JP2631288B2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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康司 岩淵
則之 金川
幸雄 田中
光宏 青山
正春 多和田
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  • Electric Ovens (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)
  • Food-Manufacturing Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は食品のかく拌機能を有する高周波加熱装置の
改良に関するものである。
従来の技術 食品をかく拌する機能を有する高周波加熱装置が実開
昭55−71489号公報に提案されている。
この従来例は,加熱室内に回転自在に設けたターンテ
ーブルにかく拌容器を着脱自在に取付けると共に,その
かく拌容器内に設けたかく拌羽根を前記ターンテーブル
の回転軸を貫通する固定軸に着脱可能に取付けたもので
ある。
発明が解決しようとする問題点 上記従来例では,かく拌羽根が静止しており,ターン
テーブルに取付けたかく拌容器自体が回転するようにな
っているので,高速回転(通常のターンテーブルよりも
相対的に速い回転例えば200rpm)しようとすると,被加
熱物が慣性により飛び出してしまう。そこで通常の高周
波加熱時のターンテーブルの回転数5〜6rpmに限定さ
れ,十分なかく拌性能が得られない。
問題点を解決するための手段 本発明は加熱室内底面に変速駆動部を設け,同部はか
く拌用モーターの第1駆動軸とターンテーブル用モータ
ーの第2駆動軸とを有し,かつ第1駆動軸は第2駆動軸
の外周に同軸状に位置し,第1駆動軸にかく拌羽根を,
又は第2駆動軸にターンテーブルを接続し,それらをた
とえば200rpm又は5〜6rpmで駆動するように構成したも
のである。
作用 ターンテーブル使用時は,ターンテーブル用モーター
で第2駆動軸を介して被加熱物自体を5〜6rpm程度の低
速回転させながら高周波加熱処理を行う。かく拌容器使
用時は,かく拌用モーターで第1駆動軸を介してかく拌
容器を静止した状態で使用し,かく拌羽根をたとえば20
0rpm前後の高速回転させてパン原料をこね合わせたり,1
0,000〜16,000rpm前後にしてミキサーとして使用でき
る。
実施例 以下本発明の一実施例を図面により説明する。
実施例の構成は第1図から第4図に示すとおりであ
る。
図において,1は加熱室,2は導波管3を介して加熱室1
に高周波エネルギーを供給する高周波発振器である。4
は上ヒーター,5は下ヒーターで,ケーキ・パン焼き等の
オーブン料理の際の加熱源である。6はオーブン料理時
に使用する角皿7(第4図)を支える皿受棚である。8
は加熱室1の前面入口を開閉するドア,9は加熱をコント
ロールするための操作パネルである。10は外箱,11は外
箱10の下面に取付けた足である。12はかく拌容器で,小
麦粉,イースト,水等のパン原料13をこね合わせて,ヒ
ーター加熱により焼き上げるためのものであり,加熱室
1内底面に設置されるものである。14はかく拌羽根で,
かく拌容器12内の下部に回転自在に設けたものである。
15はかく拌羽根14に形成する回転軸である。
第1図において,16は変速駆動部で,高周波加熱時に
第3図に示す被加熱物18を載置するターンテーブル19を
5〜6rpmの低速回転させるターンテーブル用モーター22
と,かく拌容器12使用によるパン焼き時にかく拌羽根14
を200rpm前後の高速回転させるかく拌用モーター23とを
駆動源とするものである。17はかく拌用モーター23の回
転力を小形プーリー24・ベルト25・大形プーリー26を介
してかく拌羽根14の回転軸15に伝達するための第1駆動
軸である。27は第2駆動軸で,第3図にも示すようにタ
ーンテーブル用モーター22の回転力をターンテーブル19
を回転自在に支持する回転台20に形成する軸接続部21に
伝達するためのものである。28は回転軸15に対する軸受
Aである。29は第1駆動軸17に対する軸受Bである。第
1駆動軸17は第2駆動軸27を中心軸として取り囲む円筒
形で形成し,かく拌羽根14の回転軸15と凹凸で契合し,
大きなトルクが掛かっても空回りしないようになってお
り,また加熱室1内への突き出し寸法は第2駆動軸27よ
り低くしている。
次に上記構成からなる本実施例の作用を説明する。
かく拌容器12使用によるパン焼きの場合は,第2図の
ようにホームベーカリーと同様に,加熱室1内底面にか
く拌容器12を設置し,かく拌羽根14の回転軸15を第1駆
動軸17に接続する。かく拌容器12にパン原料13を入れ
て,操作パネル9の操作によりかく拌羽根14を変速駆動
部16により200rpm前後で回転させてパン原料13をこね合
わせ,その後上,下ヒーター4,5による加熱も適宜加
え,発酵,かく拌羽根14の数秒間の回転によるガス抜き
等の工程を経て,焼き上げまで行う。それらの工程は操
作パネル9内の制御器(図示せず)により実行される。
この場合,パンはかく拌容器12の断面形状をして上部が
盛り上がったいわゆる山形パンとなる。ロールパン等の
他の形状のパンを作る場合は,上記と同様にかく拌容器
12でこね合わせから発酵・ガス抜き等を行い,そのあと
かく拌容器12を加熱室1から取り出して,パン原料13を
目的とするパンの種類に応じて分割し,丸めて,第4図
のように電気オーブンと同様に角皿7に載せて成形・発
酵から焼き上げまでを行う。
高周波加熱を行う場合は,第3図のように単機能電子
レンジと同様に,被加熱物18を載せるターンテーブル19
及びこのターンテーブル19を支持する回転台20に形成す
る軸接続部21を第2駆動軸27に接続して加熱室1内底面
に設置し,変速駆動部16によりターンテーブル19を5〜
6rpmで回転させる。高周波発振器2から加熱室1内に供
給した高周波エネルギーにより被加熱物18を加熱調理す
る。
なお上記5〜6rpm,200rpmの回転数は加熱源の大き
さ,食品の種類等により変更する。またかく拌容器12の
材質は加熱源の種類に適したものを使用する。
また,第1駆動軸17は第2駆動軸27の外側に同軸状に
設けて径を大きくできるように構成しているので,強力
な回転力を必要とするかく拌羽根14への駆動力伝達に適
し,かつ加熱室1内への突き出し寸法を第2駆動軸27よ
り低くしているので,径が大きいにもかかわらず加熱室
1内のクリーニングの際に邪魔にならない。なお本実施
例ではパン原料13のこね合わせの例で示したが,かく拌
機能としてミキサー・もちつき機能・うどん・そばのね
り機能等に応用できることはいうまでもない。
発明の効果 以上本発明によると,変速駆動部を設け,かく拌羽根
の高速回転あるいは高周波加熱時のターンテーブルの低
速回転とを選択的に使い分けているため,目的に応じた
適切な調理操作をすることができる。
また,この高周波加熱装置は,電子レンジ・電気オー
ブン・ホームベーカリー・ミキサー・もちつき器といっ
た多数の機能を1台で行うことができ,経済性・省スペ
ースの点でも有利であり,実施する効果は大なるものが
ある。
さらに,かく拌羽根駆動用の第1駆動軸をターンテー
ブル駆動用の第2駆動軸の外側に同軸状に設けて径を大
きくできる構成とするため,大きな回転力を必要とする
かく拌羽根の駆動用には最適な駆動軸構造となる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す高周波加熱装置の要部
断面図,第2図は同高周波加熱装置の断面図(ホームベ
ーカリー用),第3図は同断面図(電子レンジ用),第
4図は同断面図(電気オーブン用)である。 1……加熱室,12……かく拌容器,14……かく拌羽根,16
……変速駆動部,17……第1駆動軸,19……ターンテーブ
ル,22……ターンテーブル用モーター,23……かく拌用モ
ーター,27……第2駆動軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 多和田 正春 千葉県柏市新十余二3番地1 日立熱器 具株式会社内 審査官 鵜飼 健 (56)参考文献 実開 昭55−71489(JP,U) 実開 昭62−20495(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】食品のかく拌機能を有する高周波加熱装置
    において,加熱室(1)内底面に変速駆動部(16)を設
    け,同部(16)はかく拌用モーター(23)で駆動する第
    1駆動軸(17)とターンテーブル用モーター(22)で駆
    動する第2駆動軸(27)とを有し,かつ第1駆動軸(1
    7)は第2駆動軸(27)の外周に同軸状に位置し,第1
    駆動軸(17)にかく拌容器(12)内のかく拌羽根(14)
    を,又は第2駆動軸(27)にターンテーブル(19)を接
    続し,かく拌羽根(14)を高速回転例えば200rpmで,又
    はターンテーブル(19)を低速回転例えば5〜6rpmで駆
    動することを特徴とする高周波加熱装置。
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