JPH06129383A - パッケージ型気体圧縮機 - Google Patents

パッケージ型気体圧縮機

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JPH06129383A
JPH06129383A JP30634892A JP30634892A JPH06129383A JP H06129383 A JPH06129383 A JP H06129383A JP 30634892 A JP30634892 A JP 30634892A JP 30634892 A JP30634892 A JP 30634892A JP H06129383 A JPH06129383 A JP H06129383A
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JP
Japan
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air
package
compressor
drive motor
exhaust
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Application number
JP30634892A
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English (en)
Inventor
Yuji Komai
裕二 駒井
Manabu Shindo
学 真土
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Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06129383A publication Critical patent/JPH06129383A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/04Heating; Cooling; Heat insulation

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 別途電動ファン等を設けることなく、気体タ
ンクや駆動モータを効果的に冷却する。 【構成】 防音箱1の側板3下端側に位置して空気タン
ク15の近傍に開口する吸気穴3Bと、排気ダクト24
内に位置してスクロール式空気圧縮機本体6を冷却する
冷却ファン22からの排気によって回転する風車25
と、駆動モータ18の近傍に位置して該風車25に接続
され、該風車25と共に回転されることにより防音箱1
内の空気を排気ダクト24内に吸込む吸込ファン27と
を設ける構成とした。従って、圧縮機本体6の運転時
に、吸気穴3Bを介して防音箱1内に吸込んだ外気は、
空気タンク15の外周側から駆動モータ18の外周側を
流通して両者を冷却した後、吸込ファン27によって排
気ダクト24内に吸込まれ、冷却ファン22からの排気
と共に防音箱1外に放出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低騒音化のためにパッ
ケージ内に気体圧縮または気体真空引きを行なう圧縮機
本体,駆動モータ等を収容し、また、必要に応じて気体
タンクを収容した形式のパッケージ型気体圧縮機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、箱形状に形成されたパッケージ
としての防音箱と、該防音箱内の中央に設けられ、軸部
を回転駆動することによって吸入ポートから吸込んだ気
体を圧縮して吐出ポートから吐出する圧縮機本体と、前
記防音箱内に位置して該圧縮機本体の一側に設けられ、
該圧縮機本体の吐出ポートに配管を介して接続された気
体タンクと、前記防音箱内に位置して前記圧縮機本体の
他側に設けられ、外部からの給電によって該圧縮機本体
の軸部を回転駆動する駆動モータと、前記圧縮機本体の
軸部外周側に設けられ、該軸部と共に回転することによ
って内周側に形成された吸気口から吸込んだ空気を外周
側に形成された排気口から排出する冷却ファンとからな
るパッケージ型気体圧縮機は広く知られている。
【0003】そして、このような構成を有するパッケー
ジ型気体圧縮機は、駆動モータに給電してこれを回転駆
動し、圧縮機本体の軸部を回転駆動することにより、吸
入ポートから吸込んだ気体を圧縮して吐出ポートから吐
出し、この気体を配管を介して気体タンク内に供給する
ようになっている。また、このときに圧縮機本体は、気
体を圧縮することによって温度上昇を生じるから、冷却
ファンによってその外周側に空気流が形成され、この空
気流によって冷却されている。
【0004】さらに、上記パッケージ型気体圧縮機で
は、圧縮熱や摩擦熱によって気体タンクや駆動モータも
温度上昇するから、圧縮機本体の軸部に取付けられた冷
却ファンの排出口を防音箱内に開口させると共に該防音
箱の一側面に内気放出口を形成し、前記冷却ファンの排
出口から排出された空気を防音箱内で流通させた後に該
内気放出口から外部に放出することにより、この空気に
よって気体タンクや駆動モータを冷却するようにしてい
る。また、その他の冷却方法としては、防音箱の一側面
に外気取入れ口を形成し、他側面に該気体タンクや駆動
モータの近傍に位置して防音箱内の空気を外部に放出す
る電動ファンを設け、該電動ファンによって該外気取入
れ口から外気を吸込ませ、この外気を防音箱内で流通さ
せることにより、前記気体タンクや駆動モータを冷却す
るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術によるパッケージ型気体圧縮機では、気体タンク
や駆動モータを冷却するために、冷却ファンから排出さ
れた空気を防音箱内で流通させているものの、この空気
は、最も高温となる圧縮機本体を冷却した後の空気であ
るから、該圧縮機本体の熱によって温められており、従
って、気体タンクや駆動モータを効果的に冷却すること
ができないという問題がある。
【0006】また、電動ファンを取付けて外気によって
気体タンクや駆動モータを冷却する場合には、該電動フ
ァンを気体タンクや駆動モータの近傍に位置するように
防音箱の他側面に取付けるようにしているものの、該気
体タンクや駆動モータと防音箱の側面との間には、付属
部品や接続時の取回し等を考慮してある程度の隙間を形
成するようにしているから、前記電動ファンと該気体タ
ンクや駆動モータとの間を接近させるのは難しく、該電
動ファンによって気体タンクや駆動モータの外周側に所
望の空気流を形成することができず、冷却効率が大幅に
低下するという問題がある。
【0007】さらに、電動ファンを別途設けるようにし
ているから、取付,配線作業等の作業量が増大して生産
性の低下やコストの上昇を生じる、設置時に電動ファン
の開口部が形成された防音箱の側面を壁側にして設置す
ることができないために設置時の自由度が大幅に低下す
る等の問題が生じてしまう。
【0008】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、別途電動ファン等を設けることなく、気
体タンクや駆動モータを効果的に冷却できるようにした
パッケージ型気体圧縮機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、第1の発明が採用する構成は、箱形状に形成さ
れたパッケージと、該パッケージ内に設けられ、軸部を
回転駆動することによって吸入ポートから吸込んだ気体
を圧縮して吐出ポートから吐出する圧縮機本体と、前記
パッケージ内に設けられ、該圧縮機本体の軸部を回転駆
動する駆動モータと、前記圧縮機本体の軸部外周側に設
けられ、該軸部が回転されることにより吸気口から吸込
んだ空気を排気口から排出する冷却ファンと、基端側が
該冷却ファンの排気口に接続され、先端側が前記駆動モ
ータの近傍を介してパッケージ外に開口した排気ダクト
と、前記駆動モータの近傍に位置して該排気ダクト内に
設けられ、前記冷却ファンからの空気流によって回転さ
れる風車と、該風車に接続され、該風車と共に回転する
ことにより前記パッケージ内の空気を前記排気ダクト内
に吸込む吸込ファンとからなる。
【0010】また、第2の発明が採用する構成は、箱形
状に形成されたパッケージと、該パッケージ内の中央に
設けられ、軸部を回転駆動することによって吸入ポート
から吸込んだ気体を圧縮して吐出ポートから吐出する圧
縮機本体と、前記パッケージ内に位置して該圧縮機本体
の一側に設けられ、該圧縮機本体の吐出ポートに接続さ
れた気体タンクと、前記パッケージ内に位置して前記圧
縮機本体の他側に設けられ、該圧縮機本体の軸部を回転
駆動する駆動モータと、前記圧縮機本体の軸部外周側に
設けられ、該軸部が回転されることにより吸気口から吸
込んだ空気を排気口から排出する冷却ファンと、基端側
が該冷却ファンの排気口に接続され、先端側が前記気体
タンクの近傍を介してパッケージ外に開口した排気ダク
トと、前記気体タンクの近傍に位置して該排気ダクト内
に設けられ、前記冷却ファンからの空気流によって回転
される風車と、該風車に接続され、該風車と共に回転す
ることにより前記パッケージ内の空気を前記排気ダクト
内に吸込む吸込ファンとからなる。
【0011】
【作用】第1の発明の構成により、駆動モータによって
圧縮機本体の軸部と共に冷却ファンを回転駆動すると、
該冷却ファンはその吸気口から吸込んだ空気を排気口か
ら吐出し、排気ダクトを介してパッケージ外に排出す
