JP2704756B2 - カラートナー - Google Patents

カラートナー

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JP2704756B2
JP2704756B2 JP1103485A JP10348589A JP2704756B2 JP 2704756 B2 JP2704756 B2 JP 2704756B2 JP 1103485 A JP1103485 A JP 1103485A JP 10348589 A JP10348589 A JP 10348589A JP 2704756 B2 JP2704756 B2 JP 2704756B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子写真,静電記録の如き画像形成方法に
おける静電荷潜像を顕像化するためのカラートナーに関
する。
[従来の技術] 近年、電子写真用カラー複写機等画像形成装置が広く
普及するに従い、その用途も多種多様に広がり、その画
像品質への要求も厳しくなってきている。一般の写真,
カタログ,地図の如き画像の複写では、微細な部分に至
るまで、つぶれたり、とぎれたりすることなく、極めて
微細かつ忠実に再現することが求められている。
また、最近、デジタルな画像信号を使用している電子
写真用カラー複写機の如き画像形成装置では、潜像は一
定電位のドットが集まって形成されており、ベタ部、ハ
ーフトーン部及びライト部はドット密度を変えることに
よって表現されている。ところが、ドットに忠実にトナ
ー粒子がのらず、ドットからトナー粒子がはみ出した状
態では、デジタル潜像の黒部と白部のドット密度の比に
対応するトナー画像の階調性が得られないという問題点
がある。さらに、画質を向上させるために、ドットサイ
ズを小さくして解像度を向上させる場合には、微小なド
ットから形成される潜像の再現性がさらに困難になり、
解像度及び特にハイライト部の階調性の悪い、シュープ
ネスさに欠けた画像となる傾向がある。
また、初期においては、良好な画質であるが、コピー
またはプリントアウトを続けているうちに、画質が劣悪
化してゆくことがある。この現像は、コピーまたはプリ
ントアウトを続けるうちに、現像され易いトナー粒子の
みが先に消費され、現像機中に、現像性の劣ったトナー
粒子が蓄積し残留することによって起こると考えられ
る。
これまでに、画質をよくするという目的のために、い
くつかの現像剤が提案されている。特開昭51−3244号公
報では、粒度分布を規制して、画質の向上を意図した非
磁性トナーが提案されている。該トナーにおいて、8〜
12μmの粒径を有するトナーが主体であり、比較的粗
く、この粒径では本発明者らの検討によると、潜像への
均密なる“のり”は困難であり、かつ、5μm以下が30
個数%以下であり、20μm以上が5個数%以下であると
いう特性から、粒度分布はブロードであるという点も均
一性を低下させる傾向がある。このような粗めのトナー
粒子であり、かつブロードな粒度分布を有するトナーを
用いて、鮮明なる画像を形成するためには、トナー粒子
を厚く重ねることでトナー粒子間の間隙を埋めて見かけ
の画像濃度を上げる必要があり、所定の画像濃度を出す
ために必要なトナー消費量が像化するという問題点も有
している。
また、特開昭54−72054号公報では、前者よりもシャ
ープな分布を有する非磁性トナーが提案されているが、
中間の重さの粒子の寸法が8.5〜11.0μmと粗く、微小
ドット潜像を忠実に再現する高解像性のカラートナーと
しては、未だ改良すべき余地を残している。
特開昭58−129437号公報では、平均粒径が6〜10μm
であり、最多粒子が5〜8μmである非磁性トナーが提
案されているが、5μm以下の粒子が15個数%以下と少
なく、鮮鋭さの欠けた画像が形成される傾向がある。
本発明者らの検討によれば、5μm以下のトナー粒子
が、潜像の微小ドットを明確に再現し、かつ潜像全体へ
の緻密なトナーののりの主要なる機能をもつことが知見
された。特に、感光体上の静電荷潜像においては電気力
線の集中のため、輪郭たるエッジ部は内部より電界強度
が高く、この部分に集まるトナー粒子の質により、画質
の鮮鋭さが決まる。本発明者らの検討によれば5μm以
下の粒子の量がハイライト階調性の問題点の解決に有効
であることが判明した。
しかしながら、トナー粒径を小さくして5μm以下の
トナー粒子を多くしていくと、トナー自身の凝集性が高
まり、キャリアとの混合性の低下、あるいは、トナーの
流動性の低下という問題が発生してしまう。
流動性を改善する目的で、従来より流動向上剤の添加
が試みられているが、トナーの粒度分布、特にトナー粒
子の粗粉粒子の存在量を抜きにしては、トナーの流動性
と帯電特性のバランスをとって、トナー飛散あるいは高
画像濃度等を全て満足させることは難しいことが判明し
た。
本発明者らの検討によれば、5μm以下のトナー粒子
を15〜40個数%含有させた場合、12.7μm〜16.0μmの
トナー粒子を0.1〜5.0体積%含有させることによって、
トナーの流動性を安定にでき、問題点の解決に有効であ
ることが判明した。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、上述のごとき問題点を解決したカラ
ートナーを提供するものである。
さらに本発明の目的は、画像濃度が高く、細線再現
性、ハイライト階調性の優れたカラートナーを提供する
ものである。
さらに本発明の目的は、長時間の使用で性能の変化の
ないカラートナーを提供するものである。
さらに本発明の目的は、環境変動に対して性能の変化
のないカラートナーを提供するものである。
さらに本発明の目的は、転写性の優れたカラートナー
を提供するものである。
さらに、本発明の目的は、少ない消費量で、高い画像
濃度をえることの可能なカラートナーを提供するもので
ある。
さらに本発明の目的は、デジタルな画像信号による画
像形成装置においても、解像性、ハイライト階調性、細
線再現性に優れたトナー画像を形成し得るカラートナー
を提供するものである。
[課題を解決するための手段及び作用] より詳細には、本発明は、非磁性の着色剤含有樹脂粒
子と2種以上の無機酸化物とを有するトナー及び磁性粒
子を有する現像剤に適用されるカラートナーにおいて、 該トナーの体積平均径が6〜10μmあり、5μm以下
の粒径を有するトナー粒子が15〜40個数%含有され、1
2.7〜16.0μmの粒径を有するトナー粒子が0.1〜5.0体
積%含有され、16μm以上の粒径を有するトナー粒子が
1.0体積%以下含有され、6.35〜10.1μmのトナー粒子
が下記式 (ここで、Vは6.35〜10.1μmの粒径を有するトナー粒
子の体積%を示し、Nは6.35〜10.1μmの粒径を有する
トナー粒子の個数%を示し、vは全トナー粒子の体積
平均径を示す。) を満足する粒度分布を有し、かつ、 該無機酸化物として、該磁性粒子との摩擦帯電量の絶
対値が50μc/g以上,BET法による比表面積SAが80〜300m2
/gの疎水性無機酸化物(A)を樹脂粒子に対してa重量
%含有され、、及び、該磁性粒子との摩擦帯電量の絶対
値が20μc/g以下,BET法による比表面積SBが30〜200m2/g
の親水性無機酸化物(B)を樹脂粒子に対してb重量%
含有し (ここで、SA≧SB,a≧b,0.3≦a+b≦1.5)、 かつ、散乱光強度測定による該着色剤の粒子の平均粒
径Dが300mμ≦D≦800mμであり、(D−120)mμ〜
(D+120)mμの粒径を有する着色剤の粒子が全体の9
0%以上であり,169mμ以下の着色剤の粒子が1.0%以下
であり,949mμ以上の着色剤粒子が0.5%以下である着色
剤を含有するカラートナーを特徴とする。
上記2種以上の無機酸化物を含有し、上記の粒子分布
を有する本発明のカラートナーは、感光体上に形成され
た潜像に忠実に再現することが可能であり、網点及びデ
ジタルのような微小なドット潜像の再現にも優れ、特に
ハイライト部の階調性及び解像性に優れた画像を与え
る。
加えて上記のごとき粒度分布を有する着色剤を含有す
るカラートナーにおいては、着色剤の樹脂への分散が良
好となり、トナーの着色力は大幅に増大する。さらに、
着色剤の分散性が進むほどトナーの透明姓が増し、OHP
用トラペンの透明性に優れた画像を与える。また、着色
剤が樹脂中に均一に分散することにより、トナーは安定
した摩擦帯電量を有し、つねに一定した画像濃度とカブ
リのない高品位画像を保証する。
さらに、コピーまたはプリントアウトを続けた場合で
も高画質を保持し、かつ、高濃度の画像の場合でも、従
来の非磁性トナーより少ないトナー消費量で良好な現像
を行うことが可能であり、経済性及び、複写機またはプ
リンター本体の小型化にも利点を有するものである。
本発明のカラートナーにおいて、このような効果が得
られる理由は、必ずしも明確でないが、以下のように推
定される。
すなわち、本発明のカラートナーにおいては、5μm
以下の粒径のカラートナー粒子が15〜40個数%であるこ
とが一つの特徴である。従来、カラートナーにおいては
5μm以下のカラートナー粒子は、帯電量コントロール
が困難であったり、カラートナーの流動性を損ない、ま
た、カラートナーが飛散して機械を汚す成分として、さ
らに、画像のカブリを生ずる成分として、積極的に減少
することが必要であると考えられていた。
しかしながら、本発明者らの検討によれば、5μm程
度のカラートナー粒子が高品質な画質を形成するための
必須の成分であることが判明した。
例えば、0.5μm〜30μmにわたる粒度分布を有する
非磁性トナー及びキャリアを有する二成分系現像剤を用
いて、感光体上の表面電位を変化し、多数のトナー粒子
が現像され易い大きな現像電位コントラストから、ハー
フトーンへ、さらに、ごく僅かのトナー粒子しか現像さ
れない小さな微小ドットの潜像まで、感光体上の潜像電
位を変化させた潜像を現像し、感光体上の現像されたト
ナー粒子を集め、トナー粒度分布を測定したところ、8
μm以下の非磁性トナー粒子が多く、特に5μm程度の
非磁性トナー粒子が微小ドットの潜像上に多いことが判
明した。すなわち、5μm程度の粒径の非磁性トナー粒
子が感光体の潜像の現像に円滑に供給される場合に潜像
に忠実であり、潜像からはみ出すことなく、真に再現性
の優れた画像が得られるものである。
また、本発明のカラートナーにおいては、12,7〜16.0
μmの範囲の粒子が0.1〜5.0体積%であることがひとつ
の特徴である。
これは、前述の5μm程度の粒径の非磁性トナー粒子
の存在の必要性と関係があるが、5μm以下の粒径の非
磁性トナー粒子は、確かに微小ドットの潜像を忠実に再
現する能力を有するが、それ自身かなり凝集性が高く、
そのため非磁性トナーとしての流動性が損われることが
ある。
本発明者らは、流動性の改善を目的として、前述の2
種以上の無機酸化物を添加することによって、流動性の
向上を図ったが、無機添加物を添加する手段だけでは、
画像濃度、トナー飛散、カブリ等全ての項目を満足させ
る条件が非常に狭いことが確認された。それ故、本発明
者らは、さらにトナーの粒度分布について検討を重ねた
ところ、5μm以下の粒径の非磁性トナーを15〜40個数
%含有させた上で、12.7〜16.0μmのトナー粒子を0.1
〜5.0体積%含有させることによって流動性の問題も解
決し、高画質化が達成できることを知見した。すなわ
ち、12.7〜16.0μmの範囲のトナー粒子が5μm以下の
非磁性トナー粒子に対して、適度にコントロールされた
流動性をもつためと考えられ、その結果、コピーまたは
プリントアウトを続けた場合でも高濃度で解像性及び階
調性の優れたシャープな画像が提供されるものである。
さらに、6.35〜10.1μmのトナー粒子において、その
体積%(V)と個数%(N)と体積平均粒径(v)と
の間に、 なる関係を満足していることも本発明のカラートナーの
特徴のひとつである。
本発明者らは、粒度分布の状態と現像特性を検討する
なかで、上記式で示すような最も目的を達成するに適し
た粒度分布の存在状態があることを知見した。
すなわち、一般的な風力分級によって粒度分布を調整
した場合、上記値が大きいということは微小ドット潜像
を忠実に再現する5μm程度のトナー粒子が増加し、上
記値が小さいということは逆に5μm程度のトナー粒子
は減少することを示していると解される。
従って、vが6〜10μmの範囲にあり、かつ、上記
関係式をさらに満足する場合に、良好なトナーの流動性
及び忠実な潜像再現性が達成される。
また、16μm以上の粒径のトナー粒子については、1.
0体積%以下とし、できるだけ少ない方が好ましい。
本発明の構成について、さらに詳しく説明をする。5
μm以下の粒径の非磁性トナー粒子が全粒子数の15〜40
個数%であることが良く、好ましくは20〜35個数%が良
い。5μm以下の粒径の非磁性トナー粒子が15個数%未
満であると、高画質に有効な非磁性トナー粒子が少な
く、特に、コピーまたはプリントアウトを続けることに
よってトナーが使われるに従い、有効な非磁性トナー粒
子成分が減少して、本発明で示すところの非磁性トナー
の粒度分布のバランスが悪化し、画質がしだいに低下し
てくる。また、40個数%を越えると、非磁性トナー粒子
相互の凝集状態が生じ易く、本来の粒径以上のトナー塊
となるため、荒れた画質となり、解像性を低下させ、ま
たは潜像のエッジ部と内部との濃度差が大きくなり、中
ぬけ気味の画像となり易い。
また、12.7〜16.0μmの範囲の粒子が0.1〜5.0体積%
であることが良く、好ましくは0.2〜3.0体積%が良い。
5.0体積%より多いと、画質が悪化すると共に、必要以
上の現像、すなわち、トナーののり過ぎが起こり、トナ
ー消費量の増大を招く。一方、0.1体積%未満下である
と、流動性の低下により画像濃度が低下してしまう。
また、16μm以上の粒径の非磁性トナー粒子が1.0体
積%以下であることが良く、さらに好ましくは0.6体積
%以下である。1.0体積%より多いと、細線再現におけ
る妨げになるばかりでなく、転写において、感光体上に
現像されたトナー粒子の薄層面に16μm以上の粗めのト
ナー粒子が突出して存在することで、トナー層を介した
感光体と転写紙間の微妙な密着状態を不規則なものとし
て、転写条件の変動を引き起こし、転写不良画像を発生
する要因となる。また、非磁性トナーの体積平均径は6
〜10μm、好ましくは7〜9μmであり、この値は先に
述べた各構成要素と切り離して考えることはできないも
のである。体積平均粒径6μm未満では、グラフィク画
像等の画像面積比率の高い用途では、転写紙上のトナー
ののり量が少なく、画像濃度の低いという問題点が生じ
易い。これは、先に述べた潜像におけるエッジ部に対し
て、内部の濃度が下がる理由と同じ原因によると考えら
れる。体積平均粒径が10μmを越えると、解像度が良好
でなく、また複写の初めは良くとも使用を続けていると
画質低下を発生し易い。
トナーの粒度分布は種々の方法によって測定できる
が、本発明においてはコールターカウンターを用いて行
った。
すなわち、測定装置としてはコールターカウンターTA
−II型(コールター社製)を用い、個数分布,体積分布
を出力するインターフェイス(日科機製)及びCX−1パ
ーソナルコンピューター(キヤノン製)を接続し、電解
液は1級塩化ナトリウムを用いて1%NaCl水溶液を調製
する。測定法としては前記電解水溶液100〜150ml中に分
散剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンス
ルホン酸塩を0.1〜5ml加え、さらに測定試料を2〜20mg
加える。試料を懸濁した電解液は超音波分散器で約1〜
3分間分散処理を行い、前記コールターカウンターTA−
II型により、アパチャーとして100μmアパチャーを用
いて、個数を基準として2〜40μmの粒子の粒度分布を
測定して、それから本発明に係るところの値を求めた。
本発明においては、前述の粒度分布を有する着色剤含
有樹脂粒子に対して、該無機酸化物として、該磁性粒子
との摩擦帯電量の絶対値が50μc/g以上,BET法による比
表面積SAが80〜300m2/gの疎水性無機酸化物(A)を樹
脂粒子に対してa重量%、及び、該磁性粒子との摩擦帯
電量の絶対値が20μc/g以下,BET法による比表面積SBが3
0〜200m2/gの親水性無機酸化物(B)を樹脂粒子に対し
てb重量%含有していることにも特徴がある。
ここで、 SA≧SB,a≧b, 0.3≦a+b≦1.5 前述した通り、本発明の粒度分布を有するトナーを使
用すれば、微小ドットによる潜像に対するトナーの現像
が忠実であり、潜像端部のトナー付着の乱れが少ない。
しかしながら、トナーを小粒径化すると、トナーに働
く、クローン力やファンデルワールス力が、重力,慣性
力に比べて相対的に強くなるので、トナー同士の付着力
が強くなり、トナー凝集体が生じ易くなる。これに対し
て、磁性粒子との摩擦帯電量の絶対値が20μc/g以下で
ある親水性の低帯電性無機酸化物は、帯電に起因する付
着力を弱め、トナー凝集体を生成しにくくする。また、
トナーを小粒径化すると、トナーとキャリアの接触点が
増え、キャリアスペントが起こり易くなる。これに対し
ても、低帯電性無機酸化物は、キャリアとトナー間の良
好なスペーサーとなり、良い効果を及ぼす。
さらに、トナーを小粒径化すると、帯電が過大になり
易くなるが、この問題も親水性の低帯電性無機酸化物を
添加することによって解決できた。
上述のように、親水性の無機酸化物は、トナーの凝集
の防止あるいは過剰帯電の抑制に非常に効果的である
が、これらは、以下に述べる理由によって、30m2/g(約
40mμ)〜200m2/g(約12mμ)の範囲である必要があ
り、より好ましくは、80m2/g(約25mμ)〜150m2(約15
mμ)の範囲であるのがよい。
例えば、200m2/gよりも大きなBET比表面積を有する無
機酸化物では、流動性は十分となるが、反面、その親水
性故劣化し易いトナーとなる。劣化は、トナー消費の少
ない状態で、複写のランニングが続いた場合に、帯電量
が大きく変化したり、現像剤の流動性が悪くなったりと
いう現象として現れる。
また、30m2/gよりも小さなBET比表面積を有する低帯
電性無機酸化物では、他の流動性付与剤と併用しても、
十分な流動性を得にくくなる。また、流動性付与剤の分
散も不十分となり易く、画像にカブリが生じてしまう。
また、30〜200m2/gの範囲であっても、疎水性シリカ
と併用しないと弊害が生ずる。30〜100m2/gの範囲で
は、低帯電性無機酸化物だけの使用では、流動性が不十
分となるので、流動性付与効果の高い疎水性シリカと併
用する必要がある。さらに、100〜200m2/gの範囲では、
着色剤含有微粒子の表面を均一に覆うことができるた
め、低帯電性無機酸化物だけの使用では、帯電量が下が
り過ぎてしまう。それゆえ、負帯電性の疎水性シリカと
併用する必要がある。
以上のように、負帯電性と流動性付与能力という点
で、疎水性シリカは、低帯電性無機酸化物を補う働きを
する。そのため、BET比表面積は、80m2/g以上でないと
十分な働きが得られない。より好ましくは150m2/g以上
がよい。
さらに、低帯電性無機酸化物と疎水性無機酸化物を併
用すると、それぞれ単独で使用した特よりも、トナーの
流動性が良好となり、現像剤の混合性、トナークリーニ
ング性等も良好となる。
本発明をより効果的にするためには、疎水性無機酸化
物(A)の比表面積をSA,親水性無機酸化物(B)の比
表面積をSBとしたとき、 SA≧SB であり、(A)及び(B)を着色剤含有樹脂粒子に対し
て、以下の式を満足するようそれぞれa重量%,b重量% a≧b、かつ、0.3≦a+b≦1.5 含有させることが必要である。
a>bあるいはa+bが上記範囲を満たさないと、帯
電性と流動性のバランスがとりにくくなる。
(a+b)>1.5であると、トナーとしての定着特性
が低下し、特にトラペンの透過性が低下してしまう。
本発明に用いる疎水性無機酸化物としては、80m2/g以
上の比表面積を有し、磁性粒子との摩擦帯電量の絶対値
が50μc/g以上の負帯電性無機酸化物であれば何ら構わ
ないが、好ましい例として、ケイ素ハロゲン化合物の気
相酸化により生成されたシリカ微粉体に疎水化処理した
処理シリカ微粉体を用いることがより好ましい。該処理
シリカ微粉体において、メタノール滴定試験によって測
定された疎水化度が30〜80の範囲の値を示すようにシリ
カ微粉体を処理したものが特に好ましい。
疎水化方法としては、シリカ微粉体とは反応、あるい
は物理吸着する有機ケイ素化合物等で化学的に処理する
ことによって付与される。
好ましい方法としては、ケイ素ハロゲン化合物の気相
酸化による生成されたシリカ微粉体を有機ケイ素化合物
で処理する。
その様な有機ケイ素化合物の例は、ヘキサメチルジジ
ラザン、トリメチルシラン、トリメチルクロルシラン、
トリメチルエトキシシラン、ジメチルジクロルシラン、
メチルトリクロルシラン、アリルジメチルクロルシラ
ン、アリルフェニルジクロルシラン、ベンジルジメチル
クロルシラン、ブロムメチルジメチルクロルシラン、α
−クロルエチルトリクロルシラン、ρ−クロルエチルト
リクロルシラン、クロルメチルジメチルクロルシラン、
トリオルガノシリルメルカプタン、トリメチルシリルメ
ルカプタン、トリオルガノシリルアクリレート、ビニル
ジメチルアセトキシシラン、ジメチルエトキシシラン、
ジメチルジメトキシシラン、ジフェニルジエトキシシラ
ン、ヘキサメチルジシロキサン、1,3−ジビニルテトラ
メチルジシロキサン、1,3−ジフェニルテトラメチルジ
シロキサン及び1分子当り2から12個のシロキサン単位
を有し末端に位置する単位にそれぞれ1個宛のSiに結合
した水酸基を含有するジメチルポリシロキサン等があ
る。これらは1種あるいは2種以上の混合物で用いられ
る。
その処理シリカ微粉体の粒径としては0.003〜0.1μm
の範囲のものを使用することが好ましい。市販品として
は、タラノックス−500(タルコ社)、AEROSIL R−972
(日本アエロジル社)等がある。
一方、親水性の無機酸化物としては、気相法によって
比較的容易にシャープな粒度のものを得ることができる
アルミナ,酸化チタンが好ましいが、製造方法,結晶構
造について特に制約はない。ただし、粒子の形状が極端
に角ばった形状,針状となるものは好ましくない。
また、本発明においては、前述の粘度分布を有する着
色剤含有樹脂粒子において、着色剤粒子の平均粒径Dが
300mμ≦D≦800mμであり、(D−120)mμ〜(D+1
20)mμの粒径を有する着色剤粒子が全体の90%以上,1
69mμ以下の着色剤粒子が1.0%以下,949mμ以上の着色
剤粒子が0.5%以下である着色剤を含有してなることに
も特徴がある。
前述した通り、本発明における粒度分布を有する着色
剤含有樹脂粒子に低帯電性の親水性無機酸化物と疎水性
無機酸化物とを併用することで、トナーの流動性は良好
となり、高画質化が達成できた。
しかしながら、いくらトナー粒子が感光体上の潜像に
対して忠実に現像されたとしても、トナー粒子自身の着
色力が劣っていたのでは得られた画像は貧弱なものにな
るし、また、着色剤が十分に分散せずにいわゆるだまの
状態で存在していると、定着したトナーは十分な透明性
が得られず、異なった色調のトナーとの混色において満
足のいく結果が得られなくなってしまう。
さらに、かぶりのない高濃度で高精細なカラー画像を
得るためにも、トナー中に着色剤が均一に分散している
事、すなわち着色剤粒子を出来るだけ微細、均一かつ安
定な状態で樹脂中に分散させる事が必要不可欠である。
しかしながら、分散性の良否は、着色剤の製造条件に
よる粒子の形,大きさ,表面状態,化学構造、極性,電
荷等によりほぼ決まってしまうものであるが、同一条件
で作られた着色剤であっても、樹脂の種類あるいは添加
剤の種類や使用の有無,及び分散方式の差等により異な
った結果を生じ、一概にその良否を推察することは、か
なり難しい状況にある。
加えて、今日カラートナー用結着樹脂として、ポリエ
ステル系の樹脂が光透過性,混色性,耐オフセット性の
点で広く用いられているが、シャープメルト性の線状ポ
リエステルごとき低融点の樹脂と着色剤との分散におい
ては、その分散工程時に十分な剪断力がかかりにくく、
満足し得る分散が達成し得ない状況にある。
よって、顔料分散に関する理論的体系化とその実践的
応用に対する期待は大きく、当該研究分野では数多くの
検討がなされている。
一般に、着色剤粒子の大きさ並びに粘度分布は、その
分散性に大きく関与し、粒径が細かいほど良好な分散状
態が得られ易くなる。しかしながら、着色剤の分散工程
は着色剤と樹脂とのぬれ(相溶性),微細化,着色剤粒
子の再凝集,安定化といった各過程が複雑に併行して起
こり、これら相互のバランスによりある安定状態に保た
れている。よって、着色剤の粒径があまりにも細か過ぎ
ると、着色剤粒子の再凝集が起こり、系のバランスがく
ずれ、結果として良い分散状態が得られなくなる。逆
に、着色剤の粒径が大き過ぎると、均一な分散ができな
いばかりか、その分散工程に要する機械的エネルギーは
莫大なものになる。
本発明においては、上記のごとき知見に基づき、着色
剤の粒径と分散性について検討した結果、用いる着色剤
の平均粒径と粒度分布とを同時に規定することにより、
良好な着色剤の分散を可能とし、着色力の高い,光透過
性に優れたトナーを提供するに至った。
具体的には、用いる着色剤の平均粒径Dを300mμ≦D
≦800mμに規定することにより、良好な分散を達成し
た。すなわち、D<300mμでは確かに着色剤は均一に樹
脂中に分散し易くなるが、その一方で表面積増大による
表面自由エネルギーの増加に伴ない、着色剤同士の再凝
集が起こり、強固な凝集体を作り易くなる。こうして生
成した凝集体の再分散は容易ではなく、結局着色剤粒子
径が小さ過ぎると安定な分散系を達成することができな
くなってしまう。実際に、D<300mμの着色剤を用い樹
脂中に分散させた場合、樹脂中に大きな凝集体が分散し
きれずにそのままの状態で存在しているのが、顕微鏡写
真により観察できる。
逆に、粒子径Dが大き過ぎる場合は、良好な分散状態
を得るために、強制的に媒体と接触させる必要があり、
分散,混練機の種類や運転条件にかなりの制約を受ける
様になる。しかしながら、D>800mμのごとき着色剤を
分散においては、いかに強力な分散機を使用しても樹脂
と着色剤との相溶性が悪く、着色剤の微細化は我々の期
待するレベル以上のものにはなり得ない。
用いる着色剤の平均粒径Dは、好ましくは350mμ〜70
0mμ、より好ましくは400mμ〜600mμの範囲にあること
が望ましく、上記の範囲内にあればポリエステル系樹脂
との分散は、低エネルギーの機械分散で良好に達成する
ことができる。
本発明においては、上述のごとき用いる着色剤の平均
粒径を規定することにより、分散性向上を図ったが、さ
らに、着色剤の粒度分布についても検討を重ねたとこ
ろ、着色剤の粒子径が均一、すなわち粒度分布がシャー
プである時、トナー間での着色力は均一になり、キャリ
アとの摩擦帯電においても常に安定した帯電量を有する
様になる。すなわち、(D−120)mμ〜(D+120)m
μの粒径を有する着色剤粒子が全体の90%以上,169mμ
以下の着色剤粒子が1.0%以下,949mμ以上の着色剤粒子
が0.5%以下である時、良好な結果が得られる。169mμ
以下の着色剤粒子が1.0%より多く存在する時は、これ
ら粒径の小さな着色剤が基となり、着色剤の凝集が進
み、(D−120)mμ〜(D+120)mμの範囲内の着色
剤をも取り込んで大きな凝集体を生成してしまう。ま
た、本発明使用の分級機では949mμ以上の粗粒を十分に
ほぐすだけのエネルギーが得られず、結果として、微
細,均一かつ安定した状態で媒体中に分散することがで
きなくなってしまう。
本発明においては、種々の測定手段により、着色剤の
粒径を測定し、その粒径と樹脂への分散の良否に関して
検討してきた。その結果、電子顕微鏡写真(×20000)
により実測した粒子径は、確かに着色剤を物性値と合致
し、一次粒径の測定には有用であるものの、実際に樹脂
への分散を云々する際は、むしろ粒子がいくつか集まっ
た状態、すなわち凝一次粒子、もしくは二次粒子の状態
での粒径こそが重要であり、これを規定することこそが
良好な分散を達成するために必要不可欠であると知見し
た。それゆえ、着色剤の粒径測定に際しては、散乱光強
度を測定するコールターカウンターを用いることにし、
得られた粒度(電子顕微鏡写真による結果よりワンオー
ダー程大きい)を基に、着色力の高いトナーを設計する
に至った。
すなわち、測定装置としては、サブミクロンパーティ
クルアナライザーN4SD(コールター社製)を用いること
にした。測定法としては、50ccのビーカーに蒸留水30ml
と分散剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼ
ンスルホン酸塩を0.1〜1ml加え、さらに測定試料をマイ
クロスパチュラで少量加える。試料を懸濁した懸濁溶液
は、超音波発生機UD−200(トミー精工社製)で2〜5
分間分散処理を行い、その数mlを光路長1cmのセルに入
れ、前記のコールターカウンターN4SDにより粒度分布を
測定し本発明に係るところの血を求めた。
本発明の目的に適合する着色剤としては、上記の平均
粒径と粒度分布を満足するものであれば公知の染顔料、
例えば銅フタロシアニン,不溶性アゾ,ジスアゾイエロ
ー,アントラキノン系顔料,キナクリドン系顔料,ジス
アゾ系油溶性染料等広く使用することができる。
また、樹脂と着色剤との親和性を増大する目的で何ら
かの表面処理を施こした着色剤であっても何らかまわな
い。
特に好ましい顔料としては、C.I.ピグメントイエロー
17、C.I.ピグメントイエロー1、C.I.ピグメントイエロ
ー12、C.I.ピグメントイエロー13、C.I.ピグメントイエ
ロー14、C.I.ピグメントレッド5、C.I.ピグメントレッ
ド2、C.I.ピグメントレッド3、C.I.ピグメントレッド
17、C.I.ピグメントレッド22、C.I.ピグメントレッド2
3、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメントブルー1
5、C.I.ピグメントブルー16又は下記で示される構造式
(1)を有する、フタロシアニン骨格にカルボキシベン
ズアミドメチル基を2〜3個置換したBa塩である銅フタ
ロシアニン顔料等である。
染料としては、C.I.ソルベントレッド49、C.I.ソルベ
ントレッド52、C.I.ソルベントレッド109等である。
また、その含有量としては、OHPフィルムの透過性に
対し敏感に反映するイエロートナーについては、結着樹
脂100重量部に対して8重量部以下であり、好ましくは
0.5〜6重量部が望ましい。
8重量部を越えると、イエローの混合色であるグリー
ン,レッド、又、画像としては人間の肌色の再現性に劣
る。
その他のマゼンタ,シアンのカラートナーについて
は、結着樹脂100重量部に対しては10重量部以下、より
好ましくは0.1〜8重量部以下が望ましい。
特に2色以上の着色剤を併用して用いる黒色トナーに
ついては15重量部以上の総着色剤量の添加はキャリアへ
のスペント化が生じ易くなるのみではなく、着色剤がト
ナー表面に数多く露出することによるトナーのドラム融
着や、定着性の不安も増加させる。従って、着色剤の量
は結着樹脂100重量部に対して3〜10重量部が好まし
い。
黒色トナーを形成するための好ましい着色剤の組合わ
せとしては、ジスアゾ系イエロー顔料、モノアゾ系レッ
ド顔料及び銅フタロシアニン系ブルー顔料の組合わせが
ある。各顔料の配合割合は、イエロー顔料,レッド顔料
及びブルー顔料の比が1:1.5〜2.5:0.5〜1.5が好まし
い。
本発明の着色剤含有樹脂粒子に使用する結着物質とし
ては、従来電子写真用トナー結着樹脂として知られる各
種の材料樹脂が用いられる。
例えば、ポリスチレン、スチレン・ブタジエン共重合
体、スチレン・アクリル共重合体等のスチレン系共重合
体、ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エ
チレン・ビニルアルコール共重合体のようなエチレン系
共重合体、フェノール系樹脂、エポキシ系樹脂、アクリ
ルフタレート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹
脂、マレイン酸系樹脂等である。また、いずれの樹脂も
その製造方法等は特に制約されるものではない。
これらの樹脂の中で、特に負帯電能の高いポリエステ
ル系樹脂を用いた場合、本発明の効果は絶大である。す
なわち、ポリエステル系樹脂は、定着性に優れ、カラー
トナーに適している反面、負帯電能が強く帯電が過大に
なり易いが、本発明の構成にポリエステル樹脂を用いる
と弊害は改善され、優れたトナーが得られる。
特に、次式 (式中Rはエチレンまたはプロピレン基であり、x,yは
それぞれ1以上の整数であり、かつx+yの平均値は2
〜10である。)で代表されるビスフェノール誘導体もし
くは置換体をジオール成分とし、2価以上のカルボン酸
またはその酸無水物またはその低級アルキルエステルと
からなるカルボン酸成分(例えばフマル酸、マレイン
酸、無水マレイン酸、フタル酸、テレフタル酸、トリメ
リット酸、ピロメリット酸等)とを共縮重合したポリエ
ステル樹脂がシャープな溶融特性を有するのでより好ま
しい。
特に、トラペンでの光透過性の点で、90℃における見
掛粘度が5×104〜5×106ポイズ、好ましくは7.5×104
〜2×106ポイズ、より好ましくは105〜106ポイズであ
り、100℃における見掛粘度は104〜5×105ポイズ、好
ましくは104〜3×105ポイズ、より好ましくは104〜2
×105ポイズであることにより、光透過性良好なカラーO
HPが得られ、フルカラートナーとしても定着性、混色性
及び耐高温オフセット性に良好な結果が得られる。特に
90℃における見掛粘度P1と100℃における見掛粘度P2
の差の絶対値が、2×105<|P1−P2|<4×106の範囲に
あるのが特に好ましい。
本発明に係るトナーには荷電特性を安定化するために
荷電制御剤を配合しても良い。その際トナーの色調に影
響を与えない無色または淡色の荷電制御剤が好ましい。
本発明においては、負荷電性現像剤を使用したとき、本
発明は一層効果的になり、その際の負荷電制御剤として
は例えばアルキル置換サリチル酸の金属錯体(例えばジ
ーターシャリーブチルサリチル酸のクロム錯体または亜
鉛錯体)の如き有機金属錯体が挙げられる。負荷電制御
剤をトナーに配合する場合には結着樹脂100重量部に対
して0.1〜10重量部、好ましくは0.5〜8重量部添加する
のが良い。
本発明に使用される磁性粒子としては、例えば表面酸
化または未酸化の鉄、ニッケル、銅、亜鉛、コバルト、
マンガン、クロム、希土類等の金属及びそれらの合金ま
たは酸化物及びフェライト等が使用できる。また、その
製造方法として特別な制約はない。
本発明においては、上記磁性粒子の表面を樹脂等で被
覆するが、その方法としては、樹脂等の被覆材を溶剤中
に溶解もしくは懸濁せしめて塗布し磁性粒子に付着せし
める方法、単に粉体で混合する方法等、従来公知の方法
がいずれも適用できる。被覆層の安定のためには、被覆
材が溶剤中に溶解する方が好ましい。
上記磁性粒子の表面への被覆物質としては、トナー材
料により異なるが、例えば、アミノアクリレート樹脂、
アクリル樹脂、あるいはそれらの樹脂とスチレン系樹脂
との共重合体、シリコーン樹脂、ポリエステル樹脂、ポ
リテトラフルオロエチレン、モノクロロトリフルオロエ
チレン重合体、ポリフッ化ビニリデン等が好適である
が、必ずしもこれに制約されない。
本発明に最適なものは、アクリル樹脂あるいはそれら
の樹脂とスチレン系樹脂との共重合体等である。
