JP2688532B2 - 異常通報装置 - Google Patents

異常通報装置

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JP2688532B2
JP2688532B2 JP2056681A JP5668190A JP2688532B2 JP 2688532 B2 JP2688532 B2 JP 2688532B2 JP 2056681 A JP2056681 A JP 2056681A JP 5668190 A JP5668190 A JP 5668190A JP 2688532 B2 JP2688532 B2 JP 2688532B2
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真一郎 河野
博幸 奥田
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は異常通報装置に係り、特に建物内の異常を検
出して中央監視装置に通報する異常通報装置に関する。
[従来の技術] 一般に、建物内の設備の異常を検出してそれを中央監
視装置に通報する異常通報装置では、通常の監視状態と
保守監視時とで動作が異なつている。
すなわち、保守作業時において保守員は、意図的に異
常信号を発生させてこの異常信号に対する異常通報装置
の作動状況を点検するため、端末装置に設けられている
通報禁止スイツチを投入して中央監視装置への通報機能
を停止させている。
保守作業が完了すると、保守員は通報禁止スイツチを
解除して通常の監視状態に戻すことが求められる。とこ
ろがその操作を忘れてしまうことがあるので、通常の監
視状態であるべきはずのときに建物内の設備に異常が発
生してしまい中央監視装置への異常通報が行われないこ
とがあり、本来の機能が発揮されないことがある。
そこで、特公昭63-26065号公報において、端末装置が
保守作業モードにある時に、監視対象の設備に異常が発
生すると警報音を発生させ、この警報音を聴いた保守員
が、通報禁止スイツチを解除して端末装置に異常通報を
行わせる方式の異常通報装置が提案されている。
この提案による異常通報装置では、保守作業時におい
て保守員が意図的に異常信号を発生させて点検作業を行
うと、その都度警報音が発生するため保守員に心理的に
不快感を与える難点がある。また、この作業中に警報音
が発生しても、作業に集中している保守員がこの警報音
に気付かずに通報禁止スイツチの解除すなわち復帰を行
わないことが比較的多いことも経験的に知られている。
[発明が解決しようとする課題] そこで、本出願人は特願平1-234432号として、建物内
の設備の異常を検出する検出手段と、この検出手段が異
常を検出するとそれに対応する異常信号を通信回線を介
して中央監視装置に通報する端末装置と、この異常信号
を意図的に発生させる保守作業時に監視モードから禁止
モードに設定されて中央監視装置への異常信号の通報を
禁止する通報禁止スイツチとを有する異常通報装置にお
いて、上述した通報禁止スイツチが、予め設定された所
定時間を越えて禁止モードに設定されたままの放置状態
となると、中央監視装置にこの放置状態の通報をする放
置状態通報手段を有する異常通報装置を提案した。
しかし、禁止モードから監視モードに戻す際に必ず保
守員の手動による操作が必要であるため、放置状態の通
報は確実に行われるものの中央監視装置から保守員を派
遣して通報禁止スイツチを操作しなければならず、例え
ば、真夜中に端末装置からの通報が行われたとすると、
当該建物が夜間閉鎖されていた場合には中央監視装置側
の保守員に無駄な派遣をさせることになる。
本発明の目的は、通報禁止スイツチの解除操作の忘れ
を確実に防止することができる異常通報装置を提供する
にある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、通報禁止スイツ
チの切換え状態が予め設定された所定時間を越えて禁止
モードの設定状態に放置されていた時には、禁止モード
を監視モードに自動的に戻す監視モード復帰手段と、通
報禁止スイツチの切換え状態が禁止モードの設定状態に
放置されていることを通信回線を介して中央監視装置に
通報するスイツチ解除忘れ通報手段とを有したものであ
る。
[作用] 本発明は上述のように構成したので、保守作業を行う
時に保守員は通報禁止スイツチを監視モードから禁止モ
ードに切り換えるべく操作して、検出手段が建物内の設
備を異常を検出した時に生成される異常信号の中央監視
装置への通報を禁止させる。保守作業が終了した後、保
守員が通報禁止スイツチを禁止モードから監視モードに
切り換えるための切換え操作をし忘れて、通報禁止スイ
ツチの切換え状態が予め設定された所定時間を越えて禁
止モードの設定状態に放置されていた時には、監視モー
ド復帰手段は禁止モードを監視モードに自動的に戻し、
スイツチ解除忘れ通報手段は通報禁止スイツチの切換え
状態が禁止モードの設定状態に放置されていることを通
信回線を介して中央監視装置に通報する。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面から説明する。
まず第1図のブロツク図に実施例の構成を示す。
端末装置2に建物内の設備1が接続され、この端末装
置2は通信回線3を介して中央監視装置4に接続されて
いる。
建物内には種々の設備1が設けられており、それぞれ
が異常を検出する接点等からなる検出手段1aを有してい
る。これら設備1は同一建物内の端末装置2に接続され
て異常処理が行われる。そして異常通報すべきときに通
信回線3を介して中央監視装置4にその異常通報を行
う。
端末装置2の一点鎖線内の回路は、ポート21を介して
設備1と、また通信ポート23を介して通信回路3とそれ
ぞれ接続され、さらに通報禁止スイツチ25とはポート22
を介して接続されている。
一点鎖線内の回路には、次に示す各回路が設けられて
いる。まず、ポート21に接続された異常信号判定処理回
路24aは、そのポート21から取り込んだ設備1の検出手
段1aの情報に基づいて設備1に異常が発生したかどうか
の判定をする回路である。この異常信号判定処理回路24
aと常閉接点25bを介して接続された通報処理回路24c
は、発生した異常信号を通信ポート23および通信回線3
を介して中央監視装置4に通報する回路である。また、
ポート22に接続された監視モード制御処理回路24dは、
通報禁止スイツチ25を監視して、通常の監視状態を示す
監視モードが、あるいは保守作業時の通報禁止状態を示
す禁止モードかを設定する回路であり、接点25a,25bと
電気的に接続されている。そして、入力側に常開接点25
aを、出力側に通報処理回路24cと監視モード制御処理回
路24dをそれぞれ接続した一定時限監視処理回路24bは、
監視モード制御回路24dで設定した禁止モードの状態が
予め設定した所定時間を越えたか否かの判定処理をする
回路である。この一定時限監視処理回路24bと監視モー
ド制御処理回路24dとで監視モード復帰手段5を構成す
る。
次に、実施例の動作を説明する。
通常の監視状態の場合、通報禁止スイツチ25は監視側
端子25cに切り換えられ開放されている。この切換え状
態では監視モード制御処理回路24dは監視モードに設定
していて、常開接点25a、常閉接点25bには動作信号を出
力しないから、常閉接点25bは閉路、常開接点25aは開路
となつている。異常信号判定回路24aではポート21を介
して設備1からの異常信号を常時取り込んで監視してい
る。もし、設備1に異常が発生して検出手段1aがそのこ
とを検出すると、その異常信号判定回路24aは、異常情
報に基づいて設備1の異常を判定し、異常の種類に応じ
て異常信号を発する。この異常信号は、常閉接点25bを
介して通報処理回路24cに入力され、そこから通信回線
3を介して中央監視装置4に対する異常通報が行われ
る。
ところで、保守員により保守作業が行われる場合、意
図的に異常信号を発生させて点検作業が行われるが、そ
れを中央監視装置4に誤つて通報することのないよう通
報禁止スイツチ25を禁止側端子25dに切り換える。それ
によつて、監視モード制御処理回路24dは監視モードか
ら禁止モードに切り換えて設定する。監視モードに設定
されると、監視モード制御処理回路24dは常開接点25a、
常閉接点25bに動作信号を出力するから、常閉接点25bは
開路となつて異常信号が通報処理回路24cに入力される
ことがなくなり、中央監視装置4への異常通報は禁止さ
れる。この禁止モードでは常開接点25aが閉路となるの
で一定時限監視処理回路24bは計時を開始する。
ここから第2図のタイムチヤートで説明する。
時間t1で禁止モードf1が設定されると、保守員は意図
的に異常信号を発生させることができ、端末装置2の点
検作業を中央監視装置4に対して異常通報すること無し
に行う。このとき一定時限監視処理回路24bでは計時が
開始されている。そして種々の点検が完了した時間t2に
おいて保守員は通報禁止スイツチ25を監視側端子25cに
切り換える、つまり、通報禁止状態を解除する。監視モ
ード制御回路24dは、通報禁止スイツチ25が監視側端子2
5cに切り換えられたことを検出して禁止モードを解除し
監視モードに切り換え設定する。それによつて、常閉接
点25bは閉路、常開接点25aが開路となり、一定時限監視
処理回路24bは計時を解除する。こうして、通常の監視
状態が再開される。
ところが、点検作業が完了したにもかかわらず、通報
禁止スイツチ25の解除すなわち復帰を忘れてしまつた場
合、つまり監視側端子25cに切り換えなかつた場合につ
いて説明する。
時間t3で禁止モードf1が設定された後、時間t4におい
て、点検作業が完了したにもかかわらず、通報禁止スイ
ツチ25が解除すなわち復帰されないと禁止モードf1はそ
のまま継続される。この場合、時間t3で計時を開始した
一定時限監視処理回路24bは所定時間Tを計時し、その
時点で放置検知状態f2となり、通報処理回路24cおよび
監視モード制御回路24dに禁止モード放置信号を送信す
る。
この禁止モード放置信号を受信した通報処理回路24c
では、通信ポート23および通信回線3を介して、中央監
視装置4に対して通報禁止スイツチ25が閉路状態のまま
復帰されていないことを通報する。同様に禁止モード放
置信号を受信した監視モード制御回路24dは、禁止モー
ドを解除し常閉接点25bを閉路、常開接点25aを開路して
監視モードとし、通常の監視状態を再開する。
このように、保守作業の完了後に、保守員が通報禁止
スイツチ25の解除すなわち復帰を忘れてそのまますなわ
ち閉路したまま放置状態が継続されたとしても、所定時
間Tに達すると中央監視装置4にそのことが通報される
ので、放置状態を確実に検出し、その記録も残すことが
できる。加えて、通報と同時に自動的に監視モードに設
定されるので、中央監視装置4から派遣されていた保守
員が不要となる。なお、通報禁止スイツチ25は禁止側端
子25dに投入されてはいるが、次回の保守作業時に監視
側端子25cに投入すればよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、保守作業を完了した保
守員が通報禁止スイツチの解除を忘れても、予め設定さ
れた所定時間がくると監視モード復帰手段により自動的
に監視モードに戻るため、通報禁止スイツチの解除忘れ
による異常通報の不通を防止して保守作業後の異常通報
を確実に行わせることができると共に、中央監視装置側
でも保守作業後の通報禁止スイツチの解除忘れがあつた
ことを認識できるから、このことを記録に残して後日の
保守作業のついでに通報禁止スイツチの解除操作を行わ
せたり、通報禁止スイツチの解除忘れの発生状況を調べ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による異常通報装置のシステムを示すブ
ロツク図、第2図はその操作状況のタイムチヤートであ
る。 1……設備、1a……検出手段、2……端末装置、3……
通信回線、4……中央監視装置、5……監視モード復帰
手段、25……通報禁止スイツチ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物内の設備の異常を検出する検出手段
    と、この検出手段が異常を検出すると、それに対応する
    異常信号を通信回線を介して中央監視装置に通報する端
    末装置と、上記異常信号を意図的に発生させる保守作業
    時に監視モードから禁止モードに切り換えるべく操作さ
    れると、上記中央監視装置への上記異常信号の通報が禁
    止される通報禁止スイツチとを有する異常通報装置にお
    いて、上記通報禁止スイツチの切換え状態が予め設定さ
    れた所定時間を越えて上記禁止モードの設定状態に放置
    されていた時に、上記禁止モードを上記監視モードに自
    動的に戻す監視モード復帰手段と、上記通報禁止スイツ
    チの切換え状態が上記禁止モードの設定状態に放置され
    ていることを上記通信回線を介して上記中央監視装置に
    通報するスイツチ解除忘れ通報手段とを有したことを特
    徴とする異常通報装置。
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