る。そして、このときに該排気ダクト内に設けられた風
車は、この排気ダクト内の空気流によって回転され、該
風車に接続された吸込ファンを回転駆動する。これによ
り、該吸込ファンは、駆動モータ近傍の空気を排気ダク
ト内に吸込んで該駆動モータの外周側に空気流を形成
し、この空気流によって該駆動モータを冷却する。
【0012】また、第2の発明の構成により、駆動モー
タによって圧縮機本体の軸部と共に冷却ファンを回転駆
動すると、該冷却ファンはその吸気口から吸込んだ空気
を排気口から吐出し、排気ダクトを介してパッケージ外
に排出する。そして、このときに該排気ダクト内に設け
られた風車は、この排気ダクト内の空気流によって回転
され、該風車に接続された吸込ファンを回転駆動する。
これにより、該吸込ファンは、気体タンク近傍の空気を
排気ダクト内に吸込んで該気体タンクの外周側に空気流
を形成し、この空気流によって該気体タンクを冷却す
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図7に基
づき、パッケージ型気体圧縮機としてパッケージ型スク
ロール式空気圧縮機を例に挙げて説明する。
【0014】まず、図1ないし図3は本発明の第1の実
施例を示している。
【0015】図において、1はパッケージ型スクロール
式空気圧縮機の外殻を構成するパッケージとしての防音
箱を示し、該防音箱1は、方形状に形成された底板2
と、該底板2の前,後、左,右の端部から上向きに立設
された4枚の側板3,3,…と、該各側板3の上端側を
閉塞する天板4とをスポット溶接等によって接合するこ
とにより直方体状に形成されている。また、前記各側板
3のうち、他端側(図中左側)に位置する側板3には、
その上,下方向中間部および下側に位置して該防音箱1
の内に外気を取入れるための吸気穴3A,3Bが形成さ
れ、該吸気穴3Aには、後述する冷却ダクト23の接続
口23Aが接続されている。さらに、前記天板4には、
一端側(図中右寄り)に位置して排気穴4Aが形成さ
れ、該排気穴4Aには、後述する排気ダクト24の上端
側が接続されている。
【0016】5は後述する空気タンク15上に設けられ
たブラケットを示し、該ブラケット5は、その下側に位
置して平板状に形成された下板5Aと、該下板5Aから
左,右方向に所定寸法離間して上向きに平行に伸長した
2枚の支持板5B,5Cと、該支持板5B,5Cの上端
側に固着され、後述する駆動モータ18が搭載される平
板状の上板5Dとから構成され、前記支持板5B,5C
には後述するスクロール式空気圧縮機本体6が取付けら
れている。
【0017】6は防音箱1内の上,下方向中間部に位置
してブラケット5に固定された圧縮機本体としてのスク
ロール式空気圧縮機本体(以下、圧縮機本体6という)
を示し、該圧縮機本体6は、図2に示す如く、段付円筒
状に形成されたケーシング7と、該ケーシング7の一端
側中央に回転可能に軸支され、その一端側に後述する小
径プーリ20等が取付けられると共に他端側が寸法dを
もって偏心するクランク8Aとなった軸部としての駆動
軸8と、一端側が該駆動軸8のクランク8Aに回転可能
に取付けられ、他面側に他側に向けて渦巻状に立設され
たラップ部9Aが形成された旋回スクロール9と、該旋
回スクロール9に対向するように前記ケーシング7の他
端側に固着され、一面側に旋回スクロール9のラップ部
9Aとの間に複数個の圧縮室10を形成すべく一側に向
けて渦巻状に立設されたラップ部11Aが形成された固
定スクロール11と、該固定スクロール11の外周側に
位置して最外周側の圧縮室10に連通する吸入ポート1
2と、前記固定スクロール11の中央に位置して最内周
側の圧縮室10に連通する吐出ポート13とから大略構
成されている。また、前記吸入ポート12には吸込サイ
レンサ14が取付けられ、前記吐出ポート13には後述
する吐出配管17が接続されている。
【0018】そして、このように構成された圧縮機本体
6は、その駆動軸8を回転駆動すると、この回転はクラ
ンク8Aから旋回スクロール9に伝えられ、該旋回スク
ロール9は寸法dの旋回半径をもって旋回運動し、この
旋回運動によってそのラップ部9Aと固定スクロール1
1のラップ部11Aとの間に内周側に向けて順次縮小す
る複数個の圧縮室10を形成する。これにより、吸込サ
イレンサ14,吸入ポート12を介して吸い込まれた空
気は、前記各圧縮室10内で順次圧縮されて吐出ポート
13から吐出されるようになっている。
【0019】15は防音箱1内に位置して圧縮機本体6
の下端側に配設された気体タンクとしての空気タンクを
示し、該空気タンク15は、底板2上に一対の脚部15
A,15Aを介して固定され、その上端側には、前記圧
縮機本体6を搭載するための搭載台16が一対の脚部1
6A,16Aを介して固着されている。また、該空気タ
ンク15は、圧縮機本体6の吐出ポート13に吐出配管
17を介して接続されており、これによって該吐出ポー
ト13から吐出された圧縮空気を貯えるようになってい
る。
【0020】18は防音箱1内に位置して圧縮機本体6
の上端側に配設された駆動モータを示し、該駆動モータ
18は、一対の固定脚18A,18Aを介してブラケッ
ト5の上板5D上に固定されている。そして、該駆動モ
ータ18は外部から給電されることにより、その出力軸
18Bを回転駆動するものである。
【0021】19は駆動モータ18の出力軸18B先端
側に固着された大径プーリ、20は圧縮機本体6の駆動
軸8一端側に固着された小径プーリをそれぞれ示し、該
小径プーリ20と大径プーリ19とはベルト21によっ
て連結され、これにより、駆動モータ18の出力軸18
Bの回転を駆動軸8に伝達している。
【0022】22は駆動軸8の外周側に設けられた冷却
ファンを示し、該冷却ファン22は、ケーシング7と小
径プーリ20との間に位置して前記駆動軸8に固着され
たファン本体22Aと、該ファン本体22Aの外周側を
覆うように渦巻状に形成されたファンダクト22Bとか
ら大略構成され、該ファンダクト22Bのケーシング7
側面には、駆動軸8が挿通されると共に該ファンダクト
22B内に空気を吸入するための吸気口22Cが形成さ
れている。また、前記ファンダクト22Bの上端側に
は、図3に示す如く、渦巻の端部に位置して前記ファン
本体22Aから矢示A方向に吐出された空気を排気ダク
ト24内に排出する排気口22Dが上向きに開口して形
成されている。
【0023】また、23は前記ファンダクト22Bのケ
ーシング7側面を含んで、圧縮機本体6の外周側を取囲
むようにブラケット5の上板5Dと搭載台16とに亘っ
て設けられた冷却ダクトを示し、該冷却ダクト23に
は、他端側に位置して側板3の吸気穴3Aに接続される
接続口23Aが形成され、該接続口23Aは冷却ダクト
23内に外気が流入するのを許すものである。そして、
該冷却ダクト23は、前記冷却ファン22のファン本体
22Aが駆動軸8と共に回転されてその吸気口22Cか
ら空気が吸込まれると、接続口23Aから吸込んだ外気
を前記冷却ファン22へと導いて圧縮機本体6の外周側
に矢示B方向の空気流を形成し、この空気流によって該
圧縮機本体6を冷却するようになっている。
【0024】24は下端側が冷却ファン22の排気口2
2Dに一体的に接続され、上端側が駆動モータ18の近
傍を介して天板4の排気穴4Aに接続された角筒状の排
気ダクトを示し、該排気ダクト24は前記冷却ファン2
2から排出された空気を外部に放出するものである。ま
た、排気ダクト24の上端側には、前記駆動モータ18
の近傍に位置して該駆動モータ18側に向けて開口する
通気穴24Aが一体的に突出形成され、該通気穴24A
内には、後述する吸込ファン27が収容されている。
【0025】25は排気ダクト24内の上端側に位置し
て通気穴24Aと同軸に配設された風車を示し、該風車
25は、排気ダクト24に回転可能に軸支され、その他
端側が前記通気穴24A内に突出した回転軸25Aと、
該回転軸25Aの外周側に径方向外向きに伸長するよう
に固着された4枚の羽根部25B,25B,…とから構
成されている。また、該風車25の下端側には、排気ダ
クト24の左側半分を閉塞するL字状の排気ガイド26
が固着され、該排気ガイド26は、冷却ファン22から
の排気を風車25の右側に位置する羽根部25Bに向け
て案内することにより、該風車25を矢示C方向に回転
させるものである。
【0026】27は排気ダクト24の通気穴24A内に
位置して風車25の回転軸25A他端側に固着された吸
込ファンを示し、該吸込ファン27は、風車25が冷却
ファン22の排気によって矢示C方向に回転されること
によって該風車25と共に回転し、防音箱1内の空気を
吸込むようになっている。
【0027】本実施例によるパッケージ型スクロール式
空気圧縮機は上述の如き構成を有するもので、次に、そ
の作動について説明する。
【0028】まず、駆動モータ18に給電を行なって各
プーリ19,20等を介して圧縮機本体6の駆動軸8を
回転駆動すると、該圧縮本体6はその吸入ポート12か
ら吸込んだ空気を各圧縮室10内で圧縮しつつ吐出ポー
ト13から吐出する。これにより、該吐出ポート13か
ら吐出された圧縮空気は、吐出配管17を介して空気タ
ンク15内に供給され、該空気タンク15内に例えば空
圧機器(図示せず)等の作動用として貯えられる。
【0029】また、上記作動時には、圧縮機本体6が摩
擦熱や圧縮熱によって高温となるため、駆動軸8と共に
冷却ファン22のファン本体22Aを回転駆動させてそ
の吸気口22Cから空気を吸引させ、側板3の吸気穴3
A,接続口23Aを介して冷却ダクト23内に外気を吸
