JPH0548632A - オーダワイヤ信号伝送装置 - Google Patents

オーダワイヤ信号伝送装置

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JPH0548632A
JPH0548632A JP3208132A JP20813291A JPH0548632A JP H0548632 A JPH0548632 A JP H0548632A JP 3208132 A JP3208132 A JP 3208132A JP 20813291 A JP20813291 A JP 20813291A JP H0548632 A JPH0548632 A JP H0548632A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】オーダワイヤ伝送方式において、障害発生時に
自動的に障害の検出と適切な対策を行う装置を提供す
る。 【構成】西側回線端子1、東側回線端子2、自局回線端
子3、西側東側各回線端子を接続し自局回線端子に接続
された回線を分岐接続するオーダワイヤ接続回路4、西
側東側各回線端子に到着する信号の前置符号を終端する
前置符号終端回路5、西側東側各回線端子から送出する
信号に前置符号を挿入する前置符号挿入回路6及び前置
符号終端回路から前置符号を取り込み、前置符号挿入回
路に前置符号を与え、オーダワイヤ接続回路を制御する
手段5〜8より成る。障害検出回路8は、接続されたす
べての局間伝送路を監視し、障害を検出すると、制御回
路7によって、前置符号挿入回路から制御信号を送出
し、開放されていた他装置の東西間接続を閉結し、自装
置の隣に障害点を含む伝送路がある局の西側回線端子と
東側回線端子の障害点を含む側の接続を開放する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信網の中で連絡用回
線として使用するオーダワイヤ信号伝送方式に利用す
る。特に、同期網リングシステムにおける伝送路障害時
のオーダワイヤ信号伝送切替に関する。
【0002】
【従来の技術】リングシステムでは各2局間は2本の伝
送路で接続してリングを構成し、2本の伝送路に互いに
逆方向の信号を伝送し、例えば片方向を現用伝送路、他
方を予備伝送路として用い、障害時には障害検出局にて
現用伝送路からの受信信号を予備伝送路に折り返し、逆
方向に伝送することにより主信号を救済するプロテクシ
ョン方式等が採用されている。この場合、伝送路切替は
常時伝送路切替制御用前置符号を用いてリング内で通信
を行うことにより行っている。障害発生時は障害点の両
端の局において障害を検出すると同時に主信号の前置符
号を用いて対向局と通信を行い伝送路切替を行ってい
る。
【0003】オーダワイヤ信号については、各局で上流
からのオーダワイヤ信号に自局のオーダワイヤ信号を合
成して下流に伝送し、下流からのオーダワイヤ信号にも
自局のオーダワイヤ信号を合成して上流に伝送し、さら
にリングシステムにおいては特にリング状に伝送路を接
続することから自局から送信した信号がリング内全周を
一周して再度自局に戻って来ることがないように、任意
の1局でオーダワイヤ信号のリング状態を解消するため
に東西間の接続を切断する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のオーダワイ
ヤ伝送方式では、伝送路障害時には元よりオーダワイヤ
信号がリング状態にならないようにリング内の1局で切
断しているうえに、障害点でもオーダワイヤ信号が断と
なってしまい、リングを構成する局はオーダワイヤ信号
については二分されてしまうことになる。このため互い
にオーダワイヤによる通信が不可能となる場合がある。
これを防ぐために障害時には、正常時にオーダワイヤ信
号を切断していた上記1局でオーダワイヤ信号を接続す
る必要がある。従来この接続は手動で行っており人手を
必要とし、さらにその局は障害とは関係のない局であっ
た場合には障害に気付かず接続が行われず分離した局間
のオーダワイヤによる通信が不可能となる場合がある。
【0005】本発明はこのようなオーダワイヤによる通
信において、障害発生時の障害の検出と適切な対策を自
動的に行う装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は西側回線端子
と、東側回線端子と、自局回線端子と、前記西側回線端
子および前記東側回線端子を接続するとともに前記自局
回線端子に接続された回線を分岐接続するオーダワイヤ
接続回路と、前記西側および東側の各回線端子に到着す
る信号の前置符号を終端する前置符号終端回路と、前記
西側および東側の各回線端子から送出する信号に前置符
号を挿入する前置符号挿入回路と、前記前置符号終端回
路の出力に現れる前置符号を取り込み、前記前置符号挿
入回路に送出すべき前置符号を与え、前記オーダワイヤ
接続回路を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は
接続されたすべての局間の伝送路を監視する手段と、そ
の監視する手段に伝送路の障害が検出されたときには、
前記前置符号挿入回路から、それまで開放されていた他
装置の東西間接続を閉結し、自装置の隣に障害点を含む
伝送路がある局の前記西側回線端子と前記東側回線端子
の障害点を含む側の接続を開放する制御信号を送出する
制御回路とを含む。
【0007】また、前記監視する手段は、前記制御回路
とは別のハードウェアで構成することができる。
【0008】さらに、前記オーダワイヤ信号伝送装置が
3以上、伝送路によりループ接続される構成とすること
ができる。
【0009】
【作用】リングシステムにおいて、接続された各局が常
に伝送路の状態を自動的に監視し、いずれかの局が障害
検出時にはその局がシステム全体の伝送路を確保するた
めに必要な信号を自動的に送信するので、人手によらな
いでオーダーワイヤ信号のための伝送路の確保が速やか
にできる。
【0010】
【実施例】本発明実施例の構成を図1を参照して説明す
る。図1は本発明実施例の構成図である。この実施例装
置は西側回線端子1と、東側回線端子2と、自局回線端
子3と、前記西側回線端子および前記東側回線端子を接
続するとともに前記自局回線端子に接続された回線を分
岐接続するオーダワイヤ接続回路4と、前記西側および
東側の各回線端子に到着する信号の前置符号を終端する
前置符号終端回路5と、前記西側および東側の各回線端
子から送出する信号に前置符号を挿入する前置符号挿入
回路6と、前記前置符号終端回路5の出力に現れる前置
符号を取り込み、前記前置符号挿入回路6に送出すべき
前置符号を与え、前記オーダワイヤ接続回路4を制御す
る制御手段(図面符号5〜8)とを備えている。
【0011】ここで本発明の特徴とするところは、前記
制御手段は接続されたすべての局間の伝送路を監視する
手段として障害検出回路8を設け、その障害検出回路8
に伝送路の障害が検出されたときには前記前置符号挿入
回路6から、それまで開放されていた他装置の東西間接
続を閉結し、自装置の隣に障害点を含む伝送路がある局
の前記西側回線端子と前記東側回線端子の障害点を含む
側の接続を開放する制御信号を送出する制御回路7とを
含むことにある。
【0012】また、この障害検出回路8は、前記制御回
路7とは別のハードウェアで構成される。
【0013】さらに、上記のオーダワイヤ信号伝送装置
を3以上、伝送路によりループ接続してオーダワイヤ信
号伝送方式を構成することができる。
【0014】次ぎに、本発明実施例の動作を図1〜図3
を参照して説明する。
【0015】図2、図3は本発明のオーダワイヤ信号伝
送装置が4台、伝送路によりループ接続されたリングシ
ステムの構成と、そのときのオーダワイヤ信号または切
替制御用前置符号の流れを示す図である。
【0016】障害検出回路8における、伝送路の障害検
出の具体的手段としては受信信号を監視し、信号入力
断、フレーム同期はずれ、符号の誤り率の劣化を検出す
る。
【0017】図2(a)に示すように、各局21〜24
にはID番号が振られており、各局21〜24は自局の
ID番号を認識しているとともに隣接局のID番号も認
識している。オーダワイヤ信号切断区間25はオーダワ
イヤ信号のリング状態を防ぐために設けられている。
【0018】図2(b)に示すように伝送路フレームに
は障害時に各局間で通信を行い伝送路の切替制御を行う
ための切替制御用前置符号が確保されている。
【0019】切替制御用前置符号は切替要求コマンドま
たは切替応答コマンド、切替要求または応答元の局のI
D番号、切替要求または応答先のID番号を含んでい
る。
【0020】図3(c)に示すように、障害点28が局
23と局24の間の外回りの回線26に発生したとき、
局24の外回りの回線26の障害検出回路8が障害を検
出する。それを受けて局24の制御回路7は切替要求コ
マンドと、自局ID番号であるID=4と、障害を検出
した信号の送信元のID番号であるID=3を含む切替
要求の切替制御用前置符号29を障害点28と逆方向に
送出する。
【0021】各局21〜24では受信信号の中の切替制
御用前置符号29を解析し、障害の発生を検知し、切替
制御を行う。
【0022】局21は伝送路正常時に接続を開放してい
た東西間を閉結し、局22は切替要求の切替制御用前置
符号29が自局宛ではないので次の局である局23に転
送する。それを受けた局23では伝送路正常時に閉結さ
れていた東西間で障害点28を含む側を開放する。同時
に局23は障害検出局24の切替要求に対する応答とし
て、切替応答コマンドと、自局ID番号であるID=3
と、切替要求の送信元のID番号であるID=4を含む
切替応答の切替制御用前置符号30を障害点28と逆方
向に送出する。
【0023】この切替応答の切替制御用前置符号30を
受信した局24は伝送路正常時に閉結されていた東西間
で障害点28を含む側を開放し、障害点28を含む伝送
路区間をオーダワイヤ信号切断区間25とし、障害対応
のための伝送路切替えが完了する。
【0024】
【発明の効果】リングシステムにおいて、オーダワイヤ
信号の伝送路障害の検出と回線の確保を自動的に行い、
障害発生から復旧までの間のオーダワイヤ通信を人手を
かけずに速やかに維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例装置の構成図。
【図2】本発明実施例のリングシステムの構成と、オー
ダワイヤ信号または切替制御用前置符号の流れを説明す
る図。
【図3】本発明実施例のリングシステムにおける、障害
発生時の状態を説明する図。
【符号の説明】
1 西側回線端子 2 東側回線端子 3 自局回線端子 4 オーダワイヤ接続回路 5 前置符号終端回路 6 前置符号挿入回路 7 制御回路 8 障害検出回路 21 局 ID=1 22 局 ID=2 23 局 ID=3 24 局 ID=4 25 オーダワイヤ信号切断区間 26 外回りの回線 27 内回りの回線 28 障害点 29 切替要求の切替制御用前置符号 30 切替応答の切替制御用前置符号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】西側回線端子と、東側回線端子と、自局回
    線端子と、前記西側回線端子および前記東側回線端子を
    接続するとともに前記自局回線端子に接続された回線を
    分岐接続するオーダワイヤ接続回路と、前記西側および
    東側の各回線端子に到着する信号の前置符号を終端する
    前置符号終端回路と、前記西側および東側の各回線端子
    から送出する信号に前置符号を挿入する前置符号挿入回
    路と、前記前置符号終端回路の出力に現れる前置符号を
    取り込み、前記前置符号挿入回路に送出すべき前置符号
    を与え前記オーダワイヤ接続回路を制御する制御手段と
    を備えたオーダワイヤ信号伝送装置において、 前記制御手段は接続されたすべての局間の伝送路を監視
    する手段と、その監視する手段に伝送路の障害が検出さ
    れたときには前記前置符号挿入回路からそれまで開放さ
    れていた他装置の東西間接続を閉結し、自装置の隣に障
    害点を含む伝送路がある局の前記西側回線端子と前記東
    側回線端子の障害点を含む側の接続を開放する制御信号
    を送出する制御回路とを含むことを特徴とするオーダワ
    イヤ信号伝送装置。
  2. 【請求項2】前記監視する手段は、前記制御回路とは別
    のハードウェアで構成された請求項1記載のオーダワイ
    ヤ信号伝送装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のオーダワイヤ信号伝送装置
    が3以上、伝送路によりループ接続されたオーダワイヤ
    信号伝送装置。
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