JP2634433B2 - 床パネルの取付構造 - Google Patents

床パネルの取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は床パネルの取付構造の改良に関するものであ
る。
〔従来の技術〕 セラミックス製床暖房用パネルは、電気発熱線(発熱
用抵抗線)、面状ヒータなどをパネル状に形成したセラ
ミックス製の基体に内蔵したり、外面に貼着したりする
構造からなるもので、これを床に取り付けることによっ
て、床において室内の暖房が行なえるようにしたもので
ある。
ところで、上記床暖房用パネルを室内の床に対して施
工する場合は、凹凸によって床面のレベルが出ていない
ことが多いために床面上に設置して該パネルを下面側か
ら支えるようにした支持金具については、その高さを変
えてレベルの調節を行なう必要があったが従来の施工方
法にあっては使用する支持金具についてその調節作業が
簡単に行なえないという問題があった。
また、上記の支持金具は、その受部が床暖房パネルの
各コーナのみを支持するようにしているためパネル上に
人や物が乗ったりして荷重が加わるとパネルが特に中央
において大きく弛わみ、それに伴って発熱抵抗線が引っ
張られて同線が機械的に切断したり、ついにはパネルそ
のものが破断したりする。
また従来においては施工(取付)の際、支持金具上に
載置したパネルの位置が決まらないため、隣接するパネ
ル間の距離(間隔)が一定せずそのために整然とした目
地が形成できないという問題があった。
また、従来においては目地に対しパネルの上面側から
流動性のある目地材を充填した場合にその目地材が下側
へ漏洩するという問題もあった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の問題点を解決するためのもので、長尺
の板材で形成された水平部4aと、該水平部4aの短尺方向
を2分する中央部に位置して水平部4aの長手方向に形成
した突壁4bと、前記水平部4aの下面に垂設した垂直部4c
とよりなる受金具4と、別に床面上に設置する設置脚5a
と、該設置脚5aの上面に起立させた垂直部5bからなる設
置金具5と、前記両垂直部4c,5bを対向連結すると共に
その水平部4aと設置脚5a間の距離を調整できる調整金具
とからなることを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
1は床面、2はその床面上に設置した支持金具であ
り、同支持金具2は床暖房用パネル3を支持するように
した長尺な受金具4と、床面1上に設置した設置金具5
と、受金具4と設置金具5とを連結しさらに支持金具の
高さhを調節するようにした調節金具6とから構成され
ている。
また、上記の受金具4は上記パネル3の長手方向に下
面側縁部3a,3bの全長に亘って支持するようにした長尺
な水平部4aと、水平部4aの中央に位置し、そして同部を
短尺方向に2分するようにした上方突壁4bと、水平部4a
から下方垂直方向に突出する棒状の垂直部4cとからな
り、さらに同垂直部の下端側には雄ネジからなるネジ部
4dが形成されている。なお、上記の上方突壁4bについて
は本来水平部4a上に載置した左右に隣接するパネル3,
3′間において一定の間隔a(目地)が形成されるよう
にしたものではあるが、第2図のごとく隣接する前後方
向のパネル3,3″に対しても同時に一定の間隔a′(目
地)が形成されるように特にその中央よりの水平部には
さらに上記長手方向に形成した突壁4bに対して直角方向
に配置された補助突壁4b′が設けられている。この補助
突壁4b′は、第3図Aの如く突壁4bと一体的に形成して
もよく、また第3図Bのように補助突壁4b′の下部に凹
部4b1′を形成し、これを突壁4bに対し上方から直角方
向(十字)に嵌合して同補助突壁4bを突壁4bに対して前
後方向に摺動可能にすれば載置するパネルの長さに応じ
てその取付位置を変更することもできる。ただしこの場
合においても上記突壁4bと同様その高さはパネル3の上
面3cから出ないようにすることが必要である。また、上
記の設置金具5は床面1に設置する水平に形成した設置
脚5aと同脚5aに対して上方に突出形成した棒状の垂直部
5bとからなり、同垂直部の上端側にはさらに雄ネジのネ
ジ部5cが形成されている。この設置金具5は長尺の受金
具4に対しその全長に亘って複数個が適宜間隔でもって
設けられるが少なくとも受金具の両端と中央の3箇所に
設けるとよい。なお、当然のことながら受金具の水平部
4aには上記の設置脚5aに対応して複数個の垂直部4cが固
着されている。また、6はパイプ状の調節金具であり、
第4図に示すようにその上部および下部の内周面にはそ
れぞれ雌ネジからなるネジ部6a,6bを形成し、さらに中
央外周面には外形が六角形あるいは滑止用ローレットを
施した回転操作部6cが各々形成されており、上部のネジ
部6aは受金具4の垂直部4cのネジ部4dに、また下部のネ
ジ部6bは設置金具5の垂直部5bのネジ部5cに各々ネジ連
結される。つまり、調節金具6の上記の上、下部の各ネ
ジ部6a,6bは逆ネジの関係になっており、該調節金具を
回すことにより、連結部の長さ、すなわち支持金具2の
高さhを変えることができるようになっている。そのた
め床面1に多少の凹凸があっても、同金具を回転操作す
ることにより支持金具の水平部のレベル出しができるよ
うになっている。水平に形成した設置脚5aの裏面5a′に
は、ゴム系の粘着剤または両面接着テープ等よりなる接
着材7が貼着されており、これにより支持金具2を床面
1に対して安定して設置させるようになっている。尚こ
の接着材は厚手のものが使用される。
次に床暖房用パネル3について説明する。
該パネル3は支持金具の水平部4aの中央に位置して形
