JP2641163B2 - 二重床構造 - Google Patents

二重床構造

Info

Publication number
JP2641163B2
JP2641163B2 JP7258091A JP25809195A JP2641163B2 JP 2641163 B2 JP2641163 B2 JP 2641163B2 JP 7258091 A JP7258091 A JP 7258091A JP 25809195 A JP25809195 A JP 25809195A JP 2641163 B2 JP2641163 B2 JP 2641163B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
floor panel
support leg
recess
panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7258091A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08100508A (ja
Inventor
尚一 森川
春雄 小山
輝男 中沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP7258091A priority Critical patent/JP2641163B2/ja
Publication of JPH08100508A publication Critical patent/JPH08100508A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2641163B2 publication Critical patent/JP2641163B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンクリートス
ラブ等の床下地から所定の間隔をあけてフロアパネルを
支持脚で支持した二重床構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、OA機器類を設備するオフィスル
ームが増大し、OA機器類の配線類を床上に這わせてお
くことが邪魔になるため、床下に収容するために床下地
から所定の間隔を開けてフロアパネルを支持脚で支持す
ることが行われるようになった。支持脚支持タイプの中
でも、低床、不陸調整不要タイプで低コストを図ったも
のが、最近増えつつある。そこで使用されるフロアパネ
ルは、単なる平板状のものであり、軽量化については何
ら考慮されていないものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の床板と支柱との
嵌合を図ったものは、隙間なく嵌合させないと床板が横
ずれした場合にガタつき音が発生する。また、支柱を隙
間なく嵌合させるには、ベースプレート上に突設された
支柱の間隔を正確にし、かつ床板の凹部形成個所や受け
金具取付位置等を正確な位置に形成あるいは取付けなけ
ればならず、現場での施工に手間がかかり、低コストを
図り、迅速な施工を図る上では問題があり、フロアパネ
ルの軽量化が望まれていた。
【0004】そこで、この発明は、フロアパネルを複数
敷きつめていくときに必然的に生ずる若干のずれを施工
現場で簡単に調整できるようにし、かつ、軽量でありな
がら強度的にも十分な二重床構造を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、コンクリートスラブ等の床下地上に支
持脚を介してフロアパネルを着脱可能に設けた二重床構
造であって、フロアパネルにはその上面から下面に向か
って凹所を形成し、かつ、下面の隅角部に突起又は凹所
を形成するとともに支持脚上面にこの突起又は凹所に嵌
合する凹所又は突起を形成したものである。
【0006】この発明のフロアパネルにはその上面から
下面に向かって凹所が形成されている。この凹所はパネ
ルを貫通するものではないため、軽量でありながら強度
的にも十分なフロアパネルとなっている。また、フロア
パネルの下面の隅角部には突起が形成されており、支持
脚上面に形成された凹所に嵌合するようになっている。
従って、フロアパネルを複数敷きつめていくときにずれ
が生じた場合でも、フロアパネルが軽量であり、かつ、
フロアパネルの凹所にフロアパネルの上面側から指等を
入れて簡単に着脱できるため、施工現場で簡単にずれを
調整できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の好適な実施例
を図面を参照にして説明する。図1に示す実施例では、
フロアパネル3の上面及び下面から交互に凹所31,3
2を形成したものであって、断面が凹凸の連続した波形
になっている。また、図2は図1の下面図であって、四
角形の凹所32が規則的に多数形成され、各凹所32の
中間部は上面からの凹所31が形成されているものであ
り、4つの隅角部にはそれぞれ突起3Aが形成されてい
る。
【0008】このフロアパネル3は、図3に示すよう
に、コンクリートスラブ等の床下地1上に支持脚2を介
して着脱可能に載置するものであって、この実施例では
支持脚2を中空筒状にして軽量化するとともに、支持脚
