JP3203163B2 - 圧縮機のモータ冷却装置 - Google Patents

圧縮機のモータ冷却装置

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JP3203163B2
JP3203163B2 JP25080595A JP25080595A JP3203163B2 JP 3203163 B2 JP3203163 B2 JP 3203163B2 JP 25080595 A JP25080595 A JP 25080595A JP 25080595 A JP25080595 A JP 25080595A JP 3203163 B2 JP3203163 B2 JP 3203163B2
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雅行 藤下
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石川島芝浦機械株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機のモータ冷
却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、様々な分野において圧縮機が広く
使用されており、このような圧縮機の一例を図3及び図
4に基づいて説明する。この圧縮機の本体ケース1内に
は、圧縮機本体2と、モータ3と、クーラ4と、クーラ
用ファン5と、ファン用モータ6等が収納されている。
本体ケース1は、底面部に配置した底板フレーム7と、
下端部をこの底板フレーム7に固定して周囲の4面を囲
んだ正面板8、背面板9、側面板10,11と、天井面
を覆う天井板12とから形成されている。また、本体ケ
ース1内における各部品の配置は、圧縮機本体2を底板
フレーム7に固定し、圧縮機本体2の上にモータ3を固
定し、モータ3の上方にクーラ用ファン5やクーラ4を
配置している。
【0003】また、前記正面板8には空気取入穴13が
形成されており、本体ケース1内には、この空気取入穴
13から取入れた空気を導くための吸気用ダクト14が
設けられている。なお、このような吸気用ダクト14を
設けている理由は、モータ3の駆動音等の騒音が空気取
入穴13から外部に漏れ出すことを抑えるためである。
【0004】空気取入穴13から本体ケース1内に取入
れられた空気は、圧縮機本体2に形成されている吸気孔
15から吸入されて圧縮用空気として用いられたり、モ
ータ3の吸気孔16から吸入されてモータ3の冷却用と
して用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】モータ3は、加熱を防
止するために吸気孔16から空気を吸入しているが、こ
の吸気孔16から吸入される空気は、圧縮機本体2から
の放熱の影響を受けて暖められているため、モータ3の
冷却性能が低い。
【0006】また、本体ケース1内に吸気用ダクト14
を設置しているため、本体ケース1の幅寸法が大きくな
り、圧縮機の小型化を図るうえでの妨げとなっている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、空気を圧縮する圧縮機本体とこの圧縮機本体を駆動
するモータとを本体ケース内に収納した圧縮機におい
て、前記本体ケース内の底部にモータ固定用フレームを
取付け、前記モータを前記圧縮機本体より下方に位置さ
せると共に前記モータを前記モータ固定用フレームに固
定し、前記モータ固定用フレームの内側に中空部を形成
し、前記中空部と連通する開口を前記本体ケースの外側
面に形成し、前記中空部と前記本体ケース内とを連通す
る連通部を前記モータ固定用フレームに形成したので、
外部の空気が開口から中空部内へ吸入され、さらに、中
空部から連通部を通って本体ケース内へ吸入され、この
空気は、モータの冷却用としても用いられる。モータの
冷却には連通部を通って本体ケース内に吸入された直後
の空気が用いられ、この空気は圧縮機本体からの放熱の
影響を受けていない温度の低い空気であるため、モータ
の冷却性能がアップする。また、モータ固定用フレーム
の中空部が吸気用ダクトとして機能するため、本体ケー
ス内に専用の吸気用ダクトを設ける必要がなくなり、圧
縮機の小型化を図ることが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1及び
図2に基づいて説明する。圧縮機の本体ケース17内に
は、圧縮機本体18と、モータ19と、クーラ20と、
クーラ用ファン21等が収納されている。なお、前記本
体ケース17は、底面部に配置した底板フレーム22
と、下端部をこの底板フレーム22に固定して周囲の4
面を囲んだ正面板23、背面板24、側面板25,26
と、天井面を覆う天井板27とにより形成されている。
【0009】前記底板フレーム22にはモータ固定用フ
レーム28が固定されており、このモータ固定用フレー
ム28の上には前記モータ19とこのモータ19を囲ん
だ本体固定用フレーム29とが固定されている。なお、
前記モータ19は、モータ軸30が水平向きとなるよう
に固定されており、モータ19の一端側にはこのモータ
19を冷却するための空気を吸入するための吸気孔31
が形成されている。
【0010】ここで、前記モータ固定用フレーム28は
板状部材を折り曲げ加工して形成されており、このモー
タ固定用フレーム28を前記底板フレーム22に固定し
たときに、モータ固定用フレーム28の内側は、このモ
ータ固定用フレーム28と底板フレーム22とに囲まれ
たダクト状の中空部32が形成されている。そして、こ
のモータ固定用フレーム28の一端は前記側面板25の
底部側内面に当接されており、この側面板25の底部側
には前記中空部32に連通する開口33が形成されてい
る。さらに、前記モータ固定用フレーム28には、前記
中空部32と前記本体ケース17内とを連通させる連通
部である複数個の切欠穴34が形成されており、これら
の切欠穴34は前記吸気孔31の下方に位置している。
なお、前記中空部32における前記開口33と連通する
側の反対側の端部には、この中空部32を閉止する閉止
板35が固定されている。
【0011】前記圧縮機本体18は、前記本体固定用フ
レーム29の上面部に固定されており、この圧縮機本体
18は、空気を圧縮するためのロータ(図示せず)を収
納したロータ室36と、このロータ室36内へ供給する
オイルを貯留したオイルタンク37とが一体化されてい
る。なお、前記オイルタンク37から前記ロータ室36
内へ供給されたオイルは、ロータ室36及びロータ等の
潤滑や冷却を行なう。
【0012】前記モータ軸30にはプーリ38が取付け
られ、このプーリ38と前記ロータのロータ軸39に取
付けられたプーリ40との間に動力伝達用のベルト41
が巻回されている。また、前記モータ軸30にはこのモ
ータ軸30と同心上に位置する前記クーラ用ファン21
が連結されている。さらに、前記本体ケース17内にお
ける前記クーラ用ファン21による送風方向下流側に
は、前記ロータ室36から吐き出された圧縮空気とオイ
ルとを冷却する前記クーラ20が配置され、このクーラ
20は、前記本体ケース17内に位置して前記背面板2
4と平行に対向する仕切板42に固定されている。
【0013】前記本体ケース17内における前記仕切板
42と前記背面板24との間には、前記クーラ用ファン
21により送風されて前記クーラ20の周囲を通過する
ことにより温度が上昇した空気を上方へ導く排気ダクト
43が形成されている。そして、前記天井板27には、
前記排気ダクト43内を上昇した空気を本体ケース17
外へ排気する排気口44が形成されている。
【0014】このような構成において、モータ19を駆
動させて圧縮機の運転を開始すると、モータ19からの
動力がベルト41を介してロータ軸39へ伝達され、ロ
ータ軸39に固定されたロータが回転することによりロ
ータ室36内において空気の吸入と吸入した空気の圧縮
とが行なわれる。なお、圧縮機の運転時にはオイルタン
ク37内のオイルがロータ室36内へ供給され、このオ
イルによってロータ室36内やロータの潤滑と冷却とが
行なわれる。また、モータ19の駆動に伴ってクーラ用
ファン21が回転し、クーラ20に向けて送風が行なわ
れる。
【0015】つぎに、ロータ室36内で圧縮されること
により温度が上昇した圧縮空気と、ロータ室36内に供
給されて冷却及び潤滑に用いられることにより温度が上
昇したオイルとがクーラ20へ送られる。そして、この
クーラ20に対してクーラ用ファン21からの送風が行
なわれることにより、圧縮空気とオイルとが冷却され
る。クーラ20において冷却された圧縮空気は、エアホ
ース45及びその先端部の吐出部46から接続パイプ
(図示せず)を介してアクチュエータ部(図示せず)に
送られ、このアクチュエータ部の動力源として利用され
る。また、クーラ20において冷却されたオイルはオイ
ルタンク37へ還流される。
【0016】クーラ用ファン21によりクーラ20へ向
けて送風された空気は、クーラ20の周囲を通過したと
きに温度が上昇し、温度が上昇した空気は排気ダクト4
3内へ流入し、排気ダクト43内を上昇した後に排気口
44から本体ケース17外へ排気される。
【0017】つぎに、この圧縮機の運転時には、外部の
空気が開口33を通って中空部32内へ吸入され、さら
に、中空部32内から切欠穴34を通って本体ケース1
7内へ吸入される。そして、この空気が、モータ19の
吸気孔31から吸入されてモータ19の冷却用に用いら
れ、又は、クーラ用ファン21により送風されてクーラ
20の冷却用として用いられる。ここで、モータ19の
冷却用には、外部から本体ケース17内に吸入された直
後の空気が用いられ、この空気は、圧縮機本体18から
の放熱の影響を受けておらず、温度が低い。しかも、開
口33の位置が、圧縮機を設置している床面に近いた
め、より温度の低い空気を本体ケース17内に吸入する
ことができる。従って、モータ19の冷却を最も温度が
低い状態の空気を用いて行なうことができ、モータ19
の冷却性能がアップする。
【0018】また、本体ケース17内に流入する空気は
中空部32内を通るため、本体ケース17内で発生して
いるモータ19の駆動音等が開口33から騒音として漏
れ出すことが低減される。しかも、この中空部32をモ
ータ固定用フレーム28の内側に形成しており、騒音を
低減させるために専用の吸気ダクトを設けるという必要
がなくなり、専用の吸気ダクトを省くことによって圧縮
機の横幅寸法を小さくし、圧縮機の小型化を図ることが
できる。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、外部の空
気を開口からモータ固定用フレームの内側に形成した中
空部内へ吸入させ、この空気をモータ固定用フレームに
形成した連通部を通して本体ケース内へ吸入させるた
め、本体ケース内へ吸入した直後の空気であって圧縮機
本体からの放熱の影響を受けていない温度の低い空気に
よってモータ固定用フレームに固定してあるモータを冷
却することができ、従って、モータの冷却性能をアップ
させることができ、また、モータ固定用フレームの内側
に吸入した空気が流れる中空部を形成しているため、専
用の吸気用ダクトを本体ケース内に設ける必要がなくな
り、これによって本体ケースの小型化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す縦断側面図であ
る。
【図2】縦断正面図である。
【図3】従来例を示す縦断側面図である。
【図4】一部を断面にして示す正面図である。
【符号の説明】
17 本体ケース 18 圧縮機本体 19 モータ 28 モータ固定用フレーム 32 中空部 33 開口 34 連通部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気を圧縮する圧縮機本体とこの圧縮機
    本体を駆動するモータとを本体ケース内に収納した圧縮
    機において、前記本体ケース内の底部にモータ固定用フ
    レームを取付け、前記モータを前記圧縮機本体より下方
    に位置させると共に前記モータを前記モータ固定用フレ
    ームに固定し、前記モータ固定用フレームの内側に中空
    部を形成し、前記中空部と連通する開口を前記本体ケー
    スの外側面に形成し、前記中空部と前記本体ケース内と
    を連通する連通部を前記モータ固定用フレームに形成し
    たことを特徴とする圧縮機のモータ冷却装置。
JP25080595A 1995-09-28 1995-09-28 圧縮機のモータ冷却装置 Expired - Fee Related JP3203163B2 (ja)

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