成した上方突壁4bを境にして同壁の左右両側に載置され
るように方形に形成され、かつ第6図に示すような断面
構造になっている。すなわち、セラミックス製の基体9
の裏面9aにガラスウール等の断熱材10が接着されてい
る。なお、裏打した上記の断熱材10は本来、発熱用抵抗
線8からの熱を下方へなるべく逃がさないようにするこ
とを目的として設けるものであるがさらにセラミックス
製の基体9の機械的強度を高めることも併せて目的とす
るものである。上記の断熱材10としてはガラスウール、
石綿ウール、発泡コンクリート、発泡ウレタンゴム、コ
ルク、各種木板、各種無機板等が目的および用途に応じ
て単独ないしは併用される。また、上記の発熱用抵抗線
8は、ニクロム線等の発熱用抵抗線を使用したり、印
刷、溶射等の手段によって抵抗パターンを形成したり、
さらには面状発熱体を使用すること等が考えられ、そし
て該抵抗線は基体9の裏面側に対して接着材で接着した
後絶縁コーキングして貼着されたり、また特に金属抵抗
線の場合には基体中にインサートすることが考えられ
る。
なお、特に図示されてはいないが、隣接する床暖房用
パネル3,3′,3″・・・間はその支持金具の水平部上へ
の載置に際して発熱用抵抗線同志が電気的に接続されて
通電回路を形成することは当然理解できるところであ
る。
次に上記支持金具2を使用してセラミックス製床暖房
パネルを施工する場合について説明する。
床暖房用パネル3の施工を予定している床面1上に墨
出線によって取付位置を描き出し、同線に沿って支持金
具2を仮設置する。
上記において床面の水平レベル(支持金具の受金具の
レベル)が出ていない場合は調節金具6によって支持金
具の水平部4aの高さhを調節し、レベルを出す。
レベルが出たならば、上記の設置金具5の設置脚5aの
裏面5a′側の両面接着テープ7の剥離紙を剥がし、同テ
ープを床面1に強く押付けて設置金具5を床面上に接着
して安定させる。
かかる状態において受金具4の水平部4aに対し、突壁
4bを中央にして両側に床暖房用パネル3,3′を載置す
る。
さらに同パネル3に対しその前方ないしは後方に隣接
させて別のパネル3′,3″を水平部上に載置する。
なお、前後に隣接して載置したパネル3は突壁4bだけ
でなく補助突壁4b′に沿って載置することにより位置決
めされる。
最後に載置されたパネル3,3′,3″・・・によって形
成された目地a,a′に対して耐熱性を有する例えばシリ
コーン系または白セメントなどの目地材11を上方から充
填して施工(組付)は完了する。なお、設置された隣接
するパネル間の発熱用抵抗線は設置しながら順次接続し
ていく方法がとられる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明においては、床面に凹凸がある場
合にも調節金具によって支持金具の高さを簡単かつ正確
に調節(可変)できるため、支持金具の水平部のレベル
出しが容易にできることは勿論のこと、特に、支持金具
の長尺な受金具によって床パネルの下面側縁部をその全
長に亘って支持することができるため、床パネルに作用
する荷重を全体的に分散して支持することができ、パネ
ルに対しその上面側から大きな荷重が加わっても床パネ
ルが弛んだり、曲がったりしない。そのため、床パネル
としてセラミックス製床暖房用パネルを使用した場合
に、その発熱用抵抗線の機械的な切断やさらには基体の
破断が確実に防止できる。また、支持金具にはその受金
具の水平部の中央に位置して突壁が形成されているた
め、同突壁案内としてパネルを載置していけば作業が早
くできると同時に隣接パネル間の距離、つまりはパネル
間の目地寸法が自動的に整然となるため仕上がりが美し
くなる。
また、形成される目地の下部が突壁によって塞ぐよう
にしているため同目地に充填した目地材の下側からの漏
洩が阻止されて目地詰め作業が簡単かつ速くできる。
また、支持金具は受金具と設置金具と調節金具とに分
解でき、そしてこれら金具は設置現場において簡単に再
組立できるため全体を小形にまとめることができるため
運搬時に便利である。また、部屋の模様替えを行なう場
合などには該パネルの取り外し、さらには支持金具の分
解が簡単にできる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は床パネル
の全体的な取付構造図、第2図は第1図の円A内を拡大
した平面図でパネルが前後、左右に隣接した箇所におけ
る取付状態図、第3図Aは突壁部を示す斜視図、第3図
Bは異なった補助突壁の取付状態図、第4図Aは調節金
具の一部を破断した外観図、第4図Bは同外観図、第5
図は設置金具の下部側を示す正面図、第6図はセラミッ
クス製の床暖房用パネルの縦断面図をそれぞれ示す。 1……床面、2……支持金具、3,3′,3″……床パネ
ル、4……受金具、4a……水平部、4b……突壁、4c……
垂直部、5……設置金具、5a……設置脚、5b……垂直
部、6……調節金具

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺の板材で形成された水平部4aと、該水
    平部4aの短尺方向を2分する中央部に位置して水平部4a
    の長手方向に形成した突壁4bと、前記水平部4aの下面に
    垂設した垂直部4cとよりなる受金具4と、別に床面上に
    設置する設置脚5aと、該設置脚5aの上面に起立させた垂
    直部5bからなる設置金具5と、前記両垂直部4c,5bを対
    向連結すると共にその水平部4aと設置脚5a間の距離を調
    整できる調整金具とからなることを特徴とする床パネル
    の取付構造。
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