2の上面とフロアパネル3との間に軟質材料4を配設し
てある。この軟質材料4は支持脚2の上面に固着してあ
る。支持脚2とフロアパネル3とは着脱可能に嵌合され
ている。この実施例では、支持脚2の上面に凹所2Aを
形成し、この凹所2Aに沿うように軟質材料4を固着
し、これらの凹所2Aにフロアパネル3の下面に形成し
た突起3Aを嵌合させているが、凹所2Aをフロアパネ
ル3の下面に、突起3Aを支持脚2の上面に形成しても
よい。このような凹凸嵌合は隙間なく嵌合させる必要は
なく、遊びが生じても軟質材料4の介在によりガタつき
音は発生しない。フロアパネル3の許容範囲内の寸法誤
差が、多数のフロアパネル3を敷きつめてゆくと本来そ
のフロアパネルが敷かれる位置から若干ずれてしまうこ
とがあるが、嵌合の遊びがこのようなずれを吸収でき、
嵌合不能にまで至ることはない。また、支持脚2の下面
と床下地1との間には軟質シート5を配設してある。こ
の軟質シート5と支持脚2の下面とは固着してあるが、
単に載置するだけであってもよい。図3に示す支持脚2
の高さはおよそ30mm程度であり、支持脚2と支持脚2
との間隔はおよそ165mm程度、軟質シート5はポリエ
チレンフォームで成形してある。支持脚2の上面に接着
等の手段により取付けられた軟質材料4としては、ミラ
ストマー(熱可塑性のあるゴム状弾性体)、EVA(エ
チレン−酢酸ビニル共重合体)、EEA(エチレン−ア
クリル酸エチル共重合体)等の軟質樹脂を用いた。支持
脚2及びフロアパネル3は、ポリプロピレンで成形し
た。この着脱可能なフロアパネル3の上面にはカーペッ
ト等の仕上げ材を敷いてもよい。また、この実施例にお
いては、軟質シート5の支持脚2の中空部に該当する個
所はくり抜いて穴5Aを形成することにより、軟質シー
ト5の材料費の節減を図っている。この穴5Aが形成さ
れていない軟質シート5を用いてもよい。
【0009】図4に示すものは、本発明の他のフロアパ
ネル3の断面図であり、上面からのみ多数の凹所31を
形成したものである。
【0010】図5に示すものは、本発明の他のフロアパ
ネル3の上面図であり、四角形の凹所31を規則的に多
数形成し、下面の4つの隅角部にはそれぞれ突起3Aを
形成したものである。
【0011】図6に示すものは支持脚2と軟質シート5
とを接着したものを示し、軟質シート5上には複数の支
持脚2が所定の間隔をもって固定されている。軟質シー
ト5と支持脚2との固定方法の一例としては、図7に示
すように、ポリエチレンフォーム材料をローラから引出
しつつ、この引出されたポリエチレンフォーム材料の上
に位置決め治具7(アルミニウム板)をセットし、この
位置決め治具7の各穴に支持脚2をセットし、加熱する
ことにより支持脚2の下面と軟質シート5を形成するポ
リエチレンフォームとを熱融着した。熱融着以外に接着
剤を併用することも勿論可能である。
【0012】前記軟質材料4は、ミラストマー1mm厚の
ものを真空成形し、真空成形後にこれを切断加工し、支
持脚2の上面に接着したが、ミラストマーの代替として
軟質EVA等を用い、二色射出成形にて製造することも
可能である。
【0013】図8に示すものは、壁8の個所における加
工を示すものであり、30×30mmの角材を床下地1上
に固定し、この角材9上にフロアパネル3の端部を固着
したものである。図9に示すものは、上り框の個所にお
ける構造を示し、図8と同様の角材9を用い、ノンスリ
ップ10を用いた例を示すものである。図10に示すも
のは、スロープを構成する部分の構造を示すものであ
る。角材9はスロープの傾斜に合せてその上面を傾斜さ
せてある。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、コンクリートスラブ等の床下地上に支持脚を介して
フロアパネルを着脱可能に設けた二重床構造であって、
フロアパネルにはその上面から下面に向かって凹所を形
成し、かつ、下面の隅角部に突起又は凹所を形成すると
ともに支持脚上面にこの突起又は凹所に嵌合する凹所又
は突起を形成したものであるため、フロアパネルを複数
敷きつめていくときにずれが生じた場合でも、フロアパ
ネルが軽量であり、かつ、フロアパネルの凹所にフロア
パネルの上面側から指等を入れて簡単に着脱できるた
め、施工現場で簡単にずれを調整でき、極めて低コスト
で施工が簡単な二重床構造を提供することができる。ま
た、フロアパネルは軽量でありながら強度的にも十分な
ものとなる。さらに、フロアパネルは支持脚に固定して
いないために、フロアパネルのフリーアクセス性が確保
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に用いるフロアパネルの断面図。
【図2】図1に示すフロアパネルの下面図。
【図3】図1に示すフロアパネルを用いた二重床構造を
示す断面図。
【図4】他の例のフロアパネルの断面図。
【図5】図4に示すフロアパネルの上面図。
【図6】支持脚と軟質シートの関係を示す平面図。
【図7】軟質シートに支持脚を固定する手段の一例を示
す斜視図。
【図8】壁際の床構造を示す側面図。
【図9】上り框の構造を示す側面図。
【図10】スロープを有する床の構造を示す側面図。
【符号の説明】
1 床下地 2 支持脚 2A 凹所 3 フロアパネル 3A 突起 4 軟質材料 31,32 凹所

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリートスラブ等の床下地上に支持
    脚を介してフロアパネルを着脱可能に設けた二重床構造
    であって、 フロアパネルにはその上面から下面に向かって凹所を形
    成し、かつ、下面の隅角部に突起又は凹所を形成すると
    ともに支持脚上面にこの突起又は凹所に嵌合する凹所又
    は突起を形成したことを特徴とする二重床構造。
JP7258091A 1995-09-11 1995-09-11 二重床構造 Expired - Fee Related JP2641163B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7258091A JP2641163B2 (ja) 1995-09-11 1995-09-11 二重床構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7258091A JP2641163B2 (ja) 1995-09-11 1995-09-11 二重床構造

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27829786A Division JPS63130858A (ja) 1986-11-21 1986-11-21 二重床構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08100508A JPH08100508A (ja) 1996-04-16
JP2641163B2 true JP2641163B2 (ja) 1997-08-13

Family

ID=17315391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7258091A Expired - Fee Related JP2641163B2 (ja) 1995-09-11 1995-09-11 二重床構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2641163B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5228705A (en) * 1975-08-29 1977-03-03 Kazuo Jitsukata Concrete press feeding pump
JPS59209523A (ja) * 1983-05-04 1984-11-28 岸本 昭 耐圧容器構造体

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08100508A (ja) 1996-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2641163B2 (ja) 二重床構造
JPS63130858A (ja) 二重床構造
JP3108725B2 (ja) 二重床
JP2829258B2 (ja) 化粧用パネルの取付構造
JPH0352361Y2 (ja)
JP3292407B2 (ja) 壁 体
JPS61137956A (ja) 壁装板の取付け方法
JP3004211B2 (ja) 床パネル支持脚
EP0493860A1 (en) Facade cladding system
JP2919560B2 (ja) 櫓型二重床用床材、それを用いた施工方法およびそれにより構成された二重床
JP3506783B2 (ja) フロア−用パネル及びその製造方法
JP2634433B2 (ja) 床パネルの取付構造
JP3010233U (ja) 床材の支持構造
JPH0514992Y2 (ja)
JPH1113264A (ja) 複合箱状体、並びに、それを用いた複合床板
JPH10219981A (ja) 二重床の架設床板
JP2840197B2 (ja) 床パネル
JPH082306Y2 (ja) ボーダーパネル装置
JPH0744649Y2 (ja) 間仕切パネルの下部構造
JP3673607B2 (ja) カーテンウォール
JPH08151768A (ja) 二重床の形成方法
JPH08135150A (ja) 複合床材
JPH03212554A (ja) 建築物の基盤面に対する板材の固定方法及びその固定構造
JP2537691Y2 (ja) 屋根下地の断熱構造
JP2554230Y2 (ja) 出隅用鋼板パネル

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees