JP2707868B2 - カラートナー及びその製造方法 - Google Patents

カラートナー及びその製造方法

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JP2707868B2 JP3137049A JP13704991A JP2707868B2 JP 2707868 B2 JP2707868 B2 JP 2707868B2 JP 3137049 A JP3137049 A JP 3137049A JP 13704991 A JP13704991 A JP 13704991A JP 2707868 B2 JP2707868 B2 JP 2707868B2
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保夫 山本
裕 杉崎
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雅之 武井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラートナー及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー現像方法は、減色彩色方法等の3
色合成方式を基礎とし、少なくとも3枚の静電潜像を形
成後、異なる少なくとも3色のトナーによって現像し、
複写紙上で合成する方法が一般的である。この場合、使
用するトナーに要求される性能は、黒色画像を得る場合
に較べ厳しいものとなる。すなわち、トナーとしては衝
撃や湿度等の外的要因に対する機械的、電気的安定性に
加え、適正な色彩の発現及び維持が必要である。
【0003】従来、フルカラー用トナーを製造する場
合、着色剤と結着樹脂とを溶融、混練し、粉砕した後、
分級して所定の粒度のものを得る方法が主として利用さ
れている。その際、使用する着色剤として顔料を用いる
場合、顔料は乾燥によって粗大化するので、再度粉砕等
によって微粒子化することが必要になってくる。この点
を改善するものとして、アシッドペースト法またはアシ
ッドスラリー法により得られた微粒子状顔料の水分散液
を結着樹脂の有機溶剤溶液の中に混入して加熱処理し、
得られた顔料分散樹脂を結着樹脂と混合することが提案
されている。(特開昭62−127847号公報)
【0004】しかしながら、この様な方法では、像の明
るさと彩やかさにおいて十分でない場合がしばしば生じ
た。このことは、コピー像をオーバーヘッドプロジェク
ター用シート(OHP シート)上に形成して投影する場合
に顕著であった。トナーを数回にわたって重ね記録して
鮮明なカラー画像、特にビクトリアルフルカラー再現像
を得るためには、通常のマゼンタ、イエロー、シアンの
各色のトナーが用いられ、それらのトナーが重ね合わせ
られて溶融され、2次色、更には3次色が得られる。例
えば、2種類のトナーの重ね合わせによって2次色を得
る場合に、実際に得られる2次色との色差は、トナー層
の透明性によって決定される。重ね記録を行う場合、少
なくとも上部層に重ねられるトナー層の透明性が良好で
あれば、重ねられたインク層からの反射光は、顔料その
ものの特性による2次色反射光により近いものとなり、
それだけカラー再現性が良好になる。しかしながら、従
来のトナー材料においては、十分な透明性が得られず、
良好な重ね記録画像が得られないという欠点があった。
また、フルカラー用トナーの製造に当っては、デジタル
画像のハ−フトーン部の高画質粒状性を得る試みも種々
検討され、トナー粒径が8μm以下のトナーを使用する
ことが行われている、しかしながら、この場合でも、顔
料濃度が高いと粒状性の改善が小さいという欠点があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、従
来の技術における上記のような実状に鑑み、その改善を
