JP2630811B2 - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JP2630811B2
JP2630811B2 JP63114358A JP11435888A JP2630811B2 JP 2630811 B2 JP2630811 B2 JP 2630811B2 JP 63114358 A JP63114358 A JP 63114358A JP 11435888 A JP11435888 A JP 11435888A JP 2630811 B2 JP2630811 B2 JP 2630811B2
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徹 出口
一男 小竹
茂實 日高
利幸 神明
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SEIREI KOGYO KK
YANMAA NOKI KK
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SEIREI KOGYO KK
YANMAA NOKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は脱穀部からの穀粒を貯留するグレンタンクを
備えるコンバインに関する。
「従来の技術」 従来、実開昭62−65043号公報に示す如く、グレンタ
ンクの下部コンベアをエンジン下方で前後方向に延設さ
せ、下部コンベアの上方にエンジンを設ける技術があ
る。
「発明が解決しようとする課題」 前記従来技術は、エンジンを載せる架台の機外側に下
部コンベアに配設させるから、架台と下部コンベアの取
付け位置が互に制限され、エンジンの出力ベルト配置ま
たは下部コンベアを内設させるグレンタンク底部構造が
規制される不具合があると共に、機体後部にエンジンを
設け、機体前部のミッションケースに走行動力伝達ベル
トを張設させるから、前記ベルトが長尺になって必要な
出力トルクを容易に得られず、また前記ベルトを設置す
る空間を機体前後に亘って確保する必要があった。
「課題を解決するための手段」 然るに、本発明は、グレンタンクの下部コンベアを後
方側に延設させると共に、下部コンベア送り終端に連結
させる縦コンベアをエンジン後方に立設させ、前記下部
コンベアの上方にエンジンを配設させるコンバインにお
いて、機台に立設させる架台と、機台上に配置させるギ
ヤケースとをエンジンベッドとして、下部コンベアの略
直上にエンジンを配設させ、架台とギヤケースの間に下
部コンベアを設けると共に、エンジン出力をベルトによ
りギヤケースに伝達させ、ギヤケースからの走行駆動力
をドライブシャフトによりトラックフレーム前部のミッ
ションケースに伝達させるように構成したことを特徴と
する。
「作用」 従って、前記ギヤケースを兼用してエンジンを取付け
るから、エンジンを載せる架台構造の簡略化及びコスト
低減を容易に行い得、また前記架台とギヤケースの間に
下部コンベアを配置させることにより、架台と下部コン
ベアの取付け位置が互に制限される不具合をなくし得、
下部コンベアを内設させるグレンタルク底部構造が架台
によって規制される不具合をなくし得ると共に、エンジ
ン出力を下方のギヤケースにベルト伝達し、ギヤケース
から機体前方のミッションケースにドライブシャフトを
張設し、機体後方のエンジン動力をドライブシャフトに
よって機体前方に伝えるから、機体前後にベルトを張設
して走行駆動力を得る従来構造に比べ、走行動力伝達損
失の低減並びに走行伝動空間のコンパクト化などを容易
に図り得るものである。
「実施例」 以下本発明の一実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は要部の平面説明図、第2図は全体側面図、第
3図は同平面図であり、図中(1)は走行クローラ
(2)を装設するトランクフレーム、(3)は前記トラ
ックフレーム(1)上に架設する機台、(4)はフィー
ドチェン(5)を左側に張架し扱胴(6)及び処理胴
(7)を内蔵している脱穀部、(8)は刈刃及び穀稈搬
送機構などを備える刈取部、(9)は排藁チェン(10)
終端を臨ませる排藁処理部、(11)は運転席(12)及び
運転操作部(13)を備える運転台、(14)は機台(3)
の右側後部に配備してエンジン(15)を内設するエンジ
ン部、(16)は前記運転台(11)とエンジン部(14)間
の機台(3)上に配設して脱穀部(4)からの穀粒を溜
めるグレンタンク、(17)は脱穀部(4)からグレンタ
ンク(16)に穀粒を搬入する揚穀筒であり、連続的に刈
取り・脱穀作業を行うように構成している。
また、図中(18)は前記グルタンク(16)底部に設け
る下部コンベア、(19)は前記エンジン部(14)後側に
立設させる縦コンベア、(20)はコンバイン機体上面で
対角線方向に収納する排出コンベアであり、下部コンベ