込み、この外気を前記圧縮機本体6の外周側を流通させ
た後に、排気口22Dから排気ダクト24等を介して外
部に放出することにより、冷却ダクト23内の空気流で
該圧縮機本体6を外周側から常時冷却するようになって
いる。
【0030】さらに、本実施例では、排気ダクト24の
上端側に位置して駆動モータ18の近傍に該排気ダクト
24内を流通する冷却ファン22からの排気を受けて回
転する風車25を設け、該風車25の他端側に位置して
該風車25と共に回転されることにより、駆動モータ1
8近傍の空気を排気ダクト24内に吸込む吸込ファン2
7を設けているから、上述した作動時に、吸込ファン2
7によって側板3の吸気穴3Bを介して吸込まれた外気
を空気タンク15の外周側から駆動モータ18の外周側
を流通させ、通気穴24Aから排気ダクト24内に吸込
ませて前記冷却ファン22からの排気と共に天板4の排
気穴4Aから外部に放出するようになっている。
【0031】かくして、本実施例によれば、側板3の吸
気穴3Bから流入した外気によって空気タンク15,駆
動モータ18を冷却することができ、特に、吸込ファン
27を駆動モータ18の近傍に設けるようにしているか
ら、該駆動モータ18の近傍で空気の流速を速めて該駆
動モータ18を効果的に冷却することができる。
【0032】また、吸込ファン27を排気ダクト24に
設けるようにしたから、従来技術で述べた電動ファンを
防音箱の側面に取付けた場合に比して、吸込ファン27
を駆動モータ18により接近した位置に設置することが
でき、該吸込ファン27によって駆動モータ18の外周
側に所望の空気流を形成して、該駆動モータ18を効果
的に冷却することができる。
【0033】さらに、吸込ファン27を冷却ファン22
からの排気を受けて回転する風車25によって回転させ
るようにしたから、従来技術のように電動ファンを設け
るために必要であった配線作業等を廃止することがで
き、作業性を向上して生産性の向上やコストの低減を図
ることができる。
【0034】また、吸込ファン27によって吸込んだ空
気を冷却ファン22からの排気と共に天板4の排気穴4
Aから外部に放出するようにしたから、従来技術で述べ
たように防音箱1の側板3に電動ファン用の穴部を別途
形成することなく、該防音箱1内の空気を外部に放出す
ることができ、当該パッケージ型空気圧縮機を設置する
ときの自由度を大幅に向上することができる。
【0035】次に、図4および図5は本発明の第2の実
施例を示し、本実施例の特徴は、吸込ファンを空気タン
ク近傍に設けたことにある。なお、実施例では前述した
図1ないし図3に示す第1の実施例と同一の構成要素に
同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
【0036】図において、31はパッケージ型スクロー
ル式空気圧縮機の外殻を構成する本実施例によるパッケ
ージとしての防音箱を示し、該防音箱31は、方形状に
形成された底板32と、該底板32の前,後、左,右の
端部から上向きに立設された4枚の側板33,33,…
と、該各側板33の上端側を閉塞する天板34とをスポ
ット溶接等によって接合することにより直方体状に形成
されている。また、前記各側板33のうち、他端側(図
中左側)に位置する側板33には、その上,下方向中間
部および下側に位置して該防音箱31内に外気を取入れ
るための吸気穴33A,33Bが形成され、一端側(図
中右側)に位置する側板33には、その下側に位置して
排気穴33Cが形成されている。そして、該吸気穴33
Aには、後述する冷却ダクト36の接続口36Aが接続
され、排気穴33Cには、後述する排気ダクト37の下
端側が接続されている。
【0037】35は駆動軸8の外周側に設けられた本実
施例による冷却ファンを示し、該冷却ファン35は、前
記第1の実施例で述べた冷却ファン22とほぼ同様に、
ケーシング7と小径プーリ20との間に位置して前記駆
動軸8に固着されたファン本体35Aと、該ファン本体
35Aの外周側を覆うように渦巻状に形成されたファン
ダクト35Bと、該ファンダクト35Bのケーシング7
側面に位置して駆動軸8が挿通されると共に該ファンダ
クト35B内に空気を吸入する吸気口35Cと、前記フ
ァンダクト35Bの外周側に位置してファン本体35A
から吐出された空気を排気ダクト37内に排出する排気
口35Dとから構成されているものの、前記ファンダク
ト35Bは、図5に示す如く、ファン本体35Aから吐
出された空気を矢示D方向に排出すべく、その排気口3
5Dが図中左向きとなるように配設されている。
【0038】また、36は圧縮機本体6の外周側に設け
られた本実施例による冷却ダクトを示し、該冷却ダクト
36は、第1の実施例で述べた冷却ダクト23と同様
に、前記ファンダクト35Bのケーシング7側面を含ん
で、圧縮機本体6の外周側を取囲むようにブラケット5
の上板5Dと搭載台16とに亘って設けられ、その他端
側には、側板33の吸気穴33Aに接続されることによ
り、冷却ダクト36内に外気が流入するのを許す接続口
36Aが形成されている。そして、該冷却ダクト36
は、前記冷却ファン35のファン本体35Aが駆動軸8
と共に回転されてその吸気口35Cから空気が吸込まれ
ると、接続口36Aから吸込んだ外気を前記冷却ファン
35へと導いて圧縮機本体6の外周側に矢示E方向の空
気流を形成し、この空気流によって該圧縮機本体6を冷
却するようになっている。
【0039】37は上端側が冷却ファン35の排気口3
5Dに一体的に接続され、下端側が空気タンク15の下
端側まで伸長した後にL字状に屈曲して側板33の排気
穴33Cに接続された角筒状の排気ダクトを示し、該排
気ダクト37の下端側には、前記空気タンク15の近傍
に位置して2個の通気穴37A,37Aが一側および他
側に向けて環状に突出して形成され、該各通気穴37A
内には、それぞれ後述する吸込ファン40,41が収容
されている。
【0040】38は排気ダクト37内の下端側に位置し
て各通気穴37Aと同軸に配設された本実施例による風
車を示し、該風車38は、前記各通気穴37Aに亘って
伸長するように排気ダクト37に回転可能に軸支された
回転軸38Aと、該回転軸38Aの中間部外周側に径方
向外向きに伸長するように固着された4枚の羽根部38
B,38B,…とから構成されている。また、該風車3
8の上端側には、排気ダクト37の左側半分を閉塞する
L字状の排気ガイド39が固着され、該排気ガイド39
は、冷却ファン35からの排気を風車38の右側に位置
する羽根部38Bに向けて案内することにより、該風車
38を矢示F方向に回転させるものである。
【0041】40,41は排気ダクト37の各通気穴3
7A内に位置して風車38の回転軸38A両端側に固着
された2個の吸込ファンを示し、該吸込ファン40,4
1は、風車38が冷却ファン35の排気によって矢示F
方向に回転されることによって該風車38と共に回転
し、それぞれ防音箱1内の空気を吸込むようになってい
る。
【0042】かくして、このように構成される本実施例
においても、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を
得ることができるものの、特に、本実施例では、空気タ
ンク15の近傍に2個の吸込ファン40,41を設ける
ようにしたから、該空気タンク15の外周側に広範囲に
亘って空気流を形成することができ、圧縮熱等によって
高温となる空気タンク15を効果的に冷却することがで
きる。
【0043】次に、図6および図7は本発明の第3の実
施例を示し、本実施例の特徴は、吸込ファンを駆動モー
タ近傍および空気タンク近傍に設けたことにある。な
お、実施例では前述した図4および図5に示す第2の実
施例と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を
省略するものとする。
【0044】図において、51はパッケージ型スクロー
ル式空気圧縮機の外殻を構成する本実施例によるパッケ
ージとしての防音箱を示し、該防音箱51は、方形状に
形成された底板52と、該底板52の前,後、左,右の
端部から上向きに立設された4枚の側板53,53,…
と、該各側板53の上端側を閉塞する天板54とをスポ
ット溶接等によって接合することにより直方体状に形成
されている。また、前記各側板53のうち、他端側(図
中左側)に位置する側板53には、その上側,中間部お
よび下側にそれぞれ駆動モータ18,圧縮機本体6,空
気タンク15に向けて該防音箱51内に外気を取入れる
吸気穴53A,53B,53Cが形成され、一端側(図
中右側)に位置する側板53には、その下端側に位置し
て後述する排気ダクト55の下端側が接続される排気穴
53Dが形成されている。さらに、前記天板54には、
一端側に位置して前記排気ダクト55の上端側が接続さ
れる排気穴54Aが形成されている。
【0045】55は防音箱51内を上,下方向に伸長
し、その中間部が冷却ファン35の排気口35Dに接続
された本実施例による排気ダクトを示し、該排気ダクト
55の上端側は、駆動モータ18の外周側近傍を介して
天板54の排気穴54Aに接続され、下端側は、空気タ
ンク15の下端側まで伸長した後にL字状に屈曲して側
板53の排気穴53Dに接続されている。また、該排気
ダクト55には、前記冷却ファン35の排気口35Dに
向けて三角形状に突出した分岐部55Aが形成され、該
分岐部55Aは冷却ファン35からの空気を上,下方向
に均等に振分けるものである。さらに、該排気ダクト5
5の上端側には、前記駆動モータ18の近傍に位置して
通気穴55Bが他側に向けて突出形成されると共に、該
排気ダクト55の下端側には、空気タンク15の近傍に
位置して2個の通気穴55C,55Cが一側および他側
に向けて突出形成され、該各通気穴55B,55C内に
は、それぞれ後述する吸込ファン58,61,62が収
容されている。
【0046】56は排気ダクト55内の上端側に位置し
て通気穴55Bと同軸に配設された本実施例による風車
を示し、該風車56は、第1の実施例で述べた風車25
と同様に、排気ダクト55に回転可能に軸支され、その
他端側が前記通気穴55B内に突出した回転軸56A
と、該回転軸56Aの外周側に径方向外向きに伸長する
ように固着された4枚の羽根部56B,56B,…とか
ら構成され、該風車56の下端側には、排気ダクト55
の左側半分を閉塞して該風車56を矢示G方向に回転さ
せるL字状の排気ガイド57が固着されている。
【0047】また、58は排気ダクト55の通気穴55
B内に位置して前記風車56の回転軸56A他端側に固
着された吸込ファンを示し、該吸込ファン58は、第1
の実施例で述べた吸込ファン27と同様に、風車56が
冷却ファン35の排気によって矢示G方向に回転される
ことによって該風車56と共に回転し、防音箱51内の
空気を吸込むようになっている。
【0048】59は排気ダクト55内の下端側に位置し
て各通気穴55Cと同軸に配設された本実施例による風
車を示し、該風車59は、第2の実施例で述べた風車3
8と同様に、前記各通気穴55Cに亘って伸長するよう
に排気ダクト55に回転可能に軸支された回転軸59A
と、該回転軸59Aの中間部外周側に径方向外向きに伸
長するように固着された4枚の羽根部59B,59B,
…とから構成され、該風車59の上端側には、排気ダク
ト55の左側半分を閉塞して該風車59を矢示H方向に
回転させるL字状の排気ガイド60が固着されている。
【0049】また、61,62は排気ダクト55の各通
気穴55C内に位置して風車59の回転軸59A両端側
に固着された2個の吸込ファンを示し、該吸込ファン6
1,62は、風車59が冷却ファン35の排気によって
矢示H方向に回転されることによって該風車59と共に
回転し、それぞれ防音箱51内の空気を一側および他側
から吸込むようになっている。
【0050】63はブラケット5の上板5Dの外周側か
ら他端側の側板53まで伸長した整流板を示し、該整流
板63は側板53の吸気穴53Aから吸込んだ外気を駆
動モータ18の外周側のみに案内するものである。
【0051】かくして、このように構成される本実施例
においても、前記各実施例とほぼ同様の作用効果を得る
ことができるものの、特に、本実施例では、側板53に
駆動モータ18,空気タンク15に対応する吸気穴53
A,53Cをそれぞれ設け、該駆動モータ18,空気タ
ンク15の近傍に吸込ファン58,61,62を設ける
ようにしたから、該吸込ファン58,61,62によっ
て前記吸気穴53A,53Cから吸込んだ外気を直接的
に駆動モータ18,空気タンク15の外周側を流通させ
ることができ、両者をより一層効果的に冷却することが
できる。
【0052】なお、前記各実施例では、圧縮機本体とし
てスクロール式空気圧縮機本体6を例に挙げて説明した
が、本発明はこれに限らず、例えばスクリュ式、ベーン
式等の圧縮機本体を防音箱1,31,51内に収容した
ものに適用してもよく、また、圧縮気体としてフロンガ
ス等の冷媒、窒素ガス等の工業用ガスの圧縮にも広く適
用することができる。
【0053】また、前記第1の実施例では、パッケージ
型気体圧縮機として防音箱1内にスクロール式空気圧縮
機本体6,空気タンク15,駆動モータ18等が収容さ
れたものを例に挙げて説明したが、前記空気タンク15
を収容せず、圧縮機本体6から直接的に圧縮空気を空圧
機器等に供給するものに適用してもよい。
【0054】さらに、前記各実施例では、吸入ポート1
2から吸込んだ空気を圧縮しつつ吐出ポート13から吐
出して空気タンク15内に貯えるための圧縮機本体6を
例に挙げて説明したが、これに替えて、例えば、真空タ
ンク内の空気を吸入ポートから吸込み、圧縮しつつ吐出
ポートから大気中に吐出して該真空タンク内を真空引き
する圧縮機本体(真空ポンプ)に適用してもよい。この
ように真空ポンプに適用した場合も、圧縮機本体(真空
ポンプ),駆動モータ,各軸部等の冷却を行なうことが
できる。
【0055】
【発明の効果】以上詳述した通り、第1の発明によれ
ば、駆動モータの近傍に排気ダクトを設け、該排気ダク
ト内に圧縮機本体の軸部に設けられた冷却ファンから排
出される空気によって回転する風車と、該風車と共に回
転してパッケージ内の空気を排気ダクト内に吸込む吸込
ファンとを設ける構成としているから、前記冷却ファン
からの空気流で前記風車を介して吸込ファンを駆動モー
タの近傍で回転させて該駆動モータの外周側に空気流を
形成することができ、該駆動モータを効果的に冷却する
ことができる。また、従来技術のように別途電動ファン
等を必要としないため、配線作業等を省略することがで
き、作業性を向上して生産性の向上やコストの削減を図
ることができる。
【0056】また、第2の発明によれば、気体タンクの
近傍に排気ダクトを設け、該排気ダクト内に圧縮機本体
の軸部に設けられた冷却ファンから排出される空気によ
って回転する風車と、該風車と共に回転してパッケージ
内の空気を排気ダクト内に吸込む吸込ファンとを設ける
構成としているから、前記冷却ファンからの空気流で前
記風車を介して吸込ファンを気体タンクの近傍で回転さ
せて該気体タンクの外周側に空気流を形成することがで
き、該気体タンクを効果的に冷却することができる。ま
た、従来技術のように別途電動ファン等を必要としない
ため、配線作業等を省略することができ、作業性を向上
して生産性の向上やコストの削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるパッケージ型スク
ロール式空気圧縮機を示す図3中の矢示I−I方向から
見た縦断面図である。
【図2】図1中のスクロール式空気圧縮機本体を示す縦
断面図である。
【図3】本実施例のパッケージ型スクロール式空気圧縮
機を示す図1中の矢示 III−III 方向から見た縦断面図
である。
【図4】本発明の第2の実施例によるパッケージ型スク
ロール式空気圧縮機を示す図5中の矢示IV−IV方向から
見た縦断面図である。
【図5】本実施例のパッケージ型スクロール式空気圧縮
機を示す図4中の矢示V−V方向から見た縦断面図であ
る。
【図6】本発明の第3の実施例によるパッケージ型スク
ロール式空気圧縮機を示す図7中の矢示VI−VI方向から
見た縦断面図である。
【図7】本実施例のパッケージ型スクロール式空気圧縮
機を示す図6中の矢示 VII−VII 方向から見た縦断面図
である。
【符号の説明】
1,31,51 防音箱(パッケージ) 6 スクロール式空気圧縮機本体(圧縮機本体) 8 駆動軸(軸部) 12 吸入ポート 13 吐出ポート 15 空気タンク(気体タンク) 18 駆動モータ 22,35 冷却ファン 22C,35C 吸気口 22D,35D 排気口 24,37,55 排気ダクト 25,38,56,59 風車 27,40,41,58,61,62 吸込ファン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱形状に形成されたパッケージと、該パ
    ッケージ内に設けられ、軸部を回転駆動することによっ
    て吸入ポートから吸込んだ気体を圧縮して吐出ポートか
    ら吐出する圧縮機本体と、前記パッケージ内に設けら
    れ、該圧縮機本体の軸部を回転駆動する駆動モータと、
    前記圧縮機本体の軸部外周側に設けられ、該軸部が回転
    されることにより吸気口から吸込んだ空気を排気口から
    排出する冷却ファンと、基端側が該冷却ファンの排気口
    に接続され、先端側が前記駆動モータの近傍を介してパ
    ッケージ外に開口した排気ダクトと、前記駆動モータの
    近傍に位置して該排気ダクト内に設けられ、前記冷却フ
    ァンからの空気流によって回転される風車と、該風車に
    接続され、該風車と共に回転することにより前記パッケ
    ージ内の空気を前記排気ダクト内に吸込む吸込ファンと
    から構成してなるパッケージ型気体圧縮機。
  2. 【請求項2】 箱形状に形成されたパッケージと、該パ
    ッケージ内の中央に設けられ、軸部を回転駆動すること
    によって吸入ポートから吸込んだ気体を圧縮して吐出ポ
    ートから吐出する圧縮機本体と、前記パッケージ内に位
    置して該圧縮機本体の一側に設けられ、該圧縮機本体の
    吐出ポートに接続された気体タンクと、前記パッケージ
    内に位置して前記圧縮機本体の他側に設けられ、該圧縮
    機本体の軸部を回転駆動する駆動モータと、前記圧縮機
    本体の軸部外周側に設けられ、該軸部が回転されること
    により吸気口から吸込んだ空気を排気口から排出する冷
    却ファンと、基端側が該冷却ファンの排気口に接続さ
    れ、先端側が前記気体タンクの近傍を介してパッケージ
    外に開口した排気ダクトと、前記気体タンクの近傍に位
    置して該排気ダクト内に設けられ、前記冷却ファンから
    の空気流によって回転される風車と、該風車に接続さ
    れ、該風車と共に回転することにより前記パッケージ内
    の空気を前記排気ダクト内に吸込む吸込ファンとから構
    成してなるパッケージ型気体圧縮機。
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