JPH06125052A - 半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents
半導体記憶装置の製造方法Info
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- JPH06125052A JPH06125052A JP4297701A JP29770192A JPH06125052A JP H06125052 A JPH06125052 A JP H06125052A JP 4297701 A JP4297701 A JP 4297701A JP 29770192 A JP29770192 A JP 29770192A JP H06125052 A JPH06125052 A JP H06125052A
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Landscapes
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- Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スタック型キャパシタを有するDRAMにお
いて、キャパシタの蓄積容量を増大する。 【構成】 スタック型キャパシタの下部電極18となる
ポリシリコン膜8を、O2 ガスを添加ガスとしてプラズ
マエッチングすると、プラズマ中の酸素分子のラジカル
によりエッチング速度が不均一になるため、ポリシリコ
ン膜8の表面に凹凸8′が形成される。従って、キャパ
シタの単位面積当たりの蓄積容量を増大することが可能
となる。
いて、キャパシタの蓄積容量を増大する。 【構成】 スタック型キャパシタの下部電極18となる
ポリシリコン膜8を、O2 ガスを添加ガスとしてプラズ
マエッチングすると、プラズマ中の酸素分子のラジカル
によりエッチング速度が不均一になるため、ポリシリコ
ン膜8の表面に凹凸8′が形成される。従って、キャパ
シタの単位面積当たりの蓄積容量を増大することが可能
となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶装置の製造方
法に関し、例えば、DRAMメモリセルの製造に適用し
て特に好適なものである。
法に関し、例えば、DRAMメモリセルの製造に適用し
て特に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より主として用いられているDRA
Mは、1個のMOSトランジスタと1個の容量素子(キ
ャパシタ)とによりメモリセルを構成し、MOSトラン
ジスタによるスイッチング作用でキャパシタに対する電
荷の蓄積又は検出を行ってメモリセルに対する情報の書
き込み又は読み出しを行うものである。
Mは、1個のMOSトランジスタと1個の容量素子(キ
ャパシタ)とによりメモリセルを構成し、MOSトラン
ジスタによるスイッチング作用でキャパシタに対する電
荷の蓄積又は検出を行ってメモリセルに対する情報の書
き込み又は読み出しを行うものである。
【0003】キャパシタとしてスタックトキャパシタを
用いたDRAMメモリセルの従来の製造方法の一例を図
2(a)〜(c)を参照して説明する。
用いたDRAMメモリセルの従来の製造方法の一例を図
2(a)〜(c)を参照して説明する。
【0004】まず、図2(a)に示すように、シリコン
半導体基板21に素子分離領域22とゲート酸化膜23
を形成した後、ゲート電極24をゲート酸化膜23上に
形成し、イオン注入法により自己整合的にソース・ドレ
イン領域25を形成する。これらのゲート電極24及び
ソース・ドレイン領域25により、アクセストランジス
タが形成される。
半導体基板21に素子分離領域22とゲート酸化膜23
を形成した後、ゲート電極24をゲート酸化膜23上に
形成し、イオン注入法により自己整合的にソース・ドレ
イン領域25を形成する。これらのゲート電極24及び
ソース・ドレイン領域25により、アクセストランジス
タが形成される。
【0005】次に、層間絶縁膜26を成膜した後、層間
絶縁膜26にコンタクトホール27を開口する。
絶縁膜26にコンタクトホール27を開口する。
【0006】次に、図2(b)に示すように、導電性膜
からなるストレージ電極(下部電極)28を形成して、
コンタクトホール27を通じて基板21のソース・ドレ
イン領域25に電気的に接続させる。その後、下部電極
28上にキャパシタ絶縁膜29を形成する。
からなるストレージ電極(下部電極)28を形成して、
コンタクトホール27を通じて基板21のソース・ドレ
イン領域25に電気的に接続させる。その後、下部電極
28上にキャパシタ絶縁膜29を形成する。
【0007】次に、図2(c)に示すように、キャパシ
タ絶縁膜29上に、導電性膜からなるセルプレート電極
(上部電極)30を形成する。これらの上部電極30、
キャパシタ絶縁膜29及び下部電極28により、スタッ
クトキャパシタが形成される。
タ絶縁膜29上に、導電性膜からなるセルプレート電極
(上部電極)30を形成する。これらの上部電極30、
キャパシタ絶縁膜29及び下部電極28により、スタッ
クトキャパシタが形成される。
【0008】しかる後に、全面に層間絶縁膜31を形成
し、層間絶縁膜26及び層間絶縁膜31にコンタクトホ
ール32を形成した後、金属配線からなるビット線33
を形成して、コンタクトホール32を通じてソース・ド
レイン領域25と電気的に接続させ、DRAMメモリセ
ルをデバイスとして動作させる。
し、層間絶縁膜26及び層間絶縁膜31にコンタクトホ
ール32を形成した後、金属配線からなるビット線33
を形成して、コンタクトホール32を通じてソース・ド
レイン領域25と電気的に接続させ、DRAMメモリセ
ルをデバイスとして動作させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の構造の従来のス
タックトキャパシタ型DRAMメモリセルを高集積化、
高密度化しようとすると、スタックトキャパシタの平面
積を縮小しなければならないため、所望のキャパシタ容
量を得ることができなくなってしまう。また、所望のキ
ャパシタ容量を得るために、キャパシタ絶縁膜の膜厚を
薄くしていくことも考えられるが、キャパシタ絶縁膜の
信頼性を考えると、限界がある。
タックトキャパシタ型DRAMメモリセルを高集積化、
高密度化しようとすると、スタックトキャパシタの平面
積を縮小しなければならないため、所望のキャパシタ容
量を得ることができなくなってしまう。また、所望のキ
ャパシタ容量を得るために、キャパシタ絶縁膜の膜厚を
薄くしていくことも考えられるが、キャパシタ絶縁膜の
信頼性を考えると、限界がある。
【0010】このように、キャパシタ容量を十分に保持
できないと、メモリセルに対する情報の読み出し及び書
き込みを安定して行うのに十分な特性を確保することが
困難になってしまい、読み出しエラーが発生する確率が
高くなり、信頼性が低くなるという問題があった。
できないと、メモリセルに対する情報の読み出し及び書
き込みを安定して行うのに十分な特性を確保することが
困難になってしまい、読み出しエラーが発生する確率が
高くなり、信頼性が低くなるという問題があった。
【0011】そこで、本発明は、スタックトキャパシタ
の実効表面積を増大させ、キャパシタ容量を増大させる
ことにより、メモリセルに対する情報の読み出し及び書
き込みを安定して行うことができて、信頼性の高い半導
体記憶装置を製造することができる方法を提供すること
を目的とする。
の実効表面積を増大させ、キャパシタ容量を増大させる
ことにより、メモリセルに対する情報の読み出し及び書
き込みを安定して行うことができて、信頼性の高い半導
体記憶装置を製造することができる方法を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、トランジスタとキャパシタとにより構成
されたメモリセルを有する半導体記憶装置の製造方法に
おいて、半導体基板上に絶縁膜を介して多結晶シリコン
膜を形成する第1の工程と、この多結晶シリコン膜の表
面を、酸素を比較的低濃度に混合した反応ガスを用いて
ドライエッチングする第2の工程と、上記多結晶シリコ
ン膜をパターニングして上記キャパシタの下部電極を形
成する第3の工程と、この下部電極上にキャパシタ絶縁
膜を形成する第4の工程と、上記下部電極上に上記キャ
パシタ絶縁膜を介して上部電極を形成する第5の工程と
を具備する。
に、本発明は、トランジスタとキャパシタとにより構成
されたメモリセルを有する半導体記憶装置の製造方法に
おいて、半導体基板上に絶縁膜を介して多結晶シリコン
膜を形成する第1の工程と、この多結晶シリコン膜の表
面を、酸素を比較的低濃度に混合した反応ガスを用いて
ドライエッチングする第2の工程と、上記多結晶シリコ
ン膜をパターニングして上記キャパシタの下部電極を形
成する第3の工程と、この下部電極上にキャパシタ絶縁
膜を形成する第4の工程と、上記下部電極上に上記キャ
パシタ絶縁膜を介して上部電極を形成する第5の工程と
を具備する。
【0013】なお、上記酸素を、流量比で5〜30%混
合するのが好ましい。
合するのが好ましい。
【0014】
【作用】本発明の方法において、キャパシタの下部電極
となる多結晶シリコン膜の表面をドライエッチングする
と、反応ガスに混合した酸素がプラズマ中でラジカルを
発生し、この酸素のラジカルが反応ガス中に分散した状
態で存在することにより、酸素のラジカルが存在する部
分と存在しない部分とで多結晶シリコン膜のエッチング
速度が不均一になり、多結晶シリコン膜表面に凹凸が形
成される。これにより、下部電極の実効表面積を増大さ
せることができ、その分だけキャパシタ容量を増大させ
ることができる。
となる多結晶シリコン膜の表面をドライエッチングする
と、反応ガスに混合した酸素がプラズマ中でラジカルを
発生し、この酸素のラジカルが反応ガス中に分散した状
態で存在することにより、酸素のラジカルが存在する部
分と存在しない部分とで多結晶シリコン膜のエッチング
速度が不均一になり、多結晶シリコン膜表面に凹凸が形
成される。これにより、下部電極の実効表面積を増大さ
せることができ、その分だけキャパシタ容量を増大させ
ることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1(a)〜
(c)を参照して説明する。
(c)を参照して説明する。
【0016】まず、図1(a)に示すように、例えば、
比抵抗1〜15Ω・cmのP型シリコン半導体基板1の
上に、LOCOS法によりフィールド酸化膜である素子
分離領域2を形成する。
比抵抗1〜15Ω・cmのP型シリコン半導体基板1の
上に、LOCOS法によりフィールド酸化膜である素子
分離領域2を形成する。
【0017】次に、800〜1000℃程度、酸素又は
水蒸気雰囲気中で、素子分離領域2により囲まれた能動
素子領域に熱酸化法により100〜500Å程度の膜厚
のゲート酸化膜3を形成する。
水蒸気雰囲気中で、素子分離領域2により囲まれた能動
素子領域に熱酸化法により100〜500Å程度の膜厚
のゲート酸化膜3を形成する。
【0018】次に、1000〜4000Å程度の膜厚の
ポリシリコン膜をCVD法によりゲート酸化膜3上に堆
積させてゲート電極4を形成した後、低抵抗化のために
ゲート電極4に熱拡散法により濃度1×1020〜1×1
021/cm3 程度のリンを不純物拡散させる。
ポリシリコン膜をCVD法によりゲート酸化膜3上に堆
積させてゲート電極4を形成した後、低抵抗化のために
ゲート電極4に熱拡散法により濃度1×1020〜1×1
021/cm3 程度のリンを不純物拡散させる。
【0019】次に、ゲート電極4を自己整合マスクとし
て用い、ヒ素又はリンを30〜100keV程度のエネ
ルギーで且つドーズ量3×1015〜5×1015/cm2
程度の条件で能動素子領域にイオン注入する。そして、
熱処理を900〜1000℃程度で30〜120分程度
行い、ソース・ドレイン領域5となる拡散層を形成す
る。
て用い、ヒ素又はリンを30〜100keV程度のエネ
ルギーで且つドーズ量3×1015〜5×1015/cm2
程度の条件で能動素子領域にイオン注入する。そして、
熱処理を900〜1000℃程度で30〜120分程度
行い、ソース・ドレイン領域5となる拡散層を形成す
る。
【0020】次に、1000〜3000Å程度の膜厚の
二酸化シリコン膜をCVD法により半導体基板1の全面
に堆積させて、層間絶縁膜6を形成する。しかる後に、
層間絶縁膜6にコンタクトホール7を開口する。
二酸化シリコン膜をCVD法により半導体基板1の全面
に堆積させて、層間絶縁膜6を形成する。しかる後に、
層間絶縁膜6にコンタクトホール7を開口する。
【0021】次に、全面に下部電極となるポリシリコン
薄膜8をCVD法により1000〜3000Å程度の膜
厚で堆積させ、コンタクトホール7を通じてソース・ド
レイン領域5と電気的に接続させる。
薄膜8をCVD法により1000〜3000Å程度の膜
厚で堆積させ、コンタクトホール7を通じてソース・ド
レイン領域5と電気的に接続させる。
【0022】しかる後に、プラズマを用いるドライエッ
チング法により、反応ガスである例えばCF4 ガスに、
添加ガスとしてO2 ガスを流量比で5〜30%程度混入
させて、ポリシリコン薄膜8の表面をエッチングする。
このエッチングにおいては、添加ガスであるO2 ガスが
ラジカルを発生し、このラジカルによるポリシリコン薄
膜8のエッチング速度は、CF4 ガスが発生するフッ素
のラジカルによるエッチング速度に比べて遅いため、エ
ッチング速度が不均一になり、図1(b)に示すよう
に、ポリシリコン薄膜8の上面に凹凸8′が形成され
る。
チング法により、反応ガスである例えばCF4 ガスに、
添加ガスとしてO2 ガスを流量比で5〜30%程度混入
させて、ポリシリコン薄膜8の表面をエッチングする。
このエッチングにおいては、添加ガスであるO2 ガスが
ラジカルを発生し、このラジカルによるポリシリコン薄
膜8のエッチング速度は、CF4 ガスが発生するフッ素
のラジカルによるエッチング速度に比べて遅いため、エ
ッチング速度が不均一になり、図1(b)に示すよう
に、ポリシリコン薄膜8の上面に凹凸8′が形成され
る。
【0023】なお、この凹凸8′は、ポリシリコン薄膜
8の膜厚の1/10〜1/2程度の段差に形成すればよ
い。この凹凸8′により下部電極となるポリシリコン薄
膜8の実効的な表面積が増加し、キャパシタ容量を増加
させることが可能になる。
8の膜厚の1/10〜1/2程度の段差に形成すればよ
い。この凹凸8′により下部電極となるポリシリコン薄
膜8の実効的な表面積が増加し、キャパシタ容量を増加
させることが可能になる。
【0024】次に、ポリシリコン薄膜8に、熱拡散法又
はイオン注入法を用いて、リン又はヒ素を1×1020〜
1×1021/cm3 程度の濃度で低抵抗化のために不純
物拡散する。しかる後に、ポリシリコン薄膜8をホトリ
ソグラフィ法及びエッチング法によりパターニングし
て、下部電極8を形成する。
はイオン注入法を用いて、リン又はヒ素を1×1020〜
1×1021/cm3 程度の濃度で低抵抗化のために不純
物拡散する。しかる後に、ポリシリコン薄膜8をホトリ
ソグラフィ法及びエッチング法によりパターニングし
て、下部電極8を形成する。
【0025】次に、図1(c)に示すように、二酸化シ
リコン膜/窒化膜/二酸化シリコン膜のONO膜からな
る膜厚が50〜150Å程度のキャパシタ絶縁膜9を下
部電極8上に形成する。このキャパシタ絶縁膜9におい
て、下層の二酸化シリコン膜は自然酸化膜であり、窒化
膜はCVD法により、上層の二酸化シリコン膜は熱酸化
法により形成する。
リコン膜/窒化膜/二酸化シリコン膜のONO膜からな
る膜厚が50〜150Å程度のキャパシタ絶縁膜9を下
部電極8上に形成する。このキャパシタ絶縁膜9におい
て、下層の二酸化シリコン膜は自然酸化膜であり、窒化
膜はCVD法により、上層の二酸化シリコン膜は熱酸化
法により形成する。
【0026】次に、上部電極となるポリシリコン薄膜1
0をCVD法を用いて、1000〜3000Å程度の膜
厚でキャパシタ絶縁膜9上に成膜させ、下部電極8と同
様にリン又はヒ素を低抵抗化のために不純物拡散させ、
ホトリソグラフィ法及びエッチング法によりパターニン
グして、上部電極10を形成する。
0をCVD法を用いて、1000〜3000Å程度の膜
厚でキャパシタ絶縁膜9上に成膜させ、下部電極8と同
様にリン又はヒ素を低抵抗化のために不純物拡散させ、
ホトリソグラフィ法及びエッチング法によりパターニン
グして、上部電極10を形成する。
【0027】そして、4000〜7000Å程度の膜厚
の二酸化シリコン膜又は二酸化シリコン膜中にリン、ホ
ウ素等を3〜5wt%含む膜をCVD法を用いて全面に
堆積させ、層間絶縁膜11を形成する。しかる後に、層
間絶縁膜6及び層間絶縁膜11に、ホトリソグラフィ法
によりコンタクトホール12を形成し、アルミニウム等
の金属配線により、コンタクトホール12を通じてソー
ス・ドレイン領域5と電気的に接続するビット線13を
形成し、DRAMメモリセルを形成する。
の二酸化シリコン膜又は二酸化シリコン膜中にリン、ホ
ウ素等を3〜5wt%含む膜をCVD法を用いて全面に
堆積させ、層間絶縁膜11を形成する。しかる後に、層
間絶縁膜6及び層間絶縁膜11に、ホトリソグラフィ法
によりコンタクトホール12を形成し、アルミニウム等
の金属配線により、コンタクトホール12を通じてソー
ス・ドレイン領域5と電気的に接続するビット線13を
形成し、DRAMメモリセルを形成する。
【0028】以上のように、この実施例によれば、スタ
ックトキャパシタの下部電極8の上面に凹凸8′を形成
することができるので、この凹凸8′の凹部の側面の面
積分だけ、下部電極8の実効表面積を従来に比べ増大さ
せることができる。このため、スタックトキャパシタの
キャパシタ容量を増大させることができ、素子を微細化
した場合でも、メモリセルに対する情報の書き込み及び
読み出しを安定して行うことができる。
ックトキャパシタの下部電極8の上面に凹凸8′を形成
することができるので、この凹凸8′の凹部の側面の面
積分だけ、下部電極8の実効表面積を従来に比べ増大さ
せることができる。このため、スタックトキャパシタの
キャパシタ容量を増大させることができ、素子を微細化
した場合でも、メモリセルに対する情報の書き込み及び
読み出しを安定して行うことができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キャパシタの下部電極の上面に凹凸を形成することがで
きるため、下部電極の実効表面積を増大させることがで
き、スタックトキャパシタのキャパシタ容量を増大させ
ることができる。従って、高集積、高密度のDRAMメ
モリセルに適用した場合においても、メモリセルに対す
る情報の書き込み及び読み出しを安定して行うことがで
きる信頼性の高いDRAMメモリセルを製造することが
できる。
キャパシタの下部電極の上面に凹凸を形成することがで
きるため、下部電極の実効表面積を増大させることがで
き、スタックトキャパシタのキャパシタ容量を増大させ
ることができる。従って、高集積、高密度のDRAMメ
モリセルに適用した場合においても、メモリセルに対す
る情報の書き込み及び読み出しを安定して行うことがで
きる信頼性の高いDRAMメモリセルを製造することが
できる。
【図1】本発明の一実施例によるDRAMメモリセルの
製造方法を説明するための概略断面図である。
製造方法を説明するための概略断面図である。
【図2】従来のDRAMメモリセルの製造方法を説明す
るための概略断面図である。
るための概略断面図である。
1 半導体基板 3 ゲート酸化膜 4 ゲート電極 5 ソース・ドレイン領域 6 層間絶縁膜 7 コンタクトホール 8 ポリシリコン薄膜(下部電極) 8′ 凹凸 9 キャパシタ絶縁膜 10 ポリシリコン薄膜(上部電極) 11 層間絶縁膜 12 コンタクトホール 13 ビット線
Claims (2)
- 【請求項1】 トランジスタとキャパシタとにより構成
されたメモリセルを有する半導体記憶装置の製造方法に
おいて、 半導体基板上に絶縁膜を介して多結晶シリコン膜を形成
する第1の工程と、 この多結晶シリコン膜の表面を、酸素を比較的低濃度に
混合した反応ガスを用いてドライエッチングする第2の
工程と、 上記多結晶シリコン膜をパターニングして上記キャパシ
タの下部電極を形成する第3の工程と、 この下部電極上にキャパシタ絶縁膜を形成する第4の工
程と、 上記下部電極上に上記キャパシタ絶縁膜を介して上部電
極を形成する第5の工程とを具備することを特徴とする
半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項2】 上記酸素を、流量比で5〜30%混合す
ることを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4297701A JPH06125052A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 半導体記憶装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4297701A JPH06125052A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 半導体記憶装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06125052A true JPH06125052A (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=17850044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4297701A Pending JPH06125052A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 半導体記憶装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06125052A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09298284A (ja) * | 1996-05-09 | 1997-11-18 | Nec Corp | 半導体容量素子の形成方法 |
KR100281978B1 (ko) * | 1998-02-23 | 2001-03-02 | 황철주 | 반도체소자의제조방법 |
KR100332130B1 (ko) * | 1995-12-12 | 2002-08-21 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체소자의전하저장전극형성방법 |
KR100483627B1 (ko) * | 2002-10-25 | 2005-04-19 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체소자의 캐패시터 형성방법 |
-
1992
- 1992-10-09 JP JP4297701A patent/JPH06125052A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100332130B1 (ko) * | 1995-12-12 | 2002-08-21 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체소자의전하저장전극형성방법 |
JPH09298284A (ja) * | 1996-05-09 | 1997-11-18 | Nec Corp | 半導体容量素子の形成方法 |
KR100281978B1 (ko) * | 1998-02-23 | 2001-03-02 | 황철주 | 반도체소자의제조방법 |
KR100483627B1 (ko) * | 2002-10-25 | 2005-04-19 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체소자의 캐패시터 형성방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000509 |