JP2721479B2 - 低分子量ポリブチレンテレフタレート/ポリエステル配合物を含燐化合物で安定化する方法及び得られる熱可塑性樹脂配合物 - Google Patents

低分子量ポリブチレンテレフタレート/ポリエステル配合物を含燐化合物で安定化する方法及び得られる熱可塑性樹脂配合物

Info

Publication number
JP2721479B2
JP2721479B2 JP5320732A JP32073293A JP2721479B2 JP 2721479 B2 JP2721479 B2 JP 2721479B2 JP 5320732 A JP5320732 A JP 5320732A JP 32073293 A JP32073293 A JP 32073293A JP 2721479 B2 JP2721479 B2 JP 2721479B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molecular weight
melt viscosity
poise
acid
phosphate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5320732A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06279664A (ja
Inventor
アイリーン・バーバラ・ワルシュ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JENERARU EREKUTORITSUKU CO
Original Assignee
JENERARU EREKUTORITSUKU CO
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JENERARU EREKUTORITSUKU CO filed Critical JENERARU EREKUTORITSUKU CO
Publication of JPH06279664A publication Critical patent/JPH06279664A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2721479B2 publication Critical patent/JP2721479B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/32Phosphorus-containing compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/49Phosphorus-containing compounds
    • C08K5/51Phosphorus bound to oxygen
    • C08K5/52Phosphorus bound to oxygen only
    • C08K5/524Esters of phosphorous acids, e.g. of H3PO3
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は低分子量ポリブチレンテ
レフタレート樹脂及び高分子量ポリエステル樹脂を含む
改善された溶融粘度安定性をもつ熱可塑性樹脂配合物に
関する。
【0002】
【従来の技術】テレフタル酸及びジメチルテレフタレー
トのようなその反応性誘導体と、たとえば1ないし10
個の炭素原子をもつアルカンジオール、たとえばエチレ
ングリコール及び1,4−ブタンジオールならびに同類
のジオール、たとえば1,4−シクロヘキサンジメタノ
ール、とから誘導されるポリエステル樹脂、及びかゝる
樹脂の混合物はかなり以前から知られており、射出成形
し得る組成物における重要な成分となってきている。か
ゝるポリエステル組成物の単独又は補強剤との組み合わ
せから成形された加工物は高い表面硬度及び耐摩耗性、
高い光沢及びより低い表面摩擦を与える。
【0003】したがって、ポリエステルは重要な商業的
用途を得てきている。ポリエステルは電気部品、機械、
自動車、スポーツ用品、室内装飾品、などのためのエン
ジニアリングプラスチックとして有効に使用されてい
る。これらの用途の多くについては、比較的高分子量を
もつ、すなわちティニウム・オルセン(TiniumO
lsen)式メルトインデックス測定装置を用い、25
0℃、オリフィス寸法0.042インチの条件(AST
M試験法D−1238)で測定して約600ポイズを超
える溶融粘度をもつ、又はフェノール/テトラクロルエ
タンの3:2混合物中のポリエステルの120−130
mgの試料を使用して測定して及びウッベローデ毛管粘
度計を使用して25℃での流動時間を測定して約0.6
dl/gを超える固有粘度をもつポリエステル樹脂を使
用することが望ましい。
【0004】しかしながら、多くのプラスチックス関係
のオペレーターが高分子量ポリエステル樹脂について経
験した問題点の一つはこれらの樹脂の加工が難しいこと
である。この問題に対しては、ティニアス・オルセン式
メルトインデックス測定装置を使用し、250℃、オリ
フィス寸法0.042インチの条件(ASTM試験法D
−1238)で測定して約600ポイズ未満の溶融粘度
をもつ比較的低分子量のPBTをかゝる高分子量ポリエ
ステル樹脂に添加して、該高分子量ポリエステル樹脂の
優れた性質をなお保有しつつ改善された流動性をもつ配
合物を提供することが提案されている。しかしながら、
高分子量ポリエステル及び低分子量PBTの配合物は当
初は溶融粘度の低下を示すが、その溶融粘度は時間と共
に増加することが認められた(図1参照)。これら配合
物の粘度のかゝる増加は商業的用途における低分子量P
BTの使用を制限する。したがって、高分子量ポリエス
テル及び低分子量PBTのより安定した高い流動性を示
す配合物の出現は、当該技術の現状に顕著な進歩をもた
らすであろう。
【0005】Jacquissらの米国特許第4,53
2,290号明細書には、ポリカーボネート−ポリエス
テル組成物に燐酸一ナトリウム及び/又は燐酸一カリウ
ムを添加することによって該組成物をその融点の望まし
くない変化に対して安定化させることが教示されてい
る。Heppの米国特許第4,687,802号明細書
にはPBT樹脂のアークトラッキング度はPBT樹脂に
金属塩を添加することによって改善され得ることが記載
されている。
【0006】しかしながら、これら従来技術の教示は高
分子量ポリエステル及び低分子量PBTの安定した高い
流動性を示す配合物の製造法について何等示唆していな
い。今般、本発明者は、驚くべきことに、ある特定の含
燐化合物を高分子量ポリエステル及び低分子量PBTの
配合物に添加する場合には、優れた溶融安定性をもち高
い流動性を示す配合物が達成され得ることを認めた。
【0007】
【発明の概要】本発明に従えば、つぎの成分: (a)比較的低分子量のポリブチレンテレフタレート樹
脂; (b)比較的高分子量のポリエステル樹脂;及び (c)有効な溶融粘度安定化量の(i)酸性燐酸塩、
(ii)少なくとも1個の水素又はアルキル基をもつ酸
性、アルキル、アリール又は混成ホスファイト、(iii)
周期律表第IB又は第IIB族金属の燐酸塩、(iv)燐の
オキソ酸又は(v)前記した化合物の任意の混合物;を
含有してなる熱可塑性樹脂配合物が提供される。
【0008】さらに、本発明に従えば、比較的低分子量
のPBT樹脂及び比較的高分子量のポリエステル樹脂を
含有してなる熱可塑性樹脂配合物に、有効量の(i)酸
性燐酸塩、(ii)少なくとも1個の水素又はアルキル基
をもつ酸性、アルキル、アリール又は混成ホスファイ
ト、(iii) 周期律表第IB族又は第IIB族金属燐酸塩、
(iv)燐のオキソ酸又は(v)それらの任意の混合物か
らなる含燐化合物を添加することからなる該熱可塑性樹
脂配合物の溶融粘度を安定化する方法が提供される。
【0009】
【発明の詳細な開示】本発明の実施に有用な低分子量ポ
リブチレンテレフタレート(PBT)は600ポイズ未
満、より好ましくは約450ポイズ未満、もっとも好ま
しくは約300ポイズ未満の溶融粘度をもつPBT樹脂
である。本発明の実施に有用な高分子量ポリエステル樹
脂は約600ポイズを超える、より好ましくは約900
ポイズを超える、もっとも好ましくは約1100ポイズ
を超える溶融粘度をもつポリエステル樹脂である。好ま
しい高分子量ポリエステル樹脂の例は高分子量ポリブチ
レンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート及び
ポリシクロヘキサンジメチレンテレフタレートを包含す
る。
【0010】本発明に使用される低分子量ポリブチレン
テレフタレート樹脂は、典型的には、少なくとも70モ
ル%、好ましくは少なくとも80モル%はテトラメチレ
ングリコールであるグリコール成分;及び少なくとも7
0モル%、好ましくは少なくとも80モル%はテレフタ
ル酸及びそのポリエステル形成性誘導体である酸成分を
重合させることによって得られるものである。ポリ
(1,4−ブチレンテレフタレート)が特に有用であ
る。
【0011】好ましくは、該グリコールはエチレングリ
コール、トリメチレングリコール、2−メチル−1,3
−プロパングリコール、ヘキサメチレングリコール、デ
カメチレングリコール、シクロヘキサンジメタノール又
はネオペンチレングリコールのような他のグリコールを
30モル%を超える量、好ましくは20モル%を超える
量では含有しない。その他の共重縮合性ポリオールの例
は1,3−プロピレングリコール、ペンタエリトリッ
ト、1,6−ヘキサンジオール、ポリエチレングリコー
ル及びポリテトラメチレングリコールを包含する。
【0012】好ましくは、酸成分はイソフタル酸、2,
6−ナフタリンジカルボン酸、2,7−ナフタリンジカ
ルボン酸、4,4′−ジフェニルジカルボン酸、4,
4′−ジフェノキシエタンジカルボン酸、p−ヒドロキ
シ安息香酸、セバシン酸、アジピン酸及びそれらのポリ
エステル形成性誘導体のような別の酸を30モル%を超
える量、より好ましくは20モル%を超える量では含有
しない。その他の共重縮合性ポリカルボン酸の例はアゼ
ライン酸、ドデカンジカルボン酸、トリメリト酸、トリ
メシン酸及びヘキサヒドロテレフタル酸を包含する。
【0013】低分子量PBT樹脂は当業者に既知の方法
に従って製造することができ、あるいは商業的に入手可
能である。商業的に入手し得るPBTの一例はゼネラル
・エレクトリック社から登録商標“バロックス(Val
ox)”195として入手し得る約300ポイズの溶融
粘度をもつものである。高分子量ポリエステル樹脂は低
分子量PBTと同様の方法で、すなわちグリコール成分
及び酸成分を重合することによって製造されるものであ
る。典型的には、該ポリエステル樹脂は2ないし約10
個の炭素原子を含む脂肪族又は脂環族ジオール及び少な
くとも一種の芳香族ジカルボン酸から誘導される。好ま
しいポリエステルは脂肪族ジオール及び芳香族ジカルボ
ン酸から誘導されかつつぎの一般式:
【0014】
【化1】
【0015】(式中、nは2ないし6の整数である)の
反復単位をもつものである。もっとも好ましいポリエス
テルはポリ(エチレンテレフタレート)、ポリ(1,4
−ブチレンテレフタレート)及びそれらの混合物であ
る。上記のポリエステルと少量、たとえば0.5ないし
約5重量%の脂肪酸及び/又は脂肪族ポリオールから誘
導された単位とを含む共ポリエステルも本発明における
高分子量ポリエステルとして使用し得るものである。該
脂肪族ポリオールはポリ(エチレングリコール)のよう
なグリコールを包含する。かゝるポリエステルはいずれ
もたとえば米国特許第2,465,319号及び同第
3,047,539号明細書の教示に従って製造し得
る。
【0016】脂環族ジオール及び芳香族ジカルボン酸か
ら誘導され、たとえば1,4−シクロヘキサンジメタノ
ールのシス−又はトランス−異性体のいずれか(又はそ
れらの混合物)と芳香族ジカルボン酸とを次式:
【0017】
【化2】
【0018】(式中、シクロヘキサン環はそのシス−及
びトランス−異性体の形から選ばれ、そしてRは芳香族
ジカルボン酸から誘導される脱カルボキシル残基である
6ないし約20個の炭素原子を含むアリール基を表わ
す)の反復単位をもつポリエステルを形成するように縮
合させることによって製造される高分子量ポリエステル
も本発明に使用するに有用である。
【0019】脱カルボキシル残基Rによって表わされる
芳香族ジカルボン酸の例はイソフタル酸又はテレフタル
酸、1,2−ジ−(p−カルボキシフェニル)エタン、
4,4′−ジカルボキシジフェニルエーテル等及びそれ
らの混合物である。これらの酸のすべては少なくとも1
個の芳香族核を含む。1,4−又は1,5−ナフタリン
ジカルボン酸のような融合環を含む酸も存在し得る。好
ましいジカルボン酸はテレフタル酸又はテレフタル酸及
びイソフタル酸の混合物である。
【0020】別の有用な高分子量ポリエステルは1,4
−シクロヘキサンジメタノールのシス−又はトランス−
異性体のいずれか(又はそれらの混合物)とイソフタル
酸及びテレフタル酸の混合物との反応から誘導され得
る。かゝるポリエステルは式:
【0021】
【化3】
【0022】の反復単位をもつであろう。さらに別の有
用な高分子量ポリエステルはシクロヘキサンジメタノー
ル、アルキレングリコール及び芳香族ジカルボン酸から
誘導される共ポリエステルである。これらの共ポリエス
テルは、たとえば1,4−シクロヘキサンジメタノール
のシス−又はトランス−異性体のいずれか(又はそれら
の混合物)及びアルキレングリコールと芳香族ジカルボ
ン酸とを式:
【0023】
【化4】
【0024】(式中、シクロヘキサン環はそのシス−及
びトランス−異性体から選択され、Rはさきに定義した
とおりであり、nは2ないし6の整数であり、x単位は
約10ないし約90重量%を構成しそしてy単位は約9
0ないし約10重量%を構成する)の単位をもつコポリ
エステルを形成するように縮合させることによって製造
される。
【0025】かゝる共ポリエステルは1,4−シクロヘ
キサンジメタノールのシス−又はトランス−異性体のい
ずれか(又はそれらの混合物)及びエチレングリコール
とテレフタル酸とを1:2:3のモル比で反応させるこ
とによって誘導し得る。これらの共ポリエステルは次
式:
【0026】
【化5】
【0027】(式中、x及びyは前記定義したとおりで
ある)の反復単位を有する。本発明で使用し得る高分子
量ポリエステルは商業的に入手可能であり、あるいは当
該技術において周知の方法、たとえば米国特許第2,9
01,466号、同第2,465,319号および同第
3,047,539号明細書に示される方法に従って製
造することができる。
【0028】本発明の実施に特に適する高分子量ポリエ
ステルは高分子量PBTであり、これはたとえばゼネラ
ル・エレクトリック社から登録商標“バロックス(Va
lox)”295(約1100ポイズの溶融粘度をも
つ)又は“バロックス”315(約8500ポイズの溶
融粘度をもつ)として商業的に販売されている。PBT
配合物は低分子量PBT樹脂を低分子量PBT及び高分
子量ポリエステル樹脂の合計100重量部に基づいて約
5ないし約95、好ましくは約20ないし約80、より
好ましくは約30ないし約70、もっとも好ましくは約
40ないし約60重量部の範囲の割合で含有し得る。し
たがって、PBT配合物は高分子量ポリエステル樹脂を
低分子量PBT及び高分子量ポリエステル樹脂の合計1
00重量部に基づいて約95ないし約5、好ましくは約
90ないし約10、より好ましくは約70ないし約3
0、もっとも好ましくは約60ないし約40重量部の範
囲の割合で含有する。
【0029】本発明の燐含有安定化剤は(i)酸性燐酸
塩、たとえば燐酸一亜鉛、燐酸二水素ナトリウム、燐酸
水素カリウム、燐酸水素カルシウム、酸性ピロ燐酸ナト
リウム及びそれらの混合物を含み得る。さらに、ある種
のホスファイト化合物(ii)、たとえば一般式P−(O
R′)3 (式中、各R′は同一でも異なってもよく、そ
れぞれ独立的に水素、アルキル基、アリール基又はそれ
らの任意の混合物を表わすが、たゞしR′基の少なくと
も一つは水素又はアルキル基を表わすものとする)のホ
スファイト化合物も本発明の実施において使用し得るこ
とが認められた。これらの代表的な例はジフェニルイソ
デシルホスファイト、ジイソオクチルホスファイト、ジ
ラウリルホスファイト、ジフェニルホスファイト、フェ
ニルジイソデシルホスファイト、エチルヘキシルジフェ
ニルホスファイト、ステアリルホスファイト及びそれら
の混合物を包含するが、これらに限定されるものではな
い。燐含有安定化剤はまた(iii)燐酸亜鉛のような周期
律表第IB族又は第IIB族金属燐酸塩又は(iv) 亜燐
酸、燐酸、ポリ燐酸又は次亜燐酸のような燐のオキソ酸
を包含し得る。
【0030】燐酸亜鉛、ジフェニルイソデシルホスファ
イト、燐酸一ナトリウム及び酸性ピロ燐酸ナトリウム及
びそれらの混合物から選んだ含燐化合物が好ましい。燐
酸亜鉛がもっとも好ましい。含燐化合物は一般に本発明
の組成物中に全組成物の重量に基づいて約0.1ないし
約10、好ましくは約0.1ないし約5、より好ましく
は約0.1ないし約2、もっとも好ましくは約0.2な
いし約1重量%の範囲の割合で使用される。
【0031】本発明の組成物はさらにポリエステル樹脂
に慣用的に添加される他の熱可塑性樹脂も含有し得る。
これらはポリカーボネート、ポリエステルカーボネー
ト、ポリアリーレート及びそれらの混合物のような樹脂
を包含し得る。本発明の別の実施態様においては、組成
物はさらに耐衝撃性改良剤を含有し得る。特に有用な耐
衝撃性改良剤は一般にゴム状耐衝撃性改良剤からなる。
これらは当業者に周知であり、通常ポリエステル樹脂と
ともに使用されるこれらの任意のものを本発明において
使用し得る。
