JP2642492B2 - 型取り用シート - Google Patents

型取り用シート

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、手型、足型、その他物の型取りを簡便に行
なうことのできる型取り用シートに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、手型、足型は医学的に手、足の成長過程を簡便
に知る方法として用いられている。特に足型は扁平足の
スクリーニング法や、オーダーによる靴型採型のために
は簡便な方法として多用されている。一般に手型又は足
型等の型取りをする場合、型取りする手又は足に朱肉や
墨を付着させ、紙等に接触して写し取る方法が一般に良
く知られている。しかし、これらの方法は型取りした
後、手又は足に付着した朱肉等を取り除く際に容易に除
去し難いという問題があり、改良手段が望まれているの
が現状である。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、手、足、その他型取りをする物を朱肉や墨
等で汚すことなく、手形、足型、その他の物の型取りが
簡便にできる型取り用シートを提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
発明者等は、このような課題を解決すべく鋭意研究の
結果、先に無色ないし淡色の塩基性染料と呈色剤を熱に
より発色させた型取り用シート上に、減感剤を付着させ
た物体を接触することにより像型が消色するという化学
反応を利用した型取り方法を提案した(特願平1−1833
07号)。この方法は、型取り用シートを製造するにあた
り、塩基性染料及び呈色剤を塗布乾燥時に若しくは乾燥
後に両者の融解温度以上に加熱処理するため、かなりの
熱エネルギーを必要とする。発明者等は、更にこの型取
り用シートについて研究を重ねた結果、製造工程で加熱
処理を必要としない型取り用シートを見出し本発明に至
った。
即ち本発明は、基材上に、無色ないし淡色の塩基性染
料、該染料と接触して呈色し得る呈色剤及び接着剤を主
成分とし、且つ塩基性染料及び/又は呈色剤がエマルジ
ョンの状態で塗布して着色塗被層を設けたことを特徴と
する型取り用シートである。
〔作用〕
上記の構成において使用する無色ないし淡色の塩基性
染料としては、各種のものが公知であり、例えば下記が
例示される。
3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
メチルアミノフタリド、3,3−ビス(p−ジメチルアミ
ノフェニル)フタリド、3−(p−ジメチルアミノフェ
ニル)−3−(1,2−ジメチルインドール−3−イル)
フタリド、3−(p−ジメチルアミノフェニル)−3−
(2−メチルインドール−3−イル)フタリド、3,3−
ビス(1,2−ジメチルインドール−3−イル)−5−ジ
メチルアミノフタリド、3,3−ビス(1,2−ジメチルイン
ドール−3−イル)−6−ジメチルアミノフタリド、3,
3−ビス(9−エチルカルバゾール−3−イル)−6−
ジメチルアミノフタリド、3,3−ビス(2−フェニルイ
ンドール−3−イル)−6−ジメチルアミノフタリド、
3−p−ジメチルアミノフェニル−3−(1−メチルピ
ロール−3−イル)−6−ジメチルアミノフタリド等の
トリアリルメタン系染料、4,4′−ビス−ジメチルアミ
ノベンズヒドリルベンジルエーテル、N−ハロフェニル
−ロイコオーラミンN−2,4,5−トリクロロフェニルロ
イコオーラミン等のジフェニルメタン系染料、ベンゾイ
ルロイコメチレンブルー、p−ニトロベンゾイルロイコ
メチレンブルー等のチアジン系染料、3−メチル−スピ
ロ−ジナフトピラン、3−エチル−スピロ−ジナフトピ
ラン、3−フェニル−スピロ−ジナフトピラン、3−ベ
ンジル−スピロ−ジナフトピラン、3−メチル−ナフ
ト、(6′−メトキシベンゾ)スピロピラン、3−プロ
ピル−スピロ−ジベンゾピラン等のスピロ系染料、ロー
ダミン−Bアニリノラクタム、ローダミン(p−ニトロ
アニリノ)ラクタム、ローダミン(o−クロロアニリ
ノ)ラクタム等のラクタム系染料、3−ジメチルアミノ
−7−メトキシフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−
メトキシフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−メトキ
シフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオ
ラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフ
ルオラン、3−ジエチルアミノ−6,7−ジメチルフルオ
ラン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)−7−メチ
ルフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(N−アセチ
