JP2973871B2 - クロック選択回路 - Google Patents

クロック選択回路

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JP2973871B2 JP7146661A JP14666195A JP2973871B2 JP 2973871 B2 JP2973871 B2 JP 2973871B2 JP 7146661 A JP7146661 A JP 7146661A JP 14666195 A JP14666195 A JP 14666195A JP 2973871 B2 JP2973871 B2 JP 2973871B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サービス総合ディジタ
ル網の伝送装置におけるクロック供給システムに係わ
り、詳しくは複数のインタフェース盤により各伝送路か
ら抽出した抽出クロックを1つだけ選択し、そのクロッ
クにより装置全体を同期可能とするクロック供給システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のクロック供給システム
は、サービス総合ディジタル網(ISDN)における伝
送装置全体を同期させるために使用されていた。このク
ロック供給システムは、複数のインタフェース盤により
伝送路から抽出した抽出クロックのうちの1つだけを選
択するものであり、この選択されたクロックを使用する
ことにより装置全体を同期させることが可能である。
【0003】図2は、従来のクロック供給システムを示
すブロック図である。この図では、ISDNの伝送装置
のクロック供給は次のように行われていた。すなわち、
インタフェース盤1111 ,1112 ,1113 ,11
4 は、各伝送路からクロックを抽出する。各インタフ
ェース盤1111 ,1112 ,1113 ,1114 から
送出されたクロックは、クロック盤112に送られる。
クロック盤112では、複数のインタフェース盤111
1 ,1112 ,1113 ,1114 から送られてきたク
ロックを受信する。クロック盤112の内部に設けたク
ロック選択回路113は、各クロックの内の一つを選択
する。選択されたクロックは、装置全体を同期させるも
のとして、装置内の各インターフェース盤1111 ,1
112 ,1113 ,1114 に送出される。
【0004】なお、複数のクロックを取り込み、これら
の内から一つを選択するようにした上述のクロック供給
システム等に類似する構成としては、特開平5−235
815号公報、特開平5−227177号公報、特開平
3−36832号公報等に記載された技術を挙げること
ができる。
【0005】また、複数のクロックを取り込み、これら
の内から一つを選択するためにクロック選択順位によっ
て選択するようにしたクロック供給システムとしては、
特開平3−188723号公報、特開平3−89736
号公報に記載された技術を挙げることができる。
【0006】さらに、主局からの基準クロックが断にな
っても実用的な同期状態を長時間維持できるようにした
クロック供給システムとしては、特開平5−30092
号公報に記載された技術を挙げることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のクロック供給システムや、特開平5−235815
号公報等に記載されたクロック供給システムによれば、
選択するクロックの数を増やそうとするとインタフェー
ス盤とクロック盤の間にクロックの通った信号線を増設
しなければならず、クロック信号が集中することによっ
てコネクタのピンが不足する等の問題や、クロックの信
号にクロストークが発生するなどの問題があった。
【0008】また、各従来装置では、複数のインターフ
ェース盤が存在する場合で、一番優先度の高いインター
フェース盤に障害が発生し、二番目に優先度の高いイン
ターフェース盤に切り替わった後に、一番優先度の高い
インターフェース盤が復旧したとき、その復旧した一番
優先度の高いインターフェース盤に切り替わり、クロッ
クの瞬断が発生し、回線の断を引き起こすなどの問題が
あった。
【0009】また、各従来装置では、復旧したインター
フェース盤に切り替わらない回路も存在するが、回路が
複雑になり規模が大きくなるなどの問題があった。
【0010】さらに、特開平3−188723号公報、
特開平3−89736号公報に記載された従来装置によ
っても、上述したと同様にコネクタ等のピンが不足する
ことや、クロストークが発生する等の問題があった。ま
た、この従来装置では、所定の順序でクロックを選択す
ることができるが、その順序を決める回路が複雑である
という欠点があった。
【0011】加えて、特開平5−30092号公報に記
