JPS647498Y2 - - Google Patents

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JPS647498Y2
JPS647498Y2 JP1982129337U JP12933782U JPS647498Y2 JP S647498 Y2 JPS647498 Y2 JP S647498Y2 JP 1982129337 U JP1982129337 U JP 1982129337U JP 12933782 U JP12933782 U JP 12933782U JP S647498 Y2 JPS647498 Y2 JP S647498Y2
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JP
Japan
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sliding
shaft
sliding base
guide rail
sliding shaft
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JP1982129337U
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JPS5933171U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は光学式デイスクプレーヤの光学ヘツド
をデイスクの半径方向に送る機構に最適な摺動機
構に関するものである。
記録又は再生用の光学ヘツドをデイスクの半径
方向に送るための従来の摺動機構は、固定側に2
本のガイド軸を配し、このガイド軸に沿つてヘツ
ドをデイスク半径方向に送るように構成されてい
る。ところが、ヘツドを高精度に送る機構を容易
に構成することは極めて困難であつた。
そこで、本考案の目的は組立が極めて簡単な摺
動機構を提供することにある。
上記目的を達成するための本考案は、理解を容
易にするために実施例を示す図面の符号を参照し
て説明すると、固定側の支持本体13と、前記支
持本体13に固定的に支持されている案内レール
16と、直線的に変位させる摺動基体11と、前
記摺動基体11を前記案内レール16に沿つて直
線的に変位させるために前記案内レール16と平
行に配設され且つ前記摺動基体11に着脱自在に
取り付けられた摺動軸12と、前記摺動基体11
と前記摺動軸12とが前記案内レール16に沿つ
て直線的に変位することを許容するように前記支
持体13に固定的に配設され且つ前記摺動軸12
を支持している軸受14,15と、前記摺動基体
11と前記摺動軸12とが前記案内レール16に
沿つて摺動するように前記摺動基体11を前記案
内レール16に係合させる係合部材20とを備
え、且つ前記摺動基体11に前記摺動軸12を位
置決めする例えばV字状の溝21のような部分が
設けられていることを特徴とするデイスク装置等
の摺動機構に係わるものである。
本考案は次の作用効果を有する。
(イ) 摺動軸12は摺動基体11に着脱自在に取り
付けられているので、摺動基体11に摺動軸1
2を取り付ける前に、摺動軸12を軸受14,
15で支持して位置調整を行うことができる。
従つて、高精度な組立を容易に達成することが
できる。
(ロ) 摺動基体11に摺動軸12を位置決めする部
分が設けられているので、摺動軸12を再現性
良く摺動基体11に取り付けることができる。
これにより、摺動軸12と軸受14,15との
間の調整を繰返して精度の向上を図ることがで
きる。
(ハ) 案内レール16は固定側の支持本体13によ
つて支持され、摺動基体11が係合部材20に
よつて案内レール16に係合するように構成さ
れているので、案内レール16の制約を受けな
いで、摺動軸12と軸受14,15との関係を
調整することができる。
次に、第1図〜第6図を参照して本考案の実施
例に係わる光学式デイスクプレーヤについ述べ
る。
第1図に示すデイスクプレーヤは、光学再生用
デイスク1を回転するためのデイスクモータ2
と、光学ヘツド3をデイスク1の半径方向に送る
ための送り装置4とから成る。光学ヘツド3は、
レーザ光源5、ビームスプリツタ6、λ/4板
7、回動ミラー8、対物レンズ9、光検出器10
等を一般に光学ベースと呼ばれている摺動基体1
1上に配設したものであり、送り装置4でデイス
ク1の半径方向に送られながら光ビームでデイス
ク1の情報を読み取るものである。摺動基体11
をデイスク半径方向に変位させるために、摺動基
体11に摺動軸12が固着され、固定側の支持本
体13には一対の軸受14,15が固定配置さ
れ、また摺動基体11を案内する軸からなる案内
レール16が摺動軸12に平行に配置され固定側
の支持本体13に支持されている。
摺動基体11の摺動機構を第2図〜第6図によ
つて更に詳しく説明すると、摺動基体11は、レ
ーザ光源5、対物レンズ9等を含む光学装置17
を一方の主面に含み、第2図の下端に設けられて
一対の保持部18,19で摺動軸12を固定的に
保持し、第2図の上端に取り付けられた係合部材
20に係合する案内レール16により、デイスク
半径方向にガイドされている。尚、摺動軸12
は、第4図から明らかなように、軸12の上面に
当接するV字状の溝21を有する摺動基体11に
ネジ22で締付固定されている。係合部材20は
摺動基体11に固定されたピン43に回転自在に
支持された転がり軸受23と、摺動基体11にネ
ジ24で固定されたアーム25に植立されたピン
26に回転自在に支持された転がり軸受27と、
一対の転がり軸受23,27が互いに接近するよ
うに偏倚するためのコイルバネ28とから成る。
一対の軸受14,15は同一構成であるので、
一方の軸受14のみを説明すると、軸受保持部材
29上に約120度の角度間隔で第1、第2、及び
第3の玉軸受30,31,32が配置されてい
る。更に詳細には、係合部材29に2本の軸3
3,34が設けられ、ここに第1及び第2の玉軸
受30,31が装着されている。また第3の玉軸
受32を支持する軸35は、保持部材29に設け
られた軸36を中心に回動可能なアーム37に植
立されている。アーム37は固定ネジ38で保持
部材29に固定されるまでは回動自在であり、且
つ捩りバネ39によつて第2図及び第6図で時計
方向に偏倚されている。40は保持部材29を摺
動基体11に固定するネジである。案内レール1
6は支持本体13から突出した一対の支柱41,
42に固定されている。
次に、この摺動機構の組み立について述べる。
まず、支持本体13に案内レール16を受けた
ものを用意する。次に、アーム37をバネ29に
抗して第2図及び第6図で反時計方向に軸36を
中心に回動させ、第3の玉軸受32を第1及び第