ル−N−メチルアミノ)フルオラン、3−ジエチルアミ
ノ−7−(N−メチルアミノ)フルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエ
チルアミノ−7−(N−メチル−N−ベンジルアミノ)
フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(N−クロロエ
チル−N−メチルアミノ)フルオラン、3−ジエチルア
ミノ−7−ジエチルアミノフルオラン、3−(N−エチ
ル−p−トルイジノ)−6−メチル−7−フェニルアミ
ノフルオラン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)−
6−メチル−7−(p−トルイジノ)フルオラン、3−
ジエチルアミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフル
オラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−フェニ
ルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(2−
カルボメトキシフェニルアミノ)フルオラン、3−(N
−シクロヘキシル−N−メチルアミノ)−6−メチル−
7−フェニルアミノフルオラン、3−ピロリジノ−6−
メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−ピペリジ
ノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−
ジエチルアミノ−6−メチル−7−(2,4−ジメチルア
ミノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(o−ク
ロロフェニルアミノ)フルオラン、3−ジブチルアミノ
−7−(o−クロロフェニルアミノ)フルオラン、3−
ピロリジノ−6−メチル−7−(p−ブチルフェニルア
ミノ)フルオラン、3−(N−メチル−N−n−アミル
アミノ)−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラ
ン、3−(N−エチル−N−n−アミルアミノ)−6−
メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−(N−エ
チル−N−イソアミルアミノ)−6−メチル−7−フェ
ニルアミノフルオラン、3−(N−メチル−N−n−ヘ
キシルアミノ)−6−メチル−7−フェニルアミノフル
オラン、3−(N−エチル−N−n−ヘキシルアミノ)
−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−
(N−エチル−N−β−エチルヘキシルアミノ)−6−
メチル−7−フェニルアミノフルオラン等のフルオラン
系染料等が挙げられる。勿論、これらの染料に限定され
るものではなく、二種以上の染料の併用も勿論可能であ
る。
本発明において、上記の塩基性染料と組合せて用いる
呈色剤については、例えば感圧複写紙や感熱記録体の分
野で公知となっている下記の物質が例示される。代表的
な具体例としては、4−tert−ブチルフェノール、α−
ナフトール、β−ナフトール、4−アセチルフェノー
ル、4−tert−オクチルフェノール、4,4′−sec−ブチ
リデンフェノール、4−フェニルフェノール、4,4′−
ジヒドロキシ−ジフェニルメタン、4,4′−イソプロピ
リデンジフェノール、ハイドロキノン、4,4′−シクロ
ヘキシリデンジフェノール、4、4′−ジヒドロキシジ
フェニルサルファイド、4,4′−チオビス(6−tert−
ブチル−3−メチルフェノール)、4,4′−ジヒドロキ
シジフェニルスルホン、ヒドロキノンモノベンジルエー
テル、4−ヒドロキシベンゾフェノン、2,4−ジヒドロ
キシベンゾフェノン、2,4,4′−トリヒドロキシベンゾ
フェノン、2,2′,4,4′−テトラヒドロキシベンゾフェ
ノン、4−ヒドロキシフタル酸ジメチル、4−ヒドロキ
シ安息香酸メチル、4−ヒドロキシ安息香酸エチル、4
−ヒドロキシ安息香酸プロピル、4−ヒドロキシ安息香
酸−sec−ブチル、4−ヒドロキシ安息香酸ペンチル、
4−ヒドロキシ安息香酸フェニル、4−ヒドロキシ安息
香酸ベンジル、4−ヒドロキシ安息香酸トリル、4−ヒ
ドロキシ安息香酸クロロフェニル、4−ヒドロキシ安息
香酸フェニルプロピル、4−ヒドロキシ安息香酸フェネ
チル、4−ヒドロキシ安息香酸p−クロロベンジル、4
−ヒドロキシ安息香酸p−メトキシベンジル、ノボラッ
クス型フェノール樹脂、フェノール重合体等のフェノー
ル性化合物・安息香酸、p−tert−ブチル安息香酸、ト
リクロル安息香酸、テレフタル酸、3−sec−ブチル−
4−ヒドロキシ安息香酸、3−シクロヘキシル−4−ヒ
ドロキシ安息香酸、3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ安
息香酸、サリチル酸、3−イソプロピルサリチル酸、3
−tert−ブチルサリチル酸、3−ベンジルサリチル酸、
3−(α−メチルベンジル)サリチル酸、3−クロル−
5−(α−メチルベンジル)サリチル酸、3,5−ジ−ter
t−ブチルサリチル酸、3−フェニル−5−(α,α−
ジメチルベンジル)サリチル酸、3,5−ジ(α−メチル
ベンジル)サリチル酸等の芳香族カルボン酸;これらの
芳香族カルボン酸と例えば亜鉛、マグネシウム、アルミ
ニウム、カルシウム、チタン、マンガン、スズ、ニッケ
ル等の多価金属との塩等の有機酸性物質等が挙げられ
る。これらの呈色剤も勿論必要に応じて二種以上を併用
することも可能である。
塩基性染料と呈色剤の混合比率は、一般に染料100重
量部に対して呈色剤が100重量部〜700重量部、好ましく
は150〜500重量部程度使用される。
接着剤としては、澱粉類、ヒドロキシエチルセルロー
ス、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
ゼラチン、カゼイン、アラビアゴム、ポリビニルアルコ
ール、スチレン・無水マレイン酸共重合体塩、スチレン
・ブタジエン共重合体エマルジョン等が全固形分の5〜
75重量%、好ましくは10〜65重量%用いられる。
さらに、筆記性やブロッキング性を付与するために有
機及び/又は無機の顔料を、さらに保存性を改良する目
的で紫外線吸収剤等を添加することもできる。
このような塩基性染料及び呈色剤を水分散体として使
用した場合、塗布乾燥等に若しくは乾燥後に両者の溶解
温度以上に加熱処理し、発色反応を起こさせる必要があ
る。このような加熱処理は、かなりの熱エネルギーが必
要であり、また均一な着色層が得難くなりやすい。
本発明の型取り用シートは、着色層を設けるにあた
り、塩基性染料、呈色剤の少なくとも一方をエマルジョ
ン化した状態で基材上に塗布することが特徴である。
塩基性染料及び/又は呈色剤がエマルジョンの状態で
設ける場合は、塗布乾燥成膜時にエマルジョン内相液に
塩基性染料及び呈色剤が溶解し発色する。このように、
塩基性染料及び/又は呈色剤をエマルジョンの状態で塗
布すると、加熱処理などを必要としないため、工業的に
極めて効率的である。
更に、塩基性染料と呈色剤を同一内相液としたエマル
ジョンにすると、両者をエマルジョン化した時点で発色
するため、均一な発色層を容易に形成することができ
る。
エマルジョンの調整は、従来から公知の方法が使用で
き、塩基性染料、呈色剤、塩基性染料と呈色剤の混合物
をオイルに溶解した状態でエマルジョン化される。かか
るオイルとしては、例えば感圧複写紙の分野で使用され
ている物質が用いられ、綿花油、大豆油、ナタネ油、オ
リーブ油、灯油、パラフィン、ナフテン油、塩素化パラ
フィン、アルキル化ビフェニル、アルキル化ターフェニ
ル、アルキル化ナフタレン等の天然又は合成油の単独又
は混合物が挙げられる。
かくして調整された塗布液は、バーコーター、エアナ
イフコーター、ブレードコーター、カーテンコーター等
の通常の塗布装置によって基材上に塗布される。
なお、基材についても特に限定されず、紙、合成繊維
紙、合成樹脂フィルム、金属、金属箔、ガラス等が適宜
使用し得る。
こうして得られた型取り用シートは、着色層上に、減
感剤を付着させた物体を接触させることにより像型が化
学反応して消色するため、容易に型取りを行うことがで
きるものである。
型取りに使用される減感剤としては公知のものが利用
できるが、水に易溶性で、有害性が極めて少ないポリオ
レフィングリコールや界面活性剤が望ましい。ポリオレ
フィングリコールの具体例としては、ポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレンプロ
ピレングリコール等が挙げられる。界面活性剤として
は、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウ
ム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸トリエタ
ノールアミン、ポリオキシエチレンアルキルフェノール
エーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリル
エーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリ
オキシエチレンノニルフェノールエーテル、ポリオキシ
エチレンソルビタンモノラウレート、ポリエチレングリ
コールモノステアレート等が挙げられる。
〔実施例〕
以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明する
が、勿論これらに限定されるものではない。又、特に断
らない限り例中の「部」及び「%」はそれぞれ「重量
部」及び「重量%」を示す。
