JPH03166184A - エレベータの遠隔監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は、エレベータの遠隔監視装置に関する。

く従来の技術〉 ビルに設置されているエレベータの動作を監視し、エレ
ベータの故障を検出すると、監視センタに故障の通報を
行うエレベータの遠隔監視装置が広く使用されている。

このエレベータの遠隔監視装置では、当該ビルの全ての
エレベータが通常運転を行っている場合と、当該ビルの
エレベータの保守点検作業が行われている場合とでは、
その動作を異にしている。

即ち、当該ビルの全てのエレベータが通常運転を行って
いる場合には、エレベータに故障が発生すると、エレベ
ータの遠隔監視装置は監視センタに直ちに故障の通報を
行う。しかし、保守作業員によって保守動作の切換スイ
ッチが操作され、当該ビルのエレベータの保守点検作業
が行われている場合は、監視センタへの故障通報が遮断
された状態でエレベータの保守点検作業が行われる。こ
のため、エレベータの保守点検作業中に保守点検を受け
ていないエレベータに発生した故障は、故障メモリに記
憶され、保守点検作業終了後に監視センタに通報されて
いた． 〈発明が解決しようとする課題〉 前述の従来のエレベータの遠隔監視装置では保守作業員
が保守点検作業終了後に、保守動作切換スイッチの操作
の解除をし忘れると、当該ルに設置されているエレベー
タの故障に対する視センタへの故障通報が遮断されたま
まの状態なり、エレベータの遠隔監視装置が本来の機能
発揮しなくなる。

この問題を解決するために特公昭６　３　−　２６０６
５号公報において、保守点検作業時に保守作業員ノ切換
スイッチを保守動作に切り換えると、警報１が発せられ
るようになっている遠隔監視装置がＬ案されている。

この提案に係る遠隔監視装置では、保守点検ｉ・業終了
後に保守作業員が切換スイッチの通常動イ′への切り換
えを行わないと、警報音が停止しなりので切換スイッチ
の通常動作への復帰切換を忘ｔることは少なくなる．し
かし、保守作業員が保萼点検作業を行う上で耳障りな警
報音の音量を調１して小さくすることが多く、小さくし
た警報音に気付かずに切換スイッチの通常動作へのｆｘ
　ｄｉ切換を忘れることがある。

本発明は、前述したようなエレベータの遠隔監視装置の
現状に鑑みてなされたものであり、その目的は、保守作
業員が保守点検作業終了後に、切換スイッチの通常動作
への復帰切換を忘れることを防止したエレベータの遠隔
監視装置を提供することにある。

〈課題を解決するための手段〉 前記目的を達戒するために、本発明はエレベータの故障
を検出して故障信号を出力するエレベータ制御盤と、前
記故障信号を記憶する故障メモリと、前記エレベータの
故障を監視センタに通報する通信装置と、前記故障信号
の前記故障メモリへの書込と前記エレベータの故障の前
記通信装置による通報との少なくとも前記故障メモリへ
の書込を制御処理する処理手段とを具備するエレベータ
の遠隔監視装置において、通常動作モードと保守動作モ
ードとの切換を行うモードスイッチと、このモードスイ
ッチが保守動作モードに切り換えられると、前記エレベ
ータの運転モードを専用運転に切り換える切換手段とを
有する構成となっている． く作用〉 本発明では、エレベータの保守点検作業時に、保守作業
員がモードスイッチを保守動作モードに切り換えると、
切換手段が作動してエレベータの運転モードが専用運転
に切り換えられる。

保守点検作業終了後に、保守作業員がモードスイッチの
通常動作モードへの切換を行わないと、エレベータの自
動運転が出来ないので、保守作業員がモードスイッチの
通常動作モードへの切換を忘れたまま放置することはな
くなる。

従って、保守点検作業終了後エレベータの遠隔監視装置
は、直ちに通常動作モードに復帰してエレベータの動作
の監視と故ｎ発報を行う。

く実施例〉 以下、本発明の実施例を第１図を参照して説明する。

ここで、第１図は実施例の構成を示すブロック図で、Ｃ
ＰＵ　（中央処理装置〉３にバスＢが接続され、このバ
スＢに入力ボート２、故障メモリ５、出力ボート１ｌ、
プログラムメモリ４、出力ボート６及び入力ポート１ｏ
が、信号の授受が可能に接続されている。前記プログラ
ムメモリ４１には、実施例を制御処理するためのプログ
ラムが書き込まれており、前記故障メモリ５は故障信号
が書き込まれるメモリである。

エレベータの故障を検出して故障信号を出力するエレベ
ータ制ｌｌ３ｌＩ盤１が入力ボート２に接続され、この
エレベータ制御盤１には、保守動作モード時にエレベー
タを専用運転に切り換える専用運転切換回路７が設けら
れている。

出力ボート６には、故障信号の表示を行う表示器８と専
用運転切換回路７が接続されている。

通常動作モードと保守動作モードとの切換を行うモード
スイッチ９が入力ボート１ｏに接続され、出力ボート１
１には、図示せぬ監視センタにエレベータの故障を通報
する通信装置１２が接続されている。

このような横成の実施例において、ＣＰＵ３が本発明の
処理手段の主要部を構成し、専用運転切換回路７が本発
明の切換手段の主要部を横成している。

次に、実施例の動作を説明する。

先ず、ビルのエレベータが全て通常運転を行っている通
常動作モード時の動作を説明する。

この時には、モードスイッチ９は通常動作モードに切り
換えられ、入カボート１０及びバスＢを介して、ＣＰＵ
３によって通常動作モードであることが確認される。

この状態では、エレベータに異常が発生しエレベータ制
御盤１がこれを検出すると、故障信号１ａが入カボート
２及びバスＢを介して、ＣＰＵ３に取り込まれる。故障
信号１ａを取り込んだＣＰＵ３は、プログラムメモリ４
に書き込まれている処理手順に基づいた制御処理を行い
、故障信号１ａは故障メモリ５に書き込まれ、出力ボー
ト１１を介して通信装置１２に入力される。

通信装置１２に故障信号１ａが入力されると、通信装置
１２はこの故障信号１ａに基づいて、図示せぬ監視セン
タに故障の通報を行う。

このようにして、通常動作モード時においては、ＣＰＵ
３によって常時入力ポート１０の入力状態を監視し、通
常動作モードであることを確認しながら、エレベータ制
御盤１がエレベータの故障を検出して故障信号を出力す
る度に、この故障信号に基づく故障の通報が、通信装置
１２から監視センタに送信される。

ビルのエレベータに保守点検作業が行われている保守動
作モード時の動作を、次に説明する。

この場合は、保守作業員によってモードスイッチ９は、
保守動作モードに切り換えられ、入力ボート１０及びバ
スＢを介して、ＣＰＵ３によって保守動作モードである
ことが確認される。

このようにして、ＣＰＵ３によって入力ボート１０の入
力状態から保守動作モードであることが確認されると、
ＣＰＵ３から出力ボート６を介してエレベータ制御盤１
の専用運転切換回路７に指令信号が入力され、この指令
信号によって専用運転切換回路７が作動し、エレベータ
は専用運転状態に切り換えられる。

この状態で、エレベータに異常が発生しエレベータ制ｔ
＆ｌ！ｌがこれを検出して故障信号１ａを出力すると、
この故障信号１ａは入力ボート２及びバスＢを介してＣ
ＰＵ３に取り込まれる。この保守動作モード時において
は、プログラムメモリ４に書き込まれている処理手順は
、通常動作モード時とは異なり、故障信号１ａは故障メ
モリ５にのみ記憶され、通信装置１２には供給されない
。

そしてＣＰ（Ｊ３からの指令信号によって、故障メモリ
５に書き込まれた故障信号１ａが読み出され、出力ボー
ト６を介して表示器８に順次表示される。

保守点検作業が終了し、保守作業員がモードスイッチ９
を通常動作モードに切り換えると、入力ボート１０及び
バスＢを介して、ＣＰＵ３によって通常動作モードに切
り換えられたことが確認される。ＣＰＵ３が通常動作モ
ードを確認すると、ＣＰＵ３からの指令信号によって、
故障メモリ５に書き込まれていた故障信号１ａが読み出
され、出力ボート１１を介して通信装置１２に入力され
る。

そこで、保守点検作業中に中断されていた故障発報動作
が再開され、中断時の故障信号１ａに基づく故障発報が
、通信装置１２から監視センタに対して行われる。

また、ＣＰＵ３によって通常動作モードに切り換えられ
たことが確認されると、ＣＰＵ３から出カボート６を介
してエレベータ制御盤１の専用運転切換回路７に解除指
令信号が入力され、専用運転切換回路７の動作が停止さ
れ、エレベータは通常運転状態に復帰する。

従って実施例において、保守点検作業を完了した保守作
業員が、モードスイッチ９の通常動作モードへの切換を
忘れると、エレベータは通常運転状態に復帰せず、エレ
ベータに戻った保守作業員がエレベータを運行させよう
としてもエレベータは自動運転が不可能な状態になって
いる。

このため、保守作業員は自らのモードスイッチ９の切換
操作忘れに必ず気が付き、モードスイッチ９の通常動作
モードへの切換を改めて行うので、実施例によるとモー
ドスイッチ９が保守動作モードに切り換えられたまま放
置されることはなくなる。また、保守点検作業中は、当
該ビルのエレベータの自動運転が出来なくなるので、利
用者もエレベータが保守点検作業中であることを知るこ
とが出来る． く発明の効果〉 以上詳細に説明したように、本発明によると、保守点検
作業を完了した保守作業員が、保守点検作業の開始時に
保守動作モードに切り換えたモードスイッチの通常動作
モードへの切り換え操作を忘れたまま放置することがな
くなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。 １・・・・・・エレベータ制御盤、２・・・・・・入力
ボート、３・・・・・・ＣＰＵ、４・・・・・・プログ
ラムメモリ、５・・・・・・故障メモリ、６・・・・・
・出カポート、７・・・・・専用運転切換回路，８・・
・・・・表示器、９・・・・・・モードスイッチ、１０
・・・・・・入力ボート、１１・・・・・・出カポート
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. エレベータの故障を検出して故障信号を出力するエレベ
   ータ制御盤と、前記故障信号を記憶する故障メモリと、
   前記エレベータの故障を監視センタに通報する通信装置
   と、前記故障信号の前記故障メモリへの書込と前記エレ
   ベータの故障の前記通信装置による通報との少なくとも
   前記故障メモリへの書込を制御処理する処理手段とを具
   備するエレベータの遠隔監視装置において、通常動作モ
   ードと保守動作モードとの切換を行うモードスイッチと
   、このモードスイッチが保守動作モードに切り換えられ
   ると、前記エレベータの運転モードを専用運転に切り換
   える切換手段とを有することを特徴とするエレベータの
   遠隔監視装置。