替要求信号とは
出力しない制御手段と、前記接続要求信号を入力するこ
とにより前記交換回線の接続プロトコールを実行し接続
を完了した時は前記応答信号を出力する交換回線プロト
コール手段と、前記切替要求信号により前記多重化信号
の伝送路を前記専用回線から前記交換回線へ切替えある
いは切戻しを実行する切替手段とを備えている。
【0007】また、前記DTE監視手段は各前記DTE
とのインタフェースにおける各前記データ信号を監視し
このDTEインタフェース方式がCCITT勧告V.2
4/V.35の場合はRS信号とCD信号またCCIT
T勧告X.20/X.21の場合はC信号とI信号とが
それぞれ所定の時間内でオフの状態を継続した時、ある
いは各前記データ信号の伝送制御手順がHLDC(ハイ
レベルデータリンク制御手順)の場合はフラグシーケン
スあるいはBSC(基本形データ伝送制御手順)の場合
はSYN信号がそれぞれ所定の時間内で未検出の状態を
継続した時は、あるいは各前記データ信号の極性が所定
の時間内で変化しない時はいづれも対応するDTEは電
源断の休止状態と判断している。
【0008】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面参照し
て説明する。
【0009】図1は本実施例の多重化装置のブロック図
である。本多重化装置1は図2に示すシステムに使用さ
れこの図中の多重化装置1aに対応するものであり、対
向する多重化装置1bも内部構成は同様である。
【0010】DTEインタフェース部11a、11b
は、DTE2a、2bからの入出力データ信号をそれぞ
れ内部信号に変換するインタフェース回路である。多重
分離化部12はDTEインタフェース部側のデータ信号
を多重あるいは分離化する。切替部13は多重分離化部
側の多重化信号を専用回線5あるいはISDN回線6側
に切替える。専用回路インタフェース部14、ISDN
インタフェース部16はそれぞれ内部の多重化信号を回
線側信号フォーマットに変換する。
【0011】DTE監視部19はDTE側とのデータ信
号あるいはインタフェース信号を監視し、この信号変化
によりDTE側の電源断による休止状態を示すDTE電
源断信号101を出力する。専用回線品質測定部15は
専用回線5側の受信多重化信号を監視し、この信号の誤
り率あるいは信号レベルなどの低下により回線障害信号
102を出力する。
【0012】制御部18は回線障害信号102によりI
NSプロトコル部へ接続要求信号104を出力し、応答
信号104の到着を待って切替部13へ切換要求信号1
03を出力するが、DTE電源断信号101の入力があ
る場合は接続要求信号104の出力を禁止し、切替要求
信号103を出力しないようになっている。ISDNプ
ロトコル部は接続要求信号104によりISDNインタ
フェース部16に対してDチャネルプロトコルによる回
線接続処理を行い、接続完了した時は応答信号105を
出力する。
【0013】尚、専用回線5は高速ディジタル伝送サー
ビスの1.5Mbpsを使用した場合、ISDN回線は
ISDNの1.5Mbpsサービスを使用することにな
る。またDTEは図1では2台で代表したが24台まで
接続することができる。
【0014】次に切替部13を中心とした切替関係につ
き、その動作を説明する。DTE監視部19は各DTE
側のデータ信号を監視し、全部のデータ信号について、
次の変化を検出した時DTE電源断信号101を出力す
る。
【0015】即ち、各DTEから受信するデータ信号の
インタフェース信号がCCITT勧告V.24/V.3
5の場合はRS信号とCD信号またCCITT勧告X.
20/X.21の場合はC信号とI信号とがそれぞれ所
定の時間内でオフの状態を継続した時、DTEから受信
あるいはDTEへ送信するデータ信号の伝送制御手順が
HLDC(ハイレベルデータリンク制御手順)の場合は
フラグシーケンスまたBSC(基本形データ伝送制御手
順)の場合はSYN信号がそれぞれ所定の時間内で未検
出の状態を継続した時、あるいはDTEへ送受信するデ
ータ信号自体の極性が所定の時間内で変化しない時は、
いづれも対応するDTEは電源断の休止状態にあると判
断する。
【0016】尚、従来はDTE側の電源断を検出するの
に上述のインタフェース信号におけるオフのみの検出を
行っていたが、多重分離化装置とDTEとの間に無停電
またはリモート電源切断装置が接続された場合は、DT
Eが電源断であるにかかわらずこのインタフェース信号
はオフとならないので検出ができない。本実施例では上
述したようにデータ信号のHLDCなどからもDTE電
源断を検出しているので、この場合にも確実な検出が行
える。
【0017】一方、専用回線品質測定部15は専用回線
5の受信多重信号の誤り率および信号レベルを測定し、
これ等が基準値より低下した時は回線障害と判断して回
線障害信号102を出力する。
【0018】制御部18はこの回線障害信号102を入
力した時に接続要求信号104を出力するが、DTE電
源断信号101の入力がある場合はその出力は禁止され
る。即ち、DTE側が電源断の休止状態にある時は専用
回線が障害であっても回線切替要求はしないようになっ
ている。接続要求信号104が出力された場合は、IS
DNプロトコル部17はISDNインタフェース部に対
し回線接続処理を行い、接続を完了した時は応答信号1
05を出力する。制御部18はこの応答信号の到着を待
って切替要求信号103を出力する。切替部13はこれ
により回線を専用回線からISDN回線に切替える。
【0019】尚、DTE監視部は全DTEの電源断検出
出力のANDをとりDTE電源断信号101を出力する
が、若し、重要度が低くバックアップを必要としないD
TEがあれば、このDTEについてはAND入力しない
でおけば不必要なバックアップの切換を防止することが
できる。また、本実施例は多重化装置の例を示したが、
バックアップ回線を必要とする非多重化装置の場合でも
本発明を適用することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、DTE側
の電源断を確実に検出し、この検出出力でバックアップ
回線への切替動作を禁止しているので、DTE側が電源
断で休止状態の時にはバックアップ回線への切替えは行
なわず、従って無駄なバックアップ回線の使用料は発生
せずに経済的であるという効果がある。
【0021】また、本発明はデータ信号のインタフェー
ス信号のみでなくデータ信号自体のHLDCなどからも
DTE電源断を検出しているので、多重分離化装置とD
TEとの間に無停電またはリモート電源切断装置が接続
された場合でも確実なDTE電源断を検出できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】多重化装置のシステム構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1,1a,1b 多重化装置 2a,2b DTE(端末装置) 3 ホストコンピュータ 4 交換機 5 専用回線 6 ISDN回線 11a,11b DTEインタフェース部 12 多重分離化部 13 切替部 14 専用回線インタフェース部 15 ISDN回線インタフェース部 16 ISDNプロトコル部 18 制御部 19 DTEインタフェース監視部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のDTE(端末装置)からのデータ
    信号を多重化して専用回線あるいはこの専用回線をバッ
    クアップする交換回線の何れかの伝送路へ多重化信号を
    送信すると同時に前記伝送路からの多重化信号を受信し
    複数の前記DTEへのデータ信号に分離する多重化装置
    の回線バックアップ方式において、前記専用回線の品質
    を測定し回線故障を検出する専用回線品質測定手段と、
    各前記データ信号を監視することにより各前記DTEの
    電源断を検出するDTE監視手段と、前記専用回線品質
    測定手段からの出力信号を入力した時に前記交換回線の
    接続処理を命令する接続要求信号を出力しこの接続の完
    了を通知する応答信号を入力した時に前記伝送路の切替
    要求信号を出力するが前記DTE監視手段から出力信号
    を入力した時は前記接続要求信号と前記切替要求信号と
    は出力しない制御手段と、前記接続要求信号を入力する
    ことにより前記交換回線の接続プロトコールを実行し接
    続が完了した時は前記応答信号を出力する交換回線プロ
    トコール手段と、前記切替要求信号により前記多重化信
    号の伝送路を前記専用回線から前記交換回線へ切替えあ
    るいは切戻しを実行する切替手段とを備えることを特徴
    とする多重化装置の回線バックアップ方式。
  2. 【請求項2】 前記DTE監視手段は各前記DTEとの
    インタフェースにおける各前記データ信号を監視しこの
    DTEインタフェース方式がCCITT勧告V.24/
    V.35の場合はRS信号とCD信号またCCITT勧
    告X.20/X.21の場合はC信号とI信号とがそれ
    ぞれ所定の時間内でオフの状態を継続した時、あるいは
    各前記データ信号の伝送制御手順がHLDC(ハイレベ
    ルデータリンク制御手順)の場合はフラグシーケンスあ
    るいはBSC(基本形データ伝送制御手順)の場合はS
    YN信号がそれぞれ所定の時間内で未検出の状態を継続
    した時、あるいは各前記データ信号の極性が所定の時間
    内で変化しない時はいづれも対応するDTEは電源断の
    休止状態と判断することを特徴とする請求項1記載の多
    重化装置の回線バックアップ方式。
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