JP2684175B2 - ページ印刷方法 - Google Patents
ページ印刷方法Info
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- JP2684175B2 JP2684175B2 JP62149424A JP14942487A JP2684175B2 JP 2684175 B2 JP2684175 B2 JP 2684175B2 JP 62149424 A JP62149424 A JP 62149424A JP 14942487 A JP14942487 A JP 14942487A JP 2684175 B2 JP2684175 B2 JP 2684175B2
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Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
この発明は、ライン制御式プリンタのページ印刷方法
において、イメージと文字の混在文書を印刷する場合、
上位装置から、先ず、一括して送出された1ページ内の
イメージデータをプリンタ制御系に受信し、次いで前記
上位装置から一括して送出された1ページ内の文字デー
タをプリンタ制御系に受信することにより、イメージデ
ータおよび文字データの印刷処理を高速化することを目
的とし、 上位装置から受信した1ページ内のイメージデータに
対し、ページ原点位置を基準として各イメージの印刷開
始位置を演算して印字ヘッドを前記イメージの印刷開始
位置に移動して前記イメージを印刷し、前記1ページ内
のイメージをすべて印刷すると、前記ページ原点位置か
ら最後のイメージの印刷終了位置までの印字ヘッドの移
動量に基づき前記印字ヘッドを前記ページ原点位置に移
動し、前記上位装置から受信した1ページ内の文字デー
タに対し、前記ページ原点位置を基準として一定量の改
行によって前記印字ヘッドを移動して文字を印刷し、前
記1ページ内の文字をすべて印刷すると、前記一定量の
改行によって前記印字ヘッドを次ページのページ原点位
置に移動してイメージと文字とが混在する文書を印刷す
るプリンタのページ印刷方法であって、前記上位装置か
ら、先ず、一括して送出された1ページ内のイメージデ
ータをプリンタ制御系に受信し、次いで前記上位装置か
ら一括して送出された1ページ内の文字データをプリン
タ制御系に受信することを特徴とするページ印刷方法を
提供するものである。 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ラインプリンタ等のページ印刷方法に関
し、特に、イメージと文字とが混在した文章を印刷する
ときにイメージデータおよび文字データの印刷処理を高
速化したページ印刷方法に関するものである。 〔従来の技術〕 ライン制御式プリンタの印刷制御方法は、一般的にペ
ージ制御とページ内のライン制御とで構成されている
が、ライン単位のメモリしか備えていないため、イメー
ジデータの微小送りが必要になる。 第1図はイメージと文字との混在する文章の一例を示
す見本図である。図中、A,B,C・・・およびイ,ロ,ハ
・・・は文字データで印刷される文字であり、破線で囲
まれた方形S1およびS2はイメージデータで印刷されるイ
メージである。このようなイメージと文字とが混在した
文章を印刷する場合、上位装置であるホストコンピュー
タから送られて来るデータは、文字データ→イメージデ
ータ→文字データ→イメージデータの順であるが、文字
A,B,C・・・およびイ,ロ,ハ・・・は通常の基準で改
行されるのに対して、イメージS1等は印刷開始位置(X
s,Ys)およびその位置から各画素のデータで与えられる
ので、それらを一緒に印刷しようとすると、まず、A,B,
C・・の各文字を改行基準に従って印刷した後、ページ
原点位置(F,F)からイメージS1の印刷開始位置(Xs,Y
s)までの距離を演算し、その位置に印字ヘッドを移動
してイメージを印刷し、次に印刷終了位置(Xe,Ye)か
ら文字イ,ロ,ハ・・・の筆頭位置への移動量を演算
し、印字ヘッドをその筆頭位置へ移動させて文字データ
に基づいて文字を印刷した後、イメージS2の印刷開始位
置(Xs′,Ys′)までの移動量の演算を再び行ってイメ
ージを印刷するという印刷制御になるのが普通であっ
た。 〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、前記第1図のようなイメージと文字とが混在
した文章を印刷する場合に、イメージデータに基づくイ
メージの印刷の制御は、文字の印刷のライン制御と異な
ってはるかに微細なうえに、印刷開始位置(Xs,Ys)お
よび印刷終了位置(Xe,Ye)は座標値で示され、ライン
制御上の基準位置と重なるとは限らず、例えば、前記イ
メージS1の印刷終了位置(Xe,Ye)から文字イ,ロ,ハ
・・・の筆頭位置への印字ヘッドの移動は整数改行では
なく、微小な改行が必要になり、その都度毎に面倒な演
算を行わなければならず、印刷の高速処理が妨げられて
いた。 この発明は、このような問題点に鑑みて創案されたも
ので、ソフトウェア上の制御が簡単で、イメージデータ
の微小送りが容易なプリンタのページ印刷方法を提供す
ることを目的とするものである。 〔課題を解決するための手段〕 この発明において、前記の問題点を解決するための手
段は、上位装置から受信した1ページ内のイメージデー
タに対し、ページ原点位置を基準として各イメージの印
刷開始位置を演算して印字ヘッドを前記イメージの印刷
開始位置に移動して前記イメージを印刷し、前記1ペー
ジ内のイメージをすべて印刷すると、前記ページ原点位
置から最後のイメージの印刷終了位置までの印字ヘッド
の移動量に基づき前記印字ヘッドを前記ページ原点位置
に移動し、前記上位装置から受信した1ページ内の文字
データに対し、前記ページ原点位置を基準として一定量
の改行によって前記印字ヘッドを移動して文字を印刷
し、前記1ページ内の文字をすべて印刷すると、前記一
定量の改行によって前記印字ヘッドを次ページのページ
原点位置に移動してイメージと文字とが混在する文書を
印刷するプリンタのページ印刷方法であって、前記上位
装置から、先ず、一括して送出された1ページ内のイメ
ージデータをプリンタ制御系に受信し、次いで前記上位
装置から一括して送出された1ページ内の文字データを
プリンタ制御系に受信することを特徴とするページ印刷
方法である。 〔作用〕 この発明は、イメージデータと文字データの混在する
文書をライン制御式プリンタにより印刷する際に、先
ず、イメージはイメージデータだけを一括して、ページ
原点位置を基準として印刷開始位置までの印字ヘッドの
移動量を演算し、印字ヘッドをその位置へ移動して、与
えられた各画素のデータを引続き印刷し、次に、文字は
文字データだけ一括して、通常の基準で改行印刷する。 なお、先ず、イメージデータを一括してプリンタ制御
系に送出し、次に文字データを一括してプリンタ制御系
に送出するように、送出順序を設定すると、印字ヘッド
のイメージの印刷終了位置からページ原点位置へ復帰す
る移動量の演算は容易であり、文字データの印刷終了
後、次ページのページ原点位置へ印字ヘッドを移動する
のも通常の基準の改行でよく容易である。 〔実施例〕 以下、図面を参照して、この発明の実施例を詳細に説
明する。第2図はこの発明の実施に好適なプリンタ制御
系の一例を示す構成図である。第2図において、プリン
タ制御系1は、プリンタ自体のCPU11と、そのCPU11へホ
ストコンピュータからデータを入力するインターフェイ
ス12と、入力されたデータ中の付加情報を一時保留する
レジスタ13と、文字データのキャラクタゼネレータ14
と、画素メモリ15と、前記CPU11により列方向の移動を
制御するスペース制御部16と、印字ヘッドピンを制御す
る印字ヘッド制御部17と、行方向の移動を制御するライ
ン制御部18とで構成されている。 第3図は、前記装置によるプリンタ制御動作の一例を
示すフローチャートである。図中でフローに付記された
各番号は、その動作を実施する手段の第2図における各
番号に対応している。以下、第1図〜第3図の各図を参
照しつつ、この発明を説明する。フローが開始される
と、CPU11は、前記スペース制御部16およびライン制御
部18に指令してページ原点位置(F,F)の確認を行った
後、インターフェイス12を介してホストコンピュータか
らデータが入力されるのを待つ。この実施例では、ホス
トコンピュータ側で各ページをイメージデータ毎および
文字データ毎にそれぞれ一括して送る。例えば第1図に
示されたイメージと文字とが混在した文章を印刷する場
合、まず、ホストコンピュータからイメージデータS1お
よびS2が送られてきた後に、文字データA,B,C・・・お
よびイ,ロ,ハ・・・が送られて来る。CPU11は、送ら
れて来たデータがそれらのいずれであるかを判断して、
フローを分岐させる。 イメージデータS1およびS2の場合、イメージデータと
共に印刷開始位置(Xs,Ys)および(Xs′,Ys′)の指定
が送られて来るので、CPU11は、それをレジスタ13に一
時保留させておいて、第1のイメージデータS1を画素メ
モリ15に展開し、ビットマップを作成する。次に、スペ
