JP2716934B2 - パッケージ形油冷式空気圧縮機 - Google Patents
パッケージ形油冷式空気圧縮機Info
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- JP2716934B2 JP2716934B2 JP6070528A JP7052894A JP2716934B2 JP 2716934 B2 JP2716934 B2 JP 2716934B2 JP 6070528 A JP6070528 A JP 6070528A JP 7052894 A JP7052894 A JP 7052894A JP 2716934 B2 JP2716934 B2 JP 2716934B2
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- Japan
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- package
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- fan
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/04—Heating; Cooling; Heat insulation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C23/00—Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、パッケージ内に圧縮機
本体等の各構成部を収容したパッケージ形油冷式空気圧
縮機に関するものである。
本体等の各構成部を収容したパッケージ形油冷式空気圧
縮機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、図５，６に示すパッケージ形油冷
式スクリュ空気圧縮機が公知である（図６：特開平１−
３１３６９４号公報）。図５に示す圧縮機は、パッケー
ジ１内に、圧縮機本体２と、これに接続し、吸込フィル
タ３，吸気調節弁４を備えた吸気部と、同じく圧縮機本
体２に接続し、油分離回収器５，図示しないアフターク
ーラ，エアタンク６を備えた吐出部と、油分離回収器５
の下部の図示しない油溜まり部からオイルクーラ８を経
て圧縮機本体２の軸受，軸封部、およびロータ室に至る
図示しない油供給流路と、圧縮機本体２および上記吸気
部の上方に位置し、プーリ，ベルトを介して圧縮機本体
２内の図示しないスクリュロータを駆動するモータ９
と、このモータ９の出力軸上に取り付けられた送風用シ
ロッコファン１０とが配設してある。
式スクリュ空気圧縮機が公知である（図６：特開平１−
３１３６９４号公報）。図５に示す圧縮機は、パッケー
ジ１内に、圧縮機本体２と、これに接続し、吸込フィル
タ３，吸気調節弁４を備えた吸気部と、同じく圧縮機本
体２に接続し、油分離回収器５，図示しないアフターク
ーラ，エアタンク６を備えた吐出部と、油分離回収器５
の下部の図示しない油溜まり部からオイルクーラ８を経
て圧縮機本体２の軸受，軸封部、およびロータ室に至る
図示しない油供給流路と、圧縮機本体２および上記吸気
部の上方に位置し、プーリ，ベルトを介して圧縮機本体
２内の図示しないスクリュロータを駆動するモータ９
と、このモータ９の出力軸上に取り付けられた送風用シ
ロッコファン１０とが配設してある。
【０００３】上記圧縮機本体２等の収容空間へは、図５
において左下隅部に開口して、上方に延び、上記収容空
間に開口した大きな空気取り入れ流路１１が設けられて
おり、この収容空間からオイルクーラ８を経て、図５に
おいて右下隅部から上方に延び、シロッコファン１０を
経て、左上隅部に開口した大きな空気送り出し流路１２
ａ，１２ｂが設けられている。さらに、シロッコファン
１０の出力軸の部分には、空気送り出し用流路１２ａに
通じる隙間が生じている。
において左下隅部に開口して、上方に延び、上記収容空
間に開口した大きな空気取り入れ流路１１が設けられて
おり、この収容空間からオイルクーラ８を経て、図５に
おいて右下隅部から上方に延び、シロッコファン１０を
経て、左上隅部に開口した大きな空気送り出し流路１２
ａ，１２ｂが設けられている。さらに、シロッコファン
１０の出力軸の部分には、空気送り出し用流路１２ａに
通じる隙間が生じている。
【０００４】この圧縮機は、シロッコファン１０の働き
により、空気取り入れ流路１１から上記収容空間内に空
気を取り入れ、その内の一部を、吸込フィルタ３，吸気
調節弁４を経て、圧縮機本体２に吸込み、ここで圧縮
後、圧縮空気を油分離回収器５に送り出し、ここで油と
分離した後、上記アフタークーラ，エアタンク６を経
て、ユーザ側に送り出すようになっている。一方、油分
離回収器５で分離された油は、オイルクーラ８を経て、
圧縮機本体２内の軸受，軸封部、およびロータ室に導か
れ、以後循環使用される。
により、空気取り入れ流路１１から上記収容空間内に空
気を取り入れ、その内の一部を、吸込フィルタ３，吸気
調節弁４を経て、圧縮機本体２に吸込み、ここで圧縮
後、圧縮空気を油分離回収器５に送り出し、ここで油と
分離した後、上記アフタークーラ，エアタンク６を経
て、ユーザ側に送り出すようになっている。一方、油分
離回収器５で分離された油は、オイルクーラ８を経て、
圧縮機本体２内の軸受，軸封部、およびロータ室に導か
れ、以後循環使用される。
【０００５】一方、空気取り入れ流路１１からパッケー
ジ１内に入った空気は、モータ９，圧縮機本体２等、上
記収容空間内の各部を冷却して、オイルクーラ５を通り
抜ける過程で、オイルクーラ５内の油を冷却した後、空
気送り出し流路１２ａ，１２ｂから外部に出て行く。
ジ１内に入った空気は、モータ９，圧縮機本体２等、上
記収容空間内の各部を冷却して、オイルクーラ５を通り
抜ける過程で、オイルクーラ５内の油を冷却した後、空
気送り出し流路１２ａ，１２ｂから外部に出て行く。
【０００６】図６に示す圧縮機は、パッケージ２１内を
隔壁２２で二つの空間に分けられており、図６において
右側の空間には、圧縮機本体２３，プーリ，ベルトを介
して圧縮機本体２３内の図示しないスクリュロータを駆
動するモータ２４、および図示しない油分離回収器が収
納してあり、左側の空間には、モータ２４の出力軸に取
り付けたシロッコファン２５、およびパッケージ２１の
左側壁の開口部に重なり合うように、アフタークーラ２
６，オイルクーラ２７が配置してある。また、図６にお
いてパッケージ２１の右側壁の下部には空気入口２８，
隔壁２２には、図６において右側の空間から左側の空間
へ空気を流す図示しない貫通孔が形成してある。
隔壁２２で二つの空間に分けられており、図６において
右側の空間には、圧縮機本体２３，プーリ，ベルトを介
して圧縮機本体２３内の図示しないスクリュロータを駆
動するモータ２４、および図示しない油分離回収器が収
納してあり、左側の空間には、モータ２４の出力軸に取
り付けたシロッコファン２５、およびパッケージ２１の
左側壁の開口部に重なり合うように、アフタークーラ２
６，オイルクーラ２７が配置してある。また、図６にお
いてパッケージ２１の右側壁の下部には空気入口２８，
隔壁２２には、図６において右側の空間から左側の空間
へ空気を流す図示しない貫通孔が形成してある。
【０００７】そして、この圧縮機は、基本的には、図５
に示す圧縮機と同様に作動して、圧縮空気を送り出し、
油を循環させるようになっている。また、この圧縮機で
は、モータ２４に取り付けたファン、およびシロッコフ
ァン２５の作用で空気入口２８から流入させた空気で、
上記右側の空間内の各部を冷却し、この空気を上記左側
の空間部に送り出している。さらに、シロッコファン２
５の作用でパッケージ２１外からアフタークーラ２６，
オイルクーラ２７を通して上記左側の空間に空気を取り
入れ、これらの内部の圧縮空気，油を冷却し、この左側
に流入して来た空気を、シロッコファン２５の上方の開
口部からパッケージ２１外に送り出すようになってい
る。
に示す圧縮機と同様に作動して、圧縮空気を送り出し、
油を循環させるようになっている。また、この圧縮機で
は、モータ２４に取り付けたファン、およびシロッコフ
ァン２５の作用で空気入口２８から流入させた空気で、
上記右側の空間内の各部を冷却し、この空気を上記左側
の空間部に送り出している。さらに、シロッコファン２
５の作用でパッケージ２１外からアフタークーラ２６，
オイルクーラ２７を通して上記左側の空間に空気を取り
入れ、これらの内部の圧縮空気，油を冷却し、この左側
に流入して来た空気を、シロッコファン２５の上方の開
口部からパッケージ２１外に送り出すようになってい
る。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上述した圧縮機の内、
図５に示す圧縮機の場合、空気取り入れ流路１１から流
入して来た空気は、圧縮機本体２，モータ９のように騒
音源の箇所を通過して、その全量がパッケージ１の外部
に出て行くようになっている。このため、パッケージ１
外に漏れる騒音が大きいという問題が生じている。さら
に、パッケージ１内に入った空気の全量がオイルクーラ
８の方に流れ、その途中にエアタンク６が位置している
ため、これが過冷却され、内部にドレンが発生し易いと
いう問題も生じている。
図５に示す圧縮機の場合、空気取り入れ流路１１から流
入して来た空気は、圧縮機本体２，モータ９のように騒
音源の箇所を通過して、その全量がパッケージ１の外部
に出て行くようになっている。このため、パッケージ１
外に漏れる騒音が大きいという問題が生じている。さら
に、パッケージ１内に入った空気の全量がオイルクーラ
８の方に流れ、その途中にエアタンク６が位置している
ため、これが過冷却され、内部にドレンが発生し易いと
いう問題も生じている。
【０００９】一方、図６に示す圧縮機の場合、上述した
ように、隔壁２２には貫通孔が形成してあり、圧縮機本
体２３，モータ２４の騒音が、この貫通孔を通り抜け、
シロッコファン１０を通り、その上方の開口部から、或
はアフタークーラ２６，オイルクーラ２７の部分からパ
ッケージ２１外に漏れるという問題が生じる。さらに、
上述したいずれの圧縮機も、圧縮機本体４，２３、モー
タ９，２４等により昇温して、熱膨張したパッケージ
１，２１内の空気を、大気圧のままで吸込フィルタ３，
吸気調節弁４を介して圧縮機本体４，２３に吸込まれて
いる。このため、圧縮機本体４，２３からの吐出空気量
が少なくなり、吐出温度も高くなるという問題もある。
本発明は、斯る従来の問題点を課題としてなされたもの
で、騒音の低減，吐出空気量の増大、および吐出温度の
低下を可能としたパッケージ形油冷式空気圧縮機を提供
しようとするものである。
ように、隔壁２２には貫通孔が形成してあり、圧縮機本
体２３，モータ２４の騒音が、この貫通孔を通り抜け、
シロッコファン１０を通り、その上方の開口部から、或
はアフタークーラ２６，オイルクーラ２７の部分からパ
ッケージ２１外に漏れるという問題が生じる。さらに、
上述したいずれの圧縮機も、圧縮機本体４，２３、モー
タ９，２４等により昇温して、熱膨張したパッケージ
１，２１内の空気を、大気圧のままで吸込フィルタ３，
吸気調節弁４を介して圧縮機本体４，２３に吸込まれて
いる。このため、圧縮機本体４，２３からの吐出空気量
が少なくなり、吐出温度も高くなるという問題もある。
本発明は、斯る従来の問題点を課題としてなされたもの
で、騒音の低減，吐出空気量の増大、および吐出温度の
低下を可能としたパッケージ形油冷式空気圧縮機を提供
しようとするものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第一発明は、パッケージ内に、圧縮機本体と、吸込
フィルタ，吸気調節手段を備え、上記圧縮機本体に接続
した吸気部と、油分離回収器，アフタークーラを備え、
上記圧縮機本体に接続した吐出部と、オイルクーラを備
え、上記油分離回収器の下部の油溜まり部から上記圧縮
機本体内の軸受，軸封部およびロータ室に至る油流路
と、上記圧縮機本体用駆動部と、上記各部の内の昇温部
を通過させつつ、上記パッケージ内外に空気を流動させ
る送風用ファンとを収容したパッケージ形油冷式空気圧
縮機において、少なくとも上記圧縮機本体，上記吸込フ
ィルタから上記圧縮機本体に至る部分、および上記駆動
部を収容した一方の空間と上記オイルクーラ、およびフ
ァンを収容した他方の空間とを仕切る縦壁である隔壁
と、上記ファンの吸込み部に対向する壁部に開口し、上
記ファンがパッケージ外からこの内部に空気を吸込む空
気入口と、一端が上記ファンと上記オイルクーラとの間
の位置にて、上記他方の空間に開口し、他端が上記一方
の空間に開口し、上記ファンが送り出した空気を上記圧
縮機本体等を収容した上記一方の空間内に導くダクト
と、このダクトを出て、上記圧縮機本体，駆動部等を収
容した上記一方の空間内を通り抜けた空気をパッケージ
外に送り出す、上記一方の空間側の上記パッケージ上面
の第一空気出口と、上記ファンが送り出す空気の内、こ
のファンの上方に位置するオイルクーラを通り抜けた空
気をパッケージ外に送り出す、上記他方の空間側の上記
パッケージ上面の第二空気出口とを設けて形成した。
に、第一発明は、パッケージ内に、圧縮機本体と、吸込
フィルタ，吸気調節手段を備え、上記圧縮機本体に接続
した吸気部と、油分離回収器，アフタークーラを備え、
上記圧縮機本体に接続した吐出部と、オイルクーラを備
え、上記油分離回収器の下部の油溜まり部から上記圧縮
機本体内の軸受，軸封部およびロータ室に至る油流路
と、上記圧縮機本体用駆動部と、上記各部の内の昇温部
を通過させつつ、上記パッケージ内外に空気を流動させ
る送風用ファンとを収容したパッケージ形油冷式空気圧
縮機において、少なくとも上記圧縮機本体，上記吸込フ
ィルタから上記圧縮機本体に至る部分、および上記駆動
部を収容した一方の空間と上記オイルクーラ、およびフ
ァンを収容した他方の空間とを仕切る縦壁である隔壁
と、上記ファンの吸込み部に対向する壁部に開口し、上
記ファンがパッケージ外からこの内部に空気を吸込む空
気入口と、一端が上記ファンと上記オイルクーラとの間
の位置にて、上記他方の空間に開口し、他端が上記一方
の空間に開口し、上記ファンが送り出した空気を上記圧
縮機本体等を収容した上記一方の空間内に導くダクト
と、このダクトを出て、上記圧縮機本体，駆動部等を収
容した上記一方の空間内を通り抜けた空気をパッケージ
外に送り出す、上記一方の空間側の上記パッケージ上面
の第一空気出口と、上記ファンが送り出す空気の内、こ
のファンの上方に位置するオイルクーラを通り抜けた空
気をパッケージ外に送り出す、上記他方の空間側の上記
パッケージ上面の第二空気出口とを設けて形成した。
【００１１】また、第二発明は、上記ダクトが、上記吸
込フィルタの周囲を包囲して、このダクトにより、この
吸込フィルタにて吸込まれる空気について供給可能に形
成した。
込フィルタの周囲を包囲して、このダクトにより、この
吸込フィルタにて吸込まれる空気について供給可能に形
成した。
【００１２】第三発明は、上記ダクトが、入口部に空気
案内部を有する構成とした。
案内部を有する構成とした。
【００１３】
【作用】第一発明のように構成することにより、圧縮機
本体，モータ等の騒音発生源と、パッケージ外との遮断
性が良くなるとともに、冷却用空気を必要とする部分に
限定的に流せるようになる。また、第二発明のように構
成することにより、第一発明における作用に加えて、圧
縮機本体は、パッケージ外からファンにより吸込まれた
空気を、直接、吸込フィルタ，吸気調節弁を介して吸込
むようになる。さらに、第三発明のように構成すること
により、空気入口からパッケージ内に流入してきた空気
の所望量だけをダクトに導き易くなり、第二発明におけ
る作用をさらに一層強化されるようになる。
本体，モータ等の騒音発生源と、パッケージ外との遮断
性が良くなるとともに、冷却用空気を必要とする部分に
限定的に流せるようになる。また、第二発明のように構
成することにより、第一発明における作用に加えて、圧
縮機本体は、パッケージ外からファンにより吸込まれた
空気を、直接、吸込フィルタ，吸気調節弁を介して吸込
むようになる。さらに、第三発明のように構成すること
により、空気入口からパッケージ内に流入してきた空気
の所望量だけをダクトに導き易くなり、第二発明におけ
る作用をさらに一層強化されるようになる。
【００１４】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明する。図１は、第一発明に係るパッケージ形油冷式
空気圧縮機、例えばスクリュタイプの圧縮機を示し、パ
ッケージ３１内を縦壁である隔壁３２で二分し、一方の
空間Ａには、圧縮機本体３３と、吸込フィルタ３４，吸
気調節弁３５を備え、圧縮機本体３３に接続した吸気部
と、図示しないアフタークーラ，油分離回収器を備え圧
縮機本体３３に接続した吐出部と、圧縮機本体３３の下
方に位置し、プーリ，ベルトを介して圧縮機本体３３内
のロータ、例えばスクリュロータを駆動するモータ３６
とが設けてある。また、パッケージ３１内の他方の空間
Ｂには、隔壁３２を貫通させて、モータ３６の出力軸に
取り付けたシロッコファン３７、この上方に位置し、上
記油分離回収器の下部の油溜まり部から延び、圧縮機本
体３３内の軸受・軸封部，ロータ室に通じる油供給流路
に設けたオイルクーラ３８が横方向に配置してある。
説明する。図１は、第一発明に係るパッケージ形油冷式
空気圧縮機、例えばスクリュタイプの圧縮機を示し、パ
ッケージ３１内を縦壁である隔壁３２で二分し、一方の
空間Ａには、圧縮機本体３３と、吸込フィルタ３４，吸
気調節弁３５を備え、圧縮機本体３３に接続した吸気部
と、図示しないアフタークーラ，油分離回収器を備え圧
縮機本体３３に接続した吐出部と、圧縮機本体３３の下
方に位置し、プーリ，ベルトを介して圧縮機本体３３内
のロータ、例えばスクリュロータを駆動するモータ３６
とが設けてある。また、パッケージ３１内の他方の空間
Ｂには、隔壁３２を貫通させて、モータ３６の出力軸に
取り付けたシロッコファン３７、この上方に位置し、上
記油分離回収器の下部の油溜まり部から延び、圧縮機本
体３３内の軸受・軸封部，ロータ室に通じる油供給流路
に設けたオイルクーラ３８が横方向に配置してある。
【００１５】また、図１においてシロッコファン３７の
右側のパッケージ３１の側壁部、即ちシロッコファン３
７に対向するパッケージ３１の側壁部に空気入口３９、
空間Ａの上部、本実施例では、パッケージ３１の上面に
第一空気出口４０、空間Ｂの上部、本実施例では、パッ
ケージ３１の上面、オイルクーラ３８の上方に第二空気
出口４１が形成してあり、第一空気出口４０の下方に
は、遮音板４２が設けてある。さらに、パッケージ３１
内には、シロッコファン３７により送り出された空気を
空間Ａ内、好ましくは吸込フィルタ３４の近傍、および
モータ３６の下部に導くダクト４３が設けてある。図示
するように、このダクト４３の一端は、シロッコファン
３７とオイルクーラ３８との間の位置にて空間Ｂに開口
し、他端は空間Ａに開口するように設けたものである。
右側のパッケージ３１の側壁部、即ちシロッコファン３
７に対向するパッケージ３１の側壁部に空気入口３９、
空間Ａの上部、本実施例では、パッケージ３１の上面に
第一空気出口４０、空間Ｂの上部、本実施例では、パッ
ケージ３１の上面、オイルクーラ３８の上方に第二空気
出口４１が形成してあり、第一空気出口４０の下方に
は、遮音板４２が設けてある。さらに、パッケージ３１
内には、シロッコファン３７により送り出された空気を
空間Ａ内、好ましくは吸込フィルタ３４の近傍、および
モータ３６の下部に導くダクト４３が設けてある。図示
するように、このダクト４３の一端は、シロッコファン
３７とオイルクーラ３８との間の位置にて空間Ｂに開口
し、他端は空間Ａに開口するように設けたものである。
【００１６】この圧縮機の働き自体は、基本的には、上
述した圧縮機の働きと同様である。そして、シロッコフ
ァン３７により、空気入口３９から流入させた空気を、
一部はダクト４３内に、残りはオイルクーラ３８の方に
送り、ダクト４３内に送り込んだ空気を、さらに一部を
吸込フィルタ３４に、残りをモータ３６の下部に送るよ
うになっている。オイルクーラ３８の方に流れた空気
は、ここを通り抜け、ここと圧縮機本体３３との間を循
環する油を冷却して、第二空気出口４１からパッケージ
３１外に出て行く。ダクト４３を経て、吸込フィルタ３
４，吸気調節弁３５へと流入した空気は圧縮機本体３３
にて油冷却されつつ、圧縮され、アフタークーラ，油分
離回収器を設けた吐出部よりユーザ側に送り出される。
述した圧縮機の働きと同様である。そして、シロッコフ
ァン３７により、空気入口３９から流入させた空気を、
一部はダクト４３内に、残りはオイルクーラ３８の方に
送り、ダクト４３内に送り込んだ空気を、さらに一部を
吸込フィルタ３４に、残りをモータ３６の下部に送るよ
うになっている。オイルクーラ３８の方に流れた空気
は、ここを通り抜け、ここと圧縮機本体３３との間を循
環する油を冷却して、第二空気出口４１からパッケージ
３１外に出て行く。ダクト４３を経て、吸込フィルタ３
４，吸気調節弁３５へと流入した空気は圧縮機本体３３
にて油冷却されつつ、圧縮され、アフタークーラ，油分
離回収器を設けた吐出部よりユーザ側に送り出される。
【００１７】ダクト４３からモータ３６の下部に送り出
された空気は、モータ３６，圧縮機本体３３、この両者
間で回転駆動力の伝達を行うベルト等を冷却した後、第
一空気出口４０から出て行く。空間Ｂは、隔壁３２によ
り空間Ａとは隔てられており、ダクト４３から第二空間
に漏れるモータ３６，圧縮機本体３３等が発する騒音、
およびシロッコファン３７自体が発する音は小さいの
で、空気入口３９，第二空気出口４１から漏れる騒音は
小さい。なお、シロッコファン３７の回転軸部と隔壁３
２との間には隙間があいているが、ごく僅かであり、こ
こから漏れる音は小さい。また、ダクト４３からモータ
