JP2642560B2 - 枚葉紙輪転印刷機の横方向案内および引き過ぎ監視装置 - Google Patents
枚葉紙輪転印刷機の横方向案内および引き過ぎ監視装置Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷機の紙差しテーブ
ル上を送られる枚葉紙を横方向で整列させるための横当
てが設けられており、該横当ては制御により操作可能な
横送り装置と共働し、該横送り装置により、到来する枚
葉紙が横当ての方向へ送られ、前記横当てに配属された
横方向センサ装置が設けられており、該横方向センサ装
置は、枚葉紙があるかないかを、または枚葉紙が横当て
の下に入り込んでいるか否かを検出し、枚葉紙の前縁を
整列させるための前当てと、該前当てに配属された前縁
センサ装置が設けられており、該前縁センサ装置は、枚
葉紙が前当ての領域に存在するか否かを検出し、前記セ
ンサ装置の出力信号を処理する制御装置が設けられてい
る、枚葉紙輪転印刷機の横方向案内および引き過ぎ監視
装置に関する。
ル上を送られる枚葉紙を横方向で整列させるための横当
てが設けられており、該横当ては制御により操作可能な
横送り装置と共働し、該横送り装置により、到来する枚
葉紙が横当ての方向へ送られ、前記横当てに配属された
横方向センサ装置が設けられており、該横方向センサ装
置は、枚葉紙があるかないかを、または枚葉紙が横当て
の下に入り込んでいるか否かを検出し、枚葉紙の前縁を
整列させるための前当てと、該前当てに配属された前縁
センサ装置が設けられており、該前縁センサ装置は、枚
葉紙が前当ての領域に存在するか否かを検出し、前記セ
ンサ装置の出力信号を処理する制御装置が設けられてい
る、枚葉紙輪転印刷機の横方向案内および引き過ぎ監視
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の横方向案内−および引き
過ぎ監視装置は、ストッパ（当て部材）の外側に設けら
れている第１のセンサを有する。このセンサが１枚の枚
葉紙を検出すると、これにより制御装置が相応の補正の
目的で操作される、たとえば駆動装置が停止される、何
故ならばそうしないと印刷くずが生じてしまうからであ
る。
過ぎ監視装置は、ストッパ（当て部材）の外側に設けら
れている第１のセンサを有する。このセンサが１枚の枚
葉紙を検出すると、これにより制御装置が相応の補正の
目的で操作される、たとえば駆動装置が停止される、何
故ならばそうしないと印刷くずが生じてしまうからであ
る。
【０００３】この公知の横方向案内−および引き過ぎ監
視装置は、ストッパの内側に第２のセンサを有する。こ
のセンサが１枚の枚葉紙を検出すると、横送り装置が操
作されこの送り装置がこの枚葉紙を横方向のストッパへ
送る。両方のセンサは通常は光反射の形式で動作する、
すなわちこれらのセンサの下を通過する枚葉紙が、この
枚葉紙上へ入射する光を反射し、これが枚葉紙の存在を
示す信号となる。
視装置は、ストッパの内側に第２のセンサを有する。こ
のセンサが１枚の枚葉紙を検出すると、横送り装置が操
作されこの送り装置がこの枚葉紙を横方向のストッパへ
送る。両方のセンサは通常は光反射の形式で動作する、
すなわちこれらのセンサの下を通過する枚葉紙が、この
枚葉紙上へ入射する光を反射し、これが枚葉紙の存在を
示す信号となる。
【０００４】しかし前述の公知の横方向案内監視装置は
殊に以下の欠点を有している。すなわち、枚葉紙が横方
向ストッパに対し過度にわずかな間隔しか有していない
ときでも、やはりセンサにより横送り装置が作動されて
しまい、その結果、この枚葉紙の横方向位置はもはや横
送り装置によっても補正できなくなってしまう。このた
め枚葉紙の変形（圧縮ひづみ）も生ずる。それというの
はたとえば横送り装置は、枚葉紙が十分に横方向に運動
できない状態にありながら、その枚葉紙へ力を及ぼして
しまうからである。
殊に以下の欠点を有している。すなわち、枚葉紙が横方
向ストッパに対し過度にわずかな間隔しか有していない
ときでも、やはりセンサにより横送り装置が作動されて
しまい、その結果、この枚葉紙の横方向位置はもはや横
送り装置によっても補正できなくなってしまう。このた
め枚葉紙の変形（圧縮ひづみ）も生ずる。それというの
はたとえば横送り装置は、枚葉紙が十分に横方向に運動
できない状態にありながら、その枚葉紙へ力を及ぼして
しまうからである。
【０００５】
【発明の解決すべき課題】したがって本発明の課題は、
上述の従来技術の欠点を回避し、冒頭で述べた構成を備
えた横方向案内および引き過ぎ監視装置において、簡単
に構成することができ、印刷くずが生じることなくきわ
めて効果的に横方向案内および引き過ぎの両方の監視を
行えるように構成することにある。
上述の従来技術の欠点を回避し、冒頭で述べた構成を備
えた横方向案内および引き過ぎ監視装置において、簡単
に構成することができ、印刷くずが生じることなくきわ
めて効果的に横方向案内および引き過ぎの両方の監視を
行えるように構成することにある。
【０００６】
【課題解決のための手段】本発明によればこの課題は以
下の構成により解決される。すなわち、横方向センサ装
置は少なくとも１つのセンサを有しており、該センサ
は、横当てから所定の間隔をおいて配置されており、該
間隔は、横当ての方向へ枚葉紙を引き寄せるためのけん
引変位路により規定されており横当てから紙差しテーブ
ルの中央へ向かって測定された最小間隔よりも小さく、
前記の前縁センサ装置により枚葉紙が検出され、かつ前
記横方向センサ装置によっても枚葉紙が検出されないと
きにのみ、制御装置により横送り装置が作動されること
により解決される。
下の構成により解決される。すなわち、横方向センサ装
置は少なくとも１つのセンサを有しており、該センサ
は、横当てから所定の間隔をおいて配置されており、該
間隔は、横当ての方向へ枚葉紙を引き寄せるためのけん
引変位路により規定されており横当てから紙差しテーブ
ルの中央へ向かって測定された最小間隔よりも小さく、
前記の前縁センサ装置により枚葉紙が検出され、かつ前
記横方向センサ装置によっても枚葉紙が検出されないと
きにのみ、制御装置により横送り装置が作動されること
により解決される。
【０００７】本発明の要旨は次の点にある、すなわちい
ずれにしろ設けられている前縁センサ装置−これは公知
技術の場合は制御の面で横方向のセンサ装置と接続され
ていない−が、本発明によれば枚葉紙が存在するか否か
を検出する目的で用いられる点にある。枚葉紙が前当て
に当接すると、そして前当てに配属されている前縁セン
サ装置により検出されると、この枚葉紙は横方向案内監
視に対しても作用する、何故ならば横方向案内監視装置
が、枚葉紙の送り方向へほとんど間隔をおかれずに前当
ての前方に設けられているからである。他方、横方向案
内監視装置のセンサ装置は、本発明の場合は公知技術の
場合のように次の目的で用いられるのではなく、すなわ
ち枚葉紙が存在するか否か−この機能は前方案内体に配
属されたセンサ装置が引き受ける−を検出する目的で用
いられるのではなく、横方向のセンサ装置は、当該の枚
葉紙が所定の最小間隔内に存在するか否かを検出する目
的で用いられる。枚葉紙がこの最小間隔内に存在してい
ると、必要とされるけん引変位路がもはや与えられない
おそれが生じ、そのためセンサは相応の補正信号を制御
装置へ送出し、この信号によってこの状態を除去するよ
うに構成されている。たとえばこの場合には、枚葉紙の
送りが停止されるかまたは、送られるべき枚葉紙のスト
ックを有する積層体テーブルが横方向へ移動されて、後
続の枚葉紙が確実に横方向案内監視装置に対する最小間
隔の外側に出される。
ずれにしろ設けられている前縁センサ装置−これは公知
技術の場合は制御の面で横方向のセンサ装置と接続され
ていない−が、本発明によれば枚葉紙が存在するか否か
を検出する目的で用いられる点にある。枚葉紙が前当て
に当接すると、そして前当てに配属されている前縁セン
サ装置により検出されると、この枚葉紙は横方向案内監
視に対しても作用する、何故ならば横方向案内監視装置
が、枚葉紙の送り方向へほとんど間隔をおかれずに前当
ての前方に設けられているからである。他方、横方向案
内監視装置のセンサ装置は、本発明の場合は公知技術の
場合のように次の目的で用いられるのではなく、すなわ
ち枚葉紙が存在するか否か−この機能は前方案内体に配
属されたセンサ装置が引き受ける−を検出する目的で用
いられるのではなく、横方向のセンサ装置は、当該の枚
葉紙が所定の最小間隔内に存在するか否かを検出する目
的で用いられる。枚葉紙がこの最小間隔内に存在してい
ると、必要とされるけん引変位路がもはや与えられない
おそれが生じ、そのためセンサは相応の補正信号を制御
装置へ送出し、この信号によってこの状態を除去するよ
うに構成されている。たとえばこの場合には、枚葉紙の
送りが停止されるかまたは、送られるべき枚葉紙のスト
ックを有する積層体テーブルが横方向へ移動されて、後
続の枚葉紙が確実に横方向案内監視装置に対する最小間
隔の外側に出される。
【０００８】上記においては、横方向案内監視の基本的
構成を説明してきた。しかし同じセンサが同時に、引き
過ぎ監視装置の役割も果たす。何故ならば本発明によれ
ばこのセンサは、前述の所定の最小間隔の中にすなわち
横当ての近傍に設けられているからである。この理由に
より、本発明の重要な構成として、横方向センサ装置が
センサを唯１つのセンサとして有し、このセンサが両方
の監視（横方向案内監視および引き過ぎ監視）の役割を
担う。
構成を説明してきた。しかし同じセンサが同時に、引き
過ぎ監視装置の役割も果たす。何故ならば本発明によれ
ばこのセンサは、前述の所定の最小間隔の中にすなわち
横当ての近傍に設けられているからである。この理由に
より、本発明の重要な構成として、横方向センサ装置が
センサを唯１つのセンサとして有し、このセンサが両方
の監視（横方向案内監視および引き過ぎ監視）の役割を
担う。
【０００９】前述のように通常は、光反射の形式による
センサが用いられる。このことは−赤外線センサ等も使
用できるが−本発明の場合も有利である。このセンサは
１つのビーム（光ビーム）を送出し、このビームは１枚
の枚葉紙が存在する場合に、多かれ少なかれこの枚葉紙
により遮へいされる。次にこの枚葉紙から反射された光
が測定される。代替的に透過光も測定できる。
センサが用いられる。このことは−赤外線センサ等も使
用できるが−本発明の場合も有利である。このセンサは
１つのビーム（光ビーム）を送出し、このビームは１枚
の枚葉紙が存在する場合に、多かれ少なかれこの枚葉紙
により遮へいされる。次にこの枚葉紙から反射された光
が測定される。代替的に透過光も測定できる。
【００１０】監視装置が、引かれ過ぎた枚葉紙を検出す
ると、この枚葉紙は横方向案内監視−この場合は枚葉紙
が光ビームのわずかな部分しかおおわない、すなわち光
ビームの、テーブルの中央へ方向づけられている部分し
かおおわない−の場合よりも光ビームの大部分をおお
う。
ると、この枚葉紙は横方向案内監視−この場合は枚葉紙
が光ビームのわずかな部分しかおおわない、すなわち光
ビームの、テーブルの中央へ方向づけられている部分し
かおおわない−の場合よりも光ビームの大部分をおお
う。
【００１１】この理由により本発明のもう一つの重要な
構成が次のように特徴づけられる。すなわち横方向セン
サ装置のセンサがたとえば光信号を発生し、該光信号は
横送り装置の送り方向にわたっており、さらに該光信号
はその強さに関して重み付けされて評価されるように
し、この場合、高い強さの出力信号成分は制御装置にお
いて引き過ぎ監視として評価され、さらに小さい強さの
出力信号成分は横方向案内監視として評価される。この
場合、反射された信号成分は、枚葉紙が、面状の測定信
号によりおおわれる面積に比例する。
構成が次のように特徴づけられる。すなわち横方向セン
サ装置のセンサがたとえば光信号を発生し、該光信号は
横送り装置の送り方向にわたっており、さらに該光信号
はその強さに関して重み付けされて評価されるように
し、この場合、高い強さの出力信号成分は制御装置にお
いて引き過ぎ監視として評価され、さらに小さい強さの
出力信号成分は横方向案内監視として評価される。この
場合、反射された信号成分は、枚葉紙が、面状の測定信
号によりおおわれる面積に比例する。
【００１２】反射光ではなく透過光を用いる場合は、状
況が逆になる、すなわち高い強さの出力成分は制御装置
により横方向案内監視として評価され、さらに低い強さ
の出力信号成分は制御装置により引き過ぎ監視のために
評価される。
況が逆になる、すなわち高い強さの出力成分は制御装置
により横方向案内監視として評価され、さらに低い強さ
の出力信号成分は制御装置により引き過ぎ監視のために
評価される。
【００１３】
【実施例】次に本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
【００１４】図１に紙差しテーブル１が示されており、
この上で、相次いで枚葉紙が矢印方向２へ送られる。枚
葉紙は紙差し装置から到来する。紙差しテーブルの端部
において枚葉紙はそれらの前縁と左の側縁により整列さ
れて、次に枚葉紙印刷機の第１のカラー機構へ導かれ
る。全般的な状態に対してはドイツ連邦特許公報第１５
６１０１５号も補完的に参照のこと。（枚葉紙はもちろ
ん代替的にそれらの右の側縁で整列させることもでき
る。）図１において枚葉紙３の１つが、レジスタ条体５
に取り付けられている前当て４の近傍に存在している。
センサ６が１枚の枚葉紙を検出すると、センサ６が前当
てと共働してただちに印刷機の制御装置へ信号を送出す
る。
この上で、相次いで枚葉紙が矢印方向２へ送られる。枚
葉紙は紙差し装置から到来する。紙差しテーブルの端部
において枚葉紙はそれらの前縁と左の側縁により整列さ
れて、次に枚葉紙印刷機の第１のカラー機構へ導かれ
る。全般的な状態に対してはドイツ連邦特許公報第１５
６１０１５号も補完的に参照のこと。（枚葉紙はもちろ
ん代替的にそれらの右の側縁で整列させることもでき
る。）図１において枚葉紙３の１つが、レジスタ条体５
に取り付けられている前当て４の近傍に存在している。
センサ６が１枚の枚葉紙を検出すると、センサ６が前当
てと共働してただちに印刷機の制御装置へ信号を送出す
る。
【００１５】さらに横当て７が設けられており、これに
案内シート８も取り付けられている。これについては図
２も参照のこと。図２は横当て７の内側接触面９に接触
する枚葉紙３のうちの１枚を示す。他方、図１において
枚葉紙は接触面から所定の間隔を有する。上記の部材
７，８は通常のように横方向へおよび高さにおいて設定
調整可能である。
案内シート８も取り付けられている。これについては図
２も参照のこと。図２は横当て７の内側接触面９に接触
する枚葉紙３のうちの１枚を示す。他方、図１において
枚葉紙は接触面から所定の間隔を有する。上記の部材
７，８は通常のように横方向へおよび高さにおいて設定
調整可能である。
【００１６】図１にさらに横送り装置１０が示されてい
る。これは制御装置による操作に際して、該当する枚葉
紙を横方向すなわち矢印１１の方向で横当て７へ送る。
る。これは制御装置による操作に際して、該当する枚葉
紙を横方向すなわち矢印１１の方向で横当て７へ送る。
【００１７】接触面９と仮想の線１２との間に最小間隔
１３が定められている。到来する枚葉紙はこの最小間隔
の外側に位置される。その目的は横送り装置１０が、場
合により直角に整列されなかった枚葉紙を、この間隔１
３により定められたけん引変位路を介して横当てへけん
引できるようにするためであり、さらにこの枚葉紙をぶ
つけることなく、このけん引変位路を介して枚葉紙を実
際にまっすぐに整列可能にするためである。
１３が定められている。到来する枚葉紙はこの最小間隔
の外側に位置される。その目的は横送り装置１０が、場
合により直角に整列されなかった枚葉紙を、この間隔１
３により定められたけん引変位路を介して横当てへけん
引できるようにするためであり、さらにこの枚葉紙をぶ
つけることなく、このけん引変位路を介して枚葉紙を実
際にまっすぐに整列可能にするためである。
【００１８】唯１つのセンサ１４は最小間隔１３の内側
に設けられている。
に設けられている。
【００１９】この装置は次のように動作する。到来する
枚葉紙の、図１に示されている位置が前当てのセンサ６
により検出されると、この状態は適正と評価されて、制
御装置が横送り装置１０を作動する。その結果、当該の
枚葉紙が横当て７の接触面９の方向へ引かれる。センサ
１４は横送り装置の起動前は枚葉紙を検出せず、さらに
横送り装置１０の起動はこの状態を前提とする、すなわ
ちセンサ６が１つの枚葉紙を検出し、センサ１４は枚葉
紙を検出しない。次に枚葉紙は横当て７において横方向
も整列される。そのためこの枚葉紙は送ることができ
る。
枚葉紙の、図１に示されている位置が前当てのセンサ６
により検出されると、この状態は適正と評価されて、制
御装置が横送り装置１０を作動する。その結果、当該の
枚葉紙が横当て７の接触面９の方向へ引かれる。センサ
１４は横送り装置の起動前は枚葉紙を検出せず、さらに
横送り装置１０の起動はこの状態を前提とする、すなわ
ちセンサ６が１つの枚葉紙を検出し、センサ１４は枚葉
紙を検出しない。次に枚葉紙は横当て７において横方向
も整列される。そのためこの枚葉紙は送ることができ
る。
【００２０】枚葉紙−その左の縁は図１に示されている
様に間隔１３の外側を走行せずにこの間隔の内側を走行
する−が送られると、この枚葉紙はセンサ１４により感
知される。そのため制御装置はセンサ６とセンサ１４を
介して、枚葉紙が最小間隔１３の内側に存在するという
通報を得る。このことはエラー状態が存在するという情
報である。このエラー状態を次に印刷機は適切な方法
で、たとえば紙差しテーブルに沿っての送りを停止する
ことにより、および／または前置接続されている枚葉紙
積層体を矢印１１とは反対の方向へ、適正として検出さ
れた図１に示された枚葉紙位置へ達するまで横方向へ移
動することにより、除去する。
様に間隔１３の外側を走行せずにこの間隔の内側を走行
する−が送られると、この枚葉紙はセンサ１４により感
知される。そのため制御装置はセンサ６とセンサ１４を
介して、枚葉紙が最小間隔１３の内側に存在するという
通報を得る。このことはエラー状態が存在するという情
報である。このエラー状態を次に印刷機は適切な方法
で、たとえば紙差しテーブルに沿っての送りを停止する
ことにより、および／または前置接続されている枚葉紙
積層体を矢印１１とは反対の方向へ、適正として検出さ
れた図１に示された枚葉紙位置へ達するまで横方向へ移
動することにより、除去する。
【００２１】枚葉紙は、これが横当て７によりおおわれ
るようにすなわち横送りの際に横方向案内体の下へ達し
てここで動かなくなるような危険におち入る時でも、セ
ンサ１４は相応の信号を送出し、エラーが前述のように
除去される。類似の状況にあるエラー状態が図３におい
て枚葉紙３ａに関連づけて示されている。この場合、枚
葉紙３ａはその前縁が横当て７に突き当たるおそれがあ
る。
るようにすなわち横送りの際に横方向案内体の下へ達し
てここで動かなくなるような危険におち入る時でも、セ
ンサ１４は相応の信号を送出し、エラーが前述のように
除去される。類似の状況にあるエラー状態が図３におい
て枚葉紙３ａに関連づけて示されている。この場合、枚
葉紙３ａはその前縁が横当て７に突き当たるおそれがあ
る。
【００２２】このいわゆる引き過ぎ監視を別のセンサ１
５も引き受けることもできる。このセンサに対して重要
なことは、このセンサが横当て７の領域に設けられてい
ることである。すなわち図１に示されているようにスト
ッパの右に、ストッパの左に、またはその高さの上にお
よび次にたとえば搬送方向（矢印２）へストッパの前方
に設けられていることである。
５も引き受けることもできる。このセンサに対して重要
なことは、このセンサが横当て７の領域に設けられてい
ることである。すなわち図１に示されているようにスト
ッパの右に、ストッパの左に、またはその高さの上にお
よび次にたとえば搬送方向（矢印２）へストッパの前方
に設けられていることである。
【００２３】図３および図４は、唯１つのセンサ１４に
よる信号評価を説明する図面である。この目的で図３に
は枚葉紙３ｂが示されており、この枚葉紙の左の縁がセ
ンサ１４の光の円のわずかな部分だけをおおっている。
この重なり領域は１６で示されている。センサ装置が反
射光の形式で動作する場合は、著しく小さい領域１６が
光をセンサの方向へ反射して、次にこの光が図４に示さ
れている小さい方の信号１７を発生する。
よる信号評価を説明する図面である。この目的で図３に
は枚葉紙３ｂが示されており、この枚葉紙の左の縁がセ
ンサ１４の光の円のわずかな部分だけをおおっている。
この重なり領域は１６で示されている。センサ装置が反
射光の形式で動作する場合は、著しく小さい領域１６が
光をセンサの方向へ反射して、次にこの光が図４に示さ
れている小さい方の信号１７を発生する。
【００２４】しかし引き過ぎのおそれが生ずると、セン
サ１４の光の円の著しく大きい部分がおおわれて、その
ために大きい方の信号が発生される。この信号は１８で
示されている。この線図においてセンサ１４の出力信号
は電流の強さまたは電圧として記入されている。
サ１４の光の円の著しく大きい部分がおおわれて、その
ために大きい方の信号が発生される。この信号は１８で
示されている。この線図においてセンサ１４の出力信号
は電流の強さまたは電圧として記入されている。
【００２５】次に判別回路が、図４に示されているレベ
ル１９を用いて、信号の高さを判別する。
ル１９を用いて、信号の高さを判別する。
【００２６】センサ１４が閾値レベル１９よりも小さい
信号を検出すると、このことは横送り装置を作動しては
ならないことを意味する（横方向案内監視）。他方、制
御装置がレベル１９よりも大きい信号１８を検出する
と、引き過ぎが存在する。
信号を検出すると、このことは横送り装置を作動しては
ならないことを意味する（横方向案内監視）。他方、制
御装置がレベル１９よりも大きい信号１８を検出する
と、引き過ぎが存在する。
【００２７】図４は検出の時間順序も示す。図４の下の
部分に示されている様に小さい方の信号１７が枚葉紙３
ｂにより発生され、大きい方の信号１８が枚葉紙３ａか
ら発生される（図３も参照のこと）。
部分に示されている様に小さい方の信号１７が枚葉紙３
ｂにより発生され、大きい方の信号１８が枚葉紙３ａか
ら発生される（図３も参照のこと）。
【００２８】そのため従来の監視装置と比較すると本発
明は制御装置のソフトエアの変更だけが必要とされ、さ
らに唯１つのセンサ１４しか必要としない。この簡単化
にもかかわらずこの監視は著しく確実に動作し、さらに
ほとんど印刷くずが生じない。
明は制御装置のソフトエアの変更だけが必要とされ、さ
らに唯１つのセンサ１４しか必要としない。この簡単化
にもかかわらずこの監視は著しく確実に動作し、さらに
ほとんど印刷くずが生じない。
【図１】本発明の基本構成を説明するための、前当てと
横当てを有する紙差しテーブルの平面図である。
横当てを有する紙差しテーブルの平面図である。
【図２】紙差しテーブルと、横当てに当接している枚葉
紙とを有する横当ての拡大正面図である。
紙とを有する横当ての拡大正面図である。
【図３】図１の状態を拡大して強調して示す詳細図であ
る。
る。
【図４】横当てのセンサの異なる強さの出力信号を示す
線図である。
線図である。
１ 紙差しテーブル、 ２ 矢印、 ３ 枚葉紙、 ４
前当て、 ５ レジスタ条体、 ６ センサ、
７ 横当て、 ８ 案内シート、 ９ 当接面、 １
０ 横送り装置、 １１ 矢印、 １２ 仮想線、 １
３ 間隔、１４ センサ
前当て、 ５ レジスタ条体、 ６ センサ、
７ 横当て、 ８ 案内シート、 ９ 当接面、 １
０ 横送り装置、 １１ 矢印、 １２ 仮想線、 １
３ 間隔、１４ センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−81740（ＪＰ，Ａ) 特公 昭62−28056（ＪＰ，Ｂ２)
Claims (3)
- 【請求項１】 印刷機の紙差しテーブル（１）上を送ら
れる枚葉紙（３，３ａ，３ｂ）を横方向で整列させるた
めの横当て（７）が設けられており、 該横当て（７）は制御により操作可能な横送り装置（１
０）と共働し、該横送り装置により、到来する枚葉紙
（３，３，３ｂ）が横当て（７）の方向へ送られ、 前記 横当て（７）に配属された横方向センサ装置（１
４，１５）が設けられており、該横方向センサ装置は、
枚葉紙（３，３ａ，３ｂ）があるかないかを、または枚
葉紙（３，３ａ，３ｂ）が横当て（７）の下に入り込ん
でいるか否かを検出し、枚 葉紙（３，３ａ，３ｂ）の前縁を整列させるための前
当て（４）と、該前当て（４）に配属された前縁センサ
装置（６）が設けられており、 該前縁センサ装置は、枚葉紙（３，３ａ，３ｂ）が前当
て（４）の領域に存在するか否かを検出し、前記 センサ装置（６，１４，１５）の出力信号を処理す
る制御装置が設けられている、 枚葉紙輪転印刷機の横方向案内および引き過ぎ監視装置
において、前記 横方向センサ装置は少なくとも１つのセンサ（１
４）を有しており、該センサ（１４）は、横当て（７）
から所定の間隔（１３）をおいて配置されており、該間
隔（１３）は、横当て（７）の方向へ枚葉紙を引き寄せ
るためのけん引変位路により規定されており横当て
（７）から紙差しテーブル（１）の中央へ向かって測定
された最小間隔よりも小さく、 前記の 前縁センサ装置（６）により枚葉紙（３，３ａ，
３ｂ）が検出され、かつ前記横方向センサ装置（１４，
１５）によっても枚葉紙が検出されないときにのみ、制
御装置により横送り装置（１０）が作動されることを特
徴とする、 枚葉紙輪転印刷機の横方向案内および引き過ぎ監視装
置。 - 【請求項２】 前記横方向センサ装置はただ１つのセン
サ（１４）としてセ ンサを有する、請求項１記載の装
置。 - 【請求項３】 前記横方向センサ装置のセンサ（１４）
により信号が発生し、該信号はその強度にしたがって重
み付けされて評価され、制御装置において、高い強度の
出力信号成分（１８）は引き過ぎ監視として評価され、
低い強度の出力信号成分（１７）は横方向案内監視とし
て評価される、請求項２記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4116409.1 | 1991-05-18 | ||
| DE4116409A DE4116409C2 (de) | 1991-05-18 | 1991-05-18 | Seitenmarken- und Überziehkontrolle einer Rotations-Bogendruckmaschine |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05200990A JPH05200990A (ja) | 1993-08-10 |
| JP2642560B2 true JP2642560B2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=6432016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4124648A Expired - Fee Related JP2642560B2 (ja) | 1991-05-18 | 1992-05-18 | 枚葉紙輪転印刷機の横方向案内および引き過ぎ監視装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5267728A (ja) |
| EP (1) | EP0513482B1 (ja) |
| JP (1) | JP2642560B2 (ja) |
| AT (1) | ATE115049T1 (ja) |
| DE (2) | DE4116409C2 (ja) |
Families Citing this family (9)
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| DE4430296C2 (de) * | 1994-08-26 | 1997-12-11 | Roland Man Druckmasch | Vorrichtung zum seitlichen Ausrichten von Bogen |
| DE19501798A1 (de) * | 1995-01-21 | 1996-07-25 | Heidelberger Druckmasch Ag | Verfahren und Vorrichtung zum Ausrichten eines Bogens auf dem Anlegetisch einer Bogenrotationsdruckmaschine |
| DE19822307B4 (de) * | 1997-07-12 | 2008-12-24 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Verfahren zum paßgerechten Ausrichten von Bogen |
| DE19910688A1 (de) * | 1999-03-10 | 2000-09-14 | Heidelberger Druckmasch Ag | Vorrichtung zum seitlichen Ausrichten von Bogen |
| DE10102227A1 (de) | 2000-02-22 | 2001-08-23 | Heidelberger Druckmasch Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Ausrichtung von Bogen |
| DE10129744A1 (de) * | 2001-06-20 | 2003-01-09 | Koenig & Bauer Ag | Verfahren und Vorrichtungen zur Ausrichtung eines Bogens |
| ES2407029B1 (es) * | 2010-12-31 | 2014-05-09 | Ibérica A.G., S.A. | Dispositivo de posicionamiento lateral de una hoja mediante marca impresa en la estación de alimentación de una máquina troqueladora, y procedimiento de posicionamiento lateral de una hoja mediante dicho dispositivo de posicionamiento. |
| CN114260203B (zh) * | 2021-12-07 | 2024-09-20 | 林德英利（天津）汽车部件有限公司 | 一种用于新能源车车身制作的型材处理装置 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE617108C (de) * | 1932-06-28 | 1935-08-12 | Faber & Schleicher Akt Ges | Vorrichtung zum Ausrichten |
| CH466334A (de) * | 1967-03-02 | 1968-12-15 | Johannisberg Gmbh Maschf | Bogenkontrolleinrichtung für bogenverarbeitende Druckmaschinen |
| DE2046602B2 (de) * | 1970-09-22 | 1973-09-06 | Koenig & Bauer AG, ,700 Würzburg | Bogenzufuehrung bei druckmaschinen |
| DE3301722C2 (de) * | 1983-01-20 | 1985-03-07 | Heidelberger Druckmaschinen Ag, 6900 Heidelberg | Verfahren und Vorrichtung zur paßgerechten Zuführung von Bogen an bogenverarbeitenden Maschinen |
| JPS6228056A (ja) * | 1985-07-30 | 1987-02-06 | Nippon Steel Corp | 連続鋳造方法 |
| JPS6481740A (en) * | 1987-09-21 | 1989-03-28 | Akyama Insatsuki Seizo Kk | Automatic correcting device for paper position in paper sheet printing machine |
| NL8901034A (nl) * | 1989-04-25 | 1990-11-16 | Oce Nederland Bv | Inrichting voor het transporteren en positioneren van vellen. |
-
1991
- 1991-05-18 DE DE4116409A patent/DE4116409C2/de not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-02-26 EP EP92103231A patent/EP0513482B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-02-26 DE DE59200892T patent/DE59200892D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-02-26 AT AT92103231T patent/ATE115049T1/de not_active IP Right Cessation
- 1992-05-18 US US07/885,302 patent/US5267728A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-05-18 JP JP4124648A patent/JP2642560B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE59200892D1 (de) | 1995-01-19 |
| DE4116409A1 (de) | 1992-11-19 |
| EP0513482B1 (de) | 1994-12-07 |
| JPH05200990A (ja) | 1993-08-10 |
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