JP2632150B2 - 磁気ヘツド調整装置 - Google Patents
磁気ヘツド調整装置Info
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- JP2632150B2 JP2632150B2 JP61178372A JP17837286A JP2632150B2 JP 2632150 B2 JP2632150 B2 JP 2632150B2 JP 61178372 A JP61178372 A JP 61178372A JP 17837286 A JP17837286 A JP 17837286A JP 2632150 B2 JP2632150 B2 JP 2632150B2
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- adjusting
- magnetic disk
- lead screw
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/33—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only
- G11B5/35—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only having vibrating elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
- Moving Of Heads (AREA)
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、磁気ディスクに情報を記録または再生する
磁気記録装置に関し、特にその磁気ヘッドと磁気ディス
クとの相対位置を調整する磁気ヘッド調整装置に関す
る。
磁気記録装置に関し、特にその磁気ヘッドと磁気ディス
クとの相対位置を調整する磁気ヘッド調整装置に関す
る。
「従来技術およびその問題点」 光学系を通して得られた画像信号を固体撮像素子等の
光電変換素子により電気信号に変換して、これを磁気ヘ
ッドを介してフレキシブルな磁気ディスクに記録し、さ
らにテレビやビデオプリンタの等の画像表示機を通じて
再生を行なう電子スチルカメラのような磁気ディスク装
置では、パーソナルコンピュータ用の3.5インチフロッ
ピディスクドライブ等とは異なり、映像信号を含む記録
信号を高速で回転する磁気ディスクに高密度に記録する
ことを要求されている。
光電変換素子により電気信号に変換して、これを磁気ヘ
ッドを介してフレキシブルな磁気ディスクに記録し、さ
らにテレビやビデオプリンタの等の画像表示機を通じて
再生を行なう電子スチルカメラのような磁気ディスク装
置では、パーソナルコンピュータ用の3.5インチフロッ
ピディスクドライブ等とは異なり、映像信号を含む記録
信号を高速で回転する磁気ディスクに高密度に記録する
ことを要求されている。
このため、記録再生を行なう磁気ヘッドと磁気ディス
クとの相対位置、いわゆるヘッドタッチでは、正確な位
置出しが必要であり、しかも磁気ディスクに形成される
全トラックで同一条件のヘッドタッチが実現されなけれ
ばならない。
クとの相対位置、いわゆるヘッドタッチでは、正確な位
置出しが必要であり、しかも磁気ディスクに形成される
全トラックで同一条件のヘッドタッチが実現されなけれ
ばならない。
そこで従来装置においては、キャリッジをガイドする
ガイトバーの位置、磁気ディスクを回転させるスピンド
ルモータの取付位置等、ヘッドタッチに関係する部分の
位置精度、加工精度を高めることに腐心し、さらに磁気
ヘッドを磁気ディスク半径方向に送るキャリッジには、
磁気ヘッドとキャリッジとの相対位置を調整する磁気ヘ
ッド調整機構を付加して、磁気ヘッド位置を微小に調整
できるようにしている。
ガイトバーの位置、磁気ディスクを回転させるスピンド
ルモータの取付位置等、ヘッドタッチに関係する部分の
位置精度、加工精度を高めることに腐心し、さらに磁気
ヘッドを磁気ディスク半径方向に送るキャリッジには、
磁気ヘッドとキャリッジとの相対位置を調整する磁気ヘ
ッド調整機構を付加して、磁気ヘッド位置を微小に調整
できるようにしている。
しかしながら、位置精度、加工精度を高めるためには
限度があり、またスピンドルモータの磁気ディスク取付
面は、基準となるベース面との寸法精度が出ない場合が
ある。さらにスピンドルモータがベースに対し傾いて取
り付けられた場合には、前述の磁気ヘッドとキャリッジ
間の磁気ヘッド調整機構では対処しきれず、磁気ヘッド
