JP2729957B2 - 蓋板の開閉構造 - Google Patents

蓋板の開閉構造

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JP2729957B2
JP2729957B2 JP573488A JP573488A JP2729957B2 JP 2729957 B2 JP2729957 B2 JP 2729957B2 JP 573488 A JP573488 A JP 573488A JP 573488 A JP573488 A JP 573488A JP 2729957 B2 JP2729957 B2 JP 2729957B2
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    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05CBOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の属する技術分野] この発明は、中空スペースを選択的に閉塞する蓋板
(フラップ)を有する装置に関し、特に、当該蓋板の開
閉構造に関する。
[従来の技術] ドイツ公開特許第P3621259.8号(実開昭62−27979
号)には、本願と適用使途は同一であるが、異なる構造
の蓋板開閉構造が開示されている。説明すると、蓋板は
固定されたロックボルト(26)を有し、このロックボル
トはラッチ(5)と協働する。このラッチは、横木のよ
うな形状をしており、蓋板は閉位置に来るとロックボル
トの上に重なるように位置する。このラッチは、その状
態で、一端が開いた箱状のガイド手段(1)内を摺動す
るスライド部材(3)に回動可能に取り付けられてい
る。スライド部材がガイド手段内に大きく入り込み、当
該ガイド手段内で大きな空間を占めると、ラッチは施錠
状態になる。スライド部材がその一部でもガイド手段か
らはみ出ると、ラッチは、ロックボルトを押すことによ
り動いて解錠状態になる。このスライド部材はコントロ
ールエレメントを保持し、コントロールエレメントはま
た、スライド部材の移動方向と直交する軸線の周りに回
転可能にスライド部材に支持されている。このコントロ
ールエレメントは、ガイド手段に固定されている第1,第
2のカム手段(19,20)と協働し、かくしてこのコント
ロールエレメントは、閉位置では第一カム手段(19)と
協働する。この結果、スライド部材(3)は下方の固締
位置に保持され、スライド部材がガイド手段(1)より
外向きに移動することは阻止される。
スライド部材がガイド手段内に再度押し下げられる
と、コントロールエレメントは第一カム手段(19)から
解放され、軸線の周りでコントロールエレメントを回転
させる第2カム手段(20)と協働する。そして、スライ
ド部材に加わっている押し下げ力が緩められると、この
スライド部材に間断なく力を及ぼしているバネ(4)
が、スライド部材をガイド手段(1)の外に押し出し、
コントロールエレメントはかくて第1カム手段(19)を
乗り越える。
この結果、コントロールエレメントはさらに回転す
る。しかし反対に、このスライド部材が開位置から閉位
置にまで動くと、第2カム手段(20)がコントロールエ
レメントをある位置まで動かし、この位置において、コ
ントロールエレメントが再度、第一カム手段(19)と協
働し、この結果、スライド部材(3)が施錠位置に固定
される。
[発明が解決すべき課題] このようなロックシステムは、ロックエレメントやハ
ンドルなどを作動させなくとも、蓋板を動かすだけで、
これを開閉し得るものである。しかし、このような従来
構造は多数のパーツを要し、余計なスペースを必要とす
る。
本発明は、このような実情に鑑み、要すれば製作、組
立ての容易なプラスチック製のパーツで作ることがで
き、最少のスペースで足りる構造で、かつ、使い勝手に
優れた蓋板開閉構造を提案せんとするものである。
[課題を解決するための手段] 中空スペース(13)を選択的に閉塞するべく、軸部材
