JP2664925B2 - 回線切替方式 - Google Patents
回線切替方式Info
- Publication number
- JP2664925B2 JP2664925B2 JP6448388A JP6448388A JP2664925B2 JP 2664925 B2 JP2664925 B2 JP 2664925B2 JP 6448388 A JP6448388 A JP 6448388A JP 6448388 A JP6448388 A JP 6448388A JP 2664925 B2 JP2664925 B2 JP 2664925B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- terminal
- repeater
- switching
- line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 35
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 17
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 11
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 5
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、データ伝送の中継装置の回線切替方式に利
用する。特に、伝送路符号の余剰ビットを用いて監視制
御信号の分岐および挿入を行い、また入力信号異常時に
は内部から所定のパタン信号の送出に切替え監視制御信
号の挿入を行う手段を有する中間中継器および監視制御
信号を伝送路符号の余剰ビットを用いて送受信を行う手
段を有する端局中継器にて構成される中継装置の現用系
から予備系への回線切替方式に関するものである。
用する。特に、伝送路符号の余剰ビットを用いて監視制
御信号の分岐および挿入を行い、また入力信号異常時に
は内部から所定のパタン信号の送出に切替え監視制御信
号の挿入を行う手段を有する中間中継器および監視制御
信号を伝送路符号の余剰ビットを用いて送受信を行う手
段を有する端局中継器にて構成される中継装置の現用系
から予備系への回線切替方式に関するものである。
本発明は回線切替方式において、 端局中継局は入力異常を検出したときに回線切替要求
信号を回線切替器に送出して回線切替えを行い、障害発
生箇所の識別を明確にするための所定のパタン信号の送
出は回線切替後に行うことにより、 端局中継器が入力異常の検出を確実に行うことができ、
回線切替を誤動作なく行うことができるようにしたもの
である。
信号を回線切替器に送出して回線切替えを行い、障害発
生箇所の識別を明確にするための所定のパタン信号の送
出は回線切替後に行うことにより、 端局中継器が入力異常の検出を確実に行うことができ、
回線切替を誤動作なく行うことができるようにしたもの
である。
従来、回線切替方式は、各種監視制御信号等を収集し
多重化または分離動作を行う監視制御インタフェイス回
路が端局中継器および中間中継器に接続され、端局中継
器では多重化された監視制御信号を伝送路符号の余剰ビ
ットを用いて送受信を行い、また中間中継器では伝送路
符号の余剰ビットを用いて分岐および挿入を行い自局の
監視信号の端局への転送または端局からの制御信号の受
信を可能としている。中間中継器では、伝送路障害によ
り入力信号断またはフレーム同期はずれの検出時には、
この障害中継区間より後方の中間区間へ障害が波及して
障害情報の転送や正常な状態の中間区間の監視制御が不
可能とならないように各々の内部に有する所定のパタン
発生回路より所定のパタン信号(以下、AIS信号とい
う。)を後方の中間中継器に送出し端局中継器ではAIS
信号を受信することにより、切替要求信号を回線切替器
に送出し回線の切替を行っている。
多重化または分離動作を行う監視制御インタフェイス回
路が端局中継器および中間中継器に接続され、端局中継
器では多重化された監視制御信号を伝送路符号の余剰ビ
ットを用いて送受信を行い、また中間中継器では伝送路
符号の余剰ビットを用いて分岐および挿入を行い自局の
監視信号の端局への転送または端局からの制御信号の受
信を可能としている。中間中継器では、伝送路障害によ
り入力信号断またはフレーム同期はずれの検出時には、
この障害中継区間より後方の中間区間へ障害が波及して
障害情報の転送や正常な状態の中間区間の監視制御が不
可能とならないように各々の内部に有する所定のパタン
発生回路より所定のパタン信号(以下、AIS信号とい
う。)を後方の中間中継器に送出し端局中継器ではAIS
信号を受信することにより、切替要求信号を回線切替器
に送出し回線の切替を行っている。
また伝送路の障害が復旧し信号が再入力すると中間中
継器では送出信号をAIS信号から伝送路より受信した信
号に切戻すわけであるが、このときには再入された信号
のフレーム同期がとれ、なおかつ伝送路品質がある一定
以上に回復してから切戻しをかけていた。しかもこの際
に伝送路がより確実に回復したことを確認してから切戻
すために伝送路障害が入力信号断付近でふらついたり、
または伝送路品質がしきい値付近でふらついたりしてAI
S信号の切替えと切戻しが繰り返されるのを防ぐため切
戻しには、保護時間を設けていた。すなわち一度入力異
常を検出してAIS信号に切替えた後に入力異常が解除さ
れ一定の保護時間内に再度入力異常が発生せずかつ伝送
路品質がある一定以上であれば伝送路を切戻す方式とな
っていた。
継器では送出信号をAIS信号から伝送路より受信した信
号に切戻すわけであるが、このときには再入された信号
のフレーム同期がとれ、なおかつ伝送路品質がある一定
以上に回復してから切戻しをかけていた。しかもこの際
に伝送路がより確実に回復したことを確認してから切戻
すために伝送路障害が入力信号断付近でふらついたり、
または伝送路品質がしきい値付近でふらついたりしてAI
S信号の切替えと切戻しが繰り返されるのを防ぐため切
戻しには、保護時間を設けていた。すなわち一度入力異
常を検出してAIS信号に切替えた後に入力異常が解除さ
れ一定の保護時間内に再度入力異常が発生せずかつ伝送
路品質がある一定以上であれば伝送路を切戻す方式とな
っていた。
しかし、このような従来の回線切替方式では、伝送路
の障害により信号が断になると障害地点以降の全中間中
継器ではほぼ同時に入力信号断となり、入力異常を検出
した各中間中継器の出力はAIS信号に切替わる。障害中
継区間の受信側の中間中継器では障害が回復するまでAI
S信号を送出し続けそれ以降の正常状態の中継区間の中
間中継器では一つ前の中間中継器のAIS信号を受信し、
フレーム同期をとった後に上述したような保護時間Tgの
後に自中間中継内部から発生しているAIS信号に替わっ
て前の中間中継器から受信したAIS信号を中継して送出
する。なお、ここで障害発生は上述の1ケ所のみの場合
を考えておりその他の中継区間に関しては全く障害はな
く正常なものと仮定しているために各中間中継器の入力
信号が一度断になった後にAIS信号を入力してこれを送
出するまでの時間はTgと考えてよい。実際に通常は保護
時間Tgはフレーム同期回復時間より十分に長い時間に設
定されている。
の障害により信号が断になると障害地点以降の全中間中
継器ではほぼ同時に入力信号断となり、入力異常を検出
した各中間中継器の出力はAIS信号に切替わる。障害中
継区間の受信側の中間中継器では障害が回復するまでAI
S信号を送出し続けそれ以降の正常状態の中継区間の中
間中継器では一つ前の中間中継器のAIS信号を受信し、
フレーム同期をとった後に上述したような保護時間Tgの
後に自中間中継内部から発生しているAIS信号に替わっ
て前の中間中継器から受信したAIS信号を中継して送出
する。なお、ここで障害発生は上述の1ケ所のみの場合
を考えておりその他の中継区間に関しては全く障害はな
く正常なものと仮定しているために各中間中継器の入力
信号が一度断になった後にAIS信号を入力してこれを送
出するまでの時間はTgと考えてよい。実際に通常は保護
時間Tgはフレーム同期回復時間より十分に長い時間に設
定されている。
障害中継区間の受信側の中間中継器を中間中継器1と
しそれ以降接続されている中間中継器を順次中間中継器
2、中間中継器3、中間中継器4とすると、中間中継器
2では入力異常を検出してから中間中継器1からのAIS
信号を受信して送信するまで上述したように約Tgの時間
を要す。ところが中間中継器3では中間中継器2からの
AIS信号を受信してフレーム同期をとり保護時間Tgとの
後に中間中継器4へ送出するが、このとき中間中継器2
の送出するAIS信号が中間中継器2の内部から送出して
いるAIS信号から中間中継器1から送出しているAIS信号
に切替ったときに中間中継器3では同期はずれをおこし
入力異常となり送出信号が内部からのAIS信号に切替
り、この後に入力AIS信号のフレーム同期をとり保護時
間Tgの後に切戻しをかける。したがって中間中継器3で
は入力異常検出後中間中継器1からのAIS信号を送出し
て安定するまで約2Tgの時間を要す。上述した現象は後
続の中間中継器にも当てはまり中間中継器n(n=2、
3、4、5、…)では安定するまでに最大で約(n−
1)・Tgの時間を要する。一般に保護時間Tgはフレーム
同期回復時間に比して十分長い時間に設定されるため
に、nが十分大きいときには(n−1)・Tgは十分に長
い時間となる。障害中継区間の障害が後続の中継区間に
波及しないための各中間中継器よりのAIS信号送出であ
るのに過渡的には上述の障害が波及し端局中継器で受信
する信号は最大(n−1)・Tgの時間不安定の状態とな
る。このことはひとつの中間中継器が極く短い入力異常
を検出しても受信側の端局中継器においては入力異常の
起きる時間幅が(n−1)・Tgに拡大されることを意味
しており、端局中継器はこのような不安定な受信信号に
基づいて入力信号の異常を検出して切替要求信号を送出
するために誤動作の生じる欠点があった。
しそれ以降接続されている中間中継器を順次中間中継器
2、中間中継器3、中間中継器4とすると、中間中継器
2では入力異常を検出してから中間中継器1からのAIS
信号を受信して送信するまで上述したように約Tgの時間
を要す。ところが中間中継器3では中間中継器2からの
AIS信号を受信してフレーム同期をとり保護時間Tgとの
後に中間中継器4へ送出するが、このとき中間中継器2
の送出するAIS信号が中間中継器2の内部から送出して
いるAIS信号から中間中継器1から送出しているAIS信号
に切替ったときに中間中継器3では同期はずれをおこし
入力異常となり送出信号が内部からのAIS信号に切替
り、この後に入力AIS信号のフレーム同期をとり保護時
間Tgの後に切戻しをかける。したがって中間中継器3で
は入力異常検出後中間中継器1からのAIS信号を送出し
て安定するまで約2Tgの時間を要す。上述した現象は後
続の中間中継器にも当てはまり中間中継器n(n=2、
3、4、5、…)では安定するまでに最大で約(n−
1)・Tgの時間を要する。一般に保護時間Tgはフレーム
同期回復時間に比して十分長い時間に設定されるため
に、nが十分大きいときには(n−1)・Tgは十分に長
い時間となる。障害中継区間の障害が後続の中継区間に
波及しないための各中間中継器よりのAIS信号送出であ
るのに過渡的には上述の障害が波及し端局中継器で受信
する信号は最大(n−1)・Tgの時間不安定の状態とな
る。このことはひとつの中間中継器が極く短い入力異常
を検出しても受信側の端局中継器においては入力異常の
起きる時間幅が(n−1)・Tgに拡大されることを意味
しており、端局中継器はこのような不安定な受信信号に
基づいて入力信号の異常を検出して切替要求信号を送出
するために誤動作の生じる欠点があった。
本発明は上記の欠点を解決するもので、端局中継器が
入力異常の検出を確実に行うことができ現用系から予備
系への回線切替が誤動作なく行える回線切替方式を提供
することを目的とする。
入力異常の検出を確実に行うことができ現用系から予備
系への回線切替が誤動作なく行える回線切替方式を提供
することを目的とする。
本発明は、回線切替方式において、現用系の各端局中
継局はそれぞれ、入力信号の異常を検出して切替要求信
号を出力する手段を含み、現用系の各中間中継器はそれ
ぞれ、切替制御信号を受信したときに入力信号の異常を
検出している場合には余剰ビットに監視制御信号を含む
所定のパタン信号を回線切替後に送出する手段を含むこ
とを特徴とする。
継局はそれぞれ、入力信号の異常を検出して切替要求信
号を出力する手段を含み、現用系の各中間中継器はそれ
ぞれ、切替制御信号を受信したときに入力信号の異常を
検出している場合には余剰ビットに監視制御信号を含む
所定のパタン信号を回線切替後に送出する手段を含むこ
とを特徴とする。
現用系の端局中継局は入力信号に異常を検出したとき
に自端局の回線切替器に切替要求信号を与える。回線切
替器はこの切替要求信号に従って監視制御信号として切
