JPH044647B2 - - Google Patents
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- JPH044647B2 JPH044647B2 JP16609386A JP16609386A JPH044647B2 JP H044647 B2 JPH044647 B2 JP H044647B2 JP 16609386 A JP16609386 A JP 16609386A JP 16609386 A JP16609386 A JP 16609386A JP H044647 B2 JPH044647 B2 JP H044647B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- leaf spring
- magnetic
- carriage
- adjustment
- Prior art date
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 9
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「技術分野」
本発明は、磁気デイスクに情報を記録または再
生する磁気記録装置に関し、特にその磁気ヘツド
と磁気デイスクの相対位置を調整する磁気ヘツド
調整装置に関する。
生する磁気記録装置に関し、特にその磁気ヘツド
と磁気デイスクの相対位置を調整する磁気ヘツド
調整装置に関する。
「従来技術およびその問題点」
固体撮像素子等の光電変換素子から得られた映
像信号を磁気デイスクに記録し、これを再生する
電子スチルカメラは、従来の3.5インチフロツピ
デイスクドライブ等とは異なり、映像信号を含む
記録信号を高速で回転する磁気デイスクに高密度
に記録することを要求されている。このためには
磁気ヘツドを磁気デイスクに正確にオントラツク
させることは勿論、磁気ヘツドと磁気デイスクと
の位置関係が常に正確に保持しなければならな
い。そこで電子スチルカメラフオーマツトでは、
例えば磁気ヘツドのアジマス誤差は6分以内とい
う様に規定され、この他の調整量も高い精度が要
求されている。
像信号を磁気デイスクに記録し、これを再生する
電子スチルカメラは、従来の3.5インチフロツピ
デイスクドライブ等とは異なり、映像信号を含む
記録信号を高速で回転する磁気デイスクに高密度
に記録することを要求されている。このためには
磁気ヘツドを磁気デイスクに正確にオントラツク
させることは勿論、磁気ヘツドと磁気デイスクと
の位置関係が常に正確に保持しなければならな
い。そこで電子スチルカメラフオーマツトでは、
例えば磁気ヘツドのアジマス誤差は6分以内とい
う様に規定され、この他の調整量も高い精度が要
求されている。
したがつて磁気記録再生装置では従来、このよ
うな高精度の調整を可能とするため、磁気ヘツド
のあらゆる方向への微調整を可能としているが、
従来装置においては、磁気ヘツドの位置につき精
密な微調整を可能とすればする程、部品点数が増
加してその構成が複雑化し、調整作業も煩雑かつ
困難となるという問題があつた。
うな高精度の調整を可能とするため、磁気ヘツド
のあらゆる方向への微調整を可能としているが、
従来装置においては、磁気ヘツドの位置につき精
密な微調整を可能とすればする程、部品点数が増
加してその構成が複雑化し、調整作業も煩雑かつ
困難となるという問題があつた。
「発明の目的」
本発明は、このような従来の磁気ヘツド調整装
置の問題点に鑑み、特に調整量のうちで最も調整
が難しいローリングとピツチングを簡単な構造で
調整できる磁気ヘツド調整装置を得ることを目的
とする。
置の問題点に鑑み、特に調整量のうちで最も調整
が難しいローリングとピツチングを簡単な構造で
調整できる磁気ヘツド調整装置を得ることを目的
とする。
「発明の概要」
本発明は、磁気ヘツドを固定した板ばね体と、
この板ばね体を支持するキヤリツジ側の部材との
支持態様について研究の結果、板ばね体とキヤリ
ツジ側部材とを三本の支持脚で接続すれば、特に
ローリングとピツチングの調整が簡単にできるこ
とに着目して完成されたものである。すなわち本
発明は、磁気ヘツドを、該磁気ヘツドの周囲に位
置する三本の支持脚を有する板ばね上に固定し、
この板ばねを、これを支持するキヤリツジ側部材
上に、該板ばねの上記三本の支持脚とキヤリツジ
側部材との距離を調節可能として支持したことを
特徴している。
この板ばね体を支持するキヤリツジ側の部材との
支持態様について研究の結果、板ばね体とキヤリ
ツジ側部材とを三本の支持脚で接続すれば、特に
ローリングとピツチングの調整が簡単にできるこ
とに着目して完成されたものである。すなわち本
発明は、磁気ヘツドを、該磁気ヘツドの周囲に位
置する三本の支持脚を有する板ばね上に固定し、
この板ばねを、これを支持するキヤリツジ側部材
上に、該板ばねの上記三本の支持脚とキヤリツジ
側部材との距離を調節可能として支持したことを
特徴している。
この構成によると、板ばねの三本の支持脚とキ
ヤリツジ側部材の距離の調節およびそれに伴なう
板ばねの撓みにより、ローリングとピツチングを
調整することができる。さらにこの板ばねには、
その磁気ヘツド固定部の背面からこれを磁気デイ
スク側に押圧変位させる突き出し量調整部材を作
用させることにより、磁気デイスク側への突き出
し量も簡単に調整することができる。
ヤリツジ側部材の距離の調節およびそれに伴なう
板ばねの撓みにより、ローリングとピツチングを
調整することができる。さらにこの板ばねには、
その磁気ヘツド固定部の背面からこれを磁気デイ
スク側に押圧変位させる突き出し量調整部材を作
用させることにより、磁気デイスク側への突き出
し量も簡単に調整することができる。
「発明の実施例」
以下図示実施例について本発明を説明する。第
1図は本発明の磁気ヘツド調整装置を備えた磁気
記録再生装置の要部の斜視図である。図示しない
磁気デイスクは、スピンドルモータ11によつて
支持され回転駆動される。磁気ヘツド12を支持
するキヤリツジ13は、スピンドルモータ11の
側部のガイドバー14に移動可能に支持されてい
て、このキヤリツジ13がガイドバー14に沿つ
て移動すると、磁気ヘツド12が磁気デイスクの
半径方向に沿つて移動可能する。
1図は本発明の磁気ヘツド調整装置を備えた磁気
記録再生装置の要部の斜視図である。図示しない
磁気デイスクは、スピンドルモータ11によつて
支持され回転駆動される。磁気ヘツド12を支持
するキヤリツジ13は、スピンドルモータ11の
側部のガイドバー14に移動可能に支持されてい
て、このキヤリツジ13がガイドバー14に沿つ
て移動すると、磁気ヘツド12が磁気デイスクの
半径方向に沿つて移動可能する。
リードスクリユー15は、ガイドバー14と平
行に配置され、その一端部に設けたステツプモー
タ16によつて回転駆動される。キヤリツジ13
には、このリードスクリユー15と噛み合うニー
ドル17が固定されている。18はリードスクリ
ユー15とニードル17との噛合を保障し、かつ
キヤリツジ13がガイドバー14の回りに回転し
ないようにする板ばねである。
行に配置され、その一端部に設けたステツプモー
タ16によつて回転駆動される。キヤリツジ13
には、このリードスクリユー15と噛み合うニー
ドル17が固定されている。18はリードスクリ
ユー15とニードル17との噛合を保障し、かつ
キヤリツジ13がガイドバー14の回りに回転し
ないようにする板ばねである。
以上の構成から、ステツプモータ16によつて
リードスクリユー15が回転すると、ニードル1
7を介してキヤリツジ13がガイドバー14に沿
つて移動し、磁気ヘツド12が磁気デイスクの半
径方向にトラツキングする。
リードスクリユー15が回転すると、ニードル1
7を介してキヤリツジ13がガイドバー14に沿
つて移動し、磁気ヘツド12が磁気デイスクの半
径方向にトラツキングする。
さて、例えば以上のようにして移動制御される
キヤリツジ13上に磁気ヘツド12を取付る際に
は、磁気ヘツド12は、第5図に示すように、
〜の6自由度の動きが可能なため、この各々に
対して位置調整が必要である。このうち方向は
ヘツドトラツキング方向であるから、リードスク
リユー15とニードル17の噛合位置の変更ある
いはリードスクリユー15の回転によつて調整す
ることができる。よつて磁気ヘツド調整装置で
は、残りの5つの量を調整する。5つの量は、磁
気ヘツドのギヤツプ12aのセンター位置、
突き出し、ローリング、アジマス、ピツチ
ングである。本発明は特にこのローリングと
ピツチングを簡単に調節するものであるが、さら
に以上のすべての量を調整する機構を備えてい
る。
キヤリツジ13上に磁気ヘツド12を取付る際に
は、磁気ヘツド12は、第5図に示すように、
〜の6自由度の動きが可能なため、この各々に
対して位置調整が必要である。このうち方向は
ヘツドトラツキング方向であるから、リードスク
リユー15とニードル17の噛合位置の変更ある
いはリードスクリユー15の回転によつて調整す
ることができる。よつて磁気ヘツド調整装置で
は、残りの5つの量を調整する。5つの量は、磁
気ヘツドのギヤツプ12aのセンター位置、
突き出し、ローリング、アジマス、ピツチ
ングである。本発明は特にこのローリングと
ピツチングを簡単に調節するものであるが、さら
に以上のすべての量を調整する機構を備えてい
る。
そこで次に第1図ないし第4図について本発明
の磁気ヘツド調整装置を説明する。まず磁気ヘツ
ド12は、T字状をなす中高の板ばね20の中央
に、ヘツド取付台21を介して固定されている。
板ばね20は、磁気ヘツド12の周囲に延びる三
本の支持脚20A,20B,20Cを有してい
る。この実施例では、支持脚20Aは磁気ギヤツ
プ12aの延長方向に延び、支持脚20Bと20
Cは、この延長方向に対して直交する方向に延び
ている。そしてこれらの支持脚20A,20B、
および20Cの先端部には、それぞれ支持ねじ2
2A,22B,22Cが設けられている。これら
の支持ねじ22A,22B,22Cの頭部は、常
に支持脚20A,20B,20Cに密着してお
り、そのねじ部がキヤリツジ13側の調整板23
に螺合している。したがつて、支持ねじ22A,
22B,22Cの螺合位置を変えると、板ばね2
0の支持脚20A,20B,20Cと調整板23
との距離がそれぞれ変わる。板ばね20は、この
ようにして支持脚20A,20B,20Cの高さ
位置を変えたとき、これに固定した磁気ヘツド1
2が回動変位する可撓性と、復元性を有するもの
が使用される。
の磁気ヘツド調整装置を説明する。まず磁気ヘツ
ド12は、T字状をなす中高の板ばね20の中央
に、ヘツド取付台21を介して固定されている。
板ばね20は、磁気ヘツド12の周囲に延びる三
本の支持脚20A,20B,20Cを有してい
る。この実施例では、支持脚20Aは磁気ギヤツ
プ12aの延長方向に延び、支持脚20Bと20
Cは、この延長方向に対して直交する方向に延び
ている。そしてこれらの支持脚20A,20B、
および20Cの先端部には、それぞれ支持ねじ2
2A,22B,22Cが設けられている。これら
の支持ねじ22A,22B,22Cの頭部は、常
に支持脚20A,20B,20Cに密着してお
り、そのねじ部がキヤリツジ13側の調整板23
に螺合している。したがつて、支持ねじ22A,
22B,22Cの螺合位置を変えると、板ばね2
0の支持脚20A,20B,20Cと調整板23
との距離がそれぞれ変わる。板ばね20は、この
ようにして支持脚20A,20B,20Cの高さ
位置を変えたとき、これに固定した磁気ヘツド1
2が回動変位する可撓性と、復元性を有するもの
が使用される。
調整板23は、キヤリツジ13とともに、キヤ
リツジ側部材を構成する。この調整板23は、キ
ヤリツジ13に対する、磁気デイスク面と平行な
面内における回動調節と、磁気デイスクに形成さ
れるトラツクの接線方向への位置調節が可能であ
る。すなわちキヤリツジ13にはガイドピン25
が植設され、調整板23にはこのガイドピン25
が嵌合する長孔26が形成されていて、このガイ
ドピン25と長孔26の関係により、調整板23
はキヤリツジ13に対し、第4図の方向の直線
位置調節および方向の回転位置調節ができる。
このとの方向は第5図のそれと対応してい
る。固定ねじ27と、これを挿通する調整板23
側の挿通孔との間には、以上の調整を許容するク
リアランスが設定され、調整後固定ねじ27を締
めることにより、調整板23がキヤリツジ13に
固定される。なおガイドピン25と長孔26はそ
れぞれ、調整板23とキヤリツジ13に設けても
同じである。
リツジ側部材を構成する。この調整板23は、キ
ヤリツジ13に対する、磁気デイスク面と平行な
面内における回動調節と、磁気デイスクに形成さ
れるトラツクの接線方向への位置調節が可能であ
る。すなわちキヤリツジ13にはガイドピン25
が植設され、調整板23にはこのガイドピン25
が嵌合する長孔26が形成されていて、このガイ
ドピン25と長孔26の関係により、調整板23
はキヤリツジ13に対し、第4図の方向の直線
位置調節および方向の回転位置調節ができる。
このとの方向は第5図のそれと対応してい
る。固定ねじ27と、これを挿通する調整板23
側の挿通孔との間には、以上の調整を許容するク
リアランスが設定され、調整後固定ねじ27を締
めることにより、調整板23がキヤリツジ13に
固定される。なおガイドピン25と長孔26はそ
れぞれ、調整板23とキヤリツジ13に設けても
同じである。
そしてこの調整板23には、磁気ヘツド12の
背面において板ばね20に当接する突き出し量調
整ねじ28が螺合されていて、この突き出し量調
整ねじ28の螺合位置の調整により、第5図の
の方向の調整、つまり磁気ヘツド12の磁気デイ
スク側への突き出し量の調整ができる。
背面において板ばね20に当接する突き出し量調
整ねじ28が螺合されていて、この突き出し量調
整ねじ28の螺合位置の調整により、第5図の
の方向の調整、つまり磁気ヘツド12の磁気デイ
スク側への突き出し量の調整ができる。
上記構成の本磁気ヘツド調整装置は、次のよう
にして磁気ヘツド12のないしの方向の調整
を行なう。このうちと、およびの調整は既
に述べた。すなわちとの調整は、調整板23
のキヤリツジ13に対する位置調整で行なうこと
ができ、の調整は、突き出し量調整ねじ28に
よる磁気ヘツド12(板ばね20)の突き出し量
によつて調整することができる。調整板23を微
小に動かす機構は図示していないが、公知の微小
送り機構を適用することができる。
にして磁気ヘツド12のないしの方向の調整
を行なう。このうちと、およびの調整は既
に述べた。すなわちとの調整は、調整板23
のキヤリツジ13に対する位置調整で行なうこと
ができ、の調整は、突き出し量調整ねじ28に
よる磁気ヘツド12(板ばね20)の突き出し量
によつて調整することができる。調整板23を微
小に動かす機構は図示していないが、公知の微小
送り機構を適用することができる。
本発明の特徴とするローリングとピツチン
グは、支持ねじ22A,22B,22Cの調整板
23に対する螺合高さの調整によつて行なう。す
なわち第2図において、支持ねじ22Bと22C
の調整板23に対する螺合高さを変えると、支持
脚20Bと20Cの調整板23に対する距離が変
化し、これによつて板ばね20は撓んで磁気ヘツ
ド12に方向のローリング調整運動を与える。
同様に第3図において、支持ねじ22Aと22
B,22Cの調整板23に対する螺合高さを変
え、支持脚20Aと20B,20Cの調整板23
に対する距離を変えると、板ばね20は撓んで磁
気ヘツド12に方向のピツチング調整運動を与
える。
グは、支持ねじ22A,22B,22Cの調整板
23に対する螺合高さの調整によつて行なう。す
なわち第2図において、支持ねじ22Bと22C
の調整板23に対する螺合高さを変えると、支持
脚20Bと20Cの調整板23に対する距離が変
化し、これによつて板ばね20は撓んで磁気ヘツ
ド12に方向のローリング調整運動を与える。
同様に第3図において、支持ねじ22Aと22
B,22Cの調整板23に対する螺合高さを変
え、支持脚20Aと20B,20Cの調整板23
に対する距離を変えると、板ばね20は撓んで磁
気ヘツド12に方向のピツチング調整運動を与
える。
従来の三点で傾きを調整する装置では、三点が
剛体とみなせる板に設けられているため、一点の
高さ調整を行なうと、目的とする調整量以外の調
整量も大きく変化してしまい、調整が非常に複雑
で熟練を要する。ところが、以上のように可撓性
と復元性を有する板ばね20の三本の支持脚20
A,20B,20Cの高さ位置を調整により、ピ
ツチングおよびローリングを調整すると、支持ね
じ22A,22B,22Cの動きは大きくても板
ばね20の傾きはそれ程生ぜず、よつて微小な調
整を行なうことができる。
剛体とみなせる板に設けられているため、一点の
高さ調整を行なうと、目的とする調整量以外の調
整量も大きく変化してしまい、調整が非常に複雑
で熟練を要する。ところが、以上のように可撓性
と復元性を有する板ばね20の三本の支持脚20
A,20B,20Cの高さ位置を調整により、ピ
ツチングおよびローリングを調整すると、支持ね
じ22A,22B,22Cの動きは大きくても板
ばね20の傾きはそれ程生ぜず、よつて微小な調
整を行なうことができる。
第6図A,Bは、板ばね20の三本の支持脚2
0A,20B,20Cと、磁気ヘツド12の関係
の他の例を示す平面図である。このように三本の
支持脚のうちの二本は、磁気ヘツド12の磁気ギ
ヤツプ12aの延長方向に設けても、これと直交
する方向に設けても、同様の調整機能を有する。
三本の支持脚の方向にはさらに自由度がある。
0A,20B,20Cと、磁気ヘツド12の関係
の他の例を示す平面図である。このように三本の
支持脚のうちの二本は、磁気ヘツド12の磁気ギ
ヤツプ12aの延長方向に設けても、これと直交
する方向に設けても、同様の調整機能を有する。
三本の支持脚の方向にはさらに自由度がある。
「発明の効果」
以上のように本発明の磁気ヘツド調整装置は、
磁気ヘツドを三本の支持脚を有する板ばね上に固
定し、この板ばねの支持脚をキヤリツジ側部材に
高さ調節可能にして支持するという非常に簡単な
構成により、磁気ヘツドの特にピツチングとロー
リングを調整することができる。また他の調整量
も本発明装置に突き出し量調整部材、あるいは調
整板を付加することによつて簡単に調整すること
ができるから、磁気ヘツドの全体を調整を簡単に
した実用性の高い磁気ヘツド調整装置が得られ
る。
磁気ヘツドを三本の支持脚を有する板ばね上に固
定し、この板ばねの支持脚をキヤリツジ側部材に
高さ調節可能にして支持するという非常に簡単な
構成により、磁気ヘツドの特にピツチングとロー
リングを調整することができる。また他の調整量
も本発明装置に突き出し量調整部材、あるいは調
整板を付加することによつて簡単に調整すること
ができるから、磁気ヘツドの全体を調整を簡単に
した実用性の高い磁気ヘツド調整装置が得られ
る。
第1図は本発明の磁気ヘツド調整装置を備えた
磁気記録再生装置の要部の斜視図、第2図は同磁
気ヘツドの磁気ギヤツプの延長方向から見た要部
の正面図、第3図は同磁気ギヤツプと直交する方
向から見た要部の正面図、第4図は同調整板の平
面図、第5図は磁気ヘツドの調整量を説明するた
めの斜視図、第6図A,Bは本発明の他の実施例
を示す平面図である。 11……スピンドルモータ、12……磁気ヘツ
ド、12a……磁気ギヤツプ、13……キヤリツ
ジ、14……ガイドバー、15……リードスクリ
ユー、16……ステツプモータ、17……ニード
ル、20……板ばね、20A,20B,20C…
…支持脚、21……ヘツド取付台、22A,22
B,22C……支持ねじ、23……調整板、25
……ガイドピン、26……長孔、27……固定ね
じ、28……突き出し量調整ねじ。
磁気記録再生装置の要部の斜視図、第2図は同磁
気ヘツドの磁気ギヤツプの延長方向から見た要部
の正面図、第3図は同磁気ギヤツプと直交する方
向から見た要部の正面図、第4図は同調整板の平
面図、第5図は磁気ヘツドの調整量を説明するた
めの斜視図、第6図A,Bは本発明の他の実施例
を示す平面図である。 11……スピンドルモータ、12……磁気ヘツ
ド、12a……磁気ギヤツプ、13……キヤリツ
ジ、14……ガイドバー、15……リードスクリ
ユー、16……ステツプモータ、17……ニード
ル、20……板ばね、20A,20B,20C…
…支持脚、21……ヘツド取付台、22A,22
B,22C……支持ねじ、23……調整板、25
……ガイドピン、26……長孔、27……固定ね
じ、28……突き出し量調整ねじ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 磁気デイスクと、この磁気デイスクに対し情
報の記録または再生を行なう磁気ヘツドとの相対
位置を調整する磁気ヘツド調整装置において、磁
気ヘツドを、該磁気ヘツドの周囲に位置する三本
の支持脚を有する板ばね上に固定し、この板ばね
を、これを支持するキヤリツジ側部材上に、該板
ばねの上記三本の支持脚とキヤリツジ側部材と距
離を調節可能として支持したことを特徴とする磁
気ヘツド調整装置。 2 特許請求の範囲第1項において、キヤリツジ
側部材には、板ばねの磁気ヘツド固定部の背面に
当接してこれを磁気デイスク側に押圧変位させる
突き出し量調整部材が設けられている磁気ヘツド
調整装置。 3 特許請求の範囲第1項または第2項におい
て、板ばねの三本の支持脚およびキヤリツジ側の
突き出し量調整部材はともにねじ部材からなつて
いる磁気ヘツド調整装置。 4 特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれ
か一において、キヤリツジ側部材は、キヤリツジ
と、このキヤリツジに対する磁気デイスク面と略
平行な面内における回動調節および磁気デイスク
に形成されるトラツクの接線方向への位置調節が
可能な調整板とから構成されていて、板ばねはこ
の調整板上に支持されている磁気ヘツド調整装
置。 5 特許請求の範囲第4項において、調整板は、
該調整板とキヤリツジのいずれか一方に設けた直
線状の長孔と、他方に設けた、この長孔に嵌合す
るガイドピンとにより、磁気デイスク面と略平行
な面内における回動調節および磁気デイスクに形
成されるトラツクの接線方向への位置調節が可能
となつている磁気ヘツド調整装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16609386A JPS6323220A (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 | 磁気ヘッド調整装置 |
DE19873723428 DE3723428A1 (de) | 1986-07-15 | 1987-07-15 | Magnetkopfeinstellvorrichtung |
US07/073,662 US4835646A (en) | 1986-07-15 | 1987-07-15 | Magnetic head adjusting device |
US07/328,386 US5032942A (en) | 1986-07-15 | 1989-03-24 | Magnetic head adjusting device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16609386A JPS6323220A (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 | 磁気ヘッド調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6323220A JPS6323220A (ja) | 1988-01-30 |
JPH044647B2 true JPH044647B2 (ja) | 1992-01-29 |
Family
ID=15824867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16609386A Granted JPS6323220A (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 | 磁気ヘッド調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6323220A (ja) |
-
1986
- 1986-07-15 JP JP16609386A patent/JPS6323220A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6323220A (ja) | 1988-01-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |