JP2516671Y2 - 光学式デイスク再生装置 - Google Patents

光学式デイスク再生装置

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JP2516671Y2
JP2516671Y2 JP1986149419U JP14941986U JP2516671Y2 JP 2516671 Y2 JP2516671 Y2 JP 2516671Y2 JP 1986149419 U JP1986149419 U JP 1986149419U JP 14941986 U JP14941986 U JP 14941986U JP 2516671 Y2 JP2516671 Y2 JP 2516671Y2
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JP
Japan
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carriage
guide shaft
guide
optical disc
slidably
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JP1986149419U
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JPS6355265U (ja
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章 高橋
哲朗 神村
正彦 河村
清司 森川
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Pioneer Corp
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Pioneer Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は光学式ディスク再生装置に関する。
背景技術 光学式ディスク再生装置はディスクに記録されたピッ
トにレーザ光を照射し、該ピットの有無による反射光の
変化を検出して信号を読み取るものである。第4図に従
来の光学式ディスク再生装置の要部が示されている。
第4図に示されるように、ディスク1の記録面にレー
ザスポット光を照射するための対物レンズ2を含む光学
式ピックアップ手段を担持したキャリッジ3が設けられ
ている。キャリッジ3は、ターンテーブル4のディスク
担持面4aと平行であるように配置された2本のガイドシ
ャフト5によって摺動自在に支持されている。両ガイド
シャフト5は、ターンテーブル4を支持するベース部材
6に固定ばね7及びねじ8により取り付けられている。
また、図示されてはいないが、キャリッジ3を移動せし
める駆動手段が設けられている。なお、ベース部材6に
はキャリッジ3がその中で移動するように開口部6aが形
成されている。
上記した構成においてはキャリッジ3を案内するガイ
ドシャフト5が2本設けられているが、キャリッジ3の
移動を高精度にせんとして該両ガイドシャフトに対する
キャリッジ3の嵌合の公差を小さくとると、該両ガイド
シャフトの離間距離:P及び平行度に関する誤差をこの公
差の範囲で吸収できず、キャリッジ3が移動不能となる
懸念があった。また、かかる構成では、キャリッジ3の
いわゆるラジアル方向における傾斜角度を調整できない
という不都合があった。
上述した問題を解決するために第5図に示される構成
が開発されている。図示されるように、キャリッジ3の
一側部のみを一方のガイドシャフト5に摺回動自在に嵌
合せしめ、キャリッジ3の他側部に設けられた調整ねじ
10及び板ばね11によって他方のガイドシャフト5を挟持
している。このように構成したことにより、両ガイドシ
ャフト5の離間距離(第4図にてPで示される)及び平
行度に関する誤差は吸収されてキャリッジ3は円滑に且
つ確実に移動できる。また、キャリッジ3の傾斜角度の
調整も行なうことが出来る。ところが、調整ねじ10及び
板ばね11が該板ばねの弾発力を以てガイドシャフト5に
摺接するため、これが抵抗となり、キャリッジ3を移動
するための駆動手段として大型のものを必要とすると共
に、その消費電力の増大を招来していた。
考案の概要 本考案は上記した点に鑑みてなされたものであって、
その目的とするところは光学式ピックアップ手段を担持
したキャリッジの移動が円滑かつ確実になされ、該キャ
リッジの傾斜角度の調整を行なうことができ、しかも、
キャリッジを移動せしめるための駆動手段の小型化及び
その消費電力の削減を可能とする光学式ディスク再生装
置を提供することである。
本考案による光学式ディスク再生装置は、支持機構
と、前記支持機構上に平行に設けられた2本のガイドシ
ャフトと、光学式ピックアップ手段を担持すると共に前
記ガイドシャフトの一方のガイドシャフトに一側部が摺
回動自在に設けられたキャリッジと、前記キャリッジを
駆動する駆動手段と、前記キャリッジの他側部を前記ガ
イドシャフトの他方のガイドシャフトに対して摺動自在
に案内すると共に前記キャリッジの傾きを調整する案内
調整手段とを含む光学式ディスク再生装置であって、 前記案内調整手段は、前記他方のガイドシャフトに摺動
自在に密接外嵌された短スリーブと、 前記キャリッジの他側部に螺合せしめられて前記短スリ
ーブの外周に当接する調整ねじと、 前記キャリッジに固着されてその一部が前記調整ねじと
協働して前記短スリーブを挾持すべく付勢された板ばね
と、を有することを特徴としている。
実施例 以下、本考案の実施例としての光学式ディスク再生装
置を添付図面を参照しつつ説明する。
第1図及び第2図に示されるように、ディスク11に記
録された情報を読み取るための光学式ピックアップ手段
を担持したキャリッジ12が2本の平行なガイドシャフト
13及び14上に移動自在に設けられている。両ガイドシャ
フト13,14はメカシャーシ15にその各両端部にて取り付
けられている。
メカシャーシ15には、ディスク11を担持してこれを回
転せしめるためのターンテーブル16と、該ターンテーブ
ルをベルト17(第1図示)を介して回転駆動するモータ
18とが取り付けられている。なお、第1図に示されるク
ランパ20によってディスク11がターンテーブル16に対し
てクランプされる。メカシャーシ15の両側部には縦シャ
ーシ21及び22が複数のねじ23により固定されており、該
両縦シャーシ、メカシャーシ15及びその搭載部品は4本
のコイルスプリング24を介してメインシャーシ25により
釣支されている。また、両縦シャーシ21,22とメインシ
ャーシ25との間には4つのインシュレータ27が介装され
ており、メカシャーシ15上に搭載された各部品への外部
振動の伝達が防止されている。
メカシャーシ15にはガイドシャフト13と平行に且つ回
転自在にウォーム29が設けられている。このウォーム29
は、該ウォームに嵌着された歯車30、該歯車と噛合する
歯車部31aが一体に形成されたプーリ31,ベルト32及び小
プーリ33を介してモータ34によって回転駆動せしめられ
る。
第2図及び第3図に示されるように、キャリッジ12に
は板ばね36がその基端部にてねじによって取り付けられ
ており、該板ばねの自由端部にはウォーム29と螺合すべ
くハーフナット38が固設されている。すなわち、ウォー
ム29が正逆転せしめられることによって、板ばね36及び
ハーフナット38を介してキャリッジ12がガイドシャフト
13及び14上を移動するようになされているのである。
ここで、2本のガイドシャフト13,14に対するキャリ
ッジ12の取り付け状態について詳述する。
キャリッジ12はその一側部において一方のガイドシャ
フト13に摺回動自在に取り付けられている。
一方、第2図及び第3図に示されるように、キャリッ
ジ12の他側部には調整ねじ40が螺合せしめられており、
また、板ばね41がその基端部にて取り付けられている。
この調整ねじ40の先端部と板ばね41の自由端部とによっ
て、他方のガイドシャフト14に摺動自在に密接嵌合した
短スリーブ42を挟持する形となっている。これにより、
キャリッジ12の上記他側部がガイドシャフト14に対して
移動自在に取り付けられている。
考案の効果 以上詳述した如く、本考案による光学式ディスク再生
装置においては、2本のガイドシャフトと、光学式ピッ
クアップ手段を担持すると共に該ガイドシャフトの一方
のガイドシャフトに一側部が摺回動自在に設けられたキ
ャリッジと、該キャリッジを駆動する駆動手段と、該キ
ャリッジの他側部を該ガイドシャフトの他方のガイドシ
ャフトに対して摺動自在に案内すると共に該キャリッジ
の傾きを調整する案内調整手段とを含み、上記案内調整
手段が、上記他方のガイドシャフトに摺動自在に密接外
嵌された短スリーブと、上記キャリッジの他側部に螺合
せしめられて上記短スリーブの外周に当接する調整ねじ
と、上記キャリッジに固着されてその一部が上記調整ね
じと協働して短スリーブを挾持すべく付勢された板ばね
と、を有する構成となっている。
このように構成したことにより、ガイドシャフトに対
して調整ねじ及び板ばねが相対移動するにも拘らず、こ
れらの挾持力がガイドシャフトに直接加わらない(短ス
リーブに加わる)為、ガイドシャフトに沿ってキャリッ
ジが移動する際の挾持力による摩擦抵抗力を取り除くこ
とができる。
また、キャリッジを案内するガイドシャフト上に調整
手段が位置するので、小型でかつ簡略構造にして高精度
な微調整を行うことができる。
仮に、2本のガイドシャフトの間に調整手段が位置す
ると、ガイドシャフト上に位置する場合と同じ調整ねじ
回転量に対してキャリッジの傾き角が大きくなり、微調
整が困難になり、一方、2本のガイドシャフトの外側に
調整手段を位置付けると装置の大型化を招くことになる
が、本願発明は調整手段をガイドシャフト上に位置付け
ると共に、ガイドシャフトと非接触構造とすることで、
調整手段による摩擦抵抗力を取り除くと共に高精度に傾
きの微調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る光学式ディスク再生装置の要部の
正面図、第2図は第1図に関するII-II矢視図、第3図
は該光学式ディスク再生装置の一部詳細図、第4図及び
第5図は従来の光学式ディスク再生装置を説明するため
の図である。 主要部分の符号の説明 11……ディスク 12……キャリッジ 13,14……ガイドシャフト 15……メカシャーシ 16……ターンテーブル 29……ウォーム 36,41……板ばね 38……ハーフナット 40……調整ねじ 42……短スリーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 合議体 審判長 横田 芳信 審判官 三友 英二 審判官 赤木 啓二 (56)参考文献 特開 昭60−163275(JP,A) 実開 昭58−48034(JP,U) 実開 昭61−72774(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持機構と、前記機構上に平行に設けられ
    た2本のガイドシャフトと、光学式ピックアップ手段を
    担持すると共に前記ガイドシャフトの一方のガイドシャ
    フトに一側部が摺回動自在に設けられたキャリッジと、
    前記キャリッジを駆動する駆動手段と、前記キャリッジ
    の他側部を前記ガイドシャフトの他方のガイドシャフト
    に対して摺動自在に案内すると共に前記キャリッジの傾
    きを調整する案内調整手段とを含む光学式ディスク再生
    装置であって、 前記案内調整手段は、前記他方のガイドシャフトに摺動
    自在に密接外嵌された短スリーブと、 前記キャリッジの他側部に螺合せしめられて前記短スリ
    ーブの外周に当接する調整ねじと、 前記キャリッジに設けられその一部が前記調整ねじと協
    働して前記短スリーブを挾持するばねと、 を有することを特徴とする光学式ディスク再生装置。
JP1986149419U 1986-09-29 1986-09-29 光学式デイスク再生装置 Expired - Lifetime JP2516671Y2 (ja)

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JPS6355265U JPS6355265U (ja) 1988-04-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5848034U (ja) * 1981-09-24 1983-03-31 三洋電機株式会社 光学ピックアップの支持装置
JPS60163275A (ja) * 1984-02-03 1985-08-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気シ−ト装置
JPS6171774U (ja) * 1984-10-17 1986-05-16
JPS6172774U (ja) * 1984-10-17 1986-05-17

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