JP2516256B2 - 障害検出方式 - Google Patents

障害検出方式

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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は通信機器または情報機器などに適用される障
害検出方式、とくにたとえば自動交換機に有利に適用さ
れる障害検出方式に関する。
(従来の技術) たとえば統合情報通信ネットワークシステムなどにお
いて、伝送路の効率化を図るため、このシステムに適用
されているデジタル交換機は、同期多重化装置(MUX)
を介してデジタル伝送路に接続され、情報の送受信を行
なうことがある。このようなデジタル交換機と同期多重
化装置間のデジタル多重インタフェースは、伝送路障害
およびデジタル交換機と同期多重化装置間のインタフェ
ース障害を検出することができる信号方式およびフレー
ムフォーマットが採用されている。たとえば愛澤慎一編
著、電気通信協会発行「やさしいディジタル交換」第18
1頁〜第185頁には、このような従来技術が記載されてい
る。
同期多重化装置に接続されているデジタル交換機のデ
ジタル多重インタフェース部は、対向する同期多重化装
置より送られてくる検出信号を受信・検出する障害検出
回路が設けられている。従来、デジタル交換機が同期多
重化装置からの検出信号を検出する場合、以下に示すい
ずれかの障害検出方式が用いられている。すなわち、第
1の障害検出方式は障害発生時に障害検出回路が交換機
の制御装置に割り込んで障害通知を行なう方式であり、
また第2の障害検出方式は交換機の制御装置が一定周期
で障害検出回路の障害検出を監視する方式である。
(発明が解決しようとする課題) このような通信システムにおいて、たとえば障害が発
生すると、この間にデジタル交換機が受信したデータ
は、データ化けが生じている可能性が高い。このため、
交換機のもつ一連の動作・制御における選択信号の送出
または受信の過程において、この制御装置が前述の障
害、特に瞬時的な障害を見逃してしまうと、誤接続など
が発生する確率が非常に高くなる。したがって回線の無
効使用が増加するばかりでなく、利用者に対しても多大
な迷惑をかけることになる。
しかしながら前述した従来技術において、第1の障害
検出方式は、確かに瞬時的な障害を検出できるが、割込
み制御回路などが必要であり、ハードウェアが大きくな
るなど必ずしも実用化に適したものではなかった。ま
た、第2の障害検出方式は、このような割込み制御回路
が不要である反面、制御装置が障害検出回路の障害検出
を監視する周期が一定の値に固定されているため、以下
に示す問題点が生じる。すなわち、この監視周期を短く
設定すると、デジタル多重インタフェース部は瞬間的な
障害を検出することが可能であるが、デジタル交換機の
制御装置の処理負担が増加し処理能力が低下する。ま
た、この監視周期を長く設定すると、制御装置の処理能
力に与える影響は少なくなるが、監視周期より短い時間
に発生した障害を検出できなくなるという欠点がある。
本発明はこのような従来技術の欠点を解消し、ハード
ウェア量が大きくならず、また制御装置に過度の負担が
かからない、障害検出能力の優れた障害検出方式を提供
することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は上述の課題を解決するために、障害情報を含
む情報を受け、受けた情報の中から障害情報を検出・認
識する障害検出方式は、情報を受け、情報の中から障害
情報を検出する障害検出手段と、障害研修手段を監視す
ることにより、障害検出手段で検出された障害を認識す
る制御手段とを有し、制御手段は、障害検出方式が適用
された装置が行なう制御処理過程に対応して、障害検出
手段を監視する監視周期を複数有する。
(作 用) 本発明によれば、該方式が適用された装置の制御処理
過程が変わると、制御手段は、その処理過程に対応する
監視周期で障害検出手段を監視し、この障害検出手段に
より検出された障害情報を認識する。
(実施例) 次に添付図面を参照して本発明による障害検出方式の
実施例は詳細に説明する。
第2図には、本発明による障害検出方式をデジタル交
換機に適用した実施例の中継方式図が示されている。デ
ジタル交換機1は、たとえば電話機30またはファクシミ
リ装置40などの通信機器、およびコンピュータなどの情
報機器50などを複数収容可能な交換機であり、呼の接続
要求に応じてこれら収容端末間または外部端末と収容端
末間の経路設定を行なう。交換機1は、これら収容端末
からの情報を受信すると、この情報をたとえばPCM信号
に変換し、必要に応じて回線110を介し同期多重化装置
2に送る。
同期多重化装置2は、回線110を介し交換機1から送
られてきたPCM信号を、多重化して高速デジタル通信回
線100に送る多重化装置である。多重化装置2はまた、
この通信回線100を介し、たとえば対向する多重化装置
2より送られてきた信号100を分離して交換機1に伝送
する。なお、回線110は複数の双方向ハイウェイ112によ
り構成されている。
第1図を参照すると、本実施例における障害検出方式
を適用したときのデジタル交換機1の機能ブロック図が
示されている。なお同図では、デジタル交換機1は1本
の双方向ハイウェイ112により接続されているが、これ
は図の複雑化を避けるためであり、実際には第2図に示
したように複数のハイウェイ112により同期化多重化装
置2に接続されている。また同図では、本実施例に直接
関係の無いデジタル交換機1の各構成要素は略して記載
していない。
多重インタフェース回路10は、ハイウェイ112を介し
て同期多重化装置2に接続されている。インタフェース
回路10は、多重化装置2のデジタル多重インタフェース
をとるためのインタフェース回路である。インタフェー
ス回路10は、信号線122を介し障害検出回路12に、また
信号線160を介し制御装置16にそれぞれ接続され、これ
らに多重化装置2より送られてきた各種障害情報および
同期情報などを含む情報を出力する。
障害検出回路12は、信号線122を介し、たとえば対向
接続装置である同期多重化装置2より送られてくる各種
障害情報を検出するとともに、対向同期多重化装置2と
の同期外れなどを検出する検出回路である。検出回路12
は、信号線120を介してアンドゲート14の一方の入力端
子に接続され、障害を検出したときに、このゲート14に
対し「H」レベルの障害信号120を出力する。
アンドゲート14は、他方の入力端子が制御装置16に接
続され、一定周期で「H」レベルになる後述する障害監
視周期Tを制御装置16から受信する。アンドゲート14
は、これら入力端子から入力した信号が「H」レベルの
時、障害検出信号140を信号線140を介し制御装置16に出
力するゲート回路である。
制御装置16は、デジタル多重インタフェースにおける
一連の動作を司るプログラム制御方式の制御装置であ
る。すなわち制御装置16は、ハイウェイ112に送出する
情報を信号線160により多重インタフェース回路10に送
るとともに、制御出力線162を介して障害監視を行なう
障害監視周期Tをアンドゲート14に出力する。
本実施例において、障害監視周期Tは2種類あり、制
御装置16は、回線112の状態に応じて、障害監視周期T1
またはT2のいずれかをアンドゲート14に選択出力する。
第3図には、交換接続過程におけるこれら障害監視周期
Tのタイムチャートの一例が示されている。同図に示す
ように、制御装置16は、回線空き状態または通話中状態
のとき、瞬時的な障害が発生しても接続処理に悪影響を
及ぼすことがないため、その状態に対応するたとえば19
2msの周期で「H」レベルとなる障害監視周期T1を出力
する。制御装置16はまた、選択信号送出または受信の状
態の交換接続過程のとき、瞬時的な障害が接続処理に悪
影響を与える可能性が大きいため、交換接続過程に対応
するたとえば8msの周期で「H」レベルとなる障害監視
周期T2を出力する。なおタイミングT2は、別途設けられ
ている選択信号の送出または受信・計数のための制御周
期と同一の値に設定されている。
アンドゲート14は、これら障害監視周期T1,T2の
「H」レベルを入力した時に、障害検出回路12から障害
検出120を受信している場合には、その検出情報140を制
御装置16に出力する。
第4A図および第4B図にはそれぞれ、本実施例の動作説
明の一例として、デジタル変換機1がダイヤルパルス1
を受信中、すなわち障害監視周期が周期T2のときに、瞬
時的な障害がたとえば伝送路100または112に発生したと
きの動作説明図が示されている。
第4A図には、障害監視周期T2より短い障害、すなわち
8msより短い瞬時的な障害200が発生したときの動作例が
示されている。障害検出回路12は、多重インタフェース
回路10から入力したダイヤルパルス「1」の信号122の
中に、障害200が含まれていることを検出すると、その
障害信号120をアンドゲート14に出力する。
前述したように、選択信号の送受信のときには、制御
装置16からの障害監視周期は8msである。したがってこ
のように、8msより短い瞬時的な障害200の場合、同図の
丸印300に示すように、監視周期T2の出力タイミングの
間に障害200が発生すると、アンドゲートはその障害検
出信号140を出力しないため、制御装置16はこの障害200
を認識することができない。しかしながらこの場合に
は、ダイヤルパルス受信・計数のための周期と、障害監
視周期T2は同じ値であるため、障害が検出できなくて
も、ダイヤルパルスの誤計数は発生しない。したがっ
て、このような障害200が発生しても交換接続処理にお
ける悪影響はない。
第4B図には、障害監視周期T2以上の障害、すなわち8s
以上の瞬時的な障害210が発生したときの動作例が示さ
れている。この場合には、同図の丸印310に示すよう
に、障害監視周期T2によって必ず検出することができ
る。したがって、制御装置16は、障害検出信号140を受
信することにより、ダイヤルパルスの受信・計数処理を
停止し、たとえば高速デジタル回線100を介して接続さ
れている対向する同期多重化装置2に、無効呼である旨
のメッセージを返送することができる。
なお、本実施例では双方向ハイウェイ112毎に障害検
出を行なっているとした。しかし、本発明は勿論これに
限定されるものではなく、多重インタフェース回路10は
複数のハイウェイ112のインタフェースをとり、また障
害検出回路12は複数のハイウェイ112からの障害情報お
よび同期外れの検出を行なうとしても良い。
また、本実施例ではデジタル交換機における障害検出
方式について説明した。しかし、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、たとえば受信した情報の障害検出を
一定の周期で行なう通信機器または情報機器に適用する
ことができる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように本発明によれば、交換接続
過程に応じて障害検出を行なう障害監視周期を変え、交
換接続過程の制御周期と同一の障害監視周期にて障害検
出手段を監視する。このため、制御手段の処理能力を低
下させることなく、交換接続処理上最も重要な選択信号
の送出または受信中の障害を検出可能となり、誤接続な
どの問題を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による障害検出方式を交換通信システム
に適用したときの一実施例を示す機能ブロック図、 第2図は、第1図の実施例における交換通信システムの
中継方式図、 第3図は、本実施例の交換接続過程における交換監視周
期の動作タイムチャートを示す動作説明図、 第4A図および第4B図は、本実施例における障害検出の一
例を示す動作説明図である。 主要部分の符号の説明 1……デジタル交換機 2……同期多重化装置 10……多重インタフェース回路 12……障害検出回路 14……アンドゲート 16……制御装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】障害情報を含む情報を受け、該受けた情報
    の中から障害情報を検出・認識する障害検出方式におい
    て、該方式は、 前記情報を受け、該情報の中から障害情報を検出する障
    害検出手段と、 該障害検出手段を監視する複数の監視周期のうちいずれ
    かの監視周期にて前記障害検出手段を監視することによ
    り、該障害検出手段で検出された障害情報に基づいて、
    該障害検出方式が適用された装置が行なう制御処理過程
    に悪影響を及ぼす障害を認識する制御手段とを有し、 前記制御手段は、前記監視周期を前記制御処理過程に応
    じて変更し、該制御処理過程の制御周期と同一周期の監
    視周期にて前記障害検出手段を監視することを特徴とす
    る障害検出方式。
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