替制御信号を自端局の端局中継器に出力し伝送路および
中間中継器を経由して他端局に送信する。回線切替器は
切替要求信号または他端局からの切替制御信号に基づい
て現用系と予備系との切替を行う。現用系の中間中継器
は切替制御信号を受信したとき入力信号の異常を検出し
ている場合には回線切替後に余剰ビットに監視制御信号
を含む所定のパタン信号(AIS信号)を伝送路に送出す
る。以上の動作により端局中継局は入力信号の検出を確
実に行うことができ、回線切替を誤動作なく行うことが
できる。
に自端局の回線切替器に切替要求信号を与える。回線切
替器はこの切替要求信号に従って監視制御信号として切
替制御信号を自端局の端局中継器に出力し伝送路および
中間中継器を経由して他端局に送信する。回線切替器は
切替要求信号または他端局からの切替制御信号に基づい
て現用系と予備系との切替を行う。現用系の中間中継器
は切替制御信号を受信したとき入力信号の異常を検出し
ている場合には回線切替後に余剰ビットに監視制御信号
を含む所定のパタン信号(AIS信号)を伝送路に送出す
る。以上の動作により端局中継局は入力信号の検出を確
実に行うことができ、回線切替を誤動作なく行うことが
できる。
本発明の実施例について図面を参照して説明する。図
は本発明一実施例回線切替制御装置のブロック構成図で
ある。図において、回線切替制御装置は、現用系および
予備系の二つの端局中継器20、30および現用系および端
局中継器と予備系の端局中継器とを切替えて局内伝送路
lに接続する回線切替器11を含む対向する二つの端局10
11、102と、対向する端局中継器20、30の間に伝送路を
介して接続された複数個の中間中継器40、50とを備え、
端局中継器10および中間中継器40、50はそれぞれ、伝送
路符号の余剰ビットを用いて監視制御信号を挿入および
分岐して送受信する手段として監視制御インタフェイス
回路21、31、41、51を含み、中間中継器40、50は中間中
継回路42、43、52、53を含み、回線切替器11は、自端局
の現用系の端局中継器20(または端局中継器30)の切替
要求信号Aに基づいてこの端局中継器20(または端局中
継器30)に監視制御信号として切替制御信号Bを与える
手段と、この切替要求信号Aまたは他端局の切替制御信
号Bに基づいて現用系と予備系とを切替える手段を含
む。
は本発明一実施例回線切替制御装置のブロック構成図で
ある。図において、回線切替制御装置は、現用系および
予備系の二つの端局中継器20、30および現用系および端
局中継器と予備系の端局中継器とを切替えて局内伝送路
lに接続する回線切替器11を含む対向する二つの端局10
11、102と、対向する端局中継器20、30の間に伝送路を
介して接続された複数個の中間中継器40、50とを備え、
端局中継器10および中間中継器40、50はそれぞれ、伝送
路符号の余剰ビットを用いて監視制御信号を挿入および
分岐して送受信する手段として監視制御インタフェイス
回路21、31、41、51を含み、中間中継器40、50は中間中
継回路42、43、52、53を含み、回線切替器11は、自端局
の現用系の端局中継器20(または端局中継器30)の切替
要求信号Aに基づいてこの端局中継器20(または端局中
継器30)に監視制御信号として切替制御信号Bを与える
手段と、この切替要求信号Aまたは他端局の切替制御信
号Bに基づいて現用系と予備系とを切替える手段を含
む。
ここで本発明の特徴とするところは、現用系の端局中
継器20(または端局中継器30)に、入力信号の異常を検
出して切替要求信号Aを出力する手段を含み、現用系の
各中間中継器40(または中間中継器50)は、切替制御信
号を受信したときに入力信号の異常を検出している場合
には余剰ビットに監視制御信号を含む所定のパタン信号
を回線切替後に送出する手段を含むことにある。
継器20(または端局中継器30)に、入力信号の異常を検
出して切替要求信号Aを出力する手段を含み、現用系の
各中間中継器40(または中間中継器50)は、切替制御信
号を受信したときに入力信号の異常を検出している場合
には余剰ビットに監視制御信号を含む所定のパタン信号
を回線切替後に送出する手段を含むことにある。
このような構成の回線切替装置の動作について説明す
る。
る。
図において、回線切替器111、112に接続されている局
内伝送路l1、l2は、回線切替器111、112により現用系を
構成する端局中継器211、212に接続されているものとす
る。局内伝送路l11の信号は、回線切替器111を経由して
端局中継器201に入力され、中間中継回路421〜423を通
って端局中継器202で受信され回線切替器112を経由して
局内伝送路l21に送出される。また同様に局内伝送路l22
の信号は回線切替器112、端局中継器202、中間中継回路
433、432、431、端局中継器201および回線切替器111を
経由して局内伝送路l12に送出される。
内伝送路l1、l2は、回線切替器111、112により現用系を
構成する端局中継器211、212に接続されているものとす
る。局内伝送路l11の信号は、回線切替器111を経由して
端局中継器201に入力され、中間中継回路421〜423を通
って端局中継器202で受信され回線切替器112を経由して
局内伝送路l21に送出される。また同様に局内伝送路l22
の信号は回線切替器112、端局中継器202、中間中継回路
433、432、431、端局中継器201および回線切替器111を
経由して局内伝送路l12に送出される。
端局中継器111、112ではそれぞれ対向している監視制
御インタフェイス回路211、212を用いて端局101、102の
監視制御信号の送受信を行い、同様に各中間中継器401
〜403では監視制御インタフェイス回路411〜413を用い
て監視制御信号の分岐および挿入を行い自局の監視制御
信号の端局101、102への転送および受信を行う。回線切
替器111、112はそれぞれ端局中継器201、202が入力異常
を検出した場合に送出する切替要求を受け端局中継器30
1、302および中間中継器501〜503で構成される予備系に
局内伝送路l1、l2との接続を切替える。
御インタフェイス回路211、212を用いて端局101、102の
監視制御信号の送受信を行い、同様に各中間中継器401
〜403では監視制御インタフェイス回路411〜413を用い
て監視制御信号の分岐および挿入を行い自局の監視制御
信号の端局101、102への転送および受信を行う。回線切
替器111、112はそれぞれ端局中継器201、202が入力異常
を検出した場合に送出する切替要求を受け端局中継器30
1、302および中間中継器501〜503で構成される予備系に
局内伝送路l1、l2との接続を切替える。
いま、中間中継回路422が入力異常を検出したとす
る。この時点では中間中継回路422はAIS信号を送出しな
いので、中間中継回路423および端局中継器202で入力異
常を検出する。端局中継器202では入力異常を検出した
ことにより切替要求信号A22を回線切替器112へ送出し、
回線切替器112は予備系への回線切替えを行うとともに
図で示した切替制御信号B22を監視制御インタフェイス
回路212に送出する。切替制御信号B22は監視制御インタ
フェイス回路212、端局中継器202、中間中継回路423、
中間中継回路422、中間中継回路421、端局中継器201を
経由して監視制御インタフェイス回路211に送出され、
監視制御インタフェイス回路211は復号して切替制御信
号C21を得て回線切替器111に送出する。切替制御信号C
21を得た回線切替器111は、局内伝送路l1を現用系から
予備系へ切替える。以上により現用回線から予備回線へ
の切替えが完了する。
る。この時点では中間中継回路422はAIS信号を送出しな
いので、中間中継回路423および端局中継器202で入力異
常を検出する。端局中継器202では入力異常を検出した
ことにより切替要求信号A22を回線切替器112へ送出し、
回線切替器112は予備系への回線切替えを行うとともに
図で示した切替制御信号B22を監視制御インタフェイス
回路212に送出する。切替制御信号B22は監視制御インタ
フェイス回路212、端局中継器202、中間中継回路423、
中間中継回路422、中間中継回路421、端局中継器201を
経由して監視制御インタフェイス回路211に送出され、
監視制御インタフェイス回路211は復号して切替制御信
号C21を得て回線切替器111に送出する。切替制御信号C
21を得た回線切替器111は、局内伝送路l1を現用系から
予備系へ切替える。以上により現用回線から予備回線へ
の切替えが完了する。
次に中間中継回路433、432、431に各々接続された監
視制御インタフェイス回路413、412、411でも切替制御
信号B22を復号し各々中間中継回路423、422、421に送出
する。
視制御インタフェイス回路413、412、411でも切替制御
信号B22を復号し各々中間中継回路423、422、421に送出
する。
切替制御信号B22を受けた各中間中継回路421〜423か
ら入力異常を検出している中間中継回路(この場合は中
間中継回路422、423)のみ内蔵しているAIS発生回路に
より発生されるAIS信号を回線切替後に伝送路に送出す
る。
ら入力異常を検出している中間中継回路(この場合は中
間中継回路422、423)のみ内蔵しているAIS発生回路に
より発生されるAIS信号を回線切替後に伝送路に送出す
る。
以上により回線が切替った後に入力信号異常を検出し
た中間中継器および異常を検出した中間中継器の下位の
中間中継器の設置されている局の監視制御信号の端局へ
の転送が可能となる。
た中間中継器および異常を検出した中間中継器の下位の
中間中継器の設置されている局の監視制御信号の端局へ
の転送が可能となる。
また、現用回線が両方向とも障害が発生した場合のこ
とを考慮し回線切替器からの切替信号を予備回線のたと
えば余剰ビットを利用して現用回線とともに2系列で伝
送し回線切替えを確実化することもできる。さらに中間
中継器は、切替制御信号を受信しなくても入力異常を検
出してからある一定時間後(たとえば回線切替に要する
最大時間より若干長い時間後)には必ずAIS信号へ切替
わるようにしておけば入力異常を検出した中間中継器が
AIS信号に切替わらないことを防止できる。
とを考慮し回線切替器からの切替信号を予備回線のたと
えば余剰ビットを利用して現用回線とともに2系列で伝
送し回線切替えを確実化することもできる。さらに中間
中継器は、切替制御信号を受信しなくても入力異常を検
出してからある一定時間後(たとえば回線切替に要する
最大時間より若干長い時間後)には必ずAIS信号へ切替
わるようにしておけば入力異常を検出した中間中継器が
AIS信号に切替わらないことを防止できる。
以上説明したように、本発明は、端局中継器が入力異
常の検出を確実に行うことができ、回線切替を誤動作な
く行うことができる優れた効果がある。
常の検出を確実に行うことができ、回線切替を誤動作な
く行うことができる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】 図は本発明一実施例回線切替装置のブロック構成図。 101、102……端局、111、112……回線切替器、201、2
02、301、302……端局中継器、401〜403、501〜503……
中間中継器、411〜413、511〜513……監視制御インタフ
ェイス回路、421〜423、431〜433、521〜523、531〜532
……中間中継回路、A21、A22、A31、A32……切替要求信
号、B21、B22、B31、B32、C21、C22、C31、C32……切替
制御信号。
02、301、302……端局中継器、401〜403、501〜503……
中間中継器、411〜413、511〜513……監視制御インタフ
ェイス回路、421〜423、431〜433、521〜523、531〜532
……中間中継回路、A21、A22、A31、A32……切替要求信
号、B21、B22、B31、B32、C21、C22、C31、C32……切替
制御信号。
Claims (1)
- 【請求項1】現用系および予備系の二つの端局中継器お
よび回線切替器を含む対向する二つの端局と、対向する
端局中継器の間に伝送路を介して接続された複数個の中
間中継器とを備え、 上記端局中継器および上記中間中継器はそれぞれ、伝送
路符号の余剰ビットを用いて監視制御信号を挿入および
分岐して送受信する手段を含み、 上記回線切替器は、自端局の現用系の端局中継器の切替
要求信号に基づいてこの端局中継器に監視制御信号とし
て切替制御信号を与える手段と、この切替要求信号また
は他端局の切替制御信号に基づいて現用系と予備系とを
切替える手段を含む 回線切替方式において、 現用系の各端局中継局はそれぞれ、入力信号の異常を検
出して切替要求信号を出力する手段を含み、 現用系の各中間中継器はそれぞれ、切替制御信号を受信
したときに入力信号の異常を検出している場合には余剰
ビットに監視制御信号を含む所定のパタン信号を回線切
替後に送出する手段を含む ことを特徴とする回線切替方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6448388A JP2664925B2 (ja) | 1988-03-17 | 1988-03-17 | 回線切替方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6448388A JP2664925B2 (ja) | 1988-03-17 | 1988-03-17 | 回線切替方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01236840A JPH01236840A (ja) | 1989-09-21 |
JP2664925B2 true JP2664925B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=13259509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6448388A Expired - Lifetime JP2664925B2 (ja) | 1988-03-17 | 1988-03-17 | 回線切替方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2664925B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04341028A (ja) * | 1991-05-17 | 1992-11-27 | Nec Corp | 伝送装置 |
-
1988
- 1988-03-17 JP JP6448388A patent/JP2664925B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01236840A (ja) | 1989-09-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6327400B1 (en) | Protection scheme for single fiber bidirectional passive optical point-to-multipoint network architectures | |
JPS6341457B2 (ja) | ||
JP2000332857A (ja) | N+1冗長構成回路 | |
JP2664925B2 (ja) | 回線切替方式 | |
JP3123633B2 (ja) | 1:n通信の伝送方式 | |
JP2001326620A (ja) | スタンバイパスアクセス方法および装置 | |
JP2002281109A (ja) | 二重化方法、二重化方式及び光加入者終端装置 | |
JPH09261132A (ja) | データ伝送システムの冗長切替方式 | |
JPH05344104A (ja) | 伝送路切替装置 | |
JP2507609B2 (ja) | Isdn加入者インタフェ―ス装置 | |
JP3741903B2 (ja) | 通信システム及びその冗長系切り替え方法 | |
JPH1065696A (ja) | 通信ネットワークおよび障害通知方法 | |
JPH11355231A (ja) | 多重化端局装置 | |
KR0146645B1 (ko) | 광선로 이중링에서의 장애복구장치 | |
JP3057187B2 (ja) | 異種衛星システム間接続方式 | |
JPH0618383B2 (ja) | 回線監視制御装置 | |
KR0120720B1 (ko) | 근거리 통신망의 이중화 공유버스 중계회로 및 그 방법 | |
JPH0342930A (ja) | 回線切り替え装置 | |
JPH1198075A (ja) | 伝送路監視装置 | |
JPS59119935A (ja) | 障害通知方式 | |
JP2968684B2 (ja) | ディジタルトランクの系選択方式 | |
JPS6223650A (ja) | 時分割多重伝送方式 | |
JPS61292438A (ja) | ル−プバツク制御方式 | |
JPS6148249A (ja) | 回線切替装置 | |
KR20000006473U (ko) | 에이티엠교환기에서 에스티엠-4급 물리계층 보드이중화 장치 |