JPH09289492A - 分岐型光通信装置 - Google Patents

分岐型光通信装置

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JPH09289492A
JPH09289492A JP9038023A JP3802397A JPH09289492A JP H09289492 A JPH09289492 A JP H09289492A JP 9038023 A JP9038023 A JP 9038023A JP 3802397 A JP3802397 A JP 3802397A JP H09289492 A JPH09289492 A JP H09289492A
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JP
Japan
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optical transmission
signal
transmission line
optical
terminal
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Application number
JP9038023A
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Inventor
Tetsuya Kugisaki
哲也 釘崎
Tomohiro Arasawa
知宏 荒沢
Sumio Kachi
純夫 可知
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置のコスト低減と、端局や端末を増設した
場合のシステム更新を不要にする。 【解決手段】 伝送親局2に、下り用光伝送路3の始端
に入力される多重信号の途中停波をその終端側にて監視
する多重信号監視機能と、多重信号途中停波時に、伝送
親局2の多重信号を下り用光伝送路3の終端からも入力
させる多重信号補助入力機能と、上り用光伝送路8の始
端又は終端に多重信号と同期したパターン信号を入力す
るパターン信号入力機能と、パターン信号の途中停波を
上り用光伝送路8の終端又は始端側にて監視するパター
ン信号監視機能と、上り用光伝送路8の両端において受
信されるパケット信号の片側受信と両側論理和受信とを
切り替え可能なパケット信号受信手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は親局側の信号が分岐
されて多数の端末に伝送され、これら端末からの信号が
前記親局に集められて伝送されるようにした分岐型光通
信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】分岐型光通信装置には従来より各種構成
のものがあり、その一つとして15に示す分岐型光通
信装置があった。これは、監視システム親局と呼ばれる
親局(以後、監視システム親局と記す)Aから出力され
る個々の信号を、伝送親局と呼ばれる親局(以後、伝送
親局と記す)Bで時分割多重して下り用光伝送路Cに伝
送し、この下り用光伝送路Cに伝送される多重信号を同
伝送路Cに分岐接続された下り分岐用光伝送路Dに伝送
し、同分岐線光伝送路Dに伝送される多重信号を端局E
にて受信可能とするものであり、一方、端局Eから出力
される信号は上り結合用光伝送路Fに伝送し、同分岐線
光伝送路Fに伝送される信号を前記伝送親局Bに接続さ
れる上り用光伝送路Gに合流して伝送し、この上り用光
伝送路Gに伝送される信号を伝送親局Bにおいて受信可
能とし、さらに伝送親局Bにて受信した信号を監視シス
テム親局Aに伝送するものである。
【0003】前記図15のシステムは下り用光伝送路C
や上り用光伝送路Gの故障に備えて、両光伝送路C、G
に夫々予備の光伝送路H、Iを併設してあり、また伝送
親局B及び端局Eの夫々に予備の光伝送路H、Iを通じ
て通信を可能とするための通信回路を設けてあり、前記
光伝送路C、Gの何れか一方又は双方がダウンしても予
備の光伝送路H、Iを通じて引き続き通信可能となって