３６の下部を通って、第一空気出口４０から出て行く空
気の量は、空気入口３９から流入してオイルクーラ３８
側に流れる空気の量に比して少なく、また、遮音板４２
の作用により、第一空気出口４０から出る騒音は小さく
なる。
された空気は、モータ３６，圧縮機本体３３、この両者
間で回転駆動力の伝達を行うベルト等を冷却した後、第
一空気出口４０から出て行く。空間Ｂは、隔壁３２によ
り空間Ａとは隔てられており、ダクト４３から第二空間
に漏れるモータ３６，圧縮機本体３３等が発する騒音、
およびシロッコファン３７自体が発する音は小さいの
で、空気入口３９，第二空気出口４１から漏れる騒音は
小さい。なお、シロッコファン３７の回転軸部と隔壁３
２との間には隙間があいているが、ごく僅かであり、こ
こから漏れる音は小さい。また、ダクト４３からモータ
３６の下部を通って、第一空気出口４０から出て行く空
気の量は、空気入口３９から流入してオイルクーラ３８
側に流れる空気の量に比して少なく、また、遮音板４２
の作用により、第一空気出口４０から出る騒音は小さく
なる。
【００１８】この結果、パッケージ３１外に漏れる騒音
は全体的に小さくなり、消音器も小型化できる。また、
第一空間Ａには、モータ３６，圧縮機本体３３等を冷却
するのに必要な空気だけが流れ、即ちオイルクーラ３８
を冷却する空気は流れないので、第一空間Ａ内の冷却用
空気の流路を小さくできる。したがって、以上のことか
ら、この圧縮機全体の小型化、軽量化が可能となる。ま
た、空間Ａには、必要最小限度の冷却用空気しか流れな
いので、圧縮機本体３３、油分離回収器等を過冷却する
ことがなく、ドレンの発生を抑制できる。
は全体的に小さくなり、消音器も小型化できる。また、
第一空間Ａには、モータ３６，圧縮機本体３３等を冷却
するのに必要な空気だけが流れ、即ちオイルクーラ３８
を冷却する空気は流れないので、第一空間Ａ内の冷却用
空気の流路を小さくできる。したがって、以上のことか
ら、この圧縮機全体の小型化、軽量化が可能となる。ま
た、空間Ａには、必要最小限度の冷却用空気しか流れな
いので、圧縮機本体３３、油分離回収器等を過冷却する
ことがなく、ドレンの発生を抑制できる。
【００１９】図２は、第二発明に係るパッケージ形油冷
式空気圧縮機を示し、図１に示す圧縮機とは、ダクト４
３に代えて、ダクト５１を設けた点を除き、他は実質的
に同一であり、互いに共通する部分については、同一番
号を付して説明を省略する。このダクト５１は、吸込フ
ィルタ３４の下方の箇所にて、二つに分岐し、分岐した
一方のダクト部は吸込フィルタ３４の周囲を包囲し、他
方のダクト部はモータ３６の下部に向いている。そし
て、斯る構成により、吸込フィルタ２４へは、ダクト４
３を介してシロッコファン３７により、大気に対して正
圧状態の空気が送り込まれるため、またシロッコファン
３７から直接に冷たい空気が送られるため、圧縮機本体
３３からの吐出空気量が増大するとともに、吐出温度も
低下するようになっている。また、モータ３６の下部に
ダクト４３からの冷たい空気が、必要量だけ送り出さ
れ、モータ３６の下部から圧縮機本体３３の周囲、を経
て、第一空気出口４０に向かって流動し、効率よくモー
タ３６等の冷却が行われるようになる。
式空気圧縮機を示し、図１に示す圧縮機とは、ダクト４
３に代えて、ダクト５１を設けた点を除き、他は実質的
に同一であり、互いに共通する部分については、同一番
号を付して説明を省略する。このダクト５１は、吸込フ
ィルタ３４の下方の箇所にて、二つに分岐し、分岐した
一方のダクト部は吸込フィルタ３４の周囲を包囲し、他
方のダクト部はモータ３６の下部に向いている。そし
て、斯る構成により、吸込フィルタ２４へは、ダクト４
３を介してシロッコファン３７により、大気に対して正
圧状態の空気が送り込まれるため、またシロッコファン
３７から直接に冷たい空気が送られるため、圧縮機本体
３３からの吐出空気量が増大するとともに、吐出温度も
低下するようになっている。また、モータ３６の下部に
ダクト４３からの冷たい空気が、必要量だけ送り出さ
れ、モータ３６の下部から圧縮機本体３３の周囲、を経
て、第一空気出口４０に向かって流動し、効率よくモー
タ３６等の冷却が行われるようになる。
【００２０】図３は、第三発明の第一実施例に係るパッ
ケージ形油冷式空気圧縮機を示し、図２に示す圧縮機と
は、ダクト５１の入口部に、空気案内部の一種であるガ
イド板６１を設けた点を除き、他は実質的に同一であ
り、互いに共通する部分については、同一番号を付して
説明を省略する。本実施例の場合、ガイド板６１によ
り、シロッコファン３７から送り出された空気の一部が
ダクト５１内に入り易くなっており、ガイド板５１の大
きさ、角度を調節することにより、所望量の空気を第一
空間Ａに導き易くなり、第一発明の場合の作用を、より
一層高めることができるようになっている。
ケージ形油冷式空気圧縮機を示し、図２に示す圧縮機と
は、ダクト５１の入口部に、空気案内部の一種であるガ
イド板６１を設けた点を除き、他は実質的に同一であ
り、互いに共通する部分については、同一番号を付して
説明を省略する。本実施例の場合、ガイド板６１によ
り、シロッコファン３７から送り出された空気の一部が
ダクト５１内に入り易くなっており、ガイド板５１の大
きさ、角度を調節することにより、所望量の空気を第一
空間Ａに導き易くなり、第一発明の場合の作用を、より
一層高めることができるようになっている。
【００２１】図４は、第三発明の第二実施例に係るパッ
ケージ形油冷式空気圧縮機を示し、図２に示す圧縮機と
は、ダクト５１の入口部に、空気案内部の一種である下
方に向けて折曲したダクト延設部６２を設けた点を除
き、他は実質的に同一であり、互いに共通する部分につ
いては、同一番号を付して説明を省略する。本実施例の
場合、ダクト延設部６２により、上記第一実施例の場合
と同様の作用をなすものである。
ケージ形油冷式空気圧縮機を示し、図２に示す圧縮機と
は、ダクト５１の入口部に、空気案内部の一種である下
方に向けて折曲したダクト延設部６２を設けた点を除
き、他は実質的に同一であり、互いに共通する部分につ
いては、同一番号を付して説明を省略する。本実施例の
場合、ダクト延設部６２により、上記第一実施例の場合
と同様の作用をなすものである。
【００２２】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、第一発
明によれば、少なくとも圧縮機本体，吸込フィルタから
上記圧縮機本体に至る部分、および駆動部を収容した一
方の空間とオイルクーラ、およびファンを収容した他方
の空間とを仕切る縦壁である隔壁と、ファンの吸込み部
に対向する壁部に開口し、上記ファンがパッケージ外か
らこの内部に空気を吸込む空気入口と、一端が上記ファ
ンと上記オイルクーラとの間の位置にて、上記他方の空
間に開口し、他端が上記一方の空間に開口し、上記ファ
ンが送り出した空気を上記圧縮機本体等を収容した上記
一方の空間内に導くダクトと、このダクトを出て、上記
圧縮機本体，駆動部等を収容した上記一方の空間内を通
り抜けた空気をパッケージ外に送り出す、上記一方の空
間側の上記パッケージ上面の第一空気出口と、上記ファ
ンが送り出す空気の内、このファンの上方に位置するオ
イルクーラを通り抜けた空気をパッケージ外に送り出
す、上記他方の空間側の上記パッケージ上面の第二空気
出口とを設けて形成してある。
明によれば、少なくとも圧縮機本体，吸込フィルタから
上記圧縮機本体に至る部分、および駆動部を収容した一
方の空間とオイルクーラ、およびファンを収容した他方
の空間とを仕切る縦壁である隔壁と、ファンの吸込み部
に対向する壁部に開口し、上記ファンがパッケージ外か
らこの内部に空気を吸込む空気入口と、一端が上記ファ
ンと上記オイルクーラとの間の位置にて、上記他方の空
間に開口し、他端が上記一方の空間に開口し、上記ファ
ンが送り出した空気を上記圧縮機本体等を収容した上記
一方の空間内に導くダクトと、このダクトを出て、上記
圧縮機本体，駆動部等を収容した上記一方の空間内を通
り抜けた空気をパッケージ外に送り出す、上記一方の空
間側の上記パッケージ上面の第一空気出口と、上記ファ
ンが送り出す空気の内、このファンの上方に位置するオ
イルクーラを通り抜けた空気をパッケージ外に送り出
す、上記他方の空間側の上記パッケージ上面の第二空気
出口とを設けて形成してある。
【００２３】このように、圧縮機本体，モータ等を収容
した空間が隔壁で仕切られていること、および圧縮機本
体，モータに、必要最小限の空気を流せば足りるように
なり、この空間を流れる空気の流路を小さくでき、この
空間からパッケージ外への空気出口の小さくできること
から、パッケージ内の騒音発生源とパッケージ外との遮
断性がよくなり、パッケージ外に漏れる騒音を低減する
ことが可能となる。また、騒音の低減の結果、消音器を
小さくできる他、上記流路を小さくできることから、圧
縮機の小型化が可能になる。さらに、圧縮機本体，モー
タ収容空間に、必要最小限の空気を流せば足りるように
なり、圧縮機本体等を過冷却することがなく、ドレンの
発生を抑制できる等の効果を奏する。
した空間が隔壁で仕切られていること、および圧縮機本
体，モータに、必要最小限の空気を流せば足りるように
なり、この空間を流れる空気の流路を小さくでき、この
空間からパッケージ外への空気出口の小さくできること
から、パッケージ内の騒音発生源とパッケージ外との遮
断性がよくなり、パッケージ外に漏れる騒音を低減する
ことが可能となる。また、騒音の低減の結果、消音器を
小さくできる他、上記流路を小さくできることから、圧
縮機の小型化が可能になる。さらに、圧縮機本体，モー
タ収容空間に、必要最小限の空気を流せば足りるように
なり、圧縮機本体等を過冷却することがなく、ドレンの
発生を抑制できる等の効果を奏する。
【００２４】また、第二発明によれば、上記ダクトが、
上記吸込フィルタの周囲を包囲して、このダクトによ
り、この吸込フィルタにて吸込まれる空気について供給
可能に形成してある。このため、第一発明による効果に
加えて、吸込フィルタに大気圧に比して正圧の、冷たい
空気を送り込めるようになり、圧縮機本体の吐出空気量
を増大させ、かつ吐出温度を低下させることが可能とな
るという効果を奏する。
上記吸込フィルタの周囲を包囲して、このダクトによ
り、この吸込フィルタにて吸込まれる空気について供給
可能に形成してある。このため、第一発明による効果に
加えて、吸込フィルタに大気圧に比して正圧の、冷たい
空気を送り込めるようになり、圧縮機本体の吐出空気量
を増大させ、かつ吐出温度を低下させることが可能とな
るという効果を奏する。
【００２５】さらに、第三発明によれば、上記ダクト
が、入口部に空気案内部を有する構成としてある。この
ため、空気入口からパッケージ内に流入してきた空気の
内の所望量だけをダクトに導き易くなり、第二発明によ
る効果をより一層高めることが可能になるという効果を
奏する。
が、入口部に空気案内部を有する構成としてある。この
ため、空気入口からパッケージ内に流入してきた空気の
内の所望量だけをダクトに導き易くなり、第二発明によ
る効果をより一層高めることが可能になるという効果を
奏する。
【図１】 第一発明に係るパッケージ形油冷式空気圧縮
機の概略断面を示す図である。
機の概略断面を示す図である。
【図２】 第二発明に係るパッケージ形油冷式空気圧縮
機の概略断面を示す図である。
機の概略断面を示す図である。
【図３】 第三発明の第一実施例に係るパッケージ形油
冷式空気圧縮機の概略断面を示す図である。
冷式空気圧縮機の概略断面を示す図である。
【図４】 第三発明の第二実施例に係るパッケージ形油
冷式空気圧縮機の概略断面を示す図である。
冷式空気圧縮機の概略断面を示す図である。
【図５】 従来のパッケージ形油冷式空気圧縮機の概略
断面を示す図である。
断面を示す図である。
【図６】 従来の別のパッケージ形油冷式空気圧縮機の
概略断面を示す図である。
概略断面を示す図である。
３１ パッケージ ３２ 隔壁 ３３ 圧縮機本体 ３４ 吸込フィルタ ３５ 吸気調節弁 ３６ モータ ３７ シロッコファン ３８ オイルクーラ ３９ 空気入口 ４０ 第一空気出口 ４１ 第二空気出口 ４３ ダクト ５１ ダクト ６１ ガイド板 ６２ ダクト延設部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平１−313694（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−129383（ＪＰ，Ａ) 実開 平５−7989（ＪＰ，Ｕ)
Claims (3)
- 【請求項１】 パッケージ内に、圧縮機本体と、吸込フ
ィルタ，吸気調節手段を備え、上記圧縮機本体に接続し
た吸気部と、 油分離回収器，アフタークーラを備え、上記圧縮機本体
に接続した吐出部と、 オイルクーラを備え、上記油分離回収器の下部の油溜ま
り部から上記圧縮機本体内の軸受，軸封部およびロータ
室に至る油流路と、 上記圧縮機本体用駆動部と、 上記各部の内の昇温部を通過させつつ、上記パッケージ
内外に空気を流動させる送風用ファンとを収容したパッ
ケージ形油冷式空気圧縮機において、 少なくとも上記圧縮機本体，上記吸込フィルタから上記
圧縮機本体に至る部分、および上記駆動部を収容した一
方の空間と上記オイルクーラ、およびファンを収容した
他方の空間とを仕切る縦壁である隔壁と、 上記ファンの吸込み部に対向する壁部に開口し、上記フ
ァンがパッケージ外からこの内部に空気を吸込む空気入
口と、 一端が上記ファンと上記オイルクーラとの間の位置に
て、上記他方の空間に開口し、他端が上記一方の空間に
開口し、上記ファンが送り出した空気を上記圧縮機本体
等を収容した上記一方の空間内に導くダクトと、 このダクトを出て、上記圧縮機本体，駆動部等を収容し
た上記一方の空間内を通り抜けた空気をパッケージ外に
送り出す、上記一方の空間側の上記パッケージ上面の第
一空気出口と、 上記ファンが送り出す空気の内、このファンの上方に位
置するオイルクーラを通り抜けた空気をパッケージ外に
送り出す、上記他方の空間側の上記パッケージ上面の第
二空気出口とを設けて形成したことを特徴とするパッケ
ージ形油冷式空気圧縮機。 - 【請求項２】 上記ダクトが、上記吸込フィルタの周囲
を包囲して、このダクトにより、この吸込フィルタにて
吸込まれる空気について供給可能に形成したことを特徴
とする請求項１に記載のパッケージ形油冷式空気圧縮
機。 - 【請求項３】 上記ダクトが、入口部に空気案内部を有
することを特徴とする請求項２に記載のパッケージ形油
冷式空気圧縮機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6070528A JP2716934B2 (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | パッケージ形油冷式空気圧縮機 |
| US08/418,446 US5507618A (en) | 1994-04-08 | 1995-04-07 | Package-type oil-cooled air compressor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6070528A JP2716934B2 (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | パッケージ形油冷式空気圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07279877A JPH07279877A (ja) | 1995-10-27 |
| JP2716934B2 true JP2716934B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=13434128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6070528A Expired - Lifetime JP2716934B2 (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | パッケージ形油冷式空気圧縮機 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5507618A (ja) |
| JP (1) | JP2716934B2 (ja) |
Families Citing this family (32)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5667367A (en) * | 1994-04-08 | 1997-09-16 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Air compressor |
| JP3085086B2 (ja) * | 1994-05-10 | 2000-09-04 | 松下電器産業株式会社 | 電動コンプレッサー駆動装置 |
| JP3296205B2 (ja) * | 1996-09-20 | 2002-06-24 | 株式会社日立製作所 | オイルフリースクロール圧縮機およびその冷却システム |
| US5718563A (en) * | 1996-10-03 | 1998-02-17 | Ingersoll-Rand Company | Portable compressor with system for optimizing temperature in compressor housing and method |
| BE1011636A3 (nl) * | 1997-12-23 | 1999-11-09 | Atlas Copco Airpower Nv | Compressor met ingebouwde ventilator. |
| US5940983A (en) * | 1998-03-19 | 1999-08-24 | Lu; Shun-Tsung | Dehydrating device |
| EP1229243A3 (en) * | 2001-02-05 | 2002-11-20 | Ingersoll-Rand Company | Enclosure for an air compressor |
| US6447264B1 (en) * | 2001-02-05 | 2002-09-10 | Ingersoll-Rand Company | Compressor system |
| US6629825B2 (en) * | 2001-11-05 | 2003-10-07 | Ingersoll-Rand Company | Integrated air compressor |
| NO322287B1 (no) * | 2004-09-24 | 2006-09-11 | Sperre Mek Verksted As | Kjøleanordning for stempelmaskineri |
| US20060171820A1 (en) * | 2005-01-31 | 2006-08-03 | Baron Michael P | Cooling arrangement for a portable air compressor |
| EP1703618B1 (de) * | 2005-03-14 | 2013-05-15 | Kaeser Kompressoren AG | Luftgekühlter Elektromotor |
| JP4860790B2 (ja) * | 2005-07-28 | 2012-01-25 | 株式会社日立産機システム | パッケージ型圧縮機 |
| US20080152519A1 (en) * | 2006-12-20 | 2008-06-26 | Mei-Lien Chern | Gas-oil separator with an oil type air compressor |
| DE102007015826A1 (de) * | 2007-03-30 | 2008-10-02 | TRüTZSCHLER GMBH & CO. KG | Vorrichtung an einer Textilmaschine, insbesondere Spinnereivorbereitungsmaschine, zur Kühlung von wärmeabgebenden elektrischen Bauteilen |
| JP5205041B2 (ja) * | 2007-12-07 | 2013-06-05 | 株式会社日立産機システム | 空気圧縮機 |
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| CN106368925A (zh) * | 2016-09-27 | 2017-02-01 | 德哈哈压缩机江苏有限公司 | 一种空气压缩机 |
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| JPWO2022085508A1 (ja) * | 2020-10-23 | 2022-04-28 |
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-
1994
- 1994-04-08 JP JP6070528A patent/JP2716934B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-04-07 US US08/418,446 patent/US5507618A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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|---|---|
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