JPS6323220A

JPS6323220A - 磁気ヘッド調整装置

Info

Publication number: JPS6323220A
Application number: JP16609386A
Authority: JP
Inventors: Yuichi Kurosawa; 黒沢　裕一; Tahei Morisawa; 森沢　太平; Harumi Aoki; 青木　晴美
Original assignee: Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Current assignee: Pentax Corp
Priority date: 1986-07-15
Filing date: 1986-07-15
Publication date: 1988-01-30
Also published as: JPH044647B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「技術分野」本発明は、磁気ディスクに情報を記録または再生する磁
気記録装置に関し、特にその磁気ヘッドと磁気ディスク
との相対位貫を調整する磁気ヘッド調整装置に関する。

「従来技術およびその問題点」固体撮像素子等の光電変換素子から得られた映像信号を
磁気ディスクに記録し、これを再生する電子スチルカメ
ラは、従来の３．５インチフロッピディスクドライブ等
とは異なり、映像信号を含む記録信号を高速で回転する
磁気ディスクに高と度に記録することを要求されている
。このためには磁気へ・ンドを磁気ディスクに正確にオ
ントラックさせることは勿論、磁気ヘッドと磁気ディス
クとの位璽開係が電に正確に保持しなければならない、
そこで電子スチルカメラフォーマットでは、例えば磁気
ヘッドのアジマス誤差は６分以内という様に規定され、
この他の調整量も高い精度が要求されでいる。

したがって磁気記録装置装百では従来、このような高精
度の調整を可能とするため、磁気ヘッドのあらゆる方向
への微調整を可能としているが、従来装置１こおいては
、磁気ヘッドの位百につき精玉な微調整を可能とすれば
する程、部品点数が増加してその構成が複雑化し、調整
作業も類雑かつ困難となるという問題があった。

「発明の目的」本発明は、このような従来の磁気ヘッド調整製雪の問題
点に鑑み、特に調整量のうちで最も調整が難しいロー１
ノングとどツチングｔＭ単なａｔ造で調整できる磁気ヘ
ッド調整製雪を得ることを目的とする。

「発明の概要」本発明は、磁気ヘッドを固定した板ばね体と、この板ば
ね体を支持するキャリッジ側の部材との支持態様につい
て研究の結果、板ばね体とキャリッジ側部材とを三本の
支持脚で接続すれば、特にローリングとピッチングの調
整が簡単にできることに着目して完成されたものである
６すなわち本発明は、磁気ヘッドを、該磁気ヘッドの周
囲に位！する三本の支持脚を有する板ばね上に固定し、
この板ばねを、これを支持するキャリッジ側部材上に、
杉板ばねの上記三本の支持脚とキャリッジ側部材との距
離を調節可能として支持したことを特徴している。

この構成によると、板ばねの三本の支持脚とキャリッジ
側部材の距離の調節およびそれに伴なう坂ばねの撓すに
より、０−リングとピッチングを調整することができる
。ざらにこの板ばねには、その磁気ヘッド固定部の背面
からこれを磁気ディスク側に押圧変位させる突き出し量
調整部材を作用させることにより、磁気ディスク側への
突き出し量も簡単に調整することができる。

「発明の実施例」以下図示実施例について本発明を説明する。第１図は本
発明の磁気ヘッド調整装置を備えた磁気記録装置装＝の
要部の斜視図である０図示しない磁気ディスクは、スピ
ンドルモータ１１によって支持され回転駆動される。磁
気ヘッド１２を支持するキャリッジ１３は、スピンドル
モータ１１の側部のガイドバー１４に移動可能に支持さ
れていて、このキャリッジ１３がガイドバー１４に沿っ
て移動すると、磁気ヘッド１２が磁気ディスクの半径方
向に沿って移動可能する。

リードスクリュー］５は、ガイドバー１４と平行に配雪
され、その一端部に設けたステップモータ１６によって
回転駆動される。キャリッジ１３には、このリードスク
リュー１５と噛み合うニードル１７が固定されている。

１８はリードスクリュー１５とニードル１７との噛合を
保障し、かつキャリッジ１３がガイドバー１４の回りに
回転しないよう１こする板ばねである。

以上の構成から、ステップモータ］６によってリードス
クリュー１５が回転すると、ニードル１７を介してキャ
リッジ１３がガイドバー１４に沿って移動し、磁気ヘッ
ド１２が磁気ディスクの半径方向にトラッキングする。

ざて、例えば以上のようにして移動制御されるキャリッ
ジ１３上にＦｉｉ気ヘッド１２を取付る際１こは、磁気
ヘッド１２は、第５図に示すように、■〜■の６自由度
の動きが可能なため、この各々に対して位置調整が必要
である。このうち■方向はヘッドトラッキング方向であ
るから、リードスクリュー１５とニードル１７の噛合位
置の変更あるいはリードスクリュー１５の回転によって
調整することができる。よって磁気ヘッド調整製雪では
、残りの５つの量を調整する。５つの量は、磁気ヘッド
の■ギャップ１２ａのセンター位置、■突き出し、■ロ
ーリング、■アジマス、■ピッチングである０本発明は
特にこの■ローリングと■ピッチングを簡単に調節する
ものであるが、ざらに以上のすべての量を調整する機構
を備えでいる。

そこで次にＭ］図ないし第４図について本発明の磁気ヘ
ッド調整装置を説明する。まず磁気ヘッド１２は、Ｔ字
状をなす中高の板ばね２０の中央に、ヘッド取付台２１
を介しで固定されでいる。

板ばね２０は、磁気ヘッド１２の周囲に延びる三本の支
持脚２ＯＡ、２０Ｂ、２０Ｇを有している。この実施例
では、支持脚２ＯＡは磁気ギャップ１２ａの延長方向に
延び、支持脚２０８と２０Ｃは、この延長方向に対して
直交する方向に延びている。そしてこれらの支持脚２０
Ａ、２０日１および２０Ｃの先端部には、それぞれ支持
ねし２２Ａ、２２Ｂ、２２Ｇが設けられている。これら
の支持ねじ２２Ａ、２２Ｂ、２２Ｃの頭部は、常に支持
脚２ＯＡ、２０Ｂ、２Ｃ）Ｃに密着しており、そのねじ
部がキャリッジ１３側の調整板２３に螺合している。し
たがって、支持ねし　　　２２Ａ、２２Ｂ、２２Ｃの螺
合位置を変えると、板ばね２０の支持脚２０Ａ、２０Ｂ
、２ｏＣと調整板２３との距離がそれぞれ変わる。板ば
ね２０は、このようにして支持脚２０Ａ、２０Ｂ、２０
Ｇの高さ位置を変えたとき、これに固定した磁気ヘッド
１２が回動変位する可撓性と、復元性を有するものが使
用される。

調整板２３は、キャリッジ１３とともに、キャリッジ側
部材を構成する。この調整板２３は、キャリッジ１３に
対する、磁気ディスク面と平行な面内にあ（する回動調
節と、磁気ディスクに形成されるトラックの接線方向へ
の位置調節が可能である。すなわちキャリッジ１３には
ガイドビン２５が植設され、調整板２３にはこのガイド
ビン２５が嵌合する長孔２６が形成されていて、このガ
イドビン２５と長孔２６の間係により、調整板２３はキ
ャリッジ１３に対し、第４図の■方向の直線位置調節お
よび■方向の回転位＝調節ができる。この■と■の方向
は第５図のそれと対応しでいる。固定ねじ２７と、これ
を挿通する調整板２３側の挿通孔との間には、以上の調
整を許容するクリアランスが設定され、調整債固定ねじ
２７を締めることにより、調整板２３がキャリッジ１３
に固定される。なおガイドピン２５と長孔２６はそれぞ
れ、調整板２３とキャリッジ１３に設けても同しである
。

そしてこの調整板２３には、磁気ヘッド１２の背面にお
いて板ばね２０に当接する突き出し量調整ねじ２８が螺
合されていて、この突き出し量調整ねじ２８の螺合位置
の調整により、第５図の■の方向の調整、つまり磁気ヘ
ッド１２の磁気ディスク側への芙き出し量の調整ができ
る。

上記構成の本磁気ヘッド調整製雪は、次のようにして磁
気ヘッド１２の■ないし■の方向の調整を行なう、この
うち■と■、および■の調整は既に述べた。すなわち■
と■の調整は、調整板２３のキャリッジ１３に対する位
置調整で行なうことができ、■の調整は、突き出し量調
整ねじ２８による磁気ヘッド１２（板ばね２０）の突き
出し量によって調整することができる。調整板２３を微
小に動かす機構は図示していないが、公知の微小送り機
構を適用することができる。

本発明の特徴とする■ローリングと■ピッチングは、支
持ねじ２２Ａ、２２Ｂ、２２Ｇの調整板２３に対する螺
合高ざの調整によって行なう、すなわち第２図において
、支持ねし２２Ｂと２２Ｇの調整板２３に対する螺合高
さを変えると、支持脚２０Ｂと２００の調整板２３に対
する距離が変化し、これによって板ばね２０は撓んで磁
気ヘッド］２に■方向のローリング調整運動を与える。

同様に第３図においで、支持ねし２２Ａと２２８（２２
Ｇ）の調整板２３に対する螺合高さを変え、支持脚２０
Ａと２０Ｂ（２０Ｃ）の調整板２３に対する距離を変え
ると、板ばね２ｏは撓んで磁気ヘッド１２に■方向のピ
ッチング調整運動を与える。

従来の三点で傾きを調整する装置では、三点が剛体とみ
なせる板に設けられているため、−点の高さ調整を行な
うと、目的とする調整量以外の調整量も大きく変化して
しまい、調整が非常に複雑で熟練を要する。ところが、
以上のように可視性と復元性を有する板ばね２ｏの三本
の支持脚２ＯＡ、２０Ｂ、２０Ｃの高さ位置を調整によ
り、ピッチングおよびローリングを調整すると、支持ね
し２２Ａ、２２Ｂ、２２Ｇの動きは大きくても板ばね２
ｏの傾きはそれ程生ぜず、よって微小な調整を行なうこ
とができる。

第６図（Ａ）、（Ｂ）は、板ばね２０の三本の支持脚２
０Ａ、２０Ｂ、２０Ｇと、磁気ヘッド１２の関係の他の
例を示す平面図である。このように三本の支持脚のうち
の二本は、磁気ヘッド１２の磁気ギャップ１２ａの延長
方向に設けても、これと直交する方向に設けても、同様
の調整機能を有する。三本の支持脚の方向にはざらに自
由度がある。

「発明の効果」以上のように本発明の磁気ヘッド調整装コは、磁気ヘッ
ドを三本の支持脚を有する板ばね上に固定し、この板ば
ねの支持脚をキャリッジ側部材に高さ調節可能にして支
持するという非常に簡単な構成によつ、磁気ヘッドの特
にピッチングとローリングを調整することができる。ま
た他の調整量も本発明装置に突き出し量調整部材、ある
いは調整板を付加することによって簡単に調整すること
ができるから、磁気ヘッドの全体を調整を簡単にした実
用性の高い磁気ヘッド調整製雪が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の磁気ヘッド調整製雪を備えた磁気記録
再生装置の要部の斜視図、・第２図は同磁気ヘッドの磁
気ギャップの延長方向から見た要部の正面図、第３図は
同磁気ギャップと直交する方向から見た要部の正面図、
第４図は同調整板の平面図、第５図は磁気ヘッドの調整
量を説明するための斜視図、第６図（Ａ）、（８）は本
発明の他の実施例を示す平面図である。１１・・・ステッピングモータ、１２・・・磁気ヘッド
、１２　ａ−・・磁気ギャップ、１３・・・キャリッジ
、１４・・・ガイドバー、１５・・・リードスクリュー
、１６・・・ステップモータ、１７・・・ニードル、２
０・・・板ばね、２０Ａ、２０Ｂ、２０　Ｃ・・・支持
脚、２１・・・ヘッド取付台、２２Ａ、２２Ｂ、２２Ｃ
・・・支持ねし、２３・・・調整板、２５−・・ガイド
ビン、２６・・・長孔、２７・・・固定ねし、２８・・
・突き出し量調整ねし。１ｊ第３図 ω　　　　　〜（’Ｊ手　　続　　補　　正　　書昭和６２年ｑ月　４日　′

Claims

【特許請求の範囲】

（１）磁気ディスクと、この磁気ディスクに対し情報の
記録または再生を行なう磁気ヘッドとの相対位置を調整
する磁気ヘッド調整装置において、磁気ヘッドを、該磁
気ヘッドの周囲に位置する三本の支持脚を有する板ばね
上に固定し、この板ばねを、これを支持するキャリッジ
側部材上に、該板ばねの上記三本の支持脚とキャリッジ
側部材との距離を調節可能として支持したことを特徴と
する磁気ヘッド調整装置。
（２）特許請求の範囲第１項において、キャリッジ側部
材には、板ばねの磁気ヘッド固定部の背面に当接してこ
れを磁気ディスク側に押圧変位させる突き出し量調整部
材が設けられている磁気ヘッド調整装置。
（３）特許請求の範囲第１項または第２項において、板
ばねの三本の支持脚およびキャリッジ側の突き出し量調
整部材はともにねじ部材からなっている磁気ヘッド調整
装置。
（４）特許請求の範囲第１項ないし第３項のいずれか一
において、キャリッジ側部材は、キャリッジと、このキ
ャリッジに対する磁気ディスク面と略平行な面内におけ
る回動調節および磁気ディスクに形成されるトラックの
接線方向への位置調節が可能な調整板とから構成されて
いて、板ばねはこの調整板上に支持されている磁気ヘッ
ド調整装置。
（５）特許請求の範囲第４項において、調整板は、該調
整板とキャリッジのいずれか一方に設けた直線状の長孔
と、他方に設けた、この長孔に嵌合するガイドピンとに
より、磁気ディスク面と略平行な面内における回動調節
および磁気ディスクに形成されるトラックの接線方向へ
の位置調節が可能となっている磁気ヘッド調整装置。