【0032】好ましい耐衝撃性改良剤は一般に共役ジエ
ン又はアクリレートエラストマーの単独又はビニル芳香
族化合物と共重合された共役ジエン又はアクリレートエ
ラストマーにアクリル系又はメタクリル系をグラフトし
た重合体である。ローム・アンド・ハース社から入手し
得る型のコア−シェル重合体、たとえば登録商標“アク
リロイド(Acryloid)”として販売されている
もの、が特に好ましい。一般に、これらの耐衝撃性改良
剤はブタジエン又はイソプレン単独又はそれとビニル芳
香族化合物との組み合わせから、又はブチルアクリレー
ト単独又はそれとビニル芳香族化合物との組み合わせか
ら誘導される単位を含有する。前述した耐衝撃性改良剤
はFromuthらの米国特許第4,180,494号
明細書、Owensの米国特許第3,808,180号
明細書、Farnhamらの米国特許第4,096,2
02号明細書、及びCohenらの米国特許第4,26
0,693号明細書に開示されている。耐衝撃性改良剤
はもっとも好ましくはブタジエン又はブチルアクリレー
トのいずれかに基づくゴム状コア及びメチルメタクリレ
ート単独又はメチルメタクリレートとスチレンとの組み
合わせから重合された第二の層をもつ二層重合体(a
two stage polymer)を含むであろ
う。第一層にはさらに架橋用及び/又はグラフト結合用
単量体も存在する。架橋用単量体の例は1,3−ブチレ
ンジアクリレート、ジビニルベンゼン及びブチレンジメ
タクリレートを包含する。グラフト結合用単量体の例は
アリルアクリレート、アリルメタクリレート及びジアリ
ルマレエートである。
【0033】別の好ましい耐衝撃性改良剤は米国特許第
4,292,233号明細書に記載されている型のもの
である。これらの耐衝撃性改良剤は一般に架橋結合され
たブタジエン重合体グラフト用基体上にアクリロニトリ
ル及びスチレンをグラフトして得られたグラフト共重合
体を比較的高含量で含有する。他の適当な耐衝撃性改良
剤はエチレン−ビニルアセテート、エチレン−エチルア
クリレート共重合体、SEBS(スチレンエチレン−ブ
チレンスチレン)及びSBS(スチレン−ブタジエン−
スチレン)ブロック共重合体、EPDM(エチレン−プ
ロピレン−ジエン単量体)及びEPR(エチレン−プロ
ピレンゴム)共重合体等を包含するが、これらに限定さ
れるものではない。これらのすべては当業者に周知であ
りかつ商業的に入手可能である。
【0034】本発明の組成物はさらにガラス繊維を包含
する一種又はそれ以上の補強剤を含有し得る。本発明の
実施に有用な典型的な補強剤はガラス繊維、タルク、雲
母、クレー又はそれらの組み合わせを包含するが、それ
らに限定されるものではない。本発明の組成物に補強剤
として使用し得るフィラメント状ガラスは当業者に周知
でありかつ多数の製造者から広く入手し得る。電気的用
途に使用されるべき組成物については、比較的低ソーダ
含量(relatively soda−free)の
石灰−アルミニウム−硼ケイ酸塩ガラスを含んでなる繊
維質ガラスフィラメントを使用することが好ましい。こ
れはより普通には“E”ガラスとして知られている。し
かしながら、電気的性質がそれほど重要でない場合に
は、他のガラス、たとえば“C”ガラスとして知られる
低ソーダ含量のガラスが有用である。ガラスフィラメン
トは標準的方法で、たとえば水蒸気又は空気吹込法、火
炎吹込法及び機械的引抜法によって製造される。これら
のフィラメントの直径は一般に約0.00012ないし
0.00075インチの範囲であるが、これは本発明に
とって臨界的ではない。
【0035】さらに、本発明の実施に有用なガラス繊維
は、当業者に周知のごとく、重合体マトリックスとの相
互作用を改善するために官能化されたケイ素化合物で処
理することもできる。この目的には、官能化されたシラ
ン、特にアルコキシシランが有用であり得る。これらの
例はアミノプロピルトリエトキシシラン、グリシジルプ
ロピルトリメトキシシラン、(3,4−エポキシシクロ
ヘキシル)エチルトリエトキシシラン、メルカプトプロ
ピルシラン、アミノエチルアミノプロピルアルコキシシ
ラン、ウレイド−アルキルトリアルコキシシラン及びそ
れらの任意の混合物を包含するが、それらに限定される
ものではない。
【0036】ガラスフィラメントの長さ及びこれらのフ
ィラメントが繊維(fibers)に集束されるか否
か、そして集束されたガラス繊維がついでヤーン、ロー
プ又はロービングに集束されるか否か、又はマットに編
成されるか否か、なども本発明にとっては臨界的ではな
い。しかしながら、成形用組成物を製造する場合には、
フィラメント状ガラスは約0.0125ないし約2イン
チの長さのチョップトストランドの形で使用することが
便利である。他方、これらの組成物から成形された製品
中には、配合処理工程中に破砕が生起するのでさらによ
り短かい長さのものが存在するであろう 一般に、フィラメント状ガラス補強剤は本発明の組成物
の合計重量に基づいて約2.5ないし約60重量%を構
成する。より好ましくは、該ガラス補強剤は組成物の合
計重量の約5ないし約55重量%、もっとも好ましくは
約20ないし約40重量%を構成する。
【0037】本発明はさらに難燃化剤化合物を含有し得
る。デカブロムジフェニルエーテル、臭素化フタルイミ
ド、臭素化ポリフェニレンエーテル、臭素含有ポリアク
リレート又はメタクリレート、たとえばポリペンタブロ
ムベンジルアクリレート及び/又は臭素化スチレン重合
体のような任意慣用のハロゲン化芳香族難燃化剤を本発
明において使用し得る。これらは当業者に周知でありか
つ特許文献に記載されている。テトラブロムビスェノー
ルAの誘導体、たとえばテトラブロムビスフェノールA
のポリカーボネート重合体又はテトラブロムビスフェノ
ールAのエピクロルヒドリン付加物の重合体(臭素化フ
ェノキシ樹脂)が好ましい。これらは単独で又は相乗
剤、特に無機又は有機アンチモン化合物と組み合わせて
使用し得る。かゝる化合物は広く入手可能であり、又は
既知の方法で製造し得る。酸化アンチモンの使用が特に
好ましい。
【0038】本発明の難燃化剤の具体的態様では、難燃
化剤はさらに燃焼中のドリッピングを防止するためにド
リップ防止剤を含み得る。かゝる化合物は当業者に周知
であり、それらは種々の弗素化ポリオレフィンを包含す
るが、それらに限定されるものではない。特に有用な弗
素化ポリオレフィンはポリテトラフルオルエチレン(P
TFE)である(たとえばWambachの米国特許第
3,671,487号明細書参照)。
【0039】本発明の組成物は、広範囲の他の添加剤、
たとえば紫外線安定剤、顔料、着色剤、充填剤、可塑
剤、加工助剤、酸化防止剤等をさらに含有し得る。かゝ
る成分は本発明の組成物にその特定の用途に対して望ま
しい性質を付与するに有効な割合で添加される。本発明
の組成物の配合法は何等臨界的ではなく、慣用の溶融配
合技術によって行なうことができる。好都合な一方法は
PBT樹脂及び他の成分を粉末又は顆粒状で配合し、得
られる配合物を押出しそして押出体をペレット又は他の
適当な形に細断することからなる。配合すべき成分は任
意通常の方法で、たとえば乾式混合するか、又は押出機
中で、加熱ミル上で又は他の混合機中で溶融状態で混合
することによって混合される。
【0040】別の配合法はポリエステル類の予備混合物
を製造し、ついで他の成分をこの予備混合物に添加する
工程からなるものであり得る。たとえば、PBT樹脂及
び安定化剤を押出機の上流に位置する導入口に供給し、
そしてガラス繊維のような他の成分を該押出機の下流に
位置する導入口に添加することができる。別の実施態様
においては、種々の化合物を予備配合し、予備配合物を
ペレットに形成し、ついで成形することができる。予備
配合は慣用の装置中で行い得る。たとえば、配合すべき
成分の乾燥配合物を、完全な溶融を確保するように長い
転移部をもつスクリューを備えた一軸スクリュー押出機
中に供給し得る。別法によれば、二軸スクリュー押出機
の供給口にポリエステル樹脂類及び他の添加剤を供給
し、そして補強剤をその下流に供給することができる。
いずれの場合にも、一般に適当な押出機温度は約450
ないし約575°Fであろう。
【0041】かく予備配合された組成物は標準的技術に
よって押出し、そして慣用の顆粒、ペレット等のような
成形用コンパウンドに切断(cut or chopp
ed)し得る。本発明の組成物は熱可塑性樹脂組成物用
に慣用されている任意の装置中で成形し得る。たとえ
ば、良好な結果は射出成形機中で慣用のシリンダー温
度、たとえば500°F及び慣用の金型温度、たとえば
150°Fを用いて得ることができる。
【0042】
【実施例の記載】つぎに本発明を実施例によってさらに
具体的に説明するが、これらは何等特許請求の範囲に規
定した本発明の技術思想の範囲を限定するものではな
い。実施例1−3 つぎの実施例はポリエステル樹脂配合物中における種々
の安定化剤の使用を実証するものである。これらの配合
物は所要の成分(重量部)を混転配合し、それを500
−530°Fの溶融物温度で2.5インチのベント式一
軸スクリュー押出機中で押出すことによって製造する。
これらの押出配合物を乾燥しそして80トンのファン・
ドーン(Van Dorn)型射出成形機上で500℃
の温度でかつ150℃の金型温度で成形する。登録商標
“ケイネス(Kayness)”溶融粘度は、試料を循
環炉中で150℃で1時間予備乾燥しそしてケイネス、
ギャラクシーV毛管レオメーターを用い、250℃の溶
融温度、150ポンドの溶融力(melt forc
e)及び400秒-1の剪断速度の条件で測定する。平行
板レオロジーは登録商標“ゴットフェルト(Gottf
ert)”2001レオメーターを用い、平行板半径1
2.5mm、間隙1.0mm及び溶融温度250℃で1
5%の歪を加えて測定する。試験結果を、使用した組成
物の組成データとともに第1表に示す。
【0043】 第1表 実施例 1A 組成(重量部): PBT295a 40 40 40 40 PBT195b 15 15 15 15 ガラス繊維c 30 30 30 30 FRCd 13.2 13.2 13.2 13.2 PTFEe 1.25 1.25 1.25 1.25 イルガノックス1076f 0.15 0.15 0.15 0.15 PE−18g 0.2 0.2 0.2 0.2 DPDPh ― 0.2 ― ― ZnPi ― ― 0.2 ― SAPPj ― ― ― 0.2 性質: 粘度、ポイズk レオロジー 1分 5434 4509 4201 5434 15分 7647 6649 6325 6375 増加% 41 47 51 17 30分 14610 7423 7099 12450 増加% 169 64 69 129 注: *=比較例 a=ゼネラル・エレクトリック社製、登録商標“バロッ
クス(Valox)”295、1100ポイズ b=ゼネラル・エレクトリック社製、登録商標“バロッ
クス(Valox)”195、300ポイズ c=オーエンス・コーニング・ファイバーグラス社製、
OCF183E、Kフィラメントガラス d=臭素化ポリカーボネート、酸化アンチモン及び重合
体結合剤を含む難燃化剤濃縮物 e=ポリテトラフルオルエチレン樹脂分散物 f=チバ・ガイギー社製、酸化防止剤 g=ペンタエリトリットテトラステアレート h=GEスペシャルティー・ケミカル社製、ジフェニル
イソデシルホスファイト i=アルファ・ケミカル社製、燐酸亜鉛 j=酸性ピロ燐酸ナトリウムk=250℃における平行
板レオロジーによって測定された 上記の試料についての溶融粘度の時間曲線(time
sweep)を図2に示す。DPDP、ZnP及びSA
PPの添加によって安定化された組成物は対照試験の試
料に比較して顕著に改善された溶融粘度安定性を示すこ
とを認め得る。
【0044】実施例4−5 これらの実施例は、ポリエステル配合物中に溶融粘度安
定化剤として燐酸亜鉛を使用した場合の効果を説明する
ために、実施例1の一般的方法に準じて行った。使用し
た組成物の組成データ及び試験結果を第2表に示す。 第2表 実施例 4A 5A 組成(重量部): PBT195a 50 49.8 50 49.8 PBT295b 50 49.8 ― ― PBT315c ― ― 50 49.8 ZnPd ― 0.4 ― 0.4 性質: 粘度、ポイズ ケイネスe T5f 547 577 1518 1662 T10g 528 544 1303 1439 レオロジーh 1分 581 610 1589 1868 15分 756 676 1554 1530 増加% 30 10.8 -2 -18 30分 1109 874 1891 1634 増加% 91 43 19 -12.5 注: *=比較例 a=ゼネラル・エレクトリック社製、登録商標バロック
ス195、300ポイズ b=ゼネラル・エレクトリック社製、登録商標バロック
ス295、1100ポイズ c=ゼネラル・エレクトリック社製、登録商標バロック
ス315、8500ポイズ d=アルファ・ケミカル社製、燐酸亜鉛、Zn3 (PO
4 2 ・2H2 O e=250℃で測定、ポイズ f=滞留時間、5分 g=滞留時間、10分 h=平行板レオロジー、粘度対時間、250℃、ポイ
ズ、1分からの粘度増加率% 第2表のデータから燐酸亜鉛はポリエステル配合物の溶
融粘度の増加を抑制し、試験時間を通じて良好な溶融粘
度の保持について顕著な改善を示すことが認められる。
【0045】実施例6 本実施例は燐酸亜鉛安定化剤と他の安定化剤の効果を比
較するために実施例1の方法に準じて行った。試験結果
を組成データとともに第3表に示す。 第3表 実施例 6A 6B 6C 組成(重量部): PBT295a 40.2 40.2 40.2 40.2 PBT195b 15.0 15.0 15.0 15.0 ガラス繊維c 30.0 30.0 30.0 30.0 FRCd 13.2 13.2 13.2 13.2 PTFEe 1.25 1.25 1.25 1.25 イルガノックス1076f 0.15 0.15 0.15 0.15 PE−18g 0.20 0.20 0.20 0.20 イルガフォス168h ― 0.20 ― ― TPPPi ― ― 0.20 ― ZnPj ― ― ― 0.20 性質: 粘度、ポイズ ケイネスk T5l 2995 3290 3380 2200 T10m 3311 4144 3411 2149 レオロジーn 、ポイズ 1分 5183 4636 4414 4044 15分 10910 7112 7718 5165 増加%o 110 53.4 75 28 30分 11840 9853 8445 5644 増加%o 128 112 91 40 注: *=比較例 a=ゼネラル・エレクトリック社製、登録商標バロック
ス295、1100ポイズ b=ゼネラル・エレクトリック社製、登録商標バロック
ス195、300ポイズ c=オーエンス・コーニング・ファイバーグラス社製、
OCF183E、Kフィラメントガラス d=PPGインダストリーズ社製、難燃化剤濃縮物 e=ポリテトラフルオルエチレン濃縮物 f=チバ・ガイギー社製、酸化防止剤 g=ペンタエリトリットテトラステアレート h=チバ・ガイギー社製、トリス(2,4−ジ−第3級
ブチルフェニル)ホスファイト i=ピロ燐酸テトラカリウム j=アルファ・ケミカル社製、燐酸亜鉛、Zn3 (PO
4 2 ・2H2 O k=250℃で測定、ポイズ l=滞留時間、5分 m=滞留時間、10分 n=平行板レオロジー、粘度対時間、250℃ o=1分からの粘度増加率% 上記の第3表は本発明の安定化剤を用いて得られる溶融
粘度安定性の改善を明らかに実証している。平行板レオ
ロジーは本発明に従って安定化された組成物が溶融粘度
の50%未満の増加を示すのに対し、他の燐含有添加剤
を用いて安定化された組成物の場合(実施例6A*−6
C*)は溶融粘度の100%の増加を示す。さらに、ケ
イネスのデータは他の燐含有添加剤を含有する組成物の
粘度増加を強調的に示している。
【0046】実施例7 本実施例は充填剤を含有しないポリエステル配合物につ
いて種々の安定化剤による溶融粘度安定性を観察するた
めに実施例1の一般的方法に準じて行った。試験結果を
組成データとともに第4表に示す。 第4表 実施例 7Aa 7B 組成(重量部): PBT295a 50.0 49.8 49.8 PBT195b 50.0 49.8 49.8 イルガフォス168c ― 0.4 ― ZnPd ― ― 0.4 性質: 粘度、ポイズ ケイネスe 539 544 577 T5f 513 508 544 T10g レオロジーh 1分 607 590 610 15分 828 812 676 増加%i 36 38 11 30分 1197 1114 874 増加%i 97 89 43 注: *=比較例 a=ゼネラル・エレクトリック社製、登録商標バロック
ス295、1100ポイズ b=ゼネラル・エレクトリック社製、登録商標バロック
ス195、300ポイズ c=チバ・ガイギー社製、トリス(2,4−ジ−第3級
ブチルフェニル)ホスファイト d=アルファ・ケミカル社製、燐酸亜鉛、Zn3 (PO
4 2 ・2H2 O e=250℃で測定、ポイズ f=滞留時間、5分 g=滞留時間、10分 h=平行板レオロジー、粘度対時間、250℃ i=1分からの粘度増加率% 第4表のデータは充填剤を含まないPBT配合物につい
て本発明に従って得られる顕著な効果を実証している。
【0047】実施例8−13 これらの実施例は、別の安定化剤を使用した以外は実施
例1の一般的方法に準じて行った。試験結果を組成デー
タとともに第5表に示す。 第5表 実施例 8A 10 11 12 13 組成(重量部): 配合物a 100 99.7 99.4 99.7 99.4 99.7 99.4 ZnPb ― 0.3 0.6 ― ― ― ― SAPPc ― ― ― 0.3 0.6 ― ― SDPd ― ― ― ― ― 0.3 0.6 性質: 粘度、ポイズ ケイネスe T5f 2968 2267 2250 2536 2631 2566 ― T10g 3374 2276 2204 2686 2691 2754 2724 レオロジーh 1分 5320 3713 3725 4452 3994 4421 3991 15分 9366 5281 4969 5488 4828 4793 4731 増加%i 76 42 33 23 21 8.4 19 30分 12210 5901 5664 8106 6265 7809 5816 増加%i 130 59 52 82 57 76 46 注: *=比較例 a=PBT295(40.2)、PBT195(1
5)、ガラス繊維(30)、FRC(13.2)、PT
FE分散物(1.25)、イルガノックス(登録商標)
1076(0.15)、PE−18(0.2) b=アルファ・ケミカル社製、燐酸亜鉛、Zn3 (PO
4 2 ・2H2 O c=酸性ピロ燐酸ナトリウム d=燐酸一ナトリウム e=250℃で測定、ポイズ f=滞留時間、5分 g=滞留時間、10分 h=平行板レオロジー、粘度対時間、250℃ i=1分からの粘度増加率% 第5表のデータは本発明の組成物によって与えられる溶
融粘度安定性の改善を示している。
【0048】実施例14−19 これらの実施例は、難燃化剤を含まない系において低分
子量PBTとポリカーボネートとの配合物を使用した以
外は実施例1の一般的方法に準じて行った。試験結果を
組成データとともに第6表に示す。 第6表 実施例 14A 14 15 16 17 18 19 組成(重量部): PBT 295a 33.45 33.25 33.15 33.25 33.15 33.25 33.15 PBT 195b 15.0 15.0 15.0 15.0 15.0 15.0 15.0 PCc 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 SACd 1.55 1.55 1.55 1.55 1.55 1.55 1.55 ZnPe ― 0.2 0.4 ― ― ― ― SAPPf ― ― ― 0.2 0.4 ― ― DPDPg ― ― ― ― ― 0.2 0.4 性質: 粘度 ケイネスh T5i 4670 3867 3482 3287 3326 3375 3457 T10j 6252 5072 4190 3277 3298 3311 3413 増加% 34 31 27 -0.3 -0.8 -1.9 -1.3 注: *=比較例 a=ゼネラル・エレクトリック社製、登録商標バロック
ス295、1100ポイズ b=ゼネラル・エレクトリック社製、登録商標バロック
ス195、300ポイズ c=ゼネラル・エレクトリック社製、ポリ(ビスフェノ
ールA)カーボネート d=離型剤/酸化防止剤安定剤濃縮物 e=アルファ・ケミカル社製、燐酸亜鉛、Zn3 (PO
4 2 ・2H2 O f=酸性ピロ燐酸ナトリウム g=GEスペシャルティー・ケミカル社製、ジフェニル
イソデシルホスファイト h=250℃で測定、ポイズ i=滞留時間、5分 j=滞留時間、10分 前記した特許明細書及び試験方法を参考のために本明細
書中に組み入れる。
【0049】上記した詳細な説明に基づいて、本発明の
多数の変形は当業者には自ずから明らかであろう。クレ
ー、雲母、顔料及び着色剤のような慣用の添加剤を慣用
的な使用割合で添加し得る。ジイソオクチルホスファイ
ト、トリラウリルホスファイト、ジフェニルホスファイ
ト、フェニルジイソデシルホスファイト、エチルヘキシ
ルジフェニルホスファイト及びステアリルホスファイト
のような他のホスファイト安定化剤も使用し得る。さら
に、これらの組成物はポリカーボネート、ポリアリーレ
ート、ポリエステルカーボネート及びそれらの混合物の
ような広範囲の他の熱可塑性樹脂、ならびにコア−シェ
ル型重合体、エチレン−酢酸ビニル、エチレン−エチル
アクリレート共重合体、SEBS、SBS、EPDM及
びEPRのような種々の耐衝撃性改良剤を含有し得る。
すべてのかゝる自明の変形は特許請求の範囲に規定した
本発明の意図する範囲内である。
【図面の簡単な説明】
【図1】安定剤を含まない高分子量(1100ポイズ)
PBT樹脂及び低分子量(300ポイズ)PBT樹脂の
配合物の溶融粘度の時間曲線(曲線A)を高分子量PB
T樹脂の溶融粘度の時間曲線(曲線B)と比較したグラ
フである。
【図2】上記第1表に示されたデータからの種々の添加
剤を含む高分子量PBT及び低分子量PBTの配合物の
溶融粘度の時間曲線を比較したグラフである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 67:02)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つぎの成分: (a)600ポイズ未満の溶融粘度を有する比較的低分
    子量のポリブチレンテレフタレート樹脂; (b)600ポイズを超える溶融粘度を有する比較的高
    分子量のポリエステル樹脂;及び (c)有効な溶融粘度安定化量の(i)酸性燐酸塩、
    (ii)少なくとも1個の水素又はアルキル基をもつ酸性
    −、アルキル−、アリール−又は混成−ホスファイト、
    (iii) 周期律表第IB又は第IIB族金属の燐酸塩、(i
    v)燐のオキソ酸、或いは(v)上記(i)−(iv)の
    任意の混合物; を含有してなる熱可塑性樹脂配合物。
  2. 【請求項2】 成分(b)がポリエチレンテレフタレー
    ト、ポリシクロヘキサンジメチレンテレフタレート又は
    それらの混合物からなる請求項1記載の熱可塑性樹脂配
    合物。
  3. 【請求項3】 酸性燐酸塩成分(c)(i)がモノ燐酸亜
    鉛、燐酸一ナトリウム、酸性ピロ燐酸ナトリウム及びこ
    れらの任意の混合物から選ばれものであり、ホスファイ
    ト成分(c)(ii)が一般式: P−(OR′)3 (式中、各R′は同一でも異なってもよくかつ独立的に
    水素、アルキル、アリール、又はアルキル及びアリール
    基の混合物を表わすが、たゞし少なくとも1個のR′基
    は水素又はアルキル基であることを条件とする)のホス
    ファイトであり、成分(c)(iii) が燐酸亜鉛であり、燐
    のオキソ酸(c)(iv)が亜燐酸、燐酸、ポリ燐酸、次亜燐
    酸又はそれらの混合物である、請求項1記載の熱可塑性
    樹脂配合物。
  4. 【請求項4】 600ポイズ未満の溶融粘度を有する比
    較的低分子量のPBT樹脂及び600ポイズを超える溶
    融粘度を有する比較的高分子量のポリエステル樹脂を含
    有してなる熱可塑性樹脂配合物に、有効量の(i)酸性
    燐酸塩、(ii)少なくとも1個の水素又はアルキル基を
    もつ酸性−、アルキル−、アリール−又は混成−ホスフ
    ァイト、(iii) 周期律表第IB族又は第IIB族金属燐酸
    塩、(iv)燐のオキソ酸、或いは(v)それらの任意の
    混合物からなる含燐化合物を添加することからなる該熱
    可塑性樹脂配合物の溶融粘度を安定化する方法。
  5. 【請求項5】 つぎの成分: (a)600ポイズ未満の溶融粘度を有する低分子量ポ
    リブチレンテレフタレート樹脂; (b)600ポイズを超える溶融粘度を有する高分子量
    ポリエステル樹脂;及び (c)溶融粘度安定化有効量の(i)酸性燐酸塩、(i
    i)少なくとも1個の水素又はアルキル基をもつ酸性
    −、アルキル−、アリール−又は混成−ホスファイト、
    (iii) 周期律表第IB族又は第IIB族金属燐酸塩、(i
    v)燐のオキソ酸、或いは(v)上記(i)−(iv)の
    任意の混合物;及び随意につぎの成分(d)−(g)の
    一種又はそれ以上: (d)ポリカーボネート、ポリエステルカーボネート、
    ポリアリーレート及びそれらの任意の混合物から選んだ
    熱可塑性樹脂; (e)補強剤; (f)難燃化剤;及び (g)耐衝撃性改良剤、顔料、充填剤、着色剤、可塑
    剤、加工助剤、紫外線安定化剤、酸化防止剤及びそれら
    の任意の混合物から選んだ添加剤; から本質的になる改善された溶融粘度安定性をもつ熱可
    塑性樹脂配合物。
JP5320732A 1992-12-22 1993-12-21 低分子量ポリブチレンテレフタレート/ポリエステル配合物を含燐化合物で安定化する方法及び得られる熱可塑性樹脂配合物 Expired - Fee Related JP2721479B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US99473892A 1992-12-22 1992-12-22
US994738 1992-12-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06279664A JPH06279664A (ja) 1994-10-04
JP2721479B2 true JP2721479B2 (ja) 1998-03-04

Family

ID=25540998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5320732A Expired - Fee Related JP2721479B2 (ja) 1992-12-22 1993-12-21 低分子量ポリブチレンテレフタレート/ポリエステル配合物を含燐化合物で安定化する方法及び得られる熱可塑性樹脂配合物

Country Status (5)

Country Link
US (2) US5367011A (ja)
EP (1) EP0604074B1 (ja)
JP (1) JP2721479B2 (ja)
CA (1) CA2103420A1 (ja)
DE (1) DE69333179T2 (ja)

Families Citing this family (69)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL9300788A (nl) 1993-05-10 1994-12-01 Gen Electric Polymeermengsels en daaruit gevormde voorwerpen.
US5861082A (en) * 1993-12-20 1999-01-19 The Procter & Gamble Company Wet pressed paper web and method of making the same
US5904811A (en) * 1993-12-20 1999-05-18 The Procter & Gamble Company Wet pressed paper web and method of making the same
DE69417068T2 (de) * 1993-12-20 1999-08-05 The Procter & Gamble Co., Cincinnati, Ohio Nass gepresstes papier und verfahren zu dessen herstellung
ES2164133T3 (es) * 1994-05-19 2002-02-16 Gen Electric Composicion estabilizadora.
US5674931A (en) * 1995-04-07 1997-10-07 General Electric Company Flame retardant heavily filled thermoplastic composition
US5554674A (en) * 1995-04-07 1996-09-10 General Electric Company Flame retardant molding thermoplastics
US5648411A (en) * 1995-06-07 1997-07-15 General Electric Company Thermoplastic blend compositions containing polyester resins and an organosulfate salt
US5898058A (en) * 1996-05-20 1999-04-27 Wellman, Inc. Method of post-polymerization stabilization of high activity catalysts in continuous polyethylene terephthalate production
DE19620993A1 (de) * 1996-05-24 1997-11-27 Bayer Ag Laserbeschriftbare Polymerformmassen
JP4033520B2 (ja) * 1996-08-12 2008-01-16 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 難燃性ポリエステル組成物
US5863974A (en) * 1997-01-28 1999-01-26 General Electric Company Flame retardant polyamide composition
US5981628A (en) * 1997-02-28 1999-11-09 Kuraray Co., Ltd. Thermoplastic resin molded article
US5866644A (en) * 1997-03-17 1999-02-02 General Electric Company Composition for laser marking
JP3279500B2 (ja) * 1997-04-02 2002-04-30 ポリプラスチックス株式会社 難燃性熱可塑性樹脂組成物の射出成形体
DE69822395T2 (de) * 1997-04-25 2005-02-24 Toray Industries, Inc. Flüssigkristalline harzzusammensetzung und geformte gegenstände
US5859154A (en) * 1997-09-26 1999-01-12 Ppg Industries, Inc. Resinous composition of phosphatized polyester polymers and coating compositions for improved adhesion
JP3677669B2 (ja) * 1997-10-06 2005-08-03 株式会社カネカ 難燃静電防止性ポリエステル系樹脂組成物
US6187848B1 (en) 1998-02-20 2001-02-13 General Electric Company Glass filled polyester compositions with improved color stability
US6136441A (en) * 1998-03-24 2000-10-24 General Electric Company Multilayer plastic articles
JP2002517538A (ja) * 1998-05-29 2002-06-18 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 衝撃特性に優れたポリカーボネートポリエステル樹脂成形用組成物
US6127475A (en) * 1998-09-25 2000-10-03 General Electric Company Composition for laser marking
US6685874B1 (en) * 1999-05-28 2004-02-03 General Electric Company Method for blow molding
US20020111409A1 (en) * 1999-05-28 2002-08-15 Talibuddin Sapna H. Polyester compositions having improved color stability
JP4916623B2 (ja) * 2000-06-15 2012-04-18 テクノポリマー株式会社 熱可塑性樹脂組成物
DE10210382C1 (de) * 2002-03-08 2003-10-30 Krone Gmbh Zugriffsicherung für Verteilermodule
US20040127653A1 (en) * 2002-08-30 2004-07-01 General Electric Company Polycarbonate/polyester copolymer blends and process for making thereof
US7019059B2 (en) * 2002-12-16 2006-03-28 General Electric Company Method for making fire-retarded glass-filled polycarbonate and related compositions
ATE345316T1 (de) * 2003-07-28 2006-12-15 Asahi Glass Co Ltd Komplexer flammhemmer und thermoplastische harzzusammensetzung auf der basis desselben
US7256228B2 (en) * 2003-11-21 2007-08-14 General Electric Company Stabilized polycarbonate polyester composition
US20050113533A1 (en) * 2003-11-25 2005-05-26 General Electric Company High flow misible polycarbonate polyester composition
DE10356334B4 (de) 2003-11-28 2016-02-11 Sachtleben Chemie Gmbh Verwendung von thermoplastischen, polymeren Werkstoffen mit hoher IR-Absorption
US20050137360A1 (en) * 2003-12-19 2005-06-23 General Electric Company Clear polycarbonate polyester blend
US20050228122A1 (en) * 2004-03-31 2005-10-13 General Electric Company Esteramide compositions, copolymers and blends thereof
US7893141B2 (en) * 2004-09-30 2011-02-22 Sabic Innovative Plastics Ip B.V. Halogen-free flame retardant polyester
US7718733B2 (en) * 2004-12-20 2010-05-18 Sabic Innovative Plastics Ip B.V. Optically clear polycarbonate polyester compositions
TW200630415A (en) * 2004-12-21 2006-09-01 Clariant Int Ltd Process for the preparation of cross-linked PBT particles
DE602006016082D1 (de) 2005-03-16 2010-09-23 Teijin Chemicals Ltd Harzzusammensetzung
US7375167B2 (en) 2005-05-09 2008-05-20 Basf Se Hydrolysis-resistance composition
US8557950B2 (en) 2005-06-16 2013-10-15 Grupo Petrotemex, S.A. De C.V. High intrinsic viscosity melt phase polyester polymers with acceptable acetaldehyde generation rates
US7825176B2 (en) * 2005-08-31 2010-11-02 Sabic Innovative Plastics Ip B.V. High flow polyester composition
US8431202B2 (en) 2005-09-16 2013-04-30 Grupo Petrotemex, S.A. De C.V. Aluminum/alkaline or alkali/titanium containing polyesters having improved reheat, color and clarity
US7655746B2 (en) 2005-09-16 2010-02-02 Eastman Chemical Company Phosphorus containing compounds for reducing acetaldehyde in polyesters polymers
US7838596B2 (en) 2005-09-16 2010-11-23 Eastman Chemical Company Late addition to effect compositional modifications in condensation polymers
US9267007B2 (en) 2005-09-16 2016-02-23 Grupo Petrotemex, S.A. De C.V. Method for addition of additives into a polymer melt
US7932345B2 (en) * 2005-09-16 2011-04-26 Grupo Petrotemex, S.A. De C.V. Aluminum containing polyester polymers having low acetaldehyde generation rates
US20070111009A1 (en) * 2005-11-16 2007-05-17 Morris Barry A Multilayer composite structure with epoxide containing adhesive layer
US7612130B2 (en) * 2006-10-16 2009-11-03 Sabic Innovative Plastics Ip B.V. Composition of polyester, aromatic epoxy compound and epoxy-functional polyolefin and/or copolyester
CN101012331B (zh) * 2007-01-26 2010-06-02 南京聚隆科技股份有限公司 一种高流动性改性pbt复合材料及其制备方法
US8901272B2 (en) * 2007-02-02 2014-12-02 Grupo Petrotemex, S.A. De C.V. Polyester polymers with low acetaldehyde generation rates and high vinyl ends concentration
WO2010027351A1 (en) * 2008-09-02 2010-03-11 Ticona, Llc. Fluid-assisted injection molded articles and process
KR20120093158A (ko) 2009-09-26 2012-08-22 세게티스, 인코포레이티드. 케탈 락톤 및 옥소카르복실릭 케탈과 트리메틸올 화합물의 입체특이성 부가물, 이를 포함하는 중합체, 제조 방법, 및 이의 용도
US8716378B2 (en) 2010-06-29 2014-05-06 Sabic Innovative Plastics Ip B.V. Flame resistant polyester compositions, method of manufacture, and articles thereof
US8686072B2 (en) 2010-06-29 2014-04-01 Sabic Innovative Plastics Ip B.V. Flame resistant polyester compositions, method of manufacture, and articles therof
US8883279B2 (en) 2010-09-30 2014-11-11 Ticona Llc Fluid-assisted injection molded articles and process
US20120246873A1 (en) 2011-04-01 2012-10-04 Rama Konduri Hollow articles comprising fiber-filled polyester compositions, methods of manufacture, and uses thereof
KR101308827B1 (ko) * 2011-04-27 2013-09-26 (주)엘지하우시스 성형성 및 광택성이 우수한 친환경 데코 시트
US8853304B2 (en) 2011-11-29 2014-10-07 Sabic Innovative Plastics Ip B.V. Polyester compositions and insert-molded articles made therefrom
US20130190425A1 (en) 2012-01-19 2013-07-25 Yantao Zhu Polycarbonate-polyester compositions, methods of manufacture, and articles thereof
US8669314B2 (en) 2012-02-03 2014-03-11 Sabic Innovative Plastics Ip B.V. Hydrolytic stability in polycarbonate compositions
US20130317142A1 (en) 2012-05-24 2013-11-28 Sabic Innovative Plastics Ip B.V. Flame retardant thermoplastic compositions, methods of manufacture thereof and articles comprising the same
US10301449B2 (en) * 2013-11-29 2019-05-28 Lotte Advanced Materials Co., Ltd. Thermoplastic resin composition having excellent light stability at high temperature
JP2015229703A (ja) * 2014-06-04 2015-12-21 東レ・デュポン株式会社 熱可塑性エラストマ樹脂組成物
CN107531988B (zh) 2015-04-30 2020-01-10 沙特基础工业全球技术有限公司 阻燃组合物、其制备方法及包含其的制品
EP3383952B1 (en) 2015-12-03 2020-06-17 SABIC Global Technologies B.V. Heat resistant, weatherable polyester - polycarbonate composition
JP7129236B2 (ja) * 2017-06-21 2022-09-01 東レ・デュポン株式会社 熱可塑性エラストマー樹脂及びその成形体
US20230323110A1 (en) 2020-06-30 2023-10-12 Shpp Global Technologies B.V. Chemically-resistant flame retardant compositions
EP4039746A1 (de) 2021-02-08 2022-08-10 Covestro Deutschland AG Polycarbonat-polyester zusammensetzung, formmasse und formkörper mit guter schlagzähigkeit und hoher thermischer belastbarkeit
CN118475640A (zh) 2021-12-28 2024-08-09 Sabic环球技术有限责任公司 玻璃纤维增强的热塑性聚合物组合物

