JP2697400B2 - 鍛造用アルミニウム合金 - Google Patents
鍛造用アルミニウム合金Info
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- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、微細な結晶組織をも
ち、強度,伸び等の機械的性質が優れた鍛造用アルミニ
ウム合金に関する。
ち、強度,伸び等の機械的性質が優れた鍛造用アルミニ
ウム合金に関する。
【0002】
【従来の技術】熱間鍛造用のアルミニウム合金として
は、6061,6066,6070,6082等の60
00番台のAl−Mg−Si系合金が従来から使用され
ている。なかでも、6061合金が、最も多く鍛造材と
して使用されている。しかし、6061合金は、引張り
強さが27〜33kgf/mm2 程度であり、いわゆる
中強度部材として使用されている。
は、6061,6066,6070,6082等の60
00番台のAl−Mg−Si系合金が従来から使用され
ている。なかでも、6061合金が、最も多く鍛造材と
して使用されている。しかし、6061合金は、引張り
強さが27〜33kgf/mm2 程度であり、いわゆる
中強度部材として使用されている。
【0003】6000番台のアルミニウム合金は、熱間
鍛造によって強度を向上させ且つ所定形状に成形された
後、T6 等の熱処理が施されている。ところが、熱処理
によって加工組織の再結晶粒が粗大化し、強度,伸び等
の機械的性質が低下する。熱処理による再結晶粒の粗大
化は、特に50%以上の高加工率で鍛造されたもので顕
著に発生する。
鍛造によって強度を向上させ且つ所定形状に成形された
後、T6 等の熱処理が施されている。ところが、熱処理
によって加工組織の再結晶粒が粗大化し、強度,伸び等
の機械的性質が低下する。熱処理による再結晶粒の粗大
化は、特に50%以上の高加工率で鍛造されたもので顕
著に発生する。
【0004】そこで、特開平1−283337号公報で
は、Mn,Cr,Zr等を添加することによって結晶粒
の粗大化を抑制することが提案されている。所定量のM
n,Cr及びZrをAl−Mg−Si系のアルミニウム
合金に複合添加するとき、鍛造,熱処理等の工程におい
て結晶粒の成長が抑制され、微細な結晶組織をもつ材料
が得られるとされている。
は、Mn,Cr,Zr等を添加することによって結晶粒
の粗大化を抑制することが提案されている。所定量のM
n,Cr及びZrをAl−Mg−Si系のアルミニウム
合金に複合添加するとき、鍛造,熱処理等の工程におい
て結晶粒の成長が抑制され、微細な結晶組織をもつ材料
が得られるとされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】最近の傾向として、フ
レームやサスペンション等の自動車部品として使用され
る材料に対しては、鍛造及びT6 熱処理後の強度として
40kgf/mm2 以上の引張り強さが要求されるよう
になってきている。この点、前掲公報に記載されている
アルミニウム合金は、結晶粒が微細である点に関して従
来の材料よりも優れた特性を呈するものの、引張り強
さ,耐力,伸び等の機械的性質が劣り、市場ニーズを十
分満足する材料とはいえない。
レームやサスペンション等の自動車部品として使用され
る材料に対しては、鍛造及びT6 熱処理後の強度として
40kgf/mm2 以上の引張り強さが要求されるよう
になってきている。この点、前掲公報に記載されている
アルミニウム合金は、結晶粒が微細である点に関して従
来の材料よりも優れた特性を呈するものの、引張り強
さ,耐力,伸び等の機械的性質が劣り、市場ニーズを十
分満足する材料とはいえない。
【0006】そして、鋳造後そのまま鍛造及びT6 熱処
理した材料又は鋳造後に押出しを経て鍛造及びT6 熱処
理した材料について、40kgf/mm2 以上の引張り
強さをもつアルミニウム合金は、これまでのところ実用
化されていない。
理した材料又は鋳造後に押出しを経て鍛造及びT6 熱処
理した材料について、40kgf/mm2 以上の引張り
強さをもつアルミニウム合金は、これまでのところ実用
化されていない。
【0007】本発明は、従来のAl−Mg−Si系アル
ミニウム合金が有する問題を解消すべく案出されたもの
であり、Cu,Cr,Mn,Zr等の合金元素の含有量
を総合的に調整することにより、マトリックスの強度向
上及び結晶粒の粗大化抑制を図り、T6 熱処理後で引張
り強さ40kgf/mm2 及び伸び15%以上の優れた
機械的性質を有し、アルミニウム合金本来の軽量性を活
かした各種備品,構造材等として使用される鍛造用アル
ミニウム合金を提供することを目的とする。
ミニウム合金が有する問題を解消すべく案出されたもの
であり、Cu,Cr,Mn,Zr等の合金元素の含有量
を総合的に調整することにより、マトリックスの強度向
上及び結晶粒の粗大化抑制を図り、T6 熱処理後で引張
り強さ40kgf/mm2 及び伸び15%以上の優れた
機械的性質を有し、アルミニウム合金本来の軽量性を活
かした各種備品,構造材等として使用される鍛造用アル
ミニウム合金を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の鍛造用アルミニ
ウム合金は、その目的を達成するため、Si:1.0〜
1.5重量%,Cu:0.5重量%を超え0.9重量%
まで,Mn:0.2〜0.6重量%,Mg:0.8〜
1.5重量%,Cr:0.3重量%を超え0.9重量%
まで,Ti:0.03〜0.05重量%及びB:0.0
001〜0.01重量%を含有し、残部がA1及び不可
避的不純物の組成をもち、Fe含有量を0.2重量%未
満に規制すると共に、Mn+Crの合計含有量を1.2
重量%以下に設定したことを特徴とする。また、この鍛
造用アルミニウム合金は、任意成分としてZr:0.1
〜0.2重量%を含有することも可能である。
ウム合金は、その目的を達成するため、Si:1.0〜
1.5重量%,Cu:0.5重量%を超え0.9重量%
まで,Mn:0.2〜0.6重量%,Mg:0.8〜
1.5重量%,Cr:0.3重量%を超え0.9重量%
まで,Ti:0.03〜0.05重量%及びB:0.0
001〜0.01重量%を含有し、残部がA1及び不可
避的不純物の組成をもち、Fe含有量を0.2重量%未
満に規制すると共に、Mn+Crの合計含有量を1.2
重量%以下に設定したことを特徴とする。また、この鍛
造用アルミニウム合金は、任意成分としてZr:0.1
〜0.2重量%を含有することも可能である。
【0009】
【作 用】Al−Mg−Si系アルミニウム合金は、M
g2 Siの析出によって強度を確保している。また、こ
の系統の合金にCu,Cr,Mn等を添加するとき、マ
トリックスの固溶強化によって強度が向上する。したが
って、既存の6061合金よりも高い強度をもつアルミ
ニウム合金を得るためには、先ずSi及びMgを増量し
て、Mg2 Siの析出量を増加させることが考えられ
る。しかし、単純にSi及びMgの含有量を増すだけで
は、伸び,靭性等が低下するばかりでなく、目標とする
強度改善効果も得られない。
g2 Siの析出によって強度を確保している。また、こ
の系統の合金にCu,Cr,Mn等を添加するとき、マ
トリックスの固溶強化によって強度が向上する。したが
って、既存の6061合金よりも高い強度をもつアルミ
ニウム合金を得るためには、先ずSi及びMgを増量し
て、Mg2 Siの析出量を増加させることが考えられ
る。しかし、単純にSi及びMgの含有量を増すだけで
は、伸び,靭性等が低下するばかりでなく、目標とする
強度改善効果も得られない。
【0010】そこで、本発明者等は、Mg2 Si系析出
物が機械的性質に与える影響及びT6 熱処理が鍛造材の
マクロ組織の結晶成長に与える影響を、種々の観点から
調査した。その結果、Mg2 Si系析出物の作用を有効
に活用し、且つマクロ組織の結晶成長を抑制するために
は、合金成分及びその含有量を相互の関係を考慮しなが
ら定める必要があるという結論に至った。
物が機械的性質に与える影響及びT6 熱処理が鍛造材の
マクロ組織の結晶成長に与える影響を、種々の観点から
調査した。その結果、Mg2 Si系析出物の作用を有効
に活用し、且つマクロ組織の結晶成長を抑制するために
は、合金成分及びその含有量を相互の関係を考慮しなが
ら定める必要があるという結論に至った。
【0011】先ず、必要とするMg2 Si系析出物の作
用及びマクロ組織の微細化を図る上で、本発明者等の実
験によるとき、Si及びMg含有量をそれぞれ1.0〜
1.5重量%及び0.8〜1.5重量%に規定すること
が必要であることを見出した。しかし、Si及びMgの
含有量がこの範囲にあっても、熱間押出し後のアルミニ
ウム合金にT6 熱処理を施したり、熱間或いは冷間鍛造
したアルミニウム合金をT6 熱処理するとき、急激な再
結晶粒の成長によってマクロ組織が粗大化し、強度,伸
び等の機械的性質が低下する現象がある。
用及びマクロ組織の微細化を図る上で、本発明者等の実
験によるとき、Si及びMg含有量をそれぞれ1.0〜
1.5重量%及び0.8〜1.5重量%に規定すること
が必要であることを見出した。しかし、Si及びMgの
含有量がこの範囲にあっても、熱間押出し後のアルミニ
ウム合金にT6 熱処理を施したり、熱間或いは冷間鍛造
したアルミニウム合金をT6 熱処理するとき、急激な再
結晶粒の成長によってマクロ組織が粗大化し、強度,伸
び等の機械的性質が低下する現象がある。
【0012】このような加工組織を熱処理することによ
る再結晶粒の粗大化は、Cr及びMnの併用添加によっ
て抑制される。そして、得られるアルミニウム合金は、
微細な結晶粒をもつ組織となり、強度及び伸びが改善さ
れる。Cr及びMnの併用添加による性質改善は、熱間
或いは冷間での加工を行った後で溶体化処理した際に再
結晶が粗大に成長するのを抑制する作用があることに起
因するものと推察される。
る再結晶粒の粗大化は、Cr及びMnの併用添加によっ
て抑制される。そして、得られるアルミニウム合金は、
微細な結晶粒をもつ組織となり、強度及び伸びが改善さ
れる。Cr及びMnの併用添加による性質改善は、熱間
或いは冷間での加工を行った後で溶体化処理した際に再
結晶が粗大に成長するのを抑制する作用があることに起
因するものと推察される。
【0013】Cr及びMnに加えて更にZrを併用添加
すると、伸びが一層向上すると共に、結晶組織がより微
細なものとなる。これは、Mn及びCrが再結晶粒の粗
大化を抑制する作用・効果を有するのに対して、ジルコ
ニウムは、Mn及びCrの結晶粒成長抑制効果を超える
ような高加工率域においてMn及びCrの抑制効果がな
くなって再結晶する場合に再結晶粒を微細化する作用を
呈することに起因するものと推察される。
すると、伸びが一層向上すると共に、結晶組織がより微
細なものとなる。これは、Mn及びCrが再結晶粒の粗
大化を抑制する作用・効果を有するのに対して、ジルコ
ニウムは、Mn及びCrの結晶粒成長抑制効果を超える
ような高加工率域においてMn及びCrの抑制効果がな
くなって再結晶する場合に再結晶粒を微細化する作用を
呈することに起因するものと推察される。
【0014】以下、各合金元素及び含有量について、説
明する。Si:析出効果によってアルミニウム合金の強
度を向上させる元素である。Mgと併用添加しているの
で、Mg2 Si系化合物が析出し、強度向上作用が得ら
れる。このようなSi添加の作用は、Si含有量が1.
0重量%以上で顕著となる。しかし、多量のSi含有
は、合金の液相線温度が高くなるに伴って溶製,鋳造等
が困難になり、しかも押出し及び鍛造加工性等を低下さ
せる。そこで、Si含有量は、1.0〜1.5重量%の
範囲に規定した。
明する。Si:析出効果によってアルミニウム合金の強
度を向上させる元素である。Mgと併用添加しているの
で、Mg2 Si系化合物が析出し、強度向上作用が得ら
れる。このようなSi添加の作用は、Si含有量が1.
0重量%以上で顕著となる。しかし、多量のSi含有
は、合金の液相線温度が高くなるに伴って溶製,鋳造等
が困難になり、しかも押出し及び鍛造加工性等を低下さ
せる。そこで、Si含有量は、1.0〜1.5重量%の
範囲に規定した。
【0015】Cu:マトリックスを固溶強化し、Mg2
Si析出による強度改善作用を促進させる上で有効な合
金元素であり、0.5重量%を超える含有量が必要とさ
れる。しかし、0.9重量%を超える多量のCuを含有
させると、焼入れ感受性,耐食性等が劣化する。したが
って、Cu含有量は、0.5重量%を超えて0.9重量
%までの範囲に規定した。
Si析出による強度改善作用を促進させる上で有効な合
金元素であり、0.5重量%を超える含有量が必要とさ
れる。しかし、0.9重量%を超える多量のCuを含有
させると、焼入れ感受性,耐食性等が劣化する。したが
って、Cu含有量は、0.5重量%を超えて0.9重量
%までの範囲に規定した。
【0016】Mn:結晶粒の成長を抑制し、熱処理後の
組織を微細に維持する上で有効な合金元素であり、0.
2重量%以上含有させることが要求される。しかし、
0.6重量%を超える多量のMnを含有させるとき、鍛
造時の加工性が悪くなる。したがって、0.2〜0.6
重量%の範囲にMn含有量を設定した。
組織を微細に維持する上で有効な合金元素であり、0.
2重量%以上含有させることが要求される。しかし、
0.6重量%を超える多量のMnを含有させるとき、鍛
造時の加工性が悪くなる。したがって、0.2〜0.6
重量%の範囲にMn含有量を設定した。
【0017】Mg:Siと反応しMg2 Si系化合物と
なってマトリックスに析出し、アルミニウム合金の強度
を向上させる。この析出効果を得るため、0.8重量%
以上のMg含有量が必要である。しかし、1.5重量%
を超えるMgを含有させると、析出効果が飽和するばか
りでなく、焼入れ感受性が低下する。この点で、Mg含
有量を0.8〜1.5重量%の範囲に規定した。
なってマトリックスに析出し、アルミニウム合金の強度
を向上させる。この析出効果を得るため、0.8重量%
以上のMg含有量が必要である。しかし、1.5重量%
を超えるMgを含有させると、析出効果が飽和するばか
りでなく、焼入れ感受性が低下する。この点で、Mg含
有量を0.8〜1.5重量%の範囲に規定した。
【0018】Cr:Mnと共同して結晶粒の粗大化を抑
制する上で重要な合金元素であり、0.3重量%を超え
る含有量が必要である。しかし、0.9重量%を超えて
Crを含有させるとき、加工性が低下する。したがっ
て、Cr含有量は、0.3重量%を超え0.9重量%ま
での範囲に規定した。
制する上で重要な合金元素であり、0.3重量%を超え
る含有量が必要である。しかし、0.9重量%を超えて
Crを含有させるとき、加工性が低下する。したがっ
て、Cr含有量は、0.3重量%を超え0.9重量%ま
での範囲に規定した。
【0019】Cr含有量は、Mn含有量との合計で1.
2重量%以下に調整することが必要である。Cr+Mn
の合計含有量を1.2重量%以下に維持しておくとき、
他に悪影響を与えることなく、前述したCr及びMnの
併用添加による効果が得られる。これに対し、Cr+M
n含有量が1.2重量%を超えると、巨大なAl−Mn
−Cr系の化合物が析出し易くなり、アルミニウム合金
の伸びが著しく低下する。
2重量%以下に調整することが必要である。Cr+Mn
の合計含有量を1.2重量%以下に維持しておくとき、
他に悪影響を与えることなく、前述したCr及びMnの
併用添加による効果が得られる。これに対し、Cr+M
n含有量が1.2重量%を超えると、巨大なAl−Mn
−Cr系の化合物が析出し易くなり、アルミニウム合金
の伸びが著しく低下する。
【0020】Ti:結晶粒の微細化を図る上で、有効な
合金元素である。結晶粒微細化作用は、Ti含有量が
0.03重量%を超えると顕著になる。また、Ti添加
によって組織が微細化されたアルミニウム合金は、ビレ
ットに鋳造割れ等の欠陥が発生するのを抑制している。
しかし、多量のTi含有は、アルミニウム合金の靭性を
劣化させるので、上限を0.05重量%に設定した。
合金元素である。結晶粒微細化作用は、Ti含有量が
0.03重量%を超えると顕著になる。また、Ti添加
によって組織が微細化されたアルミニウム合金は、ビレ
ットに鋳造割れ等の欠陥が発生するのを抑制している。
しかし、多量のTi含有は、アルミニウム合金の靭性を
劣化させるので、上限を0.05重量%に設定した。
【0021】B:Tiと同様に、結晶粒の微細化に有効
な合金元素であり、0.0001重量%以上の含有量で
その効果がみられる。また、B含有量の上限は、Ti含
有量と同様な理由から0.01重量%に設定した。
な合金元素であり、0.0001重量%以上の含有量で
その効果がみられる。また、B含有量の上限は、Ti含
有量と同様な理由から0.01重量%に設定した。
【0022】Fe:不純物としてアルミニウム合金に混
入する元素であるFeは、Al−Fe−Si系化合物と
なってマトリックスに分散される。このAl−Fe−S
i系化合物は、伸び及び耐食性に悪影響を与える。した
がって、Fe含有量は、少なければ少ない程よい。しか
し、過度にFe含有量を下げることは、合金の溶製を困
難にする。したがって、Fe含有量は、実質的な悪影響
がみられない0.2重量%に上限を設定した。
入する元素であるFeは、Al−Fe−Si系化合物と
なってマトリックスに分散される。このAl−Fe−S
i系化合物は、伸び及び耐食性に悪影響を与える。した
がって、Fe含有量は、少なければ少ない程よい。しか
し、過度にFe含有量を下げることは、合金の溶製を困
難にする。したがって、Fe含有量は、実質的な悪影響
がみられない0.2重量%に上限を設定した。
【0023】Zr:Mn及びCrと共同して、結晶粒の
粗大化を抑制する上で有効な合金元素である。Zrは、
特に押出し工程を経た鍛造品に押出しによって形成され
た繊維組織を残存させ、引張り強さを向上させることに
も作用する。このようなZr添加の作用は、0.1重量
%以上のZr含有量で顕著になる。しかし、多量のZr
含有は加工性に悪影響を与えるので、Zrを添加すると
きは、その上限を0.2重量%とした。
粗大化を抑制する上で有効な合金元素である。Zrは、
特に押出し工程を経た鍛造品に押出しによって形成され
た繊維組織を残存させ、引張り強さを向上させることに
も作用する。このようなZr添加の作用は、0.1重量
%以上のZr含有量で顕著になる。しかし、多量のZr
含有は加工性に悪影響を与えるので、Zrを添加すると
きは、その上限を0.2重量%とした。
【0024】このアルミニウム合金は、連続鋳造等によ
って製造されたビレットを熱間鍛造した後、T6 熱処理
を施すことにより所定の製品とされる。また、熱間鍛造
に先立って、押出しによって棒状或いは柱状に成形する
こともできる。得られた製品は、40kgf/mm2 以
上の引張り強さ及び15%以上の伸びを有する。
って製造されたビレットを熱間鍛造した後、T6 熱処理
を施すことにより所定の製品とされる。また、熱間鍛造
に先立って、押出しによって棒状或いは柱状に成形する
こともできる。得られた製品は、40kgf/mm2 以
上の引張り強さ及び15%以上の伸びを有する。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照しながら、実施例によって
本発明を具体的に説明する。
本発明を具体的に説明する。
【0026】
【0027】表1に示した成分及び組成のアルミニウム
合金を、溶製し、連続鋳造によって外径325mm,長
さ600mmのビレットに製造した。得られたビレット
を直径74mmの丸棒に押し出し、次いで熱間鍛造した
後、T6 処理を施した。また、別に押出しを省略し、鋳
造で得られた直径84mmのビレットを面研削し、54
0℃で8時間加熱する均熱処理をした後、熱間鍛造した
ものに対してT6 処理を施した。
合金を、溶製し、連続鋳造によって外径325mm,長
さ600mmのビレットに製造した。得られたビレット
を直径74mmの丸棒に押し出し、次いで熱間鍛造した
後、T6 処理を施した。また、別に押出しを省略し、鋳
造で得られた直径84mmのビレットを面研削し、54
0℃で8時間加熱する均熱処理をした後、熱間鍛造した
ものに対してT6 処理を施した。
【0028】熱間鍛造は、温度450℃,加工率60%
で行った。また、T6 処理としては、熱間鍛造された丸
棒を530℃に2時間加熱した後、水冷し、175℃に
8時間焼き戻す熱履歴を採用した。
で行った。また、T6 処理としては、熱間鍛造された丸
棒を530℃に2時間加熱した後、水冷し、175℃に
8時間焼き戻す熱履歴を採用した。
【0029】熱処理が施された各試験片について、結晶
組織を観察し、粒径を測定した。また、引張り強さ,耐
力及び伸びについて、調査した。これら測定結果を、表
2に示す。
組織を観察し、粒径を測定した。また、引張り強さ,耐
力及び伸びについて、調査した。これら測定結果を、表
2に示す。
【0030】
【0031】表2から明らかなように、本発明に従った
試験番号1〜4及び6〜8のアルミニウム合金は、何れ
も40kgf/mm2 以上の高い引張り強さをもってい
た。また、伸びも、15%以上と大きなものであった。
この優れた引張り強さ及び伸びは、押出し工程を経たも
の、及び鋳造後に直接熱間鍛造されたものの何れにおい
ても共通していた。
試験番号1〜4及び6〜8のアルミニウム合金は、何れ
も40kgf/mm2 以上の高い引張り強さをもってい
た。また、伸びも、15%以上と大きなものであった。
この優れた引張り強さ及び伸びは、押出し工程を経たも
の、及び鋳造後に直接熱間鍛造されたものの何れにおい
ても共通していた。
【0032】これに対して、6061,6066,60
66及び6070合金は、最高で38.4kgf/mm
2 の引張り強さをもつに過ぎなかった。しかも、最高に
引張り強さを示す6070合金は、伸びが7.5%と極
めて小さいものであった。また、比較例として掲げたS
i及びMgの含有量が多く且つCr+Mn>1.2重量
%の試験番号5のアルミニウム合金は、引張り強さが4
1kgf/mm2 と大きいものの、伸びが6%と極めて
小さい値を示した。他方、試験番号9のアルミニウム合
金は、引張り強さが38kgf/mm2 と小さく、伸び
も6%に過ぎなかった。
66及び6070合金は、最高で38.4kgf/mm
2 の引張り強さをもつに過ぎなかった。しかも、最高に
引張り強さを示す6070合金は、伸びが7.5%と極
めて小さいものであった。また、比較例として掲げたS
i及びMgの含有量が多く且つCr+Mn>1.2重量
%の試験番号5のアルミニウム合金は、引張り強さが4
1kgf/mm2 と大きいものの、伸びが6%と極めて
小さい値を示した。他方、試験番号9のアルミニウム合
金は、引張り強さが38kgf/mm2 と小さく、伸び
も6%に過ぎなかった。
【0033】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、Mg2 Siの析出によって強度を向上させたAl−
Mg−Si系においてCu,Cr,Mn,Zr等の合金
元素の含有量を調整することによって、熱処理後に結晶
粒の粗大化が抑制されると共に、引張り強さ,耐力,伸
び等の機械的性質も改善されたアルミニウム合金が得ら
れる。このアルミニウム合金は、その優れた性質を利用
して、自動車等の車両用部品,各種機械用の構造材料等
として広範な分野で使用される。
は、Mg2 Siの析出によって強度を向上させたAl−
Mg−Si系においてCu,Cr,Mn,Zr等の合金
元素の含有量を調整することによって、熱処理後に結晶
粒の粗大化が抑制されると共に、引張り強さ,耐力,伸
び等の機械的性質も改善されたアルミニウム合金が得ら
れる。このアルミニウム合金は、その優れた性質を利用
して、自動車等の車両用部品,各種機械用の構造材料等
として広範な分野で使用される。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−180453(JP,A) 特開 昭59−215453(JP,A) 特開 平1−283337(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】 Si:1.0〜1.5重量%,Cu:
0.5重量%を超え0.9重量%まで,Mn:0.2〜
0.6重量%,Mg:0.8〜1.5重量%,Cr:
0.3重量%を超え0.9重量%まで,Ti:0.03
〜0.05重量%及びB:0.0001〜0.01重量
%を含有し、残部がA1及び不可避的不純物の組成をも
ち、Fe含有量を0.2重量%未満に規制すると共に、
Mn+Crの合計含有量を1.2重量%以下に設定した
ことを特徴とする鍛造用アルミニウム合金。 - 【請求項2】 Si:1.0〜1.5重量%,Cu:
0.5重量%を超え0.9重量%まで,Mn:0.2〜
0.6重量%,Mg:0.8〜1.5重量%,Cr:
0.3重量%を超え0.9重量%まで,Ti:0.03
〜0.05重量%,Zr:0.1〜0.2重量%及び
B:0.0001〜0.01重量%を含有し、残部がA
1及び不可避的不純物の組成をもち、Fe含有量を0.
2重量%未満に規制すると共に、Mn+Crの合計含有
量を1.2重量%以下に設定したことを特徴とする鍛造
用アルミニウム合金。
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