JP2718543B2 - 従属同期方式 - Google Patents

従属同期方式

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JP2718543B2 JP1126630A JP12663089A JP2718543B2 JP 2718543 B2 JP2718543 B2 JP 2718543B2 JP 1126630 A JP1126630 A JP 1126630A JP 12663089 A JP12663089 A JP 12663089A JP 2718543 B2 JP2718543 B2 JP 2718543B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は従属同期方式、より具体的にはデジタル交換
機における従属クロック同期方式に関する。
(従来の技術) 周知のようにデジタル通信などでは、受信側で誤りな
く信号を抽出するために、送信側と受信側のクロック周
波数の同期が必要である。デジタル交換機に適用される
このような同期方式として、たとえば従属同期方式があ
る。この方式ではデジタル交換機は、接続されているデ
ジタル網からの同期クロックに同期して動作する。具体
的には、デジタル交換機は、たとえば同期多重化装置
(MUX)を介してデジタル網の伝送路に接続され、同期
多重化装置により抽出されたこの網からの同期クロック
を、網同期装置(DCS)を介して受信することで同期運
転を行なっている。
網同期装置は網同期クロックを正常に保つために配設
されている装置である。すなわち網同期装置は、複数の
同期多重化装置より同期クロックを入力し、この中から
正常なクロックの1つを選択してデジタル交換機に供給
する。網同期装置は、たとえば伝送路の障害などで、選
択したクロックの異常を検出すると、他の正常なクロッ
クと切り替えることでデジタル交換機に供給するクロッ
クを常に正常に保っている。網同期装置はまた、自走機
能としてクロック源を有し、たとえば全伝送路障害の発
生を認識すると、このクロック源の同期クロックをデジ
タル交換機に供給する。
また、同期クロックを供給している網同期装置とデジ
タル交換機間のケーブルが、たとえばケーブル断線など
の障害により異常となった場合、デジタル交換機は内蔵
している自走クロック源に切り替えることにより独立運
用を行なう。
(発明が解決しようとする課題) しかしながらこのような従来技術では、網同期を正常
に保つために網同期装置を設置しなければならず、その
システムが大きくなるという欠点がある。また、網同期
装置は、網同期クロックを受信するデジタル伝送路がす
べて障害になると、その自走機能により、網同期クロッ
クから自走クロックに切り替えて同期クロックをデジタ
ル交換機に供給する。しかしながらデジタル交換機で
は、網に同期したクロックなのか、網同期装置の自走ク
ロックなのかが判断できないため、デジタル伝送路の障
害を認識できないという問題点もあった。
本発明はこのような従来技術の欠点を解消し、網同期
装置を不要とすることによりシステムを簡素化するとと
もに、デジタル交換機側でのデジタル伝送路の障害検知
を可能とする従属同期方式を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本発明は上述の課題を解決するために、網同期クロッ
クを発生する主クロック源を有するデジタル網と、デジ
タル伝送路を介しデジタル網に接続され、デジタル伝送
路から網同期クロックを抽出する同期多重化装置と、複
数の同期多重化装置を介しデジタル伝送路に接続され、
同期多重化装置で抽出された網同期クロックを受信する
ことにより、データ通信を行なうデジタル交換機とを有
する通信システムにおける従属同期方式において、複数
の同期多重化装置はそれぞれ、網同期クロックを送る第
1の信号線と、伝送路の障害情報を送る第2の信号線に
よりデータ交換機に接続され、デジタル交換機は、第2
の信号線により送られてくる障害情報に基づいて、第1
の信号線より送られてくる網同期クロックの中から正常
系クロックを選択し、選択した網同期クロックをデータ
通信における同期クロックとする。
(作 用) 本発明によれば、デジタル交換機とデジタル網との間
の複数のデジタル伝送路にそれぞれ配設された同期多重
化装置は、デジタル伝送路から抽出した同期クロックを
デジタル交換機に供給する。同期多重化装置は、同期ク
ロックの異常を検出すると、同期クロックを自走クロッ
クに切り替えるとともに、その障害通知をデジタル交換
機に出力する。デジタル交換機は、障害通知を受信する
と、この障害通知に該当している網同期クロックを選択
している場合には、他の信号線1より受信した網同期ク
ロックを選択して出力する。
(実施例) 次に添付図面を参照して本発明による従属同期方式の
実施例を詳細に説明する。
第1図を参照すると、本発明による従属同期方式の一
実施例を示すデータ通信システムの中継方式図が示され
ている。デジタル網2は、たとえばデジタル信号を交換
する交換機とデジタル信号を伝送す伝送網により構成さ