2の玉軸受30,31から離らかす。これによ
り、摺動軸12を第1及び第2の玉軸受30,3
1に当接させることが可能になるので、摺動基体
11に摺動軸12を固定する前に、摺動軸12の
みを第2の玉軸受31の上に載せ、アーム37の
反時計方向への回動を解除する。この結果、アー
ム37はバネ39の力で時計方向に回動し、第3
の玉軸受32が摺動軸12に圧接する。
次に、この状態でアーム37を固定ネジ38で
軸受保持部材29に固定する。この結果、予圧状
態で摺動軸12が3つの玉軸受30,31,32
に保持され、ガタの無い軸受状態が得られ、且つ
摺動軸12が一対の軸受14,15から離脱しな
い状態となる。
次に摺動軸12の軸方向が所定方向となるよう
に、一対の軸受14,15の位置を調整した後
に、軸受保持部材29を取付ネジ40で支持本体
13に固定する。この際、摺動軸12に摺動基体
11まだ取り付けられていないので、摺動軸12
の取り扱いが容易である。
次に光学装置17を取り付けた摺動基体11を
ネジ22によつて摺動軸12に固定する。しかる
後、摺動基体11に予め取り付けてある転り軸受
23に対向するように、軸受27を配し、これを
アーム25を使用して摺動基体11に装着し、更
に一対のピン26,43間にバネ28を配し、こ
れによつて案内レール16を一対の転り軸受2
3,27で挟持する。
上述から明らかなように、本実施例の摺動機構
には次の利点がある。
(a) 固定軸受14,15上を軸12が摺動するよ
うに構成し、且つ摺動軸12を軸受14,15
で支持した後に、摺動基体11の着脱を行うこ
とが可能な構成としたので、摺動基体11を軸
12から外した状態で摺動軸12の位置調整を
行うことが可能になる。従つて組立が容易にな
る。換言すれば、摺動軸12と摺動基体11と
の位置関係を予め決ておき、摺動軸12と軸受
14,15とを取り付ける際に、摺動軸12を
所定位置とすることにより、摺動基体11を摺
動軸12に固定するのみで、摺動基体11を所
定方向に高精度に案内することが可能になり、
組立が極めて簡単になる。
(b) 軸受14,15は3つの玉軸受30,31,
32を約120度間隔に配し、しかもその内の一
つを回動自在に支持し、バネ39で偏倚したの
で、摺動軸12の軸受14,15に対する係合
が容易であると共に予圧作用を与えた状態で支
持できるので、ガタのない軸受状態が容易に得
られる。即ち、摺動軸12は、その摺動方向以
外の働きを規制されるので、ミクロンオーダの
精度が要求されるヘツドの送り機構を容易に構
成することができる。
(c) 構成部品は通常の玉軸受と軸であるので、低
コスト化が可能になる。
以上本考案の実施例について述べたが、本考案
はこれに限定されるものでなく、更に変形可能な
ものである。例えば、磁気デイスク装置の送り機
構にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係わる光学式デイス
クプレーヤを示すブロツク図、第2図は第1図の
デイスクプレーヤのヘツド摺動機構を示す平面
図、第3図は第2図の一部切欠左側面図、第4図
は第3図の摺動基体部分を示す側面図、第5図は
第3図の固定側部分を示す側面図、第6図は軸受
を示す拡大斜視図である。 尚図面に用いられている符号に於いて、11は
摺動基体、12は摺動軸、13は支持本体、1
4,15は軸受、16は案内レール、17は光学
装置、18,19は保持部、20は係合部材、3
0,31,32は玉軸受である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 固定側の支持本体13と、 前記支持本体13に固定的に支持されている案
    内レール16と、 直線的に変位させる摺動基体11と、 前記摺動基体11を前記案内レール16に沿つ
    て直線的に変位させるために前記案内レール16
    と平行に配設され且つ前記摺動基体11に着脱自
    在に取り付けられた摺動軸12と、 前記摺動基体11と前記摺動軸12とが前記案
    内レール16に沿つて直線的に変位することを許
    容するように前記支持本体13に固定的に配設さ
    れ且つ前記摺動軸12を支持している軸受14,
    15と、 前記摺動基体11と前記摺動軸12とが前記案
    内レール16に沿つて摺動するように前記摺動基
    体11を前記案内レール16に係合させる係合部
    材20と を備え、且つ前記摺動基体11に前記摺動軸12
    を位置決めする部分が設けられていることを特徴
    とするデイスク装置等の摺動機構。
JP12933782U 1982-08-26 1982-08-26 デイスク装置等の摺動機構 Granted JPS5933171U (ja)

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JP12933782U JPS5933171U (ja) 1982-08-26 1982-08-26 デイスク装置等の摺動機構

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JP12933782U JPS5933171U (ja) 1982-08-26 1982-08-26 デイスク装置等の摺動機構

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JPS5933171U JPS5933171U (ja) 1984-03-01
JPS647498Y2 true JPS647498Y2 (ja) 1989-02-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60192169U (ja) * 1984-05-25 1985-12-20 アルプス電気株式会社 デイスクプレ−ヤ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57117135A (en) * 1981-01-14 1982-07-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Support construction for optical head

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JPS57117135A (en) * 1981-01-14 1982-07-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Support construction for optical head

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