JPH09171268A - カラートナーの組合せ、ゼログラフィック画像形成及び印刷装置 - Google Patents

カラートナーの組合せ、ゼログラフィック画像形成及び印刷装置

Info

Publication number
JPH09171268A
JPH09171268A JP26744696A JP26744696A JPH09171268A JP H09171268 A JPH09171268 A JP H09171268A JP 26744696 A JP26744696 A JP 26744696A JP 26744696 A JP26744696 A JP 26744696A JP H09171268 A JPH09171268 A JP H09171268A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pigment
toner
yellow
color
magenta
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP26744696A
Other languages
English (en)
Inventor
N Chiccarelli Roger
エヌ.チッカレリ ロジャー
C Bartland Jacks
シー.バートランド ジャックス
Thomas R Pickering
アール.ピッカーリング トーマス
Denise R Bayley
アール.ベイレイ デニス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xerox Corp filed Critical Xerox Corp
Publication of JPH09171268A publication Critical patent/JPH09171268A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/09Colouring agents for toner particles
    • G03G9/0906Organic dyes
    • G03G9/091Azo dyes
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G13/00Electrographic processes using a charge pattern
    • G03G13/01Electrographic processes using a charge pattern for multicoloured copies
    • G03G13/013Electrographic processes using a charge pattern for multicoloured copies characterised by the developing step, e.g. the properties of the colour developers
    • G03G13/0133Electrographic processes using a charge pattern for multicoloured copies characterised by the developing step, e.g. the properties of the colour developers developing using a step for deposition of subtractive colorant developing compositions, e.g. cyan, magenta and yellow
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/09Colouring agents for toner particles
    • G03G9/0902Inorganic compounds
    • G03G9/0904Carbon black
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/09Colouring agents for toner particles
    • G03G9/0906Organic dyes
    • G03G9/0914Acridine; Azine; Oxazine; Thiazine-;(Xanthene-) dyes
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/09Colouring agents for toner particles
    • G03G9/0906Organic dyes
    • G03G9/0918Phthalocyanine dyes

