JP3129655U - 密閉型コンプレッサの冷却構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】密閉型コンプレッサ内に収納されている密閉型フィン付モータの冷却を十分に行うと共に、単一のモータのみを使用し、全体が簡便でコンパクトにまとめられた密閉型コンプレッサの冷却構造を提供する。
【解決手段】単一の密閉型フィン付モータ1の駆動によって、仕切板4により区画された第1のファン2aと第2のファン2bが駆動され、夫々、箱体6の左右の空気導入口9,10から外気を吸引する。第1のファン2aにより空気導入口9から導入された外気は、密閉型フィン付モータ1及び箱体6内を冷却して排気用ダクト5から排気され、第2のファン2bによりクーラ8を介して空気導入口10から導入された外気は、コンプレッサ7等を冷却して排気用ダクト5から排気される。仕切板4を移動式に構成することにより、ファン室3内の2室の体積を可変することができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、密閉型コンプレッサの冷却構造に係り、特に密閉型フィン付モータの冷却と箱体内の冷却を効果的に行うべく構成される密閉型コンプレッサの冷却構造に関する。
定置式のコンプレッサとしてはコンプレッサ本体やモータを略密閉状の箱体内に収納するものが大部分である。この構造のコンプレッサは箱体内やモータを冷却する必要があり、従来より種々の発明や考案が存在している。例えば、「特許文献1」,「特許文献2」及び「特許文献3」が挙げられる。
特開平9−88826号(図1) 特開平10−184571号(図1) 実開平6−1792号(図1)
「特許文献1」の「特開平9−88826号」の「圧縮機のモータ冷却装置」は圧縮機本体(18)の下方にモータ(19)を配置し、モータ(19)の下方から空気を導入し、圧縮機本体(18)からの熱影響の少ない空気でモータ(19)を冷却して排気するものであり、モータの冷却には効果的であるが、本体ケース(17)のすべてが十分に冷却されるものではなく、結果としてモータ(19)の冷却も不十分となる問題点がある。
また、「特許文献2」の「特開平10−184571号」の「インバータ制御2段スクリュー圧縮機」はケース(箱体)内に2つの冷却ファン(11),(12)を設けるものであり、インタークーラ(8)とアフタークーラ(10)を有し、全体構造が複雑なものとなる問題点がある。
また、「特許文献3」の「実開平6−1792号」の「パッケージ型油冷式スクリュー圧縮機の冷却構造」はモータを冷却するための空気流れがなく、モータの冷却が不十分となる問題点があると共に、この考案はアフタークーラ及びオイルクーラを有するものであり、これ等のクーラの冷却効果の向上と冷却流の流れによる騒音を低減することを目的としたものであり、本考案とは目的,構成,効果において相違するものである。
本考案は、以上の事情に鑑みて考案されたものであり、クーラ冷却用のモータが不要であり、単一のモータを用いる簡便な構造のものからなり、モータの冷却及び箱体内の冷却が効果的にでき、冷却度の調整も可能で効率的な冷却ができる密閉型コンプレッサの冷却構造を提供することを目的とする。
本考案は、以上の目的を達成するために、請求項1の考案は、コンプレッサと、この上面に搭載される密閉型フィン付モータと、該モータにより駆動されるファンと、これ等を内部に収納する略密閉状の箱体と、該箱体に固定されるクーラとを有し、前記ファンにより外気を前記箱体内に導入すると共に前記クーラを介して外気を前記箱体内に導入すべく形成されるコンプレッサの冷却構造であって、前記フアンは仕切板により2室に区画され、その1つは前記モータ側からの外気を吸引して外部に排気するものからなり、他の1つは前記クーラ側から外気を吸引して排気するものからなることを特徴とする。
また、請求項2の考案は、前記仕切板は移動式のものからなり、前記仕切板で区画される2室の体積が可変に形成されることを特徴とする。
本考案の請求項1の密閉型コンプレッサの冷却構造によれば、外気は単一のモータで駆動される1つのファンによりモータ自体を積極的に冷却し、同一のモータで駆動されるもう1つのファンによりクーラを介しての外気が箱体内に導入されるため、モータ及び箱体の冷却が十分に行われ、かつ単一のモータのため全体構造がコンパクトにまとめられる。
また、本考案の請求項2の密閉型コンプレッサの冷却構造によれば、2室の体積を可変にできるため、箱体内に導入される外気のコントロールが行われ、効果的なモータ冷却を行うこができる。
以下、本考案の密閉型コンプレッサの冷却構造100の実施の形態を図面を参照して詳述する。図1は本考案の密閉型コンプレッサの全体概要構造を示す。
密閉状の箱体6内にコンプレッサ7が載置され、その上面には密閉型フィン付モータ1が載置されている。この密閉型フィン付モータ1はコンプレッサ7の駆動源となると共に、この密閉型フィン付モータ1にはファン2(例えば、シロッコファン)が連結されている。ファン2はファン室3内に収納されているが、仕切板4により2室に区画され、その1室内には第1のファン2aが収納され、他の1室内には第2のファン2bが収納されている。また、ファン室3には排気用ダクト5が連通して搭載されている。また、箱体6の側面にはクーラ8が設けられている。以上の構造により、箱体6外の外気は箱体6の密閉型フィン付モータ1側の空気導入口9とクーラ8側の空気導入口10から箱体6内に導入される。
以上の構造の密閉型コンプレッサの冷却構造100における空気の流れを説明する。密閉型フィン付モータ1を駆動すると前記のようにコンプレッサ7が作動すると共にファン2が駆動する。これにより、外気は箱体6の空気導入口9が第1のファン2aの作動によって吸引されて箱体6内に入り密閉型フィン付モータ1に沿って流れ、そのフィン等を介して密閉型フィン付モータ1や箱体6内を冷却する。この冷却後の空気は第1のファン2aから排気用ダクト5側に導入されて外気側に排気される。以上により、密閉型フィン付モータ1が積極的に冷却される。一方、クーラ8側の外気導入口10からの外気は第2のファン2bの吸引力によりクーラ8を介して箱体6内に導入される。この冷却空気によりコンプレッサ7とクーラ8内を循環している温かいオイルが冷却される。クーラ8内により熱交換された温かい空気は排気用ダクト5側を介して外気側に排気される。
以上のように、単一の密閉型フィン付モータ1の作動によってファン2が作動し、外気は箱体6内に左右から導入され、密閉型フィン付モータ1の積極的冷却と箱体6内の全体の冷却が行われることにより、結果としてコンプレッサ全体の十分な冷却が行われることになる。
図2(a)に示すように、第1のファン2a及び第2のファン2bは仕切板4に装着され、互いに逆向きの型式のものからなり、空気は図示のように左右から導入されて上方側に排出される。一方、密閉型フィン付モータ1のモータ軸11に対して仕切板4をその軸線方向に移動可能にすることにより、仕切板4のファン室3内における位置を変えることができる。このため、第1のファン2aと第2のファン2bの収納されている室の容積が変化する。この結果、第1のファン2a又は第2のファン2b側からの空気の流量を可変にすることができる。図2(b)は第1のファン2a側の室の容積を第2のファン2b側の室の容積よりも大きくした例であり、これにより、密閉型フィン付モータ1を冷却する空気量の増大を図ることができる。勿論、この逆もできる。以上により、箱体6内における左右からの空気の流量を可変することができ、効率的な冷却を行うことができる。
以上の説明において、ファン2を仕切板4に装着した構造とし、仕切板4の移動構造についても明記していないが、この構造については任意のものでよく、公知技術が適用される。また、全体構造としても同一技術的範疇のものが適用されることは勿論である。
本考案は、密閉型コンプレッサのすべてに適用可能であり、この利用範囲は広い。
本考案の冷却構造を有するコンプレッサの全体概要構造を示す構成図。 ファン室内の第1のファン及び第2のファンの収納されている室容積の可変状態を示す模式図(a),(b)。
符号の説明
1 密閉型フィン付モータ
2 ファン
2a 第1のファン
2b 第2のファン
3 ファン室
4 仕切板
5 排気用ダクト
6 箱体
7 コンプレッサ
8 クーラ
9 空気導入口
10 空気導入口
11 モータ軸
100 密閉型コンプレッサの冷却構造

Claims (2)

  1. コンプレッサと、この上面に搭載される密閉型フィン付モータと、該モータにより駆動されるファンと、これ等を内部に収納する略密閉状の箱体と、該箱体に固定されるクーラとを有し、前記ファンにより外気を前記箱体内に導入すると共に前記クーラを介して外気を前記箱体内に導入すべく形成されるコンプレッサの冷却構造であって、前記フアンは仕切板により2室に区画され、その1つは前記モータ側からの外気を吸引して外部に排気するものからなり、他の1つは前記クーラ側から外気を吸引して排気するものからなることを特徴とする密閉型コンプレッサの冷却構造。
  2. 前記仕切板は移動式のものからなり、前記仕切板で区画される2室の体積が可変に形成されることを特徴とする請求項1に記載の密閉型コンプレッサの冷却構造。
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JP2015121137A (ja) * 2013-12-24 2015-07-02 株式会社日立産機システム パッケージ型空気圧縮機を屋外に設置するための屋外キャビネット、屋外設置型空気圧縮機システム、及び屋外設置の施工方法
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