載された従来装置にあっては、主局からの基準クロック
が断になっても実用的な同期状態を長時間維持できる
が、そのために必要な回路構成が複雑であるという欠点
があった。
【0012】そこで、本発明の目的は、このような従来
装置の問題点を除去し、コンパクトで安定したクロック
供給システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、装置全体の同期をとるために使用されるクロック盤
と、伝送路中を伝達される多重化信号を取り込みこの多
重化信号からクロックを抽出し、かつクロック盤に供給
されているクロックの断を検出したときに、所定の設定
時間を持つタイマに起動をかけ、設定時間経過後に抽出
クロックを送出できるようにしたインターフェース盤と
を備え、インターフェース盤は複数設置されていて、か
つ各インターフェース盤の設定時間に優先度を付したこ
とを特徴とする。
【0014】請求項1記載の発明によれば、優先度が高
いインターフェース盤に障害が起こり、復旧した後でも
現用のクロックはそのままで、切り替わることなく運用
するため、回線の瞬断が発生しない。これにより、必要
以上の切り替えが起こらないようにすることができ、結
果的に安定したシステムが構築できる。
【0015】請求項2の発明では、インターフェース盤
は、受信する多重化信号よりクロックを抽出するクロッ
ク抽出回路と、断信号に応じて、クロック抽出回路から
のクロックをクロック盤に出力しまたは出力しないよう
にするクロック選択回路と、クロック選択回路から出力
されたクロックの断を検出して起動信号を出力するとと
もに、タイムアップ信号の受信により断信号をクロック
選択回路に与える断検出回路と、断検出回路から起動信
号により一定時間を計数し、所定の設定時間に達したと
きにタイムアップ信号を出力するタイマ回路とを備えた
ことを特徴とする。
【0016】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
クロック供給システムで、各インターフェース盤の出力
は共通接続されてクロック盤の入力に接続されているこ
とを特徴とする。
【0017】請求項4記載の発明では、請求項2記載の
クロック供給システムで、各インターフェース盤の出力
は、1本の信号線によってクロック盤の入力に接続され
ていることを特徴とする。
【0018】請求項5記載の発明では、装置全体の同期
をとるために使用されるクロック盤と、受信する多重化
信号よりクロックを抽出するクロック抽出回路、断信号
に応じて、クロック抽出回路からのクロックをクロック
盤に出力しまたは出力しないようにするクロック選択回
路、クロック選択回路から出力されたクロックの断を検
出して起動信号を出力するとともに、タイムアップ信号
の受信により断信号をクロック選択回路に与える断検出
回路、断検出回路から起動信号により一定時間を計数
し、所定の設定時間に達したときにタイムアップ信号を
出力するタイマ回路を備えたインターフェース盤とを有
し、インターフェース盤は複数設置されていて、かつ各
インターフェース盤のタイマ回路の設定時間を優先度の
高いものほど短く設定し、かつ各インターフェース盤の
クロックは共通接続されて一本の線路を介してクロック
盤に与えられるようにしことを特徴とする。
【0019】請求項5記載の発明によれば、複数のイン
タフェース盤が存在しても伝送路からの抽出クロックを
インタフェース盤から1本の信号線でクロック盤に送出
している。したがって、クロックのクロストークが発生
しなくなる。
【0020】また、請求項5記載の発明によれば、イン
タフェース盤の数が増えても接続するケーブルの数が増
えないのでコンパクトな構造にすることができる。
【0021】また、請求項5記載の発明によれば、優先
度が高いインターフェース盤に障害が起こり、復旧した
後でも現用のクロックはそのままで、切り替わることな
く運用するため回線の瞬断が発生しない。これにより、
必要以上の切り替えが起こらないようにすることがで
き、結果的に安定したシステムが構築できる。
【0022】以下実施例につき本発明を詳細に説明す
る。
【0023】
【実施例】図1は本発明に係るクロック供給システムの
実施例を示すブロック図である。
【0024】この図において、クロック供給システムで
は、多重化信号からクロックを抽出する4枚のインター
フェース盤111 ,112 ,113 ,114 と、これら
インターフェース盤111 ,112 ,113 ,114
一つから送出されたクロックを一本の信号線路Lを介し
て取り込むクロック盤12とを備えている。クロック盤
12は、装置全体の同期をとるために使用される。
【0025】インターフェース盤111 ,112 ,11
3 ,114 は、基本的に、同一構成をしているので、イ
ンターフェース盤111 のみの構成を説明し、他のイン
ターフェース盤112 ,113 ,114 には、同一の符
号に各盤の添字を付して説明を省略する。
【0026】インターフェース盤111 は、クロック抽
出回路131 、クロック選択回路141 、クロック断検
出回路151 、およびタイマ回路161 を備えている。
ここで、クロック抽出回路131 は、伝送路の多重化信
号からクロックを抽出する回路である。クロック抽出回
路131 の出力はクロック選択回路141 に接続されて
おり、クロック抽出回路131 で抽出されたクロックを
クロック選択回路14 1 に供給できるようになってい
る。クロック選択回路141 は、クロック断検出回路1
1 から断信号を受信すると、クロックを信号線路Lを
介してクロック盤12に送出するようになっている。ク
ロック断検出回路151 は、クロック盤12に送出され
ている(信号線路Lに伝送されている)クロックを監視
できるようになっている。クロック断検出回路15
1 は、タイマ回路161 にアラーム通知(起動信号を与
えることが)できるようになっている。タイマ回路16
1 は、所定の時間が経過したときに、タイムアップ信号
をクロック断検出回路151 に通知するようになってい
る。クロック断検出回路151 は、タイマ回路161
らのタイムアップ信号を得たときに、クロック選択回路
141 に断信号を供給できるようになっている。
【0027】このようなシステムにおいて、クロック抽
出回路131 〜134 は、各伝送路の多重化信号からク
ロックをそれぞれ抽出する。クロック抽出回路131
13 4 で抽出されたクロックはクロック選択回路141
〜144 に供給できる。
【0028】運転始めの当初は、クロックが信号線路L
にないので、クロック断検出回路151 〜154 が一斉
にアラーム信号(起動信号)をタイマ回路161 〜16
4 に出すが、インターフェース盤111 が一番優先度が
高いとすると、タイマ回路161 からクロック断検出回
路151 がタイムアップ信号を受信する。そこで、クロ
ック断検出回路151 は、断信号をクロック選択回路1
1 に出力する。したがって、クロック抽出回路13か
らのクロックは、クロック選択回路141 から信号線路
Lを介してクロック盤12に送出する。なお、インター
フェース盤11 2 ,113 ,114 では、クロック断検
出回路15から断信号が入力されていないので、各クロ
ック選択回路142 ,143 ,144 はクロックを出力
しない。
【0029】ここで、クロック断検出回路152 〜15
4 は、クロック盤12に送出されているクロックを監視
している。クロック断検出回路152 〜154 は、監視
しているクロックかなくなると、タイマ回路162 〜1
4 にアラーム通知する。ここで、インターフェース盤
112 が次に優先度が高いものとすると、タイマ回路1
2 は、所定の設定時間が経過したときに、タイムアッ
プ信号をクロック断検出回路152 に通知する。クロッ
ク断検出回路152 は、タイマ回路162 からのタイム
アップ信号を得たときに、クロック選択回路142 に断
信号を送出する。
【0030】なお、タイマ回路161 ,162 ,1
3 ,164 には、予め優先順位をつけておき優先順位
の高いものほど設定時間を短く設定されており、優先順
位が低くなるにつれて設定時間を長く設定されている。
【0031】次に、この実施例の動作を説明する。イン
ターフェース盤111 ,112 ,113 ,114 の優先
順位は、添字の数の小さいものが高いものとする(イン
ターフェース盤111 のタイマ回路161 の設定時間を
一番短くなるようにし、以下インターフェース盤112
のタイマ回路162 、インターフェース盤113 のタイ
マ回路163 、インターフェース盤114 のタイマ回路
164 の順に長くなるように設定する。)。
【0032】また、 装置内に4枚のインターフェース
盤111 ,112 ,113 ,114が実装されていて、
全てのインターフェース盤111 ,112 ,113 ,1
4が正常に動作しているものとする。
【0033】最初は、優先度が1番高いインターフェー
ス盤111 がクロックを送出しているものとする。その
後、優先度が1番高いインターフェース盤111 のクロ
ックが何らかの原因で断になったとすると、2番目以降
のインターフェース盤112,113 ,114 のクロッ
ク断検出回路152 ,153 ,154 が一斉にクロック
断を検出して、タイマ回路162 ,163 ,164 を作
動させる。すると、タイマ回路162 が一番早くタイム
アップするので、そのタイマ回路162 からクロック選
択回路14に断信号を与える。これにより、インターフ
ェース盤112から、クロックが送出される。
【0034】3番目に優先度が高いインターフェース盤
113 は、1番優先度が高いインターフェース盤111
が断になっても、その後2番目に優先度が高いインター
フェース盤112 が断を検出しクロックを送出するの
で、断を検出せずクロックを送出することはない。
【0035】これは、3番目に優先度が高いインターフ
ェース盤113 のタイマ回路163の設定時間が、2番
目に優先度が高いインターフェース盤112 より長いた
め一番優先度の高いインターフェース盤111 からのク
ロックが断になっても2番目に優先度が高いインターフ
ェース盤112 がクロックの断を検出してクロックを送
出し、優先度が3番目のインターフェース盤113 がク
ロックの断を検出する時間に達しないからである。
【0036】4番目に優先度が高いインターフェース盤
114 も3番目に優先度が高いインターフェース盤11
3 と同様にクロック断を検出しないので、インターフェ
ース盤114 からクロックを送出することはない。
【0037】次に、前述の状態(インターフェース盤1
1 に断で、インターフェース盤112 がクロックを送
出し、インターフェース盤113 ,114 は正常に動作
している状態)で2番目に優先度の高いインターフェー
ス盤112 が断になった場合、3番目に優先度の高いイ
ンターフェース盤113 が動作しているインターフェー
ス盤113 ,114 の中で一番タイマ回路163 の設定
時間が短いために、一番早く断を検出しクロックを送出
する。
【0038】なお、クロックを送出しているときに、1
番目、2番目に優先度の高いインターフェース盤1
1 ,112 のいずれかが復旧しても、他のインターフ
ェース盤113 ,114 はクロックの断を検出しないの
でクロックを送出するインターフェース盤113 は3番
目に優先度の高いままである。
【0039】また、1番優先度の高いインターフェース
盤111 が断の後に復旧していて、2番目に優先度が高
いインターフェース盤112 が断のままで、3番目に優
先度が高いインターフェース盤113 がクロックを送出
していて、4番目に優先度が高いインターフェース盤1
4 が正常に動作している場合に、3番目に優先度の高
いインターフェース盤113 が断になると、1番優先度
の高いインターフェース盤111 が動作しているインタ
ーフェース盤111 ,114 の中でタイマ回路161
設定時間が一番短いため、いち早く断を検出してクロッ
クを送出するようになる。
【0040】この実施例では、クロックを送出している
例えばインターフェース盤111 でクロック断が発生し
た場合、他の動作しているインターフェース盤112
11 3 ,114 の中で一番優先順位の高いものが、この
場合インターフェース盤11 2 がクロックを送出するこ
とになる。以上説明したように本実施例では、複数のイ
ンターフェース盤111 ,112,113 ,114 が存
在しても伝送路からの抽出クロックをインターフェース
盤111 ,112 ,113 ,114 から1本の信号線で
クロック盤12に送出しているので、クロックのクロス
トークが発生しなくなる。
【0041】また、この実施例では、仮にインターフェ
ース盤11の数が増えても接続するケーブルの数が増え
ないので、装置規模をコンパクトで簡単な構造にするこ
とができる。
【0042】さらに、この実施例では、優先度が高いイ
ンターフェース盤11に障害が起こり、復旧した後でも
現用のクロックはそのままで、切り替わることなく運用
するため、クロックの瞬断が発生せず、回線の瞬断も発
生しない。これにより、必要以上の切り替えが起こらな
いようにすることができ、結果的に安定したシステムが
構築できる。
【0043】加えて、この実施例では、切換の順序を決
定するための回路規模が小さくてすむ。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、優先度が
高いインターフェース盤に障害が起こり、復旧した後で
も現用のクロックはそのままで、切り替わることなく運
用するため、回線の瞬断が発生しない。これにより、必
要以上の切り替えが起こらないようにすることができ、
結果的に安定したシステムが構築できる。
【0045】請求項2の発明によれば、タイマ回路によ
る効果的に切り換えができるため、切換の順序を決定す
るための回路規模が小さくてよく、かつ安価な部品で構
成できる。
【0046】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載のクロック供給システムで、各インターフェース盤の
出力は共通接続されてクロック盤の入力に接続されてい
るため、インターフェース盤の数が増えても接続するケ
ーブルの数が増えないので、装置規模をコンパクトで簡
単な構造にすることができる。
【0047】請求項4記載の発明によれば、請求項2記
載のクロック供給システムで、各インターフェース盤の
出力は、1本の信号線によってクロック盤の入力に接続
されているため、クロックのクロストークが発生しない
という利点がある。
【0048】請求項5記載の発明によれば、複数のイン
タフェース盤が存在しても伝送路からの抽出クロックを
インタフェース盤から1本の信号線でクロック盤に送出
しているので、クロックのクロストークが発生しなくな
る。また、請求項5記載の発明によれば、インタフェー
ス盤の数が増えても接続するケーブルの数が増えないの
でコンパクトな構造にすることができる。さらに、請求
項5記載の発明によれば、優先度が高いインターフェー
ス盤に障害が起こり、復旧した後でも現用のクロックは
そのままで、切り替わることなく運用するため回線の瞬
断が発生しない。したがって、必要以上の切り替えが起
こらないようにすることができ、結果的に安定したシス
テムが構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクロック供給システムの実施例を
示すブロック図である。
【図2】従来のクロック供給システムを示すブロック図
である。
【符号の説明】
11,111 ,112 ,113 ,114 インターフェ
ース盤 12 クロック盤 131 ,132 ,133 ,134 クロック抽出回路 141 ,142 ,143 ,144 クロック選択回路 151 ,152 ,153 ,154 クロック断検出回路 161 ,162 ,163 ,164 タイマ回路

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置全体の同期をとるために使用される
    クロック盤と、 伝送路中を伝達される多重化信号を取り込みこの多重化
    信号からクロックを抽出し、かつクロック盤に供給され
    ているクロックの断を検出したときに、所定の設定時間
    を持つタイマに起動をかけ、設定時間経過後に抽出クロ
    ックを送出できるようにしたインターフェース盤とを備
    え、 前記インターフェース盤は複数設置されていて、かつ各
    インターフェース盤の設定時間に優先度を付したことを
    特徴とするクロック供給システム。
  2. 【請求項2】 前記インターフェース盤は、受信する多
    重化信号よりクロックを抽出するクロック抽出回路と、 断信号に応じて、前記クロック抽出回路からのクロック
    をクロック盤に出力しまたは出力しないようにするクロ
    ック選択回路と、 前記クロック選択回路から出力されたクロックの断を検
    出して起動信号を出力するとともに、タイムアップ信号
    の受信により断信号を前記クロック選択回路に与える断
    検出回路と、 前記断検出回路から起動信号により一定時間を計数し、
    所定の設定時間に達したときにタイムアップ信号を出力
    するタイマ回路とを備えたことを特徴とする請求項1記
    載のクロック供給システム。
  3. 【請求項3】 前記各インターフェース盤の出力は共通
    接続されてクロック盤の入力に接続されていることを特
    徴とする請求項2記載のクロック供給システム。
  4. 【請求項4】 前記各インターフェース盤の出力は1本
    の信号線によってクロック盤の入力に接続されている
    とを特徴とする請求項2記載のクロック供給システム。
  5. 【請求項5】 装置全体の同期をとるために使用される
    クロック盤と、 受信する多重化信号よりクロックを抽出するクロック抽
    出回路、断信号に応じて、前記クロック抽出回路からの
    クロックをクロック盤に出力しまたは出力しないように
    するクロック選択回路、前記クロック選択回路から出力
    されたクロックの断を検出して起動信号を出力するとと
    もに、タイムアップ信号の受信により断信号を前記クロ
    ック選択回路に与える断検出回路、前記断検出回路から
    起動信号により一定時間を計数し、所定の設定時間に達
    したときにタイムアップ信号を出力するタイマ回路を備
    えたインターフェース盤とを有し、 前記インターフェース盤は複数設置されていて、かつ各
    インターフェース盤のタイマ回路の設定時間を優先度の
    高いものほど短く設定し、 かつ前記各インターフェース盤のクロックは共通接続さ
    れて一本の線路を介してクロック盤に与えられるように
    しことを特徴とするクロック供給システム。
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