JP2647411B2 - (十)1r‐トランス‐2,2‐ジメチル‐3‐(2,2‐ジクロロビニル)‐シクロプロパンカルボン酸2,3,5,6‐テトラフルオロベンジル - Google Patents

(十)1r‐トランス‐2,2‐ジメチル‐3‐(2,2‐ジクロロビニル)‐シクロプロパンカルボン酸2,3,5,6‐テトラフルオロベンジル

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JP2647411B2 JP63028988A JP2898888A JP2647411B2 JP 2647411 B2 JP2647411 B2 JP 2647411B2 JP 63028988 A JP63028988 A JP 63028988A JP 2898888 A JP2898888 A JP 2898888A JP 2647411 B2 JP2647411 B2 JP 2647411B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C69/00Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C69/74Esters of carboxylic acids having an esterified carboxyl group bound to a carbon atom of a ring other than a six-membered aromatic ring
    • C07C69/743Esters of carboxylic acids having an esterified carboxyl group bound to a carbon atom of a ring other than a six-membered aromatic ring of acids with a three-membered ring and with unsaturation outside the ring
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
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    • A01N53/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing cyclopropane carboxylic acids or derivatives thereof

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は(+)1R−トランス−2,2−ジメチル−3−
(2,2−ジクロロビニル)−シクロプロパンカルボン酸
2,3,5,6−テトラフルオロベンジル、その製造方法およ
びその殺虫剤(insecticide)としての使用に関するも
のである。
2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロビニル)−シク
ロプロパンカルボン酸と多フッ素化ベンジルアルコール
とのエステルが殺虫性を有することは既に開示されてい
る(この点に関しては、西ドイツ特許明細書第2,658,07
4号および英国特許明細書第1,567,820号を参照)。ここ
ではペンタフルオロベンジルエステルが優れた作用を示
し、2,3,5,6−テトラフルオロベンジルエステルと3,5,6
−トリフルオロベンジルエステルとの等部の混合物の僅
か十五分の一の量で、同一時間にハエを殺すのである。
テトラフルオロベンジルエステル単独では同様に良好な
殺虫作用を示す。
さらに、(−)1R−トランス−2,2−ジメチル−3−
(2,2−ジクロロビニル)−シクロプロパンカルボン酸
ペンタフルオロベンジルが家庭内の有害生物(househol
d pest)、衛生上の有害生物、および貯蔵製品の有害生
物の防除に高度に適していることも公知の事実である
(ベーレンツ(Behrenz)、ナウマン(Nauman)198
2)。しかし、この活性化合物が哺乳動物に対して比較
的高い毒性を有することも同一の刊行物により公知の事
実である(ラットに対する経口的LD50mg/kg値:90−10
5)。相当する2,3,5,6−テトラフルオロベンジルエステ
ルのシス/トランス混合物はさらに高い毒性を有する
(雄のラットに対する経口的LD50mg/kg値:10−25)。し
かし、妥当な低い投与量で使用するならば、この種の毒
性活性化合物の家庭内での、衛生上の、および貯蔵製品
の保護剤中での使用も禁止的なものではない。しかし、
この種の化合物を使用する際の安全性を増加させるため
に、一方では有害生物に対する効果的な投与量と他方で
はヒトおよび動物に対する毒性作用との間により一層大
きな隔たりを有する、すなわち、極めて良好な治療指数
を有する、より一層無毒性の物質を探索するのが研究の
業務である。
式(I) の新規な(+)1R−トランス−2,2−ジメチル−3−
(2,2−ジクロロビニル)−シクロプロパンカルボン酸
2,3,5,6−テトラフルオロベンジルが、ここに見いださ
れた。
式(I) の(+)1R−トランス−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジ
クロロビニル)−シクロプロパンカルボン酸2,3,5,6−
テトラフルオロベンジルは、 a)式 の(+)1R−トランス−ペルメトリン酸塩化物を 式 の2,3,5,6−テトラフルオロベンジルアルコールと20な
いし100℃の温度で反応させるか、 または、 b)式 式中、 Me+は一価のカチオンを表す の(+)1R−トランス−ペルメトリン酸塩を式 式中、 Xはアニオン的に除去し得る基を表す の化合物と反応させることにより得られる。
新規な(+)1R−トランス−2,2−ジメチル−3−
(2,2−ジクロロビニル)−シクロプロパンカルボン酸
2,3,5,6−テトラフルオロベンジルは、高い活性ととも
に哺乳動物に対する極端に低い毒性(雄のラットでの経
口的LD50mg/kg値:5000以上!)を有するので、驚くべき
ほどに好ましい治療指数を示す。
その哺乳動物に対する毒性は、シス/トランス−2,2
−ジメチル−3−(2,2−ジクロロビニル)−シクロプ
ロパンカルボン酸テトラフルオロベンジルのそれよりも
250倍以上低く、(−)1R−トランス−2,2−ジメチル−
3−(2,2−ジクロロビニル)−シクロプロパンカルボ
ン酸ペンタフルオロベンジルのそれよりも50倍低い。こ
のことは、特許請求した新規化合物が有害な生物に対す
る活性も同様の程度に失っているならば、それ自体は驚
くほどのことではないが、事実はそうではない。逆に、
より毒性の多いシス/トランス−2,2−ジメチル−3−
(2,2−ジクロロビニル)−シクロプロパンカルボン酸
テトラフルオロベンジルは、より毒性の少ない本発明記
載の(+)1R−トランス−2,2−ジメチル−3−(2,2−
ジクロロビニル)−シクロプロパンカルボン酸2,3,5,6
−テトラフルオロベンジルよりも低い生物学的活性を有
するのである。(−)1R−トランス−3−(2,2−ジク
ロロビニル)−シクロプロパンカルボン酸ペンタフルオ
ロベンジルと比較して、式(I)の(+)1R−トランス
−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロビニル)−シク
ロプロパンカルボン酸テトラフルオロベンジルは同一
の、または僅かに高いのみの投与量で同等の殺虫作用を
有する。
したがって、新規な(+)1R−トランス−2,2−ジメ
チル−3−(2,2−ジクロロビニル)−シクロプロパン
カルボン酸2,3,5,6−テトラフルオロベンジルの提供は
技術の状態の大幅な豊富化を表すのである。
(+)1R−トランス−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジ
クロロビニル)−シクロプロパンカルボン酸2,3,5,6−
テトラフルオロベンジルの製造は次式により表し得る。
方法態様a)においては、有害生物防除剤料学(Pest
icide Science)1974,796により公知の(+)1R−トラ
ンス−ペルメトリン酸塩化物を化学会誌(J.Chem.So
c.)C.1968,1575により公知の2,3,5,6−テトラフルオロ
ベンジルアルコールと、20ないし100℃の温度で、溶媒
の存在下に、または不存在下に、かつ、適宜に酸結合剤
の存在下に反応させる。
この方法態様においては、各成分を好ましくは30ない
し80℃の温度で、溶媒および酸結合剤の不存在下に反応
させ、生成する揮発性成分(好ましくは気体塩化水素)
を逃散させ、続いて、好ましくは蒸留により反応生成物
を後処理する。方法態様a)の出発成分は、好ましくは
等モル量で使用する。
方法態様b)においては、(+)1R−トランス−ペル
メトリン酸の塩(特にアルカリ金属塩)を、好ましくは
塩化2,3,5,6−テトラフルオロベンジル、臭化2,3,5,6−
テトラフルオロベンジルまたはトシル2,3,5,6−テトラ
フルオロベンジルと、同様に好ましくはエステル化反応
での等モル量で、合成(Synthesis)1985,805の方法と
同様にして、アルキル化触媒の存在下に、または不存在
下に反応させる。
式(IV)の出発物質において、Me は好ましくは一価
金属のカチオンを表し、特にアルカリ金属カチオンを表
す。ここではNa を例として挙げ得る。
式(V)の出発物質において、Xは好ましくは一価の
金属のハロゲン、特に塩素もしくは臭素を。またはトシ
ル基(=p−トルエンスルホン酸の基)を表す。
方法態様b)記載の反応は好ましくは溶媒中で、特
に、この反応に不活性な極性有機溶媒中で実施する。以
下のものを例として挙げ得る:アセトニトリル、アセト
ンおよびジメチルホルムアミド。
ここでもまた、生成する式(I)の化合物の好ましい
後処理方法は蒸留である。
態様a)およびb)の双方とも、好ましくは大気圧下
で実施する。
本発明記載の活性化合物は家庭内で発生する、または
衛生有害生物もしくは貯蔵製品の有害生物としての有害
動物(animal pest)、特に昆虫の防除に適している。
本件活性化合物は、通常は感受性のおよび/または抵抗
性の種に対して、また、成長の全ての段階に対して、ま
たはある段階に対して活性を有する。
上記の有害生物には以下のものが含まれる: シミ類(Thysanura)の目では、たとえばレピスマ・
サッカリナ(Lepisma saccharina)。
直翅類(Orthoptera)の目では、たとえばコバネゴキ
ブリ(Blatta orientalis)、ワモンゴキブリ(Peripla
neta americana)、レウコフェア・マデラエ(Leucopha
ea maderae)、チヤバネゴキブリ(Blattella germanic
a)およびアケータ・ドメスチクス(Acheta domesticu
s)。
ハサミムシ類(Dermaptera)の目では、たとえばホル
フィクラ・アウリクラリス(Forficula auriculari
s)。
シロアリ類(Isoptera)の目では、たとえばレチクリ
テルメス(Reticulitermes)種。
シラミ類(Anoplura)の目では、たとえばヒトジラミ
(Pediculus humanus corporis)。
半翅類(Heteroptera)の目では、たとえばナンキン
ムシ(Cimex lectularius)、ロドニウス・プロリクス
ス(Rhodnius prolixus)およびトリアトマ・インフェ
スタンス(Triatoma infestans)。
鱗翅類(Lepidoptera)の目では、たとえばスジコナ
マダラメイガ(Ephestia kuehniella)およびハチミツ
ガ(Galleria mellonella)。
鞘翅類(Coleoptera)の目では、たとえばアノビウム
・プンクタトゥム(Anobium punctatum)、コナナガシ
ンクイムシ(Rhizopertha dominica)、ヒロトルペス・
バジュルス(Hylotrupes bajulus)、ノコギリヒラタム
シ(Oryzaephilus surinamensis)、コクゾウムシ(Sit
ophilus)種、カツオブシムシ(Dermestes)種、トゥロ
ゴデルマ(Trogoderma)種、アントレヌス(Anthrenu
s)種、ヒラタキクイムシ(Lyctus)種、ニプトゥス・
ホロレウクス(Niptus hololeucus)、セマルヒョウホ
ンムシ(Gibbium psylloides)およびコクヌストモドキ
(Tribolium)種。
膜翅類(Hymenoptera)の目では、たとえばイエヒメ
アリ(Monomorium pharaonis)、ラシウス・ニゲル(La
sius niger)、およびスズメバチ(Vespa)種。
双翅類(Diptera)の目では、たとえばアエデス・エ
ギプティ(Aedes aegypti)、ハマダラカ(Anopheles)
種、アカイエカ(Culex)種、イエバエ(Musca)種、ヒ
メイエバエ(Fannia)種、オオクロバエ(Calliphora)
種、キンバエ(Lucilia)種、オビキンバエ(Chysomyi
a)種、、サシバエ(Stomoxys)種およびアブ(Tabanu
s)種。
ノミ類(Siphonaptera)の目では、たとえばネズミノ
ミ(Xenopsylla cheopis)およびナガノミ(Ceratopyll
us)種。
本発明記載の活性化合物は単独でも、また、他の殺虫
剤、たとえばリン酸エステル、カルバミン酸エステル、
ピレスロイドまたはアリールピラゾールと混合しても適
用することができる。
他の殺虫剤と混合する場合には、以下の混合可能な成
分を例として挙げ得る。
リン酸エステル:ジクロルボス(dichlorvos)(DDV
P)、フェニトロチオン(fenitrothion)、マラチオン
(malathion)、クロルピリフォス(chlorpyrifos)、
ジアジノン(diazinon)およびメチルピリミフォス(me
thyl pyrimiphos)。
カルバミン酸エステル:プロポクスル(propoxur)、
カルボフラン(carbofuran)、カルバリル(carbaryl)
およびベンディオカルブ(bendiocarb)。
ピレスロイド:シフルトリン(cyfluthrin)、テトラ
メトリン(tetramethrin)、アレトリン(allethri
n)、バポルトリン(vaporthrin)、テラレトリン(ter
allethrin)、ビオレスメトリン(bioresmethrin)、エ
スビオール(esbiol)、シペルメトリン(cypermethri
n)、アルファメトリン(alphamethrin)、デシス(dec
is)およびペルメトリン(permethrin)。
本発明記載の活性化合物とリン酸エステル、カルバミ
ン酸エステルおよび他のピレスロイドによりなる系列か
ら選択した1種または2種以上の殺虫剤活性化合物との
組合わせにおいて、ある場合には作用の共働的増加が達
成され得る。
実例例Aおよび表1より見られるように、たとえば本
発明記載の活性化合物をジクロルボス(DDPV)と組み合
わせることにより、作用の共働的増加を達成することが
可能である。
加えて、本発明記載の活性化合物をプロポクスルおよ
びシフルトリンと組み合わせることにより、共働的効果
を達成することも可能である。
調合済み配合剤を製造するには、本件活性化合物を単
独で、または他の活性活性と組み合わせて慣用の配合
剤、たとえば、溶液、乳濁液(粗大乳濁液(macroemuls
ion)および微細乳濁液(microemulsion))、水和性粉
末、けん濁液、粉末、粉末散布剤、泡剤にペースト、エ
アロゾル、油ベーススプレー、けん濁濃縮液、活性化合
物を含浸させた天然および合成材料、特に活性化合物を
徐々に、計量された量で放出する、いわゆる緩徐放出配
合剤、重合体物質の微少カプセル、燃焼装置、燻蒸カー
トリッジ、燻蒸カン、蚊取りコイル、ULV配合剤、冷ミ
ストおよび温ミスト配合剤、虫よけ紙(moth paper)な
らびに電気的および化学熱的加熱装置中で用いるための
蒸発錠剤に転化させる。
これらの配合剤は公知の様式で、たとえば活性化合物
を増量剤、すなわち揮発性溶媒、加圧液化ガスおよび/
または固体結合剤(excipient)と、適宜に界面活性
剤、すなわち乳化剤および/または分散剤および/また
は起泡剤を用いて混合することにより製造する。増量剤
として水を用いる場合には、たとえば有機溶媒を補助溶
剤として用いることもできる。適当な液体溶剤は一般
に:芳香族炭化水素、たとえばキシレン、トルエンまた
はアルキルナフタレン;塩素置換芳香族炭化水素または
塩素置換脂肪族炭化水素、たとえばクロロベンゼン類、
クロロエチレン類または塩化メチレン;シクロヘキサン
またはパラフィン類たとえば鉱油溜分のような脂肪族炭
化水素;アルコール類、たとえばブタノールまたはグリ
コールならびにそのエーテル類およびエステル類;ケト
ン類、たとえばアセトン、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトンおよびシクロヘキサノン;極性の強い
溶媒、たとえばジメチルホルムアミドおよびジメチルス
ルホキシドならびに水である。
液化ガス増量剤または結合剤とは、環境温度および大
気圧では気体である液体、たとえばハロゲン置換炭化水
素のようなエアロゾル噴射剤ならびにブタン、プロパ
ン、窒素および二酸化炭素を意味すると解釈する。以下
のものを固体結合剤として挙げ得る:天然鉱物、たとえ
ばカオリン、粘土、タルク、白亜、石英、アタパルジャ
イト、モンモリロナイトまたは珪藻土の磨砕物;ならび
に合成鉱物、たとえば高分散珪酸、アルミナおよび珪酸
塩の磨砕物。顆粒に適した固体担体は:天然岩石たとえ
ば方解石、大理石、軽石、セピオライトおよびドロマイ
トを粉砕、分別したもの;ならびに無機および有機粗粉
の合成顆粒;および有機材料たとえばおが屑、ヤシ殻、
トウモロコシの穂軸およびタバコの茎の顆粒がある。適
当な乳化剤および/または起泡剤は:ポリオキシエチレ
ン−脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン−脂肪族アル
コールエーテルたとえばアルキルアリ−ルポリグリコー
ルエーテル、アルキルスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、
アリールスルホン酸塩のような非イオン性およびアニオ
ン性の乳化剤ならびにアルブミン加水分解生成物であ
る。適当な分散剤は:たとえばリグニン−亜硫酸塩廃液
およびメチルセルローズである。
接着剤、たとえばカルボキシメチルセルローズ、粉
末、顆粒またはラテックスの形状の天然および合成重合
体たとえばアラビアゴム、ポリビニルアルコールおよび
ポリ酢酸ビニルも配合剤中に使用し得る。
市販の既製配合剤、または、さらに希釈することを予
定した濃縮液は一般に0.005ないし96重量%の、好まし
くは0.02ないし90重量%の活性化合物を含有する。
市販の配合剤より調製した使用形状中の活性化合物含
有量は広い範囲で変わり得る。使用形状中の活性化合物
濃度は0.001ないし100重量%、好ましくは0.01ないし20
重量%が可能である。
適用は、使用形状に適した慣用の手法で行う。
スプレー配合剤および蒸発錠剤が特に好ましい。
下記の配合剤実施例を例として挙げ得る。
これらの実施例においては、下に示す活性化合物Iな
いしVIを使用する。
活性化合物 配合剤実施例 1.スプレー配合剤 重量% 活性化合物I 0.04 脱臭ケロシン/飽和脂肪族炭化水素の混合物 5.0 香油 0.01 安定剤 0.1 噴射剤:プロパン/ブタン 15:85 94.85 2.スプレー配合剤 重量% 活性化合物II 0.04 脱臭ケロシン/飽和脂肪族炭化水素の混合物 5.0 香油 0.01 安定剤 0.1 噴射剤:プロパン/ブタン 15:85 94.85 3.スプレー配合剤 重量% 活性化合物III 0.04 脱臭ケロシン/飽和脂肪族炭化水素の混合物 5.0 香油 0.01 安定剤 0.1 噴射剤:プロパン/ブタン 15:85 94.85 4.スプレー配合剤 重量% 活性化合物IV 1.0 脱臭ケロシン/飽和脂肪族炭化水素の混合物 5.0 香油 0.01 安定剤 0.1 噴射剤:プロパン/ブタン 15:85 93.89 5.スプレー配合剤 重量% 活性化合物I 0.04 活性化合物IV 1.0 脱臭ケロシン/飽和脂肪族炭化水素の混合物 5.0 香油 0.01 安定剤 0.1 噴射剤:プロパン/ブタン 15:85 93.85 6.スプレー配合剤 重量% 活性化合物II 0.04 活性化合物IV 1.0 脱臭ケロシン/飽和脂肪族炭化水素の混合物 5.0 香油 0.01 安定剤 0.1 噴射剤:プロパン/ブタン 15:85 93.85 7.スプレー配合剤 重量% 活性化合物V 1.0 活性化合物VI 0.025 脱臭ケロシン/飽和脂肪族炭化水素の混合物 38.36 香油 0.03 安定剤 0.1 塩化メチレン 15.0 噴射剤:プロパン/ブタン 15:85 45.485 8.スプレー配合剤 重量% 活性化合物V 1.0 活性化合物VI 0.025 活性化合物I 0.04 脱臭ケロシン/飽和脂肪族炭化水素の混合物 38.36 香油 0.03 安定剤 0.1 塩化メチレン 15.0 噴射剤:プロパン/ブタン 15:85 45.445 9.スプレー配合剤 重量% 活性化合物V 1.0 活性化合物VI 0.025 活性化合物II 0.04 脱臭ケロシン/飽和脂肪族炭化水素の混合物 38.36 香油 0.03 安定剤 0.1 塩化メチレン 15.0 噴射剤:プロパン/ブタン 15:85 45.445 10.蒸発錠剤 活性化合物I 10、20または30 mg フタル酸ジイソノニル 150 mg 香料 0.25mg セルローズ錠剤(16×28×3mm) 800 mg 11.蒸発錠剤 活性化合物II 10 mg フタル酸ジイソノニル 150 mg 香料 0.25mg セルローズ錠剤(16×28×3mm) 800 mg 実施例A いずれの実施例においても、抵抗性の雄のイエバエ
(Musca domestica)20匹ずつを入れた金網籠3個を体
積30m3の部屋に吊す。ついで、この部屋に配合剤実施例
1−9に対応して活性化合物I、IIおよびIII、または
活性化合物混合物I+III、II+III、IV+V、IV+V+
IおよびIV+V+IIを含有するスプレーカンを用いてス
プレーする。
スプレーカン1個あたりの適用スプレー量は12.4gで
ある。スプレー後、この部屋を密封し、ハエに対するス
プレーミストの作用を、窓を通して連続的に観察する。
実験動物の50および95%が上向きで落下する(死滅効
果)までの時間(分)を記録する。続いて、1時間の試
験時間ののちに死んだ実験動物の百分率を測定する。以
下の表には測定値を挙げてある。
実施例B 配合剤実施例第9および10に記載したそれぞれの活性
化合物を含有する小型のセルローズ錠剤を、130ないし1
60℃の温度に加熱し得る加熱板(hot plate)または小
型電気蒸発炉の上に置く。この装置をソケットを通して
電源に接続し、同様に装備した同一寸法の部屋内で加熱
する。
実験中、部屋の一方の窓を外側に向けて斜めに開放し
ておく。炉のスイッチを入れた直後に、羽化後3−4日
のアエデス・エギプティ種の蚊20匹ずつを入れた金網籠
2個を各部屋に吊す。蚊に対する死滅作用を半時間また
は1時間後に検査する。より長時間を経過して炉で錠剤
が燃え尽きたのちに、新しい蚊を同様にして、さらに数
回にわたって部屋に導入し、同様に半時間または1時間
後に活性を試験する.加熱炉の温度、活性化合物の量、
加熱時間、試験時間および死滅効果は以下の表より見る
ことができる。
(%死滅率:上向きで落下した蚊の百分率) この試験においては、活性化合物I(本発明記載の化
合物)およびII(フェンフルトリンの(−)1R−トラン
ス異性体)を使用した。
製造実施例 (+)1R−トランス−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジ
クロロビニル)−シクロプロパンカルボン酸2,3,5,6−
テトラフルオロベンジル(別名:(+)(1R,3S−)−
3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプ
ロパンカルボン酸2,3,5,6−テトラフルオロベンジル 方法態様a): (+)1R−トランス−ペルメトリン酸塩化物(光学的
純度:95%)227g(1モル)を40℃で180℃(1モル)の
2,3,5,6−テトラフルオロベンジルアルコールに滴々添
加する。気体の発生が終了に近付いたところで、反応を
完了させるために、この混合物を100℃に加熱し、続い
て反応生成物を蒸留する。沸点:135℃/0.15。
融点32℃、[α]=+15.30(C=0.5CHCl3)の標記化
合物352.4g(理論量の95%)が得られる。
IRデータ:3080、2965、2935、2895、1735、1620、151
0、1465、1430、1395、1385、1345、1290、1270、123
0、1180、1120、1025、1050、995、850−950、785。
方法態様b): (+)1R−トランス−2,2−ジメチル−3−ジクロロ
ビニルシクロプロパンカルボン酸カリウム27g(0.11モ
ル)および塩化2,3,5,6−テトラフルオロベンジル20g
(0.1モル)ならびにペンタメチルメチレントリアミン
0.005モルを、70mlのアセトニトリル中で5時間、上記
のハロゲン化合物が完全に消費されるまで煮沸する。
続いて、この混合物を回転蒸発器中で蒸発させ、残留
物を石油エーテルにとり、振とうしながら水で抽出し、
有機相を蒸発させると、標記化合物367.3g(理論量の90
%)が得られる。
融点および物性データは上記を参照。

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 の(+)1R−トランス−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジ
    クロロビニル)−シクロプロパンカルボン酸2,3,5,6−
    テトラフルオロベンジル。
  2. 【請求項2】式 の(+)1R−トランス−ペルメトリン酸塩化物を式 の2,3,5,6−テトラフルオロベンジルアルコールと20な
    いし100℃の温度で反応させることを特徴とする式、 の(+)1R−トランス−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジ
    クロロビニル)−シクロプロパンカルボン酸2,3,5,6−
    テトラフルオロベンジルの製造方法。
  3. 【請求項3】式 式中、 Me+は一価のカチオンを表す の(+)1R−トランス−ペルメトリン酸塩を式 式中、 Xはアニオン的に除去し得る基を表す の化合物と反応させることを特徴とする式 の(+)1R−トランス−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジ
    クロロビニル)−シクロプロパンカルボン酸2,3,5,6−
    テトラフルオロベンジルの製造方法。
  4. 【請求項4】式(IV)のMeがアルカリ金属を表し、式
    (V)のXがハロゲンを表すことを特徴とする特許請求
    の範囲第3項記載の方法。
  5. 【請求項5】式 の(+)1R−トランス−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジ
    クロロビニル)−シクロプロパンカルボン酸2,3,5,6−
    テトラフルオロベンジルを含有することを特徴とする殺
    虫剤。
  6. 【請求項6】(+)1R−トランス−2,2−ジメチル−3
    −(2,2−ジクロロビニル)−シクロプロパンカルボン
    酸2,3,5,6−テトラフルオロベンジルの外に、更にリン
    酸エステル類、カルバメート類および更なるピレスロイ
    ド類よりなる系列から選択した1種または2種以上の他
    の殺虫活性化合物をも含有することを特徴とする、特許
    請求の範囲第5項記載の殺虫剤。
  7. 【請求項7】(+)1R−トランス−2,2−ジメチル−3
    −(2,2−ジクロロビニル)−シクロプロパンカルボン
    酸2,3,5,6−テトラフルオロベンジルの外に、更にジク
    ロルボス(DDVS)、プロポクスルおよびシフルトリンよ
    りなる系列から選択した1種または2種以上の他の殺虫
    活性化合物をも含有することを特徴とする特許請求の範
    囲第5または第6項記載の殺虫剤。
  8. 【請求項8】式 の(+)1R−トランス−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジ
    クロロビニル)−シクロプロパンカルボン酸2,3,5,6−
    テトラフルオロベンジルを昆虫および/またはその環境
    に作用させることを特徴とする昆虫防除方法。
  9. 【請求項9】式 の(+)1R−トランス−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジ
    クロロビニル)−シクロプロパンカルボン酸2,3,5,6−
    テトラフルオロベンジルを増量剤および/または界面活
    性剤と混合することを特徴とする殺虫剤の製造方法。
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