計るべくなされたものである。すなわち、本発明の目的
は、明るさ、彩かさ及び粒状性において優れたトナー像
を形成するカラートナーを提供することにある。また、
本発明の他の目的は、鮮明なカラー再現が可能なカラー
トナーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、種々検討
した結果、投影像の明るさと鮮やかさ及び粒状性は、ト
ナー中に含まれる顔料の分散状態と顔料の量が、ある特
定の範囲にあれば上記目的を達成できることを見いだ
し、本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明の特徴の1つは、結着樹
脂中に顔料粒子を分散してなるカラートナーにおいて、
該顔料粒子が、結着樹脂中に円形相当径0.3μm以上
の粒子の個数割合が0.1%以下の状態で分散してなる
ことにある。上記カラートナーにおいては、トナーはそ
の平均粒径が9μm以下であり、顔料の含有量が、結着
樹脂100重量部当り、2重量部ないし8重量部の範囲
にあり、吸光度が下記式を満たすことが必要である。 A≧0.3B+0.1 (式中、Aは吸光度、Bは結着樹脂100重量部当りの
顔料の重量部) また、カラートナーの粒径が9μm以下であり、かつ顔
料の含有量が、結着樹脂100重量部当り、2重量部な
いし5.5重量部の範囲にあるものは、より好ましい態
様である。
【0008】本発明の他の特徴は、顔料の含水ペースト
を結着樹脂と共に、加熱、加圧型ニーダー中で、少なく
とも100℃以上の温度で加熱、加圧混練して、水分を
除去する工程よって得られた樹脂分散型顔料を、結着樹
脂と溶融・混練し、粉砕することからなるカラートナー
の製造方法にある。
【0009】以下に、本発明を詳細に説明する。本明細
書において、顔料の円形相当径は、次のようにして測定
される。すなわち、結着樹脂中に顔料を分散させたカラ
ートナーを用いて、ミクロトームで切片を作り、その切
片の倍率600倍の光学顕微鏡写真及び4300倍及び
25000倍の透過型電子顕微鏡写真を撮り、画像解析
機(例えば、オムニコン3500、島津製作所(株)
製)で円形相当径を測定する。また、吸光度は、次のよ
うにして測定したものを意味する。すなわち、結着樹脂
中に顔料粒子が分散しているカラートナーを、オーバー
ヘッドプロジェクター用シート(OHPシート)上に均
一に散布した後、加熱して、カラートナーを十分溶融さ
せ、膜厚5μmの平滑なカラートナー層を作成する。こ
れを試料とし、一般的な吸光度測定機(例えば、日立
(株)製、自記分光光度計U−3210型)によって波
長380〜700nmの範囲における最大値を求め、そ
れを吸光度とする。
【0010】本発明のカラートナーは、結着樹脂中に顔
料粒子が微細な微粒子となって分散されており、そして
その分散状態は、結着樹脂中に円形相当径0.3μm以
上の顔料粒子が0.1%以下の個数割合で分散されてい
ることが必要である。円形相当径0.3μm以上の顔料
粒子の個数割合が0.1%よりも大きくなると、同一顔
料濃度における吸光度が低下し、投影画像の明るさ及び
彩かさが低下する。
【0011】また、本発明のカラートナーは、顔料の含
有量が、結着樹脂100重量部当り、2重量部ないし8
重量部の範囲にあり、吸光度が下記式を満たすことが
要である。 A≧0.3B+0.1 (式中、Aは吸光度、Bは結着樹脂100重量部当りの
顔料の重量部) 吸光度が上記式を満足しない場合には、画像の明るさ及
び彩かさが十分でなくなる。
【0012】本発明において使用できる顔料としては、
周知のものがあげられる。使用できる着色剤としては、
C.I.ピグメント・レッド48:1、C.I.ピグメ
ント・レッド122、C.I.ピグメント・レッド5
7:1、C.I.ピグメント・イエロー97、C.I.
ピグメント・イエロー12、C.I.ピグメント・イエ
ロー17、C.I.ピグメント・ブルー15:1、C.
I.ピグメント・ブルー15:3等を代表的なものとし
て例示することができる。本発明において、顔料の含有
量は、2重量部から8重量部の範囲内、特に3重量部〜
5.5重量部の範囲内にあることが好ましい。顔料の含
有量が2重量部よりも少なくなると、着色力が弱くな
り、8重量部よりも多くなると、カラートナーの透明性
が悪化する。特に、3重量部〜5.5重量部の範囲内に
おいては、カラートナーのハーフトーン部の画質粒状性
を著しく改善できる。
【0013】本発明のカラートナーに適用する結着樹脂
としては公知のものが使用可能である。例えば、スチレ
ン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン、クロルスチ
レン、アミノスチレン等のスチレン及びその誘導体ある
いは置換体の単独重合体や共重合体、メタクリル酸及び
メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、ブチル
メタクリレート等のメタクリル酸エステル類の単独また
は共重合体、アクリル酸及びメチルアクリレート、エチ
ルアクリレート、ブチルアクリレート、2−エチルヘキ
シルアクリレート等のアクリル酸エステル類の単独また
は共重合体、ブタジエン、イソプレン等のジエン類、ア
クリロニトリル、ビニルエーテル類、マレイン酸及びマ
レイン酸エステル類、無水マレイン酸、塩化ビニル、酢
酸ビニル等のビニル系単量体の単独或いは、他の単量体
との共重合体、エチレン、プロピレン等のオレフィン系
単独または共重合体、ポリエステル、ポリアミド、ポリ
ウレタン等を単独もしくは混合した形で用いることがで
きる。
【0014】これらの中でも、ポリエステル樹脂及びス
チレン−アクリル系樹脂が好ましいが、特に次の物性を
有するポリエステル樹脂及びスチレン−アクリル系樹脂
が好ましく使用できる。(1)テレフタル酸/ビスフェ
ノールAエチレンオキサイド付加物/シクロヘキサンジ
メタノールから得られた線状ポリエステルであって、軟
化点(Tm):100〜125℃、ガラス転移点(T
g):55〜68℃、数平均分子量(Mn):(3.3
±0.3)×103 重量平均分子量(Mw):(9.1
±0.4)×103 、酸価(AV):6〜125、水酸
基価(OHV):25〜40を示す樹脂、及び(2)ス
チレン/ブチルメタクリレート共重合体であって、軟化
点(Tm):110〜135℃、ガラス転移点(T
g):55〜70℃、数平均分子量(Mn):(1.7
±0.3)×104 、重量平均分子量(Mw):(3.
6±0.4)×104 。なお、本明細書における樹脂の
物性は、下記の測定機によって求めた値である。軟化
点:高化式フローテスター(島津製作所製、FT−50
0)、ガラス転移点:DSC〔変曲点〕(島津製作所
製、DT−30)、平均分子量:GPC〔溶媒THF〕
(東洋ソーダ社製、HLC−802A)。
【0015】トナーの帯電制御は、結着樹脂、顔料自体
で行なってもよいが、必要に応じて、色再現上問題の生
じないような帯電制御剤を併用してもよい。帯電制御剤
は、結着樹脂中に混合添加して用いても、トナー粒子表
面に付着させた形で用いてもよい。
【0016】本発明のカラートナーは、次のようにして
製造することができる。まず、顔料の含水ペーストを、
結着樹脂と共に加熱加圧型ニーダー中で、少なくとも1
00℃以上の温度で加熱・加圧混練して、水分を除去す
る。この工程における混練時間は、5分間以上であるの
が好ましく、特に、温度範囲100〜110℃で10分
間混練するのが好ましい。また、混練に際して、圧力は
2Kg/m2 以上であることが好ましい。この様にして
得られた樹脂分散型顔料は、結着樹脂と溶融・混練し、
冷却後、分級すればよい。それにより、例えば顔料含有
量3〜5.5重量%で粒径9μm以下のトナーを得るこ
とができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例によって説明する。な
お、製造例、実施例および比較例において「部」は、特
に記載がないかぎり「重量部」である。また、以下の製
造例、実施例及び比較例において使用したポリエステル
樹脂及びスチレン−アクリル樹脂は、次のものである。
ポリエステル樹脂(樹脂A): テレフタル酸/ビスフェノールAエチレンオキサイド付
加物/シクロヘキサンジメタノールから得られた線状ポ
