JP2676304B2 - 強誘電体薄膜作製方法 - Google Patents
強誘電体薄膜作製方法Info
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Description
リング法で作製する方法に関し、特に一般式
SiO2が一般に用いられているが、近年のデバイスの
高集積化にともない高誘電率を有する誘電体の研究が盛
んになってきている。特に不揮発性メモリー用のキャパ
シタとして、一般式
の薄膜作製方法においては、量産性に優れて操作性の容
易な平板マグネトロンスパッタリング法が主に用いられ
ている。
カイト構造の結晶でなければならず、したがってその化
学組成比が所定の値になっていなければならない。
強誘電体薄膜を作製する方法としては、低基板温度で成
膜して、その後、熱処理を行なう方法と、基板を上述の
結晶構造の結晶化温度(600℃程度)以上に加熱して
成膜する方法とがある。前者の方法は、熱処理後に膜が
ポーラスになり良好な電気特性が得られなくなるといっ
た問題がある。したがって、後者の方法のように基板を
加熱することによって成膜時に結晶成長させる方法が一
般に用いられる。
すグラフである。このグラフは、ターゲットとして直径
4インチのPb1Zr0.5Ti0.5Oz(すなわち
x=1,y=0.5)を用い、基板温度を650℃、ス
パッタリングガスをAr+20%O2、高周波電力を1
50Wとした場合の、スパッタリング圧力に対する膜組
成の変化を示している。膜組成は(Zr+Ti)の量で
規格化してあり、Pb,5−Zrの組成を、それぞれP
b/(Zr+Ti)とZr/(Zr+Ti)とで示して
ある。図中の点線はターゲットにおける組成を示し、上
の点線がPb/(Zr+Ti)、下の点線がZr/(Z
r+Ti)である。このグラフからわかるように、膜中
のZr/(Zr+Ti)は、スパッタリング圧力を変化
させても、ターゲット組成にほぼ等しく一定(すなわち
膜中におけるZrとTiの比率は一定)である。これに
対して、膜中のPb/(Zr+Ti)は、スパッタリン
グ圧力の上昇とともに単調に増加している。
熱して成膜を行なうと、一般に用いられるスパッタリン
グ圧力(10mTorr前後)では、膜中のPbの濃度
がターゲット中の濃度に比べて減少してしまうことがわ
かる。図5からわかるように、基板温度が650℃の場
合、所定の組成比の強誘電体薄膜を作製するためには1
00mTorr程度のスパッタリング圧力で成膜しなけ
ればならない。基板温度をさらに高温にして成膜すると
膜中のPbの濃度はさらに減少してしまい、所定の組成
比の薄膜を作製するには、より高い数百mTorrとい
った高圧力領域で成膜しなければならない。
と、成膜速度が低下してしまい、生産効率が悪くなって
しまうといった問題点がある。また一般に高いスパッタ
リング圧力で成膜すると、膜の緻密性は低下してしま
う。
に、Pb1(ZryTi1−y)1O3(0≦y<1)
にPbOを20mol%添加したターゲット(すなわち
Pb1.2(ZryTi1−y)1Oz)を用いた報告
(K.Iijima,I.Ueda,and K.Ku
giyama,Jap.J.Appl.Phys.,3
0,1991,pp2149−2151)がある。しか
し、発明者が同様の組成のターゲットを用いて成膜を行
ったところ、報告されているスパッタリング条件では所
定の組成比の膜は得られず、ペロブスカイト単一相の結
晶も得られなかった。発明者が行った成膜においては、
所定の組成比の薄膜を得るためには70mTorr前後
のスパッタリング圧力で成膜しなければならず、やはり
成膜速度は数nm/min程度と遅かった。
なPb1(ZryTi1−y)1O3(0≦y<1)の
強誘電体薄膜を作製できる方法を提供することにある。
て前記強誘電体の結晶化温度以上に加熱した基板上に作
製する方法において、組成が
ング圧力を選択することを特徴としている。
に記載した通りであり、ZrとTiの和と、Pbとの比
率が1対1である。ZrとTiとの比率は任意である。
数6においてy=0すなわちPb1Ti1O3は本発明
の対象となるが、y=1すなわちPb1Zr1O3は本
発明の対象外である。というのは、Pb1Ti1O3は
強誘電体であるが、Pb1Zr1O3は反強誘電体であ
るからである。Pb1(ZryTi1−y)1O3は、
TiとZrとの比率によって強誘電特性が変化するもの
であり、また、誘電率の最も高くなるTi:Zr比と、
残留分極の最も高くなるTi:Zr比とは異なってい
る。したがって、どのような特性の膜を得るかによって
Ti:Zr比を選択することになる。
た通りであり、ZrとTiの和に対して、Pbが2倍か
ら10倍となっている。すなわち、作製すべき薄膜の組
成比と比べてターゲットにおけるPbの濃度が2倍から
10倍になっている。このようにした理由は、作製すべ
き膜の結晶化温度以上に基板を加熱した場合に、膜中の
Pb濃度がターゲット中のFb濃度よりも減少するから
であり、この減少を補償するためである。上述の数7に
おいてx=2未満にすると、所定の化学組成比の膜を作
製するためにスパッタリング圧力をかなり高くしなけれ
ばならず、その場合は成膜速度が非常に低下し、また膜
も緻密でなくなり、好ましくない。また、x=10を超
えると、所定の化学組成比の膜を作製するためにスパッ
タリング圧力をかなり低くしなければならず、その場合
は放電を維持できない恐れがある。したがって、x=2
〜10が適している。ターゲット中の酸素の比率すなわ
ち上述の数7のzは任意である。数7に記載したターゲ
ットは、PbO、ZrO2、TiO2等の金属酸化物を
混合し焼結して作製することが一般的である。この場
合、ターゲット中の酸素の量は、金属酸化物の混合比や
焼結温度等の条件により変化する。ターゲット中の酸素
の比率がいろいろに変化しても、スパッタリングガスの
一部として導入する酸素ガスの濃度を制御することによ
り、膜中の酸素比率を制御することが可能である。ター
ゲット中に酸素がほとんどないような極端な場合を考え
ても、スパッタリングガス中の酸素濃度を極めて高くす
ることにより所望の酸素比率の膜を作製することが可能
である。
を用いた場合、任意の圧力範囲で最適な作製条件となる
わけではなく、xの数値に応じて最適な圧力範囲が存在
する。すなわち、xが比較的小さい場合には、低い圧力
から高い圧力まで自己制御機能により所定の化学量論組
成の膜が得られる。したがって、圧力選択の幅が広い。
xが比較的大きい場合には、高い圧力までは自己制御機
能が働かず、比較的低い圧力範囲でのみ所定の化学量論
組成の膜が得られる。
100mTorrの範囲内にして成膜することを特徴と
したものである。この圧力範囲は、上述のxの数値範囲
のターゲットを用いた場合に、所定の化学量論組成のP
ZT薄膜を作製できる可能性のある最大の圧力範囲であ
る。従来技術の項で述べたように、圧力が100mTo
rr付近まで高くなると成膜速度が遅くなるという欠点
があるが、x=2〜10のターゲットを用いることを特
徴とする第1の発明に対しては、この圧力範囲で所定の
化学量論組成のPZT薄膜が作製できたので、このよう
な圧力範囲を主張するものである。
30mTorrの範囲内にして成膜することが好まし
い。従来技術のターゲットを用いた場合には、この圧力
範囲で所定の化学量論組成のPZT薄膜を作製できなか
ったものである。すなわち、x=2〜10のターゲット
を用いることによって初めて適用可能となった圧力範囲
であり、この圧力条件では成膜速度が速くなり、また、
緻密な膜が得られる。
0〜700℃の範囲内にして成膜することが好ましい。
PZT薄膜の結晶化温度が約600℃であるので、これ
より高い基板温度として、成膜時に結晶化を可能にする
ものである。700℃以上にすると、得られた膜のPb
組成が所定の化学量論組成よりも小さくなる傾向があ
る。
内、スパッタリング圧力を5〜100mTorrの範囲
内、基板温度を600〜700℃の範囲内にして成膜し
てもよい。
し、スパッタリング圧力を1mTorrの近傍とし、基
板温度を600〜700℃の範囲内にして成膜すること
もできる。
≧2のPb過剰なターゲットを使用することにより、基
板温度を結晶化温度以上の任意の温度に設定して、しか
も一般に用いられるような低いスパッタリング圧力領域
で成膜した場合でも、膜中におけるPbの組成を化学量
論組成に補償することができ、ペロブスカイト構造のP
b1(ZryTi1−y)1O3の強誘電体薄膜が作製
できるようになる。そして、このターゲット組成に対し
ては、成膜圧力を1〜100mTorr、基板温度を6
00〜700℃の範囲に設定するのが適している。そし
て、この発明では低い圧力でも化学量論組成のZT薄膜
が成膜時に作製できるので、従来よりも速い成膜速度で
緻密な強誘電体薄膜を作製できるようになる。
した薄膜の、スパッタリング圧力に対する膜組成の依存
性を示すグラフである。作製条件は、基板温度が650
℃、スパッタリングガスがAr+20%O2であり、タ
ーゲットは、組成の異なる直径4インチの3種類のター
ゲット、Pb3Zr0.5Ti0.5Oz(すなわち、
x=3,y=0.5)、Pb5Zr0.5Ti0.5O
z(すなわち、x=5,y=0.5)、Pb10Zr
0.5Ti0.5OZ(すなわち、x=10,y=0.
5)を使用した。高周波電力は150Wであり、平板マ
グネトロンスパッタリング法によりPZT薄膜を作製し
た。図1の膜組成は(Zr+Ti)の量で規格化してあ
り、PbとZrの組成を、それぞれPb/(Zr+T
i)とZr/(Zr+Ti)とで示してある。図中の点
線はPb/(Zr+Ti)=1を示し、これは、作製す
べき薄膜の所定の化学量論組成である。
ング圧力が変化しても変わらずに、ターゲット組成にほ
ぼ等しく一定で、0.5である。これに対して、Pb/
(Zr+Ti)の値は、x=3のターゲットを用いたと
きに1〜100mTorr、x=5のターゲットを用い
たときに1〜50mTorr、x=10のターゲットを
用いたときに1mTorrのスパッタリング圧力で、P
b/(Zr+Ti)=1になる。強誘電体の蒸着法でよ
く言われる自己制御機能が働くことによって、上述の圧
力範囲で、強誘電体の化学量論組成であるPb/(Zr
+Ti)=1が得られている。自己制御機能が有効に働
く圧力範囲はターゲットのPb/(Zr+Ti)に依存
し、Pb/(2r+Ti)比が大きいときは低いスパッ
タリング圧力のみで自己制御機能が働き、Pb/(Zr
+Ti)比が小さくなるにつれてスパッタリング圧力が
高い方まで自己制御機能が働く。自己制御機能が働く前
述の圧力領域より高い圧力領域では、スパッタリング圧
力の上昇に伴って化学量論組成から離れていってしま
う。
ように考えられる。一般に、スパッタリング装置によっ
て放電を維持できる圧力は異なっているが、ほとんどの
装置においては1mTorr以下では放電を維持しにく
い。そのため、ターゲットの組成比xを10以上にして
1mTorr以下のスパッタリング圧力で成膜しようと
しても放電の維持に問題がある。したがって、ターゲッ
トの組成比xを10以上にする必要はない。
した薄膜の膜中のPb/(Zr+Ti)の基板温度依存
性を示すグラフである。作製条件は、スパッタリング圧
力が10mTorr、スパッタリングガスがAr+20
%O2、高周波電力が150Wであり、平板マグネトロ
ンスパッタリング法により作製した。この例では、組成
の異なる直径4インチの2種類のターゲット、Pb3Z
r0.5Ti0.5Oz(すなわち、x=3,y=0.
5)と、Pb5Zr0.5Ti0.5OZ(すなわち、
x=5,y=0.5)を使用した結果を示す。2種類の
ターゲットのいずれも、Pb/(Zr+Ti)の値は、
基板温度600〜700℃の範囲内において、前記自己
制御機能が働き、強誘電体の化学量論組成の1になっ
た。
のX線回折パターンである。すなわち、ターゲットとし
てPb3Zr0.5Ti0.5Ozを用い、スパッタリ
ング圧力を10mTorrに設定して作製した薄膜のX
線回折パターンである。この成膜に用いた基板は、Si
ウエハー上に順にSiO2、Ti、Ptを各々200n
m、30nm、200nmだけ形成したものである。そ
の上にPb1(ZryTi1−y)1O3薄膜を作製し
た。図3において、*印はペロブスカイト構造の結晶か
らの回折ピークであり、△印は基板のSiの回折ピー
ク、▲印は基板のPtの回折ピークである。したがっ
て、図1のa点の条件で作製した薄膜は完全なペロブス
カイト構造の強誘電体薄膜となっていることがわかる。
また、ターゲットとしてPb2Zr0.5Ti0.5O
z(すなわちx=2)を用いてスパッタリング圧力30
mTorrで作製した薄膜についても、これと同じX線
回折パターンが観測された。このほか、図1において膜
組成が化学量論組成となるような他の条件で作製した薄
膜についても同様な回折パターンが得られている。
したときのa点の条件での成膜速度は12nm/min
であった。これに対して、従来の方法における図5のb
点の条件(スパッタリング圧力が100mTorr)で
の成膜速度は4nm/minである。したがって、本実
施例の成膜方法を行った場合、従来方法に比べて、その
成膜速度を4倍にすることができた。
00nmのPZT薄膜の電気的特性の測定結果を図4に
示す。横軸はPZT薄膜に印加する電界、縦軸は膜の蓄
積電荷量である。PZT薄膜の上部電極と下部電極には
ptを使用し、これら電極に電界±10kV/cmを印
加すると、図のように強誘電性を示すヒステリシス曲線
が観測された。このとき、誘電率は741、自発分極は
75μC/cm2、残留分極は28μC/cm2、抗電
界は66kV/cm、リーク電流は2.9×10−7A
/cm2、と良好な結果が得られた。
ットを用い、スパッタリングガスをAr+20%O2、
高周波電力を150Wとした場合について示したが、タ
ーゲット寸法、高周波電力、ガス組成の条件が変わって
も、膜組成のスパッタリング圧力依存性、基板温度依存
性の基本的な傾向は同じである。すなわち、膜中のZr
とTiの比率はほぼ一定でターゲット組成にほぼ等しい
が、膜中のPbの組成比は、ターゲットのPbの組成比
とスパッタリング圧力と基板温度とに依存する。すなわ
ち、概略的に言えば、ターゲットのPbの組成比xが2
〜10の範囲内で、スパッタリング圧力が1〜100m
Torrの範囲内で、かつ基板温度が600〜700℃
の範囲内のときに、強誘電体の化学量論組成であるPb
/(Zr+Ti)=1が得られる可能性がある。そし
て、ターゲットのPbの組成比x=2〜10の範囲のう
ち、xが比較的大きいときには、スパッタリング圧力が
低い範囲でのみ自己制御機能が働いて化学量論組成が得
られ、xが比較的小さいときには、スパッタリング圧力
が高い範囲まで自己制御機能が働いて化学量論組成が得
られる。化学量論組成が得られない圧力範囲では、スパ
ッタリング圧力の上昇に伴って膜中のPb/(Zr+T
i)は単調に増加する。また、上記基板温度範囲以外の
温度領域では、基板温度の下降に伴ってPb/(Zr+
Ti)が単調に増加する。
0≧x≧2のPb過剰なターゲットを使用することによ
り、基板温度を結晶化温度以上の任意の温度に設定し
て、しかも一般に用いられるような低いスパッタリング
圧力領域で成膜した場合でも、膜中におけるPbの組成
を化学量論組成に補償することができ、ペロブスカイト
構造のPb1(ZryTi1−y)1O3の強誘電体薄
膜が作製できるようになる。そして、xの数値に応じて
圧力範囲を選択することにより、圧力条件を最適化でき
る。特に、成膜圧力を1〜100mTorr、基板温度
を600〜700℃の範囲に設定した場合、膜中におけ
るPbの組成比が化学量論組成となることが確認され
た。この発明によれば、低い成膜圧力でも化学量論組成
のPZT薄膜を成膜時に作製できるので、従来よりも速
い成膜速度で緻密な強誘電体薄膜を作製できるようにな
る。したがって生産効率も良くなり、薄膜の高誘電特性
も向上する。
タリング圧力に対する膜組成の依存性を示すグラフであ
る。
度に対する膜組成の依存性を示すグラフである。
タ−ンである。
を示すグラフである。
ング圧力に対する膜組成の依存性を示すグラフである。
Claims (2)
- 【請求項1】 一般式 【数1】 Pb1(ZryTi1−y)1O3 (0≦y<1) で表わされる強誘電体の薄膜をスパッタリング法によっ
て前記強誘電体の結晶化温度以上に加熱した基板上に作
製する方法において、組成が 【数2】Pbx(ZryTi1−y)1Oz (2≦x
≦10,0≦y<1,zは任意)のターゲットを用い、
前記xの数値に応じてスパッタリング圧力を選択するこ
とを特徴とする強誘電体薄膜作製方法。 - 【請求項2】 スパッタリング圧力を1〜100mTo
rrの範囲内にして成膜することを特徴とする請求項1
記載の強誘電体薄膜作製方法。
Priority Applications (1)
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JP5078588A JP2676304B2 (ja) | 1992-06-03 | 1993-03-15 | 強誘電体薄膜作製方法 |
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JP4-166784 | 1992-06-03 | ||
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1993
- 1993-03-15 JP JP5078588A patent/JP2676304B2/ja not_active Expired - Fee Related
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