実施例1 『型取り用シートの作成』 A液の調製 3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
エチルアミノフタライド5部をアルキルナフタレン100
部に溶解した。この溶液をポリビニルアルコール3%水
溶液100部に加え、ホモミキサーで回転数8500rpm、3分
間撹拌し、エマルジョンを形成した。
B液の調製 3,5−ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛 10部 メチルセルロース5%水溶液 5部 水 55部 この組成物をサンドグラインダーで平均粒径が3μm
となるまで粉砕した。
A液205部、B液70部、酸化珪素顔料(吸油量180ml/1
00g)100部、スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス
48%液200部、水300部を混合し、撹拌し塗液を得た。
一方、坪量104.7g/m2の上質紙にスチレン−ブタジエ
ン共重合体ラテックス48%液100部、炭酸カルシウム20
部、水100部からなる液をワイヤーバーで予め塗工乾燥
し、固型量5g/m2の塗工層を設けた。こうして塗液の浸
透を防止した後、その表面に前記の塗液をワイヤーバー
で乾燥重量4.5g/m2となるように塗工し、室温で乾燥
し、青色の型取り用シートを得た。
『型取り』 ポリエチレングリコール(平均分子量300)の50%水
溶液を、ガーゼと同量ないし倍量含んだガーゼ1枚の上
を足で踏み、次いで上記青色シートを踏むと指紋も明瞭
に判読できる足型の消色像が得られた。さらに足の裏に
異物が付着したような不快感も感じられなかった。
実施例2 A液の3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−
6−ジエチルアミノフタライドの代わりに3−(N−エ
チル−N−イソアミルアミノ)−6−メチル−7−フェ
ニルアミノフルオランを使用した以外は、実施例1と同
様にして黒色の型取りシートを得た。このシート上に実
施例1と同様にして手を押圧すると、指紋も明瞭に判読
できる手型の消色像が得られた。
実施例3 ポリエチレングリコール(平均分子量600)の代わり
にエマルゲン935(花王石ケン社製;ポリオキシエチレ
ンノニルフェニルエーテル)を、又足の代わりに鯛を使
用した以外は実施例1と同様にして型取りを行なった。
鱗や鰭の紋様が鮮明な魚拓が得られた。
実施例4 C液の調製 3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジエ
チルアミノフタライド 5部 メチルセルロース5%水溶液 5部 水 55部 この組成物をサンドグラインダーで平均粒径が3μm
となるまで粉砕した。
D液の調製 3,5−ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛10部
アルキルナフタレン100部に溶解した。この溶液をポリ
ビニルアルコール3%水溶液100部に加え、ホモミキサ
ーで回転数8500rpm、3分間撹拌し、エマルジョンを形
成した。
実施例1のA液205部、B液70部の代わりに、C液50
部、D液210部を用いた以外は実施例1と同様にして青
色の型取り用シートを得た。このシート上に実施例1と
同様にして足を押圧すると、指紋も明瞭に判読できる足
型の消色像が得られた。
実施例5 E液の調製 3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン5部,3,5
−ジ−(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛10部をア
ルキルナフタレン100部に溶解した。この溶液をポリビ
ニルアルコール3%水溶液100部に加え、ホモミキサー
で回転数8500rpm、3分間撹拌してエマルジョンを形成
した。
実施例1のA液205部、B液70部の代わりに、E液215
部を使用した以外は実施例1と同様にして橙色の型取り
用シートを得た。
このシートの上に実施例1と同様にして刻印を押圧す
ると鮮明な印影が得られた。
〔効果〕
本発明は、手型、足型、魚拓、拓本、その他型取りを
する物を朱肉や墨等で汚すことなく鮮明に型取りでき、
且つ使用する型取りシートは加熱処理を必要としないこ
とから、実用的および工業的効果は極めて大きい。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材上に、無色ないし淡色の塩基性染料、
    該染料と接触して呈色し得る呈色剤及び接着剤を主成分
    とし、且つ塩基性染料及び/又は呈色剤がエマルジョン
    の状態で塗布して着色塗被層を設けたことを特徴とする
    型取り用シート。
  2. 【請求項2】塩基性染料と呈色剤が同一内相液としたエ
    マルジョンの状態である請求項(1)記載の型取り用シ
    ート。
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