れている通信網であり、網同期クロック源である主クロ
ック源1を有する。デジタル網2は、たとえば1.5Mbit/
sの伝送速度でデジタル信号を伝送するデジタル伝送路2
00−0〜200−nを介し、同期多重化装置3−0〜3−
nに接続されている。
同期多重化装置3は、デジタル伝送路200の障害検出
機能を備えた、たとえば高速デジタル回線用のマルチメ
ディア同期多重化装置であり、音声、データ、イメージ
または画像などのメディアを効率よく伝送する多重化装
置である。多重化装置3−0〜3−nは、それぞれデジ
タル伝送路300−0〜300−nを介しデジタル交換機5に
接続され、伝送メディアに応じた伝送速度に変換して交
換機5とのデータ伝送を行なう。
同期多重化装置3は、同期クロック抽出部30、自走ク
ロック源32および切替スイッチ34を有する。クロック抽
出部30は、その入力側がデジタル伝送路200に接続さ
れ、これより送られてくる情報の中から主クロック源1
の網同期クロック1を抽出する回路である。抽出部30
は、その出力側がスイッチ34の一方の入力端子に接続さ
れ、抽出した網同期クロック1をこれに出力する。
スイッチ34は、その他方の入力端子が自走クロック源
32に接続され、その出力端子がクロック供給線301を介
しデジタル交換機5に接続されている。スイッチ34は、
クロック抽出部30または自走クロック源32のいずれかの
クロックを同期クロックとして交換機5に送る切替スイ
ッチである。すなわちスイッチ34は、通常、クロック抽
出部30側に接続され、抽出した網同期クロック1をデジ
タル交換機5に送る。また、同装置3が接続されている
デジタル伝送路200の障害を検出すると、この装置3の
制御部(図示せず)の制御により、スイッチ34はクロッ
ク源32側に切り替えられ、網同期クロック1の代わりに
自走クロック32を交換機5に送る。
同期多重化装置3はまた、障害情報線302を介しデジ
タル交換機5に接続されている。多重化装置3は、伝送
路200に障害が発生したとき、スイッチ34の切り替えを
行なうとともに、この情報線302により交換機5に障害
情報通知を行なう。
デジタル交換機5は、信号線(300−0〜300−n,301
−0〜301−n,302−0〜302−n)を介し同期多重化装
置3−0〜3−nに接続されている。交換機5は、障害
監視部50、正常系クロック選択部52、自走クロック源54
および切替スイッチ56を有する。
障害監視部50は、交換機5と接続されている同期多重
化装置3のそれぞれの障害情報線302−0〜302−nに接
続されている。監視部50は、これら情報線302から送ら
れてきる障害通知302を基に障害判定を行ない、その障
害監視結果100をクロック選択部52に送ることで、クロ
ック供給線301の選択指示を行なう。監視部50はまた、
クロック供給線301−0〜301−nにも接続されている。
監視部50は、この供給線301からの同期クロックを監視
することにより、クロック供給線301の伝送路障害の検
出も行なっている。すなわち監視部50は、監視情報線30
2にて障害通知を受けていない場合でも、対応するクロ
ック供給線301に異常が認められる場合には、障害判定
の監視結果100を選択部52に送る。
正常系クロック選択部52は、クロック供給線301−0
〜301−nに接続され、障害監視結果100をもとに、これ
より送られてきた同期クロックの中から正常系クロック
を選択してこれを出力する選択回路である。クロック選
択部52は、選択した正常系クロック102を切替スイッチ5
6の一方の入力端子に出力する。
スイッチ56は、他方の入力端子が自走クロック源54に
接続されている。スイッチ56は、これら入力端子のいず
れかより入力した同期クロックを、交換機5の内部に送
る切替スイッチである。すなわちスイッチ56は、通常、
クロック供給線301側に接続され、網同期クロック1が
すべて異常になったことを障害監視部50が判断した場合
に、クロック源54側にその接点を切り替える。この切替
処理により、交換機5の内部には常に同期クロックが供
給される。
たとえば、クロック供給線301−0を通して、交換機
5に供給されている多重化装置3−0からの網同期クロ
ック1を、クロック選択部52が選択しているとする。こ
のときに、デジタル伝送路200−0の障害を多重化装置
3−0が検出すると、この装置3−0は、スイッチ34−
0をクロック抽出部30−0から自走クロック32−0に切
り替えるとともに、障害情報線302−0を介して交換機
5の障害監視部50に障害通知を送る。
障害監視部50は、多重化装置3−0から障害通知を受
けると、制御線100を介し正常系クロック選択部52に、
網同期クロック1の切替処理を指示する。選択部52は、
この指示を受けると、クロック供給線301−0から正常
な網同期クロック1を供給している、たとえば供給線30
1−1に切り替えることで、常に網の主クロック源1に
従属したシステムの同期化を行なう。
また、複数のデジタル伝送路200−0〜200−nがすべ
て障害となったことを障害監視部50が検出すると、クロ
