JP2718871B2 - 不揮発性半導体メモリ装置 - Google Patents

不揮発性半導体メモリ装置

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JP2718871B2 JP3026193A JP3026193A JP2718871B2 JP 2718871 B2 JP2718871 B2 JP 2718871B2 JP 3026193 A JP3026193 A JP 3026193A JP 3026193 A JP3026193 A JP 3026193A JP 2718871 B2 JP2718871 B2 JP 2718871B2
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    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • G11C16/12Programming voltage switching circuits
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    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は不揮発性半導体メモリ装
置に関し、特にページプログラムモード(page program
mode )を用いるEEPROM(electrically erasabl
e and programmable read only memory )に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】不揮発性半導体メモリ装置、例えばEE
PROM又はフラッシュEEPROM(Flash EEPR
OM)等において、動作速度を向上させるために種々の
方法が提案されている。このような方法の一つにページ
プログラムモードがある。このページプログラムモード
は、データをデータバッファに一時的に貯蔵させておい
てから、選択されたカラム(column)にデータを同時に
書きこむ機能を行う。このようなページプログラムモー
ドによれば、データのプログラミング時間を短縮できる
という効果がある。
【0003】ページプログラムモードを実行するための
従来技術の一例が、「IEEE JOURNALOF SOLID-STATE CIR
CUITS、VOL.24.NO.5、OCTOBER 1988、PP.1238-1243」
及び「IEEE JOURNALOF SOLID-STATE CIRCUITS 、VOL 、
23.NO.5、OCTOBER 1988、PP.1164-1170」に開示されて
いる。これら公知技術では、ページプログラムを行うた
めにそれぞれのビット線毎に、データを貯蔵するための
データ貯蔵回路、及びプログラム電圧を発生するための
プログラム電圧発生回路が接続されている。
【0004】しかしながらこのような従来技術において
は、各ビット線毎に接続されるデータ貯蔵回路及びプロ
グラム電圧発生回路が占める面積を小さくすることに限
界があるので、半導体メモリ装置の集積度を向上させる
ために、メモリセルの大きさやビット線間の間隔を狭め
ることは難しい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明では、
より高集積化が可能な不揮発性半導体メモリ装置を提供
することを目的とする。また、本発明の他の目的とし
て、メモリセルの大きさやビット線間の間隔を狭めら
れ、より高集積の半導体メモリ装置を具現できるような
回路を提供せんとするものである。そして、ページプロ
グラムモードをもつEEPROMにおいて、1個のペー
ジバッファが2本以上のビット線を共有できるように改
良されたEEPROMを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、多数のメモリセルを有するメモリセ
ルアレイと、該メモリセルアレイのロー線に接続され、
所定のロー線を選択する選択手段と、メモリセルアレイ
のカラム線に接続され、所定のカラム線を選択する選択
手段と、カラム線上のデータに応じてプログラム電圧を
発生するプログラム電圧発生手段とを備えた不揮発性半
導体メモリ装置において、少なくとも2本のカラム線を
選択的に1つのプログラム電圧発生手段に接続する接続
手段を備えていることを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明の好適な
一実施例を説明する。本発明の実施例におけるページプ
ログラムを行う不揮発性半導体メモリ装置は、それぞれ
が1024×512ビットのメモリセルを有する2つの
メモリセルアレイを備えている。すなわち、この不揮発
性半導体メモリ装置は1メガビット、1024×512
×2ビットのメモリセルをもっている。
【0008】1024個のメモリセルを有する各ロー
(row )はそれぞれ128個のメモリストリングをもっ
ており、1つのメモリストリングは、8個のフローティ
ングゲート形MOSトランジスタと1個のスイッチング
トランジスタ(又は選択トランジスタ)を互いに直列に
接続して構成される。このようなNAND型の不揮発性
メモリ装置は、例えば米国特許番号第4、962、48
1号に詳しく開示されている。
【0009】図1に、1つのメモリセルアレイを代表的
に示す。メモリセルアレイは、8個のサブメモリセルア
レイ221、222、…、228で構成され、それぞれ
のサブメモリセルアレイは8つのカラムを有している。
同図では、それぞれのカラムに接続されるメモリセルは
示されていないが、上述したように各々のカラムは、フ
ローティングゲート形MOSトランジスタを1024個
ずつ有している。
【0010】各サブメモリセルアレイの8つのカラム線
121、122、…、128、すなわちビット線の一端
は、対応するカラム選択トランジスタ281、282、
…、288を通じて各々のサブメモリセルアレイに対応
するデータ線321、322、…、328に接続されて
いる。例えば、サブメモリセルアレイ221のカラム線
121、122、…、128は、それぞれカラム選択ト
ランジスタ281、282、…、288を介してデータ
線321に共通に接続される。
【0011】また、各々のサブメモリセルアレイ22
1、222、…、228のカラム線121、122、
…、128の奇数カラム線121、123、125、1
27は、第1選択トランジスタ161、163、16
5、167のソース(又はドレイン)にそれぞれ接続さ
れ、そして偶数カラム線122、124、126、12
8は、第2選択トランジスタ162、164、166、
168のソース(又はドレイン)にそれぞれ接続されて
いる。
【0012】4組の第1、第2選択トランジスタ対(1
61、162)、(163、164)、(165、16
6)、(167、168)の各ドレイン(又はソース)
は、各対毎にそれぞれ配線181、182、183、1
84に接続される。配線181、182、183、18
4は、高電位のプログラム電圧を各カラム毎に発生する
プログラム電圧発生回路101、102、103、10
4にそれぞれ接続されている。一方、第1選択トランジ
スタのゲートは第1プログラム選択線141に接続さ
れ、第2選択トランジスタのゲートは第2プログラム選
択線142に接続されている。
【0013】第1、第2プログラム選択線141、14
2は、プログラム命令信号及びアドレス信号に応じて該
第1、第2プログラム選択線141、142のうちのい
ずれかを選択する選択回路20に接続される。この選択
回路20と、プログラム電圧発生回路101〜104
と、第1及び第2選択トランジスタ161〜168とで
構成された回路部分は、後述のようにしてプログラム電
圧を発生し、このプログラム電圧を対応するカラム線に
供給する手段となる。
【0014】各サブメモリセルアレイのそれぞれのカラ
ム線121、122、…、128の各一端に接続される
カラム選択トランジスタ281、282、…、288
は、カラム選択線301、302、…、308に接続さ
れ、該カラム選択線301、302、…、308は、カ
ラムアドレス信号をデコードして1本のカラム選択線を
選択するためのカラムデコーダ26に接続されている。
また、サブメモリセルアレイのカラム線が共通に接続さ
れるデータ線321、322、…、328は、外部デー
タの入出力線I/O0〜I/O7を通じて入力されるプ
ログラムデータをデータ線321、322、…、328
に供給するためのデータ入力バッファ36に接続されて
いる。
【0015】ローデコーダ24は、同一のロー線にある
メモリセルを選択し、選択されたメモリセルからのデー
タ読出し、記憶されたデータの消去、あるいはデータの
プログラムのためにロー線に所定の電圧を印加するもの
である。
【0016】図2に、図1のプログラム電圧発生回路の
詳細を示す。同図に示すように、データを一時的に貯蔵
するラッチ回路44と、プログラムに必要な高電圧をビ
ット線47に伝送する高電圧伝送トランジスタ50と、
高電圧伝送トランジスタ50のゲートにプログラムに必
要な高電圧Vppを印加する電荷ポンプ回路46と、ラ
ッチ回路44及び電荷ポンプ回路46をつなぐ伝送トラ
ンジスタ48と、ラッチ回路44及びビット線47をつ
なぐラッチ選択トランジスタ52と、プログラム終了後
に信号DCBによりビット線47の残留電圧を放電させ
るビット線放電トランジスタ54とを備えている。
【0017】図3に、図1の選択回路20の詳細を示
す。同図に示すように選択回路20は、反転外部入力ア
ドレス信号/A及びプログラムエネーブル信号WEが印
加されるNANDゲート56と、外部入力アドレス信号
A及びプログラムエネーブル信号WEが印加されるNA
NDゲート58と、NANDゲート56、58にそれぞ
れ接続されるインバータ60、62と、伝送トランジス
タ64、66と、ビット線選択線72、74と、ビット
線選択線72、74に高電圧を印加する電荷ポンプ回路
68、70とを有している。このような、プログラム選
択線141、142の選択回路20は、プログラムする
ビット線を選択し、これに該当するページバッファの選
択トランジスタを動作させる。
【0018】図4は、データ入力バッファのエネーブル
信号/LCHf 及び外部入力プログラムのエネーブル信
号/WEx によって、信号/LCHd を発生する回路を
示す。エネーブル信号/LCHf が論理“ロウ”の状態
にあり、エネーブル信号/WEx が論理“ロウ”の状態
から論理“ハイ”の状態に遷移するとき、信号/LCH
d は論理“ハイ”の状態から論理“ロウ”の状態に遷移
する。
【0019】図5は、1本のデータ線につながれた図1
のデータ入力バッファ36の単位入力バッファを示す。
データ入力バッファ36は、このような単位入力バッフ
ァを8個有している。データ入力バッファ36は、デー
タ入力バッファのエネーブル信号/LCHf が論理“ロ
ウ”のとき、信号/LCHd に応じて貯蔵されたデータ
をデータ線に伝送する動作を繰り返す。図5中のトライ
ステート(Tri-State)バッファ76は、エネーブル信
号/LCHf が論理“ハイ”の場合、フローティング状
態を維持する。
【0020】図6は、本実施例に用いられている各信号
の波形図である。この図6より分かるように、ページプ
ログラムモードは、データローディング(loading )段
階、プログラム段階、放電段階の3段階を実施するよう
になっている。
【0021】データローディング段階において、外部ア
ドレス信号及びデータが入力され、エネーブル信号/W
x が論理“ロウ”の状態になると、図2のラッチ選択
トランジスタ52の制御信号LSLが論理“ロウ”の状
態から論理“ハイ”の状態に遷移する。このとき、エネ
ーブル信号/LCHf は論理“ロウ”の状態を維持する
ようになる。その後、エネーブル信号/WEx が論理
“ハイ”の状態に遷移すると、信号/LCHd が論理
“ロウ”の状態に遷移し、データがデータ入力バッファ
36に一時的に貯蔵される。そして、エネーブル信号/
WEx が論理“ロウ”の状態に遷移すると、貯蔵された
データはデータ線321〜328に伝送される。このよ
うな動作の反復により、外部データはデータ線321〜
328に伝送される。データ線321〜328に伝送さ
れたデータは、カラムデコーダ26により選択されて動
作するカラム選択トランジスタ281〜288を通じて
ビット線121〜128に伝送される。そして、外部入
力アドレス信号A、/Aにより動作する選択回路20に
よって制御される第1及び第2選択トランジスタ161
〜168を通じて、データは、プログラム電圧発生回路
101〜104のラッチ回路44に貯蔵される。このよ
うに、外部データをページバッファのラッチ回路に貯蔵
する動作を繰り返すことによりデータローディング動作
が終了する。
【0022】データローディング段階が終了すると、図
2に示す信号LSLは論理“ロウ”の状態になってラッ
チ選択トランジスタ52がオフとなり、プログラム段階
となる。ラッチ回路44に貯蔵されたデータが論理“ハ
イ”の場合、電荷ポンプ回路46に発振信号Φpが印加
されると、電荷ポンプ回路46によって高電圧が高電圧
伝送トランジスタ50に伝達され、プログラムに必要な
電圧がビット線47に伝送される。プログラム電圧発生
回路101を代表的に説明すると、プログラム選択線を
選択する選択回路20により第1、第2選択トランジス
タ161、162のいずれかが選択されるので、選択さ
れた第1あるいは第2選択トランジスタに接続されたビ
ット線121あるいは122にプログラム電圧が伝達さ
れる。
【0023】このように、1個のプログラム電圧発生回
路に2本のビット線を共有させ、選択回路20の動作に
より第1又は第2選択トランジスタを選択的に動作させ
られるようになっている。したがって、1個のプログラ
ム電圧発生回路により2本のビット線にプログラム電圧
を供給することができる。
【0024】プログラム動作中には、カラム選択トラン
ジスタ281〜288が動作しないようになっているの
で、高電位のプログラム電圧がデータ線に伝達されるこ
とは防止される。このような方式により、入力されたデ
ータが各プログラム電圧発生回路101、102、10
3、104に一時的に貯蔵された後、プログラム選択線
の選択回路20によって、プログラム電圧発生回路に接
続されたビット線のいずれかが選択されることで、ペー
ジプログラムが実行される。
【0025】プログラム段階が終了すると放電段階とな
って、制御信号LSLが論理“ハイ”の状態に遷移して
プログラム電圧発生回路とビット線とが電気的に分離さ
れるような状態となり、一方、ビット線放電トランジス
タ54のゲートに印加される信号DCBが論理“ハイ”
の状態になって該ビット線放電トランジスタ54が動作
することで、ビット線に供給された電圧が放電される。
以上のようにして、ページプログラムモードが完了す
る。
【0026】上記の実施例においては、NAND型のメ
モリセルを有する半導体メモリ装置についてのみ説明し
てきたが、メモリセルの形態がNAND型に限られるも
のでないことは当該分野で通常の知識を有する者なら容
易に理解できるであろう。
【0027】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明によるペ
ージプログラムモードを使用する不揮発性半導体メモリ
装置では、1個のプログラム電圧発生回路に2本のビッ
ト線を共有させられるので、メモリセルの大きさやビッ
ト線間の間隔を縮めることができ、より高集積の半導体
メモリ装置を提供できるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路構成図。
【図2】図1中のプログラム電圧発生手段の構成を示す
回路図。
【図3】図1中のプログラム選択線の選択回路の構成を
示す回路図。
【図4】信号/LCHd の発生回路を示す回路図。
【図5】図1中のデータ入力バッファの単位入力バッフ
ァの構成を示す回路図。
【図6】図1の回路に用いられる各信号のタイミングを
示す波形図。
【符号の説明】
20 選択回路 24 ローデコーダ 26 カラムデコーダ 36 データ入力バッファ 101〜104 プログラム電圧発生回路 121〜128 カラム線 141、142 プログラム選択線 161〜168 選択トランジスタ 281〜288 カラム選択トランジスタ 301〜308 カラム選択線 321〜328 データ線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のメモリセルを有するメモリセルア
    レイと、該メモリセルアレイのロー線に接続され、所定
    のロー線を選択する選択手段と、メモリセルアレイのカ
    ラム線に接続され、所定のカラム線を選択する選択手段
    と、カラム線上のデータに応じてプログラム電圧を発生
    するプログラム電圧発生手段と、を備えた不揮発性半導
    体メモリ装置において、 少なくとも2本のカラム線を選択的に1つのプログラム
    電圧発生手段に接続する接続手段を備え、該接続手段
    は、カラム線とプログラム電圧発生手段との間に設けた
    選択トランジスタと、該選択トランジスタを制御するプ
    ログラム選択線と、プログラムエネーブル信号及びアド
    レス信号をデコードする論理ゲート及びそのデコード結
    果に従い高電圧を発生する電荷ポンプ回路をもちプログ
    ラム選択線を選択して高電圧を提供する選択回路と、か
    ら構成されることを特徴とする不揮発性半導体メモリ装
    置。
JP3026193A 1992-02-19 1993-02-19 不揮発性半導体メモリ装置 Expired - Lifetime JP2718871B2 (ja)

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