JPH0299374A

JPH0299374A - 記録装置

Info

Publication number: JPH0299374A
Application number: JP25422688A
Authority: JP
Inventors: Takashi Nojima; 隆司野島; Yoji Ara; 洋治荒; Shinya Matsui; 真也松井; Hiroyuki Inoue; 博行井上; Tetsuo Suzuki; 哲夫鈴木; Junichi Asano; 浅野　潤一
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1988-10-07
Filing date: 1988-10-07
Publication date: 1990-04-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、記録装置に関し、特に記録に係る記録媒体の
有無や幅を検知する検知手段の誤検出防止を図ったもの
である。

〔従来の技術〕

従来、記録装置に配置される記録媒体の検知手段として
は、記録媒体に接触するスイッチにより行うもの、光の
透過を利用して検知するもの、あるいは光の反射を利用
して検知するもの等がある。

特に、記録素子を設けた記録ヘッドを記録媒体に対して
所定方向に移動させ、その過程で記録を行う所謂シリア
ルタイプの記録装置（以下シリアルプリンタという）に
おいては、記録ヘッドを搭載するキャリッジ上に反射型
の光センサを配置し、キャリッジ走査によって検知を行
うものが知られている。このような構成によると、装置
の他の部位に接触型スイッチや透過型の光センサ等を設
ける場合に比してスペース的に有利となり、装置の小型
化にも資することができる。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、そのような反射型光センサを用いたシリ
アルプリンタでは、被記録体の有無や幅を検知する際に
センサの走査される領域には、記録媒体のガイド板、プ
ラテン、あるいはローラ等を支持するための側板等が存
在するために、これら部材からの反射光により記録媒体
の有無や幅が誤検知されてしまうおそれがあった。

本発明の目的は、かかる問題点を解消し、記録媒体の誤
検知が生じることのない高い信顆性をもった記録装置を
提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

そのために、本発明は、記録ヘッドを搭載して記録媒体
に対して所定方向に移動を行わせるためのキャリッジ上
に前記記録ヘッドとともに設けられ、記録媒体の有無お
よび／または幅を検知するための反射型の光センサを具
えた記録装置において、光センサが検知動作を行う領域
に存在する部材の、当該検知に係る部位に光センサの受
光部への反射光量を制限する部分を設けたことを特徴と
する。

（作　用〕本発明によれば、キャリッジ上に載置された反射型セン
サの検知領域にある部材、例えば記録媒体ガイドやロー
ラ支持のため等に設けられる側板に穴部を設けたり、乱
反射部を設けることにより、反射光量が制限され、記録
媒体の検知が確実に行なわれるようになる。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例に係るシリアルプリタ、第２
図はその主要部を示す。

ここで、１は反射型の光センナであり、本例ではインク
ジェット方式とした記録ヘッド８とともにキャリッジ５
上に塔載されて走査される。３は紙等の記録媒体、４は
記録媒体３を案内するガイド部材であり、記録に際して
記録媒体の被記録面を規制するプラテンとしても機能す
る。２はガイド部材ないしプラテンに対して、光センサ
１の走査領域に沿った部位にわたりて設けた穴部である
。

６はキャリッジ５を移動させるための駆動源をなすキャ
リッジモータ、７はキャリッジモータ６の駆動力をキャ
リッジ５に伝達するためのベルトである。

９は左側板であり、記録媒体の搬送ローラ軸ｌＯやガイ
ド部材４その他を一方において支持する。

１１はインクジェット方式による記録へラド８の吐出回
復処理を行う回復系ユニットであり、本例では記録領域
外である左側板９の外側に設けである。そして、吐出回
復処理にあたっては、記録ヘッド８を搭載したキャリッ
ジ５が、左側板９を越えて図中左方に移動し、回復系ユ
ニット１１と対向させられる。

この移動を考慮して、左側板９は記録ヘッド８および光
センサ１の面と衝突が生じない形状を採り、このために
はその通過位置においてガイド部材ｌＯとばぼ面一とし
ておけば十分であるが、本例においてはこの部位でさら
に大きく切欠き部９八を形成しである。

以上の構成において、記録媒体３が不図示の紙送りロー
ラ等により図中矢印の方向へ送られ、所定の頭出し位置
に至ると、反射型センサ１と記録ヘッド８とを搭載した
キャリッジ５がベルト７を介してキャリッジモータ６の
駆動に応じて記録媒体３の移動方向とほぼ垂直に移動し
、反射型センサ１がアクティブとされる。そして、ガイ
ド部材４に設けられた穴部２や左側板９の切欠き部９Ａ
と記録媒体３との反射率の差に基づいて、すなわちそれ
ら穴部や切欠きの部分ではセンサ１の受光部への反射光
量が低くなるために、記録媒体３の有無や幅を誤りなく
検知することができる。

なお、本例においてガイド部材４には穴部２を設けたが
、これに代えて溝形状の凹部としてもよいのは勿論であ
る。

第３図は本発明の第２の実施例の主要部を示す。

本例は、第１図示の構成に対し、記録媒体ガイド４に設
けられた穴部２に代えて、例えばその表面を部分的に荒
す等により、反射型センサ１の出力光を乱反射させる乱
反射部１９を設けたものであり、他は第１図示の実施例
と同様の構成を採用している。

本例においては、キャリッジ５−を移動させつつ、反射
型センサ１により記録媒体３を検知する際、記録媒体３
の存在しない所では反射型センサ１の出力光が乱反射部
１９に当たって乱反射するので、反射光が検出されない
ことにより被記録体３のないことを正しく検知すること
ができるようになる。

なお、本実施例において、左側板９に切欠き部９Ａを設
けるのに代えて、ガイド部材４と同様の乱反射部を設け
てもよい。

また、上のような乱反射を行う部材（シール等）を貼着
して設けることもできる。

また、以上の２実施例では、ガイド部材と左側板とに反
射型光センサの受光部への反射光量を低減させる部分を
設けたが、そのような部分はシリアルプリンタの構成に
応じて適宜の部材に設けることができるのは勿論である
。

さらに、上側では記録ヘッドとしてインクジェット方式
によるものを用いたが、感熱方式その他任意所望の記録
ヘッドを用いたシリアルプリンタに対しても本発明は極
めて有効かつ容易に適用できるのは言うまでもない。

（発明の効果）以上説明したように、木発明によれば、反射型光センサ
によって検知される領域に存在する部材に対して、穴や
溝あるいは表面を荒らして光を乱反射させる部分を設け
たことにより、記録媒体との反射率を極端に変えて、記
録媒体の有無や幅の検知が確実に行なえるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は木発明の一実施例に係るシリアルブリタの斜視
図、第２図はその主要部を示す側面図、第３図は本発明の他の実施例の主要部を示す側面図であ
る。１・・・反射型光センサ、２・・・穴部、３・・・記録媒体、４・・・ガイド部材、５・・・キャリッジ、６・・・キャリッジモータ、７・・・ベルト、８・・・記録ヘット、９・・・左側板、９Ａ・・・切欠き部、１９・・・乱反射部。第２図

Claims

【特許請求の範囲】１）記録ヘッドを搭載して記録媒体に対して所定方向に
移動を行わせるためのキャリッジ上に前記記録ヘッドと
ともに設けられ、記録媒体の有無および／または幅を検
知するための反射型の光センサを具えた記録装置におい
て、該光センサが検知動作を行う領域に存在する部材の、当
該検知に係る部位に前記光センサの受光部への反射光量
を制限する部分を設けたことを特徴とする記録装置。２）前記部材には前記記録媒体の搬送を行うローラの軸
を支持する側板を含むことを特徴とする請求項１記載の
記録装置。