JPH07228442A - 異常通報装置 - Google Patents

異常通報装置

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Publication number
JPH07228442A
JPH07228442A JP1742694A JP1742694A JPH07228442A JP H07228442 A JPH07228442 A JP H07228442A JP 1742694 A JP1742694 A JP 1742694A JP 1742694 A JP1742694 A JP 1742694A JP H07228442 A JPH07228442 A JP H07228442A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abnormality
notification
switch
predetermined time
prohibition
Prior art date
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Pending
Application number
JP1742694A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinori Onishi
幸紀 大西
Tsuyoshi Shibuya
強 渋谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd, Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Priority to JP1742694A priority Critical patent/JPH07228442A/ja
Publication of JPH07228442A publication Critical patent/JPH07228442A/ja
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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常の点検保守作業よりも長い点検保守作業
を行なった場合でも、通報禁止スイッチの禁止モードの
放置状態通報が行なわれてしまうのを抑制する。 【構成】 本案は通報禁止スイッチ25を禁止モードに
切換えかつ、保守スイッチ5を投入したとき、通常時に
利用される第1の所定の時間T1より長い第2の所定時
間T2を、放置状態通報までのカウントアップ時間とし
て選択する手段を設けるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物内設備の異常を検
出して監視センタに通報する異常通報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置としては、特開平3−
97100号公報に記載されているように、建物内の設
備機器の異常の有無を検出する検出手段と、この検出手
段が異常を検出したとき、当該異常に対応する異常信号
を、通信回線を介して監視センタに通報する異常通報手
段と、異常信号を意図的に発生させる点検保守作業時
に、禁止モードにセットされ、意図的に発生される異常
信号の前記監視センタへの通報を禁止する通報禁止スイ
ッチと、この通報禁止スイッチが予め設定された所定時
間を越えて前記禁止モードにセットされたまま放置状態
となると、前記監視センタに前記放置状態の通報をする
放置状態通報手段とを備えたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置は、通
報禁止スイッチが通報禁止モードにセットされたまま、
所定時間放置されると、放置状態が監視センタに通報さ
れるので、監視センタからの現場にいる係員への連絡に
より禁止モードを解除することができる。しかし、点検
保守作業の内容によっては、作業時間が所定時間を越え
ることがあり、このような場合にも放置状態の通報が行
なわれてしまい、監視センタの係員および、点検保守作
業中の作業者に無用の手間と煩わしさを感じさせ、ま
た、点検保守作業の停滞の原因となる不具合がある。
【0004】本発明は、点検保守等の作業を予め設定さ
れた所定時間を越えた場合でも、監視センタの係員、お
よび、作業者に無用の手間と煩わしさを与えないように
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、建物内の設
備機器の異常の有無を検出する検出手段と、この検出手
段が異常を検出したとき当該異常に対応する異常信号を
通信回線を介して監視センタに通報する異常通報手段
と、異常信号を意図的に発生させる点検保守作業時に、
禁止モードにセットされ意図的に発生される異常信号の
前記監視センタへの通報を禁止する通報禁止スイッチ
と、この通報禁止スイッチが、予め設定された所定時間
を越えて前記禁止モードにセットされたまま放置状態と
なると、前記監視センタに前記放置状態の通報をする放
置状態通報手段とを有する異常通報装置において、前記
放置状態通報手段に、第1の所定時間とこれより長い第
2の所定時間を設定できるようにタイマ手段を設けると
ともに、前記通報禁止スイッチが禁止モードにセットさ
れた場合は、前記タイマ手段の第1の所定時間を選択
し、通報禁止スイッチが禁止モードにセットされたまま
放置され、かつエレベータの点検保守時に通常と異なる
モードの運転をするための、保守スイッチが投入されて
いる場合、前記タイマ手段の第2の所定時間を選択する
設定時間選択手段を設けた構成とすることにより達成さ
れる。
【0006】
【作用】上記のような構成であるから、通報禁止スイッ
チが通報禁止モードにセットされ、かつ、保守スイッチ
が投入されている場合は、カウントアップ時間が長い第
2の所定時間がタイマ手段の設定時間として選択され
る。この第2の所定時間は、点検保守等の作業を完了す
るのに充分な時間であるから、作業途中で放置状態通報
が行なわれることはなくなり、これを受け通報禁止スイ
ッチが解除されていないことを現場の作業者に連絡する
等の監視センタの係員の手間や煩わしさが省けるととも
に、現場の作業者が作業途中に呼出され、作業が中断さ
れることを防止できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1及び図2を参照
して説明する。
【0008】ここで、図1は実施例の構成を示すブロッ
ク図、図2は実施例の動作を示すタイムチャートであ
る。
【0009】図1に示すように、異常通報装置2に建物
内のエレベータ等の設備1が接続され、この異常通報装
置2は通信回線3を介して監視センタ4に接続されてい
る。
【0010】異常通報装置2には、通信ポート21〜2
3、通報禁止スイッチ25、演算処理部24が設けら
れ、設備1が通信ポート21の入力端子に接続され、通
信回線3が通信ポート23の出力端子に接続され、通報
禁止スイッチ25が通信ポート22の入力端子に接続さ
れている。
【0011】演算処理部24は、異常信号判定処理回路
24a、通報処理回路24c、第1の所定時間T1とこ
れよりカウントアップ時間が長い第2の所定時間T2
少なくとも2種類のカウントアップ時間を設定できる機
能を有する。一定時限監視処理回路24b、接点25
a、接点25b、カウントアップ時間を選択する設定時
間選択回路26の機能を有している。そして、回路的に
は通信ポート21の出力端子が異常信号判定処理回路2
4aの入力端子に接続され、異常信号判定処理回路24
aの出力端子が、接点25bを介して通報処理回路24
cの入力端子に接続され、通報処理回路24cの出力端
子が通信ポート23の入力端子に接続されている。設定
時間選択回路26には、接点25a2及びエレベータか
ご内に設置されている保守スイッチ5の接点5aが通信
ポート22を介して接続されている。
【0012】また、入力端子に通報禁止スイッチ25が
接続された通信ポート22の出力端子が、接点25bに
接続され、一定時限監視処理回路24bの出力端子が通
報処理回路24cの入力端子に接続されている。
【0013】ここで、異常信号判定処理回路24aは、
通信ポート21から取り込んだ設備1の情報に基づい
て、設備1に異常が発生したかどうかの判定をする回路
である。また、通報処理回路24cは、発生した異常信
号を通信ポート23及び通信回線3を介して監視センタ
4に通報する回路であり、一定時限監視処理回路24c
は、通報禁止スイッチ25の禁止モードの状態及び、保
守スイッチ5の投入状態の組合せにより、予め設定した
第1または、第2の所定の時間を越えたかどうかの判定
処理をする回路である。
【0014】次に、実施例の動作を説明する。
【0015】通常の監視動作時には、通報スイッチ25
は監視側に切換えられリセットされている。このリセッ
ト状態では、接点25bは閉、接点25aは開となって
いる。また、保守スイッチ5は非投入状態にあり、接点
5aは開いている。
【0016】設備1からの監視信号は、通信ポート21
を介して常時異常信号回路24aに取り込まれ、異常の
有無が監視されている。
【0017】異常信号判定処理回路24aが、監視信号
の情報に基づいて設備1の異常を判定すると、異常信号
判定処理回路24aからは異常の種類に対応した異常信
号が発せられる。この異常信号は、接点25bを介して
通報処理回路24cに入力され、通報処理回路24cか
ら通信回線3を介して監視センタ4に異常の通報が行な
われる。
【0018】保守作業時の場合、意図的に異常信号を発
生させて点検作業を行なう際には、保守作業員は通報禁
止スイッチ25を禁止側に切換えて禁止モードにセット
する。この禁止モードにより、接点25bは開となり、
異常信号は通報処理回路Cへは入力されず、監視センタ
4への異常通報は禁止される。
【0019】また、この禁止モードでは、接点25aが
閉となり、一定時限監視処理回路24bは計時を開始す
る。このとき接点25aのみが閉であり、接点5aは開
であるため、第1の所定時間T1が選択される。
【0020】図2において、時刻t1で禁止モードf1
設定され、保守作業員は意図的に異常信号を発生させ
て、異常通報装置の点検作業を監視センタ4への異常通
報なしに行なう。この点検作業が完了すると時刻t2
おいて、保守作業員は通報禁止スイッチ25を監視側に
切換えて禁止モードをリセットする。このリセットによ
って、計時を開始した一定時限監視処理回路24bもリ
セットされる。
【0021】図2において、時刻t3で保守作業員が同
様に禁止モードf2を設定し、意図的に異常信号を発生
して点検作業を行ない、作業が完了したにもかかわらず
通報禁止スイッチ25の禁止モードのリセットを行なわ
ない場合を説明する。
【0022】この場合には、時刻t3で計時を開始した
一定時限監視処理回路24bは、第1の所定時間T1
計時した時点で放置検知状態f2となり、一定時限監視
処理回路24bから通報回路24cに禁止モード放置信
号が入力される。
【0023】通報処理回路24cはこの異常通報が行な
われた後に保守作業員が通報禁止スイッチ25の禁止モ
ードのリセットを行なうと、カウントアップされ、一定
時限監視処理回路24bから通報処理回路24cに復旧
信号が入力される。
【0024】そして、この復旧信号に基づいて通報処理
回路24cから、通信ポート23及び通信回線3を介し
て監視センタ4に復旧の通報が行なわれる。点検保守
時、通報禁止スイッチ25の禁止モードへの切換えに加
え、通常運転時と異なるモード、たとえば低速モード等
で運転するための保守スイッチ5を投入すると接点25
aおよび接点5aが閉となるため、第2の所定時間T2
が一定時限監視処理装置24bの設定時間として選択さ
れる。これにより、時刻t3に通報禁止モードにセット
され、第1の所定時間T1が経過しても放置検知状態と
はならない。なお、接点25a、25bは、通信ポート
22を通して取り込んだ通報禁止スイッチ25のソフト
リレーで誤動作することはない。
【0025】このように実施例によると保守作業時に保
守作業員が、通報禁止スイッチ25のリセット操作を忘
れ、通報禁止スイッチ25のセット状態が連続して所定
時間Tに達すると、監視センタ4に放置状態の異常通報
が行なわれるので、監視センタ4で通報禁止スイッチ2
5のリセット忘れを確実に検出し、その記録も残すこと
ができる。
【0026】そして実施例によると、保守作業時の人為
的誤操作による異常通報装置の監視動作の機能低下を防
止することができる。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に述べたように本発明によれ
ば、通報禁止スイッチが通報禁止モードにセットされか
つ保守スイッチが投入されている場合は、カウントアッ
プ時間が長い第2の所定時間がタイマ手段の設定時間と
して選択される。この第2の所定時間は、点検保守等の
作業を完了するのに充分な時間であるから、作業途中で
放置状態通報が行なわれることはなくなり、これを受け
通報禁止スイッチが解除されていないことを現場の作業
者に連絡する等の監視センタの係員の手間や煩わしさが
省けるとともに現場の作業者が作業途中に呼出され、作
業が中断されることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の動作を示すタイムチャート
である。
【符号の説明】
1 設備 2 異常通報装置 3 通信回線 4 監視センタ 5 保守スイッチ 21〜23 通信ポート 24 ソフトウェア 24a 異常信号判定処理回路 24b 一定時限監視処理回路 25 通報禁止スイッチ 26 設定時間選択回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物内の設備機器の異常の有無を検出す
    る検出手段と、この検出手段が異常を検出したとき当該
    異常に対応する異常信号を通信回線を介して監視センタ
    に通報する異常通報手段と、異常信号を意図的に発生さ
    せる点検保守作業時に、禁止モードにセットされ意図的
    に発生される異常信号の前記監視センタへの通報を禁止
    する通報禁止スイッチと、この通報禁止スイッチが、予
    め設定された所定時間を越えて前記禁止モードにセット
    されたまま放置状態となると、前記監視センタに前記放
    置状態の通報をする放置状態通報手段とを有する異常通
    報装置において、前記放置状態通報手段に、第1の所定
    時間とこれより長い第2の所定時間を設定できるように
    タイマ手段を設けるとともに、前記通報禁止スイッチが
    禁止モードにセットされた場合は、前記タイマ手段の第
    1の所定時間を選択し、通報禁止スイッチが禁止モード
    にセットされたまま放置され、かつエレベータの点検保
    守時に通常と異なるモードの運転をするための、保守ス
    イッチが投入されている場合、前記タイマ手段の第2の
    所定時間を選択する設定時間選択手段を設けたことを特
    徴とする異常通報装置。
JP1742694A 1994-02-14 1994-02-14 異常通報装置 Pending JPH07228442A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1742694A JPH07228442A (ja) 1994-02-14 1994-02-14 異常通報装置

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JP1742694A JPH07228442A (ja) 1994-02-14 1994-02-14 異常通報装置

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Publication Number Publication Date
JPH07228442A true JPH07228442A (ja) 1995-08-29

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ID=11943696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1742694A Pending JPH07228442A (ja) 1994-02-14 1994-02-14 異常通報装置

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JP (1) JPH07228442A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010208760A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ運転制御装置
JP2016052933A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 東芝エレベータ株式会社 エレベータの遠隔監視システム
JP2018167933A (ja) * 2017-03-29 2018-11-01 フジテック株式会社 昇降装置の遠隔監視システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016052933A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 東芝エレベータ株式会社 エレベータの遠隔監視システム
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