JPH0718697Y2 - エレベータ遠隔監視装置 - Google Patents
エレベータ遠隔監視装置Info
- Publication number
- JPH0718697Y2 JPH0718697Y2 JP4165789U JP4165789U JPH0718697Y2 JP H0718697 Y2 JPH0718697 Y2 JP H0718697Y2 JP 4165789 U JP4165789 U JP 4165789U JP 4165789 U JP4165789 U JP 4165789U JP H0718697 Y2 JPH0718697 Y2 JP H0718697Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator
- monitoring device
- fault
- failure
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はエレベータ遠隔監視装置に係り、特に無電圧故
障検出接点により信号を取込んで監視するエレベータ遠
隔監視装置に関する。
障検出接点により信号を取込んで監視するエレベータ遠
隔監視装置に関する。
一般に、建屋内の各種設備機器に故障が生じたとき、こ
れを自動検出して自動ダイヤルし、一般加入電話回線を
介して監視センタへ通報する装置が用いられている。
れを自動検出して自動ダイヤルし、一般加入電話回線を
介して監視センタへ通報する装置が用いられている。
例えば、エレベータの場合、エレベータ制御盤に無電圧
故障検出接点を備え、またエレベータ監視装置にこの無
電圧故障検出接点の状態を監視する故障接点入力部を設
けることによつて、故障が自動検出され、この故障が発
報すべきものであると判定されると処理部から自動ダイ
ヤルがなされて、一般加入電話回線を介して監視センタ
へ通報していた。なお、この種の装置として関連するも
のには例えば特開昭59−65393号公報等が挙げられる。
故障検出接点を備え、またエレベータ監視装置にこの無
電圧故障検出接点の状態を監視する故障接点入力部を設
けることによつて、故障が自動検出され、この故障が発
報すべきものであると判定されると処理部から自動ダイ
ヤルがなされて、一般加入電話回線を介して監視センタ
へ通報していた。なお、この種の装置として関連するも
のには例えば特開昭59−65393号公報等が挙げられる。
従来のエレベータ遠隔監視装置は上述のように構成され
たため、エレベータの故障によつて監視センタへ発報し
ている際中に、何らかの原因によつてエレベータ監視装
置の専用電源が遮断してしまうと、補助バツテリによつ
て保償している部分が処理部のみである場合は、エレベ
ータが故障状態であるにもかかわらず、故障接点入力部
がOFFとなり、エレベータ監視装置ではエレベータの故
障状態が復旧したものと誤認してしまう。それによつて
エレベータ監視装置からは故障が復旧したという誤発報
が出されることが考えられた。
たため、エレベータの故障によつて監視センタへ発報し
ている際中に、何らかの原因によつてエレベータ監視装
置の専用電源が遮断してしまうと、補助バツテリによつ
て保償している部分が処理部のみである場合は、エレベ
ータが故障状態であるにもかかわらず、故障接点入力部
がOFFとなり、エレベータ監視装置ではエレベータの故
障状態が復旧したものと誤認してしまう。それによつて
エレベータ監視装置からは故障が復旧したという誤発報
が出されることが考えられた。
本考案の目的は、エレベータ監視装置の専用電源が遮断
されても、エレベータの故障復旧の誤発報をすることの
ないエレベータ遠隔監視装置を提供するにある。
されても、エレベータの故障復旧の誤発報をすることの
ないエレベータ遠隔監視装置を提供するにある。
本考案は上記目的を達成するために、エレベータ監視装
置の専用電源の遮断を検出する検出手段と、この検出手
段が動作したときに故障接点入力部の作動による故障復
旧の誤発報を禁止する禁止手段とを設けたことを特徴と
する。
置の専用電源の遮断を検出する検出手段と、この検出手
段が動作したときに故障接点入力部の作動による故障復
旧の誤発報を禁止する禁止手段とを設けたことを特徴と
する。
本考案によるエレベータ遠隔監視装置は上述の如く構成
されたため、エレベータに故障が発生して、この故障発
報が監視センタに通報された後、何らかの原因でエレベ
ータ監視装置の専用電源が遮断した場合、先ずこのこと
を検出手段が検出して禁止手段が作動し、たとえ故障接
点入力部が補助バツテリによつて保償されていないため
OFF状態となり、故障復旧の誤発報を出そうとしても、
この禁止手段の作動によつて発報が行なわれない。
されたため、エレベータに故障が発生して、この故障発
報が監視センタに通報された後、何らかの原因でエレベ
ータ監視装置の専用電源が遮断した場合、先ずこのこと
を検出手段が検出して禁止手段が作動し、たとえ故障接
点入力部が補助バツテリによつて保償されていないため
OFF状態となり、故障復旧の誤発報を出そうとしても、
この禁止手段の作動によつて発報が行なわれない。
以下本考案による一実施例を図面から説明する。
第1図は本考案の一実施例を施したエレベータ遠隔監視
装置の系統図である。
装置の系統図である。
建屋電源3から電源を得るエレベータ制御盤1には無電
圧故障検出接点2が備えられており、エレベータの故障
を自動検出している。ここで検出された故障は専用電源
5から電源を得るエレベータ監視装置4内の故障接点入
力部7に入力されて、ONとなる。ここに、専用電源5に
はその遮断を検出する接点である検出手段14が設けられ
ている。その情報は通信ポート9を介して処理部8に入
力され、マイクロコンピユータであるMPU13および禁止
手段11を有するメモリ12によつて、この故障が発報すべ
きものであると判定されると、通信ポート10から一般加
入電話回線15を介して監視センタ16へ発報される。
圧故障検出接点2が備えられており、エレベータの故障
を自動検出している。ここで検出された故障は専用電源
5から電源を得るエレベータ監視装置4内の故障接点入
力部7に入力されて、ONとなる。ここに、専用電源5に
はその遮断を検出する接点である検出手段14が設けられ
ている。その情報は通信ポート9を介して処理部8に入
力され、マイクロコンピユータであるMPU13および禁止
手段11を有するメモリ12によつて、この故障が発報すべ
きものであると判定されると、通信ポート10から一般加
入電話回線15を介して監視センタ16へ発報される。
エレベータ本体の動力電源は建屋電源2から供給され、
エレベータ監視装置4の電源は専用電源5から供給され
る。また停電時等のメモリ12の保護のため補助バツテリ
6によりエリア17が保護されている。
エレベータ監視装置4の電源は専用電源5から供給され
る。また停電時等のメモリ12の保護のため補助バツテリ
6によりエリア17が保護されている。
次に、これらの動作を第2図の動作流れ図を参照しなが
ら説明する。
ら説明する。
一般に、ステツプS1のようにエレベータが故障状態にな
ると、エレベータ制御盤1内の無電圧故障検出接点3が
ONする。
ると、エレベータ制御盤1内の無電圧故障検出接点3が
ONする。
これをエレベータ監視装置4内の故障接点入力部7が検
出して通信ポート9に送信され、エレベータの故障信号
として確認されると、MPU13がメモリ12内のプログラム
によつてONという故障信号を処理部8から通信ポート10
に送信する。その信号はステツプS2に示すように、一般
加入電話回線15を介して監視センタ16に発報される。
出して通信ポート9に送信され、エレベータの故障信号
として確認されると、MPU13がメモリ12内のプログラム
によつてONという故障信号を処理部8から通信ポート10
に送信する。その信号はステツプS2に示すように、一般
加入電話回線15を介して監視センタ16に発報される。
ここで、エレベータの故障が復旧して無電圧故障検出接
点2がOFFとなると、ステツプS3において、これを故障
接点入力部7が検出してOFFとなりこの故障信号を通信
ポート9に送出する。
点2がOFFとなると、ステツプS3において、これを故障
接点入力部7が検出してOFFとなりこの故障信号を通信
ポート9に送出する。
これによつて、ステツプS4では、MPU13がメモリ12内の
プログラムに基き、エレベータの故障状態の復旧と判断
し、ステツプS6において、通信ポート10、一般加入電話
回線15を介し監視センタ16に故障の復旧発報を行なう。
プログラムに基き、エレベータの故障状態の復旧と判断
し、ステツプS6において、通信ポート10、一般加入電話
回線15を介し監視センタ16に故障の復旧発報を行なう。
しかし、上述したようにエレベータに故障が発生して故
障発報の際中に、何らかの原因でエレベータ監視装置4
の専用電源5が遮断したとする。すると補助バツテリ6
によりエリア17の部分は電源が保護されることになる
が、故障接点入力部7は保償されておらず、OFF状態と
なつてしまう。このためエレベータが故障でありまだ復
旧していないにもかかわらず、MPU13は故障の復旧と誤
判断してしまい復旧の誤発報をしてしまう。
障発報の際中に、何らかの原因でエレベータ監視装置4
の専用電源5が遮断したとする。すると補助バツテリ6
によりエリア17の部分は電源が保護されることになる
が、故障接点入力部7は保償されておらず、OFF状態と
なつてしまう。このためエレベータが故障でありまだ復
旧していないにもかかわらず、MPU13は故障の復旧と誤
判断してしまい復旧の誤発報をしてしまう。
そこで、エレベータ故障発報後に故障接点入力部7がOF
F状態になつた場合、本当に無電圧故障検出接点2が復
旧したのか、あるいは専用電源5が遮断したためにOFF
となつたのかを判定する手段として、専用電源5の電源
状態を監視する接点である検出手段14を設ける。さらに
もし専用電源5が遮断されたゆえのOFFであれば故障復
旧の誤発報を禁止する禁止手段11をメモリ12内にプログ
ラムとして設ける。
F状態になつた場合、本当に無電圧故障検出接点2が復
旧したのか、あるいは専用電源5が遮断したためにOFF
となつたのかを判定する手段として、専用電源5の電源
状態を監視する接点である検出手段14を設ける。さらに
もし専用電源5が遮断されたゆえのOFFであれば故障復
旧の誤発報を禁止する禁止手段11をメモリ12内にプログ
ラムとして設ける。
これによつて、故障接点入力部7がOFF状態となつたと
きは、第2図のステツプS4に示すように、検出手段14に
よつてエレベータ監視装置4の専用電源5の状態を検出
し、この専用電源5が遮断している場合で発報が不要だ
と判定されると、ステツプS5において、メモリ12内の禁
止手段11によりMPU13は発報を禁止する。こうして、エ
レベータ監視装置4の専用電源5の遮断による故障復旧
の誤発報を防止することができる。
きは、第2図のステツプS4に示すように、検出手段14に
よつてエレベータ監視装置4の専用電源5の状態を検出
し、この専用電源5が遮断している場合で発報が不要だ
と判定されると、ステツプS5において、メモリ12内の禁
止手段11によりMPU13は発報を禁止する。こうして、エ
レベータ監視装置4の専用電源5の遮断による故障復旧
の誤発報を防止することができる。
以上説明したように本考案は、エレベータ監視装置の専
用電源の遮断を検出する検出手段と、この検出手段が作
動したときに誤発報を禁止する禁止手段を設けたため、
故障接点入力部がOFF状態になつたときに、それが本当
に無電圧故障検出接点の復旧によるものか、あるいはエ
レベータ監視装置の専用電源の遮断によるものかを判定
することができるようになり、電源遮断による誤発報を
防止することができる。
用電源の遮断を検出する検出手段と、この検出手段が作
動したときに誤発報を禁止する禁止手段を設けたため、
故障接点入力部がOFF状態になつたときに、それが本当
に無電圧故障検出接点の復旧によるものか、あるいはエ
レベータ監視装置の専用電源の遮断によるものかを判定
することができるようになり、電源遮断による誤発報を
防止することができる。
第1図は本考案の一実施例によるエレベータ遠隔監視装
置の系統図、第2図は第1図の動作流れ図である。 1……エレベータ制御盤、3……無電圧故障検出接点、
4……エレベータ監視装置、5……専用電源、6……補
助バツテリ、7……故障接点入力部、8……処理部、11
……禁止手段、14……検出手段。
置の系統図、第2図は第1図の動作流れ図である。 1……エレベータ制御盤、3……無電圧故障検出接点、
4……エレベータ監視装置、5……専用電源、6……補
助バツテリ、7……故障接点入力部、8……処理部、11
……禁止手段、14……検出手段。
Claims (1)
- 【請求項1】エレベータ制御盤に、エレベータの故障を
検出したときに投入される無電圧故障接点を備え、エレ
ベータ監視装置に、上記無電圧故障接点の状態を検出し
て発報の可否を判定し、発報が可と判定した信号を発報
する処理部と、上記エレベータ監視装置の専用電源と、
上記無電圧故障検出接点の故障接点入力部を除いて保償
している補助バツテリとを有して成るエレベータ遠隔監
視装置において、上記エレベータ監視装置の上記専用電
源の遮断を検出する検出手段と、この検出手段が動作し
たときに上記故障接点入力部の作動による故障復旧の誤
発報を禁止する禁止手段とを設けたことを特徴とするエ
レベータ遠隔監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4165789U JPH0718697Y2 (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | エレベータ遠隔監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4165789U JPH0718697Y2 (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | エレベータ遠隔監視装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02132082U JPH02132082U (ja) | 1990-11-02 |
JPH0718697Y2 true JPH0718697Y2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=31552513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4165789U Expired - Lifetime JPH0718697Y2 (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | エレベータ遠隔監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0718697Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-04-11 JP JP4165789U patent/JPH0718697Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02132082U (ja) | 1990-11-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |