JPH081827Y2 - 紙切断装置 - Google Patents

紙切断装置

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JPH081827Y2
JPH081827Y2 JP1990117771U JP11777190U JPH081827Y2 JP H081827 Y2 JPH081827 Y2 JP H081827Y2 JP 1990117771 U JP1990117771 U JP 1990117771U JP 11777190 U JP11777190 U JP 11777190U JP H081827 Y2 JPH081827 Y2 JP H081827Y2
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JP
Japan
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movable blade
cam
sides
spring
cams
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JP1990117771U
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English (en)
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JPH0476397U (ja
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功 足立
栄 椎田
秀徳 下妻
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Tec Corp
Original Assignee
Tec Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、搬送される長尺状の用紙を切断する紙切断
装置に関する。
従来の技術 例えば、レシート発行用の記録装置、或いは、チケッ
トを発行する記録装置においては、長尺状の用紙を搬送
して必要な情報を記録し、所定の長さ毎に長尺状の用紙
を可動刃により切断している。その記録装置の一例を第
4図に示す。用紙1は複数の搬送ローラ2によりストッ
カ3に向けて搬送される過程で紙切断装置4により切断
され、サーマルヘッド5によりインクリボン6のインク
が転写される。
次に、前記紙切断装置4の一例を第5図に示す。7は
駆動部であるモータで、このモータ7に駆動される駆動
プーリ8と従動プーリ9とにベルト10が巻回され、従動
プーリ9が回転自在に保持された駆動軸11には、中央に
位置する一つのカム12とこのカム12を前記従動プーリ9
に連結する電磁クラッチ13とが装着されている。この電
磁クラッチ13は駆動側のトルクを従動側に伝達するスプ
リング(図示せず)を内蔵するスプリングクラッチであ
る。したがって、電磁クラッチ13の従動側は、スプリン
グとの摩擦力により駆動側から回転力を受けるが通常は
レバー14により回り止めされ、駆動側のみが回転する。
レバー14はソレノイド15のプランジャ16に連結されて軸
17により回動自在に保持され、ソレノイド15を励磁し、
レバー14を回動させて電磁クラッチ13の従動側から退避
させた時に、従動プーリ9の回転が前記カム12に伝達さ
れる。カム12が一回転するまでの間にはソレノイド15へ
の通電が遮断されるため、レバー14が復帰され、またモ
ータ7も停止される。したがって、カム12が一回転した
時に、電磁クラッチ13の従動側とレバー14との係合によ
り従動プーリ9とカム12との間が動力遮断状態に維持さ
れる。18は用紙1を通す用紙通路で、この用紙通路18と
直交する方向に移動する可動刃19が設けられている。こ
の可動刃19の軸21には前記カム12の外周面に支えられた
カムフォロワ20を有している。また、可動刃19はスプリ
ング22により下方に付勢されている。カム12の回転中心
から外周までの半径は連続的に変化するものである。す
なわち、カム12が一回転する時の前半の動作では、可動
刃19がスプリング22の付勢力により下降して用紙1を切
断し、さらに、カム12が一回転する時の後半の動作では
可動刃19がカム12により強制的に上方に復帰される。
考案が解決しようとする課題 可動刃は一つのカムにより支えられ一本のスプリング
により付勢されているため、左右方向のバランスが悪く
なり、可動刃が左右方向に傾く。この結果、可動刃の昇
降動作に円滑を欠く場合がある。このようなことから、
例えば、実開昭56-147099号公報に見られるように、カ
ムの両側にスプリングを懸け渡すことが行なわれてい
る。これにより、可動刃の傾きがなくなるものである
が、可動刃の復帰が完全になされていない場合には、そ
の可動刃の一部が用紙通路に存在することになり、これ
により、ジャムの発生の原因になる。
課題を解決するための手段 請求項1の考案は、長尺状の用紙が搬送される用紙通
路と、前記用紙通路と交叉する案内部に往復動自在に保
持され側方に突出する検出片を一体的に備えた可動刃
と、この可動刃の中央部に当接された一つのカムと、こ
のカムの両側を通る平面内で前記可動刃を一方向に付勢
するスプリングと、前記可動刃の復帰位置で前記検出片
により光軸が遮られる透過型の検出器とより構成した。
請求項2の考案は、請求項1の考案において、可動刃
の両側に当接された複数のカムを同軸上に配列し、これ
らのカムの間又はこれらのカムの両側を通る平面内で前
記可動刃を一方向に付勢するスプリングを設けた。
作用 請求項1の考案は、カムの回転に基づいて可動刃が往
復動されるが、その可動刃と一体的に検出片も位置変位
して復帰状態が検出器により検出され、用紙通路から完
全に退避しているか否かが検出され、この検出信号を警
報として利用することにより、可動刃が復帰しないこと
に基づくジャムの発生があっても直ちにその原因を知る
ことができる。
請求項2の考案は、スプリングの付勢力に抗して可動
刃の両側がカムに支えられるため、可動刃の左右方向の
バランスが安定する。
実施例 請求項1の考案の一実施例を第1図及び第2図に基づ
いて説明する。第4図及び第5図において説明した部分
と同一部分は同一符号を用い説明も省略する(以下同
様)。軸21の中央部には一つのカムフォロワ20が保持さ
れ、この軸21の両端はフレーム23の両側に形成された長
孔24に上下動自在に保持されている。また、駆動軸11の
中央部にはカムフォロワ20に当接された一つのカム12が
保持されている。また、フレーム23の両側には、可動刃
19の両側から突出する突片25を上下動自在に案内する案
内部である案内溝26が形成されている。さらに、前記可
動刃19には、側方に突出する検出片27が固定されてい
る。そして、前記フレーム23の内側面には、前記検出片
27により光軸が遮られる透過型の検出器28,29が上下方
向に間隔を開けて取り付けられている。しかして、前記
可動刃19は、前記カム12の両側を通る平面内に位置する
左右一対のスプリング30により用紙通路18側に付勢され
ている。
このような構成において、用紙1が搬送されて定位置
に達すると、図示しない用紙検出器の検出信号により用
紙搬送系の駆動部が停止され、モータ7が駆動され、こ
の時点よりややタイミングを遅らせてソレノイド15が励
磁される。これにより、電磁クラッチ13がモータ7の回
転をカム12に伝達する。この時のカム12の一回転中の前
半の動作では可動刃19がスプリング30の付勢力により下
降して用紙1を切断し、カム12の一回転中の後半の動作
では可動刃19がスプリング30の付勢力に抗してカム12に
より上方に復帰される。ここで、可動刃19が下降する時
に検出片27を検出する検出器29の検出信号により用紙搬
送系の駆動部が駆動され、用紙1が搬送され、可動刃19
が上昇する時に検出片27を検出する検出器28の検出信号
により、ソレノイド15及びモータ7への通電が遮断され
る。
以上のように、可動刃19の両側がスプリング30により
下方に付勢され、可動刃19の中央部が両側のスプリング
30の付勢力に抗してこれらのスプリングの間に位置する
カム12によりカムフォロワ20を介して支えられているた
め、可動刃19の左右方向のバランスが安定し、したがっ
て、可動刃19の動作が円滑になる。さらに、可動刃19の
上昇位置と下降位置とを検出器28,29により検出し、そ
の検出信号により、モータ7及びソレノイド15の動作と
用紙搬送系の動作とを正確に制御することができる。
次いで、請求項2の考案の一実施例を第3図に基づい
て説明する。可動刃19に固定された軸21の両側には二つ
のカムフォロワ20が所定の間隔を開けて保持され、これ
らのカムフォロワ20に当接された二つのカム12が駆動軸
11に設けられている。そして、これらのカム12の間を通
る平面内に位置して所定の間隔を開けて配置された二本
のスプリング30により可動刃19が下方に付勢されてい
る。
したがって、スプリング30の付勢力に抗して可動刃19
の両側がカムフォロワ20を介してカム12に支えられるた
め、可動刃19の左右方向のバランスが安定する。なお、
可動刃19はその両側が左右一対のカム12によって支えら
れるため、カム12の間を通る平面内に位置する一本のス
プリング30により可動刃19を下方に付勢し、或いは、左
右のカム12のそれぞれの外側を通る平面内に位置するス
プリング30によって可動刃19を下方に付勢した場合にお
いても、可動刃19の左右方向のバランスを安定させるこ
とができる。さらに、カム12をカムフォロワ21の上部に
位置させ、可動刃19をスプリング30により上方に付勢
し、カム12の押圧力により可動刃19を下方へ移動させて
用紙1を切断し、スプリング30の付勢力により可動刃19
を上方に復帰させてもよいものである。
考案の効果 請求項1の考案は、長尺状の用紙が搬送される用紙通
路と、前記用紙通路と交叉する案内部に往復動自在に保
持され側方に突出する検出片を一体的に備えた可動刃
と、この可動刃の中央部に当接された一つのカムと、こ
のカムの両側を通る平面内で前記可動刃を一方向に付勢
するスプリングと、前記可動刃の復帰位置で前記検出片
により光軸が遮られる透過型の検出器とより構成したの
で、カムの回転に基づいて可動刃が往復動されるが、そ
の可動刃と一体的に検出片も位置変位して復帰状態が検
出器により検出され、用紙通路から完全に退避している
か否かが検出され、この検出信号を警報として利用する
ことにより、可動刃が復帰しないことに基づくジャムの
発生があっても直ちにその原因を知ることができる。
請求項2の考案は、請求項1の考案において、可動刃
の両側に当接された複数のカムを同軸上に配列し、これ
らのカムの間又はこれらのカムの両側を通る平面内で前
記可動刃を一方向に付勢するスプリングを設けたので、
スプリングの付勢力に抗して可動刃の両側がカムに支え
られるため、可動刃の左右方向のバランスが安定する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は請求項1の考案の一実施例を示すも
ので、第1図は斜視図、第2図は正面図、第3図は請求
項2の考案の一実施例を示す斜視図、第4図及び第5図
は従来例を示すもので、第4図は記録装置に実装された
紙切断装置を示す正面図、第5図は正面図である。 1……用紙、7……駆動部、12……カム、18……用紙通
路、19……可動刃、30……スプリング

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺状の用紙が搬送される用紙通路と、前
    記用紙通路と交叉する案内部に往復動自在に保持され側
    方に突出する検出片を一体的に備えた可動刃と、この可
    動刃の中央部に当接された一つのカムと、このカムの両
    側を通る平面内で前記可動刃を一方向に付勢するスプリ
    ングと、前記可動刃の復帰位置で前記検出片により光軸
    が遮られる透過型の検出器とよりなることを特徴とする
    紙切断装置。
  2. 【請求項2】可動刃の両側に当接された複数のカムを同
    軸上に配列し、これらのカムの間又はこれらのカムの両
    側を通る平面内で前記可動刃を一方向に付勢するスプリ
    ングを設けたことを特徴とする請求項1記載の紙切断装
    置。
JP1990117771U 1990-11-09 1990-11-09 紙切断装置 Expired - Lifetime JPH081827Y2 (ja)

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JP1990117771U JPH081827Y2 (ja) 1990-11-09 1990-11-09 紙切断装置

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JPH0476397U JPH0476397U (ja) 1992-07-03
JPH081827Y2 true JPH081827Y2 (ja) 1996-01-24

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ID=31865679

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