と磁気ディスクの位置を全トラックにおいて良好な状態
に調整することは困難であった。
限度があり、またスピンドルモータの磁気ディスク取付
面は、基準となるベース面との寸法精度が出ない場合が
ある。さらにスピンドルモータがベースに対し傾いて取
り付けられた場合には、前述の磁気ヘッドとキャリッジ
間の磁気ヘッド調整機構では対処しきれず、磁気ヘッド
と磁気ディスクの位置を全トラックにおいて良好な状態
に調整することは困難であった。
「発明の目的」 本発明は、このような従来の磁気ヘッド調整装置の問
題点に鑑み、スピンドルモータがベース基準面に対して
傾いている場合、あるいは磁気ディスク取付面の寸法精
度が良くないスピンドルモータを用いた場合等でも、磁
気ヘッドを磁気ディスクの位置もしくは傾きに合わせて
調整できる磁気ヘッド調整装置を得ることを目的とす
る。
題点に鑑み、スピンドルモータがベース基準面に対して
傾いている場合、あるいは磁気ディスク取付面の寸法精
度が良くないスピンドルモータを用いた場合等でも、磁
気ヘッドを磁気ディスクの位置もしくは傾きに合わせて
調整できる磁気ヘッド調整装置を得ることを目的とす
る。
「発明の概要」 本発明は、従来の調整装置がギャリッジとこれを支持
する磁気ヘッド間に設けられていたのに対し、キャリッ
ジとベース間に調整機構を設けることにより、上記問題
点を解決したものである。すなわち本発明は、ベース上
にキャリッジを移動可能に支持し、このキャリッジに支
持した磁気ヘッドを、磁気ディスクの径方向に移動させ
て該磁気ディスクに対し情報を記録または再生する磁気
ディスク装置において、磁気ディスクの両側に互いに平
行に位置する、キャリッジを移動自在に支持するガイド
バーと、該キャリッジに設けたニードルに噛み合うリー
ドスクリュー;このガイドバーの両端部をそれぞれ支持
する一対の支持部を一体に有する、磁気ディスクの中心
から偏心位置に位置させてベース上に設けた該ベースと
は別部材からなる調整板;この調整板とベースとの距離
を、ガイドバーの両端部においてそれぞれ個別に調整し
てガイドバーのベースに対する高さ及び傾きを調整する
ガイドバー位置調整機構;リードスクリューの両端部を
それぞれ支持する一対の支持部を一体に有する、ベース
とは別部材からなる調整ホルダ;及びこの調整ホルダと
ベースとの距離を、上記リードスクリューの両端部にお
いてそれぞれ個別に調整してリードスクリューのベース
に対する高さ及び傾きを調整するリードスクリュー位置
調整機構;を備えたことを特徴としている。
する磁気ヘッド間に設けられていたのに対し、キャリッ
ジとベース間に調整機構を設けることにより、上記問題
点を解決したものである。すなわち本発明は、ベース上
にキャリッジを移動可能に支持し、このキャリッジに支
持した磁気ヘッドを、磁気ディスクの径方向に移動させ
て該磁気ディスクに対し情報を記録または再生する磁気
ディスク装置において、磁気ディスクの両側に互いに平
行に位置する、キャリッジを移動自在に支持するガイド
バーと、該キャリッジに設けたニードルに噛み合うリー
ドスクリュー;このガイドバーの両端部をそれぞれ支持
する一対の支持部を一体に有する、磁気ディスクの中心
から偏心位置に位置させてベース上に設けた該ベースと
は別部材からなる調整板;この調整板とベースとの距離
を、ガイドバーの両端部においてそれぞれ個別に調整し
てガイドバーのベースに対する高さ及び傾きを調整する
ガイドバー位置調整機構;リードスクリューの両端部を
それぞれ支持する一対の支持部を一体に有する、ベース
とは別部材からなる調整ホルダ;及びこの調整ホルダと
ベースとの距離を、上記リードスクリューの両端部にお
いてそれぞれ個別に調整してリードスクリューのベース
に対する高さ及び傾きを調整するリードスクリュー位置
調整機構;を備えたことを特徴としている。
「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。第1図な
いし第4図は本発明の実施例を示すもので、磁気ディス
ク装置のベース11上には、磁気ディスク12を駆動するス
ピンドルモータ13が固定ねじ14を介して固定される。磁
気ディスク12は、スピンドルモータ13の磁気ディスク取
付面13aに対し着脱可能であり、装着状態で、磁気ディ
スク12の中央のハブ12aが磁気ディスク取付面13aに密着
する。したがって磁気ディスク12はスピンドルモータ13
の取付精度によってその回転位置(回転平面)が定ま
る。
いし第4図は本発明の実施例を示すもので、磁気ディス
ク装置のベース11上には、磁気ディスク12を駆動するス
ピンドルモータ13が固定ねじ14を介して固定される。磁