ア(18)をエンジン(15)後方側に延設させ、下部コン
ベア(18)送り終端に縦コンベア(19)下端側を連結さ
せると共に、縦コンベア(19)上端側に排出コンベア
(20)基端を起伏及び水平回動自在に連結させ、排出コ
ンベア(20)先端側をトラックの荷台などに臨ませ、各
コンベア(18)〜(20)によりグレンタンク(16)内の
穀粒を搬出するように構成している。
さらに、第1図の如く、小径オーガ(21)、中間オー
ガ(22)及び大径オーガ(23)により下部コンベア(1
8)を形成し、グレンタンク(16)の底部前方に小径オ
ーガ(21)を、またグレンタンク(16)の底部後方に中
間オーガ(22)を、またエンジン部(14)を前後に貫通
するコンベアケース(24)に大径オーガ(23)を夫々配
置させると共に、グレンタンク(16)を前部及び後部軸
受体(25)(26)により支持し、下部コンベア軸(27)
と入力軸(28)を前記軸受体(25)に軸支させてベベル
ギヤ(29)(30)により連動連結させるもので、エンジ
ン(15)出力を伝達する入力軸28を介して各オーガ(2
1)(22)(23)を駆動する一方、軸受体(25)(26)
を支点にしてグレンタンク(16)を機体外方に倒伏さ
せ、グレンタンク(16)に対向する脱穀部(4)側面を
開放して修理・掃除などの作業を行うように構成してい
る。
さらに、第4図及び第5図に示す如く、機台(3)に
立設させる架台(31)…と、機台(3)上に配置させる
ギヤケース(32)とをエンジンベットとして、下部コン
ベア(18)の上方にエンジン(15)を配設させると共
に、エンジン(15)出力をベルト(33)によりギヤケー
ス(32)に伝達させ、クランクシャフトを前後方向に向
けた縦置き構造にエンジン(15)を取付けている。
そして、第1図にも示す如く、脱穀部(4)の二番還
元コンベア(34)後方の機台(3)上でエンジン(15)
と脱穀部(4)間に前記ギヤケース(32)を配置させる
もので、ギヤケース(32)からの脱穀駆動力をベルト
(35)により脱穀入力プーリ(36)に伝達すると共に、
ギヤケース(32)からの走行駆動力をドライブシャフト
(37)によりトラックフレーム(1)前部のミッション
ケース(38)に伝達させるように構成している。
上記から明らかなように、グレンタンク(16)の下部
コンベア(18)を後方側に延設させると共に、下部コン
ベア(18)送り終端に連結させる縦コンベア(19)をエ
ンジン(15)後方に立設させ、前記下部コンベア(18)
の上方にエンジン(15)を配設させるコンバインにおい
て、機台(3)に立設させる架台(31)…と、機台
(3)上に配置させるギヤケース(32)とをエンジンベ
ッドとして、下部コンベア(18)の略直上にエンジン
(15)を配設させ、架台(31)とギヤケース(32)の間
に下部コンベア(18)を設けると共に、エンジン(15)
出力をベルト(33)によりギヤケース(32)に伝達さ
せ、ギヤケース(32)からの走行駆動力をドライブシャ
フト(37)によりトラックフレーム(1)前部のミッシ
ョンケース(38)に伝達させるように構成している。そ
して、前記ギヤケース(32)を兼用してエンジン(15)
を取付け、エンジン(15)を載せる架台(31)構造の簡
略化及びコスト低減を図り、また前記架台(31)とギヤ
ケース(32)の間に下部コンベア(18)を配置させ、架
台(31)と下部コンベア(18)の取付け位置が互に制限
される不具合をなくし、下部コンベア(18)を内設させ
るグレンタンク(16)底部構造が架台(31)によって規
制される不具合をなくすと共に、エンジン(15)出力を
下方のギヤケース(32)にベルト(33)伝達し、ギヤケ
ース(32)から機体前方のミッションケース(38)にド
ライブシャフト(37)を張設し、機体後方のエンジン
(15)動力をドライブシャフト(37)によって機体前方
に伝え、機体前後にベルトを張設して走行駆動力を得る
従来構造に比べ、走行動力伝達損失の低減並びに走行伝
動空間のコンパクト化などを図れるように構成してい
る。
なお、前記ドライブシャフト(37)の取付け隙間はベ
ルトに比べ極めて小さくて良いから、グレンタンク(1
6)と脱穀部(4)右側面とを可及的に近接させ、脱穀
部(4)下半部の選別部横幅並びにグレンタンクの横幅
の拡大を容易に図れるように構成している。
さらに、第6図にも示す如く、エンジン(15)の上方
に冷却室(38)を形成し、ベルト(39)によりエンジン
(15)と連動させる冷却ファン(40)と、オイルクーラ
(41)と、ラジエータ(42)とを前方に向けて冷却室
(38)に内設させ、冷却ファン(40)軸を機体前後方向
に設けると共に、冷却室(38)の右側面及び上面に空気
取入口(43a)(43b)を形成し、またラジエータ(42)
後面側下方でエンジン(15)方向に排風路(44)を開設
し、冷却ファン(40)音が空気取入口(43a)(43b)か
ら直接外に伝わるのを防ぐように構成している。
また、ラジエータ(42)などの前後方向取付け幅を小
さくして前方寄りに配置させ、エンジン部(14)の上面
後部を前部より低くして段部(14a)を形成すると共
に、排出コンベア(20)起伏させる油圧シリンダ(45)
と、排出コンベア(20)を水平回動させる油圧シリンダ
(46)とを、前記段部(14a)で形成される空間に配置
させ、エンジン部(14)に縦コンベア(19)を可及的に
近接させるように構成している。
「発明の効果」 以上実施例から明らかなように本発明は、グレンタン
ク(16)の下部コンベア(18)を後方側に延設させると
共に、下部コンベア(18)送り終端に連結させる縦コン
ベア(19)をエンジン(15)後方に立設させ、前記下部
コンベア(18)の上方にエンジン(15)を配設させるコ
ンバインにおいて、機台(3)に立設させる架台(31)
…と、機台(3)上に配置させるギヤケース(32)をエ
ンジンベッドとして、下部コンベア(18)の略直上にエ
ンジン(15)を配設させ、架台(31)とギヤケース(3
2)の間に下部コンベア(18)を設けると共に、エンジ
ン(15)出力をベルト(33)によりギヤケース(32)に
伝達させ、ギヤケース(32)からの走行駆動力をドライ
ブシャフト(37)によりトラックフレーム(1)前部の
ミッションケース(38)に伝達させるように構成したも
ので、前記ギヤケース(32)を兼用してエンジン(15)
を取付けるから、エンジン(15)を載せる架台(31)構
造の簡略化及びコスト低減を容易に行うことができ、ま
た前記架台(31)とギヤケース(32)の間に下部コンベ
ア(18)を配置させることにより、架台(31)と下部コ
ンベア(18)の取付け位置が互に制限される不具合をな
くすことができ、下部コンベア(18)を内設させるグレ
ンタンク(16)底部構造が架台(31)によって規制され
る不具合をなくすことができると共に、エンジン(15)
出力を下方のギヤケース(32)にベルト(33)伝達し、
ギヤケース(32)から機体前方のミッションケース(3
8)にドライブシャフト(37)を張設し、機体後方のエ
ンジン(15)動力をドライブシャフト(37)によって機
体前方に伝えるから、機体前後にベルトを張設して走行
動力を得る従来構造に比べ、走行動力伝達損失の低減並
びに走行伝動空間のコンパクト化などを容易に図ること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面説明図、第2図は
全体の側面図、第3図は同平面図、第4図は側面説明
図、第5図は前面説明図、第6図は部分平面図である。 (15)…エンジン (16)…グレンタンク (18)…下部コンベア (19)…縦コンベア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日高 茂實 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マー農機株式会社内 (72)発明者 神明 利幸 岡山県岡山市江並428番地 セイレイ工 業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−65043(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グレンタンク(16)の下部コンベア(18)
    を後方側に延設させると共に、下部コンベア(18)送り
    終端に連結させる縦コンベア(19)をエンジン(15)後
    方に立設させ、前記下部コンベア(18)の上方にエンジ
    ン(15)を配設させるコンバインにおいて、機台(3)
    に立設させる架台(31)…と、機台(3)上に配置させ
    るギヤケース(32)をエンジンベッドとして、下部コン
    ベア(18)の略直上にエンジン(15)を配設させ、架台
    (31)とギヤケース(32)の間に下部コンベア(18)を
    設けると共に、エンジン(15)出力をベルト(33)によ
    りギヤケース(32)に伝達させ、ギヤケース(32)から
    の走行駆動力をドライブシャフト(37)によりトラック
    フレーム(1)前部のミッションケース(38)に伝達さ
    せるように構成したことを特徴とするコンバイン。
JP63114358A 1988-05-10 1988-05-10 コンバイン Expired - Lifetime JP2630811B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2507119Y2 (ja) * 1990-07-31 1996-08-14 セイレイ工業株式会社 グレンタンクの穀粒搬出装置
JP2551301Y2 (ja) * 1990-10-09 1997-10-22 三菱農機株式会社 コンバイン
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