本発明に用いられる磁性粒子の材質として最適なの
は、98%以上のCu−Zn−Fe(組成比(5〜20):(5〜
20):(30〜80)の組成からなるフェライト粒子であっ
て、これは表面平滑化が容易で帯電付与能が安定し、か
つコートを安定にできるものである。
上記化合物の被覆量は、磁性粒子の帯電付与特性が前
述の条件を満足するよう適宜決定すれば良いが、一般に
は総量で本発明の磁性粒子に対し、0.1〜30重量%(好
ましくは0.3〜20重量%)である。
これら磁性粒子の重量平均粒径は35〜65μm、好まし
くは40〜60μmを有することが好ましい。さらに、重量
分布26μm以下が2〜6%であり、かつ重量分布35μm
−43μm間が5%以上25%以下であり、かつ74μm以上
が2%以下であるときに良好な画像を維持できる。
本発明において、上述の磁性粒子とトナー粒子の混合
比率は現像剤中のトナー濃度として、2.0重量%〜9重
量%、好ましくは3重量%〜8重量%にすると通常良好
な結果が得られる。トナー濃度が2.0%未満では画像濃
度が低く実用不可となり、9%を越えるとカブリや機内
飛散を増加せしめ、現像剤の耐用寿命を短める。
また、本発明においては、滑剤としての脂肪酸金属
塩、例えばステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミ等ま
たは、フッ素含有重合体の微粉末、例えばポリテトラフ
ルオロエチレン、ポリビニリデンフルオライド等及びテ
トラフルオロエチレン−ビニリデンフルオライド共重合
体の微粉末あるいは、酸化セリウム,炭化ケイ素の如き
研磨剤あるいは、酸化スズ,酸化亜鉛等の導電性付与剤
を添加しても良い。
本発明に係る着色剤含有樹脂粒子を作製するには、熱
可塑性樹脂を必要に応じて着色剤としての顔料又は染
料、荷電制御剤、その他の添加剤等をボールミルの如き
混合機により十分混合してから加熱ロール、ニーダー、
エクストルーダーの如き熱混練機を用いて溶融、捏和及
び練肉して樹脂類を互いに相溶せしめた中に顔料又は染
料を分散又は溶解せしめ、冷却固化後粉砕及び厳密な分
級を行って本発明に係るところの着色剤含有樹脂粒子を
得ることが出来る。
以下に、本発明において使用するトナーの特性値に係
る各測定法について述べる。
(1)摩擦帯電量測定 測定法を図面を用いて詳述する。
第1図はトナーのトリボ電荷量を測定する装置の説明
図である。先ず、底に500メッシュのスクリーン3のあ
る金属製の測定容器2に摩擦帯電量を測定しようとする
トナーとキャリアの重量比1:9の混合物を50〜100ml容量
のポリエチレン製のビンに入れ、約10〜40秒間手で振盪
し、該混合物(現像剤)約0.5〜1.5gを入れ金属製のフ
タ4をする。このときの測定容器2全体の重量を秤りW1
(g)とする。次に、吸引機1(測定容器2と接する部
分は少なくとも絶縁体)において、吸引口7から吸引し
風量調節弁6を調整して真空計5の圧力を250mmAqとす
る。この状態で十分、好ましくは2分間吸引を行いトナ
ーを吸引除去する。このときの電位計9の電位をV(ボ
ルト)とする。ここで8はコンデンサーであり容量をC
(μF)とする。また、吸引後の測定容器全体の重量を
秤りW2(g)とする。このトナーの摩擦帯電量(μc/
g)は下記の如く計算される。
(但し、測定条件は23℃,60%RHとする。) (2)粒度分布測定法 測定装置としてはコールターカウンターTA−II型(コ
ールター社製)を用い、個数平均分布,体積平均分布を
出力するインターフェイス(日科機製)及びCX−1パー
ソナルコンピュータ(キヤノン製)を接続し電解液は1
級塩化ナトリウムを用いて1%NaCl水溶液を調製する。
測定法としては、前記電解水溶液100〜150ml中に分散
剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンスル
ホン酸塩を0.1〜5ml加え、さらに測定試料を0.5〜50mg
加える。
試料を懸濁した電解液は超音波分散器で約1〜3分間
分散処理を行い、前記コールターカウンターTA−II型に
より、アパーチャーとして100μmアパーチャーを用い
て2〜40μmの粒子の粒度分布を測定して体積平均分
布,個数平均分布を求める。
[実施例] 以下に実施例及び図面をもって本発明を詳細に説明す
る。尚、「%」及び「部」は、重量%及び重量部を示
す。
実施例1 をヘンシェルミキサーにより十分予備混合を行った後、
3本ロールミルで3回溶融混練し、冷却後ハンマーミル
を用いて粒径約1〜2mm程度に粗粉砕した。次いでエア
ージェット方式による微粉砕機で微粉砕した。さらに、
得られた微粉砕物を多分割分級装置で分級して体積平均
粒径が8.3μm,5μm以下の粒径を有する粒子が25個数
%,12.7μm〜16μmの粒径を有する粒子が1.6体積%,1
6μm以上の粒径を有する粒子が実質上0%, である着色剤含有樹脂粒子を得た。上記着色剤の平均粒
径は428mμ,308mμ〜548mμが90.2%,169mμ以下が0
%,949mμ以上が0.3%であった。
上記着色剤含有樹脂粒子100部にBET法による比表面積
が100m2/gである帯電量−3μc/gのアルミナ微粉体0.3
部とBET法による比表面積が250m2/gであり、ヘキサメチ
ルジシラザンで疎水化処理した帯電量−80μc/gのシリ
カ微粉体0.5部を合わせて外添してシアントナーとし
た。参考のために、多分割分級機を用いての分級工程を
第2図に模式的に示し、該多分割分級機の断面斜視図
(立体図)を第3図に示した。
このシアントナー6部に対し、スチレン−アクリル酸
−メタクリル酸2エチルヘキシル共重合体で表面被覆し
たCu−Zn−Fe系フェライト粒子94部を混合して現像剤と
した。
この現像剤を用い、市販の普通紙複写機(CLC−1キ
ヤノン製)をスリーブ周速280mm/secとなるようにし30.
000枚のランニングテストを常温常湿(23℃,60%RH),
低温低湿(15℃,10%RH),高温高湿(32.5℃,85%RH)
の各環境において行った結果、いずれの環境においても
十分な画像濃度の高画質な画像が得られた。
比較例1 実施例1において平均粒径D=980mμの銅フタロシア
ニン顔料を用いたことを除いては、実施例1と同様に着
色剤含有樹脂粒子を製造したところ、 である樹脂粒子を得た。
上記着色剤含有樹脂粒子をポットプレート上で加熱溶
融し、これを顕微鏡にて観察したところ、樹脂中に十分
分散しきれなかった顔料だまをいくつか確認した。
実施例1と同様に外添し画出ししたところ、トリボの
値にはさほど差は見られなかったものの、低温低湿下で
画像濃度は1.25〜1.35しか得られず、着色力に乏しいト
ナーであった。
比較例2 比較例1で用いた銅フタロシアニンを用い3本ロール
での溶融混練のパス回数を5回にし混練を強化したこと
を除いては、実施例1と同様に着色剤粒子を製造し画出
ししたところ、実施例1とほぼ同様の結果が得られた。
しかしながら、3本ロールでの溶融混練に要した時間
は、実施例1の時と比較してほぼ2倍であり、作業性は
著しく低下した。
比較例3 実施例1において平均粒径D=200mμの銅フタロシア
ニン顔料を用いたことを除いては、実施例1と同様に着
色剤含有樹脂粒子を製造したところ、 である樹脂粒子を得た。
上記着色剤含有樹脂粒子を加熱溶融し、顕微鏡で観察
したところ、十分に細かい着色剤を用いたにもかかわら
ず、大きな顔料の凝集体が観察された。凝集体の大きさ
は写真上で5μmでも達していた。
実施例2 実施例1においてC.I.ピグメントレッド122(平均粒
径D=501mμ,D±120mμ=98%,169mμ以下実質0%,94
9mμ以上実質0%)を45部使用する以外は実施例1と同
様にして であるマゼンタ樹脂粒子を得た。
実施例1と同様にして画出ししたところ、画像濃度も
低温低湿下で1.35〜1.45と高く、かぶりのない鮮明な画
像が得られた。またOHP用紙の透明性も大変優れたもの
であった。
実施例3 実施例1においてC.I.ピグメントイエロー17(D=50
5mμ,D±120mμ=94.8%,169mμ以下実質0%,949mμ以
上実質0%)を3.5部使用する以外は、実施例1と同様
にして、 であるイエロートナーを得た。
このトナーを用いて実施例1と同様に画出1を行った
ところ、良好な結果が得られた。
実施例4 実施例1において実施例1とは異なるシアン顔料C.I.
ピグメントブルー15(平均粒径D=528mμ,D±120mμ=
91.3%,169mμ以下0.2%,949mμ以上0.4%)を5部使用
する以外は、実施例1と同様にして、 である着色剤含有樹脂粒子を得た。
上記粉末にBET法による比表面積が95m2/gであるアル
ミナ微粉体(帯電量が実質上0)0.4部と、BET法による
比表面積が150m2/gであって、ジメチルジクロルシラン
で疎水化処理したシリカ微粉体(帯電量90μc/g)0.4部
を外添してシアントナーとした。
上記トナー6部に対し、スチレン−アクリル酸共重合
体を表面被覆したフェライト粒子94部を混合して現像剤
とした。
この現像剤を用いて実施例1と同様に画出しを行った
ところ、実施例1と同様良好な結果が得られた。
また、顕微鏡にて観察したところ、顔料の樹脂への分
散は良好であり、顔料だま等の凝集体は全く観察されな
かった。
比較例4 実施例4においてC.I.ピグメントブルー15(平均粒径
D=580mμ,D±120mμ=58.3%,169mμ以下2.8%,949m
μ以上1.2%)を用いたことを除いては、実施例4と同
様にしてシアントナーを得た。同様に画出ししたとこ
ろ、画像濃度は低温低湿下で1.15〜1.25と低く、カブリ
の多い画像が得られた。
以上の実施例,比較例で得られたトナー特性及びテス
ト後の諸特性を以下の第1表,第2表にそれぞれ示す。
[発明の効果] 本発明によれば、高画質で良好な色再現性を有する画
像を得ることができる上、環境変動によっても良好な環
境特性を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は摩擦帯電量測定装置の説明図である。第2図は
多分割分級手段を用いた分級工程に関する説明図を示
し、第3図は多分割分級手段の概略的な断面斜視図を示
す。 1……吸引機、2……測定容器 3……導電性スクリーン、4……フタ 5……真空計、6……風量調節弁 7……吸引口、8……コンデンサ 9……電位計、21……多分割分級装置 22,23,24……側壁、25……下部壁 26,27……分級エッジ、28……原料供給ノズル 29……コアンダブロック、30……上部壁 31……入気エッジ、32,33……入気管 34……第1気体導入調節手段 35……第2気体導入調節手段 36,37……静圧計、38……排出管(粗粉) 39……排出管(所定の粒径,粒度分布を有する微粉) 40……排出管(超微粉)、41……湾曲線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬場 善信 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−73271(JP,A) 特開 昭54−72054(JP,A) 特開 昭59−33459(JP,A) 特開 昭64−88466(JP,A) 特開 昭63−88733(JP,A) 特開 昭62−227160(JP,A) 特開 昭62−174772(JP,A) 特開 昭58−1157(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非磁性の着色剤含有樹脂粒子と2種以上の
    無機酸化物とを有するトナー及び磁性粒子を有する現像
    剤に適用されるカラートナーにおいて、 該トナーの体積平均径が6〜10μmあり、5μm以下の
    粒径を有するトナー粒子が15〜40個数%含有され、12.7
    〜16.0μmの粒径を有するトナー粒子が0.1〜5.0体積%
    含有され、16μm以上の粒径を有するトナー粒子が1.0
    体積%以下含有され、6.35〜10.1μmのトナー粒子が下
    記式 (ここで、Vは6.35〜10.1μmの粒径を有するトナー粒
    子の体積%を示し、Nは6.35〜10.1μmの粒径を有する
    トナー粒子の個数%を示し、vは全トナー粒子の体積
    平均径を示す。) を満足する粒度分布を有し、かつ、 該無機酸化物として、該磁性粒子との摩擦帯電量の絶対
    値が50μc/g以上,BET法による比表面積SAが80〜300m2/g
    の疎水性無機酸化物(A)を樹脂粒子に対してa重量%
    含有され、及び該磁性粒子との摩擦帯電量の絶対値が20
    μc/g以下,BET法による比表面積SBが30〜200m2/gの親水
    性無機酸化物(B)を樹脂粒子に対してb重量%含有し (ここで、SA≧SB,a≧b,0.3≦a+b≦1.5)、 かつ、散乱光強度測定による該着色剤の粒子の平均粒径
    Dが300mμ≦D≦800mμであり、(D−120)mμ〜
    (D+120)mμの粒径を有する着色剤の粒子が全体の9
    0%以上であり,169mμ以下の着色剤の粒子が1.0%以下
    であり,949mμ以上の着色剤粒子が0.5%以下である着色
    剤を含有することを特徴とするカラートナー。
  2. 【請求項2】前記着色剤含有樹脂粒子の結着樹脂がポリ
    エステル系樹脂を主成分とし、前記疎水性無機酸化物
    (A)が負帯電性の疎水性シリカであり、前記親水性無
    機酸化物(B)がアルミナ及び/または酸化チタンであ
    ることを特徴とする請求項1記載のカラートナー。
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