JPH03140142A - 型取り用シート - Google Patents

型取り用シート

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JPH03140142A
JPH03140142A JP1280822A JP28082289A JPH03140142A JP H03140142 A JPH03140142 A JP H03140142A JP 1280822 A JP1280822 A JP 1280822A JP 28082289 A JP28082289 A JP 28082289A JP H03140142 A JPH03140142 A JP H03140142A
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、平型、足型、その他物の型取りを簡便に行な
うことのできる型取り用シートに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、平型、足型は医学的に手、足の成長過程を簡便に
知る方法として用いられている。特に足型は扁平足のス
クリーニング法や、オーダーによる靴型保型のためには
簡便な方法として多用されている。一般に平型又は足型
等の型取りをする場合、型取りする手又は足に朱肉や墨
を付着させ、紙等に接触して写し取る方法が一般に良く
知られている。しかし、これらの方法は型取りした後、
手又は足に付着した朱肉等を取り除く際に容易に除去し
難いという問題があり、改良手段が望まれているのが現
状である。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、手、足、その他型取りをする物を朱肉や墨等
で汚すことなく、手形、足型、その他の物の型取りが簡
便にできる型取り用シートを提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
発明者等は、このような課題を解決すべく鋭意研究の結
果、先に無色ないし淡色の塩基性染料と呈色剤を熱によ
り発色させた型取り用シート上に、減感剤を付着させた
物体を接触することにより像型が消色するという化学反
応を利用した型取り方法を提案したく特願平1〜183
307号)。この方法は、型取り用シートを製造するに
あたり、塩基性染料及び呈色剤を塗布乾燥時に若しくは
乾燥後に両者の融解温度以上に加熱処理するため、かな
りの熱エネルギーを必要とする。発明者等は、更にこの
型取り用シートについて研究を重ねた結果、製造工程で
加熱処理を必要としない型取り用シートを見出し本発明
に至った。
即ち本発明は、基材上に、無色ないし淡色の塩基性染料
、該染料と接触して呈色し得る呈色剤及び接着剤を主成
分とし、且つ塩基性染料及び/又は呈色剤がエマルジョ
ンの状態で塗布して着色塗被層を設けたことを特徴とす
る型取り用シートである。
〔作用〕
上記の構成において使用する無色ないし淡色の塩基性染
料としては、各種のものが公知であり、例えば下記が例
示される。
3.3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)6−ジメ
チルアミノフタリド、3,3−ビス(p−ジメチルアミ
ノフェニル)フタリド、3−(p−ジメチルアミノフェ
ニル)−3−(1,2−ジメチルインドール−3−イル
)フタリド、3(p−ジメチルアミノフェニル)−3−
(2−メチルインドール−3−イル)フタリド、3,3
ビス(1,2−ジメチルインドール−3−イル)5−ジ
メチルアミノフタリド、3.3−ビス(1,2−ジメチ
ルインドール−3−イル)−6ジメチルアミノフタリド
、3,3−ビス(9−エチルカルバソール−3−イル)
−6〜ジメチルアミノフタリド、3.3−ビス(2−フ
ェニルインドール−3−イル)−6−ジメチルアミノフ
タリド、3−p−ジメチルアミノフェニル−3−(1メ
チルビロール−3−イル)−6−ジメチルアミノフタリ
ド等のトリアリルメタン系染料、4゜4′−ビス−ジメ
チルアミノベンズヒドリルヘンジルエーテル、N−ハロ
フェニル−ロイコオーラミンN−2,4,5−トリクロ
ロフェニルロイコオーラミン等のジフェニルメタン系染
料、ベンゾイルロイコメチレンブルー、p−ニトロベン
ゾイルロイコメチレンブルー等のチアジン系染料、3メ
チル−スピロ−ジナフトピラン、3−エチルスピロ−ジ
ナフトピラン、3−フェニル−スピロ−ジナフトピラン
、3−ベンジル−スピロ−ジナフトピラン、3−メチル
−ナフト、(6′−メトキシヘンゾ)スピロピラン、3
−プロピル−スピロ−ジベンゾピラン等のスピロ系染料
、ローダミン−−Bアニリノラクタム、ローダミン(p
−二トロアニリノ)ラクタム、ローダミン(0−クロロ
アニリノ)ラクタム等のラクタム系染料、3−ジメチル
アミノ−7−メトキシフルオラン、3−ジエチルアミノ
−6−メトキシフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−
メトキシフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−クロロ
フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ク
ロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−6,7−シメチ
ルフルオラン、3−(N−エチル−p−)ルイジノ)−
7−メチルフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(N
−アセチル−N−メチルアミノ)フルオラン、3−ジエ
チルアミノ−7〜(N−メチルアミノ)フルオラン、3
−ジエチルアミノ−7−ジベンジルアミノフルオラン、
3−ジエチルアミノ7−(N−メチル−N−ヘンシルア
ミノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−’1(N−ク
ロロエチル−N−メチルアミノ)フルオラン、3−ジエ
チルアミノ−7−ジエチルアミノフルオラン、3− (
N−エチル−p−トルイジノ)−6−メチルツーフェニ
ルアミノフルオラン、3−(N−エチル−p−トルイジ
ノ)−6−メチル−7−(pトルイジノ)フルオラン、
3−ジエチルアミノ6−メチル−7−フェニルアミノフ
ルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−フェ
ニルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(2
−カルボメトキシフェニルアミノ)フルオラン、3−(
N−シクロへキシル−N−メチルアミノ)6−メチル−
7−フェニルアミノフルオラン、3−ピロリジノ−6−
メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−ピペリジ
ノ−6−メチル−7フエニルアミノフルオラン、3−ジ
エチルアミノ−6−メチル−7−(2,4−ジメチルア
ミノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(0−ク
ロロフェニルアミノ)フルオラン、3−ジブチルアミノ
−7−(0−クロロフェニルアミノ)フルオラン、3−
ピロリジノ−6−メチル−7−(pブチルフェニルアミ
ノ)フルオラン、3−(Nメチル−N−n−アミルアミ
ノ)−6−メチルツーフェニルアミノフルオラン、3−
(N−エチル−N−n−アミルアミノ)−6−メチル−
7−フェニルアミノフルオラン、3−(N−エチルN−
イソアミルアミノ)−6−メチル−7−フェニルアミノ
フルオラン、3−(N−メチル−Nn−へキシルアミノ
)−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−
(N−エチル−Nn−へキシルアミノ)−6−メチル−
7−フェニルアミノフルオラン、3−(N−エチル−N
−β−エチルへキシルアミノ)−6−メチル−7−フェ
ニルアミノフルオラン等のフルオラン系染料等が挙げら
れる。勿論、これらの染料に限定されるものではなく、
二種以上の染料の併用も勿論可能である。
本発明において、上記の塩基性染料と組合せて用いる呈
色剤については、例えば感圧複写紙や感熱記録体の分野
で公知となっている下記の物質が例示される。代表的な
具体例としては、4−tertブチルフェノール、α−
ナフトール、β−ナフトール、4−アセチルフェノール
、4− tert−オクチルフェノール、4. 4 ’
−5ec−ブチリデンフェノール、4−フェニルフェノ
ール、4.4’−ジヒドロキシージフエニルメタン、4
.4′イソプロピリデンジフエノール、ハイドロキノン
、4.4′−シクロへキシリデンジフェノール、4.4
′−ジヒドロキシジフェニルサルファイド、4゜4′−
チオビス(6−tert−ブチル−3−メチルフェノー
ル)、4.4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、ヒ
ドロキノンモノベンジルエーテル、4−ヒドロキシベン
ゾフェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2
,4.4’−1−ジヒドロキシベンゾフェノン、2.2
’、4.4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、4−
ヒドロキシフタル酸ジメチル、4−ヒドロキシ安息香酸
メチル、4−ヒドロキシ安息香酸エチル、4−ヒドロキ
シ安息香酸プロピル、4−ヒドロキシ安息香酸−5ec
−ブチル、4−ヒドロキシ安息香酸ペンチル、4−ヒド
ロキシ安息香酸フェニル、4−ヒドロキシ安息香酸ベン
ジル、4−ヒドロキシ安息香酸トリル、4−ヒドロキシ
安息香酸クロロフェニル、4−ヒドロキシ安息香酸フェ
ニルプロピル、4−ヒドロキシ安息香酸フェネチル、4
−ヒドロキシ安息香(up−クロロベンジル、4−ヒド
ロキシ安息香酸p−メトキシベンジル、ツボラックス型
フェノール樹脂、フェノール重合体等のフェノール性化
合物;安息香酸、I)  tert−ブチル安息香酸、
トリクロル安息香酸、テレフタル酸、3−sec−ブチ
ル−4−ヒドロキシ安息香酸、3−シクロへキシル−4
−ヒドロキシ安息香酸、3.5−ジメチル−4−ヒドロ
キシ安息香酸、サリチル酸、3−イソプロピルサリチル
酸、3−tert−ブチルサリチル酸、3−ヘンシルサ
リチル酸、3−(α−メチルベンジル)サリチル酸、3
−クロル−5−(α−メチルベンジル)サリチル酸、3
゜5−ジーtert−ブチルサリチル酸、3−フェニル
5−(α、α−ジメチルベンジル)サリチル酸、3.5
−ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸等の芳香族カル
ボン酸;これらの芳香族カルボン酸と例えば亜鉛、マグ
ネシウム、アルミニウム、カルシウム、チタン、マンガ
ン、スズ、ニッケル等の多価金属との塩等の有機酸性物
質等が挙げられる。これらの呈色剤も勿論必要に応じて
二種以上を併用することも可能である。
塩基性染料と呈色剤の混合比率は、一般に染料100重
量部に対して呈色剤が100重量部〜700重量部、好
ましくは150〜500重量部程度使用される。
接着剤としては、澱粉類、ヒドロキシエチルセルロース
、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ゼ
ラチン、カゼイン、アラビアゴム、ポリビニルアルコー
ル、スチレン・無水マレイン酸共重合体塩、スチレン・
ブタジェン共重合体エマルジョン等が全固形分の5〜7
5重量%、好ましくは10〜65重量%用いられる。
さらに、筆記性やブロッキング性を付与するために有機
及び/又は無機の顔料を、さらに保存性を改良する目的
で紫外線吸収剤等を添加することもできる。
このような塩基性染料及び呈色剤を水分散体として使用
した場合、塗布乾燥時に若しくは乾燥後に両者の融解温
度以上に加熱処理し、発色反応を起こさせる必要がある
。このような加熱処理は、かなりの熱エネルギーが必要
であり、また均一な着色層が得難くなりやすい。
本発明の型取り用シートは、着色層を設けるにあたり、
塩基性染料、呈色剤の少なくとも一方をエマルジョン化
した状態で碁打上に塗布することが特徴である。
塩基性染料及び/又は呈色剤がエマルジョンの状態で設
ける場合は、塗布乾燥成膜時にエマルジョン内相液に塩
基性染料及び呈色剤が溶解し発色する。このように、塩
基性染料及び/又は呈色剤をエマルジョンの状態で塗布
すると、加熱処理などを必要としないため、工業的に極
めて効率的である。
更に、塩基性染料と呈色剤を同一内相液としたエマルジ
ョンにすると、両者をエマルジョン化した時点で発色す
るため、均一な発色層を容易に形成することができる。
エマルジョンの調整は、従来がら公知の方法が使用でき
、塩基性染料、呈色剤、塩基性染料と呈色剤の混合物を
オイルに溶解した状態でエマルジョン化される。かかる
オイルとしては、例えば感圧複写紙の分野で使用されて
いる物質が用いられ、綿花油、大豆油、ナタネ油、オリ
ーブ油、灯油、パラフィン、ナフテン油、塩素化パラフ
ィン、アルキル化ビフェニル、アルキル化ターフェニル
、アルキル化ナフタレン等の天然又は合成油の単独又は
混合物が挙げられる。
かくして調整された塗布液は、バーコーターエアナイフ
コーター、ブレードコーター、カーテンコーター等の通
常の塗布装置によって基材上に塗布される。
なお、基材についても特に水足されず、紙、合成繊維紙
、合成樹脂フィルム、金属、金属箔、ガラス等が適宜使
用し得る。
こうして得られた型取り用シートは、着色層上に、減感
剤を付着させた物体を接触させることにより像型が化学
反応して消色するため、容易に型取りを行うことができ
るもの6である。
型取りに使用される減感剤としては公知のものが利用で
きるが、水に易溶性で、を害性が極めて少ないポリオレ
フィングリコールや界面活性剤が望ましい。ポリオレフ
ィングリコールの具体例としては、ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレンプロピ
レングリコール等が挙げられる。界面活性剤としては、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸トリエタノー
ルアミン、ポリオキシエチレンアルキルフェノールエー
テル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエー
テル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキ
シエチレンノニルフェノールエーテル、ポリオキシエチ
レンソルビタンモノラウレート、ポリエチレングリコー
ルモノステアレート等が挙げられる。
〔実施例〕
以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが
、勿論これらに限定されるものではない。
又、特に断らない限り例中の[部J及び「%」はそれぞ
れ「重量部」及び「重量%」を示す。
実施例1 r型取り用シートの作成j A液の調製 3.3−ビス(P〜ジメチルアミノフヱニル)−6−ジ
エチルアミノフタライド5部をアルキルナフタレ210
0部に溶解した。この溶液をポリビニルアルコール3%
水溶液100部に加え、ホモミキサーで回転数850O
rpm、3分間撹拌し、エマルジョンを形成した。
Bン夜の調製 3.5−ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛  
              10部メチルセルロース
5%水溶液      5部水           
             55部この組成物をサンド
グラインダーで平均粒径が3μmとなるまで粉砕した。
A液205部、B液70部、酸化珪素顔料(吸油量18
0d/100g) 100部、スチL/7−ブタジェン
共重合体うテンクス48%液200部、水300部を混
合し、撹拌し塗液を得た。
一方、坪量104.7g/mの上質紙にスチレンブタジ
ェン共重合体ラテ・ノクス48%液100部、炭酸カル
シウム20部、水100部からなる液をワイヤーバーで
予め塗工乾燥し、固型ff15g771イの塗工層を設
けた。こうして塗液の浸透を防止した後、その表面に前
記の塗液をワイヤーバーーで乾燥重量4.5g/mとな
るように塗工し、室温で乾燥し、青色の型取り用シート
を得た。
「型取り」 ポリエチレングリコール(平均分子量300)の50%
水溶液を、ガーゼと同量ないし倍量含んだガーゼ1枚の
上を足で踏み、次いで上記青色シートを踏むと指紋も明
瞭に判読できる足型の消色像が得られた。さらに足の裏
に異物が付着したような不快感も怒じられなかった。
実施例2 A液の3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−
6−ジニチルアミノフタライドの代わりに3−(N−エ
チル−N−イソアミルアミノ)6−メチル−7−フェニ
ルアミノフルオランを使用した以外は、実施例1と同様
にして黒色の型取りシートを得た。このシート上に実施
例1と同様にして手を押圧すると、指紋も明瞭に判読で
きる下型の消色像が得られた。
実施例3 ポリエチレングリコール(平均分子1)600)の代わ
りにエマルゲン935(花王石ケン社製:ポリオキシエ
チレンノニルフェニルエーテル)ヲ、又足の代わりに鯛
を使用した以外は実施例1と同様にして型取りを行なっ
た。鱗や鰭の紋様が鮮明な魚拓が得られた。
実施例4 C′ei、の8周製 3.3−ビス(P−ジメチルアミノフェニル)=6−ジ
ニチルアミノフタライド    5部メチルセルロース
5%水溶液      5部水           
              55部この組成物をサン
ドグラインダーで平均粒径が3μmとなるまで粉砕した
D液の調製 35−ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛10部
アルキルナフタレン100部に溶解した。この溶液をポ
リビニルアルコール3%水溶液100部に加え、ホモミ
キサーで回転数850Orpm、3分間撹拌し、エマル
ジョンを形成した。
実施例1のA液205部、B液70部の代わりに、C液
50部、D液210部を用いた以外は実施例1と同様に
して青色の型取り用シートを得た。
このシート上に実施例1と同様にして足を押圧すると、
指紋も明瞭に判読できる足型の消色像が得られた。
実施例5 E液の調整 3−ジエチルアミノ−7−りロロフルオラン5部、3,
5−ジー(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛10部
をアルキルナフタレン100部に溶解した。この溶液を
ポリビニルアルコール3%水溶液100部に加え、ホモ
ミキサーで回転数8500rpm、3分間撹拌してエマ
ルジョンを形成した。
実施例1のA液205部、B液70部の代わりに、E液
215部を使用した以外は実施例Iと同様にして橙色の
型取り用シートを得た。
このシートの上に実施例1と同様にして刻印を押圧する
と鮮明な印影が得られた。
〔効果〕
本発明は、下型、足型、魚拓、拓本、その他型取りをす
る物を朱肉や墨等で汚すことなく鮮明に型取りでき、且
つ使用する型取りシートは加熱処理を必要としないこと
から、実用的および工業的効果は極めて大きい。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基材上に、無色ないし淡色の塩基性染料、該染料
    と接触して呈色し得る呈色剤及び接着剤を主成分とし、
    且つ塩基性染料及び/又は呈色剤がエマルジョンの状態
    で塗布して着色塗被層を設けたことを特徴とする型取り
    用シート。
  2. (2)塩基性染料と呈色剤が同一内相液としたエマルジ
    ョンの状態である請求項(1)記載の型取り用シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6285985A (ja) * 1985-10-14 1987-04-20 Kazuo Sakai 手足型の印章採取方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6285985A (ja) * 1985-10-14 1987-04-20 Kazuo Sakai 手足型の印章採取方法

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