JP2686364B2 - セレノフエン誘導体、その製造方法及びセレノフエン誘導体を含む治療組成物 - Google Patents
セレノフエン誘導体、その製造方法及びセレノフエン誘導体を含む治療組成物Info
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- C07D421/00—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having selenium, tellurium, or halogen atoms as ring hetero atoms
- C07D421/02—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having selenium, tellurium, or halogen atoms as ring hetero atoms containing two hetero rings
- C07D421/04—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having selenium, tellurium, or halogen atoms as ring hetero atoms containing two hetero rings directly linked by a ring-member-to-ring-member bond
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- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P11/00—Drugs for disorders of the respiratory system
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- A61P37/00—Drugs for immunological or allergic disorders
- A61P37/08—Antiallergic agents
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- A61P43/00—Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は下記の式 で表される新規なセレノフェン誘導体及びその治療学上
許容される塩に関する。
許容される塩に関する。
本発明は又上記化合物の製造方法及び上記化合物の少
なくとも1種を活性成分として含有する治療組成物に関
する。
なくとも1種を活性成分として含有する治療組成物に関
する。
これらの化合物及びその原料化合物:9,10−ジヒドロ
−4H−ベンゾ[4,5]シクロヘプタ[1,2−b]セレノフ
ェン]−4−オン(VI)は次の反応順序によって調製す
ることが出来る: 更に詳しく云えば、本発明の化合物の調製方法は、 9,10−ジヒドロ−4H−ベンゾ[4,5]シクロヘプタ
[1,2−b]セレノフェン−4−オン(VI)を不活性非
プロトン溶剤中において、還流下、ジベンゾイルパーオ
キシドの存在下で、化学量論的に大過剰のN−ブロモ−
スクシンイミドによって臭素化し、 かくして得られた9,10−ジブロモ−4H−ベンゾ[4,
5]シクロヘプタ[1,2−b]セレノフェン−4−オン
(VII)をメタノール中で還流させ、次いで化学量論的
に大過剰の酸化カリウムを60〜90℃の温度で添加し、 次に上記で得られた9−メトキシ−4H−ベンゾ[4,
5]シクロヘプタ[1,2−b]セレノフェン−4−オンと
10−メトキシ−4H−ベンゾ[4,5]シクロヘプタ[1,2−
b]セレノフェン−4−オンとの混合物(VIII)を20〜
25℃の温度で非プロトン溶剤中で化学量論的に大過剰の
[1−メチルピペリジン−4−イル]マグネシウムクロ
ライドとゆっくり反応させ、 次いで、かく得られた4−ヒドロキシ−4−(1−メ
チル−4−ピペリジン)−9−メトキシベンゾ[4,5]
シクロヘプタ[1,2−b]セレノフェン(X)と4−ヒ
ドロキシ−4−(1−メチル−4−ピペリジル)−10−
メトキシベンゾ[4,5]シクロヘプタ[1,2−b]セレノ
フェン(XI)とを約100℃の温度で塩酸で処理し、そし
て最後に上記で得られた2種の化合物(X)及び(XI)
をクロライドグラフィーで分離することからなる。
−4H−ベンゾ[4,5]シクロヘプタ[1,2−b]セレノフ
ェン]−4−オン(VI)は次の反応順序によって調製す
ることが出来る: 更に詳しく云えば、本発明の化合物の調製方法は、 9,10−ジヒドロ−4H−ベンゾ[4,5]シクロヘプタ
[1,2−b]セレノフェン−4−オン(VI)を不活性非
プロトン溶剤中において、還流下、ジベンゾイルパーオ
キシドの存在下で、化学量論的に大過剰のN−ブロモ−
スクシンイミドによって臭素化し、 かくして得られた9,10−ジブロモ−4H−ベンゾ[4,
5]シクロヘプタ[1,2−b]セレノフェン−4−オン
(VII)をメタノール中で還流させ、次いで化学量論的
に大過剰の酸化カリウムを60〜90℃の温度で添加し、 次に上記で得られた9−メトキシ−4H−ベンゾ[4,
5]シクロヘプタ[1,2−b]セレノフェン−4−オンと
10−メトキシ−4H−ベンゾ[4,5]シクロヘプタ[1,2−
b]セレノフェン−4−オンとの混合物(VIII)を20〜
25℃の温度で非プロトン溶剤中で化学量論的に大過剰の
[1−メチルピペリジン−4−イル]マグネシウムクロ
ライドとゆっくり反応させ、 次いで、かく得られた4−ヒドロキシ−4−(1−メ
チル−4−ピペリジン)−9−メトキシベンゾ[4,5]
シクロヘプタ[1,2−b]セレノフェン(X)と4−ヒ
ドロキシ−4−(1−メチル−4−ピペリジル)−10−
メトキシベンゾ[4,5]シクロヘプタ[1,2−b]セレノ
フェン(XI)とを約100℃の温度で塩酸で処理し、そし
て最後に上記で得られた2種の化合物(X)及び(XI)
をクロライドグラフィーで分離することからなる。
上記化合物は、特に、抗アレルギー活性を有するとい
う理由で有用なものであり、この活性はフランス特許2.
085.695号明細書に記載される如き非常に近似する公知
の化合物の活性よりもより重要であるこどが見出され
た。
う理由で有用なものであり、この活性はフランス特許2.
085.695号明細書に記載される如き非常に近似する公知
の化合物の活性よりもより重要であるこどが見出され
た。
本発明の次の実施例により更に詳しく説明する。連続
した実施例は前記の反応形式に示された夫々の工程に対
応している。
した実施例は前記の反応形式に示された夫々の工程に対
応している。
実施例1: o−カルボキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロ
ミド メチルエステル Iの製造 この化合物はトリフェニルホスフィンと(o−カルボ
キシベンジルブロミド)−メチル−エステルとから得
た。
ミド メチルエステル Iの製造 この化合物はトリフェニルホスフィンと(o−カルボ
キシベンジルブロミド)−メチル−エステルとから得
た。
実施例2: 2−ホルミル−セレノフェン IIの製造 この化合物はセレノフェン、オキシ塩化燐及びDMFか
らビルスメイヤー−ハーク(Vilsmeier−Haack)反応に
よって調製した。
らビルスメイヤー−ハーク(Vilsmeier−Haack)反応に
よって調製した。
E10=88℃(収率82%) 実施例3: (Z+E)−2−[o−(メトキシカルボニル)スチリ
ル]セレノフェン IIIの製造 150mlの乾燥DMF中のo−カルボキシベンジルトリフェ
ニルホスホニウムブロミド メチルエステルI(39g、7
5ミリモル)の懸濁液に、調製した直後のナトリウムメ
トキシド(7g、0.13モル)を−4℃の温度で加えた。得
られた赤色溶液を上記と同じ温度で0.5時間撹拌し次い
で35ml中のDMF中の2ホールミルセレノフェン(12g、75
ミリモル)を−4℃で滴下して加えた。この溶液を1.5
時間室温で撹拌した。氷と希塩酸(15%)とを加え、混
合物をジエチルエーテルで抽出した。ジエチルエーテル
の一部を蒸発させた後、φ3P0を濾過した。濾液を蒸発
させ、残留物を数回ヘキサンで抽出した。ヘキサンを除
去したところ、化合物IIIが粘稠の生成物(Z+E混合
物)として得られた(17.5g、収率80%)。
ル]セレノフェン IIIの製造 150mlの乾燥DMF中のo−カルボキシベンジルトリフェ
ニルホスホニウムブロミド メチルエステルI(39g、7
5ミリモル)の懸濁液に、調製した直後のナトリウムメ
トキシド(7g、0.13モル)を−4℃の温度で加えた。得
られた赤色溶液を上記と同じ温度で0.5時間撹拌し次い
で35ml中のDMF中の2ホールミルセレノフェン(12g、75
ミリモル)を−4℃で滴下して加えた。この溶液を1.5
時間室温で撹拌した。氷と希塩酸(15%)とを加え、混
合物をジエチルエーテルで抽出した。ジエチルエーテル
の一部を蒸発させた後、φ3P0を濾過した。濾液を蒸発
させ、残留物を数回ヘキサンで抽出した。ヘキサンを除
去したところ、化合物IIIが粘稠の生成物(Z+E混合
物)として得られた(17.5g、収率80%)。
IR(cm-1):1720(C=0);1620(C=0);1600
(φ);1570(セレノフェン)1 HNMR(CDCl3)(60MHz)TMSδ:7〜8.1(m、9H);3.95
(d、3H、CH3Z/E=2.5) TLC rf:0.76(CHCl3/MeOH95:5V/V) 実施例4: (Z+E)−2−(o−カルボキシスチリル)セレノフ
ェン IVの製造 10g(36ミリモル)の化合物IIIを150mlのNaOH水溶液
(0.5N)と共に80〜100℃で一夜撹拌した。酸性化した
ジエチルエーテルで抽出し次いで蒸発させて、化合物IV
をZ+E混合物として得た(6.8g、収率71%)。
(φ);1570(セレノフェン)1 HNMR(CDCl3)(60MHz)TMSδ:7〜8.1(m、9H);3.95