ース制御部16とライン制御部18により印字ヘッドを、登
録されているページ原点位置を基準として演算した印刷
開始位置(Xs,Ys)に移動させた後、印字ヘッド制御部1
7を駆動して、画素メモリ15中の画素データを印刷す
る。第1のイメージデータS1の印刷が終了すると、同様
な手順で、すなわち、登録されているページ原点位置を
基準として演算した印刷開始位置(Xs′,Ys′)に印字
ヘッドを移動させて第2のイメージデータS2の印刷を行
う。第2のイメージデータの印刷が終了すると、印字ヘ
ッドは第2のイメージデータS2の印刷終了位置(Xe′,Y
e′)からページ原点位置(F,F)へ戻る。 次にホストコンピュータからは、文字データが送られ
て来る。文字データは、改行制御量を例えば6LPIとか8L
PIと指定したうえ、第1図の例では、“AB、改行、C、
改行、改行、改行、改行、イロハ”とコードで送られて
来る。CPU11は、文字データであることを確認すると、
先ず、改行データを前記レジスタ13に登録しておいて、
キャラクタゼネレータ14で文字フォントを検索して文字
“A"を呼び出し、レジスタ13に登録した改行位置に印刷
する。次は改行なしであるので、文字“B"を同じ行に呼
び出して印刷する。その次には改行の指令が送られて来
るので、文字“A"と同様な動作で、印字ヘッドを次行の
筆頭に移動させ、文字“C"を呼び出して印刷する。文字
“C"から文字“イ”までの間には、文字なしの改行が4
回あるので、ライン制御部18により、所望の行へ印字ヘ
ッドを急行させた後、文字“イ、ロ、ハ”を印刷する。 文字データの印刷が終了すると、文字“ハ”の印刷終
了位置から次ページのページ原点位置(F′,F′)に所
定の改行によって印字ヘッドを移動して、このページの
フローを終了する。 〔発明の効果〕 以上述べてきたように、この発明によれば、イメージ
と文字の混在する文書を印刷する際、まず、上位装置か
ら受信した1ページ内のイメージデータを一括してプリ
ンタ制御系に送出し、次に文字データを一括してプリン
タ制御系に送出するように、順序を設定することによ
り、印字ヘッドのイメージデータの印刷終了位置からペ
ージ原点位置へ復帰する動作は容易であり、文字データ
の印刷終了後、次ページのページ原点位置へ印字ヘッド
を移動するのも通常の改行でよくソフトウェア上の制御
が簡単で、イメージデータの微小送りが容易なページ印
刷方法を提供することができ、高速印刷処理を可能にす
るなど極めて有用である。
において、イメージと文字の混在文書を印刷する場合、
上位装置から、先ず、一括して送出された1ページ内の
イメージデータをプリンタ制御系に受信し、次いで前記
上位装置から一括して送出された1ページ内の文字デー
タをプリンタ制御系に受信することにより、イメージデ
ータおよび文字データの印刷処理を高速化することを目
的とし、 上位装置から受信した1ページ内のイメージデータに
対し、ページ原点位置を基準として各イメージの印刷開
始位置を演算して印字ヘッドを前記イメージの印刷開始
位置に移動して前記イメージを印刷し、前記1ページ内
のイメージをすべて印刷すると、前記ページ原点位置か
ら最後のイメージの印刷終了位置までの印字ヘッドの移
動量に基づき前記印字ヘッドを前記ページ原点位置に移
動し、前記上位装置から受信した1ページ内の文字デー
タに対し、前記ページ原点位置を基準として一定量の改
行によって前記印字ヘッドを移動して文字を印刷し、前
記1ページ内の文字をすべて印刷すると、前記一定量の
改行によって前記印字ヘッドを次ページのページ原点位
置に移動してイメージと文字とが混在する文書を印刷す
るプリンタのページ印刷方法であって、前記上位装置か
ら、先ず、一括して送出された1ページ内のイメージデ
ータをプリンタ制御系に受信し、次いで前記上位装置か
ら一括して送出された1ページ内の文字データをプリン
タ制御系に受信することを特徴とするページ印刷方法を
提供するものである。 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ラインプリンタ等のページ印刷方法に関
し、特に、イメージと文字とが混在した文章を印刷する
ときにイメージデータおよび文字データの印刷処理を高
速化したページ印刷方法に関するものである。 〔従来の技術〕 ライン制御式プリンタの印刷制御方法は、一般的にペ
ージ制御とページ内のライン制御とで構成されている
が、ライン単位のメモリしか備えていないため、イメー
ジデータの微小送りが必要になる。 第1図はイメージと文字との混在する文章の一例を示
す見本図である。図中、A,B,C・・・およびイ,ロ,ハ
・・・は文字データで印刷される文字であり、破線で囲
まれた方形S1およびS2はイメージデータで印刷されるイ
メージである。このようなイメージと文字とが混在した
文章を印刷する場合、上位装置であるホストコンピュー
タから送られて来るデータは、文字データ→イメージデ
ータ→文字データ→イメージデータの順であるが、文字
A,B,C・・・およびイ,ロ,ハ・・・は通常の基準で改
行されるのに対して、イメージS1等は印刷開始位置(X
s,Ys)およびその位置から各画素のデータで与えられる
ので、それらを一緒に印刷しようとすると、まず、A,B,
C・・の各文字を改行基準に従って印刷した後、ページ
原点位置(F,F)からイメージS1の印刷開始位置(Xs,Y
s)までの距離を演算し、その位置に印字ヘッドを移動
してイメージを印刷し、次に印刷終了位置(Xe,Ye)か
ら文字イ,ロ,ハ・・・の筆頭位置への移動量を演算
し、印字ヘッドをその筆頭位置へ移動させて文字データ
に基づいて文字を印刷した後、イメージS2の印刷開始位
置(Xs′,Ys′)までの移動量の演算を再び行ってイメ
ージを印刷するという印刷制御になるのが普通であっ
た。 〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、前記第1図のようなイメージと文字とが混在
した文章を印刷する場合に、イメージデータに基づくイ
メージの印刷の制御は、文字の印刷のライン制御と異な
ってはるかに微細なうえに、印刷開始位置(Xs,Ys)お
よび印刷終了位置(Xe,Ye)は座標値で示され、ライン
制御上の基準位置と重なるとは限らず、例えば、前記イ
メージS1の印刷終了位置(Xe,Ye)から文字イ,ロ,ハ
・・・の筆頭位置への印字ヘッドの移動は整数改行では
なく、微小な改行が必要になり、その都度毎に面倒な演
算を行わなければならず、印刷の高速処理が妨げられて
いた。 この発明は、このような問題点に鑑みて創案されたも
ので、ソフトウェア上の制御が簡単で、イメージデータ
の微小送りが容易なプリンタのページ印刷方法を提供す
ることを目的とするものである。 〔課題を解決するための手段〕 この発明において、前記の問題点を解決するための手
段は、上位装置から受信した1ページ内のイメージデー
タに対し、ページ原点位置を基準として各イメージの印
刷開始位置を演算して印字ヘッドを前記イメージの印刷
開始位置に移動して前記イメージを印刷し、前記1ペー
ジ内のイメージをすべて印刷すると、前記ページ原点位
置から最後のイメージの印刷終了位置までの印字ヘッド
の移動量に基づき前記印字ヘッドを前記ページ原点位置
に移動し、前記上位装置から受信した1ページ内の文字
データに対し、前記ページ原点位置を基準として一定量
の改行によって前記印字ヘッドを移動して文字を印刷
し、前記1ページ内の文字をすべて印刷すると、前記一
定量の改行によって前記印字ヘッドを次ページのページ
原点位置に移動してイメージと文字とが混在する文書を
印刷するプリンタのページ印刷方法であって、前記上位
装置から、先ず、一括して送出された1ページ内のイメ
ージデータをプリンタ制御系に受信し、次いで前記上位
装置から一括して送出された1ページ内の文字データを
プリンタ制御系に受信することを特徴とするページ印刷
方法である。 〔作用〕 この発明は、イメージデータと文字データの混在する
文書をライン制御式プリンタにより印刷する際に、先
ず、イメージはイメージデータだけを一括して、ページ
原点位置を基準として印刷開始位置までの印字ヘッドの
移動量を演算し、印字ヘッドをその位置へ移動して、与
えられた各画素のデータを引続き印刷し、次に、文字は
文字データだけ一括して、通常の基準で改行印刷する。 なお、先ず、イメージデータを一括してプリンタ制御
系に送出し、次に文字データを一括してプリンタ制御系
に送出するように、送出順序を設定すると、印字ヘッド
のイメージの印刷終了位置からページ原点位置へ復帰す
る移動量の演算は容易であり、文字データの印刷終了
後、次ページのページ原点位置へ印字ヘッドを移動する
のも通常の基準の改行でよく容易である。 〔実施例〕 以下、図面を参照して、この発明の実施例を詳細に説
明する。第2図はこの発明の実施に好適なプリンタ制御
系の一例を示す構成図である。第2図において、プリン
タ制御系1は、プリンタ自体のCPU11と、そのCPU11へホ
ストコンピュータからデータを入力するインターフェイ
ス12と、入力されたデータ中の付加情報を一時保留する
レジスタ13と、文字データのキャラクタゼネレータ14
と、画素メモリ15と、前記CPU11により列方向の移動を
制御するスペース制御部16と、印字ヘッドピンを制御す
る印字ヘッド制御部17と、行方向の移動を制御するライ
ン制御部18とで構成されている。 第3図は、前記装置によるプリンタ制御動作の一例を
示すフローチャートである。図中でフローに付記された
各番号は、その動作を実施する手段の第2図における各
番号に対応している。以下、第1図〜第3図の各図を参
照しつつ、この発明を説明する。フローが開始される
と、CPU11は、前記スペース制御部16およびライン制御
部18に指令してページ原点位置(F,F)の確認を行った
後、インターフェイス12を介してホストコンピュータか
らデータが入力されるのを待つ。この実施例では、ホス
トコンピュータ側で各ページをイメージデータ毎および
文字データ毎にそれぞれ一括して送る。例えば第1図に
示されたイメージと文字とが混在した文章を印刷する場
合、まず、ホストコンピュータからイメージデータS1お
よびS2が送られてきた後に、文字データA,B,C・・・お
よびイ,ロ,ハ・・・が送られて来る。CPU11は、送ら
れて来たデータがそれらのいずれであるかを判断して、
フローを分岐させる。 イメージデータS1およびS2の場合、イメージデータと
共に印刷開始位置(Xs,Ys)および(Xs′,Ys′)の指定
が送られて来るので、CPU11は、それをレジスタ13に一
時保留させておいて、第1のイメージデータS1を画素メ
モリ15に展開し、ビットマップを作成する。次に、スペ
ース制御部16とライン制御部18により印字ヘッドを、登
録されているページ原点位置を基準として演算した印刷
開始位置(Xs,Ys)に移動させた後、印字ヘッド制御部1
7を駆動して、画素メモリ15中の画素データを印刷す
る。第1のイメージデータS1の印刷が終了すると、同様
な手順で、すなわち、登録されているページ原点位置を
基準として演算した印刷開始位置(Xs′,Ys′)に印字
ヘッドを移動させて第2のイメージデータS2の印刷を行
う。第2のイメージデータの印刷が終了すると、印字ヘ
ッドは第2のイメージデータS2の印刷終了位置(Xe′,Y
e′)からページ原点位置(F,F)へ戻る。 次にホストコンピュータからは、文字データが送られ
て来る。文字データは、改行制御量を例えば6LPIとか8L
PIと指定したうえ、第1図の例では、“AB、改行、C、
改行、改行、改行、改行、イロハ”とコードで送られて
来る。CPU11は、文字データであることを確認すると、
先ず、改行データを前記レジスタ13に登録しておいて、
キャラクタゼネレータ14で文字フォントを検索して文字
“A"を呼び出し、レジスタ13に登録した改行位置に印刷
する。次は改行なしであるので、文字“B"を同じ行に呼
び出して印刷する。その次には改行の指令が送られて来
るので、文字“A"と同様な動作で、印字ヘッドを次行の
筆頭に移動させ、文字“C"を呼び出して印刷する。文字
“C"から文字“イ”までの間には、文字なしの改行が4
回あるので、ライン制御部18により、所望の行へ印字ヘ
ッドを急行させた後、文字“イ、ロ、ハ”を印刷する。 文字データの印刷が終了すると、文字“ハ”の印刷終
了位置から次ページのページ原点位置(F′,F′)に所
定の改行によって印字ヘッドを移動して、このページの
フローを終了する。 〔発明の効果〕 以上述べてきたように、この発明によれば、イメージ
と文字の混在する文書を印刷する際、まず、上位装置か
ら受信した1ページ内のイメージデータを一括してプリ
ンタ制御系に送出し、次に文字データを一括してプリン
タ制御系に送出するように、順序を設定することによ
り、印字ヘッドのイメージデータの印刷終了位置からペ
ージ原点位置へ復帰する動作は容易であり、文字データ
の印刷終了後、次ページのページ原点位置へ印字ヘッド
を移動するのも通常の改行でよくソフトウェア上の制御
が簡単で、イメージデータの微小送りが容易なページ印
刷方法を提供することができ、高速印刷処理を可能にす
るなど極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図はイメージと文字の混在する文書の1例の見本
図、第2図はこの発明を実施するプリンタ制御系の1例
の構成図、第3図は実施例の制御動作のフローチャート
である。 1……プリンタ制御系 11……CPU 12……インターフェイス 13……レジスタ 14……キャラクタゼネレータ 15……画素メモリ 16……スペース制御部 17……印字ヘッド制御部 18……ライン制御部 S1,S2……イメージデータ A,B,C,イ,ロ,ハ……文字データ
図、第2図はこの発明を実施するプリンタ制御系の1例
の構成図、第3図は実施例の制御動作のフローチャート
である。 1……プリンタ制御系 11……CPU 12……インターフェイス 13……レジスタ 14……キャラクタゼネレータ 15……画素メモリ 16……スペース制御部 17……印字ヘッド制御部 18……ライン制御部 S1,S2……イメージデータ A,B,C,イ,ロ,ハ……文字データ
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.上位装置から受信した1ページ内のイメージデータ
に対し、ページ原点位置を基準として各イメージの印刷
開始位置を演算して印字ヘッドを前記イメージの印刷開
始位置に移動して前記イメージを印刷し、 前記1ページ内のイメージをすべて印刷すると、前記ペ
ージ原点位置から最後のイメージの印刷終了位置までの
印字ヘッドの移動量に基づき前記印字ヘッドを前記ペー
ジ原点位置に移動し、 前記上位装置から受信した1ページ内の文字データに対
し、前記ページ原点位置を基準として一定量の改行によ
って前記印字ヘッドを移動して文字を印刷し、 前記1ページ内の文字をすべて印刷すると、前記一定量
の改行によって前記印字ヘッドを次ページのページ原点
位置に移動してイメージと文字とが混在する文章を印刷
するプリンタのページ印刷方法であって、 前記上位装置から、先ず、一括して送出された1ページ
内のイメージデータをプリンタ制御系に受信し、次いで
前記上位装置から一括して送出された1ページ内の文字
データをプリンタ制御系に受信することを特徴とするペ
ージ印刷方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62149424A JP2684175B2 (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 | ページ印刷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62149424A JP2684175B2 (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 | ページ印刷方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63312845A JPS63312845A (ja) | 1988-12-21 |
JP2684175B2 true JP2684175B2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=15474806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62149424A Expired - Fee Related JP2684175B2 (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 | ページ印刷方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2684175B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2746879B2 (ja) * | 1987-07-03 | 1998-05-06 | キヤノン株式会社 | プリンタ |
JPH05124232A (ja) * | 1991-10-30 | 1993-05-21 | Sanyo Electric Co Ltd | マルチラインプリンタの印字制御装置 |
JP5866781B2 (ja) * | 2011-03-22 | 2016-02-17 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷システム、ホストコンピューター及び印刷システムの制御方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57123466A (en) * | 1981-01-23 | 1982-07-31 | Fuji Xerox Co Ltd | Printer |
-
1987
- 1987-06-16 JP JP62149424A patent/JP2684175B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63312845A (ja) | 1988-12-21 |
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