JP2634272B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2634272B2
JP2634272B2 JP2010188A JP1018890A JP2634272B2 JP 2634272 B2 JP2634272 B2 JP 2634272B2 JP 2010188 A JP2010188 A JP 2010188A JP 1018890 A JP1018890 A JP 1018890A JP 2634272 B2 JP2634272 B2 JP 2634272B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体装置に関し、特に円筒キャパシタ
によるDRAMの容量増大とその強度維持とを図ったものに
関する。
〔従来の技術〕
第3図に従来の半導体装置の断面図を示す。図におい
て、1はシリコン基板、2は素子分離領域、3はゲート
絶縁膜、4はゲート電極、5は絶縁膜サイドウォールス
ペーサ、6は不純物領域、7は電荷蓄積電極、8はキャ
パシタ絶縁膜、9は電荷プレート電極、10は層間絶縁
膜、11は読み出し・書き込み電極である。
次に動作について説明する。ゲート電極4にある電圧
を印加すると、ゲート絶縁膜3直下の半導体基板表面に
チャネルが形成される。そのチャネルを通して読み出し
・書き込み電極(ビット線)11より電荷蓄積電極7,キャ
パシタ絶縁膜8,電荷プレート電極9からなる電荷蓄積用
キャパシタに電荷を蓄えたり、取り出したりして情報の
書き込み・読み出しを行う。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、LSIの高密度化・高集積化に伴い、電荷を
蓄積するためのキャパシタ面積(電荷蓄積電極)はどん
どん小さくなり、ソフトエラーに強い十分な容量が得ら
れなくなっている。ここで、容量とキャパシタ面積との
間には容量∝キャパシタ面積の関係がある。
従来の半導体装置では電荷蓄積電極の表面積のうち、
上部面積(平面積)の寄与が非常に大きく、従ってLSI
の微細化に伴う電荷蓄積電極の平面積の減少に伴って、
この構造ではもはやソフトエラーに強い十分な容量が得
られなくなっている。
そこで、LSIが微細化されても十分なキャパシタ容量
が得られように、電荷蓄積電極上の一部と接し、かつ基
板と垂直になるような円筒あるいは円柱形状のもう1つ
の電荷蓄積電極を設け、その側壁部でキャパシタ面積を
かせぐようにしたものが本件発明者により既に提案され
ている。
しかしながら、基板にこのような突起状の導電層を設
けた場合、その後の工程でレジストを塗布することで円
筒キャパシタが折れたり、倒れたりする等の不具合があ
り、強度的に問題が多かった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためにな
されたもので、LSIが微細化されても十分なキャパシタ
容量を得ることができ、しかもこのキャパシタの強度維
持を図ることができる半導体装置を得ることを目的とし
ている。
〔課題を解決するための手段〕
さて、上述のような問題を解決すべく本件発明者が鋭
意実験を行なった結果、基板と垂直に設けた円筒あるい
は円柱の高さhと外径lとの間にh/l<10という関係が
あり、かつ高さhが3μm以下で、外径lが0.4μm以
上であるとき、強度的に十分で、かつ耐圧も十分なキャ
パシタが円筒(円柱)表面に形成できることがわかっ
た。
そこで、この発明に係る半導体装置は、半導体基板の
一主面から所定の深さにかけて形成された不純物領域、
少なくとも一部が上記不純物領域に接し、上方及び水平
方向に広がりを持つ第1の導電膜、上記第1の導電膜の
上面に接し、上方に伸びる状態に形成された円筒状また
は円柱状の第2の導電膜、上記第1、第2の導電膜から
なる下部電極の表面に絶縁膜を介して形成された上部電
極を含み、上記第2の導電膜の高さhと外径lとの比h/
lをh/l<10とし、かつ高さhが3μm以下、外径lが0.
4μm以上とし、上記第1の導電膜の水平方向の寸法は
上記第2の導電膜の外径以上の大きさとするものであ
る。
〔作用〕
この発明においては、上述のように構成したことによ
り、ソフトエラーに対する充分な容量が得られるととも
に円筒あるいは円柱形キャパシタの強度を維持でき、LS
Iの高集積化,高密度化を達成することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図は本発明の一実施例による半導体装置を示す。
また、第2図には円筒形状キャパシタの強度と耐圧に関
する実験データについて示す。
第1図において、1はシリコン基板で、この主面側全
体を熱酸化し、さらに不純物をドーピングして低抵抗化
した多結晶シリコン膜及びシリコン酸化膜をCVD法で堆
積するパターニングにより上記3層膜上の分離領域のみ
にレジストを残し、異方性エッチングにより上記3層膜
を分離領域のみに残し、トランジスタ分離のシールド電
極2とする。さらに、シリコン酸化膜をCVD法で堆積
し、レジストパターンなしで全面を異方性エッチングす
ることによって上記3層膜の側壁にシリコン酸化膜から
なるサイドウォールスペーサ5を形成する。
次に同様にシリコン基板表面全体を熱酸化し、不純物
をドーピングして低抵抗化した多結晶シリコン膜及びシ
リコン酸化膜をCVD法で堆積し、レジストパターンをマ
スクとして異方性エッチングすることでゲート電極4を
形成する。次に上記シールド電極2とゲート電極4以外
の表面領域に比較的低濃度の不純物(10-15〜10-18c
m-3)を注入し、先のシールド電極と同様な方法でゲー
