JP4255765B2 - パッケージ形圧縮機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧縮機本体及びこの圧縮機本体を駆動するモータを収納する機械室と、電気部品を収容した電気品箱と、パッケージ内を冷却する冷却設備とを共通のベース上に配置したパッケージ形圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、パッケージ形圧縮機は、圧縮空気を生成する圧縮機本体及びこの圧縮機本体を駆動するモータを収納する機械室と、電気部品を収容した電気品箱と、パッケージ内を冷却する冷却設備とを備えており、これらは共通のベース上に配置されている。
【0003】
このようなパッケージ形圧縮機の従来技術としては、ベース上の略中央部に圧縮機本体及びこれを駆動するモータを収納する機械室を配置し、この機械室を挟むように、ベース上の一方端側に外気を機械室内に導入する吸気ダクト及び電気品箱(電気箱)を隣接して立設し、ベース上の他方端側に冷却ダクト(クーラダクト)を立設したパッケージ形圧縮機がある(例えば、特許文献1参照。)。ここでは、冷却ダクトの機械室側のダクト壁面に設けた機械室から冷却ダクトへの冷却空気の流入口部分に圧縮空気及び潤滑油を冷却する熱交換器(クーラ)を機械室側に突出するように設け、その上部に冷却ダクト内の空気を吸い込んで機外に排気するための冷却ファンを同様に機械室側に突出するように設けている。このような構造により、冷却ファンが駆動すると、パッケージ形圧縮機の一方端側より外気が吸気ダクトを介して機械室内に導入され、この導入した冷却空気がモータ周囲を流れた後に、熱交換器を介して機械室から冷却ダクト内に流入する。その後、冷却空気は冷却ダクト内を上部に流れ、冷却ファンに吸い込まれて機外に排気される。このようにして、冷却空気が吸気ダクト内を流れることにより隣接した電気品箱が冷却され、モータ周囲を流れることによりモータが冷却され、機械室から冷却ダクトへ流入する際に熱交換器が冷却されるようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−68163号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術では以下のような課題が存在する。
すなわち、上記従来技術のパッケージ形圧縮機では冷却空気が吸気ダクト→モータ→熱交換器という順番で流れるようになっているため、電気品箱及びモータと熱交換して温まった空気が熱交換器に導入されることになる。したがって、熱交換器での圧縮空気及び潤滑油の冷却効率は充分とは言えず、更なる改善の余地があった。また、上記従来技術のパッケージ形圧縮機ではベース上の一方端側に吸気ダクト、他方端側に冷却ダクトが配置され、機械室を挟むように対向した2本のダクトが立設しているため、設置スペースが大きくなる要因となっていた。さらに、冷却ダクト壁面から機械室内に突出するように冷却ファン及び熱交換器が設けられているので、その分機械室を広くせざるを得ず、このことも設置スペースが大きくなる要因となっていた。以上のようなことから、設置スペースの面においても更なる向上の余地があった。
【0006】
本発明は、上記従来技術の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、冷却効率を向上でき、且つコンパクトなパッケージ形圧縮機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)上記目的を達成するために、本発明のパッケージ形圧縮機は、ベースと、このベース上の一方側に設けられ、その内部に圧縮機本体及びこの圧縮機本体を駆動するモータを収納した機械室と、この機械室内に外気を導入する吸気口と、前記ベース上の他方側に立設され、電気部品を収容した電気品箱と、前記ベース上の他方側に立設され、少なくとも前記電気品箱の1壁面を含むダクト壁面により形成された冷却ダクトと、吐出口が鉛直方向より前記電気品箱の方向に傾くように、前記冷却ダクト内の下部に設けられ、前記機械室からの空気と共に外気を吸込み吐出する両吸込み型の冷却ファンと、前記冷却ダクト内の上部に設けられ、前記冷却ファンから吐出された冷却空気により圧縮空気及び潤滑油を冷却する熱交換器とを備えるものとする。
【0008】
本発明のパッケージ形圧縮機においては、冷却ファンを駆動すると、この冷却ファンの吸込み力により、機械室内に吸気口を介して外気が導入される。この導入された冷却空気は、モータ周囲を流れてモータを冷却しつつ、機械室から冷却ダクト内へ導入され冷却ダクトの下部に設けられた冷却ファンに吸い込まれる。このとき、冷却ファンは両吸込み型のファンであり、この機械室からの空気と共に、例えば冷却ファンの下部に設けた吸気口から外気を吸い込む。そして、冷却ファンにより機械室からの空気と外気とは混合されて、冷却ダクトの上方に向かって吐出される。このようにして混合された冷却空気が冷却ダクト内を流れることにより、この冷却ダクトのダクト壁面を構成する電気品箱の1壁面は冷却され、これにより電気品箱が冷却される。その後、冷却空気は冷却ダクト内を上方へ流れ、冷却ダクトの上部に設けた熱交換器を冷却して機外へ排気される。
【0009】
ここで、前述した従来技術のような構造のパッケージ形圧縮機の場合、冷却空気が吸気ダクト→モータ→熱交換器という順番で流れるようになっているため、電気品箱及びモータと熱交換して温まった空気が熱交換器に導入されることになる。したがって、熱交換器での圧縮空気及び潤滑油の冷却効率は充分とは言えなかった。
【0010】
これに対し、本発明によれば、機械室側から吸い込まれ熱交換器に導入される冷却空気について見れば、上記従来構造と同様にモータ及び電気品箱と熱交換し温まった空気が熱交換器に導入されることになるが、上述したように両吸込み型の冷却ファンによって低温の外気と混合された上で熱交換器に導入されるので、上記従来構造に比べて冷却空気の温度を低下することができる。したがって、圧縮空気及び潤滑油の冷却効率を向上することができる。
【0011】
一方、設置スペースの点においては、上記従来構造の場合、ベース上の一方端側に吸気ダクト、他方端側に冷却ダクトが配置され、機械室を挟むように対向した2本のダクトが立設しているため、設置スペースが大きくなる要因となっていた。さらに、冷却ダクト壁面から機械室内に突出するように冷却ファン及び熱交換器が設けられているので、その分機械室を広くせざるを得ず、このことも設置スペースが大きくなる要因となっていた。以上のことから、設置スペースの面においても更なる向上の余地があった。
【0012】
これに対し、本発明によれば、機械室内に外気を導入する吸気口を設けることで吸気ダクトを不要とし、その上で冷却ダクトと電気品箱をベース上の他方側にまとめて配置しつつ、電気品箱の1壁面が冷却ダクトのダクト壁面となるように構成する。これにより、電気品箱の冷却効率を保持しつつ、ベース上に立設するダクトを冷却ダクトの1本のみとすることができる。さらに、冷却ファン及び熱交換器を冷却ダクト内に設けるようにしたことで、上記従来構造のように冷却ファン及び熱交換器が機械室内へ突出するようなことがなく、機械室を小さくすることが可能である。したがって、パッケージ形圧縮機の設置スペースを縮小し、コンパクト化することができる。
以上説明したように、本発明のパッケージ形圧縮機によれば、冷却効率を向上でき、且つコンパクトにすることができる。
【0013】
(2)上記目的を達成するために、また本発明のパッケージ形圧縮機は、ベースと、このベース上の一方側に設けられ、その内部に圧縮機本体及びこの圧縮機本体を駆動するモータを収納した機械室と、この機械室内に外気を導入する吸気口と、前記ベース上の他方側に立設され、電気部品を収容した電気品箱と、この電気品箱に設けられ、前記モータを駆動及び制御するためのインバータと、このインバータを冷却する冷却空気を流すためのインバータ用冷却ダクトと、前記ベース上の他方側に立設され、少なくとも前記電気品箱の1壁面を含むダクト壁面により形成された冷却ダクトと、この冷却ダクト内の下部に設けられ、前記機械室からの空気と共に外気を吸込み吐出する両吸込み型の冷却ファンと、前記冷却ダクト内の上部に設けられ、前記冷却ファンから吐出された冷却空気により圧縮空気及び潤滑油を冷却する熱交換器とを備えるものとする。
【0014】
本発明のパッケージ形圧縮機においては、例えば、インバータ用冷却ダクトが外気を導入するインバータ用吸気口と機械室に排気を行うインバータ用排気口とを連通するダクトであり、インバータの一部が電気品箱に収容され、残りの部分が上記インバータ用冷却ダクト内に配設されている構造とした場合、例えばこのインバータがそのインバータ用冷却ダクト内に配設された残りの部分に備えた自冷却ファンを駆動することにより、インバータ用冷却ダクト内にインバータ用吸気口を介して外気が導入され、この冷却空気がインバータを冷却し、その後インバータ用排気口から機械室内に排気される。機械室に排気された冷却空気は、冷却ファンの吸込み力により吸気口から機械室に導入される外気と混合されて、モータ周囲を流れてモータを冷却しつつ、機械室から冷却ダクト内へ導入され冷却ダクトの下部に設けた冷却ファンに吸い込まれる。その後は上記(1)と同様にして、例えば冷却ファンの下部に設けた吸気口から吸い込まれた外気と混合されて冷却ダクトの上方へ吐出され、電気品箱を冷却しつつ冷却ダクト内を上部へ流れ、冷却ダクトの上部に設けた熱交換器を冷却して機外へ排気される。
【0015】
このように、本発明においては、機械室側から吸い込まれ熱交換器に導入される冷却空気について見れば、インバータ、モータ及び電気品箱と熱交換し温まった空気が熱交換器に導入されることになるが、上述したように機械室内において吸気口から導入された外気と混合され、その後さらに両吸込み型の冷却ファンによって外気が吸入されてそれと混合された上で熱交換器に導入されるので、前述した従来構造に比べて冷却空気の温度を低下することができる。したがって、本発明によっても、上記(1)と同様に圧縮空気及び潤滑油の冷却効率を向上することができる。
【0016】
一方、設置スペースの点においては、インバータ用冷却ダクトを冷却ダクト内に設ける構造とすることで、ベース上に要するダクト設置スペースを冷却ダクトの1本分のみとすることが可能であり、上記(1)と同様にパッケージ形圧縮機をコンパクト化することができる。
以上説明したように、本発明によっても、冷却効率を向上でき、且つコンパクトにすることができる。
【0017】
(3)上記(2)において、好ましくは、前記インバータ用冷却ダクトは前記冷却ダクト内に設けられ、外気を導入するインバータ用吸気口と前記機械室に排気を行うインバータ用排気口とを連通するダクトであるものとする。
【0018】
(4)上記(2)又は(3)において、また好ましくは、前記インバータはその一部が前記電気品箱に収容され、残りの部分は前記インバータ用冷却ダクト内に配設されているものとする。
【0019】
(5)上記(4)において、さらに好ましくは、前記インバータは前記インバータ用冷却ダクト内に配設された残りの部分に自冷却ファンを備えており、この自冷却ファンを駆動することで外気を前記インバータ用吸気口を介して前記インバータ用冷却ダクト内に吸い込み、その後前記インバータ用排気口を介して前記機械室に排気するものとする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のパッケージ形圧縮機の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
まず、本発明の第1の実施の形態を図1乃至図5を参照しつつ以下に説明する。
初めに、本発明のパッケージ形圧縮機の第1の実施の形態の基本構造を説明する。図1は本実施の形態のパッケージ形圧縮機の全体構造を表す斜視図、図2は図1中A方向から見た正面図、図3は図1中B方向から見た側面図、図4は図1中B方向から見たカバーをかぶせた状態のパッケージ形圧縮機の側面図である。なお、図2では煩雑防止のため後述する電気品箱を図示省略している。
【0021】
これら図1乃至図4において、1はパッケージ形圧縮機であり、このパッケージ形圧縮機1は、土台となるベース2と、このベース2上の一方側(図2中左側)に設けられ、その内部に圧縮機本体3及びこの圧縮機本体3を駆動するモータ4を収納する機械室5(図2参照)と、ベース2上の他方側(図2中右側、図3中紙面手前側)に立設され、電気部品を収容した電気品箱6と、ベース2上の他方側に立設され、電気品箱6の壁面6a(図3参照)を一部に含むダクト壁面7aとその他のダクト壁面7b,7cにより形成された冷却ダクト7とを備えている。
【0022】
上記機械室5の周囲には機械室5を取り囲むように防音カバー8が設けられており(図1及び図2では煩雑防止のため図示省略。後述の図5参照)、この防音カバー8の下部には吸気口9(後述の図5参照)が設けられている。これにより、後述する冷却ファン12が駆動した際に、外気が吸気口9から機械室5内に導入されるようになっている。
【0023】
上記の圧縮機本体3にはベルト10及びプーリ11を介してモータ4の駆動力が伝えられ、これにより圧縮機本体3が駆動して機外から吸気した空気を圧縮するようになっている。
【0024】
上記の冷却ダクト7内の下部にはモータ4の軸4a(図2参照)に取り付けられた冷却ファン12が設けられており、モータ4によって駆動されるようになっている(なお、冷却ファン12駆動用のモータを別に設けてもよい)。この冷却ファン12は両吸込み型のファンであり、機械室5からの空気を吸い込むと共に、機械室5と反対側(図2中右側)からカバー13に設けられた吸気口14(図4参照)を介して外気を吸込み、混合して冷却ダクト7の上方に向けて吐出するようになっている。このとき、冷却ファン12は図3に示すようにその吐出口12aが鉛直方向上側より電気品箱6方向にやや傾くように設けられており、吐出された冷却空気が図3中矢印ウに示すように電気品箱6の壁面6aに衝突して電気品箱6が冷却されるように図られている。
【0025】
冷却ダクト7の上部にはクーラ15が設けられている。このクーラ15は圧縮空気を冷却するエアクーラ15a(後述の図5参照)と潤滑油を冷却するオイルクーラ15b(後述の図5参照)とを有しており、圧縮機本体3で生成した圧縮空気及びオイルタンク16内の潤滑油を冷却ファン12から吐出された冷却空気で冷却するようになっている。
【0026】
図5はパッケージ形圧縮機1内における圧縮空気及び潤滑油の流れを示すフロー図である。
この図5に示すように、圧縮機本体3は雌雄一対のロータ3a,3bを有しており、機外からフィルタ20を介して吸気した空気をロータ3a,3bで圧縮するようになっている。このとき、ロータ3a,3bの冷却及びロータ3a,3b間のシールのために圧縮機本体3内には潤滑油が噴霧されるようになっており、この潤滑油と混合された圧縮空気はその後オイルタンク16に導入される。オイルタンク16内で潤滑油と分離された圧縮空気は、その後オイルセパレータ21によってさらに潤滑油と分離され、エアクーラ15aで冷却されてユーザへ供給されるようになっている。
【0027】
一方、オイルタンク16内の潤滑油はロータ3a,3bの一次側・二次側の圧力差を動力源として配管22を介してオイルクーラ15bに送られ、冷却される。冷却された潤滑油は配管23を介して圧縮機本体3へ送られ、再度ロータ3a,3bに噴霧されるようになっている。
【0028】
以上において、壁面6aは特許請求の範囲各項記載の電気品箱の1壁面を構成し、クーラ15は冷却ファンから吐出された冷却空気により圧縮空気及び潤滑油を冷却する熱交換器を構成する。
【0029】
次に、上記構成の本発明のパッケージ形圧縮機の第1の実施の形態における冷却空気の流れを先の図3及び図5を用いて以下に説明する。なお、図5では冷却空気の流れを実線の矢印で示している。
【0030】
本実施の形態のパッケージ形圧縮機1において、モータ4を駆動して圧縮機本体3を駆動すると、同時に冷却ファン12も駆動される。これにより冷却ファン12は機械室5内の空気を吸引する。このとき、この吸引力により機械室5内には吸気口9から外気が導入され、この外気が図5中矢印アに示すようにモータ4の周囲を通って冷却ファン12に吸い込まれる。これにより、モータ4が冷却されるようになっている。
【0031】
一方、冷却ファン12は図5中矢印イに示すように機械室5と反対側からカバー13に設けた吸気口14を介して外気を吸い込む。そして、これら機械室5からの空気と吸気口14からの外気を混合して図3中矢印ウに示すように冷却ダクト7の上方に向かって吐出する。このとき、前述したように電気品箱6の壁面6aが冷却されて電気品箱6内が冷却されるようになっている。
【0032】
冷却ダクト7内を上方に流れた冷却空気は、図5中矢印エに示すようにクーラ15のエアクーラ15a及びオイルクーラ15bに導入されて圧縮空気及び潤滑油を冷却し、その上部の排気口24から機外に排気される。
【0033】
以上のような構成の本発明のパッケージ形圧縮機の第1の実施の形態によって得られる作用効果を以下に説明する。
本実施の形態のパッケージ形圧縮機の作用効果を説明するための比較例として、例えば前述した従来技術のような構造のパッケージ形圧縮機を考える。この従来構造の場合には、冷却空気が吸気ダクト→モータ→熱交換器という順番で流れるようになっているため、電気品箱及びモータと熱交換して温まった空気がクーラに導入されることになる。したがって、クーラでの圧縮空気及び潤滑油の冷却効率は充分とは言えなかった。
【0034】
これに対し、本実施の形態によれば、機械室5側から吸い込まれクーラ15に導入される冷却空気について見れば、モータ4の周囲を通ってモータ4を冷却し、その後上方に吐出されて電気品箱6の壁面6aを冷却した後にクーラ15に導入されるので、上記従来構造と同様にモータ4及び電気品箱6と熱交換し温まった空気がクーラ15に導入されることになるが、上述したように両吸込み型の冷却ファン12によって吸気口14から吸い込まれた低温の外気と混合された上でクーラ15に導入されることになるので、上記従来構造に比べてクーラ15に導入する冷却空気の温度を低下することができる。したがって、圧縮空気及び潤滑油の冷却効率を向上することができる。
【0035】
一方、設置スペースの点においては、上記従来構造の場合、ベース上の一方端側に吸気ダクト、他方端側に冷却ダクトが配置され、機械室を挟むように対向した2本のダクトが立設しているため、設置スペースが大きくなる要因となっていた。さらに、冷却ダクト壁面から機械室内に突出するように冷却ファン及び熱交換器が設けられているので、その分機械室を広くせざるを得ず、このことも設置スペースが大きくなる要因となっていた。以上のことから、設置スペースの面においても更なる向上の余地があった。
【0036】
これに対し、本実施の形態によれば、機械室5の防音カバー8に吸気口9を設けることで吸気ダクトを不要とした上で、冷却ダクト7と電気品箱6をベース上の他方側にまとめて配置しつつ、電気品箱6の壁面6aが冷却ダクト7のダクト壁面7aの一部となるように構成する。これにより、電気品箱6の冷却効率を保持しつつ、ベース2上に立設するダクトを冷却ダクト7の1本のみとすることができる。さらに、冷却ファン12及びクーラ15を冷却ダクト7内に設けるようにしたことで、上記従来構造のように冷却ファン及びクーラが機械室内へ突出するようなことがなく、機械室5を小さくすることが可能である。したがって、パッケージ形圧縮機1の設置スペースを縮小し、コンパクト化することができる。以上説明したように、本実施の形態のパッケージ形圧縮機によれば、冷却効率を向上でき、且つコンパクトにすることができる。
【0037】
次に、本発明のパッケージ形圧縮機の第2の実施の形態を図6乃至図8を用いて以下に説明する。本実施の形態は、前述の第1の実施の形態のパッケージ形圧縮機にモータを駆動及び制御するためのインバータをさらに設けたものである。
【0038】
図6は本実施の形態のパッケージ形圧縮機の全体構造を表す斜視図、図7は図6中C方向から見た側面図、図8は図6中C方向から見たカバーをかぶせた状態のパッケージ形圧縮機の側面図である。なお、これら図6乃至図8において、前述の第1の実施の形態における図1、図3及び図4と同様の部分には同符号を付し、説明を省略する。
【0039】
これら図6乃至図8において、1’は本実施の形態のパッケージ形圧縮機であり、このパッケージ形圧縮機1’はモータ4を駆動及び制御するためのインバータ30と、このインバータ30を冷却するためのインバータ用冷却ダクト31とを備えている。
【0040】
上記インバータ30は電気品箱6と一体的に構成されており、その一部が電気品箱6内に収納された構造となっている。また、インバータ30の残りの部分は上記インバータ用冷却ダクト31内に突出して配設されており、インバータ30はこの突出した部分に自冷却ファン32(図7参照)を有している。
【0041】
インバータ用冷却ダクト31は冷却ダクト7内にダクト壁33を設けることにより形成され、カバー13に設けた外気を導入するためのインバータ用吸気口34(図8参照)と機械室5に排気を行うインバータ用排気口35とを連通するダクトである。なお、特に図示はしないが、このインバータ用冷却ダクト31はインバータ30の冷却に必要な最小限の設置スペースを有するように構成されており、電気品箱6の壁面6aの全面を覆うようには構成されていない。したがって、本実施の形態においても、前述した第1の実施の形態と同様に冷却ファン12から吐出される冷却空気は電気品箱6の壁面6aに衝突して電気品箱6を冷却できるようになっている。
【0042】
このような構成の本実施の形態のパッケージ形圧縮機1’における冷却空気の流れは以下のようになる。
すなわち、本実施の形態では、インバータ30の自冷却ファン32が駆動すると、外気がインバータ用吸気口34を介してインバータ用冷却ダクト31内に導入され、さらに図7中矢印オに示すようにインバータ30の下部に設けた吸気口(図示せず)からインバータ30内に取り込まれ、上部に設けた排気口(図示せず)からインバータ用冷却ダクト31内に排気され、その後、図6中矢印カに示すようにインバータ用排気口35から機械室5内に排気されるようになっている。
【0043】
以上のインバータ冷却空気以外の流れは前述の第1の実施の形態と同様である。すなわち、インバータ30を冷却して機械室5内に排気された空気は、防音カバー8に設けた吸気口9から機械室5内に導入され、モータ4を冷却した冷却空気と共に冷却ファン12に吸い込まれる。そして、冷却ファン12により吸気口14から吸い込まれた外気と混合されて、冷却ダクト7の上方に向かって吐出される。このとき、吐出された冷却空気の一部が電気品箱6の壁面6aに衝突して電気品箱6が冷却される。その後、冷却空気は冷却ダクト7内の上部に設けたクーラ15を冷却し、さらに上方へ流れて排気口24から機外へ排気される。
【0044】
以上のような構成の本発明のパッケージ形圧縮機の第2の実施の形態によって得られる作用効果を以下に説明する。
上述したように、本実施の形態においては、機械室5側から冷却ファン12に吸い込まれクーラ15に導入される冷却空気について見れば、インバータ30、モータ4及び電気品箱6と熱交換し温まった空気がクーラ15に導入されることになるが、上述したように機械室5内で吸気口9から導入された外気と混合され、冷却ファン12によりさらに吸気口14から吸い込まれた外気と混合された上でクーラ15に導入されるので、前述した従来構造のパッケージ形圧縮機に比べてクーラ15に導入される冷却空気の温度を低下することができる。したがって、本実施の形態によっても、前述の第1の実施の形態と同様に圧縮空気及び潤滑油の冷却効率を向上することができる。
【0045】
一方、設置スペースの点においては、インバータ用冷却ダクト31を冷却ダクト7内に設ける構造とすることでベース2上に要するダクト設置スペースを増加することなくインバータ用冷却ダクト31を設けることを可能としており、さらにインバータ30と電気品箱6とを一体的に構成して突出した部分をインバータ用冷却ダクト31内に配置する構造とすることで、前述した第1の実施の形態と略同等の設置スペースでインバータ30についても効果的に冷却するパッケージ形圧縮機を実現することが可能である。したがって、第1の実施の形態と同様にパッケージ形圧縮機をコンパクト化することができる。
以上のことから、本実施の形態のパッケージ形圧縮機によっても、冷却効率を向上でき、且つコンパクトにすることができる。
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、両吸込み型の冷却ファンによりモータを収納する機械室側からの空気と共に外気を吸入して熱交換器に導入する構成とするので、熱交換器に導入する冷却空気の温度を低下することができる。したがって、圧縮空気及び潤滑油の冷却効率を向上することができる。また本発明によれば、機械室に吸気口を設けることで吸気ダクトを不要とし、ベース上に立設するダクトを冷却ダクトの1本のみとすることができる。さらに、冷却ファン及び熱交換器を冷却ダクト内に設けるようにしたことで、冷却ファン及び熱交換器が機械室内へ突出するようなことがなく、機械室を小さくすることが可能である。したがって、設置スペースを縮小してコンパクト化することができる。以上のことから、冷却効率を向上でき、且つコンパクトにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパッケージ形圧縮機の第1の実施の形態の全体構造を表す斜視図である。
【図2】本発明のパッケージ形圧縮機の第1の実施の形態の全体構造を表す図1中A方向から見た正面図である。
【図3】本発明のパッケージ形圧縮機の第1の実施の形態の全体構造を表す図1中B方向から見た側面図である。
【図4】本発明のパッケージ形圧縮機の第1の実施の形態の全体構造を表す図1中B方向から見たカバーをかぶせた状態のパッケージ形圧縮機の側面図である。
【図5】本発明のパッケージ形圧縮機の第1の実施の形態における圧縮空気及び潤滑油の流れを示すフロー図である。
【図6】本発明のパッケージ形圧縮機の第2の実施の形態の全体構造を表す斜視図である。
【図7】本発明のパッケージ形圧縮機の第2の実施の形態の全体構造を表す図6中C方向から見た側面図である。
【図8】本発明のパッケージ形圧縮機の第2の実施の形態の全体構造を表す図6中C方向から見たカバーをかぶせた状態のパッケージ形圧縮機の側面図である。
【符号の説明】
2 ベース
3 圧縮機本体
4 モータ
5 機械室
6 電気品箱
6a 壁面(1壁面)
7 冷却ダクト
9 吸気口
12 冷却ファン
15 クーラ(熱交換器)
30 インバータ
31 インバータ用冷却ダクト
32 自冷却ファン
34 インバータ用吸気口
35 インバータ用排気口

Claims (5)

  1. ベースと、
    このベース上の一方側に設けられ、その内部に圧縮機本体及びこの圧縮機本体を駆動するモータを収納した機械室と、
    この機械室内に外気を導入する吸気口と、
    前記ベース上の他方側に立設され、電気部品を収容した電気品箱と、
    前記ベース上の他方側に立設され、少なくとも前記電気品箱の1壁面を含むダクト壁面により形成された冷却ダクトと、
    吐出口が鉛直方向より前記電気品箱の方向に傾くように、前記冷却ダクト内の下部に設けられ、前記機械室からの空気と共に外気を吸込み吐出する両吸込み型の冷却ファンと、
    前記冷却ダクト内の上部に設けられ、前記冷却ファンから吐出された冷却空気により圧縮空気及び潤滑油を冷却する熱交換器とを備えたことを特徴とするパッケージ形圧縮機。
  2. ベースと、
    このベース上の一方側に設けられ、その内部に圧縮機本体及びこの圧縮機本体を駆動するモータを収納した機械室と、
    この機械室内に外気を導入する吸気口と、
    前記ベース上の他方側に立設され、電気部品を収容した電気品箱と、
    この電気品箱に設けられ、前記モータを駆動及び制御するためのインバータと、
    このインバータを冷却する冷却空気を流すためのインバータ用冷却ダクトと、前記ベース上の他方側に立設され、少なくとも前記電気品箱の1壁面を含むダクト壁面により形成された冷却ダクトと、
    この冷却ダクト内の下部に設けられ、前記機械室からの空気と共に外気を吸込み吐出する両吸込み型の冷却ファンと、
    前記冷却ダクト内の上部に設けられ、前記冷却ファンから吐出された冷却空気により圧縮空気及び潤滑油を冷却する熱交換器とを備えたことを特徴とするパッケージ形圧縮機。
  3. 請求項2記載のパッケージ形圧縮機において、前記インバータ用冷却ダクトは前記冷却ダクト内に設けられ、外気を導入するインバータ用吸気口と前記機械室に排気を行うインバータ用排気口とを連通するダクトであることを特徴とするパッケージ形圧縮機。
  4. 請求項2又は3記載のパッケージ形圧縮機において、前記インバータはその一部が前記電気品箱に収容され、残りの部分は前記インバータ用冷却ダクト内に配設されていることを特徴とするパッケージ形圧縮機。
  5. 請求項4記載のパッケージ圧縮機において、前記インバータは前記インバータ用冷却ダクト内に配設された残りの部分に自冷却ファンを備えており、この自冷却ファンを駆動することで外気を前記インバータ用吸気口を介して前記インバータ用冷却ダクト内に吸い込み、その後前記インバータ用排気口を介して前記機械室に排気することを特徴とするパッケージ形圧縮機。
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