(18)に対し取り外し可能で、かつ旋回可能に支持され
た蓋板(19)を開閉するための開閉構造として、上記目
的を達成するため、本発明はまず、第一の態様におい
て、 中空スペース(13)の側壁(17)の内面に取り付けら
れるか、または蓋板(19)と直交する関係で該蓋板(1
9)から上記中空スペース(13)内に入るように伸びる
壁部材(20)の外面に設けられ、軸部材(18)の軸線と
平行な軸の周りに回転し、該軸線と直交する方向に伸び
る形状を有するコントロールエレメント(25)と; 壁部材(20)の外面に設けられるか、側壁(17)の内
面に設けられた一対のカム手段(31,32)と; 蓋板(19)を常に開位置に向けて付勢するバネ手段
(24)とを有し; コントロールエレメント(25)は、一対のカム手段
(31,32)と協働し、蓋板(19)が閉位置にあるとき、
バネ手段(24)の付勢力によって一対のカム手段(31,3
2)の一方である第一カム手段(32)と施錠的に係合す
る一方; 蓋板(19)が該閉位置を越えてさらに動くと、コント
ロールエレメント(25)は、一対のカム手段(31,32)
の他方である第二カム手段(31)によって、第一カム手
段(32)がコントロールエレメント(25)を越えるのに
必要な回転角以上に亙り回転させられ、これにより施錠
的な係合が解かれると共に; 中空スペース(13)の側壁(17)の内面にはさらに、
蓋板(19)と直交する壁部材(20)が中空スペース(1
3)内に挿入される時、壁部材(20)の外面に設けられ
た被ガイド突起(35)がその上を滑動するガイド手段
(34)が設けられており; このガイド手段(34)は、中空スペース(13)の開口
の付近からコントロールエレメント(25)に向けて伸
び、ただしその終端が該コントロールエレメント(25)
には至らず、コントロールエレメント(25)との間に隙
間が生ずる長さであって; 蓋板(19)と直交する壁部材(20)が中空スペース
(13)内に挿入されて行き、軸部材(18)に蓋板(19)
が嵌まり付く時には、被ガイド突起(35)は上記の隙間
の間を抜けるように動くこと; を特徴とする蓋板の開閉構造を提案する。
ここにおいて、各構成要素に付した符号は、後述の本
発明実施例において用いる符号に相当する。
また、本発明の第二の態様では、 中空スペース(13′)の側壁(17′)の内面に取り付
けられるか、または蓋板(19′)と直交する関係で蓋板
(19′)から中空スペース(13′)内に入るように伸び
る壁部材(20′)の外面に設けられ、軸部材(40)の軸
線と平行な軸の周りに回転し、当該軸線と直交する方向
に伸びる形状を有するコントロールエレメント(25′)
と; 壁部材(20′)と外面に設けられるか、側壁(17′)
の内面に設けられた一対のカム手段(31′,32′)と; 蓋板(19′)を常に開位置に向けて付勢するバネ手段
(24′)とを有し; コントロールエレメント(25′)は一対のカム手段
(31′,32′)と協働し、蓋板(19′)が閉位置にある
とき、バネ手段(24′)の付勢力によって一対のカム手
段(31′,32′)の一方である第一カム手段(32′)と
施錠的に係合する一方; 蓋板(19′)が閉位置を越えてさらに動くと、コント
ロールエレメント(25′)は一対のカム手段(31′,3
2′)の他方である第二カム手段(31′)によって、第
一カム手段(32′)がコントロールエレメント(25′)
を越えるのに必要な回転角以上に亙り回転させられ、こ
れにより施錠的な係合が解かれると共に; 壁部材(20′)の外面または側壁(17′)の内面の
中、上記した一対のカム手段(31′,32′)の設けられ
ている面と同じ面には、コントロールエレメント(2
5′)の回転角位置制御部材(50)が設けられ; この回転角位置制御部材(50)は、壁部材(20′)を
中空スペース(13′)内に挿入して行く時に、コントロ
ールエレメント(25′)の回転角位置が所定の位置から
ずれていた時には、コントロールエレメント(25′)に
当接することでコントロールエレメント(25′)の回転
角位置を所定の位置にすること; を特徴とする蓋板の開閉構造も提案する。
[作用及び効果] 本発明の開閉構造でも、蓋板のロックに関与する部分
の設置スペースは必要であるが、そのサイズは、コント
ロールエレメントとカム手段のそれぞれの厚さによって
決まる。ところが、これらは十分薄くできるので、当該
設置スペースは相当狭くできる。
本発明におけるコントロールエレメントは、施錠機能
を果すだけでなく、選択的開閉機能をも果たす。蓋板の
閉塞時においては、コントロールエレメントがカム手段
と協働することにより、蓋板が自然に、あるいは手で、
開放状態になってしまうことが阻止される。しかし、蓋
板の押圧力が加えられると、つまり、閉位置すなわち施
錠(ロック)位置を越えて動くように意図的な力が加え
られると、第一カム手段はコントロールエレメントから
外れ、第二カム手段が、コントロールエレメントをある
角度だけ回転させる、従ってその後、蓋板を押している
手を離すと、コントロールエレメントは第一カム手段を
越え、そして第二カム手段と係合することによってさら
に回転する。このような機構動作を伴いながら、蓋板は
バネ手段の付勢力により、自動的に開く。
本発明を具体的に適用した場合、中空スペースを形成
する本体と蓋板とは、それぞれ、例えばプラスチック材
料で簡易に作ることができる。その場合、後述の実施例
に認められるように、本発明の下位態様において必要と
なる種々の部品の多くは、それらと一体に成形すること
ができる。
本発明の蓋板開閉構造は、中空スペース内に完全にあ
るいは部分的に受容されて旋回動するように支持された
コンテナないしボックスに有利に適用することができ
る。車両に搭載される灰皿等がそれに当る。こうした場
合、当該蓋板は灰皿の前板とし得るし、蓋板と直交する
壁部材は灰皿と側壁とし得る。
このような場合、ボックスは取り外せなくてはならな
い。例えば灰皿は時々空にしなければならない。しか
し、本発明はそもそも、軸部材に対し着脱可能な蓋板を
想定している。従って、後述の実施例に求められるよう
に、それに適した軸受構造がある。ただし、この軸受構
造自体は公知既存のものでも様々ある。
本発明の上記した第二の態様では、コントロールエレ
メントの回転角位置制御部材があり、これは有利に機能
する。蓋板ないしボックスを上述のように取り外したり
付け直したりする時、コントロールエレメントの回転角
位置は本来あるべき初期位置からずれることがある。し
かし、この制御部材の存在により、コントロールエレメ
ントは、回転角位置がどこにあっても、制御部材に当接
して所定の回転角位置に直される。この結果、カム手段
とコントロールエレメントは、上述のように所期通りに
協働することになる。
一方、本発明の第一の態様によると、コントロールエ
レメントと対面するガイド手段が中空スペースの側壁に
設けられ、このガイド手段は、コントロールエレメント
から離れた所にその終端があって、それらの間に隙間を
置くようにしている。そのため、蓋板ないしボックスを
装着する時、被ガイド突起がガイド手段上を滑って所定
の位置に向けて動くのを助ける一方で、軸部材が蓋板が
嵌まり付く時にはこれを邪魔せず、被ガイド突起は上述
の隙間を抜けて行くことができる。
[実施例] 以下、添付図面に即し本発明の実施例につき説明す
る。ただし、添付図面は概略的なものであって、現寸法
表示はされてない。
中空スペース(13)内に挿入されるコンテナないしボ
ックスとして車両用の灰皿(10)があり、これが、内部
に当該中空スペース(13)を形成するソケット(11)内
に受容されている。このソケット(11)は、車室内の適
当な場所に開けられた皿もみ加工部に取り付けられるよ
うになっていて、プラスチック材による一体構造部品で
ある。このソケット(11)は、半径方向へのフランジ
(12)を有し、このフランジにはカバーなどが係合され
る。ソケット(11)と形状と組立については、これ以上
詳しくは述べない。
中空スペース(13)を形成するソケット(11)は、天
壁(14)、後壁(15)、底壁(16)、そして二枚の互い
に平行な側壁によって形成されるが、この側壁は、図中
