JP3077932B2 - 警報盤 - Google Patents

警報盤

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JP3077932B2
JP3077932B2 JP06127017A JP12701794A JP3077932B2 JP 3077932 B2 JP3077932 B2 JP 3077932B2 JP 06127017 A JP06127017 A JP 06127017A JP 12701794 A JP12701794 A JP 12701794A JP 3077932 B2 JP3077932 B2 JP 3077932B2
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JP
Japan
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alarm
abnormality
signal
panel
alarm panel
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JP06127017A
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JPH07311890A (ja
Inventor
功次 小西
Original Assignee
河村電器産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一箇所の警報信号を複
数箇所で監視するための個別警報出力部を備えた警報盤
に関する。
【0002】
【従来の技術】一箇所の警報信号を複数箇所の警報盤で
監視する場合、警報盤をマルチドロップ接続すると、警
報盤間の相互干渉による故障が発生するという恐れがあ
り、そのような故障を避けるために、通常、図2のよう
に個別警報出力部21を備えた警報盤22で構成してい
た。
【0003】警報信号を入力した警報盤22aは信号検
知部23aを介して表示部24aにより警報信号の警報
を表示すると共に、個別警報出力部21より他の警報盤
22bへ警報信号を出力し、他の警報盤22bは警報盤
22aと同様に信号検知部23bを介して表示部24b
により警報信号の警報を表示していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によると、例えば、警報盤22aに停電の異常が
発生した場合、警報信号を他の警報盤22bへ出力する
ことができない他、すべての警報盤22に警報表示がさ
れないという欠点があった。また、そのために警報及び
警報盤22aの異常の発見が遅れ、二次災害を及ぼす恐
れがあるという欠点もあった。
【0005】そこで本発明は、少なくとも一箇所の警報
盤に異常が発生した場合においても、他の警報盤が正常
に警報表示するという信頼性の高い警報盤を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の警報盤は、少なくとも警報盤の異常を検出
する異常検出部と、その異常検出部が異常を検出した際
に警報信号を個別警報出力部に直接送信する信号バイパ
ス部と、異常を他の警報盤に報知する異常出力部とを設
けたものである。
【0007】
【作用】通常、警報信号を入力した警報盤は、信号バイ
パス部より信号検知部を介して表示部により警報信号の
警報を表示すると共に、個別警報出力部より他の警報盤
へ警報信号を出力する。
【0008】また、異常検出部により警報盤の異常を検
出した場合、警報盤に入力された警報信号は信号バイパ
ス部を介して直接個別警報出力部より他の警報盤へ警報
信号を出力すると共に、異常信号を異常出力部より他の
警報盤に出力し、異常が発生した警報盤の状態を他の警
報盤で表示する。
【0009】
【実施例】本発明に係る警報盤の一実施例を添付図面に
基づいて説明する。
【0010】図1は本発明に係る警報盤の一実施例の説
明図であり、例えば、一箇所の警報信号を二箇所の警報
盤1,1’で監視する場合において警報盤1は、少なく
とも警報盤1の異常を検出する異常検出部2と、その異
常検出部2が異常を検出した際に警報信号を個別警報出
力部3に直接送信する信号バイパス部4と、個別警報出
力部3に接続された他の警報盤1’に警報盤1の異常を
報知する異常出力部5とを設けたものである。
【0011】信号バイパス部4はc接点スイッチで構成
され、通常、警報盤1には電源が投入されているため信
号バイパス部4の接点がa接点に接続され、警報信号を
入力した警報盤1は、信号バイパス部4より信号検知部
6を介して表示部7により警報信号の警報を表示すると
共に、個別警報出力部3より他の警報盤1’へ警報信号
を出力する。
【0012】また、例えば、停電により異常検出部2が
警報盤1の異常を検出した場合、警報盤1は停止し、信
号バイパス部4の接点がb接点に接続され、警報盤1に
入力された警報信号は信号バイパス部4のb接点を介し
て直接個別警報出力部3より他の警報盤1’へ警報信号
を出力すると共に、停電による異常信号を異常出力部5
より他の警報盤1’に出力し、異常が発生した警報盤1
が停止状態であることを他の警報盤1’で表示する。
【0013】上記のように構成された警報盤は、警報盤
1の異常を検出する異常検出部2と、その異常検出部2
が異常を検出した際に警報信号を個別警報出力部3に直
接送信する信号バイパス部4と、個別警報出力部3に接
続された他の警報盤1’に警報盤1の異常を報知する異
常出力部5とを設けたものであるため、警報盤1に停電
の異常が発生した場合、信号バイパス部4の接点の切り
替わりによって警報信号を個別警報出力部3より他の警
報盤1’へ出力することができる他、異常が発生した警
報盤1が停止状態であることを他の警報盤1’に表示す
るというものであり、警報及び異常が発生した警報盤1
を他の警報盤1’で常時監視することができる。
【0014】尚、上記実施例において、一箇所の警報信
号を二箇所の警報盤1,1’で監視しているが、これは
一例であり、二箇所以上の複数の警報盤で警報信号を監
視することができ、その場合、異常が発生した警報盤1
の停止状態を警報盤1の個別警報出力部3に接続された
他の警報盤1’以外の警報盤で表示することができる。
また、異常の表示も警報盤1の停止状態に限定するもの
でなく、その他の異常を表示するように変更することも
できる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の警報盤
は、少なくとも警報盤の異常を検出する異常検出部と、
その異常検出部が異常を検出した際に警報信号を個別警
報出力部に直接送信する信号バイパス部と、異常を他の
警報盤に報知する異常出力部とを設けたものであるた
め、少なくとも一箇所の警報盤に異常が発生した場合に
おいても、他の警報盤が正常に警報表示する他、異常が
発生した警報盤の状態を他の警報盤で表示するという信
頼性の高い優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る警報盤の一実施例の説明図であ
る。
【図2】従来技術の警報盤の説明図である。
【符号の説明】
1・・・警報盤、1’・・・他の警報盤、2・・・異常
検出部、3・・・個別警報出力部、4・・・信号バイパ
ス部、5・・・異常出力部、6・・・信号検知部、7・
・・表示部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一箇所の警報信号を複数箇所で監視する
    ための個別警報出力部を備えた警報盤において、少なく
    とも該警報盤の異常を検出する異常検出部と、該異常検
    出部が異常を検出した際に前記警報信号を前記個別警報
    出力部に直接送信する信号バイパス部と、前記異常を他
    の警報盤に報知する異常出力部とを設けたことを特徴と
    する警報盤。
JP06127017A 1994-05-17 1994-05-17 警報盤 Expired - Lifetime JP3077932B2 (ja)

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JP06127017A JP3077932B2 (ja) 1994-05-17 1994-05-17 警報盤

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JPH07311890A JPH07311890A (ja) 1995-11-28
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