JP2703221B2 - 内燃機関によつて駆動される手動作業装置 - Google Patents

内燃機関によつて駆動される手動作業装置

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JP2703221B2 JP61305607A JP30560786A JP2703221B2 JP 2703221 B2 JP2703221 B2 JP 2703221B2 JP 61305607 A JP61305607 A JP 61305607A JP 30560786 A JP30560786 A JP 30560786A JP 2703221 B2 JP2703221 B2 JP 2703221B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、少なくとも1つの振動減衰要素を介して少
なくとも1つの保持用ハンドルに結合される駆動ユニッ
トを備えていて、この駆動ユニットがクランクシヤフト
及びそのクランクシヤフトに取り付けられる部材を備え
たピストン動力源を有していて、更にクランクシヤフト
にピストンのための質量補償手段が備えられている、内
燃機関によつて駆動される手動作業装置、特にチエーン
ソー、研削切断装置、二番取装置等に関する。 従来技術 この種の装置においては、駆動ユニツトから、従つて
内燃機関及びそれと共に回転あるいは直線運動する部材
から振動が発生する。この振動はその少なくとも一部が
上記装置のハンドルに伝達される。これにより、この装
置の作業者は部分的に大きな振動を受ける。この振動は
不快であるばかりでなく、体に悪影響を及ぼす。特に長
い時間作業をすると、必然的に作業者の手や腕がひきつ
て堅くなるので、ハンドルに生ずる振動は周知のように
作業成果にも影響を及ぼす。それ故、従来より人は駆動
ユニツトの振動をできるだけ小さくすること及びハンド
ル部分にできるだけ振動が伝わらないようにすることに
苦労している。このため駆動ユニツトは、大くの場合ケ
ーシングに対して、しかし少なくともハンドルに対して
振動が減衰されるよう取り付けられる。このことは、非
振動要素により、あるいは振動減衰手段によつても達成
される。振動減衰手段は通常、弾性材料によつて構成さ
れ、そしてできる限りの振動減衰効果を達成するために
振動源とハンドルとの間又は振動源とケーシングとの間
に配置される。多くの試みがなされているが、振動をハ
ンドルから完全に隔離することはできておらず、達成さ
れた振動の隔離は完全に満足できるものでない。従つて
作業者は、確かに低減されてはいるが更に尚存在する振
動により、今だに大きな負担をかけられている。 振動を更に減少させるため、適宜の構造形態(軽量構
造)及び適宜の材料選定(軽量金属及び軽量合金)によ
り、機関内の振動する質量を小さくすることができる。
これによつて、ハンドル部分の振動を小さくすることが
できるが、完全に取り除くことはできない。 振動系(駆動ユニツト)と保持用ハンドルとの間の振
動の隔離を高めるためには、ゴムあるいは鋼製ばねから
構成される振動減衰部材に代えて、より柔いものが用い
られる。これにより振動の隔離の程度が確かに高められ
るが、操作性が損われるという欠点を伴なう。それ故こ
の場合には、振動減衰要素をより堅く調節する。この場
合の調節は、常に正確な作業と振動の減衰との間の妥協
ということになる。堅い振動減衰部材は確かに良好で直
接的な機械操作を可能にするが、駆動ユニツトから発生
する振動の多くをも伝達してしまう。柔い振動減衰部材
の場合は全く逆になる。 以上の事実からして、ハンドルへ伝達される振動は本
質的に駆動ユニツトの平衡状態に左右される。このた
め、人は機関の回転部品の不平衡量をできるだけ小さく
保持することに苦労をしている(VDI要綱2060参照)。
それ故、例えばクランクシヤフト上に2つの鋳造された
クランク腕を設けて、これらの間にピストン棒を配置す
る等している。クランク腕内に設けられる平衡用おもり
は、上死点にあるピストンの質量に帰因する力(質量
力)を補償する作用をする。それ故その平衡用おもり
は、そのおもりによる力が上記質量力と反対方向に作用
するよう配置される。クランクシヤフトそれ自体もその
シヤフト上に取り付けられる各部材、例えばフアンホイ
ール及びクラツチと共に、できるだけ静力学的及び動力
学的に平衡がとられる。 発明が解決しようとする問題点 本発明は上記の点に鑑み、構造が簡単であり、安価に
製造でき、ハンドルの振動を確実に減少でき、しかも作
業者にとつて操作性が良好である作業装置を提供するこ
とを、解決すべき問題点とする。 問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決する本発明は、少なくとも1つの
振動減衰要素を介して少なくとも1つの保持用ハンドル
に結合される駆動ユニットを備えていて、この駆動ユニ
ットがクランクシヤフト及びそのクランクシヤフトに取
り付けられる部材を備えたピストン動力源を有してい
て、更にピストンに対する質量補償手段がクランクシャ
フトに備えられている、内燃機関によつて駆動される手
動作業装置において、位置と大きさとによって特定され
る不平衡手段を、クランクシャフト及びそのクランクシ
ャフト上に固定される部材を含むユニットへ、前記質量
補償手段に加えて設けること、少なくとも1つの不平衡
おもりあるいはそれに対応する凹部によって形成される
不平衡手段は、ピストンが上死点にある時にシリンダ軸
線に対して45゜から135゜の角度、特にほぼ90゜の角度
に位置することを特徴とするものである。 特許請求の範囲第2項から第9項に更に好都合な発明
の構成が示されている。 ハンドル部分に所望の振動減衰効果を得るために、ク
ランクシヤフト及びそれに固定される部材に設けられる
不平衡手段は静力学的なもの、例えばクランクシヤフト
上の1個所に質量を追加したり、あるいは質量を除去し
たりするものとすることができ、又純粋に動力学的な不
平衡手段とすることもできる。不平衡おもりは、フアン
ホイール上、クランクシヤフト上、一方又は両方のクラ
ンク腕上、あるいはクラツチの回転部分上等に1個で又
はいくつかの組み合わせとして設けることができる。不
平衡おもりは、ピストンが上死点にある時に、シリンダ
軸線に対して45゜から135゜の位置にあるのが望まし
い。特に、直角であるのが望ましい。これ以外の構成で
も可能ではあるがその場合でも、大きさと方向とで特定
される回転モーメントであつてピストンが上死点に来た
時にシリンダ垂直軸線のまわりに作用することになるも
のが、動力源の重心のまわりに生ぜしめられることが重
要である。 個々の不平衡おもりをフアンホイールに予め設けてお
くことが、構造上及び製造上好都合である。この構成に
より、クランクシヤフト及びそれに結合される部材は通
常の方法で製造され、しかも平衡がとられる。そして、
ただフアンホイールのみについて位置及び重さで特定さ
れる不平衡おもりが取り付けられ、それによつて所望の
不平衡量が得られる。 クランクシヤフト上にただ1つのクランク腕が設けら
れ、残りの第2のクランク腕がフアンホイール上の対応
重量構造によつて代用されるという特許請求の範囲第9
項に記載の構成の場合、製造上の観点より不平衡おもり
を次の位置、すなわちピストンが上死点にある時にクラ
ンクシヤフトの回転軸線に関し且つその回転方向に見て
その上死点の後方ほぼ180゜の位置に取り付けるのが有
利である。この場合は、上記第2のクランク腕の用を成
すフアンホイール上の質量が上記不平衡おもりに対応す
るように減らされたり、あるいは増やされたりする。 実施例 以下、実施例に基づいて本発明を説明する。 第1図及び第2図に図式的に示された装置はチエーン
ソーである。回転するソーチエーンが備えられるソー・
レール部分はここには示されていない。この装置は駆動
ユニツト1を備えており、この駆動ユニツトは本実施例
においては4個の振動防止要素2(振動減衰部材)を介
してケーシング3に結合されている。ケーシング3上に
2個のハンドル4及び5が取り付けられている。これら
のハンドルは機械の持ち運びのために使われる。振動防
止要素2により、駆動ユニツト1からケーシング3、従
つてハンドル4及び5への振動が和らげられる。 駆動ユニツト1は、ピストン7が内蔵されたシリンダ
6を備えた内燃機関を有している。上記ピストン7は、
ピストン棒8によつてクランクシヤフト9に結合されて
いる。クランクシヤフト9は、シリンダ軸線11に対して
直角である回転軸線10のまわりを回転可能である。この
機械のクランクシヤフト9は2つの鋳造されたクランク
腕12を有しており、これらのクランク腕の間にピストン
棒8が取り付けられている。クランク腕12は質量補償手
段、即ち釣合用おもりとして設けられており、稼動中に
上下揺動運動するピストン7の質量の平衡をとる働きを
する。クランク腕12は、ピストン7が上死点へ向けて移
動する際にそれに応じて反対方向に作用する力がクラン
クシヤフト9上に生ずるよう、周知の方法で配設されて
いる。第1図はピストンが下死点にある場合を示してい
る。 第1図及び第2図に示された機械については、クラン
クシヤフト9の1端にクラツチ13が配置されていて、こ
のクラツチを介して駆動力が、ソーチエーンを駆動する
駆動歯車(図示せず)へ伝達される。クランクシヤフト
9の他端にはフアンホイール14が予め備えられている。
このフアンホイールはクランクシヤフト9上に固定さ
れ、そして稼動中、シリンダ6の冷却のために必要な冷
却用空気流を供給する。鋳造されたクランク腕12、クラ
ンクシヤフト9上に配置されたクラツチ13、そしてクラ
ンクシヤフト9上に固定結合されたフアンホイール14等
を備えたクランクシヤフト9の構成は、第3図から第12
図に図式的に示されている。これらの図示の仕方は極め
て簡略化されていて、1つあるいは複数の不平衡手段と
しての不平衡おもり15の配置に関する実施例だけが示さ
れている。以下には、単に不平衡おもりの配置のみが説
明されている。不平衡おもり15が、クランクシヤフト9
の回転軸線に関して該不平衡おもりから180゜だけずら
して設けられた、不平衡おもりと同じ質量の凹部で代用
できることは明らかであるので、以下では不平衡おもり
の取り付け方のみについて説明する。 第3図及び第4図に示す実施例は、フアンホイール14
に不平衡おもり15を有している。この不平衡おもりは、
クランクシヤフト9の予定の回転方向16について上死点
にあるピストンの位置に関して270゜の位置に設けられ
ている。不平衡おもり15は又、ピストン7が下死点及び
上死点にある時シリンダ軸線11に対して直角に且つ間隔
をもつて設けられる。クランクシヤフト9の回転軸線10
に対して間隔をもつて設けられた不平衡おもり15は、静
力学的な不平衡量をもたらし、又クランクシヤフト9の
重心軸線の平行移動をもたらす。ここに示された実施例
は製造上有利でしかも簡単である。すなわち、クランク
シヤフト9が、その上に固定される各部材12,13及び14
と共に周知の方法で製造され、そしてその後フアンホイ
ール14においてのみ、予め定められた不平衡おもり15が
上述の角度調整の下に、しかもクランクシヤフト回転軸
線10に対して予め定められた間隔をもつて取り付けられ
る。特に、クランクシヤフトが高速回転する場合、不平
衡おもり15と回動軸線10との間隔を正確に維持するべき
である。この場合には、回転軸線10のまわりの角度位置
がより大きな許容差範囲をもつことになる。 第5図及び第6図は、クランクシヤフト9と共に回転
するクラツチ13に不平衡おもり15を取り付けた実施例で
ある。この不平衡おもり15は、クラツチ13の1部分に取
り付けられ、稼動中、クランクシヤフト9と共に回動す
る。この実施例で不平衡おもり15は、予め定められたク
ランクシヤフト9の回動方向について上死点にあるピス
トンの位置に関して90゜の位置に、クランクシヤフト回
動軸線10に対して間隔をもつて取り付けられている。こ
れにより同様に静力学的な不平衡量が形成され、稼動
中、ハンドル4及び5に伝達される振動が減少する。 第7図と第8図は、第5図及び第6図に図示した実施
例における不平衡おもり15の作用を示す図であり、不平
衡おもり15によりいかにして振動が減少されるかを説明
する図である。ピストン7、ピストン棒8及びクランク
腕12にはそれぞれの運動に伴って力F1,F2及びF3が作用
する。ピストン棒8とクランク腕12の回動運動によって
生じる遠心力F2及びF3は半径方向において外側へ指向し
ており、ピストン棒8及びクランク腕12の回動運動に伴
って360゜回転する。これにたいしてピストンの慣性力F
1は、ピストン7の運動が純粋に並進運動であるので、
常に一方向に指向している。力F1,F2及びF3は一平面内
にある。第8図において、これらの力F1,F2及びF3の合
成力をFRで示した。 クラッチ13に設けた不平衡おもり15は、クラッチ13の
回転運動により遠心力FUを生じさせる。この遠心力F
Uは、ピストン7が上死点にあるときにピストン軸線
(シリンダ軸線11)にたいして角度αを成す。この角度
αは、本発明によれば45゜ないし135゜、特に90゜であ
る。このとき、第8図に示すように(なお第8図では、
図面を簡潔にするため、クランク腕12を簡略に図示し
た)、力F1,F2及びF3の合成力FRは不平衡おもり15に作
用する遠心力FUにたいしてほぼ逆向きである。換言すれ
ば、大きさが異なる合成力FRと遠心力FUとが逆向きにな
るように不平衡おもり15をクラッチ13に配置する。これ
により、クランクシャフト9の回動軸線10にたいして垂
直な軸線の回りに回転モーメントTが発生して、駆動ユ
ニット1を不平衡状態にもたらして振動させる。この回
転モーメントTはクランク装置自体の振動運動に位相を
ずらして重畳され、駆動ユニット1の振動運動とクラン
ク装置の振動運動との干渉及び駆動ユニット1をハンド
ルに結合させている少なくとも1つの振動減衰要素2の
作用により、ハンドルへの振動の伝達が阻止される。こ
のように本発明によれば、振動減衰要素2の作用に加え
て、不平衡おもり15を用いて駆動ユニット1をあえて不
平衡状態にもたらして振動運動させ、この駆動ユニット
1の振動運動をクランク装置自体の振動運動に重畳させ
て干渉させる作用により、ハンドル4,5へのエンジンの
振動の伝達を防止するものである。 不平衡おもり15を、第3図及び第4図の実施例のよう
にファンホイール14に設けた場合も同様の作用が生じ
る。 第9図及び第10図に示す実施例は、第3図及び第4図
の実施例の場合のような不平衡おもり15を備えたフアン
ホイール14と、上述の第5図及び第6図の実施例の場合
のような不平衡おもり15を備えたクラツチ13とを有して
いる。これらの不平衡おもり15は既述の方法と同じ方法
で、フアンホイール14については上死点にあるピストン
の位置に関して270の位置にそしてクラツチ13について
は上死点にあるピストンの位置に関して90゜の位置に取
り付けられる。これらの不平衡おもり15は同じ重量及び
回動軸線10から同じ間隔をもつて取り付けられており、
これに応じて中心間距離を大きくして重量を小さくした
り、あるいは中心間距離を小さくして重量を大きくする
ことができる。この構成において、部材12,13,14が取り
付けられたクランクシヤフト9は、製造上制限される許
容差の問題を除いて、すなわちクランク腕内に設けられ
る調整用おもりの問題を除いて、静力学的に平衡がとら
れる。両方の不平衡おもり15により純粋な動力学的な不
平衡量が形成される。すなわち、クランクシャフト9が
回転すると、クラッチ13とファンホイール14にそれぞれ
遠心力が発生する。これらの遠心力は方向が互いに逆向
きであり、これにより、クランク腕12とクラッチ13とフ
ァンホイール14とを備えたクランクシャフト9の重心17
を通り、クランクシャフト9の回動軸線10に垂直で且つ
シリンダ軸線11に平行な軸線(第9図において、重心17
を通り、紙面に垂直な軸線)の回りに回転モーメントが
発生する。これら大きさ及び位置で特定される動力学的
な不平衡量により、機械の稼動中、ハンドル4及び5へ
の振動が大きく減少される。 第11図及び第12図は、回動軸線10に対して180゜だけ
ずらせて配置された2つの不平衡おもり15によつて、重
さ及び位置により特定される純粋な動力学的な不平衡量
を形成するようにした実施例を示している。この実施例
においてそれらの不平衡おもり15は、それぞれクランク
腕12に取り付けられている。この場合にも、クランクシ
ヤフト9の回動の際に重心17及びシリンダ軸線11のまわ
りを回動する回転モーメントが発生し、これによりハン
ドル4及び5への振動が減少する。 第13図及び第14図に示す実施例は、第9図及び第10図
に示した実施例と、第11図及び第12図に示した実施例と
の組合せである。この場合は、4つの不平衡おもり15に
よつてこれまでと同様に純粋な動力学的な不平衡量が作
られる。ここにおいてこれらの不平衡おもり15は以下の
ように取り付けられる。フアンホイール14の不平衡おも
り15は上死点にあるピストン位置に関して270゜の位
置、フアンホイール14に対向するクランク腕12の不平衡
おもり15は上死点にあるピストン位置に関して270゜の
位置、クラツチ13に対向するクランク腕12の不平衡おも
り15は上死点にあるピストン位置に関して90゜の位置、
そしてクラッチ13の不平衡おもり15は上死点にあるピス
トン位置に関して90゜の位置である。この構成によつて
も、駆動ユニツト1から発生して振動防止要素2を介し
てケーシング3又はハンドル4及び5へ伝達される振動
を減少させるために、機械の稼動中、回転体の重心17の
まわり及びシリンダ軸線11のまわりを回動する回転モー
メントが発生する。 第15図は、例えばクランク腕12上に不平衡おもり15a
を取り付ける場合の構造上の1つの具体策を示してい
る。ここに示すクランク腕は、例えば先の実施例(第13
図及び第14図)においてクラツチ13に対向しているクラ
ンク腕12に適用できる。この不平衡おもり15は、上死点
時にほぼ回動軸線10と同じ高さとなるようにクランク腕
12の片側の上部に配設され、適宜の方法でクランク腕12
と共に製造時に直接鋳造される。不平衡おもりの質量
は、フライス削り等の適宜の切削作業により正確に調節
できる。第15図において不平衡おもり15aは、クランク
腕の右側面に設けられている。他のクランク腕12の左側
面に同じ不平衡おもり15aを形成することにより、純粋
な動力学的な不平衡量を作ることができる。 第16図及び第17図は、第3図及び第4図に基づいて既
述した不平衡おもりを備えたフアンホイールの構造上の
具体例を示している。ここに示すフアンホイール14はそ
の外周に磁石(図示せず)を有している。この磁石は機
械の稼動中、機械のケーシングに固定してあるコイルを
通過し、これによつて電気点火に必要な電流が誘導され
るようになつている。本実施例において上記の磁石は1
つの磁石ユニツトによつて構成されており、第16図でそ
の磁石ユニツトはフアンホイールの上部に設けられてい
る。この磁石ユニツトは、フアンホイール14の平面上に
固着された上部取付具18の中に置かれている。この上部
取付具18は、フアンホイール14(従つてクランクシヤフ
ト9)の回動軸線10に関して上記の磁石から180゜だけ
ずれた位置に配設された調整用おもり19を保持してい
る。こうして平衡がとられたフアンホイールは、上部取
付具18に設けた穴20の中に予め付加的に配置されている
不平衡なおもり15bを有している。この穴は、所望の不
平衡おもりを作るために、例えば鉛その他の材料によつ
て埋めることができる。ここに示された不平衡おもり15
bは、フアンホイールが組込まれた状態で上死点にある
ピストン位置に関して270゜の位置にある。ここに示し
た構成により、簡単で安価な方法で不平衡おもり15を取
り付けることができる。この場合には、フアンホイール
14にも、そしてその上に固着された上部取付具18にも構
造上の変更を加えることなく、ただ安くて簡単に設けら
れる穴20を上部取付具18に予め設けておくだけで良い。 上記の各実施例は、1つあるいは複数の不平衡おもり
のたくさんある配置可能性のうちのほんのいくつかを示
しているに過ぎない。ここに述べている単一シリンダ機
械に関して第3図及び第4図、第5図及び第6図、そし
て第16図及び第17図に基づいて説明したような静力学的
な不平衡量を作るためには、クランクシヤフト回動軸線
と不平衡おもり15との間隔が20mmである時その不平衡お
もりの大きさは例えば10gとなる。よつて、200g・mmの
静力学的な不平衡量が得られる。その結果として生ずる
動力学的な不平衡量(重心まわりのモーメント)は、ほ
ぼ14000g・mm2の大きさになる。この方法によつて構成
されたクランクシヤフトは最高回転数12000回転/分及
び負荷時回転数9000回転/分の場合に用いられる。特に
上記のように特定された不平衡量は高速回転時に有利な
結果があらわれ、平衡がとれている機械に比べてハンド
ル4及び5への振動の減少が最も大きくなる。不平衡量
の大きさに関する上述の数字は単に実施例を理解するた
めのものであり、その不平衡量の大きさは機械の大き
さ、効率、回転数等の個々に従うように合わせられる。 クランクシヤフトのケーシングの中に1つの鋳造され
たクランク腕だけが設けられていて、他のクランク腕が
クランクシヤフトのケーシングの外部のシヤフト上に置
かれているような装置においては、外部に置かれるクラ
ンク腕をフアンホイール内に該フアンホイールと一体に
設けることができる。この構成の場合には、特定の不平
衡量を得るために、フアンホイール内に一体に設けえら
れるクランク腕を幾分重く造ることが有利である。この
場合上記不平衡量は、フアンホイール内に一体的に設け
られるクランク腕と同様に、上死点にあるピストン位置
に関してほぼ180゜の位置に設けられる。この構成は、
特に小型の機械に適用される。 駆動ユニツトが振動減衰要素によつて直接又は間接に
ハンドルと結合される既述の形式の機械の場合、クラン
クシヤフトあるいはそれと共に回転する部材上に設けら
れ大きさ及び位置で特定される不平衡量により、ハンド
ル部分における著しい振動の減少が達成される。この時
に必要とされる構造上の対策は極めて簡単であり、付加
的なコストはほとんどかからない。 効 果 本発明によれば、クランクシャフトに設けられる質量
補償手段(例えばバランスウェイト)に加えて不平衡手
段を設け、この不平衡手段を、ピストンが上死点にある
時にシリンダ軸線に対して45゜から135゜の角度、特に
ほぼ90゜の角度に位置するように配置することにより、
不平衡が発生し、この不平衡により、内燃機関で発生し
た振動が相殺されるので、内燃機関で発生した振動の作
業装置の保持用ハンドルへの伝達をほぼ完全に阻止する
ことができる。 また、不平衡手段は、少なくとも1つの不平衡おもり
あるいはそれに対応する凹部によって形成されるので、
駆動ユニット及びその他の部品に構造上の変更を加える
必要がなく、安価に且つ簡単に製造することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はチエーンソー(工具は不図示)を図式的に示す
一部破断側面図、第2図は第1図の機械の一部破断平面
図、第3図は第1図及び第2図に示す機械のクランクシ
ヤフト及び不平衡手段の配置位置を拡大且つ簡略化して
示す図、第4図はクランクシヤフトの軸線方向から見た
図式図、第5図は不平衡手段の異なる配置位置を示す第
3図に対応する図、第6図は第5図に示す構成を第4図
と同様に示す図、第7図と第8図はそれぞれ第5図及び
第6図に図示した実施例における不平衡手段の作用を示
す図であり、不平衡手段によりいかにして振動が減少さ
れるかを説明する図、第9図は不平衡手段の配置位置の
他の実施例を示す図、第10図は第9図に示す構成を第4
図と同様に示す図、第11図は不平衡手段をクランク腕に
設けた場合の構成を示す図、第12図は第11図の構成を第
4図と同様に示す図、第13図は4つの不平衡手段をクラ
ンクシヤフト上に設けた場合の構成を示す図、第14図は
第13図の構成を第4図と同様に示す図、第15図は不平衡
おもり又は凹部を備えたクランク腕の具体的構造例を示
す図、第16図は不平衡手段を備えたフアンホイールの平
面図、第17図は第16図のXVII−XVII線に従つた断面図で
ある。 2……振動減衰要素、4,5……保持用ハンドル、 1……駆動ユニツト、9……クランクシヤフト、 12,13,14……クランクシヤフトに取り付けられる部材、 6……ピストン動力源、7……ピストン、 12……質量補償手段、15……不平衡おもり(不平衡手
段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラインホルト フィンク ドイツ連邦共和国 フェルバッハ ネー ゲレシュトラーセ 1 (56)参考文献 実開 昭57−78901(JP,U) 実開 昭51−150303(JP,U) 実開 昭52−58301(JP,U) 実開 昭59−86450(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.少なくとも1つの振動減衰要素を介して少なくとも
    1つの保持用ハンドルに結合される駆動ユニットを備