で内面に見えているその一つに符号(17)が付けられて
いる。
灰皿(10)は、中空スペース(13)を選択的に解放、
閉塞する蓋板(19)ともなる前板と、蓋板(19)に直交
する壁部材(20)としての二枚の側壁(20)を有し、さ
らに、この実施例では、後壁(21)と底壁(22)も有し
ている。図中では、内部構造の理解を容易にするため、
灰皿の側壁(20)があたかも透明であるかのように示さ
れている。符号(20)は、第1図で見たときに見えてい
る側壁を示している。
ソケット(11)の両側壁(17,17)の前方下端には、
それら両側壁に跨がるように、蓋板(19)ないし前板を
(ひいては灰皿(10)を)取り外し可能に、かつ旋回可
能に支持する軸部材として、ロッド(18)が連結されて
る。灰皿(10)の底壁(22)には、ロッド(18)と選択
的に係合し得るノッチ状の凹部(23)が形成されている
ので、この凹部(23)をロッド(18)に嵌め付けた状態
では、灰皿(10)は、第2図に示す閉位置と第1図に示
す開位置との間で自由に旋回し得る。灰皿(10)の後壁
(21)には板バネ(24)の一端が固定され、この板バネ
(24)の自由端はソケット(11)の後壁内面に摺動可能
に接しているので、灰皿(10)は常時、開位置に向けて
付勢されている。
一方の側壁(17)上に備えられている細長い小片はコ
ントロールエレメント(25)であり、これは軸(26)の
周りに回転する。このコントロールエレメント(25)
は、軸(26)と直交する長手方向にあって互いに対向す
る位置に一対のノッチ(27,28)を有し、また、長辺方
向に沿って伸びる両側縁には、外向きにカーブする部分
(29,30)がある。
三角形をした上下二つのカム(31,32)が、灰皿(1
0)の側壁(20)の外側に取付けられている。これらの
カム(31,32)は、コントロールエレメント(25)と同
一平面内であり、後述するようにしてコントロールエレ
メントと協働作用を行う。
盛り上った衝合部(33)が、ソケット(11)の開口部
とコントロールエレメント(25)との間の側壁内面上に
形成されている。これにより、灰皿(10)が開位置にあ
るとき、カム(32)は衝合部(33)に係合し、灰皿(1
0)がそれ以上開くのを止める。
ソケット側壁(17)の内面には、ソケット(11)の開
口部からコントロールエレメント(25)に向ってその手
前まで斜めに上向きに延び、内方に隆起するガイド手段
であるガイド棚(34)が形成されている。一方で灰皿
(10)の側壁(20)には被ガイド突起(35)が形成され
ていて、灰皿(10)を中空スペース(13)に挿入すると
き、この突起(35)がガイド棚(34)上に滑って行く。
突起(35)が、ガイド棚(34)とコントロールエレメ
ント(25)との間の隙間を通り抜けるように押し込まれ
た時、灰皿(10)の凹部(23)はロッド(18)とかみ合
うことができ、これによりロッド(18)を回転軸として
灰皿(10)ないし蓋板(19)の旋回が可能となる。言う
までもないが、このような組込み時には、衝合部(33)
とカム(32)が互いに接触することはない。ロッド(1
8)がノッチ状の凹部(33)内に受容されると、灰皿(1
0)がもし、さらに内向きに直線的に動こうとしても、
これは阻止される。従ってコントロールエレメント(2
5)は、灰皿が挿入、装着されても、まだこの段階では
灰皿(10)のいずれの部分とも接触しない。灰皿(10)
の側壁(20)は、その上縁部(36)においてわずかにカ
ーブしている。これに対応し、ソケット(11)の天壁の
内面の一部には曲線部分が形成されているので、これは
カーブした上縁部(36)と相まって自動的なガイド部を
形成し、かくして、ロッド(18)が凹部(23)内に完全
に受容されたときのみ、灰皿(20)は旋回し得る。
灰皿(10)が、第2図に示すように閉位置に向けて押
されると、下側カム(32)はコントロールエレメント
(25)のノッチ(28)と係合する。そのため、灰皿(1
0)には板バネの力が掛かっているが、灰皿はソケット
(11)内で施錠、ロックされる。この状態では、例え蓋
板(19)を引いても灰皿(10)は開かない。灰皿を開け
るためには、蓋板(19)をさらに押して、灰皿を図にお
いて時計方向にわずかに回転させてソケット(11)内に
向け、さらに旋回させる。この旋回は、突起(35)がソ
ケット(11)の底壁(16)に当接することによって制約
される。灰皿(10)が上述のように旋回すると、下側カ
ム(32)はノッチ(28)から外れる。加えて、上側カム
(31)は、コントロールエレメント(25)のカーブ部分
(29)と協働して、コントロールエレメント(25)をさ
らに時計方向にわずかに回転させ、もはやノッチ(28)
の下側カム(32)が係合しないようにする。
そのため、押す手を離すと、板バネ(24)はこの灰皿
(10)を反時計方向に押す一方で、コントロールエレメ
ント(25)の回転位置が変わっているため、灰皿は苦も
なく開く。しかし、このコントロールエレメント(25)
は、カム(32)によってさらに時計方向に回転し、この
回転角は第1図に示すように、約160度となる。それ
は、カム(32)が灰皿(10′)の反時計方向の旋回によ
って第2図の位置から第1図の位置へ動くからである。
そして、灰皿(10)がそれ以上開こうとしても、下側カ
ム(32)が前述の衝合部(33)と係合するため、それは
阻止される。灰皿を閉じる場合は、これを板バネの力に
抗し、通常は閉じた状態にロックされる位置を越えてさ
らにソケット(11)内に押込めばよい。この時に、上側
カム(31)がコントロールエレメント(25)をある回転
角をもって回転させることになり、その結果、コントロ
ールエレメント(25)は、第2図に示す位置に来る。
灰皿(10)が第2図の位置を越えてさらに動くように
押し込まれると、下側カム(32)はコントロールエレメ
ント(25)の下側になったノッチと再び協働し、その
後、手を離せば、灰皿(10)は第2図示の位置にてロッ
クされる。
図示のように、コントロールエレメント(25)は、灰
皿(10)を一度開いて閉じる動作により、結局は約180
度の回転角をもって回転する。また、長手方向に対向し
合うコントロールエレメント(25)の両端に形成された
ノッチ(27,28)のカム係合縁は、当該長手方向に直交
する方向に沿って互いに反対方向に向くように形成され
ている(つまりは軸26に関し点対称な形状に形成されて
いる)。
第3,4図には本発明の他の実施例が示されている。第
1,2図示実施例における構成要素と同一ないし対応する
構成要素には同じ符号にダッシュを付してある。
灰皿(10′)は、ソケット(11′)内に受容される
が、このソケットは、プラスチック材で一体構造に作ら
れ、車の適当な場所の皿もみ加工部に組込まれる。この
ソケットは、カバープレート等と係合するようになされ
た半径方向のフランジ(12′)をもっている。中空スペ
ース(13′)はソケット(11′)内に形成されるが、こ
のソケットは、天壁(14′)、後壁(15′)、底壁(1
6′)及び二枚の互いに平行な側壁(17′)によって形
成される。
一方、灰皿(10′)も、中空スペース(13′)の蓋板
(19′)となる前板のほか、二枚の側壁(20′)、後壁
(21′)、及び底壁(22′)を有するが、先と同様、灰
皿の側壁(20′)は内部構造を見取り易くするために透
明であるかのように示されており、参照番号(20′)
は、図で見て紙面の奥方向に位置する側壁を指してい
る。
ソケット(11′)の両側壁(17′,17′)は、その一
つの符号(40)の付された二つの四半円状のリブを夫々
有している。これらのリブ(40,40)は軸部材を構成
し、灰皿の側壁(20′)に対応的に形成された弧状の凹
部(41,41)と協働する。第3図示のように、灰皿(1
0′)は両リブ(40,40)上に置かれた後、旋回されて閉
位置にもたらされる。従って、これら四半円状リブ(4
0)と対応する形状の凹部(41)は、互いに係合し合っ
た時に灰皿を回転可能に支持する軸受構造を形成する。
板バネ(24′)は、灰皿(10′)に固定される端部と
なるフック形の自由端部(42)を有するが、この自由端
部は、灰皿(10′)の後部にある延長部(43)のスロッ
ト内にパチンと嵌まり付くことで固定される。板バネ
(24′)のフック形部分に続く部分は、灰皿(10′)の
後壁(21′)と実質的に平行に伸び、さらにその先には
屈曲部(44)がある。屈曲部(44)にて一旦屈曲した
後、再度真っ直ぐに伸びた先端には、屈曲したフック状
部材(45)がある。
ソケット(11′)の天壁(14′)から後壁(15′)に
懸けて、それらの内面に沿う部分には、板バネ(24′)
と対応する位置にリブ(46)が形成されており、板バネ
の屈曲部(44)が摺動する弧状部(47)を形成してい
る。換言すれば、この弧状部(47)は、灰皿(10′)
が、閉位置から開位置、あるいはこの反対方向に動くと
き、板バネの屈曲部(44)が移動する軌跡と対応する輪
郭形状となっている。
灰皿(10′)の開位置は、第3図に示すように、リブ
(46)の衝合部(48)によって決定され、板バネの屈曲
部(44)がこの衝合部(48)に当接することで灰皿の開
位置が定まり、それ以上は開かないようになる。しか
し、この屈曲部(44)は、板バネ(24′)の自由端のフ
ック状部材(45)を下向きに押すと衝合部(48)から外
れるので、そのように操作することで灰皿(10′)を外
向きに旋回させ、引き出すことが出来る。
側壁(20′)の外側面の隆起部(49)には先に述べた
凹部(41)が形成されているが、この隆起部(49)の一
部であって上向きに屈曲した所には三角形の先端を有す
るカム(32′)が形成されている。カム(32′)の下側
外縁に沿っては、この場合、カム(32′)の一部とし
て、ないしは一連に、コントロールエレメントの回転角
位置制御部材(50)が形成される。この回転角位置制御
部材(50)の機能は、少し後に述べるように、灰皿(1
0′)をソケット内に収める時に、コントロールエレメ
ント(25′)の回転角位置がその前にはどうであって
も、灰皿(10′)を収めた時には第3図示の位置になる
ように回転させるものである。
この実施例でも、二つ設けられているカム(31′)と
(32′)は、コントロールエレメント(25′)と協働す
るが、コントロールエレメント(25′)の構成は、第1,
2図示実施例にて用いられているものと似ている。従っ
て、カムの形状についての詳細な説明は行わない。実質
的に先の実施例における場合と同様の機能を果たし得る
形状にされている。
灰皿(10′)をソケット(11′)内に挿入すると、両
方の凹部(41)は両方のリブ(40)の上に来る。灰皿
(10′)を閉位置に向けて押すと、板バネの屈曲部(4
4)は、リブ(46)の前縁部分である傾斜面(51)上に
滑り、従ってこの屈曲部(44)はわずかな力で衝合部
(48)の下側に来る。
この際、上述した回転角位置制御部材(50)が機能
し、コントロールエレメント(25′)は、その前に第3
図示の位置とは異なる回転角位置にあっても、図示の場
合は弧状をなしている当該制御部材(50)の外側縁が当
接することにより、その姿勢が直されて、第3図示の回
転角位置になる。
その後、灰皿(10′)が、第3図に示す開位置から第
4図に示す閉位置に向けて押されるときには、コントロ
ールエレメント(25′)は、カム(31′)で押されて必
要なだけ時計方向に回転する。この回転角量は、カム
(32′)がコントロールエレメント(25′)の下側のノ
ッチと係合するように決められる。こうした回転運動
は、第1,2図示実施例に即して説明した通りであり、ま
た、灰皿(10′)を再度開放する方法、機構について
も、すでに述べた通りてある。
なお、以上の実施例では、ソケットの側壁の内面にコ
ントロールエレメントが設けられ、カムは蓋板に接続し
た側壁の外面に設けられていたが、要旨構成中にも述べ
られているように、これらは逆の配置関係にすることも
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第一実施例において、車両用灰皿が
開位置にある時の概略構成図である。 第2図は、第1図示の灰皿が閉位置にある時の概略構成
図である。 第3図は、本発明の第二実施例において、車両用灰皿が
開位置にある時の概略構成図である。 第4図は、第3図示の灰皿が閉位置にある時の概略構成
図である。 10……灰皿、11……ソケット、13……中空スペース、 14……ソケットの天壁、15……ソケットの後壁、 16……ソケットの底壁、18……軸部材ないしロッド、 19……中空スペースの蓋板ないし灰皿の前板、 20……蓋板と直交する壁部材ないし灰皿の側壁、 21……灰皿の後壁、22……灰皿の底壁、 23……凹部、24……板バネ、25……コントロールエレメ
ント、 27,28……ノッチ、31,32……カム、33……衝合部、 35……突起、40……軸部材ないし四半円状のリブ 44……板バネの屈曲部、46……リブ、 47……リブの弧状部、48……リブに設けられた衝合部、 50……コントロールエレメントの回転角位置制御部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−187772(JP,A) 実開 昭63−189831(JP,U) 実開 昭60−146162(JP,U) 特公 昭58−25435(JP,B2) 米国特許2441614(US,A)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空スペース(13)を選択的に閉塞するべ
    く、軸部材(18)に対し取り外し可能で、かつ旋回可能
    に支持された蓋板(19)を開閉するための開閉構造であ
    って; 上記中空スペース(13)の側壁(17)の内面に取り付け
    られるか、または上記蓋板(19)と直交する関係で該蓋
    板(19)から上記中空スペース(13)内に入るように伸
    びる壁部材(20)の外面に設けられ、上記軸部材(18)
    の軸線と平行な軸の周りに回転し、該軸線と直交する方
    向に伸びる形状を有するコントロールエレメント(25)
    と; 上記壁部材(20)の外面に設けられるか、上記側壁(1
    7)の内面に設けられた一対のカム手段(31,32)と; 該蓋板(19)を常に開位置に向けて付勢するバネ手段
    (24)とを有し; 上記コントロールエレメント(25)は、上記一対のカム
    手段(31,32)と協働し、上記蓋板(19)が閉位置にあ
    るとき、上記バネ手段(24)の付勢力によって上記一対
    のカム手段(31,32)の一方である第一カム手段(32)
    と施錠的に係合する一方; 該蓋板(19)が該閉位置を越えてさらに動くと、該コン
    トロールエレメント(25)は、上記一対のカム手段(3
    1,32)の他方である第二カム手段(31)によって、上記
    第一カム手段(32)が上記コントロールエレメント(2
    5)を越えるのに必要な回転角以上に亙り回転させら
    れ、これにより上記施錠的な係合が解かれると共に; 上記中空スペース(13)の側壁(17)の内面にはさら
    に、上記蓋板(19)と直交する壁部材(20)が該中空ス
    ペース(13)内に挿入される時、該壁部材(20)の外面
    に設けられた被ガイド突起(35)がその上を滑動するガ
    イド手段(34)が設けられており; 該ガイド手段(34)は、上記中空スペース(13)の開口
    の付近から上記コントロールエレメント(25)に向けて
    伸び、ただしその終端が該コントロールエレメント(2
    5)には至らず、該コントロールエレメント(25)との
    間に隙間が生ずる長さであって; 該蓋板(19)と直交する上記壁部材(20)が上記中空ス
    ペース(13)内に挿入されて行き、上記軸部材(18)に
    該蓋板(19)が嵌まり付く時には、上記被ガイド突起
    (35)は上記隙間の間を抜けるように動くこと; を特徴とする蓋板の開閉構造。
  2. 【請求項2】上記被ガイド突起(35)は、上記蓋板(1
    9)が所定の位置を越えてさらに押し込まれようとした
    時、上記中空スペース(13)を形成している底壁(16)
    の内面に当接してこれを防ぐこと; を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の構造。
  3. 【請求項3】上記蓋板(19)と直交する上記壁部材(2
    0)の外面には、該蓋板(19)が開位置にある時、上記
    第一カム手段(32)に衝合して上記バネ手段(24)の付
    勢力に抗し、該蓋板(19)が該開位置からさらに開くの
    を防ぐ衝合部(33)が設けられていること; を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の構造。
  4. 【請求項4】中空スペース(13′)を選択的に閉塞する
    べく、軸部材(40)に対し取り外し可能で、かつ旋回可
    能に支持された蓋板(19′)を開閉するための開閉構造
    であって; 上記中空スペース(13′)の側壁(17′)の内面に取り
    付けられるか、または上記蓋板(19′)と直交する関係
    で該蓋板(19′)から上記中空スペース(13′)内に入
    るように伸びる壁部材(20′)の外面に設けられ、上記
    軸部材(40)の軸線と平行な軸の周りに回転し、該軸線
    と直交する方向に伸びる形状を有するコントロールエレ
    メント(25′)と; 上記壁部材(20′)の外面に設けられるか、上記側壁
    (17′)の内面に設けられた一対のカム手段(31′,3
    2′)と; 該蓋板(19′)を常に開位置に向けて付勢するバネ手段
    (24′)とを有し; 上記コントロールエレメント(25′)は、上記一対のカ
    ム手段(31′,32′)と協働し、上記蓋板(19′)が閉
    位置にあるとき、上記バネ手段(24′)の付勢力によっ
    て上記一対のカム手段(31′,32′)の一方である第一
    カム手段(32′)と施錠的に係合する一方; 該蓋板(19′)が該閉位置を越えてさらに動くと、該コ
    ントロールエレメント(25′)は上記一対のカム手段
    (31′,32′)の他方である第二カム手段(31′)によ
    って、上記第一カム手段(32′)が上記コントロールエ
    レメント(25′)を越えるのに必要な回転角以上に亙り
    回転させられ、これにより上記施錠的な係合が解かれる
    と共に; 上記壁部材(20′)の外面または上記側壁(17′)の内
    面の中、上記一対のカム手段(31′,32′)の設けられ
    ている面と同じ面には、上記コントロールエレメント
    (25′)の回転角位置制御部材(50)が設けられ; 該回転角位置制御部材(50)は、該壁部材(20′)を上
    記中空スペース(13′)内に挿入して行く時に、上記コ
    ントロールエレメント(25′)の回転角位置が所定の位
    置からずれていた時には、該コントロールエレメント
    (25′)に当接することで該コントロールエレメント
    (25′)の回転角位置を該所定の位置にすること; を特徴とする蓋板の開閉構造。
  5. 【請求項5】上記回転角位置制御用の弧状部(50)は、
    上記第一カム手段(32′)の一部であるか、一連に形成
    されていること; を特徴とする特許請求の範囲第4項記載の構造。
  6. 【請求項6】上記板バネ(24′)には、上記蓋板(1
    9′)が上記開位置にある時、上記中空スペース(1
    3′)を形成する壁の一部に設けられた衝合部(48)に
    当接することにより該蓋板(19′)が該開位置を越えて
    さらに開かれるのを防ぐ屈曲部(44)が設けられている
    こと; を特徴とする特許請求の範囲第4項記載の構造。
  7. 【請求項7】上記蓋板は、灰皿の前板であり、該蓋板と
    直交する壁部材は灰皿の側壁であって; 該灰皿はさらに、底壁と後壁も有するボックス形状であ
    ること; を特徴とする特許請求の範囲第1項から第6項までのど
    れか一つに記載の構造。
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