Family Cites Families (112)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2249950A (en) * 1938-05-28 1941-07-22 Bell Telephone Labor Inc Method of preparing linear polyesters
US2465319A (en) * 1941-07-29 1949-03-22 Du Pont Polymeric linear terephthalic esters
US2437046A (en) * 1943-10-15 1948-03-02 Resinous Prod & Chemical Co Stabilization of polyesters
US2437232A (en) * 1943-10-15 1948-03-02 Resinous Prod & Chemical Co Stabilization of polyesters from dihydric alcohols and both saturated and unsaturated dicarboxylic acids
BE592181A (ja) * 1955-12-22
US2938015A (en) * 1956-06-21 1960-05-24 Du Pont Production of polymeric glycol terephthalates of improved color
US3039999A (en) * 1958-04-15 1962-06-19 Celanese Corp Hypophosphite color-forming inhibitor in polyester condensation
US2989499A (en) * 1958-04-15 1961-06-20 Celanese Corp Process employing catalyst
US3023192A (en) * 1958-05-29 1962-02-27 Du Pont Segmented copolyetherester elastomers
US3047539A (en) * 1958-11-28 1962-07-31 Goodyear Tire & Rubber Production of polyesters
BE597511A (ja) * 1959-11-25 1900-01-01
GB1060401A (en) 1963-03-28 1967-03-01 Kurashiki Rayon Kk Method of manufacturing stable block copolyesters and polyester mixtures
US3404121A (en) * 1966-07-27 1968-10-01 Eastman Kodak Co Polyester catalyst-stabilizer usage
US3479319A (en) * 1967-09-19 1969-11-18 Firestone Tire & Rubber Co Polyethylene terephthalate stabilized with sodium pyrophosphate
US3651017A (en) * 1967-12-29 1972-03-21 Kurashiki Rayon Co Process for the preparation of polyesters
US3546177A (en) * 1968-03-07 1970-12-08 Eastman Kodak Co Polyesters containing sterically hindered trialkyl phosphates
US3594347A (en) * 1968-09-05 1971-07-20 Allied Chem Polyesters containing aryl phosphinates
US3497477A (en) * 1969-06-02 1970-02-24 Eastman Kodak Co Process for removing metallic antimony from polyester prepolymers
US3651014A (en) * 1969-07-18 1972-03-21 Du Pont Segmented thermoplastic copolyester elastomers
US3697479A (en) * 1969-12-29 1972-10-10 Fiber Industries Inc Polyesters having increased whiteness
US3766146A (en) * 1971-03-18 1973-10-16 Du Pont Segmented thermoplastic copolyester elastomers
GB1348146A (en) 1971-05-17 1974-03-13 Ici Ltd Polyesters
US3763109A (en) * 1971-08-19 1973-10-02 Du Pont Segmented thermoplastic copolyesters
GB1401771A (en) * 1971-11-12 1975-07-30 Ici Ltd Polyesters
US3953394A (en) * 1971-11-15 1976-04-27 General Electric Company Polyester alloys and molding compositions containing the same
BE792712A (fr) * 1971-12-15 1973-06-14 Celanese Corp Compositions moulables a base de terephtalate de polybutylene contenantdu metasilicate de calcium aciculaire et leur procede de production
BE793332A (fr) * 1972-01-26 1973-04-16 Du Pont Copolyesters thermoplastiques a segments
US3801547A (en) * 1972-03-20 1974-04-02 Du Pont Solid phase polycondensation process
JPS5533456B2 (ja) * 1972-04-08 1980-08-30
US3849380A (en) * 1972-05-15 1974-11-19 Ici Ltd Polyesters
US3971763A (en) * 1972-06-06 1976-07-27 Michigan Chemical Corporation Plastic compositions containing polyesters and a bis-phenoxy flame retardant
US3919383A (en) * 1973-02-27 1975-11-11 Fiber Industries Inc Hydrolytic and melt degradation stabilized polyester
US3953539A (en) * 1973-03-28 1976-04-27 Teijin Ltd. Aromatic polyester resin composition having inhibited coloration and method for inhibiting coloration
US3935081A (en) * 1973-08-14 1976-01-27 Phillips Petroleum Company Density control for electroplatable polymer compositions
US3971753A (en) * 1973-12-13 1976-07-27 Union Carbide Corporation Polymer composites and preparation thereof
US3986997A (en) * 1974-06-25 1976-10-19 Dow Corning Corporation Pigment-free coating compositions
JPS5147739A (en) * 1974-10-22 1976-04-23 Mitsubishi Electric Corp Idotaino annaisochi
US3962189A (en) * 1974-11-01 1976-06-08 Eastman Kodak Company Process and catalyst-inhibitor systems for preparing synthetic linear polyesters
DE2524121C2 (de) * 1975-05-30 1986-02-06 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verwendung von Polybutylenterephthalat-Formmassen zur Herstellung von Formteilen durch Spritzguß
IT1123063B (it) * 1975-10-23 1986-04-30 Ici Ltd Pellicole di materiali polimerici sintetici
JPS5936656B2 (ja) * 1975-12-27 1984-09-05 三井東圧化学株式会社 ポリプロピレンジユシソセイブツ
CH594006A5 (ja) * 1976-02-02 1977-12-30 Ciba Geigy Ag
JPS53101038A (en) * 1977-02-15 1978-09-04 Nitsusen Kagaku Kougiyou Kk Highhdensity thermoplastic composition consisting of polypropylene resin and barite
JPS53102361A (en) * 1977-02-18 1978-09-06 Toray Silicone Co Ltd Thermosetting resin composition
JPS53102381A (en) * 1977-02-18 1978-09-06 Dainippon Toryo Co Ltd Production of polyolefin stretched product
US4156774A (en) * 1977-07-07 1979-05-29 Ciba-Geigy Corporation Thermoplastic copolyesters, processes for their preparation and their use
JPS5448852A (en) * 1977-09-27 1979-04-17 Asahi Chem Ind Co Ltd Thermoplastic polymer composition
JPS555958A (en) * 1978-06-30 1980-01-17 Dainippon Ink & Chem Inc Flame-retardant resin composition
JPS5531871A (en) * 1978-08-29 1980-03-06 Furukawa Electric Co Ltd:The Polyethylene resin composition filled with large amount of inorganic material
US4197335A (en) * 1978-11-13 1980-04-08 General Electric Company Method of providing a polycarbonate article with a uniform and durable organopolysiloxane coating
IT1130781B (it) * 1979-06-01 1986-06-18 Union Carbide Corp Composizione termoformabile per fondi di tappeti
JPS5667363A (en) * 1979-11-05 1981-06-06 Furukawa Electric Co Ltd:The Highly inorganic substance-filled flame retardant resin composition
DE3002397A1 (de) * 1980-01-24 1981-07-30 Wacker-Chemie GmbH, 8000 München Flammabweisende formmassen
US4264761A (en) * 1980-03-07 1981-04-28 E. I. Du Pont De Nemours And Company Copolyester barrier coat
US4278804A (en) * 1980-05-30 1981-07-14 General Electric Company Ultraviolet light absorbing agents and compositions and articles containing same
US4348462A (en) * 1980-07-11 1982-09-07 General Electric Company Abrasion resistant ultraviolet light curable hard coating compositions
US4444931A (en) * 1980-08-06 1984-04-24 Celanese Corporation Polyester blends
US4351758A (en) * 1980-08-06 1982-09-28 Celanese Corporation Polyester blends
US4379190A (en) * 1981-04-06 1983-04-05 E. I. Du Pont De Nemours And Company Filled thermoplastic compositions based on mixtures of ethylene interpolymers
US4355155A (en) * 1980-10-14 1982-10-19 Gaf Corporation Thermoplastic copolyester elastomer
US4357271A (en) * 1980-12-31 1982-11-02 General Electric Company Thermoplastic polycarbonate resins reinforced with silane treated fillers
EP0057415B1 (en) * 1981-01-30 1987-04-29 Teijin Limited Polyester resin composition
US4491508A (en) * 1981-06-01 1985-01-01 General Electric Company Method of preparing curable coating composition from alcohol, colloidal silica, silylacrylate and multiacrylate monomer
SU1064622A1 (ru) * 1981-06-11 1990-08-15 Научно-Исследовательский Институт Пластических Масс Научно-Производственного Объединения "Пластмассы" Литьева искростойка термопластична композици
US4369280A (en) * 1981-08-04 1983-01-18 General Electric Company Polybutylene terephthalate molding compositions and articles molded therefrom
USRE31992E (en) * 1981-08-27 1985-09-24 Union Carbide Corporation Reinforcement promoters for filled thermoplastic polymers
US4408004A (en) * 1982-02-24 1983-10-04 The Goodyear Tire & Rubber Company High clarity, low haze polyesters having reduced infrared heat-up times
US4476272A (en) * 1982-02-24 1984-10-09 The Goodyear Tire & Rubber Company High clarity, low haze polyesters having reduced infrared heat-up times
JPS5943055A (ja) * 1982-09-03 1984-03-09 Asahi Chem Ind Co Ltd ポリエステル樹脂組成物
US4438233A (en) * 1982-09-20 1984-03-20 Plastics Engineering Company Fast crystallizing polyalkyleneterephthalate resin compositions
US4510196A (en) * 1982-09-20 1985-04-09 Mobay Chemical Corporation Polycarbonate compositions containing powdered sulfates
JPS59135249A (ja) * 1983-01-22 1984-08-03 Inoue Mtp Co Ltd スリガラス調ポリエステル容器用樹脂組成物
JPS6023163A (ja) * 1983-07-12 1985-02-05 竹中 繁三郎 医薬品のptp包装板の構成
JPS6058432A (ja) * 1983-09-08 1985-04-04 Toyobo Co Ltd 内部粒子含有ポリエステルの製造方法
JPS60231763A (ja) * 1984-05-01 1985-11-18 Karupu Kogyo Kk 印字盤ロ−ル用複合樹脂組成物
US4532290A (en) * 1984-05-02 1985-07-30 General Electric Company Stabilized polycarbonate-polyester compositions
FR2567137B1 (fr) * 1984-07-05 1986-10-10 Rhone Poulenc Spec Chim Compositions a base de couples de polyesters thermoplastiques
US4556705A (en) * 1984-10-26 1985-12-03 General Electric Company Thermoplastic polyetherimide ester elastomers
US4556688A (en) * 1984-10-26 1985-12-03 General Electric Company Thermoplastic polyetherimide ester elastomers
US4624870A (en) * 1984-11-14 1986-11-25 General Electric Company Sodium free silicone resin coating compositions
US4661555A (en) * 1984-11-28 1987-04-28 Mitsubishi Chemical Industries Limited Polycarbonate resin composition and process for its production
DE3445570A1 (de) * 1984-12-14 1986-06-19 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Selbstverloeschende thermoplastische polyesterformmassen
EP0187176B1 (en) * 1985-01-08 1991-03-20 Toray Industries, Inc. Metal-plated molding
US4598117A (en) * 1985-01-11 1986-07-01 General Electric Company Elastomeric compositions comprising a combination of (a) an aromatic thermoplastic polyester and (b) clay/syenite
US4687802A (en) * 1985-02-25 1987-08-18 General Electric Company Glass fiber reinforced polyester molding compositions containing metal salts
US4790965A (en) * 1985-03-04 1988-12-13 Phillips Petroleum Company Method for sensitizing compositions to radio frequency energy
US4734450A (en) * 1985-03-22 1988-03-29 Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated Polypropylene-base resin composition containing an inorganic filler and 0.01 to 0.6 wt. % of carbon black
JPH0535396Y2 (ja) * 1985-04-15 1993-09-08
US4714657A (en) * 1985-04-18 1987-12-22 General Electric Company Melamine based protective coatings for thermoplastic substrates
US4722959A (en) * 1985-06-25 1988-02-02 Nippon Petrochemicals Co., Ltd. Flame-retardant olefin polymer composition
US4732928A (en) * 1985-10-02 1988-03-22 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Highly elastic thermoplastic elastomer composition
US4639486A (en) * 1985-10-08 1987-01-27 General Electric Company Flame retardant elastomeric compositions
US4626566A (en) * 1985-12-26 1986-12-02 General Electric Company Composition
JPS62153229A (ja) * 1985-12-27 1987-07-08 Nippon Oil Co Ltd 皮膚マ−カ−
US4732939A (en) * 1986-01-20 1988-03-22 Sumitomo Bakelite Company Limited Flame-retardant olefinic resin compositions
NL8602460A (nl) * 1986-09-30 1988-04-18 Gen Electric Polymeermengsel met ten minste twee aromatische polyesters en een fosfaat stabilisator.
US4891399A (en) * 1986-10-28 1990-01-02 Calp Corporation Thermoplastic resin-based molding composition
US4760112A (en) * 1986-12-01 1988-07-26 General Electric Company Thermoplastic polyetherimide ester polymers exhibiting high flexural modulus
JPS63248850A (ja) * 1987-04-02 1988-10-17 Toray Ind Inc 共重合ポリエステル組成物
US4780527A (en) * 1987-05-06 1988-10-25 Industrial Technology Research Institute Preparation of polyesters from terephthalic acid
JPH0651829B2 (ja) * 1987-10-14 1994-07-06 大日本インキ化学工業株式会社 ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物
US4891397A (en) * 1987-12-02 1990-01-02 General Electric Company Nucleated thermoplastic polyetherimide ester elastomer molding compositions
US4981898A (en) * 1987-12-31 1991-01-01 General Electric Company Polycarbonate-polyester blends
JPH0684428B2 (ja) * 1988-08-15 1994-10-26 東レ株式会社 芳香族ポリエステル組成物の製造方法
JPH0660246B2 (ja) * 1988-10-07 1994-08-10 住友電装株式会社 樹脂成型方法ならびに成型体
JPH02151650A (ja) * 1988-12-02 1990-06-11 Polyplastics Co 熱可塑性ポリエステル樹脂組成物
US4988740A (en) * 1989-06-15 1991-01-29 E. I. Du Pont De Nemours And Company Low density foamed thermoplastic elastomers
US4972015A (en) * 1989-07-24 1990-11-20 Eastman Kodak Company Thermoformed polyester articles
DE3929672A1 (de) * 1989-09-07 1991-03-14 Bayer Ag Thermoplastische formmassen aus polycarbonat, polyalkylenterephthalat, speziellem bariumsulfat und gegebenenfalls elastomeren
US4999388A (en) * 1989-09-14 1991-03-12 General Electric Company Branched polyester resin composition having enhanced melt viscosity
US5132353A (en) * 1989-10-20 1992-07-21 General Electric Company Molding composition
JP3135079B2 (ja) * 1991-12-27 2001-02-13 日本ジーイープラスチックス株式会社 ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物

Also Published As

Publication number Publication date
EP0604074B1 (en) 2003-09-03
US5367011A (en) 1994-11-22
JPH06279664A (ja) 1994-10-04
EP0604074A1 (en) 1994-06-29
CA2103420A1 (en) 1994-06-23
DE69333179D1 (de) 2003-10-09
US5589530A (en) 1996-12-31
DE69333179T2 (de) 2004-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2721479B2 (ja) 低分子量ポリブチレンテレフタレート/ポリエステル配合物を含燐化合物で安定化する方法及び得られる熱可塑性樹脂配合物
EP0020605B1 (en) Modified polyester compositions
KR940002282B1 (ko) 개선된 물리적 강도 특성을 갖는 유리 섬유 강화된 폴리에스테르 성형 화합물
US4140669A (en) Warp-resistant reinforced thermoplastic compositions comprising polyester resins, talc and silica
EP0080599B1 (en) Impact modified glass/mineral reinforced polyester blends
JP6039432B2 (ja) 電力計外装用ポリエステル樹脂組成物
EP1963416A1 (en) High flow polyester composition
GB2041946A (en) Impact-resistant thermoplastic polyester compositions
JPH0212984B2 (ja)
JP6518479B2 (ja) 絶縁性ポリブチレンテレフタレート系樹脂組成物及び成形体
GB2039917A (en) Modified thermoplastic polyester compositions
JP2004510837A (ja) 難燃性ポリエステル組成物
US4373067A (en) Molded articles of improved impact resistance and compositions therefor
CA2065372A1 (en) Poly(1,4-cyclohexylenedimethylene terephthalate) with improved melt stability
GB2041383A (en) Block copolyester compositions
EP0079477B1 (en) Modified polyester compositions
CA1140291A (en) Modified polyester composition
EP0747423B1 (en) Thermoplastic blend compositions containing a polyester resin and an organosulfate salt
JP2005112994A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
GB1592205A (en) Reinforced thermoplastic compositions of polyester resins and glass fibers in combination with fine ground mica
CA1148291A (en) Reinforced thermoplastic molding compositions
US4369282A (en) Modified polyester compositions
JP2006016559A (ja) ガラス繊維強化ポリエステル樹脂組成物および成形品
EP0027464A1 (en) Thermoplastic molding composition and process
GB2045775A (en) Polyester compositions containing acrylic ester resin modifiers

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19971021

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081121

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081121

Year of fee payment: 11

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081121

Year of fee payment: 11

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091121

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091121

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101121

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees