JP2884761B2 - 紙質測定装置 - Google Patents

紙質測定装置

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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、紙幅方向に走査して抄紙機等で製造した紙
の紙厚等を測定する紙質測定装置に係り、特に紙が二つ
に割れたスプリット状態における測定の改良に関する。
<従来の技術> 紙厚測定装置(キャリパ計)は、例えば本出願人の提
案に係る特開昭62−251607号公報等に開示されており、
空気吹き出し式の片面非接触測定を行っている。第5図
は従来装置の構成ブロック図である。図において、紙の
下側には下ヘッド10、上側には上ヘッド20が設けられて
おり、両者同期して紙幅方向に走査している。ターゲッ
ト22は上ヘッド20に設けられており、キャリパ計機能が
搭載されている。ターゲットオンオフ駆動機構30は、タ
ーゲット22が測定を行うか停止するかの駆動制御を行う
もので、例えばキャリパ計の場合には空気供給圧を制御
している。データ収集装置40はターゲットオンオフ駆動
機構30に測定指令を送ると共に、ターゲット22で測定さ
れた信号をオンオフ駆動機構30の信号線を介して受信
し、例えば1スキャンを単位とするデータセットを作製
している。
第6図は上ヘッド20の紙対向面の概略図である。ター
ゲット22は紙対向面の略中央に位置し、直径φの円形状
をしている。光スイッチ24はターゲット22を挟んで二個
設けられており、上ヘッド20が紙の幅方向前側に進行し
ている際に前側に位置している光スイッチを24Fとし、
上ヘッド20が紙の幅方向後側に進行している際に前側に
位置している光スイッチを24Bとする。
第7図は紙がスプリット状態にあるときの従来装置の
動作説明図で、(A)は紙、(B)は光スイッチ24の出
力信号、(C)はターゲット22のオンオフ信号を示して
いる。スリット幅Wが光スイッチ24F,24Bの間隔dより
も小さいとき(W<d)、実際には紙が存在していない
のに光スイッチ24の出力信号が両者ともオンになって、
オンシート状態と誤認する。この状態はオンラインゴー
ストと呼ばれている。ターゲット22は光スイッチ24のオ
ンシート/オフシートに連動してオン/オフしている。
<発明が解決しようとする課題> しかし、ターゲット22には下ヘッド10と共同して紙を
挟んで移動するモードが存在している。このモードでオ
ンラインゴースト状態が発生すると、ターゲット22が下
ヘッド10に当接した状態でスプリット部で紙に衝突し、
紙切れを発生させたりターゲット22が破壊してしまうと
言う課題があった。
本発明はこのような課題を解決したもので、スプリッ
ト部で紙切れやターゲット22破損の生じない紙質測定装
置を提供することを目的とする。
<課題を解決するための手段> このような目的を達成する本発明は、紙に対向して設
けられ、紙の幅方向に走査して紙の品質を測定するター
ゲット(22)と、このターゲットを挟んで所定の間隔
(d)で複数設けられ、両者が紙上を示したときは紙上
状態と認め、少なくともいずれか一方が紙外とを示した
ときは紙外状態と認める光スイッチ(24)と、このター
ゲットが走査中に、この光スイッチで紙上から紙外を検
出し、その後前記所定間隔走行する前に紙外から紙上を
検出したときは、当該紙上状態をスプリット上と認める
スプリット検出部(26)と、紙挟みを行うモードを指示
されたときは、当該光スイッチが紙上状態と認めた場合
にかぎりターゲットに紙挟みを指定すると共に、当該ス
プリット検出部でスプリット上と認めたときは紙上状態
であっても紙挟み指令を解除する紙挟み制御部(32)と
を具備することを特徴としている。
好ましくは、上記紙質測定装置に、前記光スイッチが
紙上状態を示している場合に前記ターゲットから送られ
た測定値を有効な紙の測定値とすると共に、前記スプリ
ット検出部でスプリット上と認めたときは前記光スイッ
チが紙上状態を示していても前記ターゲットから送られ
た測定値を無効とするデータ収集部(40)を付加すると
良い。
<作 用> 本発明の各構成要素はつぎの作用をする。ターゲット
は紙質の測定を行うセンサ部分である。光スイッチはタ
ーゲットが紙上か紙外かを判定するもので、ターゲット
の両側に設けたセンサが両方とも紙上と認めたときにか
ぎり紙上状態と認める。スプリット検出部は紙にスプリ
ットが存在し、このスプリット幅(W)が光スイッチの
間隔(d)よりも狭いときはゴーストが発生するので、
このゴースト発生を検知する。紙挟み制御部はターゲッ
トに紙挟みモードのときは一定の条件が充足されたとき
紙挟みを指示するが、ゴーストが発生しているときは紙
挟みを解除して紙切れなどの不測の事態発生を防止して
いる。
<実施例> 以下図面を用いて、本発明を説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。尚第1図において、前記第5図と同一作用をするも
のには同一符号をつけ説明を省略する。図において、ス
プリット検出部26はターゲット22が同一方向に走行して
いる場合に、光スイッチ24の信号を入力してスプリット
を検出したか判断している。紙挟み制御部32は、データ
収集装置40等の外部から紙挟みを行うモードを指示され
たときは、光スイッチ24が紙上状態と認めた場合にかぎ
りターゲット22に紙挟みを指令すると共に、スプリット
検出部26でターゲット22がスプリット上にあると認めた
ときは、光スイッチ24が紙上状態と認めた場合でもター
ゲット22に紙挟み解除を指令する。
データ収集装置40は、原則として光スイッチ24が紙上
状態を示している場合にターゲット22から送られた測定
値を有効な紙の測定値とする。例外として、スプリット
検出部26でターゲット22がスプリット上にあると認めた
ときは、光スイッチ24が紙上状態を示していてもターゲ
ット22から送られた測定値を無効にする。
このように構成された装置の動作を次に説明する。第
2図は第1図の装置の動作説明図で、(A)は紙の幅方
向断面図、(B)は光スイッチ24の信号図、(C)はタ
ーゲット22のオンオフ状態の説明図、(D)は紙挟み制
御部32に送られる測定モード指令信号である。紙に幅W
のスプリットが存在しているとすれば、そのスプリット
端から光スイッチ24の幅dの領域がスプリット検出領域
となる。光スイッチ24の信号は、一方のスプリット端で
進行前方側のセンサが紙上状態から紙外状態に変わり、
その後ターゲット22が距離d進行する前に他方のスプリ
ット端で進行前方側のセンサが紙外状態から紙上状態に
変わる。
この様な信号が表われたときは、スプリット上をター
ゲット22が移動していることを表わしているので、スプ
リット検出部26によりスプリット検出信号を出力する。
これにより、紙挟み制御部32はゴースト上のターゲット
22に対して紙挟みオフを指令し、従ってターゲット22も
オフ状態となり、下ヘッド10に対して充分距離を隔てた
浮上状態となる。これにより紙切れやターゲット22破損
が防止される。
第3図はデータ収集装置40の動作説明図で、(A)は
ターゲット22に対する測定モード指令、(B)はターゲ
ット22の測定ステータス信号、(C)は測定値信号で、
例えば紙厚信号である。ここで、測定ステータス信号と
は、測定モード指令に応答してターゲット22が紙挟み/
紙挟み解除への移行完了を示すものである。ターゲット
22が紙を挟んだ状態から挟んでいない状態に移行するの
に数十ミリ秒必要としており、この応答時間は測定モー
ド指令に対して無視できる時間ではない。測定信号が有
効である為には、測定モード指令が紙挟みを指令してお
り、かつ測定ステータス信号が紙挟み状態を示している
場合であり、それ以外の場合は無効データとなる。スプ
リット検出部26がスプリットを検出したときは、データ
収集装置40は該当する区間のターゲット22の測定データ
を無効にする。これにより、測定結果に無用のノイズが
混入しない。
第4図は紙質測定動作の他のモードの説明図で、
(A)は紙の流れ方向に対するターゲット22の移動軌
跡、(B)は従来の測定指令、(C)は従来のターゲッ
ト22のオンオフ状態、(D)は本実施例での測定指令、
(E)は本実施例でのターゲット22のオンオフ状態説明
図である。この図では、ターゲット22に対して当初位置
IPから測定位置SPに移動して測定する例を示しており、
移動途中にスプリットが存在している。定点測定モード
では、ターゲット22は紙幅方向の所定位置で測定して、
紙の流れ方向の品質を測定する。そこで、ターゲット22
が紙幅方向の所定位置まで移動する途中では、測定モー
ド指令はオフ(紙挟み解除)となっている。従来装置に
よれば、スプリットによりオンラインゴーストが発生
し、スプリット端で紙切れやターゲット22破損を招来し
ていた。本実施例によればスプリットの存在をスプリッ
ト検出部26で察知し、紙挟み制御部32を介してターゲッ
トをオフ状態にしているので紙切れを生ずること無く測
定位置SPでターゲット22により測定が開始される。
このように、一定場所SPに移動して継続的な測定を行
うモードでは、移動途中ではターゲット22をオフ状態に
保持してもよい。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明によれば次のような効果
がある。
スプリット検出部26によりスプリットを検出して、
このスプリット近傍ではターゲット22の紙挟みを解除し
ているので、紙切れやターゲット22の破損を防止でき
る。
データ収集装置40がスプリット検出部26からスプリ
ット検出の連絡を受けたときは、ターゲット22の測定デ
ータを該当部分のみ無効とすることで測定結果に無用な
ノイズの混入を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成ブロック図、第2
図は第1図の装置の動作説明図、第3図はデータ収集装
置40の動作説明図、第4図は紙質測定動作の他のモード
の説明図である。 第5図は従来装置の構成ブロック図、第6図は上ヘッド
20の紙対向面の概略図、第7図は紙がスプリット状態に
あるときの従来装置の動作説明図である。 10,20……ヘッド、22……ターゲット、24……光スイッ
チ、26……スプリット検出部、32……紙挟み制御部、40
……データ収集装置。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙に対向して設けられ、紙の幅方向に走査
    して紙の品質を測定するターゲット(22)と、 このターゲットを挟んで所定の間隔(d)で複数設けら
    れ、両者が紙上を示したときは紙上状態と認め、少なく
    ともいずれか一方が紙外とを示したときは紙外状態と認
    める光スイッチ(24)と、 このターゲットが走査中に、この光スイッチで紙上から
    紙外を検出し、その後前記所定間隔走行する前に紙外か
    ら紙上を検出したときは、当該紙上状態をスプリット上
    と認めるスプリット検出部(26)と、 紙挟みを行うモードを指示されたときは、当該光スイッ
    チが紙上状態と認めた場合にかぎりターゲットに紙挟み
    を指定すると共に、当該スプリット検出部スプリット上
    と認めたときは紙上状態であっても紙挟み指令を解除す
    る紙挟み制御部(32)と、 を具備することを特徴とする紙質測定装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の紙質測定装置であって、 前記光スイッチが紙上状態を示している場合に前記ター
    ゲットから送られた測定値を有効な紙の測定値とすると
    共に、前記スプリット検出部でスプリット上と認めたと
    きは前記光スイッチが紙上状態を示していても前記ター
    ゲットから送られた測定値を無効とするデータ収集部
    (40)と、 を設けたことを特徴とする紙質測定装置。
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