JP2658828B2 - 自動演奏装置 - Google Patents
自動演奏装置Info
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Description
し、特に、自動演奏パターンデータを組み合わせて曲デ
ータを作成する際に、曲データの作成および修正を容易
に行うことができる自動演奏装置に関する。
ン(スタイル)データを記憶し、その演奏順序を指定す
ることによって、曲データを作成するような自動演奏装
置が知られている。
あらかじめ用意されているパターンデータを用いて、曲
の進行にしたがって、第1小節目はAのパターン、第2
小節目はCのパターン、第3小節目は…というように、
自動演奏パターンデータを表す番号や名称を登録してい
き、曲データを作成する電子楽器が開示されている。
曲データの作成方式では、あらかじめ第1小節目はAの
パターン、第2小節目はCのパターン、第3小節目は…
というパターンデータの演奏順序を考えておき、その通
りに順に1つずつデータを入力していかなければならな
い。したがって、入力作業は効率的でない。また、デー
タの入力は、通常、±キーやテンキーなどを用いて番号
で指定する場合が多いので、入力作業は煩雑である。
号)とパターンとが対応するように小節順序に沿って入
力していくので、修正作業(途中に、パターンデータを
追加したり、削除したり、移動すること)が、大変面倒
であるという問題点があった。
に鑑み、自動演奏パターンデータを組み合わせて曲デー
タを作成する自動演奏装置において、曲データの作成お
よび修正を容易に行うことができるようにすることを目
的とする。
め、この発明に係る自動演奏装置は、複数の自動演奏パ
ターンを記憶した記憶手段と、各種の情報を表示するた
めの表示手段と、前記表示手段に、前記複数の自動演奏
パターンにそれぞれ対応する複数の表示要素を表示する
要素表示制御手段と、前記表示手段に表示された複数の
表示要素のうち、結線すべき2つの表示要素を指定する
指定手段と、指定された2つの表示要素間に結線を表示
する結線手段と、前記表示手段に表示された表示要素と
結線の状態に基づいて、結線された表示要素に対応して
自動演奏パターンデータの演奏順序を決定する決定手段
と、前記決定された演奏順序にて、自動演奏パターンデ
ータを自動演奏する演奏手段とを備えたことを特徴とす
る。
奏順に並べ変えて再表示する手段を備えるようにしても
よい。
数の表示要素を表示し、画面上で結線を結ぶことによ
り、自動演奏の順序を指定できる。
明する。
奏装置のブロック構成を示す。この自動演奏装置は、キ
ーボード1、マウス2、ディスプレイ3、MIDI(Mu
sical Instrument Digital Interface)インターフェー
ス4、中央処理装置(CPU)5、リードオンリーメモ
リ(ROM)6、ランダムアクセスメモリ(RAM)
7、およびフロッピーディスク入出力装置(FDD)8
を備えている。これら各部は、バスライン9により相互
に接続されている。
の情報を入力するための入力装置である。マウス2は、
ポインティングデバイスとして用いる入力装置である。
ディスプレイ3には、後述する図3および図4のような
画面が表示される。MIDIインターフェース4には、
外部音源10が接続されている。CPU5は、この自動
演奏装置全体の動作を制御する。その動作の詳細は、図
5〜8を参照して後述する。
ラムが格納されている。また、ROM6には、音楽のス
タイルごとの自動演奏パターン(スタイル)データが格
納されている。1つのスタイルの自動伴奏パターンデー
タは、6つのセクションのパターンデータからなる。6
つのセクションのパターンデータとは、イントロパター
ンデータ、ノーマルパターンデータ、バリエーションパ
ターンデータ、第1フィルインパターンデータ、第2フ
ィルインパターンデータ、およびエンディングパターン
データである。
小節のパターンデータである。RAM7には、CPU5
が使用するワーキング領域が設けられる。
スタイルとセクションが特定された1つのパターンデー
タを指すものとする。
ながらキーボード1およびマウス2などを操作すること
により、グラフィカルな表示画面上で簡単な操作でパタ
ーンシーケンスデータを作成することができる。パター
ンシーケンスデータとは、自動演奏する曲の曲データで
あり、具体的には曲の先頭から末尾までのパターンデー
タの順序を特定するデータである。
に作成される。作成したパターンシーケンスデータは、
FDD8によりフロッピーディスクに保存することがで
きる。
の例を示す。スタイルとセクションを指定する1組のデ
ータが順に並べられて1曲が構成されている。スタイル
とセクションを指定する1組のデータにより、1つのパ
ターンデータが指定される。自動演奏時には、このパタ
ーンシーケンスデータで指定されている順にパターンデ
ータ(当該スタイルの当該セクションの自動演奏パター
ン)が読み出され、MIDIインターフェース4を介し
て外部音源10に送出される。これにより、指定された
順序でパターンデータが自動演奏される。
は、図2(b)や図2(c)のように書ける。図2
(b)および図2(c)において、A,B,Cで示され
たブロックは、上記図2(a)のスタイルとセクション
を指定する組データに相当する。1組の組データで1つ
のパターンが指定されたことになるから、A,B,Cで
示されたブロックは、それぞれパターンデータを示すと
みてもよい。矢印は、パターンデータの自動演奏の順序
を示す結線である。例えば、図2(b)のパターンシー
ケンスデータでは、パターンA、パターンB、パターン
Cの順に自動演奏される。
は、スタイルごとに、かつ各スタイルのセクションごと
にあらかじめROM6に用意されているが、その他にも
フロッピーディスク上のパターンデータを指定すること
もできるようになっている。
ンシーケンスデータを作成編集するときにディスプレイ
3に表示される画面の例を示す。この図において、30
1はソングメーカーウインドウ、302はツールパレッ
ト、303はコントロールバー、304はインフォメー
ションウインドウである。
トルバー310を有する。タイトルバー310には、現
在作成しているパターンシーケンスデータ(曲データ)
の名称が、付番311のように表示される。タイトルバ
ー310の左端には、ソングメーカーウインドウ301
をクローズするときに用いるクローズボックス312が
設けられている。
イルパレット313を有する。スタイルパレット313
には、各種のスタイルを指定するためのスタイルアイコ
ンが表示されている。スタイルパレット313は、上部
に「Favorite」「Dance 」などと表記したタブを持つ複
数のページからなる。具体的には、「Favorite」から
「Disk」の10ページである。
選んだスタイルのスタイルアイコンを含む。「Disk」の
ページは、フロッピーディスクに格納されたスタイルの
スタイルアイコンを含む。その他のページは、ROM6
に格納されたスタイルのスタイルアイコンを含む。
14のページが表示されている。この「Rock1 」のペー
ジには、ロック系の20種類のスタイルを指定するため
のスタイルアイコン316,317,318などが配置
されている。各スタイルアイコンには、スタイルを特定
するA,B,C,…,Tの文字が付されている。なお、
A,B,C,…,Tなどの文字でなく、そのスタイルを
グラフィカルに表すような絵柄を各スタイルアイコンに
付してもよい。
より、ページを変更することができる。例えば、図3の
「Rock1 」のページが表示されている状態から、「Jaz
z」と表記されたタブ315をクリックすると、「Jaz
z」のページが表示される。「Jazz」のページには、ジ
ャズ系の20種類のスタイルを指定するためのアイコン
が配置されている。
各スタイルのセクションを選択するためのセクション選
択領域319が設けられている。セクションは、「Intr
o 」「Normal」「Vari」「Fill1 」「Fill2 」「Endin
g」の6種類が設けられている。「Intro 」はイントロ
パターン、「Normal」はノーマルパターン、「Vari」は
バリエーションパターン、「Fill1 」は第1フィルイン
パターン、「Fill2 」は第2フィルインパターン、「En
ding」はエンディングパターンを、それぞれ、示してい
る。
は、円形のセレクトボタンが配置されている。セクショ
ンを選択するときは、このセレクトボタンをマウス2で
クリックする。選択されていないセクションはセレクト
ボタンが白抜きの円形で表示され、選択されているセク
ションのセレクトボタンは黒丸になる。図3では、ノー
マルパターンが選択されている。
ケンスディスプレイ323が設けられている。シーケン
スディスプレイ323は、パターンシーケンスデータを
作成編集するための領域である。シーケンスディスプレ
イ323の領域の右側および下側にはスクロールバー3
24,325が設けられている。
13の所望のページを表示させ、セクション選択領域3
19の6つのセクションから所望の1つを選択し、所望
のスタイルアイコンをマウス2でドラッグしてシーケン
スディスプレイ323に貼り付けることができる。同様
にして、幾つかのスタイルアイコンをシーケンスディス
プレイ323に貼り付けた後、次に説明するツールパレ
ット302の各ツールなどを用いて編集を行い、所望の
パターンシーケンスデータを得る。
スを有するタイトルバー331を備えた1つのウインド
ウである。タイトルバー331の部分をマウス2でドラ
ッグすることにより、ツールパレット302を画面上で
移動することができる。
スプレイ323に貼り付けたスタイルアイコンを編集す
るための4つのツールを備えている。アロー(矢印)ポ
インタ332、スピーカポインタ333、ペンポインタ
334、およびイレーサポインタ335である。マウス
2でこれらのツールの1つを選択すると、マウスポイン
タは、シーケンスディスプレイ323上で、それぞれの
ツールのポインタの形状になる。
として選択されているので、マウスポインタ370はア
ローポインタの形状になっている。ツールパレット30
2では、現在選択されているツールが反転表示される。
スディスプレイ323上に貼り付けられたスタイルアイ
コンをクリックすることにより、そのスタイルアイコン
は選択状態となる。キーボード1のシフトキーを押下し
ながら、この操作を行うと、断続的に複数のスタイルア
イコンを選択状態にできる。また、範囲指定により複数
のスタイルアイコンを選択状態にできる。選択状態のス
タイルアイコンは、シーケンスディスプレイ323上で
ドラッグすることにより、移動することができる。
ンスディスプレイ323上に貼り付けられたスタイルア
イコンをクリックすることにより、そのスタイル(およ
びセクション)の自動演奏データがMIDIインターフ
ェース4から出力され外部音源10により発音される。
すなわち、試し聞きができる。
ディスプレイ323上に貼り付けられた第1のスタイル
アイコンから第2のスタイルアイコンへとドラッグする
ことにより、第1のスタイルから第2のスタイルへ結線
が結ばれる。第1のスタイルから第2のスタイルへ結線
が結ばれるとは、第1のスタイルの次に第2のスタイル
を自動演奏するという順序が指定されたと言うことであ
る。
ンスディスプレイ323上に貼り付けられたスタイルア
イコンをクリックすることにより、そのスタイルアイコ
ンをシーケンスディスプレイ323上から消去すること
ができる。スタイルアイコンを消去したときは、それに
関連する結線も必要であれば消去する。また、消去され
たアイコンをとばして、前後のアイコンを結線してもよ
い。
は、シーケンスディスプレイ323上での編集操作に用
いるものである。したがって、マウスポインタ370が
これらのツールの形状になるのは、マウスポインタ37
0がシーケンスディスプレイ323上にあるときのみで
ある。マウスポインタ370がシーケンスディスプレイ
323をはずれた位置にあるとき、マウスポインタ37
0の形状は基本的にはデフォルトポインタの形状にな
る。デフォルトポインタの形状は、アローポインタと同
じ矢印の形である。したがって、スタイルパレット31
3のページの選択、セクションの選択、およびスタイル
アイコン(316,317,318など)のシーケンス
ディスプレイ323へのドラッグなどを行うときの、マ
ウスポインタ370の形状はアローポインタと同じ形状
である。
ルアイコン、およびシーケンスディスプレイ323上に
貼り付けられたスタイルアイコンは、基本的には画面上
で32×32ドットの大きさを有する。そして、そのア
イコンの中心部分の16×16ドットの範囲にマウスポ
インタが位置したときは、マウスポインタが強制的にス
ピーカの形状(ツールパレット302のスピーカポイン
タ333と同じ)になる。その状態で、クリックすると
当該スタイルの当該セクション(現在選択されているセ
クション)のパターンデータを試し聞きすることができ
る。
上にスタイルアイコン362,363などを貼り付けて
編集している様子を図示している。付番364,365
などが、ペンポインタ334を用いて設定したスタイル
アイコンを結ぶ結線である。361は、曲の先頭を示す
記号である。
集されたパターンシーケンスは、RAM7上のパターン
シーケンスデータに反映される。すなわち、シーケンス
ディスプレイ323上のパターンシーケンスに対応する
パターンシーケンスデータが、図2のフォーマットでR
AM7上に生成されることになる。例えば、図3では、
パターンB→B→I→B→K→Gの順にパターンシーケ
ンスが作成されているが、RAM7には、これに対応す
るパターンシーケンスデータが生成されていることにな
る。
は、複数の系列のパターンシーケンスデータの作成編集
を行うことができる。図3では、単独のスタイルアイコ
ン363があるが、これも1つのパターンシーケンスデ
ータの系列である。もちろん、RAM7上には、複数の
系列のそれぞれに対応してパターンシーケンスデータを
設定する。そして、複数系列間を結線することにより各
系列をつなぐことができる。
パターンシーケンスデータの演奏のコントロールを行う
ためのウインドウである。その上部には、クローズボッ
クスを備えたタイトルバー341が設けられている。3
42は再生ボタン、343は一時停止ボタンである。
ると、曲の先頭記号361から順に指定されたパターン
シーケンスデータを再生(自動演奏)する。再生とは、
MIDIインターフェース4を介して外部音源10へパ
ターンデータを送出する処理である。一時停止ボタン3
43をマウス2でクリックすると、再生を一時停止する
ことができる。再度、一時停止ボタン343をマウス2
でクリックすると、再生が再開される。
ァンクションボタンが設けられている。320は整列ボ
タンである。整列ボタン320をマウス2でクリックす
ると、現在シーケンスディスプレイ323に表示されて
いるパターンシーケンスを一列に整列して再表示する。
23のパターンシーケンスを一列に整列して再表示した
様子を示す。結線で結ばれたスタイルアイコンが系列ご
とに一列に整列されている。
ン321をマウス2でクリックすると、シーケンスディ
スプレイ323に貼り付けられたスタイルアイコンが3
2×32ドットから16×16ドットの大きさに切り替
わる。これにより、シーケンスディスプレイ323に表
示される情報量が増えパターンシーケンスデータの全体
を容易に把握できる。再度、ビューボタン321をマウ
ス2でクリックすると、スタイルアイコンは16×6ド
ットから32×32ドットの大きさに戻る。
スタイルアイコン中心部分の16×16ドットの範囲で
マウス2をクリックしてパターンデータを試し聞きする
機能については既に説明したが、ビューボタン321を
用いてアイコンを16×6ドットの大きさにしたときは
上記試し聞きの機能は抑止される。すなわち、16×6
ドットの大きさのスタイルアイコンにマウスポインタを
位置させても、強制的にスピーカの形状になることはな
い。
ボタン322をマウス2でクリックすると、直前に行わ
れた動作を取り消して元に戻すことができる。再度、ア
ンドゥボタン322をマウス2でクリックすると、再び
その動作を行う(リドゥする)。
クローズボックス351の他、作成している曲データの
名称設定領域352、および小節数表示領域353を有
する。
データの作成編集を実現する本実施例のCPU5の動作
手順を説明する。
である。電源がオンされ装置の動作が開始すると、ま
ず、ステップS1で所定のワーク領域などのイニシャラ
イズを行う。次に、ステップS2でマウス処理を行い、
ステップS3でその他の処理を行う。ステップS3の
後、ステップS2に戻り、ステップS2,S3を繰り返
す。
マウス処理の詳細なフローチャートである。マウス処理
では、まず、ステップS11でマウス2がクリックされ
たか否か判別する。クリックされていたらステップS1
2へ、されていなければステップS21へ、それぞれ進
む。 ここで、クリックとはディスプレイ上のほぼ同じ
位置でマウス2のスイッチがオン/オフされたことを示
す。
置を判別する。クリック位置がスタイルアイコンである
ときは、ステップS13へ進みアイコンクリック処理を
行った後、ステップS21へ進む。
ン320であるときは、ステップS14へ進み、ポイン
タ形状がアローポインタであるか否か判別する。アロー
ポインタであるときは、ステップS15でシーケンスデ
ィスプレイ323上のスタイルアイコンを整列する処理
を行い、ステップS21に進む。ステップ14でポイン
タ形状がアローポインタでないときは、そのままステッ
プS21に進む。
レットであるときは、ステップS16へ進み、ポインタ
形状を選択されたツールのものに変更して、ステップS
21に進む。
るときは、ステップS17へ進み、ポインタ形状がイレ
ーサであるか否か判別する。イレーサであるときは、ス
テップS18で指定された結線を消去し、ステップS1
9でパターンシーケンスデータを書き換え、ステップS
21に進む。ステップS17でポインタ形状がイレーサ
でないときは、そのままステップS21に進む。
合以外のときは、ステップS20でその他の処理を行っ
た後、ステップS21に進む。その他の処理としては、
例えば、再生ボタンや停止ボタンのクリックでパターン
シーケンスにしたがってパターンデータを再生・停止さ
せる処理などがある。
グされたか否か判別する。ドラッグされていたらステッ
プS22へ、されていなければステップS29へ、それ
ぞれ進む。ここで、ドラッグとは、ディスプレイ上のあ
る位置でマウス2のスイッチがオンされ、その状態でポ
インタを他の位置へ移動させ、その後にオフするという
一連の動作を示す。
インタ形状を判別する。ポインタ形状がアローポインタ
であるときは、ステップS23に進み、ドラッグの開始
位置がスタイルアイコンであるか否か判別する。開始位
置がスタイルアイコンであるときは、ステップS24
で、そのスタイルアイコンを移動し、シーケンスディス
プレイ323に貼り付ける。その後、ステップS29に
進む。ステップS23でドラッグの開始位置がスタイル
アイコンでないときは、ステップS25でその他の処理
を行った後、ステップS29へ進む。
がペンポインタの形状であるときは、ステップS26
で、そのペンポインタがシーケンスディスプレイ323
上のスタイルアイコン間をドラッグしたのかどうかを判
別する。スタイルアイコン間のドラッグであったとき
は、ステップS27でその始点のスタイルアイコンから
終点のスタイルアイコンへと結線(矢印)を結ぶ。そし
て、ステップS28で、パターンシーケンスデータを書
き換え、ステップS29に進む。ステップS26でスタ
イルアイコン間のドラッグでないときは、そのままステ
ップS29へ進む。
線が間違ったものであるときは、結線を結ぶことはせ
ず、ステップS28の処理もスキップするものとする。
例えば、既にスタイルAからスタイルBへの結線がある
とき、そのスタイルAから別のスタイルCへペンポイン
タでドラッグしても、それは無効である。
が上記以外のときは、ステップS29へ進む。
たか否かを判別する。ここで、移動とは、マウス2のス
イッチを押さない状態でディスプレイ上のある位置から
他の位置へとポインタを移動させる動作を示す。マウス
2が移動されていなければ、そのままリターンする。マ
ウス2が移動されているときは、ステップS30でマウ
スポインタ370を移動する。そして、ステップS31
でマウスポインタ370がスタイルアイコンの中心部分
(16×16ドットの範囲)に位置しているか否かを判
別する。中心部分に位置していた場合は、ステップS3
2でマウスポインタ370をスピーカポインタの形状に
変更し、リターンする。
スタイルアイコンの中心部分に位置していない場合は、
ステップS33でスタイルアイコンの中心部分からはず
れた位置にマウスポインタ370が位置しているのか否
か判別する。マウスポインタ370がスタイルアイコン
の中心部分からはずれた位置にある場合は、ステップS
34でマウスポインタ370の形状を元に戻し、リター
ンする。ステップS33でマウスポインタ370がスタ
イルアイコンの中心部分に位置していた場合は、そのま
まリターンする。
クリック処理の詳細なフローチャートである。アイコン
クリック処理では、まず、ステップS41で現在のマウ
スポインタ370の形状を判別する。その形状がアロー
ポインタであるときは、ステップS42でクリック位置
にあるスタイルアイコンを選択状態とし、リターンす
る。
ピーカポインタの形状であるときは、ステップS43
で、クリック位置にあるスタイルアイコンに対応するパ
ターンデータを再生(MIDIインターフェース4を介
してのMIDI出力)し、リターンする。
レーサポインタの形状であるときは、ステップS44
で、クリック位置にあるスタイルアイコンがシーケンス
ディスプレイ323上のスタイルアイコンであるか否か
を判別する。シーケンスディスプレイ323上のスタイ
ルアイコンである場合は、ステップS45でそのアイコ
ンを消去する。そして、ステップS46でそのアイコン
に関連する結線を消去し、ステップS47で関連するシ
ーケンスデータを書き換え、リターンする。ステップS
44で現在のポインタ形状がイレーサポインタの形状で
ないときは、そのままリターンする。
ンポインタの形状であるときは、そのままリターンす
る。
ィスプレイ323上のスタイルアイコンを、カット、コ
ピー、ペースト、あるいは複製(デュプリケート)する
ことにより、スタイルアイコンの編集を行うようにして
もよい。カット、コピー、ペースト、および複製の操作
は、通常のウインドウシステムで用いられているものを
適用すればよい。例えば、ディスプレイ上のエディット
メニュー(不図示)から指示したり、キーボード1によ
り指示する。対象は、マウス2のクリック、ドラッグで
のエリア指定などで選択すればよい。
&ペーストの例である。パターンA→B→Cの順に結線
されているパターンシーケンスで、パターンBをカット
する。カット後は、パターンA→Cとなる。次に、ペー
スト操作により、別系列にパターンBを貼り付けてい
る。
&ペーストの例である。パターンA→B→Cの順に結線
されているパターンシーケンスで、パターンBおよびC
をコピーする。コピーは別にあるコピー用の領域へのコ
ピーであるから、コピー後も、パターンは変更されな
い。次に、ペースト操作により、別系列にパターンBお
よびCを貼り付けている。
第1の例である。結線されていないパターンA,B,
C,Dがシーケンスディスプレイにある場合に、パター
ンBおよびCを複製する。この複製により、下側にパタ
ーンBおよびCが貼り付けられる。
第2の例である。パターンA→B→C→Dの順に結線さ
れているパターンシーケンスで、パターンBおよびCを
複製する。この複製により、パターンCとDの間に、パ
ターンBおよびCが挿入される。
ルに表示されたウインドウを用いてマウスなどによる簡
単な操作で、自動演奏パターンデータを組み合わせて曲
データを作成することができる。
結線の端部分をポインタで指定し、他のアイコンへドラ
ッグすることにより結線を変更してもよい。また、表示
要素はアイコン形式でなくてもよい。パターンが識別で
きるものであれば何でもよい。
自動演奏パターンデータを組み合わせて曲データを作成
する自動演奏装置において、曲データの作成および修正
を容易に行うことができる。
ック構成図
す図
画面の表示例を示す図
た様子を示す図
図
図
図
ースト、または複製で行う例を示す図
MIDIインターフェース、5…中央処理装置(CP
U)、6…リードオンリーメモリ(ROM)、7…ラン
ダムアクセスメモリ(RAM)、8…フロッピーディス
ク入出力装置、9…バスライン。
Claims (2)
- 【請求項1】複数の自動演奏パターンを記憶した記憶手
段と、 各種の情報を表示するための表示手段と、 前記表示手段に、前記複数の自動演奏パターンにそれぞ
れ対応する複数の表示要素を表示する要素表示制御手段
と、 前記表示手段に表示された複数の表示要素のうち、結線
すべき2つの表示要素を指定する指定手段と、 指定された2つの表示要素間に結線を表示する結線手段
と、 前記表示手段に表示された表示要素と結線の状態に基づ
いて、結線された表示要素に対応して自動演奏パターン
データの演奏順序を決定する決定手段と、 前記決定された演奏順序にて、自動演奏パターンデータ
を自動演奏する演奏手段とを備えたことを特徴とする自
動演奏装置。 - 【請求項2】さらに、任意に結線した前記表示要素を演
奏順に並べ変えて再表示する手段を備えた請求項1に記
載の自動演奏装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5269865A JP2658828B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 自動演奏装置 |
US08/312,776 US5723803A (en) | 1993-09-30 | 1994-09-27 | Automatic performance apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (2)
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JPH07104744A JPH07104744A (ja) | 1995-04-21 |
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JP5269865A Expired - Fee Related JP2658828B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 自動演奏装置 |
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Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3314633B2 (ja) | 1996-10-18 | 2002-08-12 | ヤマハ株式会社 | 演奏情報作成装置及び演奏情報作成方法 |
-
1993
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