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なるカラー又は異なる色合いの広範囲の色
域が使用可能なカラートナーによって優れた画像が得ら
れるカラートナーの組合せ、ゼログラフィック画像形成
及び印刷装置を提供する。 【解決手段】 全色域画像の形成を可能とする静電潜像
の現像のための四つのカラートナーの組合せであって、
四つのトナーがシアントナー、マゼンタトナー、イエロ
ートナー及びブラックトナーから構成され、前記トナー
の各々が樹脂及び顔料からなり、前記シアントナー用の
顔料がβ銅フタロシアニンであり、前記マゼンタトナー
用の顔料がローダミン6G塩素性染料のキサンテンシリ
コモリブデン酸塩であり、前記イエロートナー用の顔料
がジアゾベンジジンであり、前記ブラックトナー用の顔
料がカーボンブラックである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、トナー及
び現像剤の組成物に係り、より詳細には、いくつかの顔
料又はそれらの顔料の混合物を有する現像剤及びトナー
組成物に係り、これによって分解能に優れたフルカラー
現像画像が得られる。具体例においては、本発明のトナ
ーはフラッシュ(分散)された顔料を含み、当該フラッ
シュ顔料は、カラートナー毎に、湿式顔料又は湿式ケー
ク(塊)を選択した後、樹脂を溶解又は溶融するために
加熱され剪断され、水分が顔料から取り除かれ、具体例
では、顔料周辺にポリマー相を生成し、例えば、顔料の
実質的、部分的不活性化(passivation )が可能とな
る。得られた生成物に溶媒を添加し、顔料及び樹脂の高
品質な分散が行なわれ、ここでは、約2〜50重量%、
好ましくは、約30〜約40重量%の顔料が含まれる。
引き続いて、得られた生成物をトナー樹脂(この樹脂は
湿式顔料に混合された樹脂と類似していても異なってい
てもよい)に混合して樹脂及び顔料からなるトナーを提
供する。具体例においては、樹脂及び顔料のトナー成分
の重量に基づいて、約2〜約25重量%、好ましくは、
約2〜約15重量%の顔料を含む。具体例においては、
四つの異なる顔料即ち異なる顔料を有する四つのトナー
を有する一つのトナーが形成される。本発明によれば、
高品質状態に分散された着色顔料を含む四つのカラート
ナーが提供され、特に、反射現像画像において高色域(h
igh color gamut)を有すると共に、透明度の高いトナー
同士の組合わせが可能とされ、この透明度により、散乱
光の相当の量、具体例では、散乱光の大部分を除去する
ことができる。例えば、透明紙上に溶着された画像を通
過する透過光の約70〜約98%がオーバーヘッドプロ
ジェクタからスクリーンへ投射され得る。本発明のトナ
ー及び現像剤組成物は電子写真印刷、特に公知のゼログ
ラフィック画像形成及びプリント処理、より詳細には、
フルカラー処理に用いるために選択され得る。
【0002】本発明の具体例に関して重要な点は、各ト
ナー毎に選択された顔料又は顔料の混合物と、トナー、
例えば、シアントナー、マゼンタトナー、イエロートナ
ー及びブラックトナーの組合せセット又は色域(gamut
)が、前記顔料と共に提供されることによって、良質
の安定した摩擦電気特性、妥当な安定した混和特性、優
れたカラー分解能、所望されるあらゆるカラーを得る能
力、例えば、数千色の異なるカラー及び異なる現像され
たカラー画像の全色域(full color gamut)、相対的湿度
に対する実質的トナー強度(耐用度)、温度や湿度等の
環境変化にも影響されないトナー、を含む本明細書中に
記述される本発明の多くの利点が可能とされる。また、
これらの利点を有する別々のトナー、例えば、ブラッ
ク、シアン、マゼンタ及びイエローのトナー、及びそれ
らの混合物が提供され、これらのトナーは静電潜像のマ
ルチカラー現像用として選択されてもよい。極めて良質
であり実質的に分散した顔料と一緒にカラートナーを特
定選択することによって画像表面が滑らかになるように
画像が溶着され、数千色のカラーの生成を確実とする広
範囲の色域を得ることができる。本発明のトナー組成物
は、通常、表面添加物を含み、帯電添加物やワックス
(例えば、ポリプロピレン)を含むこともある。
【0003】本発明の具体例において、「組合せ」又は
「セット」は一緒に混合されないトナーを称し、各トナ
ーは別々の組成物として存在し、また各トナーは、ゼロ
ックスコーポレーション(Xerox Corporation )577
5のようなゼログラフィックマシン内にキャリヤーを含
む別々のハウジングへ収容される。例えば、シアントナ
ーは第1の現像剤ハウジング内にあり、マゼンタトナー
は第2の別の現像剤ハウジング内にあり、イエロートナ
ーは第3の別の現像剤ハウジング内にあり、ブラックト
ナーは第4の別のハウジング内にあり、各現像剤ハウジ
ングが、キャリヤー粒子、例えば、表面がコーティング
されたコア、からなる粒子を内部に含んでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一つの目的
は、異なるカラー又は異なる色合いの広範囲の色域が使
用可能なカラートナーを提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、トナーの組合せであ
り、この組合せは、画像形成装置、例えば、ゼロックス
コーポレーション5775及び5760のフルプロセス
カラーマシンに組み込まれることができ、当該トナーの
組合せにおいて、例えば、四つのトナーの各々が、種々
のカラーの画像を現像及び提供するように選択され、よ
り詳細には、オリジナル(原稿)に存在していた任意の
カラーを複写し、複写された画像がカラー、カラー分解
能、及びカラー明度においてオリジナル画像と略同じで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの態様は、
四つのトナーがシアントナー、マゼンタトナー、イエロ
ートナー及びブラックトナーから構成され、前記各トナ
ーが樹脂及び顔料を含み、前記シアントナー用の顔料が
β銅フタロシアニンであり、前記マゼンタトナー用の顔
料がローダミン6G塩基性染料のキサンテンシリコモリ
ブデン酸塩であり、イエロートナー用の顔料がジアゾベ
ンジジンであり、ブラックトナー用の顔料がカーボンブ
ラックである、全色域画像の形成を可能とする静電潜像
の現像のための四つのカラートナーの組合せである。
【0007】本発明の他の態様は、現像成分がキャリヤ
ーと四つのカラートナーの組合せを含み、前記四つのカ
ラートナーが、各々が樹脂と顔料から成るシアントナ
ー、マゼンタトナー、イエロートナー及びブラックトナ
ーをそれぞれ含み、前記シアントナー用の顔料がβ銅フ
タロシアニンであり、前記マゼンタトナー用の顔料がロ
ーダミン6G塩基性染料のキサンテンシリコモリブデン
酸塩であり、前記イエロートナー用の顔料がジアゾベン
ジジンであり、前記ブラックトナー用の顔料がカーボン
ブラックであり、前記現像成分が四つの別々のハウジン
グを備え、第1のハウジングが前記シアントナーを含
み、第2のハウジングが前記マゼンタトナーを含み、第
3のハウジングが前記イエロートナーを含み、第4のハ
ウジングが前記ブラックトナーを含み、前記各トナーが
樹脂及び顔料から成り、前記シアントナー用の顔料がβ
銅フタロシアニンであり、前記マゼンタトナー用の顔料
がローダミン6G塩基性染料のキサンテンシリコモリブ
デン酸塩であり、前記イエロートナー用の顔料がジアゾ
ベンジジンであり、前記ブラックトナー用の顔料がカー
ボンブラックであり、前記シアン顔料がカラーインデッ
クス構成番号74160を有する顔料ブルー15:3で
あり、前記マゼンタ顔料がカラーインデックス構成番号
45160:3を有する顔料レッド81:3であり、前
記イエロー顔料がカラーインデックス構成番号2110
5を有する顔料イエロー17であり、前記画像形成部材
が光発生層及び帯電搬送層を備える、互いに作用関係を
有する画像形成部材成分、帯電成分、現像成分、転写成
分及び溶着成分から構成されたゼログラフィック画像形
成及び印刷装置である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の具体例は、トナー、好ま
しくは、シアントナー、マゼンタトナー、及びイエロー
トナー及び任意のブラックトナーを備えるトナーの組合
せを含み、これらの各トナーは、樹脂及び顔料を備え、
シアントナー用の顔料がβ又はβタイプの銅フタロシア
ニンであり、マゼンタトナー用の顔料がローダミン6G
塩基性染料のキサンテンシリコモリブデン酸塩であり、
イエロートナー用の顔料がジアゾベンジジンであり、ブ
ラックトナー用の顔料がカーボンブラックであり;静電
潜像画像の現像のための四つのカラートナーの組合せが
フルカラー色域画像の形成を可能とし、ここで前記四つ
のトナーがシアントナー、マゼンタトナー、イエロート
ナー及びブラックトナーのそれぞれで構成され、前記各
トナーが樹脂及び顔料からなり、シアントナー用の顔料
がβ銅フタロシアニンであり、マゼンタトナー用の顔料
がローダミン6G塩基性染料のキサンテンシリコモリブ
デン酸塩であり、イエロートナー用の顔料がジアゾベン
ジジンであり、ブラックトナー用の顔料がカーボンブラ
ックであり;前記シアン顔料がカラーインデックス構成
番号74160を有する顔料ブルー15:3であり、マ
ゼンタ顔料がカラーインデックス構成番号45160:
3を有する顔料レッド81:3であり、イエロー顔料が
カラーインデックス構成番号21105を有する顔料イ
エロー17であり、ブルー、マゼンタ、及びイエローの
顔料が以下の化学式で示される。
【0009】
【化3】
【0010】
【化4】
【0011】ここで、前記各顔料は樹脂及び顔料の重量
%に基づいて約2〜約25重量%含まれ;前記各顔料は
樹脂及び顔料の重量%に基づいて約2〜約15重量%含
まれ;前記シアン、マゼンタ及びイエローの各顔料が約
0.01μm〜約3μmの粒子直径サイズ又は凝集塊直
径サイズを有しており;前記シアン、マゼンタ、及びイ
エローの各顔料が約0.01μm〜約0.03μmの粒
子直径サイズ又は凝集塊直径サイズを有し;ブラックの
顔料は約0.001μm〜約0.1μmの粒子直径サイ
ズを有し;前記シアン、マゼンタ及びイエローの各顔料
は約0.01μm〜約0.3μmの粒子直径サイズ又は
凝集塊直径サイズを有しており、また、前記顔料がトナ
ー樹脂に均一に分散され、これによって光の散乱が少な
くすると共に反射コピーやオーバーヘッド透明紙コピー
において色域を増加させ;前記シアン、マゼンタ及びイ
エローの各顔料がシアン、マゼンタ及びイエローの各顔
料をトナー樹脂へフラッシュすることによって分散さ
れ、シアン、マゼンタ又はイエロー顔料の含水湿式ケー
クがトナー樹脂と混合され、この水分が前記トナー樹脂
と前記顔料の重量%に基づいて、約2〜約50重量%の
顔料を含む顔料着色樹脂を生成するためにこの水分が除
去され;前記シアン、マゼンタ、及びイエローの各顔料
がシアン、マゼンタ又はイエローの各顔料をトナー樹脂
へフラッシュすることによって分散され、シアン、マゼ
ンタ又はイエローの顔料の含水湿式ケークがトナー樹脂
と混合され、この水分が約30〜約40重量%の顔料を
含む顔料着色樹脂を生成し、得られた顔料着色樹脂濃縮
生成物の各々が追加のトナー樹脂と混合されて希釈さ
れ、前記シアン、マゼンタ又はイエローの顔料をそれぞ
れ、約2〜約15重量%含むシアン、マゼンタ、及びイ
エローの顔料を生成し;トナーの組合せ、セット又は色
域によって得られた溶着画像が約10〜80光沢度ユニ
ットのガートナー(Gardner )光沢度を有しており;静
電潜像の現像のためのそれぞれの四つのトナーの組合せ
セット又は色域によって全色域画像の形成が可能とさ
れ、四つのトナーがシアントナー、マゼンタトナー、イ
エロートナー及びブラックトナーからなり、前記各トナ
ーが樹脂及び顔料からなり、シアントナー用の顔料がβ
銅フタロシアニンであり、マゼンタトナー用の顔料がロ
ーダミン6G塩基性染料のキサンテンシリコモリブデン
酸塩であり、イエロートナー用の顔料がジアゾベンジジ
ンであり、ブラックトナー用の顔料がカーボンブラック
であり;前記トナーの組合せによって得られた溶着され
た画像が約40〜70光沢度ユニットのガードナー光沢
度を有するトナーの組合せであって、透明材料上に含ま
れる溶着された画像を通過する透過光の約70〜約98
%が、オーバーヘッドプロジェクタから投射スクリーン
へ達することができ、前記シアン、マゼンタ、及びイエ
ローの各顔料が約0.01μm〜約0.3μmの粒子直
径サイズ又は凝集塊直径サイズを有すると共に、前記ブ
ラック顔料が約0.001μm〜約0.1μmの粒子直
径サイズ又は凝集塊直径サイズを有し、顔料がトナー樹
脂の中へ均一に分散され、これによって光の散乱を低減
すると共に反射コピー及びオーバーヘッド透明紙コピー
において色域を大きくし、前記シアン、マゼンタ、及び
イエローの各顔料が前記シアン、マゼンタ又はイエロー
の顔料をトナー樹脂中へフラッシュすることによって分
散され、シアン、マゼンタ又はイエローの含水湿式ケー
クがトナー樹脂と混合され、当該水分は、前記トナー樹
脂と前記顔料の重量%に基づいて約2〜約50重量%の
顔料を含む顔料着色樹脂を生成するために除去され、得
られた当該顔料着色樹脂濃縮生成物の各々が追加のトナ
ー樹脂と混合され希釈され、前記シアン、マゼンタ又は
イエローの各々を約2〜約15重量%含む、シアン、マ
ゼンタ及びイエローのトナーを生成し;光導電性画像形
成部材上に静電画像を生成した後、トナーの組合わせ、
セット、色域によってそれらの現像を含む画像生成プロ
セスであって、四つのトナーが選択され、これらのトナ
ーはシアントナー、マゼンタトナー、イエロートナー及
びブラックトナーからなり、各トナーが樹脂及び顔料か
らなり、シアントナー用の顔料がβ銅フタロシアニンで
あり、マゼンタトナー用の顔料がローダミン6G塩基性
染料のキサンテンシリコモリブデン酸塩であり、イエロ
ートナー用の顔料がジアゾベンジジンであり、ブラック
トナー用の顔料がカーボンブラックであり;その後、現
像画像を基体へ転写し、その基体へ画像を定着する。
【0012】また、本発明の具体例は、シアントナー、
マゼンタトナー、イエロートナー及びブラックトナーの
混合物からなるトナーを含み、前記各トナーが樹脂及び
顔料からなり、シアントナー用の顔料がβ又はβタイプ
銅フタロシアニンであり、マゼンタトナー用の顔料がロ
ーダミン6G塩基性染料のキサンテンシリコモリブデン
酸塩であり、イエロートナー用の顔料がジアゾベンジジ
ンであり、ブラックトナー用の顔料がカーボンブラック
であり、シアントナー、マゼンタトナー、イエロートナ
ー及びブラックトナーの、各トナーは、熱可塑性樹脂
と、各トナーに対する、幾つかの顔料又は着色料からな
り、顔料としては、例えば、シアントナー用顔料は、カ
ラーインデックス構成番号74160を有する顔料ブル
ー(Pigment Blue)15:3などのβ(ベータ)タイプ
の銅フタロシアニンであり、マゼンタトナー用顔料は、
カラーインデックス構成番号45160:1を有する顔
料レッド(Pigment Red )81:3などのローダミン6
G塩基性染料のキサンテンシリコモリブデン酸塩であ
り、イエロートナー用顔料は、カラーインデックス構成
番号21105、21090、21100、及び210
95をそれぞれ有する顔料イエロー17及び/又は顔料
イエロー12、及び/又は顔料イエロー13、及び/又
は顔料イエロー(Pigment Yellow)14などのジアゾベ
ンジジンであると共に、ブラックトナー用の顔料は、例
えば、コロンビア・ケミカルズ社(Columbian Chemical
s )から入手可能なカーボンブラック及びキャボットコ
ーポレーション(Cabot Corporation )社のリーガル
(REGAL )330(商標名)のカーボンブラック等であ
る。樹脂及び顔料のトナー成分を基本にして、種々の有
効量、例えば、約2〜約25重量%、好ましくは、約2
〜約15重量%の着色料又は顔料を各トナー中に含む。
顔料ブルー15:3の例としてはバスフ社(BASF)から
入手可能なヘリオゲンブルー(Heliogen Blue )とサン
ケミカル社(Sun Chemicals )から入手可能なフタロシ
アニンブルー(Phthalocyanine Blue )を含む。顔料レ
ッド81:3の例としてはバスフ社から入手可能なファ
ーナルピンク(FANAL PINK)D4830(商品名)とサ
ンケミカル社から入手可能なローダミン(Rhodamine )
Y.S.を含む。顔料イエロー17(具体例で好ましい
とされた顔料)の例としてはサンケミカル社から入手可
能なジアリーライド(Diarylide )AAOAイエローを
含む。顔料イエロー12、顔料イエロー13及び顔料イ
エロー14の例としてはそれぞれサンケミカル社から入
手可能なジアリーライドイエロー、ジアリーライドイエ
ロー及びジアリーライドイエローを含む。これらのカラ
ー顔料については、「カラーインデックス(The Color
Index )」(第3版、1〜8巻)の中で記述され、その
開示内容は本明細書中に全て援用され本発明の一部を成
す。各カラー顔料の量は、樹脂及び顔料のトナー成分に
基づいて、好ましくは、約2〜約15重量%である。ト
ナー中に含まれている各顔料の正確な量は、反射コピー
に付着したトナーの質量によって決定され、これによ
り、顔料濃度を調整して最大色域が達成される。これが
数千の異なるカラー及び/又は色合いの生成を可能とす
る。この量は、カラー画像の色度を測定し、最大色度又
は略最大色度に顔料濃度を設定することによって決定さ
れ得る。色度決定に関しては、"Principals of Color T
echnology,2nd Edition", F. W. Billmeyer, Jr. andM.
Saltsman, John Wiley & Son, 1981を参照されたい。
この開示内容は本明細書中に全て援用され、本発明の一
部を成す。
【0013】また、具体例においては、シアントナー、
マゼンタトナー、イエロートナー及びブラックトナーか
らなるトナー組成物が提供されており、各トナーは、熱
可塑性樹脂と、各トナーに対する幾つかの顔料又は着色
料からなり、顔料としては、例えば、シアントナー用顔
料は、カラーインデックス構成番号74160を有する
顔料ブルー15:3などのβタイプの銅フタロシアニン
であり、マゼンタトナー用顔料は、カラーインデックス
構成番号45160:3を有する顔料レッド81:3な
どのローダミン6G塩基性染料のキサンテンシリコモリ
ブデン酸塩であり、イエロートナー用顔料は、カラーイ
ンデックス構成番号21105、21090、2110
0、及び21095をそれぞれ有する顔料イエロー1
7、及び/又は顔料イエロー12、及び/又は顔料イエ
ロー13、及び/又は顔料イエロー14などのジアゾベ
ンジジンであると共に、ブラックトナー用の顔料は、例
えば、コロンビア・ケミカルズ社から入手可能なカーボ
ンブラック及びキャボットコーポレーション社のリーガ
ル330(商標名)のカーボンブラック等である。例え
ば、樹脂及び顔料のトナー成分に基づいて、種々の有効
量、例えば、約2〜約25重量%、好ましくは、約2〜
約15重量%の着色料又は顔料を各トナー中に含む。顔
料ブルー15:3の例としてバスフ社から入手可能なヘ
リオゲンブルーとサンケミカル社から入手可能なフタロ
シアニンブルー。顔料レッド81:3の例としてはバス
フ社から入手可能なファーナルピンクD4830(商品
名)とサンケミカル社から入手可能なローダミンY.
S.を含む。顔料イエロー17(具体例で好ましいとさ
れた顔料)の例としては、サンケミカル社から入手可能
なジアリーライドAAOAイエローを含む。
【0014】また、具体例においては、シアントナー、
マゼンタトナー、イエロートナー及びブラックトナーか
らなるトナー組成物が提供されており、各トナーは、熱
可塑性樹脂と、各トナーに対する幾つかの顔料又は着色
料からなり、顔料としては、例えば、シアントナー用顔
料は、カラーインデックス構成番号74160を有する
顔料ブルー15:3などのβタイプの銅フタロシアニン
であり、マゼンタトナー用顔料は、カラーインデックス
構成番号45160:3を有する顔料レッド81:3な
どのローダミン6G塩基性染料のキサンテンシリコモリ
ブデン酸塩であり、イエロートナー用顔料は、カラーイ
ンデックス構成番号21105、21090、2110
0、及び21095をそれぞれ有する顔料イエロー17
及び/又は顔料イエロー12、及び/又は顔料イエロー
13、及び/又は顔料イエロー14などのジアゾベンジ
ジンであると共に、ブラックトナー用の顔料は、例え
ば、コロンビア・ケミカルズ社から入手可能なカーボン
ブラック及びキャボットコーポレーション社のリーガル
330(商標名)のカーボンブラック等である。例え
ば、樹脂及び顔料のトナー成分を基本にして、種々の有
効量、約2〜約25重量%、好ましくは、約2〜約15
重量%の着色料又は顔料を各トナー中に含む。顔料ブル
ー15:3の例としてはバスフ社から入手可能なヘリオ
ゲンブルーとサンケミカル社から入手可能なフタロシア
ニンブルーを含む。顔料イエロー17(具体例で好まし
いとされた顔料)の例としては、サンケミカル社から入
手可能なジアリーライドAAOイエローを含む。
【0015】更に、具体例においては、シアントナー、
マゼンタトナー、イエロートナー及びブラックトナーか
らなるトナー組成物が提供されており、各トナーは、熱
可塑性樹脂と、各トナーに対する幾つかの顔料又は着色
料からなり、顔料としては、例えば、シアントナー用顔
料は、カラーインデックス構成番号74160を有する
顔料ブルー15:3などのβ銅フタロシアニンを含み、
マゼンタトナー用顔料は、カラーインデックス構成番号
15850:1を有する顔料レッド57:1などのモノ
アゾリトールルビンを含み、イエロートナー用顔料の例
としては前記した化合物を含み、ブラックトナー用の顔
料は、例えば、コロンビア・ケミカルズ社から入手可能
なカーボンブラック及びキャボットコーポレーション社
のリーガル330(商標名)のカーボンブラック等であ
る。例えば、樹脂及び顔料のトナー成分に基づいて、種
々の有効量、例えば、約2〜約25重量%、好ましく
は、約2〜約15重量%の着色料又は顔料を各トナー中
に含む。顔料ブルー15:3の例としてはバスフ社から
入手可能なヘリオゲンブルーとサンケミカル社から入手
可能なフタロシアニンブルーを含む。
【0016】更に、具体例においては、シアントナー、
マゼンタトナー、イエロートナー及びブラックトナーか
らなるトナー組成物が提供されており、各トナーは、熱
可塑性樹脂と、各トナーに対する幾つかの顔料又は着色
料からなり、顔料としては、例えば、シアントナー用顔
料は、カラーインデックス構成番号74160を有する
顔料ブルー15:3などのβタイプの銅フタロシアニ
ン、及び/又は、カラーインデックス構成番号7410
0を有する顔料ブルー16などの無金属フタロシアニン
であり、マゼンタトナー用顔料は、カラーインデックス
構成番号45160を有する顔料レッド81:3などの
ローダミン6G塩基性染料のキサンテンシリコモリブデ
ン酸塩、及び/又は、カラーインデックス構成番号73
915を有する顔料レッド122などのキナクリドン、
及び/又は、カラーインデックス構成番号15850:
1を有する顔料レッド57:1などのモノアゾリトール
ルビンであり、イエロートナー用顔料は、カラーインデ
ックス構成番号21105、21090、21100、
及び21095をそれぞれ有する顔料イエロー17、及
び/又は、顔料イエロー12、及び/又は、顔料イエロ
ー13、及び/又は、顔料イエロー14などのジアゾベ
ンジジン、及び/又は顔料イエロー185などのイソイ
ンドリンであると共に、ブラックトナー用の顔料は、例
えば、コロンビア・ケミカルズ社から入手可能なカーボ
ンブラック及びキャボットコーポレーション社のリーガ
ル330(商標名)のカーボンブラック等である。樹脂
及び顔料のトナー成分に基づいて、種々の有効量、例え
ば、約2〜約25重量%、好ましくは、約2〜約15重
量%の着色料又は顔料を各トナー中に含む。顔料ブルー
15:3の例としてはバスフ社から入手可能なヘリオゲ
ンブルーとサンケミカル社から入手可能なフタロシアニ
ンブルーを含む。顔料ブルー16の例としては、バスフ
社から入手可能なヘリオゲンブルーを含む。他の顔料、
例えば、イエローの例としては本明細書中に記述した通
りである。上述の四つのトナーは、総量を約100重量
%とした場合、種々の有効量、例えば、約10〜約25
重量%を混合することができる。混合物に関しては、各
顔料の種々の有効量は、例えば、第1の顔料の約1〜約
99重量%、及び第2の顔料の約99〜約1重量%、を
選択することができる。
【0017】具体例においては、シアントナー、マゼン
タトナー、イエロートナー及びブラックトナーからなる
別個のトナー組成物の組合せが提供されており、各トナ
ーは、熱可塑性樹脂と、各トナーに対する幾つかの顔料
又は着色料からなり、顔料としては、例えば、シアント
ナー用顔料は、カラーインデックス構成番号74160
を有する顔料ブルー15:3などのβタイプの銅フタロ
シアニンであり、マゼンタトナー用顔料は、カラーイン
デックス構成番号73915を有する顔料レッド122
などのキナクリドンであり、イエロートナー用顔料は、
カラーインデックス構成番号56290を有する顔料イ
エロー185などのイソインドリンイエローであり、ブ
ラックトナー用の顔料は、例えば、コロンビア・ケミカ
ルズ社から入手可能なカーボンブラック及びキャボット
コーポレーション社のリーガル330(商標名)のカー
ボンブラック等である。例えば、樹脂及び顔料のトナー
成分に基づいて、種々の有効量、例えば、約2〜約25
重量%、好ましくは、約2〜約15重量%の着色料又は
顔料を各トナー中に含む。顔料ブルー15:3の例とし
てはバスフ社から入手可能なヘリオゲンブルーを含み、
マゼンタ及びイエローの例としては本明細書中に記述さ
れているものと同様である。
【0018】具体例においては、シアントナー、マゼン
タトナー、イエロートナー及びブラックトナーのセット
からなるトナー組成物が提供されており、各トナーは、
熱可塑性樹脂と、各トナーに対する幾つかの顔料又は着
色料からなり、顔料としては、例えば、シアントナー用
顔料は、カラーインデックス構成番号74160を有す
る顔料ブルー15:3などのβタイプの銅フタロシアニ
ンであり、マゼンタトナー用顔料は、顔料レッド81:
3などのローダミン6G塩基性染料のキサンテンシリコ
モリブデン酸塩であり、イエロートナー用顔料は、カラ
ーインデックス構成番号56290を有する顔料イエロ
ー185などのイソインドリンイエローであり、ブラッ
クトナー用の顔料は、例えば、コロンビア・ケミカルズ
社から入手可能なカーボンブラック、及びキャボットコ
ーポレーション社のリーガル330(商標名)のカーボ
ンブラック等である。樹脂及び顔料のトナー成分に基づ
いて、種々の有効量、例えば、約2〜約25重量%、好
ましくは、約2〜約15重量%の着色料又は顔料を各ト
ナー中に含む。顔料ブルー15:3の例としてはバスフ
社から入手可能なヘリオゲンブルーを含み、マゼンタ及
びイエローの例としては本明細書中に記述されているも
のと同様、例えば、パリオトールイエロー(Paliotol Y
ellow )D1155、ファーナルピンクD4830(商
品名)、及びサンケミカルから入手可能なローダミン
Y.S.などを含む。
【0019】具体例においては、本発明はフルカラー画
像の形成のための四つのカラートナーの組合せに係り、
シアントナーは顔料ブルー15:3及び/又は顔料ブル
ー16を含み、マゼンタトナーは顔料レッド81:3及
び/又は顔料レッド122及び/又は顔料レッド57:
1を含み、イエロートナーは顔料イエロー17、顔料イ
エロー12、顔料イエロー13、14、及び/又は顔料
イエロー185を含み、15:3対16の割合は、例え
ば、銅の廃棄に関する危険な廃棄物規制を守るか又は最
小限の規制に止めるように調整することができる。
【0020】また、本発明の具体例は、互いに作用しあ
う画像形成部材成分、帯電成分、現像成分、転写成分及
び溶着成分からなるゼログラフィック画像形成及び印刷
装置であって、前記現像成分がキャリヤーと四つのカラ
ートナーの組合せを含み、前記四つのカラートナーが、
前記トナーの各々が、例えば、樹脂と顔料から成る、本
明細書中に記載されるように、シアントナー、マゼンタ
トナー、イエロートナー及びブラックトナーをそれぞれ
含み、前記シアントナー用の顔料がβ銅フタロシアニン
であり、前記マゼンタトナー用の顔料がローダミン6G
塩基性染料のキサンテンシリコモリブデン酸塩であり、
前記イエロートナー用の顔料がジアゾベンジジンであ
り、前記ブラックトナー用の顔料がカーボンブラックで
あり、具体例において、前記現像成分が四つの別々のハ
ウジングからなり、第1のハウジングが前記シアントナ
ーを含み、第2のハウジングが前記マゼンタトナーを含
み、第3のハウジングが前記イエロートナーを含み、第
4のハウジングが前記ブラックトナーを含み、前記各ト
ナーが樹脂及び顔料から成り、前記シアントナー用の顔
料がβ銅フタロシアニンであり、前記マゼンタトナー用
の顔料がローダミン6G塩基性染料のキサンテンシリコ
モリブデン酸塩であり、前記イエロートナー用の顔料が
ジアゾベンジジンであり、前記ブラックトナー用の顔料
がカーボンブラックであり、前記シアン顔料がカラーイ
ンデックス構成番号74160を有する顔料ブルー1
5:3であり、前記マゼンタ顔料がカラーインデックス
構成番号45160:3を有する顔料レッド81:3で
あり、前記イエロー顔料がカラーインデックス構成番号
21105を有する顔料イエロー17であり、前記画像
形成部材が光発生層及び帯電搬送層からなるゼログラフ
ィック画像形成及び印刷装置である。本明細書中に記述
されたシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックトナー
をそれぞれ別々の現像剤ハウジング内に組み込むことが
できる。
【0021】具体例でトナーを製造する場合、重要なこ
とは、水で湿潤された及び乾燥顔料ではない顔料の湿式
顔料又は顔料の湿式ケーク(塊)を選択することであ
る。これらの顔料を、トナー樹脂をこれらの顔料と混合
して、例えば、約50℃〜約125℃の温度で加熱し、
公知の方法によってトナー樹脂へフラッシュし、水分を
除去する。トナー樹脂に混合する前に、溶剤、例えば、
トルエン、キシレン等の有機溶剤を有効量、湿式顔料に
添加する。具体例においては、加熱及び冷却後に得られ
たトナー生成物の顔料濃度は、約5〜約50重量%、好
ましくは、約25〜約50重量%である。その後、トナ
ー樹脂及び顔料の生成物に、トナー樹脂、例えば、ポリ
エステルを更に追加することによって、トナー樹脂及び
顔料の生成物を希釈することができ、これにより、含ま
れている顔料の量を、例えば、約50重量%から約20
〜約40重量%へ減らすことができる。
【0022】本発明のトナー組成物は、ワーナー&ファ
イダラー(Werner&Pfeidirer)から入手可能なZSK5
3のようなトナー押出デバイスで製造することができ、
形成されたトナー組成物をこのデバイスから取り出す。
冷却した後、当該トナー組成物は、クールター・カウン
タ(Coulter Counter )によって決定される、25μm
未満、好ましくは、約8〜約12μmの平均容量メジア
ン直径を有するトナー粒子を達成するために、例えば、
スターテバントマイクロナイザ(Sturtevant micronize
r )を用いて粉砕される。引き続いて、トナー組成物
は、約4μm未満の平均容量メジアン直径のトナー粒子
である微粉を取り除くため、例えば、ドナルドソン・モ
デル(Donaldson Model )B分級器を用いて分級され得
る。
【0023】本発明のトナー及び現像剤組成物として選
択される適切なトナー樹脂の模式的な例は、熱可塑性プ
ラスチック、例えば、二つ以上のビニールモノマーの単
独重合体又は共重合体を含むポリアミド、ポリオレフィ
ン、スチレンアクリレート、スチレンメタクリレート、
スチレンブタジエン、架橋スチレンポリマー、エポキ
シ、ポリウレタン、及びビニール樹脂;と、一般的なポ
リエステル、例えば、ジカルボン酸とジフェノールを含
むジオールの高分子エステル化生成物、公知の線形ポリ
エステル、米国特許第3,590,000 号のポリエステルを含
む。また、米国特許第5,376,494 号及び第5,227,460 号
に記載されるような押出しポリエステルもトナー樹脂と
して選択することができる。
【0024】フロー(流動)助長添加剤(通常、当該添
加粒子の表面に存在する)を含む外部添加粒子が本発明
のトナー組成物と混合される。これらの添加剤の例は、
コロイド状シリカ、例えば、デグサケミカル(DeGussa
Chemicals )から入手可能なAEROSILR972
(商標名)などのAEROSIL(商標名)、具体例で
はAEROSIL(商標名)の混合物、金属塩、及びス
テアリン酸亜鉛を含む脂肪酸の金属塩、金属酸化物、例
えば、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化セリウム、
及びこれらの混合物、を含む。これらの添加剤は、一般
に、約0.1重量%〜約5重量%、好ましくは、約0.
1重量%〜約1重量%の量で含まれる。上記の添加剤の
内のいくつかは米国特許第3,590,000 号及び第3,800,58
8 号に記述され、その開示内容は本明細書中に全て援用
され、本発明の一部をなす。
【0025】本発明のトナー組成物は、種々の公知の適
切且つ有効な正又は負の有効帯電向上添加剤を、好まし
くは約0.1〜約10重量%、より好ましくは約1〜約
3重量%含むよう選択することができる。この例には、
アルキルピリジニウムハライドを含む第4アンモニウム
化合物;米国特許第4,298,672 号で参照されているアル
キルピリジニウム化合物;本発明のトナー用に選択され
る多くのポリオレフィン、例えば、ポリエチレン及びポ
リプロピレンは英国特許第1,442,835 号に例示されてい
る。米国特許第4,338,390 号にある有機スルフェート及
びスロホネート組成物;ビスルホネートアンモニウムス
ルフェート(DDABS)、米国特許第5,114,821 号で
参照されるジステアリルジメチルアンモニウムビスルフ
ェート(DDAMS);セチルピリジニウムテトラフル
オロボレート;ジステリアルジメチルアンモニウムメチ
ルスルフェート;アルミニウム塩、例えば、ボントロン
(BONTRON )E84(商品名)又はE88(商品名)
(ホドガヤ化学)(HodogayaChemical)、第4アンモニ
ウムニトロベンゼンスルホネート、帯電向上添加剤、例
えば、DDABS及びDDAMSの混合物;他の公知の
帯電添加物が含まれる。
【0026】本発明のトナーは、当該トナーをキャリヤ
ー粒子と混合することによって、現像剤組成物に配合さ
れる。このトナー組成物と混合するために選択されるキ
ャリヤーの実例は、トナー粒子の帯電と反対の極性の帯
電を摩擦電気的に得ることができるキャリヤーを含む。
従って、具体例においては、キャリヤー粒子は、正又は
負に帯電されたトナー粒子がキャリヤー粒子に付着し、
これを取り囲む目的で、負又は正の極性を有するように
選択される。キャリヤーの実例は、粒状ジルコン、粒状
シリコン、ガラス、スチール、鉄、ニッケル、フェライ
ト、例えば、銅亜鉛フェライト、銅マンガンフェライ
ト、及びストロンチウムヘキサフェライト、二酸化ケイ
素等を含む。
【0027】選択されたキャリヤー粒子はコーティング
有り又はコーティング無しで使用され得る。前記コーテ
ィングは、一般に、スチレン、メチルメタクリレート、
及びシラン、例えば、米国特許第3,526,533 号及び第3,
467,634 号に参照されるトリエトキシシラン、の三元共
重合体;ポリメチルメタクリレート; 他の公知のコーテ
ィング、例えば、オクシデンタルケミカルズ(Occident
al Chemicals)から入手できるカイナー(KYNAR
(商標名))、テフロンオキシ(TEFRONOXY)
461(商標名)などのフルオロポリマーとを含む。ま
た、このキャリヤー粒子は具体例において約0.1〜約
3重量%含まれるコーティング中に、約5〜約30重量
%の、導電性物質、例えば、カーボンブラック、を含
む。また、本明細書中に記述されているように、摩擦電
気系統にあまり接近していないポリマーコーティングと
しては米国特許4,937,166 号及び米国特許4,935,326 号
において参照されているカイナー及びポリメチルメタク
リレート(PMMA)の混合物(40対60の割合)を
選択することができる。コーティング重量は、本明細書
中に示されているように、変化することができる。しか
しながら、一般的には、具体例において、約0.3〜約
2重量%、好ましくは、約0.5〜約1.5重量%のコ
ーティング重量が選択される。
【0028】
【実施例】
(実施例I )以下のように、フラッシング手順を用いる
ことによって、プロポキシル化ビスフェノールA線形ポ
リエステル樹脂中にカラーインデックス構成番号741
60の顔料ブルー15:3を前もって分散させた。当該
プロポキシル化ビスフェノールA線形ポリエステル樹脂