いる。
【0004】また、同様の分岐型光通信装置として図1
6に示すものもあり、これは図15の光通信装置におい
て予備の光伝送路H、Iを併設する代わりに光伝送路
C、Gの終端を伝送親局Bにループバックしてあり、光
伝送路C、Gが断線などして通信障害を起こしても、障
害箇所より先方側についてはループバックされている部
分の光伝送路C、Gを用いて伝送親局Bと端局E間で通
信ができるようにしてある。このシステムにおいては、
光伝送路C、Gの伝送路障害を自動検知してループバッ
ク回線に切り替わるようにするため、伝送親局Bと端局
E間に伝送路障害を検出する監視制御機能を設けてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図15の分岐型光通信
装置では、通信障害を回避するために上下双方の光伝送
路C、Gを二重化しているため、光伝送路や、光分岐
器、端局における送受信回路、が夫々二倍必要になり、
通信装置がコスト高になるという問題があった。
【0006】図16の分岐型光通信装置では、光伝送路
C、Gの障害を自動監視すべく伝送親局Bと端局E間に
監視制御機能を設ける場合、個々の端局Eに監視機能を
付加する必要があり、また障害時にも通信を可能とする
光伝送路C、Gとは別の専用通信チャンネルも必要とな
り、大幅なコスト低減が難しかった。また、端局Eが故
障するとシステムが機能しなくなる恐れがあるとか、端
末Fで光伝送路C、Gの選択ができないため、端末Fが
増設される毎にシステムを更新する必要がある、等の問
題もあった。
【0007】本発明の目的は、通信障害発生前後におい
ても連続データの伝送が可能であり、且つ伝送路障害が
発生してもこれを自動認識して伝送方向を切替えて復旧
させる伝送障害回避機能を有する分岐型光通信装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の分岐型光通信装置は図1〜5、図8〜13に示すよ
うに、2以上の親局1からの信号を時分割多重した伝送
親局2からの多重信号を、同伝送親局2にループバック
接続された下り用光伝送路3の始端、終端のどちらから
入射しても、同下り用光伝送路3に分岐接続された下り
分岐用光伝送路4の端局5及びそれに接続された端末6
にて受信可能であり、一方、端末6から出力されて端局
5にてパケット化されたパケット信号を、上り結合用光
伝送路7を介して伝送親局2にループバック接続された
上り用光伝送路8の始端及び終端において受信可能な分
岐型光通信装置であって、前記伝送親局2に、下り用光
伝送路3の始端に入力される多重信号の途中停波をその
終端側にて監視する多重信号監視機能と、前記多重信号
の途中停波が検出された場合に、伝送親局2の多重信号
を下り用光伝送路3の終端からも入力させる多重信号補
助入力機能と、上り用光伝送路8の始端又は終端に前記
多重信号と同期したパターン信号を入力するパターン信
号入力機能と、パターン信号の途中停波を上り用光伝送
路8の終端又は始端側にて監視するパターン信号監視機
能と、上り用光伝送路8の両端において受信されるパケ
ット信号の片側受信と両側論理和受信とを切り替えるパ
ケット信号受信手段とを備えてなるものである。
【0009】本発明のうち請求項2記載の分岐型光通信
装置は図7、図14に示すように、下り用光伝送路3に
伝送される信号光を下り分岐用光伝送路4に分岐する光
分岐回路、上り結合用光伝送路7に伝送される信号光を
上り用光伝送路8に結合する光結合回路が、夫々、2:
2光分岐器10と1:2光分岐器11とから構成される
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態1】本発明の分岐型光通信装置の第
1の実施形態を図1〜7に基づいて説明する。この分
岐型光通信装置は、複数の監視システム親局1と、これ
ら監視システム親局1を一つに取りまとめる役割の伝送
親局2と、伝送親局2にループバック接続された2本の
光伝送路3、8と、光伝送路3、8の途中に分岐接続さ
れた複数本の光伝送路4、7と、これら光伝送路4、7
に接続された複数の端局5及びその端末6とからなる。
【0011】この分岐型光通信装置において監視システ
ム親局1は、端局5の端末6に対する各種の制御信号を
出力し、端末6に各種処理の実行をさせる。一方、前記
制御信号により呼び出しを受けた端末6が応答信号を出
力すると、同応答信号が監視システム親局1にて受信さ
れる。この監視システム親局1と端末6間の通信は、伝
送親局2、光伝送路3、8及び4、7、端局5を介して
行なわれる。以下にこの通信の詳細を説明する。
【0012】図1の監視システム親局1から出力される
制御信号は伝送親局2に入力される。この伝送親局2
は、入力される制御信号をインターフェース回路18に
おいて多重化し、この多重信号を通信処理回路19を通
じ、光送信機Tで光の多重信号に変換する。この多重信
号は図2〜図5に示す伝送親局2の第1、第3のスイッ
チ回路20、22に入力され、同スイッチ回路20、2
2をへて下り用光伝送路3に入力されるようになってい
る。この場合、通常は第1のスイッチ回路20のみが閉
じられ、多重信号は下り用光伝送路3の始端Aから入力
されるようになっている。しかし後の動作例で説明する
ように、第3のスイッチ回路22も閉じられることがあ
り、このとき多重信号は下り用光伝送路3の始端A(図
1)及び終端B(図1)の双方から入力される。即ち、
伝送親局2の多重信号を下り用光伝送路3の終端Bから
も入力させる多重信号補助入力機能を備えている。
【0013】下り用光伝送路3に伝送される多重信号
は、図7に示す2:2光分岐器10と1:2光分岐器1
1とから構成される光分岐回路により下り分岐用光伝送
路4に分岐される。この場合、下り用光伝送路3を下り
方向に伝送される多重信号も、逆方向に伝送される多重
信号も共に下り分岐用光伝送路4に分岐出力され、伝送
される。これは前記2:2光分岐器10が、下り用光伝
送路3に伝送される2方向からの双方の多重信号を夫々
に分岐して出力し、1:2光分岐器11が2:2光分岐
器10の分岐出力を結合して出力できるためである。
【0014】下り分岐用光伝送路4に伝送される多重信
号は端局5に入力され受信される。端局5では多重信号
を光受信機Rで受信し、適宜処理して、例えば多重化さ
れた制御信号の中から必要のある制御信号を端末6に出
力する。端末6は入力される制御信号に基づいて各種処
理を行ない、この処理に基づいて応答信号を出力する。
前記端局5は端末6から出力される応答信号をパケット
化し、光送信機Tから上り結合用光伝送路7に光に変換
されたパケット信号を出力する。このパケット信号は、
下り用光伝送路3に伝送される多重信号と同期するよう
にしてあり(例えば端局5で受信している多重信号に同
期させる)、複数の端局5から出力されるパケット信号
が互いに衝突しないようにし、また後述するパターン信
号と衝突しないようにしてある。
【0015】上り結合用光伝送路8に伝送されるパケッ
ト信号は、図7に示す2:2光分岐器10と1:2光分
岐器11とから構成される光結合器により上り用光伝送
路8に結合される。この場合、パケット信号は2つに分
配されて上り用光伝送路8の2方向共に伝送される。こ
れは前記1:2光分岐器11が、上り分岐用光伝送路7
に伝送されるパケット信号を2分配して出力し、2:2
光分岐器10が1:2光分岐器11の2つの出力を上り
用光伝送路8の2方向に入力できるためである。
【0016】上り用光伝送路8に伝送されるパケット信
号は、その始端A及び終端Bにおいて伝送親局2に受信
される。入力されるパケット信号は夫々光受信機Rで受
信され、第2、第4のスイッチ回路21、23に入力さ
れる。この場合、通常は第2のスイッチ回路21のみが
閉じられて受信したパケット信号が多重分離回路26に
入力されるが、第2、第4のスイッチ回路21、23は
動作例で説明するように適宜開閉され、適切なパケット
信号が多重分離回路26に入力される。多重分離回路2
6においてはパケット信号のパケットが復元され、端末
6からの応答信号が図1のインターフェース回路18を
経て監視システム親局1に出力される。
【0017】この分岐型光通信装置においては、上り用
光伝送路8にパターン信号も伝送されるようになってい
る。このパターン信号は、パターン発生回路27におい
て発生され、上り用光伝送路8の始端Aから入力され、
終端Bにおいてパターン検出回路28で受信されるよう
になっている。前記パターン発生回路27で発生される
パターン信号は、多重分離回路26において処理される
多重信号と同期するようにしてあり、一方、パターン検
出回路28ではパターン信号の有無が検出され、上り用
光伝送路8の状態を監視できるようにしてある。即ち、
パターン信号入力機能及び監視機能を有している。パタ
ーン検出回路28はスイッチ回路20〜23を開閉制御
し、動作例で説明するように適切なパケット信号を受信
可能とし、いずれか一方のパケット信号を優先的に受信
したり、双方のパケット信号の論理和を取って受信した
りすることができる。即ち、パケット信号受信手段を有
している。
【0018】なお、図6は、下り用光伝送路3の終端B
において多重信号を分岐する部分と、上り用光伝送路8
の始端Aにおいてパターン信号を上り用光伝送路8に結
合する部分の回路構成を示したものであり、これらの分
岐部分及び結合部分は1:2光分岐器11で構成されて
いる。
【0019】
【動作例1】以下に前記した実施の形態1の分岐型光通
信装置の動作例を説明する。 (1)正常動作時 図2は正常時の信号の流れを示したものである。通常、
伝送親局2からの多重信号は、下り分岐用光伝送路3の
始端Aのみから送出され、終端Bからは送出されない。
端局5からのパッケト信号は、上り用光伝送路8の始端
A側と、終端B側との両方向に送出しているので伝送親
局2で上り用光伝送路8の始端A、終端Bの両端から
受信し、その受信判定により正常である方向を選択して
受信する。両方とも正常の場合は、始端Aからの受信信
号を優先する。
【0020】(2)光伝送路3、8の両線断線時 図3は上り下り双方の光伝送路3、8の線断線時の信号
の流れを示したものである。伝送親局2の多重判定回路
25にて下り用光伝送路3の断線が検出され、またパタ
ーン検出回路28にて上り用光伝送路8の断線が検出さ
れると、伝送親局2の多重信号は、下り用光伝送路3の
始端A、終端Bの両端から送出する。これにより断線に
よって、受信できない端局5は、伝送路終端Bから受信
できるようになる。端局5からのパッケト信号は、断線
があっても上り用光伝送路8の始端A側と、終端B側と
の両方向に送出しているので伝送親局2で上り用光伝送
路8の始端A、終端Bの両端から受信できる。伝送親局
2の多重分離回路26はこれを論理和で受信し、個々の
端末6の応答信号を再生する。
【0021】(3)下り用光伝送路3片端断線時 図4は下り用光伝送路3が断線した時の信号の流れを示
したものである。伝送親局2のパターン検出回路28で
上り用光伝送路8の断線が検出されず、多重判定回路2
5にて下り用光伝送路3の断線が検出されると、伝送親
局2の多重信号は、下り用光伝送路3の始端A、終端B
の両端から送出する。これにより断線によって、受信で
きない端局5は、伝送路終端Bから受信できるようにな
る。端局5からのパッケト信号は、上り用光伝送路8の
始端A側と、終端B側との両方向に送出しているので伝
送親局2で上り用光伝送路8の始端A、終端Bの両端か
ら受信し、その受信判定により正常である方向選択して
受信する。両方とも正常の場合は、始端Aからの受信信
号を優先する。
【0022】(4)上り用光伝送路8片端断線時 図5は上り用光伝送路8が断線した時の信号の流れを示
したものである。伝送親局2の多重判定回路25で下り
用光伝送路3の断線が検出されず、パターン検出回路2
8で上り用光伝送路8の断線が検出されたときは、伝送
親局2の多重信号は、下り用光伝送路3の始端Aの片端
からのみ送出することを継続する。端局5からのパッケ
ト信号は、上り用光伝送路8の始端A側と、終端B側と
の両方向に送出しているので伝送親局2で上り用光伝送
路8始端A、終端Bの両端から受信できる。伝送親局2
の多重分離回路26は前記両パケット信号を論理和で受
信し、個々の端末6の応答信号を再生する。
【0023】
【発明の実施の形態2】本発明の分岐型光通信装置第2
の実施の形態を図8〜図14に基づいて説明する。この
分岐型光通信装置は基本的構成において図1〜図7の分
岐型光通信装置と同じであり、異なるのは図1〜図7で
は多重信号と同期したパターン信号を上り用光伝送路8
の始端Aに入力し、パターン信号の途中停波を監視する
パターン信号監視機能を上り用光伝送路8の終端B側に
設けであるが、図8〜図14の実施の形態では、多重信
号と同期したパターン信号を上り用光伝送路8の終端B
に入力し、パターン信号の途中停波を監視するパターン
信号監視機能を上り用光伝送路8の始端A側に設けてあ
る。
【0024】この分岐型光通信装置では、パターン発生
回路27から発生されるパターン信号を上り用光伝送路
8の終端Bから入力され、始端Aにおいてパターン検出
回路28で受信されるようになっている。前記パターン
発生回路27で発生されるパターン信号は、多重分離回
路26において処理される多重信号と同期するようにし
てあり、一方、パターン検出回路28ではパターン信号
の有無が検出され、上り用光伝送路8の状態を監視でき
るようにしてある。即ち、パターン信号入力機能及び監
視機能を有している。図9〜図12のパターン検出回路
28もスイッチ回路20〜23を開閉制御し、端局5か
ら出力される適切なパケット信号を受信可能としてあ
る。
【0025】図13は下り用光伝送路3の終端Bにおい
て多重信号を分岐する部分と、上り用光伝送路8の終端
Bにおいてパターン信号を上り用光伝送路8に結合する
部分の回路構成を示したものであり、これらの分岐部分
及び結合部分は1:2光分岐器11で構成されている。
【0026】
【動作例2】前記した実施の形態2の分岐型光通信装置
の正常動作時の信号の流れは図9の様になり(実施の形
態1の動作例を示す図2の場合と同じ)、光伝送路3、
8の両線断線時の信号の流れは図10の様になり(実施
の形態1の動作例を示す図3の場合と同じ)になり、下
り用光伝送路3の片端断線時の信号の流れは図11の様
になり(実施の形態1のの動作例を示す図4の場合と同
じ)になり、上り用光伝送路8の片端断線時の信号の流
れは図11の様になり(実施の形態1の動作例を示す図
5の場合と同じ)になる。ただし、この図9〜図12の
動作例では、前記したように、パターン発生回路27か
ら発生されるパターン信号は上り用光伝送路8の終端B
から入力され、始端Aにおいてパターン検出回路28で
受信されるようになっており、この点において図2〜図
5の動作例と異なる。
【0027】
【発明の効果】本発明の分岐型光通信装置は次のような
効果がある。 1.上り下りの何れの伝送路に伝送障害が発生してもそ
れが伝送親局にて自動的に検出され、その障害の状態に
応じて伝送ルートが適宜切替えられて伝送が復旧され
る。 2.伝送障害を検出する機能が伝送親局側にあるため、
個々の端局に監視機能等が不要であり、端局が増設され
た際にもシステム変更が不要であり、コスト低減が可能
となる。 3.端局から出力されるパケット信号や、伝送親局から
出力されるパターン信号が多重信号に同期されているた
め、光伝送路に伝送される信号の衝突が防止され、通信
障害や遅れが生じにくくなる。 4.親局のパターン発生回路から発生されるパターン信
号は、上り用光伝送路の始端側と終端側のいずれからも
入力できるが、終端側から入力した場合は、パターン信
号を親局で受信する場合に、各端局から送信されるパケ
ット信号と合流することがなく、夫々の信号の受信が特
に確実になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分岐型光通信装置の第1の実施形態を
示す概略図。
【図2】図1の分岐型光通信装置の正常時の通信の様子
を示す説明図。
【図3】図1の分岐型光通信装置の上下両伝送路障害時
の通信の様子を示す説明図。
【図4】図1の分岐型光通信装置の下り伝送路障害時の
通信の様子を示す説明図。
【図5】図1の分岐型光通信装置の上り伝送路障害時の
通信の様子を示す説明図。
【図6】図1の伝送親局における光分岐回路の概略図。
【図7】図1の光伝送路と分岐側光伝送路の接続部にお
ける光分岐回路の概略図。
【図8】本発明の分岐型光通信装置の第2の実施形態を
示す概略図。
【図9】図8の分岐型光通信装置の正常時の通信の様子
を示す説明図。
【図10】図8の分岐型光通信装置の上下両伝送路障害
時の通信の様子を示す説明図。
【図11】図8の分岐型光通信装置の下り伝送路障害時
の通信の様子を示す説明図。
【図12】図8の分岐型光通信装置の上り伝送路障害時
の通信の様子を示す説明図。
【図13】図8の伝送親局における光分岐回路の概略
図。
【図14】図8の光伝送路と分岐側光伝送路の接続部に
おける光分岐回路の概略図。
【図15】従来の分岐型光通信装置の一例を示した概略
【図16】従来の分岐型光通信装置の他の例を示した概
略図
【符号の説明】
1 監視システム親局 2 伝送親局 3 下り用光伝送路 4 下り分岐用光伝送路 5 端局 6 端末 7 上り結合用光伝送路 8 上り用光伝送路 10 2:2光分岐器 11 1:2光分岐器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2以上の親局(1)からの信号を時分割多
    重して伝送親局(2)から送出される多重信号を、同伝
    送親局(2)にループバック接続された下り用光伝送路
    (3)の始端、終端のどちらから入射しても、同下り用
    光伝送路(3)に分岐接続された下り分岐用光伝送路
    (4)の端局(5)及びそれに接続された端末(6)に
    て受信可能であり、一方、端末(6)から出力されて端
    局(5)にてパケット化されたパケット信号を、上り結
    合用光伝送路(7)を介して伝送親局(2)にループバ
    ック接続された上り用光伝送路(8)の始端及び終端に
    おいて受信可能な分岐型光通信装置であって、前記伝送
    親局(2)に、下り用光伝送路(3)の始端に入力され
    る多重信号の途中停波をその終端側にて監視する多重信
    号監視機能と、前記多重信号の途中停波が検出された場
    合に、伝送親局(2)の多重信号を下り用光伝送路
    (3)の終端からも入力させる多重信号補助入力機能
    と、上り用光伝送路(8)の始端又は終端に前記多重信
    号と同期したパターン信号を入力するパターン信号入力
    機能と、パターン信号の途中停波を上り用光伝送路
    (8)の終端又は始端側にて監視するパターン信号監視
    機能と、上り用光伝送路(8)の両端において受信され
    るパケット信号の片側受信と両側論理和受信とを切り替
    え可能とするパケット信号受信手段とを備えてなること
    を特徴とする分岐型光通信装置。
  2. 【請求項2】下り用光伝送路(3)に伝送される信号光
    を下り分岐用光伝送路(4)に分岐する光分岐回路、上
    り結合用光伝送路(7)に伝送される信号光を上り用光
    伝送路(8)に結合する光結合回路が、夫々、2:2光
    分岐器(10)と1:2光分岐器(11)とから構成さ
    れることを特徴とする請求項1記載の分岐型光通信装
    置。
JP9038023A 1996-02-23 1997-02-21 分岐型光通信装置 Pending JPH09289492A (ja)

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JP9038023A JPH09289492A (ja) 1996-02-23 1997-02-21 分岐型光通信装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100334908B1 (ko) * 1999-12-27 2002-05-04 오길록 파장분할다중 전송시스템의 광 다중구간 광소자의 실시간자동 감시 제어기

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KR100334908B1 (ko) * 1999-12-27 2002-05-04 오길록 파장분할다중 전송시스템의 광 다중구간 광소자의 실시간자동 감시 제어기

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