(d、3H、CH3Z/E=2.5) TLC rf:0.76(CHCl3/MeOH95:5V/V) 実施例4: (Z+E)−2−(o−カルボキシスチリル)セレノフ
ェン IVの製造 10g(36ミリモル)の化合物IIIを150mlのNaOH水溶液
(0.5N)と共に80〜100℃で一夜撹拌した。酸性化した
ジエチルエーテルで抽出し次いで蒸発させて、化合物IV
をZ+E混合物として得た(6.8g、収率71%)。
IR(cm-1):3500〜3000(OH)(キレート);1690(C=
0);1620(C=0);1600(φ);1570(セレノフェ
ン)1 HNMR (60MHz)、(CDCl3)δ:11.65(1H、OH);7〜
8.1(m、9H) 実施例5: 2−(o−カルボキシフェネチル)セレノフェンVの製
造 ナトリウム(4.7g)を乾燥トルエン(20ml)中に溶解
し、次いで水銀(225g)を撹拌しながらゆっくりと添加
し次いで得られた混合物を120℃で30分間加熱した。ト
ルエンを除去後、ナトリウムアマルガムを60℃に加熱
し、エタノール95g(130ml)中の化合物IV(12g)の溶
液を添加した。上記と同一の温度で1時間激しい撹拌を
続けた。水銀をデカンテーションし、エタノールで2回
洗浄した。この溶液を水(600ml)で希釈し、次いで活
性炭を通して濾過した。濾液を濃塩酸で酸性化し、固体
を濾過し、水で洗浄し、乾燥した(8.5g、収率70%)。
0);1620(C=0);1600(φ);1570(セレノフェ
ン)1 HNMR (60MHz)、(CDCl3)δ:11.65(1H、OH);7〜
8.1(m、9H) 実施例5: 2−(o−カルボキシフェネチル)セレノフェンVの製
造 ナトリウム(4.7g)を乾燥トルエン(20ml)中に溶解
し、次いで水銀(225g)を撹拌しながらゆっくりと添加
し次いで得られた混合物を120℃で30分間加熱した。ト
ルエンを除去後、ナトリウムアマルガムを60℃に加熱
し、エタノール95g(130ml)中の化合物IV(12g)の溶
液を添加した。上記と同一の温度で1時間激しい撹拌を
続けた。水銀をデカンテーションし、エタノールで2回
洗浄した。この溶液を水(600ml)で希釈し、次いで活
性炭を通して濾過した。濾液を濃塩酸で酸性化し、固体
を濾過し、水で洗浄し、乾燥した(8.5g、収率70%)。
m.p.118℃−TLC rf:0.36(CHCl3/MeOH 95:5) IR(cm-1):3100〜2900(OH)(キレート);1690(C=
0);1600(φ);1570(セレノフェン)1 HNMR 60MHz CDCl3(TMS)δ:11.95(1H、COOH);7〜
8.2(m、7H);3.3(大きな一重項、4H、CH2−CH2) 実施例6: 9,10−ジヒドロ4H−ベンゾ[4,5]シクロヘプタ[1,2−
b]セレノフェン−4−オンVIの製造 30gのポリ燐酸(PPA)と30mlのキシレンとの混合物を
90℃に加熱し、化合物V(8g)を加えた。90℃で1時間
撹拌を継続し、次いで混合物を氷上に注いだ。トルエン
で抽出後NaOH水溶液(30%)と水で順次洗浄し、有機相
を乾燥し(NaSO4)次いで蒸発させた。褐色の残留物を
シリカゲルカラム(溶離液 石油エーテル/ジエチルエ
ーテル(PE/E)95:5、次いで90:10)でクロマト分離し
化合物VI(5g、収率67%)を得た。
0);1600(φ);1570(セレノフェン)1 HNMR 60MHz CDCl3(TMS)δ:11.95(1H、COOH);7〜
8.2(m、7H);3.3(大きな一重項、4H、CH2−CH2) 実施例6: 9,10−ジヒドロ4H−ベンゾ[4,5]シクロヘプタ[1,2−
b]セレノフェン−4−オンVIの製造 30gのポリ燐酸(PPA)と30mlのキシレンとの混合物を
90℃に加熱し、化合物V(8g)を加えた。90℃で1時間
撹拌を継続し、次いで混合物を氷上に注いだ。トルエン
で抽出後NaOH水溶液(30%)と水で順次洗浄し、有機相
を乾燥し(NaSO4)次いで蒸発させた。褐色の残留物を
シリカゲルカラム(溶離液 石油エーテル/ジエチルエ
ーテル(PE/E)95:5、次いで90:10)でクロマト分離し
化合物VI(5g、収率67%)を得た。
TLC rf:0.42(PE/E:70:30) IR(cm-1):1630(C=0);1600(C=C(φ));153
0(セレノフェン)1 HNMR 60MHz CDCl3(TMS)δ:7.2〜8.1(m、6H);3.
2(大きな一重項、4H、CH2−CH2) 実施例7: 9,10−ジブロモ4H−ベンゾ[4,5]シクロヘプタ[1,2−
b]セレノフェン−4−オンVIIの製造 化合物VI(4.6g、17.4ミリモル)、57mlの乾燥CCl4、
N−ブロモスクシンイミド(6.6g、36ミリモル)及びジ
ベンゾイルパーオキシド(0.3g)からなる混合物を撹拌
しながら3時間還流させた。スクシンイミドを濾別し、
CCl4で洗浄し次いで濾液を除去した。
0(セレノフェン)1 HNMR 60MHz CDCl3(TMS)δ:7.2〜8.1(m、6H);3.
2(大きな一重項、4H、CH2−CH2) 実施例7: 9,10−ジブロモ4H−ベンゾ[4,5]シクロヘプタ[1,2−
b]セレノフェン−4−オンVIIの製造 化合物VI(4.6g、17.4ミリモル)、57mlの乾燥CCl4、
N−ブロモスクシンイミド(6.6g、36ミリモル)及びジ
ベンゾイルパーオキシド(0.3g)からなる混合物を撹拌
しながら3時間還流させた。スクシンイミドを濾別し、
CCl4で洗浄し次いで濾液を除去した。
得られた粗生成物である化合物VIIを精製することな
く次の工程で使用した。
く次の工程で使用した。
IR(cm-1):1640(C=0);1595(φ);1540(セレノ
フェン)1 HNMR 60MHz CDCl3(TMS)δ:7〜8(m、6H);6.05
(q、1H、CHBr);5.6(q、1H、CHBr) 実施例8: 9−及び10−メトキシ4H−ベンゾ[4,5]シクロヘプタ
[1,2−b]セレノフェン−4−オンVIII(混合物とし
て)の製造 メタノール(80ml)中の粗生成物VIIの溶液を撹拌し
ながら6時間撹拌した。次にKOH(3.3g)を加え、混合
物を6時間加熱した。固体を室温で濾別し、濾液を除去
した。残留物をシリカゲルカラム(溶離液PE/E 98:2、
次いで95:5)でクロマト分離し、2,52gの化合物VIII
(2工程で50%)を得た。
フェン)1 HNMR 60MHz CDCl3(TMS)δ:7〜8(m、6H);6.05
(q、1H、CHBr);5.6(q、1H、CHBr) 実施例8: 9−及び10−メトキシ4H−ベンゾ[4,5]シクロヘプタ
[1,2−b]セレノフェン−4−オンVIII(混合物とし
て)の製造 メタノール(80ml)中の粗生成物VIIの溶液を撹拌し
ながら6時間撹拌した。次にKOH(3.3g)を加え、混合
物を6時間加熱した。固体を室温で濾別し、濾液を除去
した。残留物をシリカゲルカラム(溶離液PE/E 98:2、
次いで95:5)でクロマト分離し、2,52gの化合物VIII
(2工程で50%)を得た。
m.p.192℃(MeOH) TLC:0.22(PE/E70:30)比10/9=1.75 IR(cm-1):1580(C=0);1600(C=C);1540(セ
レノフェン)1 HNMR 60MHz CDCl3(TMS)δ:8.65(d.、1H、HαS
e);8.25(m、1H、HαSe);7.6(m、4H、φ);6.5
(大きな一重項、1H、H−C=C−OMe);4(大きな一
重項、3H、OMe) 実施例9: 4−ヒドロキシ,4−[1−メチル−4−ピペリジル]9
−及び10−メトキシベンゾ[4,5]シクロヘプタ[1,2−
b]セレノフェンIXの製造 乾燥THF(10ml)中の4−クロロ−1−メチルピペリ
ジン(4g)の溶液をTHFでカバーしたマグネシウムの削
り屑中に滴下して加えた。臭素の滴下によって反応を開
始させ、続いて混合物を70℃で2時間加熱した。冷却後
混合物を40mlのTHFで希釈し、次いで20mlのTHF中の化合
物VIII(2.2g)の溶液を室温で滴下して加え、混合物を
2時間撹拌した。次いで氷とNH4Cl中に注ぎ次いでCHCl3
で抽出した。有機相を水で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)次
いで蒸発させた。残留物をシリカゲルカラム(溶離液CH
Cl3、CHCl3/MeOH95:5、次いで90:10)でクロマト分離
し、化合物IX(1.6g、収率54%)を得た。
レノフェン)1 HNMR 60MHz CDCl3(TMS)δ:8.65(d.、1H、HαS
e);8.25(m、1H、HαSe);7.6(m、4H、φ);6.5
(大きな一重項、1H、H−C=C−OMe);4(大きな一
重項、3H、OMe) 実施例9: 4−ヒドロキシ,4−[1−メチル−4−ピペリジル]9
−及び10−メトキシベンゾ[4,5]シクロヘプタ[1,2−
b]セレノフェンIXの製造 乾燥THF(10ml)中の4−クロロ−1−メチルピペリ
ジン(4g)の溶液をTHFでカバーしたマグネシウムの削
り屑中に滴下して加えた。臭素の滴下によって反応を開
始させ、続いて混合物を70℃で2時間加熱した。冷却後
混合物を40mlのTHFで希釈し、次いで20mlのTHF中の化合
物VIII(2.2g)の溶液を室温で滴下して加え、混合物を
2時間撹拌した。次いで氷とNH4Cl中に注ぎ次いでCHCl3
で抽出した。有機相を水で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)次
いで蒸発させた。残留物をシリカゲルカラム(溶離液CH
Cl3、CHCl3/MeOH95:5、次いで90:10)でクロマト分離
し、化合物IX(1.6g、収率54%)を得た。
TLC rf:0.22(CHCl3/MeOH80:20) IR(cm-1):3400(OH)1 HNMR 60MHz CDCl3δ:7〜8.1(6H);6.2(大きな一重
項、1H、CH=C−OMe);4.1(1H、OH);3.9(2個のピ
ーク、3H、OCH3);2.2(一重項、3H、NCH3);1.8〜2.7
(m、9H) 実施例10: 4−(1−メチル−4−ピペリジリデン)−9,10−ジヒ
ドロ−4H−ベンゾ[4,5]シクロヘプタ[1,2−b]セレ
ノフェン−9−オンX及び10−オンXIの製造 1.2gの化合物IXを10mlのHCl(3N)中に溶解し、撹拌
しながら1時間100℃に加熱した。冷却後、溶液をNaOH
で塩基性化し、CHCl3で抽出した。有機相を乾燥し蒸発
させた。残留物をフラッシュクロマト分離して2種の生
成物を得た。
項、1H、CH=C−OMe);4.1(1H、OH);3.9(2個のピ
ーク、3H、OCH3);2.2(一重項、3H、NCH3);1.8〜2.7
(m、9H) 実施例10: 4−(1−メチル−4−ピペリジリデン)−9,10−ジヒ
ドロ−4H−ベンゾ[4,5]シクロヘプタ[1,2−b]セレ
ノフェン−9−オンX及び10−オンXIの製造 1.2gの化合物IXを10mlのHCl(3N)中に溶解し、撹拌
しながら1時間100℃に加熱した。冷却後、溶液をNaOH
で塩基性化し、CHCl3で抽出した。有機相を乾燥し蒸発
させた。残留物をフラッシュクロマト分離して2種の生
成物を得た。
X CHCl3/MeOH99:1で溶離した。
XI CHCl3/MeOH98:2で溶離した。
TLC(溶離液CHCl3/MeOH80:20):(rf X:0.61;rf XI:
0.51) IR(cm-1):1645(C=0);1580(φ);1530(セレノ
フェン)1 HNMR 生成物 X 60MHz CDCl3δ:7.2(m、6H);3.7及び4.
2(2d、2H、CH2−C=O);2.3(一重項、3H、NCH3);2
〜2.8(m、8H、ピペリジン) 生成物 XI:500MHz CDCl3δ:8.25(d、1H、HαSc);
7.25(m、5H):4.25及び3.8(2個の二重項、2H、CH2
−C=O);2.3(一重項、3H、NCH3);2.8及び2.7(2
m、2H、Nのα中の赤道H);2.6及び2.4(2m、4H、C=
Cのα中のH);2.2及び2.1(2m、2H、Nのα中の軸上
H) 塩の製造; フマル酸塩 化合物XIのフマル酸塩の製造 化合物XIを無水エタノール中に溶解し次いでフマル酸
を添加した。混合物を数分間加熱し、結晶化させた。濾
過後、エタノールで洗浄し、乾燥し、純水なフマル酸塩
を得た(m.p.210〜212℃)。
0.51) IR(cm-1):1645(C=0);1580(φ);1530(セレノ
フェン)1 HNMR 生成物 X 60MHz CDCl3δ:7.2(m、6H);3.7及び4.
2(2d、2H、CH2−C=O);2.3(一重項、3H、NCH3);2
〜2.8(m、8H、ピペリジン) 生成物 XI:500MHz CDCl3δ:8.25(d、1H、HαSc);
7.25(m、5H):4.25及び3.8(2個の二重項、2H、CH2
−C=O);2.3(一重項、3H、NCH3);2.8及び2.7(2
m、2H、Nのα中の赤道H);2.6及び2.4(2m、4H、C=
Cのα中のH);2.2及び2.1(2m、2H、Nのα中の軸上
H) 塩の製造; フマル酸塩 化合物XIのフマル酸塩の製造 化合物XIを無水エタノール中に溶解し次いでフマル酸
を添加した。混合物を数分間加熱し、結晶化させた。濾
過後、エタノールで洗浄し、乾燥し、純水なフマル酸塩
を得た(m.p.210〜212℃)。
化合物Xのフマル酸塩の製造 化合物XIについて同様に処理して対応する純粋なフマ
ル酸塩を得た(m.p.225℃)。
ル酸塩を得た(m.p.225℃)。
毒性 本発明の化合物の毒性をマウスに通常の方法で経口投
与して調べた。それらのLD50の値は約300mg/Kgであっ
た。
与して調べた。それらのLD50の値は約300mg/Kgであっ
た。
薬理学 本発明の化合物は両者とも抗アレルギー剤として有効
である。しかしながら、化合物XI化合物Xよりも高い活
性を示す;この化合物XIはヒスタミン分解性(histamin
olytic)及び抗アナフィラキシー(antianapylactic)
特性を有する抗アレルギー経口薬である。この化合物は
気管支喘息を抑制する。この化合物は強力なヒスタミン
及びオバルブミン拮抗質であり且つ以下に要約して示し
た薬理学的試験においてケトチフェン(ketotifen)に
匹敵する性質を示す。
である。しかしながら、化合物XI化合物Xよりも高い活
性を示す;この化合物XIはヒスタミン分解性(histamin
olytic)及び抗アナフィラキシー(antianapylactic)
特性を有する抗アレルギー経口薬である。この化合物は
気管支喘息を抑制する。この化合物は強力なヒスタミン
及びオバルブミン拮抗質であり且つ以下に要約して示し
た薬理学的試験においてケトチフェン(ketotifen)に
匹敵する性質を示す。
1゜)オバルブミン免疫気管支痙攣に対する抑制効果 麻酔をかけて受動的に感作させたモルモットについて
オバルブミンにより誘発させた気管支喘息において、化
合物XIとケトチフェンをオバルブミン注射1時間前に投
与したところ、次のED50(P.O.)での夫々投与量に従っ
て気管支狭窄を抑制した(>90%)。
オバルブミンにより誘発させた気管支喘息において、化
合物XIとケトチフェンをオバルブミン注射1時間前に投
与したところ、次のED50(P.O.)での夫々投与量に従っ
て気管支狭窄を抑制した(>90%)。
化合物XI:5.72.10-8M/Kg ケトチフェン:9.41.10-8M/Kg 0.1mg/Kg及び0.05mg/Kg(P.O.)の投与量における動
的研究では、化合物XIは、オバルブミン注射の1〜18時
間前に投与したときに、気管支狭窄を有意に抑制するこ
とを示した。ケトチフェンはオバルブミンを注射する1
〜3時間前に投与した場合に気管支狭窄を有意に抑制し
た;そしてその活性は6〜15時間で低下した。両方の化
合物についての活性は24時間で消失した。
的研究では、化合物XIは、オバルブミン注射の1〜18時
間前に投与したときに、気管支狭窄を有意に抑制するこ
とを示した。ケトチフェンはオバルブミンを注射する1
〜3時間前に投与した場合に気管支狭窄を有意に抑制し
た;そしてその活性は6〜15時間で低下した。両方の化
合物についての活性は24時間で消失した。
オバルブミン注射(1mg/Kg)の1〜数時間前に、0.1m
g/Kg及び0.05mg/Kg(P.O.)の投与量で上記化合物を経
口投与した後の動的結果を、夫々、第1表及び第2表に
記載した。
g/Kg及び0.05mg/Kg(P.O.)の投与量で上記化合物を経
口投与した後の動的結果を、夫々、第1表及び第2表に
記載した。
これらの表にある種々の記号、NS、*、**及び**
*は、夫々、得られた結果が無効、有効、非常に有効及
び高度に有効であることを意味している。
*は、夫々、得られた結果が無効、有効、非常に有効及
び高度に有効であることを意味している。
オバルブミン注射(1mg/Kg)の1〜21時間前に、0.1m
g/Kg(P.O.)を経口投与で投与することにより能動的に
感作したモルモットにおいても同一の結果が得られた;
これらの結果は第3表に記載した。
g/Kg(P.O.)を経口投与で投与することにより能動的に
感作したモルモットにおいても同一の結果が得られた;
これらの結果は第3表に記載した。
受動的に感作したラットの場合には、化合物XIは投与
量に従って気管支狭窄を抑制したが、ケトチフェンはこ
の方式では効果がなかった。これらの結果を第4表に記
載した。
量に従って気管支狭窄を抑制したが、ケトチフェンはこ
の方式では効果がなかった。これらの結果を第4表に記
載した。
2゜)ヒスタミン免疫気管支痙攣に対する抑制効果 人工的通気により麻酔をかけたモルモットにおけるヒ
スタミン(15mg IV)誘発気管支痙攣において、化合物X
I及びケトチフェンをヒスタミンの注射1時間前に投与
したところ、次のED50(P.O.)での夫々の投与量に従っ
て気管支狭窄を有効に抑制した。
スタミン(15mg IV)誘発気管支痙攣において、化合物X
I及びケトチフェンをヒスタミンの注射1時間前に投与
したところ、次のED50(P.O.)での夫々の投与量に従っ
て気管支狭窄を有効に抑制した。
化合物XI 1.69 10-8M/Kg ケトチフェン 6.35 10-8M/Kg しかしながら、動的研究では、化合物XIは最初の9時
間の間は気管支痙攣を完全に抑制し、次に一定の割合で
抑制効果が低下しそして15〜24時間の間に平坦域に達す
ることを示した。
間の間は気管支痙攣を完全に抑制し、次に一定の割合で
抑制効果が低下しそして15〜24時間の間に平坦域に達す
ることを示した。
ケトチフェンは最初の2時間の間だけ最大の効果を示
した。
した。
ヒスタミン注射(15mg、IV)の1〜27時間前に、化合
物XI及びケトチフェンを0.1mg/Kg(P.O.)の投与量で経
口投与により投与した場合の動的結果を第5表に記載し
た。
物XI及びケトチフェンを0.1mg/Kg(P.O.)の投与量で経
口投与により投与した場合の動的結果を第5表に記載し
た。
3゜)マウスにおけるB.S.A誘発免疫致死率 化合物XIは0.275mg/Kg(P.O.)の投与量で保護効果を
示した。同一投与量ではケトチフェンは効果がなかっ
た。能動的に感作させたマウスにおけるアナフィラキシ
ーショックの結果を第6表に記載した。
示した。同一投与量ではケトチフェンは効果がなかっ
た。能動的に感作させたマウスにおけるアナフィラキシ
ーショックの結果を第6表に記載した。
4゜)PAF効果に対する拮抗活性 試験管内:ラットの洗浄した血小板についての、PAF
(5 10-10M)によって誘発される凝集(IC50)に対す
る効果は次の通りである。
(5 10-10M)によって誘発される凝集(IC50)に対す
る効果は次の通りである。
IC50化合物XI 2×10-6M IC50ケトチフェン 10-5M 生体内:人工的通気で麻酔をかけたモルモットにおける
PAF誘発気管支痙攣において、化合物XIをPAF注射の1時
間前に投与したところ、0.1mg/Kgで気管支痙攣を十分に
抑制した。ケトチフェンはそれよりも活性が低かった。
PAF誘発気管支痙攣において、化合物XIをPAF注射の1時
間前に投与したところ、0.1mg/Kgで気管支痙攣を十分に
抑制した。ケトチフェンはそれよりも活性が低かった。
PAF誘発気管支狭窄に対する投与量−効果の関係(60m
g/Kg IV)を第7表に記載した。
g/Kg IV)を第7表に記載した。
投与方法−投与量 ヒトの治療における経口投与については、本発明の化
合物は1投与単位当たり0.05〜0.1mgの活性成分を含有
するゼラチンカプセル又は薬瓶として提供することが出
来る。通常の投薬量は1日当たり0.05〜0.4mgである。
合物は1投与単位当たり0.05〜0.1mgの活性成分を含有
するゼラチンカプセル又は薬瓶として提供することが出
来る。通常の投薬量は1日当たり0.05〜0.4mgである。
Claims (3)
- 【請求項1】式: で表されるセレノフェン誘導体。
- 【請求項2】9,10−ジヒドロ−4H−ベンゾ[4,5]シク
ロヘプタ[1,2−b]セレノフェン−4−オンを不活性
非プロトン溶剤中において、還流下、ジベンゾイルパー
オキシドの存在下で、化学量論的に大過剰のN−ブロモ
−スクシンイミドによって臭素化し、 かく得られた9,10−ジブロモ−4H−ベンゾ[4,5]シク
ロヘプタ[1,2−b]セレノフェン−4−オンをメタノ
ール中で還流させ、次いで化学量論的に大過剰の酸化カ
リウムを60〜90℃の温度で添加し、 次に上記で得られた9−メトキシ−4H−ベンゾ[4,5]
シクロヘプタ[1,2−b]セレノフェン−4−オンと10
−メトキシ−4H−ベンゾ[4,5]シクロヘプタ[1,2−
b]セレノフェン−4−オンとの混合物を20〜25℃の温
度で非プロトン溶剤中で化学量論的に大過剰の[1−メ
チルピペリジン−4−イル]マグネシウムクロライドと
ゆっくり反応させ、 ついで、かく得られた4−ヒドロキシ−4−(1−メチ
ル−4−ピペリジン)−9−メトキシベンゾ[4,5]シ
クロヘプタ[1,2−b]セレノフェンと4−ヒドロキシ
−4−(1−メチル−4−ピペリジル)−10−メトキシ
ベンゾ[4,5]シクロヘプタ[1,2−b]セレノフェンと
を約100℃の温度で塩酸で処理し、そして最後に上記で
得られた2種の化合物をクロライドグラフィーで分離す
ることを特徴とする請求項1に記載の化合物の製造方
法。 - 【請求項3】適当な稀釈剤及び/又は担体中に、請求項
1に記載の化合物の少なくとも1種を0.05mg〜0.4mgの
量で含有することを特徴とする、抗アレルギー活性を有
する治療組成物。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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GB8926392.5 | 1989-11-22 |
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Family Applications (1)
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JP2314507A Expired - Lifetime JP2686364B2 (ja) | 1989-11-22 | 1990-11-21 | セレノフエン誘導体、その製造方法及びセレノフエン誘導体を含む治療組成物 |
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