リエステルであって、Tm:110℃、Tg:63℃、
Mn:3200、Mw:9200、AV:9、OHV:
33を示す樹脂。スチレン−アクリル樹脂(樹脂B): スチレン/ブチルメタクリレート共重合体であって、T
m:120℃、Tg:65℃、Mn:16000Mw:
35000を示す樹脂。まず、本発明において使用する
樹脂分散型顔料の製造例について記載する。
【0018】製造例1 顔料化工程で得られる銅フタロシアニン(C.I.ピグ
メント・ブルー15:3)の含水ペースト(含水率60
%)3.75kgを、上記のポリエステル樹脂3.5k
g加え、105℃に加熱された加熱、加圧ニーダーで4
kg/m2の加圧下で10分間混練し、顔料含有率30
重量%の樹脂分散型シアン顔料を得た。この樹脂分散型
シアン顔料の顔料粒子は、粒径0.05〜0.15μm
の範囲にあり、非常に均一に分散されているものであっ
た。
【0019】製造例2 顔料化工程で得られる銅フタロシアニン(C.I.ピグ
メント・ブルー15:3)の含水ペーストを、上記のス
チレン−アクリル樹脂に加え、105℃に加熱された加
熱、加圧ニーダーで5kg/m2 の加圧下で10分間混
練し、顔料含有率30重量%の樹脂分散型シアン顔料を
得た。この樹脂分散型シアン顔料の顔料粒子は、粒径
0.05〜0.15μmの範囲にあり、非常に均一に分
散されているものであった。
【0020】製造例3 顔料化工程で得られるカーミン6B(C.I.ピグメン
ト・レッド57:1)の含水ペーストを、上記のポリエ
ステル樹脂に加え、110℃に加熱された加熱、加圧ニ
ーダーで6kg/m2 の加圧下で15分間混練し、顔料
含有率30重量%の樹脂分散型マゼンタ顔料を得た。こ
の樹脂分散型マゼンタ顔料の顔料粒子は、粒径0.02
〜0.1μmの範囲にあり、非常に均一に分散されてい
るものであった。
【0021】製造例4 顔料化工程で得られるカーミン6B(C.I.ピグメント
・レッド57:1)の含水ペーストを、上記のスチレン
−アクリル樹脂に加え、110℃に加熱された加熱、加
圧ニーダーで6kg/m2 の加圧下で15分間混練し、
顔料含有率30重量%の樹脂分散型マゼンタ顔料を得
た。この樹脂分散型マゼンタ顔料の顔料粒子は、粒径
0.05〜0.1μmの範囲にあり、非常に均一に分散
されているものであった。
【0022】製造例5 顔料化工程で得られるジメチルキナクリドン(C.I.
ピグメント・レッド122)の含水ペーストを、上記の
ポリエステル樹脂に加え、100℃に加熱された加熱、
加圧ニーダーで3kg/m2 の加圧下で10分間混練
し、顔料含有率30重量%の樹脂分散型マゼンタ顔料を
得た。この樹脂分散型マゼンタ顔料の顔料粒子は、粒径
0.05〜0.2μmの範囲にあり、非常に均一に分散
されているものであった。
【0023】製造例6 顔料化工程で得られるローダミン 66 レーキ(C.
I.ピグメント・レッド81)の含水ペーストを、上記
のポリエステル樹脂に加え、105℃に加熱された加
熱、加圧ニーダーで5kg/m2 の加圧下で10分間混
練し、顔料含有率30重量%の樹脂分散型マゼンタ顔料
を得た。この樹脂分散型マゼンタ顔料の顔料粒子は、粒
径0.05〜0.1μmの範囲にあり、非常に均一に分
散されているものであった。
【0024】製造例7 顔料化工程で得られるジスアゾイエロー(C.I.ピグ
メント・イエロー17)の含水ペーストを、上記のポリ
エステル樹脂に加え、105℃に加熱された加熱、加圧
ニーダーで4kg/m2 の加圧下で5分間混練し、顔料
含有率30重量%の樹脂分散型イエロー顔料を得た。こ
の樹脂分散型イエロー顔料の顔料粒子は、粒径0.05
〜0.15μmの範囲にあり、非常に均一に分散されて
いるものであった。
【0025】製造例8 顔料化工程で得られるジスアゾイエロー(C.I.ピグ
メント・イエロー17)の含水ペーストを、上記のスチ
レン−アクリル樹脂に加え、105℃に加熱された加
熱、加圧ニーダーで6kg/m2 の加圧下で5分間混練
し、顔料含有率30重量%の樹脂分散型イエロー顔料を
得た。この樹脂分散型イエロー顔料の顔料粒子は、粒径
0.05〜0.15μmの範囲にあり、非常に均一に分
散されているものであった。
【0026】製造例9 顔料化工程で得られるモノアゾイエロー(C.I.ピグ
メント・イエロー97)の含水ペーストを、上記のポリ
エステル樹脂に加え、105℃に加熱された加熱、加圧
ニーダーで3kg/m2 の加圧下で10分間顔料含有率
30重量%の樹脂分散型イエロー顔料を得た。この樹脂
分散型イエロー顔料の顔料粒子は、粒径0.1〜0.3
μmの範囲にあり、非常に均一に分散されているもので
あった。
【0027】実施例1 上記ポリエステル樹脂 88.3重量部 製造例3の樹脂分散型マゼンタ顔料 16.7重量部 上記成分を混合し、混練粉砕法によって平均粒径7μm
のトナー粒子を製造した。このトナー粒子100重量部
に対して、シリカ粒子(R972、日本アエロジル
(株)製)0.3重量部を外添して、マゼンタトナーを
得た。上記のマゼンタトナー5重量部と粒径50μmの
コート系フェライトキャリア100重量部とを混合して
現像剤を作製し、フルカラー複写機(FX6800、富
士ゼロックス(株)製)を用いて、OHPシート上にコ
ピー像を形成した。このOHPシートをオーバーヘッド
プロジェクターで投影したところ、彩度が高く、非常に
透明感のある映像が得られた。上記のトナー中の分散顔
料の円形相当径0.3μm以上の粒子の割合は、0%で
あった。また、膜厚5μmのトナー層の吸光度は2.2
であった。
【0028】実施例2 実施例1におけるポリエステル樹脂を95.3重量部と
し、製造例3の樹脂分散型マゼンタ顔料を10重量部と
する以外は、全く同様にしてマゼンタトナーを作製し、
同様にしてOHPシート上にコピー像を形成したとこ
ろ、彩度の高い透明感のある映像が得られた。上記のト
ナー中の分散顔料の円形相当径0.3μm以上の粒子の
割合は、0%であった。また、膜厚5μmのトナー層の
吸光度は1.0であった。
【0029】実施例3 実施例1におけるポリエステル樹脂を81.3重量部と
し、製造例3の樹脂分散型マゼンタ顔料を13.3重量
部とする以外は、全く同様にしてマゼンタトナーを作製
し、同様にしてOHPシート上にコピー像を形成したと
ころ、彩度の高い透明感のある映像が得られた。上記の
トナー中の分散顔料の円形相当径0.3μm以上の粒子
の割合は、0%であった。また、膜厚5μmのトナー層
の吸光度は1.7であった。
【0030】実施例4 上記スチレン−アクリル樹脂 88.3重量部 製造例4の樹脂分散型マゼンタ顔料 16.7重量部 上記成分を混合し、混練粉砕法によって平均粒径7μm
のトナー粒子を製造した。このトナー粒子100重量部
に対して、シリカ粒子(R972、日本アエロジル
(株)製)0.3重量部を外添して、マゼンタトナーを
得た。上記のマゼンタトナー5重量部と粒径50μmの
コート系フェライトキャリア100重量部とを混合して
現像剤を作製し、フルカラー複写機(FX6800、富
士ゼロックス(株)製)を用いて、OHPシート上にコ
ピー像を形成した。このOHPシートをオーバーヘッド
プロジェクターで投影したところ、彩度が高く、非常に
透明感のある映像が得られた。上記のトナー中の分散顔
料の円形相当径0.3μm以上の粒子の割合は、0%で
あった。また、膜厚5μmのトナー層の吸光度は2.2
であった。
【0031】実施例5 実施例1における樹脂分散型マゼンタ顔料を、製造例1
の樹脂分散型シアン顔料とする以外は、全く同様にして
シアントナーを作製し、同様にしてOHPシート上にコ
ピー像を形成したところ、彩度の高い透明感のある映像
が得られた。上記のトナー中の分散顔料の円形相当径
0.3μm以上の粒子の割合は、0%であった。また、
膜厚5μmのトナー層の吸光度は1.9であった。
【0032】実施例6 実施例4における樹脂分散型マゼンタ顔料を、製造例2
の樹脂分散型シアン顔料とする以外は、全く同様にして
シアントナーを作製し、同様にしてOHPシート上にコ
ピー像を形成したところ、彩度の高い透明感のある映像
が得られた。上記のトナー中の分散顔料の円形相当径
0.3μm以上の粒子の割合は、0.1%であった。ま
た、膜厚5μmのトナー層の吸光度は1.8であった。
【0033】実施例7 実施例1における樹脂分散型マゼンタ顔料を、製造例5
の樹脂分散型マゼンタ顔料とする以外は、全く同様にし
てマゼンタトナーを作製し、同様にしてOHPシート上
にコピー像を形成したところ、彩度の高い透明感のある
映像が得られた。上記のトナー中の分散顔料の円形相当
径0.3μm以上の粒子の割合は、0%であった。ま
た、膜厚5μmのトナー層の吸光度は2.0であった。
【0034】実施例8 実施例1における樹脂分散型マゼンタ顔料を、製造例6
の樹脂分散型マゼンタ顔料とする以外は、全く同様にし
てマゼンタトナーを作製し、同様にしてOHPシート上
にコピー像を形成したところ、彩度の高い透明感のある
映像が得られた。上記のトナー中の分散顔料の円形相当
径0.3μm以上の粒子の割合は、0%であった。ま
た、膜厚5μmのトナー層の吸光度は2.4であった。
【0035】実施例9 実施例1における樹脂分散型マゼンタ顔料を、製造例7
の樹脂分散型イエロー顔料とする以外は、全く同様にし
てイエロートナーを作製し、同様にしてOHPシート上
にコピー像を形成したところ、彩度の高い透明感のある
映像が得られた。上記のトナー中の分散顔料の円形相当
径0.3μm以上の粒子の割合は、0.08%であっ
た。また、膜厚5μmのトナー層の吸光度は2.0であ
った。
【0036】実施例10 実施例1における樹脂分散型マゼンタ顔料を、製造例7
の樹脂分散型イエロー顔料とする以外は、全く同様にし
てイエロートナーを作製し、同様にしてOHPシート上
にコピー像を形成したところ、彩度の高い透明感のある
映像が得られた。上記のトナー中の分散顔料の円形相当
径0.3μm以上の粒子の割合は、0.08%であっ
た。また、膜厚5μmのトナー層の吸光度は1.6であ
った。
【0037】実施例11 実施例1におけるポリエステル樹脂を95.3重量部と
し、樹脂分散型マゼンタ顔料の代わりに、製造例9の樹
脂分散型イエロー顔料を10重量部使用する以外は、全
く同様にしてイエロートナーを作製し、同様にしてOH
Pシート上にコピー像を形成したところ、彩度の高い透
明感のある映像が得られた。
【0038】実施例12 実施例4における樹脂分散型マゼンタ顔料を、製造例8
の樹脂分散型イエロー顔料とする以外は、全く同様にし
てイエロートナーを作製し、同様にしてOHPシート上
にコピー像を形成したところ、彩度の高い透明感のある
映像が得られた。上記のトナー中の分散顔料の円形相当
径0.3μm以上の粒子の割合は、0.1%であった。
また、膜厚5μmのトナー層の吸光度は2.0であっ
た。
【0039】比較例1 上記ポリエステル樹脂 100重量部 カーミン6B顔料(Symuler Brilliant Carmine 5重量部 6B246、大日本インキ(株)製) 上記成分を混合し、混練粉砕法によって平均粒径7μm
のトナー粒子を製造した。このトナー粒子100重量部
に対して、シリカ粒子(R972、日本アエロジル
(株)製)0.3重量部を外添して、マゼンタトナーを
得た。上記のマゼンタトナー5重量部と粒径50μmの
コート系フェライトキャリア100重量部とを混合して
現像剤を作製し、フルカラー複写機(FX6800、富
士ゼロックス(株)製)を用いて、OHPシート上にコ
ピー像を形成した。このOHPシートをオーバーヘッド
プロジェクターで投影したところ、彩度が低く、くすん
だ感じの映像が得られた。上記のトナー中の分散顔料の
円形相当径0.3μm以上の粒子の割合は、2.5%で
あった。また、膜厚5μmのトナー層の吸光度は0.9
であった。
【0040】比較例2 比較例1におけるカーミン6B顔料を、3重量部に変更
した以外は、全く同様にしてマゼンタトナーを作製し、
同様にしてOHPシート上にコピー像を形成したとこ
ろ、着色力が弱く、しかもくすんだ感じの映像が得られ
た。上記のトナー中の分散顔料の円形相当径0.3μm
以上の粒子の割合は、3.2%であった。また、膜厚5
μmのトナー層の吸光度は0.5であった。
【0041】比較例3 実施例1のポリエステル樹脂および樹脂分散型マゼンタ
顔料の使用量をポリエステル樹脂80部、樹脂分散型マ
ゼンタ顔料20部に変更した以外は、全く同じにして、
マゼンタトナーを作製し、同様にしてOHPシート上に
コピー像を形成したところ、着色力がやや強すぎた感じ
の映像が得られた。さらに、普通紙上にコピー像を形成
したところ、ハーフトーン部(網点画像オリジナル)の
粒状性が悪くなっていることが判明した。
【0042】比較例4 加熱、加圧ニーダーにおける加熱を90℃に変更した以
外、製造例3と全く同じにして作製した樹脂分散型マゼ
ンタ顔料を使用し、その他は、実施例1と同様にしてト
ナーを作製した。OHPシート上に、コピー像を形成し
たところ、着色力が弱く、しかもくすんだ感じの映像が
得られた。上記のトナー中の分散顔料の円形相当径0.