    え、この駆動ユニットがクランクシャフト及びそのクラ
    ンクシャフトに取り付けられる部材を備えたピストン動
    力源を有し、更に上記クランクシャフトにピストンのた
    めの質量補償手段が設けられている、内燃機関によって
    駆動される手動作業装置において、 位置と大きさとによって特定される不平衡手段を、クラ
    ンクシャフト(9)及びそのクランクシャフト上に固定
    される部材(12、13、14)を含むユニットへ、前記質量
    補償手段に加えて設けること、 少なくとも1つの不平衡おもり(15)あるいはそれに対
    応する凹部によって形成される不平衡手段は、ピストン
    が上死点にある時にシリンダ軸線(11)に対して45゜か
    ら135゜の角度、特にほぼ90゜の角度に位置することを
    特徴とする手動作業装置。 2.不平衡手段が静力学的であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の手動作業装置。 3.不平衡手段が動力学的なもののみであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の手動作業装置。 4.上記ピストン動力源のクランクシャフト上にそのク
    ランクシャフトと共に回転するファンホイールが備えら
    れていて、上記不平衡手段がそのファンホイール(14)
    に配置されることを特徴とする特許請求の範囲第1項か
    ら第3項のうちのいずれか1つに記載の手動作業装置。 5.上記クランクシャフト上にそのクランクシャフトと
    共に回転するクラッチの一部が備えられていて、クラン
    クシャフト(9)と共に回転するそのクラッチの一部
    (13)上に上記不平衡手段が配置されることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項から第4項のうちのいずれか1
    つに記載の手動作業装置。 6.上記クランクシャフト上に2つのクランク腕が設け
    られていて、上記不平衡手段がそれらのうちの1つのク
    ランク腕(12)に備えられることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項から第5項のうちのいずれか1つに記載の
    手動作業装置。 7.上記クランク腕のそれぞれに不平衡手段としての不
    平衡おもり(15)又はそれに対応する凹部が設けられ、
    それら両不平衡手段がクランクシャフト(9)の回転軸
    線(10)に関して互いに180゜だけずれていることを特
    徴とする特許請求の範囲第6項に記載の手動作業装置。 8.クランクシャフト上に配置される複数のクランク腕
    と、クランクシャフト上に配置されるファンホイール
    と、そしてクランクシャフトと共に回転するクラッチの
    1部分とを備え、個々のクランク腕(12)、ファンホイ
    ール(14)、そしてクランクシャフト(9)と共に回転
    するクラッチ(13)の1部分上にそれぞれ不平衡手段が
    設けられ、複数のクランク腕(12)上の複数の不平衡手
    段及びファンホイール(14)とクラッチ(13)との不平
    衡手段がそれぞれクランクシャフト(9)の回動軸線
    (10)に関して互いに180゜ずれていること特徴とする
    特許請求の範囲第1項から第7項のうちのいずれか1つ
    に記載の手動作業装置。 9.クランクシャフト上に設けられる1つのクランク腕
    と1つのファンホイールとを備え、付設の部材(12、1
    3、14)を備えたクランクシャフト(9)が位置及び大
    きさで特定される不平衡手段を有していて、ピストンが
    上死点位置にある時その不平衡手段がほぼシリンダ軸線
    方向に位置するように上記ファンホイールが構成されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項
    に記載の手動作業装置。
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