気ディスク12は、スピンドルモータ13の磁気ディスク取
付面13aに対し着脱可能であり、装着状態で、磁気ディ
スク12の中央のハブ12aが磁気ディスク取付面13aに密着
する。したがって磁気ディスク12はスピンドルモータ13
の取付精度によってその回転位置(回転平面)が定ま
る。
ベース11上には、磁気ディスク12の半径方向に沿わせ
て磁気ヘッド15を移動させるためのキャリッジ16が設け
られている。この実施例では磁気ヘッド15はキャリッジ
16に固定されている。本発明は、このキャリッジ16のベ
ース11に対する高さ位置または(および)傾きを調整す
ることにより、磁気ヘッド15と磁気ディスク12の相対位
置を調整するものである。
て磁気ヘッド15を移動させるためのキャリッジ16が設け
られている。この実施例では磁気ヘッド15はキャリッジ
16に固定されている。本発明は、このキャリッジ16のベ
ース11に対する高さ位置または(および)傾きを調整す
ることにより、磁気ヘッド15と磁気ディスク12の相対位
置を調整するものである。
キャリッジ16はガイドレース(ガイドバー)18に移動
可能に支持されるガイドゥ16aと、このガイド部16aと略
直交する方向に伸び、リードスクリュー19によって支持
されるガイド部16bとを有している。キャリッジ16は、
ガイド部16a、16bをそれぞれガイドレール18とリードス
クリュー19に支持された状態で磁気ディスク12の半径方
向に移動される。ガイド部16aに設けられたガイドブッ
シュ20に挿通されたガイドレール18は、磁気ディスク12
の中心からの偏心位置に位置させてベース11上に設けら
れた調整板21を介して、ベース11上に支持されている。
可能に支持されるガイドゥ16aと、このガイド部16aと略
直交する方向に伸び、リードスクリュー19によって支持
されるガイド部16bとを有している。キャリッジ16は、
ガイド部16a、16bをそれぞれガイドレール18とリードス
クリュー19に支持された状態で磁気ディスク12の半径方
向に移動される。ガイド部16aに設けられたガイドブッ
シュ20に挿通されたガイドレール18は、磁気ディスク12
の中心からの偏心位置に位置させてベース11上に設けら
れた調整板21を介して、ベース11上に支持されている。
ベース11上には、ガイドレール18の平面方向を規制す
る基準面となる一対の基準柱22が高い寸法精度で立設さ
れており、また調整板21の両端部には、ガイドレール18
の両端部の一側をそれぞれこの基準柱22に押圧して当接
させる板ばね23が固定ねじ24で固定されている。そして
調整板21は、ガイドレール18の長さ方向に離間した一対
の高さ調整ねじ25と一対の固定ねじ26によって、ベース
11に対する高さ位置および傾きが調整可能となってい
る。高さ調整ねじ25はベース11にその下面から螺合さ
れ、その先端が調整板21に当接している。また固定ねじ
26は調整板21側からベース11に螺合させたものである。
る基準面となる一対の基準柱22が高い寸法精度で立設さ
れており、また調整板21の両端部には、ガイドレール18
の両端部の一側をそれぞれこの基準柱22に押圧して当接
させる板ばね23が固定ねじ24で固定されている。そして
調整板21は、ガイドレール18の長さ方向に離間した一対
の高さ調整ねじ25と一対の固定ねじ26によって、ベース
11に対する高さ位置および傾きが調整可能となってい
る。高さ調整ねじ25はベース11にその下面から螺合さ
れ、その先端が調整板21に当接している。また固定ねじ
26は調整板21側からベース11に螺合させたものである。
他方、このガイドレール18と平行なリードスクリュー
19は、スピンドルモータ(磁気ディスク12の回転中心)
13を挟んで該ガイドレール18の反対側に位置している。
リードスクリュー19はステップモータ28と直結され、調
整ホルダ30に支持されている。調整ホルダ30には、その
両端部に、リードスクリュー保持フランジ30aが設けら
れ、この保持フランジ30aに、リードスクリュー19が滑
らかに回転するように、ころがり軸受(図示せず)が配
置されている、軸受等で余分な負荷がステップモータ28
にかからないように配慮されている。リードスクリュー
19はキャリッジ16に固定したニードル31と係合してい
る。32はリードスクリュー19とニードル31の係合を保障
する板ばねである。よってステップモータ28によってリ
ードスクリュー19をステップ回動させると、ガイドレー
ル18に移動方向を規制されたキャリッジ16が、ニードル
31とリードスクリュー19の関係によって、同方向にステ
ップ移動する。
19は、スピンドルモータ(磁気ディスク12の回転中心)
13を挟んで該ガイドレール18の反対側に位置している。
リードスクリュー19はステップモータ28と直結され、調
整ホルダ30に支持されている。調整ホルダ30には、その
両端部に、リードスクリュー保持フランジ30aが設けら
れ、この保持フランジ30aに、リードスクリュー19が滑
らかに回転するように、ころがり軸受(図示せず)が配
置されている、軸受等で余分な負荷がステップモータ28
にかからないように配慮されている。リードスクリュー
19はキャリッジ16に固定したニードル31と係合してい
る。32はリードスクリュー19とニードル31の係合を保障
する板ばねである。よってステップモータ28によってリ
ードスクリュー19をステップ回動させると、ガイドレー
ル18に移動方向を規制されたキャリッジ16が、ニードル
31とリードスクリュー19の関係によって、同方向にステ
ップ移動する。
調整ホルダ30は、調整板21と同様に、磁気ヘッド15に
対する高さ位置および傾きが調整可能である。すなわ
ち、調整ホルダ30には、ベース11の裏面側から螺合させ
た、リードスクリュー19の長さ方向に離間した一対の高
さ調整ねじ33が当接し、かつ調整ホルダ30側からベース
11に螺合させた一対の固定ねじ34が設けられている。よ
って、高さ調節ねじ33の螺合高さを調節することによ
り、一対のフランジ30aの高さ位置、つまりリードスク
リュー19の両端部の高さ位置を調整することができる。
対する高さ位置および傾きが調整可能である。すなわ
ち、調整ホルダ30には、ベース11の裏面側から螺合させ
た、リードスクリュー19の長さ方向に離間した一対の高
さ調整ねじ33が当接し、かつ調整ホルダ30側からベース
11に螺合させた一対の固定ねじ34が設けられている。よ
って、高さ調節ねじ33の螺合高さを調節することによ
り、一対のフランジ30aの高さ位置、つまりリードスク
リュー19の両端部の高さ位置を調整することができる。
上記構成の本磁気ヘッド調整装置は、調整板21(ガイ
ドレール18)と調整ホルダ30(リードスクリュー19)の
高さ位置または(および)傾きを調整することにより、
磁気ヘッド15を磁気ディスク12の全トラックに正しくオ
ントラックさせることができる。すなわちスピンドルモ
ータ13は単にベース11上に固定ねじ14によって固定され
ているために、磁気ディスク取付面13aに支持される磁
気ディスク12が、磁気ヘッド15に対して過度に接近また
は離隔し、さらには傾くことが生じる可能性がある。
ドレール18)と調整ホルダ30(リードスクリュー19)の
高さ位置または(および)傾きを調整することにより、
磁気ヘッド15を磁気ディスク12の全トラックに正しくオ
ントラックさせることができる。すなわちスピンドルモ
ータ13は単にベース11上に固定ねじ14によって固定され
ているために、磁気ディスク取付面13aに支持される磁
気ディスク12が、磁気ヘッド15に対して過度に接近また
は離隔し、さらには傾くことが生じる可能性がある。
このような場合に本発明装置は、調整板21(ガイドレ
ール18)側については、一対の高さ調整ねじ25のベース
11からの突出量を調整することにより、調整板21(つま
りガイドレース18、キャリッジ16、および磁気ヘッド1
5)の高さ位置を調整することができ、また一対の高さ
調整ねじ25の突出量に差を持たせることで、傾きを調整
することができる(第2図)。この調整時、ガイドレー
ル18には、調整ねじ25からの押圧力が調整板21を介して
作用されるため、ガイドレール18が調整ねじ25によって
直接的に押圧されて傷付けられる等の不具合を確実に防
止できる。なお調整板21は剛体(とみなせる材料)から
構成しても、ばね性を有する材料から構成してもよい。
剛体の場合、固定ねじ26による固定は、高さ調整ねじ25
による調整の後に行なうが、ばね性を有する材料の場合
は、固定ねじ26によって先に調整板21を固定し、その後
高さ調整ねじ25による調整を行なうことが可能である。
ール18)側については、一対の高さ調整ねじ25のベース
11からの突出量を調整することにより、調整板21(つま
りガイドレース18、キャリッジ16、および磁気ヘッド1
5)の高さ位置を調整することができ、また一対の高さ
調整ねじ25の突出量に差を持たせることで、傾きを調整
することができる(第2図)。この調整時、ガイドレー
ル18には、調整ねじ25からの押圧力が調整板21を介して
作用されるため、ガイドレール18が調整ねじ25によって
直接的に押圧されて傷付けられる等の不具合を確実に防
止できる。なお調整板21は剛体(とみなせる材料)から