3μm以上の粒子の割合は、2.0%であった。また、
膜厚5μmのトナー層の吸光度は0.8であった。
【0043】比較例5 加熱、加圧ニーダーにおける加熱温度を90℃に変更お
よび加熱時間を3分に変更した以外、製造例3と全く同
じにして作製した樹脂分散型マゼンタ顔料を使用し、そ
の他は、実施例1と同様にしてトナーを作製した。OH
Pシート上に、コピー像を形成したところ、着色力が弱
く、しかもくすんだ感じの映像が得られた。上記のトナ
ー中の分散顔料の円形相当径0.3μm以上の粒子の割
合は、1.3%であった。また、膜厚5μmのトナー層
の吸光度は0.9であった。
【0044】
【発明の効果】上記の実施例と比較例との比較からも明
らかなように、本発明におけるカラ―トナーを用いる
と、彩かさ、明るさ及び粒状性において優れたコピー画
像が形成される。したがって、OHPシート上に投影用
画像を形成するのに適している。特に、インク材料を数
回にわたり重ね記録して鮮明なカラー画像、特にビクト
リアルフルカラー再現像を得る目的で、例えばマゼン
タ、イエロー、シアン色のトナーを重ね合わせて、2次
色或いは3次色を得る場合には、本発明のトナーを少な
くとも上層部のトナー層として重ねると、その透明性が
良好であるために、下層部のインク層からの反射光も顔
料自体の特性による反射光に近いものとなり、目的とす
る2次色或いは3次色との色差のない彩度に優れた明る
いカラーを得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤木 秀行 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼ ロックス株式会社竹松事業所内 (72)発明者 今井 孝史 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼ ロックス株式会社竹松事業所内 (72)発明者 井上 敏司 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼ ロックス株式会社竹松事業所内 (72)発明者 山本 保夫 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼ ロックス株式会社竹松事業所内 (72)発明者 杉崎 裕 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼ ロックス株式会社竹松事業所内 (72)発明者 福島 浩次 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼ ロックス株式会社竹松事業所内 (72)発明者 武井 雅之 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼ ロックス株式会社竹松事業所内 (72)発明者 三浦 優 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼ ロックス株式会社竹松事業所内 (72)発明者 芹澤 学 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼ ロックス株式会社竹松事業所内 (56)参考文献 特開 昭62−30259(JP,A) 特開 昭62−52560(JP,A) 特開 昭51−82626(JP,A) 特開 昭57−186758(JP,A) 特開 平2−297562(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結着樹脂中に顔料粒子を分散してなるカ
    ラートナーにおいて、トナーの平均粒径が9μm以下で
    あり、該顔料粒子が、結着樹脂中に円形相当径0.3μ
    m以上の粒子の個数割合が0.1%以下の状態で分散し
    てなり、かつトナーの吸光度が下記式を満たすことを特
    徴とするカラートナー。A≧0.3B+0.1 (式中、Aは吸光度、Bは結着樹脂100重量部当りの
    顔料の重量部)
  2. 【請求項2】 顔料の含水ペーストを結着樹脂と共に、
    加熱、加圧型ニーダー中で、少なくとも100℃以上の
    温度で加熱、加圧混練して、水分を除去する工程よっ
    て得られた樹脂分散型顔料を、結着樹脂と溶融・混練
    し、粉砕することを特徴とする請求項1に記載のカラー
    トナーの製造方法。
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