ト電極4の側壁にシリコン酸化膜からなるサイドウォー
ルスペーサ5を形成する。次にやはりシールド電極2と
ゲート電極4以外の表面領域に比較的高濃度の不純物
(10-18〜10-21cm-3)を注入し、800〜900℃の炉アニー
ルあるいはランプアニールなどによって活性化し、トラ
ンジスタのソース/ドレイン(不純物領域)6を形成す
る。
次に窒化膜をCVD法で基板全面にデポし、レジストマ
スクによって異方性エッチングすることで上記ソース/
ドレイン6以外の領域に窒化膜マスク12を形成する。さ
らにCVD法で多結晶シリコンをデポし、上記窒化膜マス
ク12と重なるように上記ソース/ドレイン6表面に多結
晶シリコンパッド7を形成する。
次にシリコン基板全面に厚く完全に平坦化された層間
絶縁膜を形成し、レジストマスクを使って上記多結晶シ
リコンパッド7上に深いコンタクトを形成する。そし
て、さらに全面に多結晶シリコンをデポしてマスクなし
で、異方性エッチングにより全面エッチオフすることで
上記コンタクト側壁に多結晶シリコンのサイドウォール
を形成する。その後、窒化膜マスクを使って上記層間絶
縁膜を全面除去して円筒状の電荷蓄積電極17を形成し、
不純物を注入し、800〜900℃で炉アニールあるいはラン
プアニールし、さらにキャパシタ誘電膜として窒化膜を
CVD法でデポし、さらにその表面を800〜900℃で酸化し
たON膜8を用い、その上に不純物をドーピングして低抵
抗化した多結晶シリコンをCVD法で堆積してキャパシタ
プレート電極9とする。
このとき、第2図から分かるように、基板と垂直に設
けた円筒(あるいは円柱)の高さhと外径lとの間にh/
l<10という関係が成立ち、かつ高さhが3μm以下、
外径lが0.4μm以上であるようにすることで、強度的
に充分な円筒キャパシタを得ることができる。但し、こ
の第2図の実験ではON膜を酸化膜換算で60Å厚のものと
し、かつ1μA以上の電流が流れると耐圧不良が生じた
ものとしている。
なお、上記実施例では分離にトランジスタ分離を利用
したが、これはLOCOSあるいはトレンチを利用した分離
でも良い。
また、上記実施例ではトランジスタのソース/ドレイ
ンにLDD構造を用いたが、これはシングルトランジス
タ、DDDトランジスタあるいはゲートオーバーラップト
ランジスタなど、トランジスタとして作動するものであ
ればどんな構造でもよく、上記実施例と同様な効果を奏
する。
また、上記実施例ではトランジスタ分離のシールド電
極及びトランジスタのゲート電極に不純物をドーピング
した多結晶シリコンを用いたが、金属あるいは金属のケ
イ化物でもよく、又それらと多結晶シリコンをいくつか
重ね合わせた重ね膜でも良い。
さらに、上記実施例ではキャパシタの電荷蓄積電極形
成に多結晶シリコンへの注入→アニールという方法を用
いたが、これは膜堆積時に予め不純物をドーピングして
形成した多結晶シリコン膜を用いても良い。
さらに、上記実施例では円筒状のキャパシタを形成す
る場合を示したが、微細化が進んで円筒状の電荷蓄積電
極の間隙に層間絶縁膜を形成すべき空間がなくなり、電
極が円柱状になった場合でもよく、上記実施例と同様の
効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明に係る半導体装置によれば、
円筒あるいは円柱状キャパシタを形成する第3の導電層
の高さhと外径lとの比をh/l<10とし、かつ高さhが
3μm以下で、外径lが0.4μm以上であるようにした
ので、キャパシタの強度を維持しつつメモリセルの容量
を増大できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による半導体装置の構成を示
す断面図、第2図は第1図の円筒形状キャパシタの強度
と耐圧に関する実験データを示す図、第3図は従来の半
導体装置の構成を示す断面図である。 図中、1はシリコン基板、2は素子分離領域、3はゲー
ト絶縁膜、4はゲート電極、5は絶縁膜サイドウォール
スペーサ、6は不純物領域、7、17は電荷蓄積電極、8
はキャパシタ誘電膜、9はキャパシタプレート電極、10
は層間絶縁膜、11は読み出し・書き込み電極、12は窒化
膜マスクである。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板の一主面から所定の深さにかけ
    て形成された不純物領域、少なくとも一部が上記不純物
    領域に接し、上方及び水平方向に広がりを持つ第1の導
    電膜、上記第1の導電膜の上面に接し、上方に伸びる状
    態に形成された円筒状または円柱状の第2の導電膜、上
    記第1、第2の導電膜からなる下部電極の表面に絶縁膜
    を介して形成された上部電極を含み、上記第2の導電膜
    の高さhと外径lとの比h/lをh/l<10とし、かつ高さh
    が3μm以下、外径lが0.4μm以上とし、上記第1の
    導電膜の水平方向の寸法は上記第2の導電膜の外径以上
    の大きさであることを特徴とする半導体装置。
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JPS61258467A (ja) * 1985-05-13 1986-11-15 Hitachi Ltd 半導体記憶装置
JPS62286270A (ja) * 1986-06-05 1987-12-12 Sony Corp 半導体メモリ装置
JPH02122560A (ja) * 1988-10-31 1990-05-10 Nec Corp 半導体記憶装置

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