JP4631038B2 - パッケージ型コンプレッサ - Google Patents
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以下、図1を参照して本発明の第1の実施形態を説明する。
図1はパッケージ箱と吸排気ダクトとの取付け状態を示す斜視図、図2は内部機器を収納したパッケージ箱と吸排気ダクトとを分解した状態を示す斜視図、図3はフライホイールの詳細図である。
図1および図2において、パッケージ箱1は、従来の技術と同様に前面板1a、左右の側面板1b、1c、天面板1dおよび底面板1eの計5枚の板で幅がW、高さがH、奥行きがD1である直方体に構成されており、内部に空気等の気体を圧縮するコンプレッサ本体3と、このコンプレッサ本体3により圧縮された圧縮流体(圧縮空気)を貯留するタンク4と、コンプレッサ本体3に設けられたプーリー5をベルト6で駆動する外扇型モータ7とを収納している。
外扇型モータ7によるベルト駆動でコンプレッサ本体3のプーリー5が回転すると、ファン5Fの吸込み作用により、側面吸気口8Aと底面吸気口16からそれぞれ冷却空気Air1、Air2が吸気流路2AS1に流入し、さらに吸排気ダクト仕切板12Aに設けられた吸気穴11からパッケージ箱1内部に流入する。
以上述べたように、本実施形態のパッケージ型コンプレッサによれば、吸排気ダクト2Aに設けた側面吸気口8の開口面積を大きくとれるうえに、底面にも吸気口16を設けたことにより、吸気開口部のトータル面積を従来例に比べて格段に大きくとれるので、吸気開口部における通風抵抗損失を低減することができるとともに、冷却空気量の増加により冷却効率の向上が可能となる。
次に、図4を参照して本発明の第2の実施形態を説明する。
図4は本発明の第2実施形態の吸排気ダクトを示す斜視図である。
本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、吸排気ダクト2Aの側面吸気口8Aが設けられている側面板2cをパッケージ箱1の右側面板1cと同一面ではなく、右側面板1cから図示左周りに水平方向にθHだけ傾斜をつけて形成し、吸排気ダクト2Aの背面の幅をパッケージ箱の幅よりも小さくした点にある。
外扇型モータ7によるベルト駆動でコンプレッサ本体3のプーリー5が回転すると、第1の実施形態と同様、ファン5Fの空気吸込み作用により、側面吸気口8Aと底面吸気口16からそれぞれ冷却空気Air1、Air2が吸気流路2AS1内に流入し、さらに吸排気仕切枠10Aに設けられた吸気穴11からパッケージ箱1内部に流入するが、本実施形態の場合、特に、冷却空気Air1は水平方向に角度θH傾斜した側面吸気口8Aから緩やかな角度で曲がって吸排気ダクト2A内に流入し、さらに吸気穴11を通ってパッケージ箱1に流入する。
以上述べたように、本実施形態のパッケージ型コンプレッサによれば、側面板2cが第1の実施形態のように直角に取付けられた場合と比べて、吸気口の面積を大きくとることができるので、吸気口の通風抵抗損失が低減でき、冷却空気量の増加により冷却効率の向上が可能となる。さらに吸排気ダクト2A内での曲がり角度が緩くなるので、冷却空気がスムーズに吸気穴11を抜けることができ、通風抵抗損失が低減でき、冷却空気量の増加により冷却効率の向上が第1の実施形態よりも期待できる。
次に、図5を参照して本発明の第3の実施形態を説明する。
図5は本発明の第3の実施形態の吸排気ダクトを示す斜視図である。
本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、吸排気ダクト2Aの底面吸気口16が設けられている底面板2eをパッケージ箱1の据付け面と同一面ではなく、据付け面よりも垂直方向に角度θVだけ傾斜をつけて形成した点にある。
外扇型モータ7によるベルト駆動でコンプレッサ本体3のプーリー5が回転すると、第1、2の実施形態同様、ファン5Fの吸込み作用により、側面吸気口8Aと底面吸気口16からそれぞれ冷却空気Air1、Air2が吸気流路2AS1内に流入し、さらに吸排気ダクト仕切板12Aに設けられた吸気穴11からパッケージ箱1内部に流入するが、本実施形態の場合、特に、冷却空気Air2は垂直方向に角度θV傾斜した底面吸気口16から緩やかな角度で曲がり吸排気ダクト仕切板12A内に流入し、さらに吸気穴11を通ってパッケージ箱1に流入する。
以上述べたように、本実施形態のパッケージ型コンプレッサによれば、底面板2eが第1の実施形態のように、直角に取付けられた場合と比べて、吸気開口部の面積を大きくとれるので、吸気開口部の通風抵抗損失が低減でき、冷却空気量が増加する。また、床面近くの温度の低い冷却空気の流量が増加するので、冷却効率が向上する。さらに吸排気ダクト2A内での曲がり角度が緩くなるので、冷却空気がスムーズに吸気穴を抜けることができ、通風抵抗損失が低減でき、冷却空気量の増加により冷却効率の向上が第1の実施形態よりも期待できる。
次に、図6を参照して本発明の第4の実施形態を説明する。
図6は本発明の第4実施形態の吸排気ダクトを示す斜視図である。
本実施形態は、第2の実施形態および第3の実施形態の特長を組み合わせたもので、吸排気ダクト2Aの側面吸気口8Aが設けられている側面板2cをパッケージ箱1の右側面板1cから図示左周りにθHだけ傾斜をつけるとともに、吸排気ダクト2Aの底面吸気口16が設けられている底面板2eをパッケージ箱1の据付け面から上向きにθVだけ傾斜をつけて形成した点にある。
外扇型モータ7によるベルト駆動でコンプレッサ本体3のプーリー5が回転すると、第1の実施形態同様、ファン5Fの空気吸込み作用により、側面吸気口8Aと底面吸気口16からそれぞれ冷却空気Air1、Air2が吸気流路2AS1内に流入し、さらに吸排気ダクト仕切板12Aに設けられた吸気穴11からパッケージ箱1内部に流入するが、本実施形態の場合、特に、冷却空気Air1およびAir2は水平方向に角度θH傾斜した側面吸気口8Aおよび垂直方向に角度θV傾斜した底面吸気口16からそれぞれ緩やかな角度で曲がって吸排気ダクト2A内に流入し、さらに吸気穴11を通ってパッケージ箱1に流入する。
本実施形態のパッケージ型コンプレッサによれば、第2の実施形態および第3の実施形態を合わせた作用効果を奏することができる。
次に、図7を参照して本発明の第5の実施形態を説明する。
図7は本発明の第5の実施形態の吸排気ダクトを示す斜視図である。
本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、吸排気ダクト2A内に設けたほぼ逆L字型の吸排気仕切枠10Aの角部を円弧状に形成することにより、側部排気流路14から上部排気流路15に抜ける曲がり角部分を円弧状10A−1に形成した点にある。
外扇型モータ7によるベルト駆動でコンプレッサ本体3のプーリー5が回転すると、第1の実施形態同様、ファン5Fの吸込み作用により、側面吸気口8Aと底面吸気口16からそれぞれ冷却空気Air1、Air2が吸気流路2AS1内に流入し、さらに吸排気ダクト仕切板12Aに設けられた吸気穴11からパッケージ箱1内部に流入する。
本実施形態のパッケージ型コンプレッサによれば、第1の実施形態の奏する作用効果に加えて、冷却空気が上面排気口9に抜ける際の通風抵抗損失を低減することができ、冷却空気量の増加により、より一層冷却効率の向上を図ることが可能となる。
以上述べた第1ないし第5の実施形態では、吸排気仕切枠10Aにほぼ逆L字形にしたものを採用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、吸排気ダクト2Aの内部を側面吸気口8Aおよび底面吸気口16に連通する吸気流路2AS1と、側面排気通路14および上面排気通路15を有し、上面排気口9に連通する排気流路2AS2とに区画する形状であればどのような形状であってもよい。
Claims (9)
- 気体を圧縮するコンプレッサ本体、当該コンプレッサ本体を駆動する外扇型モータ、前記コンプレッサ本体により圧縮された気体を貯留するタンク等の内部機器を収納するパッケージ箱と、
当該パッケージ箱の一面に吸排気ダクト仕切板を介して取付けられるとともに、内部を吸排気仕切枠により吸気流路と排気流路とに仕切られ、さらに前記吸気流路に冷却空気を導入する吸気口および前記内部機器と熱交換した冷却空気を前記排気流路を経て外部に排気する排気口を備えた吸排気ダクトと、を備えたパッケージ型コンプレッサにおいて、
前記コンプレッサ本体は、前記外扇型モータによって駆動される軸に吸い込みファンを設け、
前記吸排気ダクトは、側面板および底面板の2面に冷却空気吸気口を、上面板に冷却空気排気口をそれぞれ形成し、かつ前記吸排気仕切枠によって内部空間を前記側面板および底面板の吸気口に連通する吸気流路と、排気流路とに区画し、さらに、前記吸排気ダクト仕切板の、前記吸い込みファンの対向位置に前記吸気流路と連通する吸気穴を設けるとともに、前記外扇型モータの対向位置およびその上下部に前記側部排気流路と連通する排気穴を設けたことを特徴とするパッケージ型コンプレッサ。 - 前記コンプレッサ本体は、前記外扇型モータにより駆動されるプーリーを設け、当該プーリーと前記吸い込みファンとを一体的に設けたことを特徴とする請求項1記載のパッケージ型コンプレッサ。
- 前記吸排気ダクトの側面吸気部を形成する側面板を、パッケージ箱の側面板に対して水平方向に傾斜する角度で取付けたことを特徴とする請求項1記載のパッケージ型コンプレッサ。
- 前記吸排気ダクトの底面吸気部を有する底面板を、据付け面に対して垂直方向に傾斜する角度で取付けたことを特徴とする請求項1記載のパッケージ型コンプレッサ。
- 前記吸排気ダクトの側面吸気部を有する側面板を、パッケージ箱の側面板に対して傾斜する角度で取付けるとともに、前記吸排気ダクトの底面吸気部を有する底面板を、据付け面に対して垂直方向に傾斜する角度で取付けたことを特徴とする請求項1記載のパッケージ型コンプレッサ。
- 前記吸排気仕切枠をほぼ逆L字型に形成し、一端を前記側面板に固定し、他端部を前記底面板に固定することによって吸排気ダクト内部空間を前記側面板および底面板の吸気口に連通する吸気流路と、この吸気流路の側部に位置する側部排気流路および吸気流路の上部に位置する上部排気流路の3個の流路に区画したことを特徴とする請求項1記載のパッケージ型コンプレッサ。
- 前記ほぼ逆L字型の吸排気仕切枠の角部を円弧状に形成したことを特徴とする請求項6記載のパッケージ型コンプレッサ。
- 前記吸排気仕切枠を逆L字型に替えて、楕円状にカーブした形状の吸排気仕切枠にしたことを特徴とする請求項6記載のパッケージ型コンプレッサ。
- 前記吸排気仕切枠を逆L字型に替えて、角部を直線状にカットした形状の吸排気仕切枠にしたことを特徴とする請求項6記載のパッケージ型コンプレッサ。
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