は、市販入手可能であり、米国特許第3,590,000 号に記
載されており、その開示内容は本明細書中に全て援用さ
れ、本発明の一部とされる。
【0029】2馬力の直接接続ギアモータと、前刃速度
が60rpm(回転数/分)にセットされ、後刃速度が
34rpm(フラッシャー)にセットされたシグマ設計
の混合刃からなるアーロンプロセス(Aaron Process Co
mpany )社のラボミキサーにおいて、1,600gの線
形ポリエステルと160gのトルエンを混合し、樹脂が
完全に溶けるまで、65℃に加熱した。顔料ブルー1
5:3を、以下のような顔料ブルー15:3/水の重量
比が50/50である湿式ケーク型の混合物の三つ部分
になるように添加した。1,000gの顔料ブルー1
5:3の湿式ケーク(50%の水分含有)を樹脂/トル
エンの混合物に添加した。この湿式ケーク顔料からの水
分は、フラッシュされた樹脂/トルエンの溶液と置き換
えられ、この水分をデカントした。他の567gの顔料
ブルー15:3の同じ湿式ケーク(50%の水分を含
有)をこの混合物へ添加して混合が可能とされ、次いで
水分を顔料から分離し、デカントした。最後に、湿式ケ
ークの最終部分、567gをこの混合物に添加して樹脂
/トルエンとの混合が可能とされ、3度目も水分を顔料
から分離し、水分を再度デカントした。樹脂/トルエン
/顔料の混合物を更に65℃、1時間で混合した。次
に、混合物を真空とし、トルエン及び混入した水分を樹
脂/顔料の混合物から除去した。次に、混合物を冷却し
粉砕してパウダー状にした。得られた顔料ブルー15:
3のフラッシュは、60/40の重量%比の樹脂/顔料
を含んだ。
【0030】以下の製造条件を有するワーナ&ファイダ
ラー(Werner&Pfeiderer)社のZSK−28ツインスク
リュー押出機を使って上記製造された事前分散顔料を用
いてトナーを製造した。バレル温度分布:105/11
0/110/115/115/115/120℃、ダイ
ヘッド温度:140℃、スクリュー速度:250rpm
(回転数/毎分)、及び平均滞留時間:約3分間を製造
条件として、時間当たり6ポンドの処理速度の場合、9
0部の、ビスフェノールAとフマル酸とプロピレングリ
コールから得られた上記線形ポリエステル樹脂と、10
部の顔料ブルー15:3フラッシュとの混合物を混合し
た。次に得られた混合物を冷却し、超微粉砕し、従来の
ジェットミル加工を用いて7μmの平均容量メジアンサ
イズへ分級した。得られたシアンカラートナーは96部
の線形ポリエステル樹脂及び4部の顔料ブルー15:3
を含有しており、この顔料を透過電子顕微鏡で測定する
と、粒子サイズは平均粒子直径0.1μmであった。
【0031】(実施例II)顔料ブルー15:3の代わり
に顔料レッド81:3を使ってマゼンタトナーを製造し
た以外は実施例I の製法を反復した。
【0032】得られたマゼンタカラートナーは、96部
の線形ポリエステル樹脂、及び4部の顔料レッド81:
3を含み、この顔料を透過電子顕微鏡で測定すると、粒
子サイズは平均粒子直径0.1μmであった。
【0033】(実施例III )顔料ブルー15:3の代わ
りに顔料イエロー185を使ってイエロートナーを製造
した以外は実施例I の製法を反復した。
【0034】得られたイエローカラートナーは、96部
の線形ポリエステル樹脂、及び4部の顔料イエロー18
5を含有した。この顔料を透過電子顕微鏡で測定する
と、粒子サイズは平均粒子直径0.3μmであった。
【0035】(実施例IV)実施例I 、II、及びIII のト
ナーの組合せを用いてフルプロセスカラー画像を以下の
ように生成した。
【0036】実施例I 、II、及びIII の各トナーに、
0.3%のステアリン酸亜鉛、0.9%のヒュームドシ
リカ、1.1%のヒュームド二酸化チタンの表面添加剤
をブレンドし、これと、ゼロックスコーポレーションキ
ャリヤー(担体)(Xerox Corporation carrier )即
ち、80/20の重量比%のポリメチルメタクリレート
/カーボンブラックの混合物の0.75重量%でコーテ
ィングした65μmのホーガニーズ(Hoeganese )コア
とを混合して、三つの別々の現像剤を得ることができ
た。
【0037】実施例I 、II、及びIII のトナーを有する
現像剤を三つの別々のハウジングにそれぞれ配置した。
即ち、実施例I のトナーを第1の現像剤ハウジングに配
置し、実施例IIのトナーを第2の現像剤ハウジングに配
置し、実施例III のトナーをゼロックスコーポレーショ
ン5775のフルプロセスカラーマシンに類似したゼロ
ックスコーポレーションのテスト定着装置内の第3の別
々のハウジングに配置し、原稿(オリジナルドキュメン
ト)のプリント又はコピーを生成し、パシフィックサイ
エンティフィック社(Pacific Scientific Company)の
グロスガード(Glossguard)II型の光沢計を用いて測定
して光沢値が63になるように溶着した。画像のカラー
の得られたプリント輝度及び彩度によって、実施例I で
記述したように事前分散した着色剤又は顔料の当該(上
記のトナー)組合せによって広範囲の色域が提供される
と共に、ここで、再生された各カラーが優れた色相(彩
度)及び上質の分解能を有していることが示された。
【0038】(実施例V )ブラックトナーを以下のよう
に製造した。ワーナ&ファイダラー社のZSK−28ツ
インスクリュー押出機中で次のプロセス条件で行った。
バレル温度分布:105/110/110/115/1
15/115/120℃、ダイヘッド温度:140℃、
スクリュー速度:250rpm(回転数/毎分)、及び
平均滞留時間:時間当たり6ポンドの処理速度で約3分
間、を製造条件として、95部の実施例I の線形ポリエ
ステル樹脂と5部のカーボンブラックリーガル330
(商標名)の混合物を混合した。得られた混合物を(室
温約25°まで)冷却し、超微粉砕し、従来のジェット
ミル加工を用いて7μmの平均容量メジアンサイズにな
るように分級した。得られたブラックカラートナーは9
5部の線形ポリエステル樹脂及び5部のカーボンブラッ
クを含有した。このカーボンブラック顔料を透過電子顕
微鏡で測定すると、粒子サイズは平均粒子直径0.01
μmであった。
【0039】(実施例VI)実施例IVと同様に、実施例I
、II、III 及びV のトナーの組合せによって多数のフ
ルプロセスカラー画像を以下のように生成した。
【0040】実施例I 、II、III 及びV の各トナーに、
0.3%のステアリン酸亜鉛、0.9%のヒュームドシ
リカ、アエロシル(AEROSIL )R972(商標名)、及
び1.1%のヒュームド二酸化チタンの表面添加剤をブ
レンドし、次に、実施例IVのゼロックスコーポレーショ
ンキャリヤー(ポリメチルメタクリレートとカーボンブ
ラックをコーティングした65μmのホーガニーズコ
ア)を混合して、四つの別個の現像剤の組合せを生成し
た。
【0041】これらの現像剤を、ゼロックスコーポレー
ション5775のフルプロセスカラーマシンに類似した
テスト定着装置内に配置し、原稿のプリント及びコピー
を生成し、パシフィックサイエンティフィック社のグロ
スガードII型の光沢計を用いて測定して光沢値が63に
なるように溶着した。画像のカラーの得られたプリント
輝度及び彩度は、実施例I で記述したように事前分散さ
れた着色剤と実施例Vのカーボンブラックトナーの組合
せによって広範囲の色域が提供されることを示した。こ
の実施例において、例えば、パントンウォームレッド
(Pantone Warm Red) Cのようなレッド、パントンウォ
ームリフレックスブルー(Pantone ReflexBlue )Cの
ようなブルー、パントングリーン(Pantone Green )、
パントンイエロー(Pantone Yellow) 12C、イエロー
Cのようなイエローを生成した。
【0042】(実施例VII )顔料ブルー15:3の代わ
りに顔料イエロー17を用いて、実施例I の手順を反復
して、イエロートナーを製造した。
【0043】得られたイエローカラートナーは96部の
線形ポリエステル樹脂と4部の顔料イエロー17を含有
した。この顔料を透過電子顕微鏡で測定すると、粒子サ
イズは平均粒子直径0.1μmであった。
【0044】(実施例VIII)実施例I 、II、及びVII の
トナーを組合わせて多数のフルプロセスカラー画像を以
下のように生成した。
【0045】実施例I 、II、及びVII の各トナーに、表
面添加剤(0.3%のステアリン酸亜鉛、0.9%のヒ
ュームドシリカ及び1.1%のヒュームド二酸化チタ
ン)をブレンドし、次に、ゼロックスコーポレーション
キャリヤー、ゼロックスパート(Xerox part)#F3C
−1(ポリメチルメタクリレートとカーボンブラックを
コーティングした65μmのホーガニーズコア)を混合
して、三つの別個の現像剤を生成した。
【0046】これらの現像剤を、ゼロックスコーポレー
ション5775のフルプロセスカラーマシンに類似した
テスト定着装置内に配置し、プリントを生成し、パシフ
ィックサイエンティフィック社のグロスガードII型の光
沢計を用いて測定して光沢値が63になるように溶着し
た。画像のダークワインレッド、明るいスカイブルー、
草色等のカラーの得られたプリント輝度及び彩度は、実
施例I で記述したように事前分散された着色剤の組合せ
によって広範囲の色域が提供され、この色域において、
例えば、目視的観察によって決定した場合、プリント又
はコピーのカラーはオリジナル(原稿)のカラー明度に
等しいことが示された。
【0047】(実施例IX)実施例I 、II、V 及びVII の
トナーを組合わせてフルプロセスカラー画像を以下のよ
うに製造した。
【0048】実施例I 、II、V 及びVII の各トナーに、
表面添加剤(0.3%のステアリン酸亜鉛、0.9%の
ヒュームドシリカ及び1.1%のヒュームド二酸化チタ
ン)をブレンドし、次に、ゼロックスコーポレーション
キャリヤー、ゼロックスパート#F3C−1(ポリメチ
ルメタクリレートとカーボンブラックをコーティングし
た65μmのホーガニーズコア)を混合して、四つの別
個の現像剤を生成した。
【0049】これらの現像剤を、ゼロックスコーポレー
ション5775のフルプロセスカラーマシンに類似した
テスト定着装置内に配置し、原稿のプリントを行い、パ
シフィックサイエンティフィック社のグロスガードII型
の光沢計を用いて測定して光沢値が63になるように溶
着した。ゼロックスコーポレーション5775で生成さ
れた現像された画像のカラーの得られたプリント輝度及
び彩度によって、実施例I で記述したように事前分散さ
れた着色剤と実施例V のカーボンブラックトナーの組合
せによって、パントンローダミンレッドC、パントンレ
ッド032C、パントンルビンレッドC等のカラーを含
む広範囲の色域が提供され、ここで、例えば、目視的観
察によって決定した場合、プリント又はコピーのカラー
はオリジナル(原稿)のカラー明度に等しいことを示し
た。
【0050】(実施例X )顔料ブルー15:3の代わり
に顔料レッド122を用いて、実施例I の手順を反復し
て、マゼンタトナーを製造した。
【0051】得られたマゼンタカラートナーは96部の
線形ポリエステル樹脂と4部の顔料レッド122を含有
した。この顔料を透過電子顕微鏡で測定すると、粒子サ
イズは平均粒子直径0.1μmであった。
【0052】(実施例XI)実施例I 、VII 及びX のトナ
ーを組合わせて多数のフルプロセスカラー画像を以下の
ように生成した。
【0053】実施例I 、VII 及びX の各トナーに、表面
添加剤(0.3%のステアリン酸亜鉛、0.9%のヒュ
ームドシリカ及び1.1%のヒュームド二酸化チタン)
をブレンドし、次に、ゼロックスコーポレーションキャ
リヤー、ゼロックスパート#F3C−1(ポリメチルメ
タクリレートとカーボンブラックをコーティングした6
5μmのホーガニーズコア)を混合して、三つの別個の
現像剤を生成した。
【0054】これらの現像剤を、ゼロックスコーポレー
ション5775に類似したゼロックスフルプロセスカラ
ーマシンに配置し、プリントを生成し、パシフィックサ
イエンティフィック社のグロスガードII型の光沢計を用
いて測定して光沢値が63になるように溶着した。現像
された画像のカラーのプリント輝度及び彩度は、実施例
I で記述したように事前分散された着色剤又は顔料の組
合せによって広範囲の色域が提供され、ここで、例え
ば、目視的観察から決定した場合、プリント又はコピー
のカラーはオリジナル(原稿)のカラー明度に等しいこ
とを示した。
【0055】(実施例XII )多数の、1000を越える
フルプロセスカラー画像を、実施例I 、VII 、X 及びV
のトナーを組合わせて以下のように生成した。
【0056】実施例I 、VII 、X 及びV の各トナーに、
表面添加剤(0.3%のステアリン酸亜鉛、0.9%の
ヒュームドシリカ及び1.1%のヒュームド二酸化チタ
ン)をブレンドし、上記キャリヤー(ポリメチルメタク
リレートとカーボンブラック)をコーティングした65
μmのホーガニーズコアを混合して、四つの別個の現像
剤を作成した。他の方法が示されない場合、約97部の
キャリヤーに対して約3部のトナーをこれらの実施例に
示された現像剤用に選択した。
【0057】これらの現像剤を、ゼロックスコーポレー
ションのプロトタイプのフルプロセスカラーマシンに配
置し、プリントし、パシフィックサイエンティフィック
社のグロスガードII型の光沢計を用いて測定して光沢値
が63になるように溶着した。生成された現像画像のカ
ラーの、得られたプリント輝度及び彩度によって、実施
例I で記述したように事前分散された着色剤と実施例V
のカーボンブラックトナーとの組合せによって、ブラッ
ク、レッド、イエロー、ブルー、グリーン及びブラウン
のカラーを有する広範囲の色域が提供され、この色域に
おいて、これらのカラーは分解能やカラー輝度において
オリジナルに等しく、オリジナルのカラーが向上した例
もいくつかあったことが示された。
【0058】(実施例XIII)実施例I 、III 及びX のト
ナーを組合わせて多数のフルプロセスカラー画像を以下
のように生成した。
【0059】実施例I 、III 及びX の各トナーに、表面
添加剤(0.3%のステアリン酸亜鉛、0.9%のヒュ
ームドシリカ及び1.1%のヒュームド二酸化チタン)
をブレンドし、上記のゼロックスコーポレーションキャ
リヤー(ポリメチルメタクリレートとカーボンブラック
をコーティングした65μmのホーガニーズコア)を混
合して、三つの別個の現像剤を提供した。
【0060】これらの現像剤を、ゼロックスコーポレー
ションのプロトタイプのフルプロセスカラーマシンに配
置し、多数の、例えば、約1,000 のプリントを生成し、
パシフィックサイエンティフィック社のグロスガードII
型の光沢計を用いて測定して光沢値が63になるように
溶着した。画像のカラーの得られたプリント輝度及び彩
度は、実施例I で記述したように事前分散した着色剤の
組合せによって広範囲の色域が提供され、ここで、原稿
の全てのカラーが再生されることを示した。
【0061】(実施例XIV )実施例I 、III 、X 及びV
のトナーを組合わせてフルプロセスカラー画像を以下の
ように生成した。実施例I 、III 、X 及びV の各トナー
に、表面添加剤(0.3%のステアリン酸亜鉛、0.9
%のヒュームドシリカ及び1.1%のヒュームド二酸化
チタン)をブレンドし、97部の上記のゼロックスキャ
リヤー(ポリメチルメタクリレートとカーボンブラック
をコーティングした65μmのホーガニーズコア)を混
合して、四つの別個の現像剤を生成した。各現像剤をフ
ルプロセスカラーテスト定着マシン内に含まれる別個の
現像剤ハウジング内に配置した。
【0062】これらの現像剤を、ゼロックスコーポレー
ションのプロトタイプのフルプロセスカラーテスト定着
マシンに配置し、プリントを生成し、パシフィックサイ
エンティフィック社のグロスガードII型の光沢計を用い
て測定して光沢値が63になるように溶着した。画像の
カラーの得られたプリント輝度及び彩度は、実施例Iで
記述したように事前分散された着色剤と実施例V のカー
ボンブラックトナーとの組合せによって広範囲の色域が
提供されると共に、ここで、オリジナルの全てのカラー
が再生されたことを示した。
【0063】(実施例XV)顔料ブルー15:3の代わり
に顔料レッド57:1を用いて、実施例I の手順を反復
して、マゼンタトナーを製造した。
【0064】得られたマゼンタカラートナーは96部の
線形ポリエステル樹脂と4部の顔料レッド57:1を含
有した。この顔料を透過電子顕微鏡で測定すると、粒子
サイズは平均粒子直径0.1μmであった。
【0065】(実施例XVI )実施例I 、III 及びXVのト
ナーを組合わせて多数のフルプロセスカラー画像を以下
のように生成した。
【0066】実施例I 、III 及びXVの各トナーに、表面
添加剤(0.3%のステアリン酸亜鉛、0.9%のヒュ
ームドシリカ及び1.1%のヒュームド二酸化チタン)
をブレンドし、上記のゼロックスコーポレーションキャ
リヤー、ゼロックスパート#F3C−1(ポリメチルメ
タクリレートとカーボンブラックをコーティングした6
5μmのホーガニーズコア)を混合して、三つの別個の
現像剤を得た。
【0067】これらの現像剤を、ゼロックスコーポレー
ションのプロトタイプのフルプロセスカラーマシンに配
置し、プリントし、パシフィックサイエンティフィック
社のグロスガードII型の光沢計を用いて測定して光沢値
が63になるように溶着した。画像のカラーの得られた
プリント輝度及び彩度は、実施例I で記述したように事
前分散された着色剤の組合せによって広範囲の色域が提
供され、ここで、オリジナルの全てのカラーが再生され
ることを示した。本明細書中において、「配置した(pl
aced)」は、例えば、フルプロセスカラーマシンの各別
々の現像剤ハウジングに、色々なトナー、実施例I 、II
I 及びXVのドナーをそれぞれ充填することを示す。ここ
で、各ハウジングはキャリヤーを含む。
【0068】(実施例XVII)実施例I 、III 、XV及びV
のトナーを組合わせて多数のフルプロセスカラー画像を
以下のように生成した(すべて原稿から)。
【0069】実施例I 、III 、XV及びXVの各トナーに、
表面添加剤(0.3%のステアリン酸亜鉛、0.9%の
ヒュームドシリカ及び1.1%のヒュームド二酸化チタ
ン)をブレンドし、97部のゼロックスコーポレーショ
ンキャリヤー、ゼロックスパート#F3C−1(ポリメ
チルメタクリレートとカーボンブラックをコーティング
した65μmのホーガニーズコア)を混合して、四つの
別個の現像剤の組合せ又はセットを提供する。
【0070】これらの現像剤を、ゼロックスコーポレー
ションのプロトタイプのフルプロセスカラーテストマシ
ン(全体的にゼロックスコーポレーション5775に類
似している)に配置し、プリントを生成し、パシフィッ
クサイエンティフィック社のグロスガードII型の光沢計
を用いて測定して光沢値が63になるように溶着した。
現像された画像のカラーの得られたプリント輝度及び彩
度は、実施例I で記述したように事前分散された着色剤
と実施例V のカーボンブラックトナーとの組合せによっ
て広範囲の色域が提供され、ここで、オリジナルの全て
のカラーが再生されたことを示した。
【0071】(実施例XVIII )実施例I 、VII 、及びXV
のトナーを組合わせて多数のフルプロセスカラー画像を
以下のように生成した。
【0072】実施例I 、VII 、及びXVの各トナーに、表
面添加剤(0.3%のステアリン酸亜鉛、0.9%のヒ
ュームドシリカ及び1.1%のヒュームド二酸化チタ
ン)をブレンドし、ゼロックスコーポレーションキャリ
ヤー、ゼロックスパート#F3C−1(ポリメチルメタ
クリレートとカーボンブラックをコーティングした65
μmのホーガニーズコア)を混合して、三つの別個の現
像剤を製造する。
【0073】これらの現像剤を、ゼロックスコーポレー
ションのプロトタイプのフルプロセスカラーテストマシ
ンに配置し、プリントを生成し、パシフィックサイエン
ティフィック社のグロスガードII型の光沢計を用いて測
定して光沢値が63になるように溶着した。画像のカラ
ーの得られたプリント輝度及び彩度は、実施例I で記述
したように事前分散された着色剤(樹脂と顔料着色剤の
トナー)の組合せによって広範囲の色域が提供され、こ
こで、オリジナルの全てのカラーが再生されたことを示
した。
【0074】(実施例XIX )実施例I 、VII 、XV及びV
の混合されない別々のトナーを組合わせて多数のフルプ
ロセスカラー画像を以下のように生成した。
【0075】実施例I 、VII 、XV及びV の各トナーに、
表面添加剤(0.3%のステアリン酸亜鉛、0.9%の
ヒュームドシリカ及び1.1%のヒュームド二酸化チタ
ン)をブレンドし、ゼロックスコーポレーションキャリ
ヤー、ゼロックスパート#F3C−1(ポリメチルメタ
クリレートとカーボンブラックをコーティングした65
μmのホーガニーズコア)を混合して、四つの別個の現
像剤を製造する。
【0076】これらの現像剤を、ゼロックスコーポレー
ションのプロトタイプのフルプロセスカラーテストマシ
ンに配置し、プリントを生成し、パシフィックサイエン
ティフィック社のグロスガードII型の光沢計を用いて測
定して光沢値が63になるように溶着した。画像のカラ
ーの得られたプリント輝度及び彩度は、実施例I で記述
したように事前分散された着色剤と実施例V のカーボン
ブラックトナーとの組合せによって広範囲の色域が提供
され、ここで、オリジナルの全てのカラーが再生される
ことを示した。
【0077】(実施例XX)実施例I 、II、VII 及びV の
トナーを組合わせて多数のフルプロセスカラー画像を以
下のように製造した。
【0078】実施例I 、II、VII 及びV の各トナーに、
表面添加剤(0.3%のステアリン酸亜鉛、0.9%の
ヒュームドシリカ及び1.1%のヒュームド二酸化チタ
ン)をブレンドし、97部のゼロックスコーポレーショ
ンキャリヤー、ゼロックスパート#F3C−1(ポリメ
チルメタクリレートとカーボンブラックをコーティング
した65μmのホーガニーズコア)を混合して、四つの
別個の現像剤を生成した。
【0079】これらの現像剤を、ゼロックスコーポレー
ション5775に類似しているテスト定着装置内に配置
し、透明画を生成し、パシフィックサイエンティフィッ
ク社のグロスガードII型の光沢計を用いて測定して光沢
値が69になるように溶着した。オーバーヘッドスクリ
ーン上へ投射された画像のカラーの得られた輝度及び彩
度は、実施例I で記述したように事前分散された着色剤
と実施例V のカーボンブラックトナーとの組合せによ
り、究めて綺麗で、明るく、高濃度のカラーが提供され
ることを示した。
【0080】同様に、本明細書に示された本発明のトナ
ーの組合せによって多数のフルプロセスカラー画像が生
成され、ここで、顔料は指定された通りのものを用い、
広範囲の色域を提供し、オリジナルの全ての異なるカラ
ーを再生した。再生されたカラーには、完全配列又は完
全色域のカラーと、例えば、レッド、ピンク、グリー
ン、ブラウン、ブラック、イエロー、ブルー、ライトブ
ルー、ダークブルー、ネイビー、ライトグリーン、ダー
クグリーン、ミディアムグリーン、ライトレッド、ダー
クレッド、ミディアムレッド、ライトブラック、ダーク
ブラック、ミディアムブラック、グレイ、ホワイト、ク
リーム、オレンジ、及びこれらのカラーを組み合わせた
又は混合したカラー等の色相と、が含まれる。従って、
具体例では、ゼロックスコーポレーション5775のテ
スト定着装置を用いて、本発明のトナー及び現像剤の特
定の組合せにより、オリジナル(原稿)からオリジナル
のカラーに等しい多種多様のカラー又は色域が再生され
得る。
【0081】具体例においては、例えば、画像上の多量
のトナーが、使用する顔料の量を調節するので、本明細
書中に示された希釈法を他の顔料濃度に対して選択する
ことはない。
【0082】
【発明の効果】本発明のカラートナーの組合せ、ゼログ
ラフィック画像形成及び印刷装置は、上記のような構成
としたので、異なるカラー又は異なる色合いの広範囲の
色域が可能とされるカラートナーを用いて、得られる画
像はオリジナルに存在する任意のカラーが複写され、カ
ラー分解能、カラー明度が改善されるという優れた効果
を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャックス シー.バートランド アメリカ合衆国 14519 ニューヨーク州 オンタリオ オンタリオ センター ロ ード 7253 (72)発明者 トーマス アール.ピッカーリング アメリカ合衆国 14580 ニューヨーク州 ウェブスター スラッシュウッド レー ン 436 (72)発明者 デニス アール.ベイレイ アメリカ合衆国 14450 ニューヨーク州 フェアポート カーター ロード 2172

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全色域画像の形成を可能とする静電潜像
    現像のための四つのカラートナーの組合せであって、前
    記四つのトナーがシアントナー、マゼンタトナー、イエ
    ロートナー及びブラックトナーから構成され、前記トナ
    ーの各々が樹脂及び顔料から成り、前記シアントナー用
    の顔料がβ銅フタロシアニンであり、前記マゼンタトナ
    ー用の顔料がローダミン6G塩基性染料のキサンテンシ
    リコモリブデン酸塩であり、前記イエロートナー用の顔
    料がジアゾベンジジンであり、前記ブラックトナー用の
    顔料がカーボンブラックである、カラートナーの組合
    せ。
  2. 【請求項2】 前記シアン顔料がカラーインデックス構
    成番号74160を有する顔料ブルー15:3であり、
    前記マゼンタ顔料がカラーインデックス構成番号451
    60:3を有する顔料レッド81:3であり、前記イエ
    ロー顔料がカラーインデックス構成番号21105を有
    する顔料イエロー17であり、前記ブルー、前記マゼン
    タ、及び前記イエローの顔料がそれぞれ以下の化学式で
    示される、請求項1に記載のカラートナーの組合せ。 【化1】 【化2】
  3. 【請求項3】 前記シアン、マゼンタ及びイエローの各
    顔料が約0.01μm〜約0.3μmの粒子直径サイズ
    又は凝集粒子サイズを有し、前記ブラック顔料が約0.
    001μm〜約0.1μmの粒子直径サイズを有する、
    請求項1に記載のカラートナーの組合せ。
  4. 【請求項4】 前記シアン、マゼンタ又はイエローの顔
    料をトナー樹脂へフラッシュして前記シアン、マゼンタ
    及びイエローの各顔料を分散し、前記シアン、マゼン
    タ、又はイエローの顔料の含水湿式ケークをそれぞれト
    ナー樹脂に混合して、前記水分を除去して約30〜約4
    0重量%の顔料を含む顔料樹脂を生成すると共に、得ら
    れた顔料含有樹脂濃縮生成物の各々を追加トナー樹脂に
    混合し希釈して、前記シアン、マゼンタ又はイエローの
    各顔料をそれぞれ約2〜約15の重量%含むシアン、マ
    ゼンタ、及びイエローのトナーを生成する、請求項1に
    記載のカラートナーの組合せ。
  5. 【請求項5】 互いに作用しあう画像形成部材成分、帯
    電成分、現像成分、転写成分及び溶着成分から構成され
    たゼログラフィック画像形成及び印刷装置であって、前
    記現像成分がキャリヤーと四つのカラートナーの組合せ
    を含み、前記四つのカラートナーが、各々が樹脂と顔料
    から成るシアントナー、マゼンタトナー、イエロートナ
    ー及びブラックトナーをそれぞれ含み、前記シアントナ
    ー用の顔料がβ銅フタロシアニンであり、前記マゼンタ
    トナー用の顔料がローダミン6G塩基性染料のキサンテ
    ンシリコモリブデン酸塩であり、前記イエロートナー用
    の顔料がジアゾベンジジンであり、前記ブラックトナー
    用の顔料がカーボンブラックであり、前記現像成分が、
    四つの別々のハウジングからなり、第1のハウジングが
    前記シアントナーを含み、第2のハウジングが前記マゼ
    ンタトナーを含み、第3のハウジングが前記イエロート
    ナーを含み、第4のハウジングが前記ブラックトナーを
    含み、前記各トナーが樹脂及び顔料を本質的に含み、前
    記シアントナー用の顔料がβ銅フタロシアニンであり、
    前記マゼンタトナー用の顔料がローダミン6G塩基性染
    料のキサンテンシリコモリブデン酸塩であり、前記イエ
    ロートナー用の顔料がジアゾベンジジンであり、前記ブ
    ラックトナー用の顔料がカーボンブラックであり、前記
    シアン顔料がカラーインデックス構成番号74160を
    有する顔料ブルー15:3であり、前記マゼンタ顔料が
    カラーインデックス構成番号45160:3を有する顔
    料レッド81:3であり、前記イエロー顔料がカラーイ
    ンデックス構成番号21105を有する顔料イエロー1
    7であると共に、前記画像形成部材が光発生層及び帯電
    搬送層を備える、ゼログラフィック画像形成及び印刷装
    置。
JP26744696A 1995-10-12 1996-10-08 カラートナーの組合せ、ゼログラフィック画像形成及び印刷装置 Withdrawn JPH09171268A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US542373 1995-10-12
US08/542,373 US5556727A (en) 1995-10-12 1995-10-12 Color toner, method and apparatus for use

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09171268A true JPH09171268A (ja) 1997-06-30

Family

ID=24163542

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26744696A Withdrawn JPH09171268A (ja) 1995-10-12 1996-10-08 カラートナーの組合せ、ゼログラフィック画像形成及び印刷装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5556727A (ja)
JP (1) JPH09171268A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004184549A (ja) * 2002-11-29 2004-07-02 Ricoh Co Ltd 静電荷像現像用イエロー現像剤及び画像形成方法並びに画像形成装置
US7232632B2 (en) 2000-05-02 2007-06-19 Ricoh Company, Ltd Color toners and image forming method using the color toners
JP2008203798A (ja) * 2007-02-23 2008-09-04 Toyo Ink Mfg Co Ltd フルカラートナーセット
JP2009276752A (ja) * 2008-04-15 2009-11-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 静電荷像現像用トナーおよびその製造方法
JP2010002889A (ja) * 2008-05-23 2010-01-07 Konica Minolta Business Technologies Inc 電子写真用トナーセット及びカラー画像形成方法
JP2010054926A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Toyo Ink Mfg Co Ltd フルカラートナーセット

Families Citing this family (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5591552A (en) * 1995-10-12 1997-01-07 Xerox Corporation Toner combination and method and apparatus for use
US5719002A (en) * 1996-10-09 1998-02-17 Xerox Corporation Process for the preparation of colored toner and developer compositions for enlarged color gamut
US5736291A (en) * 1996-10-09 1998-04-07 Xerox Corporation Process for the preparation of colored toner and developer compositions
US5723245A (en) * 1996-10-09 1998-03-03 Xerox Corporation Colored toner and developer compositions and process for enlarged color gamut
US5712068A (en) * 1996-10-09 1998-01-27 Xerox Corporation Color toner and developer compositions
US6328792B1 (en) 2000-02-22 2001-12-11 Xerox Corporation Ink compositions
US20040092622A1 (en) * 2002-07-01 2004-05-13 Pearlstine Kathryn Amy Inkjet ink with reduced bronzing
US6780559B2 (en) * 2002-08-07 2004-08-24 Xerox Corporation Toner processes
US6824942B2 (en) 2002-09-27 2004-11-30 Xerox Corporation Toners and developers
US7767011B2 (en) * 2005-05-31 2010-08-03 Xerox Corporation Aqueous gel ink compositions and method of printing same
US20070207397A1 (en) * 2006-03-03 2007-09-06 Xerox Corporation Toner compositions
US7507515B2 (en) * 2006-03-15 2009-03-24 Xerox Corporation Toner compositions
US7604915B2 (en) * 2006-08-23 2009-10-20 Xerox Corporation Toner compositions having magenta pigment
US7522869B2 (en) 2006-09-18 2009-04-21 Xerox Corporation Inline wax coating process for xerographically prepared MICR checks
US7572567B2 (en) * 2006-11-21 2009-08-11 Xerox Corporation Processes for aggregating toner components
US20080138738A1 (en) * 2006-11-21 2008-06-12 Xerox Corporation Processes for toner component dispersion
US7700252B2 (en) * 2006-11-21 2010-04-20 Xerox Corporation Dual pigment toner compositions
US20080131800A1 (en) * 2006-12-02 2008-06-05 Xerox Corporation Toners and toner methods
US7910277B2 (en) 2007-01-17 2011-03-22 Xerox Corporation Predicting relative humidity sensitivity of developer materials
US7833688B2 (en) * 2007-03-30 2010-11-16 Xerox Corporation Methods for reducing plasticization and blocking in polyester toner compositions
US7838192B2 (en) * 2007-04-24 2010-11-23 Xerox Corporation Methods for making customized black toners
US7970328B2 (en) * 2007-11-16 2011-06-28 Xerox Corporation System and method for preparing magnetic ink character recognition readable documents
US9110434B2 (en) * 2007-11-16 2015-08-18 Xerox Corporation System and method for pre-treating magnetic ink character recognition readable documents
US20090130396A1 (en) * 2007-11-16 2009-05-21 Xerox Corporation Method and system for use in preparing magnetic ink character recognition readable documents
US7858281B2 (en) * 2007-11-21 2010-12-28 Xerox Corporation Acid-base property considerations for improved additive attachment on toner
US8067142B2 (en) * 2007-12-20 2011-11-29 Xerox Corporation Coating, system and method for conditioning prints
US8685607B2 (en) 2012-08-29 2014-04-01 Xerox Corporation Continuous process for manufacturing toners
US9052625B2 (en) 2013-03-15 2015-06-09 Xerox Corporation Method of continuously forming an aqueous colorant dispersion using a screw extruder
US20160068693A1 (en) 2014-09-08 2016-03-10 Xerox Corporation Sustainable recycled materials for three-dimensional printing
US9771487B2 (en) 2014-11-10 2017-09-26 Xerox Corporation Method of three-dimensional printing
US9329512B1 (en) 2014-12-09 2016-05-03 Xerox Corporation Bio-based toner compositions
US10124530B2 (en) 2015-09-22 2018-11-13 Xerox Corporation Color shift pigments for three-dimensional printing
US10126672B2 (en) 2015-10-05 2018-11-13 Xerox Corporation Charge control agent-silicone oils and uses thereof
US9857710B1 (en) 2016-09-07 2018-01-02 Xerox Corporation Support material comprising polyvinylalcohol and its use in xerographic additive manufacturing
US20180071998A1 (en) 2016-09-15 2018-03-15 Xerox Corporation Colored support material for inkjet-mediated additive manufacturing
US11248131B2 (en) 2016-10-13 2022-02-15 Xerox Corporation Removable support material comprising tackifier for additive manufacturing
US20180104913A1 (en) 2016-10-13 2018-04-19 Xerox Corporation Removable support material for additive manufacturing
US11143597B2 (en) 2018-01-25 2021-10-12 Xerox Corporation Water ingress indicator for electronic devices

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3590000A (en) * 1967-06-05 1971-06-29 Xerox Corp Solid developer for latent electrostatic images
US3998747A (en) * 1973-10-02 1976-12-21 Canon Kabushiki Kaisha Color toner for electrophotography
US4338390A (en) * 1980-12-04 1982-07-06 Xerox Corporation Quarternary ammonium sulfate or sulfonate charge control agents for electrophotographic developers compatible with viton fuser
US4931370A (en) * 1987-12-15 1990-06-05 Dainippon Ink And Chemicals, Inc. Color toner composition for developing electrostatic images
JP2739982B2 (ja) * 1988-04-11 1998-04-15 株式会社リコー 静電荷像現像用トナー
US5262264A (en) * 1990-02-27 1993-11-16 Dainippon Ink And Chemical, Inc. Combination of color toners for developing electrostatic latent image
US5114821A (en) * 1990-07-02 1992-05-19 Xerox Corporation Toner and developer compositions with charge enhancing additives
US5223370A (en) * 1991-12-06 1993-06-29 Xerox Corporation Low gloss toner compositions and processes thereof

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7232632B2 (en) 2000-05-02 2007-06-19 Ricoh Company, Ltd Color toners and image forming method using the color toners
JP2004184549A (ja) * 2002-11-29 2004-07-02 Ricoh Co Ltd 静電荷像現像用イエロー現像剤及び画像形成方法並びに画像形成装置
JP2008203798A (ja) * 2007-02-23 2008-09-04 Toyo Ink Mfg Co Ltd フルカラートナーセット
JP2009276752A (ja) * 2008-04-15 2009-11-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 静電荷像現像用トナーおよびその製造方法
JP2010002889A (ja) * 2008-05-23 2010-01-07 Konica Minolta Business Technologies Inc 電子写真用トナーセット及びカラー画像形成方法
JP2010054926A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Toyo Ink Mfg Co Ltd フルカラートナーセット

Also Published As

Publication number Publication date
US5556727A (en) 1996-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09171268A (ja) カラートナーの組合せ、ゼログラフィック画像形成及び印刷装置
US5620820A (en) Four color toner set
US5723245A (en) Colored toner and developer compositions and process for enlarged color gamut
JP5395347B2 (ja) トナー
US5554471A (en) Combination of toners
US5719002A (en) Process for the preparation of colored toner and developer compositions for enlarged color gamut
JPH09166889A (ja) カラートナーの組合せ
US5591552A (en) Toner combination and method and apparatus for use
JPH06266163A (ja) イエロートナー及びその製造方法
US5712068A (en) Color toner and developer compositions
DE60212050T2 (de) Harzteilchen für Ladungssteuerung und Toner für die Entwicklung elektrostatischer Bilder
US5736291A (en) Process for the preparation of colored toner and developer compositions
US6054240A (en) Toner compositions and processes thereof
JPH0511504A (ja) 電子写真用マゼンタトナー
JPH03213876A (ja) フルカラー現像用トナー
JPH06118715A (ja) カラートナー
JP3628341B2 (ja) 電子写真用フルカラートナーとその製造方法および画像形成方法
JPH09171269A (ja) カラートナーの組合せ
JPH04251263A (ja) カラー電子写真用イエロートナー及びその製造方法
US6162573A (en) Blended custom color toners and developers
JP2004516494A (ja) トナー混合物およびその製造方法
JPH05188644A (ja) 電子写真用カラートナー
JPH11174736A (ja) 二成分系イエロートナー
JP3047310B2 (ja) 電子写真用カラートナーおよびその製造方法
JP3503422B2 (ja) 電子写真用トナー粒子の製造方法及びその利用

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040106