ック選択部52が複数の同期多重化装置3−0〜3−nの
自走クロック源32−0〜32−nのいずれかを選択し、交
換機5をこれに同期することによりシステムを運用す
る。
さらに、クロック供給源301−0〜301−nのいずれか
が、たとえばケーブル断線などの障害により異常となっ
た場合にも、障害監視部50がこの異常検出を行なう。も
し、このときクロック選択部52が、異常検出されたクロ
ック供給線301からのクロック32を選択していれば、障
害監視部50は別の正常系クロック32に切り替えるようク
ロック選択部52に指示する。また、障害監視部52がクロ
ック供給源301−0〜301−nがすべて異常となったこと
を検出した場合には、デジタル交換機5はスイッチ56に
より自走クロック源54に切り替えて交換機5自体の独立
運用を行なう。
第2図には、本発明による従属同期方式の他の実施例
による中継方式図が示されている。同図において、第1
図に示す構成要素と同様の要素は同じ参照符号で示され
ている。同実施例では、同期多重化装置4に自走クロッ
ク32が配設されていない点が前述の実施例と異なる。
すなわち、同実施例の場合には同期多重化装置4がデ
ジタル伝送路200の障害を検出すると、障害通知線302を
介し障害監視部50に障害通知を行なう。監視部50は、こ
の通知302を受けると、スイッチ56を自走クロック54側
に切り替える。次に障害監視部50は、制御線100を介し
クロック選択部52を制御し、正常な網同期クロック1を
出力している同期多重化装置4を選択させる。選択部52
が正常な網同期クロック1を選択した後、スイッチ56を
クロック選択部52側に切り替え、網同期クロック1を交
換機5の内部に送る。網同期クロック1がすべて障害と
なった場合には、前述の実施例と同様にクロック54によ
り、交換機5自体の独立運用を行なう。
(発明の効果) このように本発明によれば、デジタル伝送路単位での
障害情報をもとに、デジタル交換機自体が正常系クロッ
クを選択して従属同期を行なうようにしたので、従来必
要とされていた網同期装置を設置する必要がなくなっ
た。また、同期多重化装置とデジタル交換機間には、デ
ジタル伝送路の方路単位で障害通知ルートが設定され
る。このためデジタル交換機は、方路単位でデジタル伝
送路の障害を知ることができる。したがって、従来網同
期装置を必要としない単一デジタル伝送路を、単一の同
期多重化装置を介してデジタル交換機に接続するような
システムも含めて、デジタル交換機は、障害となったデ
ジタル伝送路に対する該当チャネルの閉塞処理などを行
なうことが可能となる。
さらにデジタル交換機は、同期多重化装置からの別線
ルートで障害を検出した場合にはデジタル伝送路の障害
であると、また同期多重化装置から供給されているクロ
ックの異常を検出した場合はこの間の障害でありデジタ
ル伝送路の障害でないと判断できる。したがってデジタ
ル交換機は、同期多重化装置からデジタル交換機への別
線での障害通知の場合のみ、該当チャネルの閉塞処理を
行なえるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による従属同期方式の実施例を示す中継
方式図、 第2図は、本発明による従属同期方式の他の実施例を示
す中継方式図である。 主要部分の符号の説明 1……主クロック源 2……デジタル網 3、4……同期多重化装置 5……デジタル交換機 30……クロック抽出部 32,54……自走クロック源 34,56……切替スイッチ 50……障害監視部 52……正常系クロック選択部 200……デジタル伝送路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】網同期クロックを発生する主クロック源を
    有するデジタル網と、 デジタル伝送路を介し該デジタル網に接続され、該デジ
    タル伝送路から前記網同期クロックを抽出する同期多重
    化装置と、 複数の該同期多重化装置を介し前記デジタル伝送路に接
    続され、該同期多重化装置で抽出された網同期クロック
    を受信することにより、データ通信を行なうデジタル交
    換機とを有する通信システムにおける従属同期方式にお
    いて、 前記複数の同期多重化装置はそれぞれ、前記網同期クロ
    ックを送る第1の信号線と、前記伝送路の障害情報を送
    る第2の信号線により前記デジタル交換機に接続され、 該デジタル交換機は、複数の第1の信号線に接続され、
    該複数の第1の信号線の中から選択した第1の信号線に
    より送られてきた前記網同期クロックを出力するクロッ
    ク選択手段と、 複数の第2の信号線に接続され、第2の信号線により送
    られてきた障害情報により、前記クロック選択手段に第
    1の信号線の選択指示を行なう障害監視手段とを有し、 前記クロック選択手段により選択された網同期クロック
    をデータ通信における同期クロックとすることを特徴と
    する従属同期方式。
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