構成しても、ばね性を有する材料から構成してもよい。
剛体の場合、固定ねじ26による固定は、高さ調整ねじ25
による調整の後に行なうが、ばね性を有する材料の場合
は、固定ねじ26によって先に調整板21を固定し、その後
高さ調整ねじ25による調整を行なうことが可能である。
また調整ホルダ30(リードスクリュー19)側の調整も
同様である。すなわち第3図に明らかなように、一対の
高さ調整ねじ33のベース11からの突出量を調整すること
で、調整ホルダ30(つまりリードスクリュー19、キャリ
ッジ16および磁気ヘッド15)の高さ位置を調整すること
ができ、また、一対の高さ調整ねじ33の突出量に差を持
たせることで、傾きを調整することができる。そして、
固定ねじ34で調整後の位置に固定することができる。
同様である。すなわち第3図に明らかなように、一対の
高さ調整ねじ33のベース11からの突出量を調整すること
で、調整ホルダ30(つまりリードスクリュー19、キャリ
ッジ16および磁気ヘッド15)の高さ位置を調整すること
ができ、また、一対の高さ調整ねじ33の突出量に差を持
たせることで、傾きを調整することができる。そして、
固定ねじ34で調整後の位置に固定することができる。
本発明はさらに、第4図に示すように、調整板21(ガ
イドレール18)側と、調整ホルダ30(リードスクリュー
19)側との間のキャリッジ16の傾きも調整できる。すな
わちベース11に対する調整板21と調整ホルダ30の高さ位
置は、個別に調整でき、しかもこの調整板21と調整ホル
ダ30はスピンドルモータ13に関し反対側に位置している
ため、スピンドルモータ13の磁気ディスク取付面13aの
傾き(磁気ディスク12の傾き)に合わせ、キャリッジ16
の傾きを調整することができる。
イドレール18)側と、調整ホルダ30(リードスクリュー
19)側との間のキャリッジ16の傾きも調整できる。すな
わちベース11に対する調整板21と調整ホルダ30の高さ位
置は、個別に調整でき、しかもこの調整板21と調整ホル
ダ30はスピンドルモータ13に関し反対側に位置している
ため、スピンドルモータ13の磁気ディスク取付面13aの
傾き(磁気ディスク12の傾き)に合わせ、キャリッジ16
の傾きを調整することができる。
このように本発明装置によれば、磁気ヘッド15の磁気
ディスク12に対する相対位置を自由に調整することがで
きる。よって、スピンドルモータ13の取付精度、あるい
は磁気ディスク取付面13aの精度にばらつきがあり、そ
の結果磁気ディスク12がどの方向に傾くとしても、上述
の各調整を合成することにより、キャリッジ16の傾きを
これに合致させ、磁気ディスク12の全トラックに対し、
磁気ヘッド15を正しく位置出しすることができる。
ディスク12に対する相対位置を自由に調整することがで
きる。よって、スピンドルモータ13の取付精度、あるい
は磁気ディスク取付面13aの精度にばらつきがあり、そ
の結果磁気ディスク12がどの方向に傾くとしても、上述
の各調整を合成することにより、キャリッジ16の傾きを
これに合致させ、磁気ディスク12の全トラックに対し、
磁気ヘッド15を正しく位置出しすることができる。
なお以上の説明では、スピンドルモータ13をベース11
上に固定するとしたが、スピンドルモータ13をベース11
とは別部材の上に固定する場合にも、本発明は同様に成
立する。
上に固定するとしたが、スピンドルモータ13をベース11
とは別部材の上に固定する場合にも、本発明は同様に成
立する。
「発明の効果」 以上のように本発明の磁気ヘッド調整装置は、キャリ
ッジが、ベース上のガイドバー位置調整機構とリードス
クリュー位置調整機構を介して支持されており、このガ
イドバー位置調整機構とリードスクリュー位置調整機構
を介して支持されており、このガイドバー位置調整機構
とリードスクリュー位置調整機構は、ガイドバーとリー
ドスクリューの両端部のベースに対する高さ位置を独立
して調整することができるので、この両調整機構によっ
て、磁気ヘッドの磁気ディスクに対する相対位置を磁気
ディスクの傾斜に応じて自由に調整することができる。
これにより、磁気ヘッドのキャリッジに対する調整だけ
では、調整し切れなった磁気ディスクの傾き等に対して
も調整が可能となり、磁気ディスクの全トラックにおい
ての良好なヘッドタッチを得ることができる。
ッジが、ベース上のガイドバー位置調整機構とリードス
クリュー位置調整機構を介して支持されており、このガ
イドバー位置調整機構とリードスクリュー位置調整機構
を介して支持されており、このガイドバー位置調整機構
とリードスクリュー位置調整機構は、ガイドバーとリー
ドスクリューの両端部のベースに対する高さ位置を独立
して調整することができるので、この両調整機構によっ
て、磁気ヘッドの磁気ディスクに対する相対位置を磁気
ディスクの傾斜に応じて自由に調整することができる。
これにより、磁気ヘッドのキャリッジに対する調整だけ
では、調整し切れなった磁気ディスクの傾き等に対して
も調整が可能となり、磁気ディスクの全トラックにおい
ての良好なヘッドタッチを得ることができる。
第1図は本発明の磁気ヘッド調整装置を備えた磁気記録
再生装置の要部の斜視図、第2図、第3図、および第4
図は、それぞれ第1図のII矢視、III矢視、およびIV矢
視図である。 11……ベース、12……磁気ディスク、12a……ハブ、13
……スピンドルモータ、13a……磁気ディスク取付面、1
5……磁気ヘッド、16……キャリッジ、18……ガイドレ
ール、19……リードスクリュー、21……調整板、22……
基準柱、25、33……高さ調整ねじ、26、34……固定ね
じ、28……ステップモータ、30……調整ホルダ、31……
ニードル。
再生装置の要部の斜視図、第2図、第3図、および第4
図は、それぞれ第1図のII矢視、III矢視、およびIV矢
視図である。 11……ベース、12……磁気ディスク、12a……ハブ、13
……スピンドルモータ、13a……磁気ディスク取付面、1
5……磁気ヘッド、16……キャリッジ、18……ガイドレ
ール、19……リードスクリュー、21……調整板、22……
基準柱、25、33……高さ調整ねじ、26、34……固定ね
じ、28……ステップモータ、30……調整ホルダ、31……
ニードル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 晴美 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭 光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−217270(JP,A) 特開 昭60−85411(JP,A) 特開 昭60−63775(JP,A) 実開 昭61−195582(JP,U) 実開 昭61−118152(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】ベース上にキャリッジを移動可能に支持
し、このキャリッジに支持した磁気ヘッドを、磁気ディ
スクの径方向に移動させて該磁気ディスクに対し情報を
記録または再生する磁気ディスク装置において、 上記磁気ディスクの両側に互いに平行に位置する、上記
キャリッジを移動自在に支持するガイバーと、該キャリ
ッジに設けたニードルに噛み合うリードスクリュー; このガイドバーの両端部をそれぞれ支持する一対の支持
部を一体に有する、磁気ディスクの中心からの偏心位置
に位置させてベース上に設けた該ベースとは別部材から
なる調整板; この調整板とベースとの距離を、上記ガイドバーの両端
部においてそれぞれ個別に調整してガイドバーのベース
に対する高さ及び傾きを調整するガイドバー位置調整機
構; 上記リードスクリューの両端部をそれぞれ支持する一対
の支持部を一体に有する、ベースとは別部材からなる調
整ホルダ;及び この調整ホルダとベースとの距離を、上記リードスクリ
ューの両端部においてそれぞれ個別に調整してリードス
クリューのベースに対する高さ及び傾きを調整するリー
ドスクリュー位置調整機構; を備えたことを特徴とする磁気ヘッド調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61178372A JP2632150B2 (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 | 磁気ヘツド調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61178372A JP2632150B2 (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 | 磁気ヘツド調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6334778A JPS6334778A (ja) | 1988-02-15 |
JP2632150B2 true JP2632150B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
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