JP2845696B2 - 故障表示装置 - Google Patents

故障表示装置

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JP2845696B2
JP2845696B2 JP4306910A JP30691092A JP2845696B2 JP 2845696 B2 JP2845696 B2 JP 2845696B2 JP 4306910 A JP4306910 A JP 4306910A JP 30691092 A JP30691092 A JP 30691092A JP 2845696 B2 JP2845696 B2 JP 2845696B2
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中島  隆
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発電所や工場などのプラ
ントの異常状態を監視する故障表示装置において、多数
の故障表示回路群が共通に使用する点滅信号を常時モニ
ターし、信頼性の高い故障表示を行う故障表示装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】発電所や工場等においては、プラントの
状態を絶えず監視し、万一異常が生じた場合は、これに
迅速かつ適確に対処し、大事故に至ることを未然に防止
するため、プラント各部の異常を監視する故障表示装置
が設けられている。通常、これら故障表示は警報音とラ
ンプ表示群の中の故障該当箇所のランプの点滅表示で運
転員に報知している。
【0003】このような故障表示装置の従来の回路構成
を図4に示した。同図において、1はフリッカ回路、3
a〜3nは故障表示回路、4a〜4nは故障表示回路3
a〜3nに対応したランプ表示器、5a〜5nはプラン
ト各所の異常を故障表示するための故障検出接点であ
る。
【0004】次に、上記故障表示装置の作用を説明す
る。まず、故障発生により接点5aが閉路すると、故障
表示回路3aはランプ表示器4aを点滅させると共に、
図示していない警報器を鳴動させる。それぞれのランプ
表示器4a〜4nの点滅信号は、共通に使用するフリッ
カ回路1より点滅信号Fとして供給される。
【0005】ところで、例えばフリッカ回路1内に異常
があり、点滅信号Fが消灯側に停止すると、全てのラン
プ表示器4a〜4nは表示不能となり、本来のプラント
異常による故障発生があっても運転員はどこの箇所の故
障発生か知る手段がなく、事故対応が大幅に遅れること
となり、問題が大きくなる恐れがあった。なお、点滅信
号Fが点灯側に停止した場合では、ランプ表示器4a〜
4nは連続点灯するので感知できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
方式では、共通の点滅信号が消灯側に故障が発生する
と、故障表示そのものができないので、点滅信号の異常
をモニターし、直早く点滅信号を復旧させることが望ま
れていた。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は点滅信号をモニターしフリッカ回路に異
常が発生した場合でもプラント各所の異常を故障表示で
きる信頼性の高い故障表示装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の故障表示装置は、複数の故障表示回路に共
通に供給する所定周期の第1の点滅信号を出力する常用
系となる第1のフリッカ回路と、この第1のフリッカ回
路の待機系となる所定周期の第2の点滅信号を出力する
第2のフリッカ回路と、前記第1の点滅信号の点滅周期
より長く設定される設定時間を越えて、前記第1の点滅
信号のオン状態あるいはオフ状態が継続したとき異常検
知するモニター回路と、このモニター回路が異常検知し
たとき前記第1のフリッカ回路からの信号に替えて、前
記第2のフリッカ回路からの第2の点滅信号を前記複数
の故障表示回路に共通に供給する切替手段とを備える
とを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の故障表示装置によると、常時は常用系
の点滅信号がオン,オフしているので、その点滅信号を
モニターで監視すれば十分であるが、万一常用系の点滅
信号のオン,オフが停止する異常が発生しても常用系の
点滅信号を待機系の点滅信号に切替えて各故障表示回路
への点滅信号の供給を維持し、プラントの故障表示に支
障を与えることはない。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図を参照して説明する。図
1は本発明の一実施例の回路図である。同図において、
1aは常用系のフリッカ回路で、1bはフリッカ回路1
aが故障した場合に使用する待機系のフリッカ回路であ
る。フリッカ回路1aは、オンとオフを常時繰り返し出
力している。2は点滅信号F1を監視するモニター回路
で、点滅信号F1を受ける単安定マルチバイブレータ回
路SSと,リレー駆動回路RDと,リレーXと,このリ
レーXにより点滅信号F1とF2を切替える切替接点C
とから構成されている。ここで単安定マルチバイプレー
タ回路SSの出力時間t1 は、点滅信号の周期t2 より
も長く設定しておく。3a〜3nはそれぞれ故障表示回
路であり多数個使用する。4a〜4nは故障表示回路3
a〜3nに対応して表示するランプ表示器、5a〜5n
はプラント各所からの故障発生を検出する故障検出接点
である。
【0011】次に、本実施例の作用について説明する。
まず、モニター回路2内の単安定マルチバイブレータ回
路SSの機能を説明する。単安定マルチバイブレータ回
路SSは、入力信号の立上がり(“0”→“1”)でト
リガーし出力が“1”となり、一定時間t1経過後に
“0”となる。入力信号の立下がり(“1”→“0”)
では出力は応動せず関係しない。また、入力信号として
オンとオフが繰返して入る場合、その周期(図2の
2 )が、単安定マルチバイブレータ回路SSで設定す
る出力時間t1 よりも短い場合にはこの回路SSの出力
は“1”を継続出力する機能を有する。
【0012】次に、点滅回路6の動作について説明す
る。フリッカ回路1aが正常な場合には、点滅信号F1
はオン,オフ(“1”⇔“0”)を周期t2 で繰返し発
生している。その信号はモニター回路2の単安定マルチ
バイブレータ回路SSの入力として入る。この回路SS
は初回の入力トリガーで出力“1”となり、以後繰返し
トリガー入力が周期t2 で入り、t1 >t2の関係で設
定していることにより、出力は前述の単安定マルチバイ
ブレータ回路SSで説明のとおり“1”を継続する。こ
の回路SSの出力でリレー駆動回路は、リレーXを動作
させ、接点CはF1側を閉路させる。従って、信号F1
が正常時はリレーXが動作状態にあり、接点Cから点滅
信号F1が各故障表示回路(3a〜3n)に入り、それ
を維持する。
【0013】次に、フリッカ回路1aが故障し点滅信号
が停止た場合には、その信号F1の異常のケースが、
図2に示すようにケースA,ケースBの2通り生ずる。
図2のケースAは信号F1がオフ故障(“0”)となる
場合、ケースBは信号F1がオン故障(“1”)となる
場合である。いずれの場合も、単安定マルチバイブレー
タ回路SSの入力信号としては“0”→“1”となる信
号変化は生じないので、単安定マルチバイブレータ回路
SSの出力は、一定時間t1 経過後に“0”となる。す
ると、リレー駆動回路RDも出力“0”となり、リレー
Xは不動作に変り、接点Cは信号F2側に切替わる。各
故障表示回路3a〜3nへの点滅信号は、待機系の正常
なフリッカ回路1bより供給され、故障表示装置として
は正常な動作を維持することができる。なお、点滅信号
F1とF2の点滅周期を相違させることによりF1→F
2に切替えられたことが判り、フリッカ回路1aを除外
して修理することができる。このように簡便なモニター
回路の付加により、点滅信号の消失にも対応可能な故障
表示を得ることができる。
【0014】図3は本発明の他の実施例の回路図であ
る。同図において、7aは常用系のフリッカリレーで周
期t2 で接点8aがオン,オフを繰返すリレーであり、
7bは待機系のフリッカリレーで周期t2 で接点8bが
オン,オフを繰返すリレーである。2は点滅信号F1を
監視するモニター回路で、抵抗R1,R2と、フォトカ
プラーPCと、単安定マルチバイブレータ回路SSと、
リレー駆動回路RDと、リレーXと、このリレーXの接
点Cとから構成されている。PとNは直流電源(110
V)の正極と負極、Eはモニター回路内部のロジック回
路電源である。
【0015】本実施例は故障表示回路3a〜3nが電磁
形リレー回路で構成されている場合に適用する点滅回路
である。ランプ表示器4a〜4nの点滅信号としては1
10Vの直流電源から故障表示回路内リレーやフリッカ
リレー等の各リレー接点の開閉で直接供給されることが
多いので、モニター回路2としては入力信号をフォトカ
プラーPCで絶縁して入力し、その他は上記実施例で説
明したモニター回路と同様な機能をしている。従って点
滅信号F1の停止の検出方法や、点滅信号F2への切替
方法は図1及び図2のモニター回路の動作と全く同一で
あるので、その説明は省略する。
【0016】本実施例は信号の受渡しが変化したのみ
で、本来の動作機能は上記実施例と同一である。また本
実施例ではモニター回路2は他回路と電気的に絶縁され
ているので他回路の故障波及を全く受けないという利点
がある。
【0017】なお、上記各実施例は第2のフリッカ回路
を設ける方式であるが、この第2のフリッカ回路の代り
に連続点灯信号用として、単なる直流電圧の“1”信号
に置換する方式としてもよい。この方式は第1のフリッ
カ回路の点滅信号が消失しても点滅信号の代りに連続点
灯を維持するので、運転員は故障発生を感知できる。ま
た、この方式は第2のフリッカ回路を省略できるので多
少安価となる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の故障表示
装置によると、常時は常用系の点滅信号がオン,オフし
ているので、その点滅信号をモニターで監視すれば十分
であるが、万一常用系の点滅信号のオン,オフが停止す
る異常が発生しても常用系の点滅信号を待機系の点滅信
号に切替えて各故障表示回路への点滅信号の供給を維持
し、プラントの故障表示に支障を与えることはない。し
たがって、高い信頼性を有する故障表示装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の故障表示装置の回路図。
【図2】図1のモニター回路の動作図。
【図3】本発明の他の実施例の点滅回路図。
【図4】従来の故障表示装置の回路図。
【符号の説明】
1a,1b…フリッカ回路、2…モニター回路、3a〜
3n…故障表示回路、4a〜4n…ランプ表示器、5a
〜5n…故障検出接点、6…点滅回路、7a,7b…フ
リッカリレー、8a,8b…フリッカリレーの出力接
点、SS…単安定マルチバイブレータ回路、X…リレ
ー、C…リレーXの接点、RD…リレー駆動回路、F,
F1,F2…点滅信号、R…抵抗、PC…フォトカプラ
ー、E…モニター内部電源。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の故障表示回路に共通に供給する所
    定周期の第1の点滅信号を出力する常用系となる第1の
    フリッカ回路と、この第1のフリッカ回路の待機系とな
    る所定周期の第2の点滅信号を出力する第2のフリッカ
    回路と、前記第1の点滅信号の点滅周期より長く設定さ
    れる設定時間を越えて、前記第1の点滅信号のオン状態
    あるいはオフ状態が継続したとき異常検知するモニター
    回路と、このモニター回路が異常検知したとき前記第1
    のフリッカ回路からの信号に替えて、前記第2のフリッ
    カ回路からの第2の点滅信号を前記複数の故障表示回路
    に共通に供給する切替手段とを備えることを特徴とする
    故障表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の故障表示装置において、
    前記第1および第2のフリッカ回路の第1および第2の
    点滅信号の所定周期を異なる周期とし、これら両周期よ
    りも前記モニター回路の設定時間は長い設定であること
    を特徴とする故障表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の故障表示装置において、
    前記第2のフリッカ回路の出力信号を連続点灯信号とす
    ることを特徴とする故障表示装置。
  4. 【請求項4】 電磁形リレーからなる複数の故障表示回
    路に共通に供給する所定周期の第1の点滅信号を出力す
    る常用系となる第1のフリッカ回路と、この第1のフリ
    ッカ回路の待機系となる所定周期の第2の点滅信号を出
    力する第2のフリッカ回路と、前記第1の点滅信号が入
    力され、この第1の点滅信号とは絶縁された第1の点滅
    信号の点滅に対応するオン・オフ信号を出力するフォト
    カプラーと、このフォトカプラーのオン・オフ信号の点
    滅周期より長く設定される設定時間を越えて、前記オン
    ・オフ信号のオン状態あるいはオフ状態が継続したとき
    異常検知するモニター回路と、このモニター回路が異常
    検知したとき前記第1のフリッカ回路からの信号に替え
    て、前記第2のフリッカ回路からの第2の点滅信号を前
    記複数の故障表示回路に共通に供給する切替手段とを備
    えることを特徴とする故障表示装置。
JP4306910A 1992-11-17 1992-11-17 故障表示装置 Expired - Lifetime JP2845696B2 (ja)

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JPH06162367A JPH06162367A (ja) 1994-06-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04185214A (ja) * 1990-11-20 1992-07-02 Toshiba Corp 故障表示装置

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