JP2630151B2 - 光ディスク装置 - Google Patents
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- JP2630151B2 JP2630151B2 JP4040356A JP4035692A JP2630151B2 JP 2630151 B2 JP2630151 B2 JP 2630151B2 JP 4040356 A JP4040356 A JP 4040356A JP 4035692 A JP4035692 A JP 4035692A JP 2630151 B2 JP2630151 B2 JP 2630151B2
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- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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- Mathematical Physics (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばデジタルオーデ
ィオディスクプレーヤのような光ディスク装置に関する
もので、特にそのトラッキング制御回路に関するもので
ある。
ィオディスクプレーヤのような光ディスク装置に関する
もので、特にそのトラッキング制御回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の光ディスク装置の第1例について
図4、図5を基に説明する。図4は、従来の光ディスク
装置の第1の例を示す図である。同図に於いて、1は周
回状に多数の情報トラックが設けられている光ディスク
媒体、2は半導体レーザ等の光源、3は前記光源2から
の光束を平行光束にするコリメートレンズ、4は前記半
導体レーザ等の光源2からの照射光束Sと前記光ディス
ク媒体1からの反射光束Rとを分離する偏光ビームスプ
リッタ、5は前記照射光束Sと前記反射光束Rの偏光方
向を90゜回転させる1/4波長板である。
図4、図5を基に説明する。図4は、従来の光ディスク
装置の第1の例を示す図である。同図に於いて、1は周
回状に多数の情報トラックが設けられている光ディスク
媒体、2は半導体レーザ等の光源、3は前記光源2から
の光束を平行光束にするコリメートレンズ、4は前記半
導体レーザ等の光源2からの照射光束Sと前記光ディス
ク媒体1からの反射光束Rとを分離する偏光ビームスプ
リッタ、5は前記照射光束Sと前記反射光束Rの偏光方
向を90゜回転させる1/4波長板である。
【0003】Pは前記対物レンズ6により集光された光
スポット、11は前記対物レンズ6を前記光ディスク媒
体1のラジアル方向に動かし前記光スポットPを情報ト
ラックと直交する方向(以下、トラッキング方向と記
す。)に移動させるためのトラッキングアクチュエー
タ、15は前記偏光ビームスプリッタ4からの反射光束
を集光する集光レンズ、7は前記集光レンズ15からの
光束を受光し光電変換を行うための光検知器7a、7
b、7c、7dからなる4分割光検知器、31は前記光
検知器7b、7cの出力信号B、Cの交流成分b、cを
加算増幅する加算増幅器、32は前記光検知器7d、7
aの出力信号D、Aの交流成分d、aを加算増幅する加
算増幅器、35は前記加算増幅器31の出力信号33と
前記加算増幅器32の出力信号34との差信号を得る差
動増幅器、36は前記出力信号33、34の和信号を得
る加算増幅器、10はローパスフィルタを含み前記トラ
ッキングアクチュエータ11を駆動するためのトラッキ
ング駆動回路である。
スポット、11は前記対物レンズ6を前記光ディスク媒
体1のラジアル方向に動かし前記光スポットPを情報ト
ラックと直交する方向(以下、トラッキング方向と記
す。)に移動させるためのトラッキングアクチュエー
タ、15は前記偏光ビームスプリッタ4からの反射光束
を集光する集光レンズ、7は前記集光レンズ15からの
光束を受光し光電変換を行うための光検知器7a、7
b、7c、7dからなる4分割光検知器、31は前記光
検知器7b、7cの出力信号B、Cの交流成分b、cを
加算増幅する加算増幅器、32は前記光検知器7d、7
aの出力信号D、Aの交流成分d、aを加算増幅する加
算増幅器、35は前記加算増幅器31の出力信号33と
前記加算増幅器32の出力信号34との差信号を得る差
動増幅器、36は前記出力信号33、34の和信号を得
る加算増幅器、10はローパスフィルタを含み前記トラ
ッキングアクチュエータ11を駆動するためのトラッキ
ング駆動回路である。
【0004】前記光ディスク媒体1の反射膜面12に
は、情報トラックが同心円状或いは螺旋状に形成されて
おり、この情報トラックには多数のピット13が凹状に
刻まれている。図5は、情報トラックの一部を示す図で
ある。同図に於いて、前記光ディスク媒体に設けられた
情報トラック上には、多数のピット13によってピット
列が形成され、ピットとピット間にはランド部14が設
けられている。前記4分割光検知器7は、その直交する
分割線7Y、7Xによって4個の光検知器に分割されて
いる。前記4分割光検知器7は、その分割線7Yが前記
ビームスプリッタ4からの反射光束の中心になるように
置かれ、前記光検知器7に投影された情報トラックの方
向Y(以下、トラック方向と記す。)と前記分割線7Y
の方向とが対応するように配置されている。従って、前
記光検知器7の分割線7Xは前記トラッキング方向Xに
対応している。
は、情報トラックが同心円状或いは螺旋状に形成されて
おり、この情報トラックには多数のピット13が凹状に
刻まれている。図5は、情報トラックの一部を示す図で
ある。同図に於いて、前記光ディスク媒体に設けられた
情報トラック上には、多数のピット13によってピット
列が形成され、ピットとピット間にはランド部14が設
けられている。前記4分割光検知器7は、その直交する
分割線7Y、7Xによって4個の光検知器に分割されて
いる。前記4分割光検知器7は、その分割線7Yが前記
ビームスプリッタ4からの反射光束の中心になるように
置かれ、前記光検知器7に投影された情報トラックの方
向Y(以下、トラック方向と記す。)と前記分割線7Y
の方向とが対応するように配置されている。従って、前
記光検知器7の分割線7Xは前記トラッキング方向Xに
対応している。
【0005】図4に示した光ディスク装置では、そのト
ラッキング制御方式としていわゆるプッシュプル法の改
良型が採用されている。以下、このトラッキング制御関
連の動作説明をする。図4に於いて、前記光源2から発
生する光ビームはコリメートレンズ3によって平行光束
に変えられ偏光ビームスプリッタ4を通過し、1/4波
長板5に至る。 1/4波長板5では直線偏光が円偏光
に変換され、前記対物レンズ6によってスポットに集光
されて光ディスク1の反射膜面12に焦点を結ぶ。
ラッキング制御方式としていわゆるプッシュプル法の改
良型が採用されている。以下、このトラッキング制御関
連の動作説明をする。図4に於いて、前記光源2から発
生する光ビームはコリメートレンズ3によって平行光束
に変えられ偏光ビームスプリッタ4を通過し、1/4波
長板5に至る。 1/4波長板5では直線偏光が円偏光
に変換され、前記対物レンズ6によってスポットに集光
されて光ディスク1の反射膜面12に焦点を結ぶ。
【0006】反射膜面12にはピット13が刻まれてい
るため、前記光スポットPが前記ピット13上にある場
合は、光ビームは回折されて散乱し、前記対物レンズ6
に集められる光量は、前記光スポットPが前記ランド部
14上にある場合より小さい。また前記円偏光された光
ビームは同一回転のまま反射され、進行方向に対して旋
回方向が反転する。この反転された光ビームは、1/4
波長板5で直線偏光に変換され偏光ビームスプリッタ4
で反射されて、集光レンズ15によって集光され前記4
分割光検知器7に入射する。
るため、前記光スポットPが前記ピット13上にある場
合は、光ビームは回折されて散乱し、前記対物レンズ6
に集められる光量は、前記光スポットPが前記ランド部
14上にある場合より小さい。また前記円偏光された光
ビームは同一回転のまま反射され、進行方向に対して旋
回方向が反転する。この反転された光ビームは、1/4
波長板5で直線偏光に変換され偏光ビームスプリッタ4
で反射されて、集光レンズ15によって集光され前記4
分割光検知器7に入射する。
【0007】この種のディスク装置に於いて、トラック
中心とビームスポットの中心とのずれ(以下、光スポッ
トの中心と情報トラック中心とのずれをトラッキング誤
差と記す。)の検出は、ディスク媒体上のピットで反射
回折された光ビームを、トラック中心に対応させた光検
知器の分割線に対称に配置された少なくも一対の光検知
器で受光しその一対の受光部での出力差を取り出すこと
が基本になっている。即ち、前記光スポットPの中心と
ピット13の中心(即ちトラック中心)が一致している
場合にはトラック方向に対応した分割線に対称な反射回
折光分布が得られ、一致していない場合には、非対称な
光分布となる。
中心とビームスポットの中心とのずれ(以下、光スポッ
トの中心と情報トラック中心とのずれをトラッキング誤
差と記す。)の検出は、ディスク媒体上のピットで反射
回折された光ビームを、トラック中心に対応させた光検
知器の分割線に対称に配置された少なくも一対の光検知
器で受光しその一対の受光部での出力差を取り出すこと
が基本になっている。即ち、前記光スポットPの中心と
ピット13の中心(即ちトラック中心)が一致している
場合にはトラック方向に対応した分割線に対称な反射回
折光分布が得られ、一致していない場合には、非対称な
光分布となる。
【0008】前記したように、ビームスポットの中心が
トラックの中心から偏移しているときは,前記ピット列
の中心が前記光検知器の一方の分割線Yに対して偏り、
前記4分割光検知器7の検知器7a、7bが受ける光量
の差或いは7c、7dが受ける光量の差は、ビームスポ
ットに対するピットの偏りに応じたものとなっている。
また前記光検知器7のトラック方向Yの一方の側にある
2つの検知器の受光量は、略一定の時間差をもって同様
な変化をする。
トラックの中心から偏移しているときは,前記ピット列
の中心が前記光検知器の一方の分割線Yに対して偏り、
前記4分割光検知器7の検知器7a、7bが受ける光量
の差或いは7c、7dが受ける光量の差は、ビームスポ
ットに対するピットの偏りに応じたものとなっている。
また前記光検知器7のトラック方向Yの一方の側にある
2つの検知器の受光量は、略一定の時間差をもって同様
な変化をする。
【0009】図4に於いて、前記加算増幅器31では前
記各光検知器7b、7cの各光量に応じたそれぞれの出
力信号B、Cの交流成分b、cが加算増幅され、同様に
加算増幅器32では前記各光検知器7d、7aの各光量
に応じたそれぞれの出力信号D、Aの交流成分d、aが
加算増幅される。差動増幅器35では、前記加算増幅器
31、32の出力信号33、34が互いに減算され増幅
されて、その出力信号37は乗算器39に印加される。
前記加算器36では、前記出力信号33、34が加算増
幅されて乗算器39に印加される。前記乗算器39の出
力信号E2は、トラッキング誤差信号として取り出さ
れ、トラッキング駆動回路10に供給される。前記トラ
ッキング駆動回路10では、ローパスフィルタによって
高周波成分が除去され、トラッキングアクチュエータ1
1が駆動されて、前記光スポットPの中心が常にトラッ
クの中心を照射するように制御されているのである。
記各光検知器7b、7cの各光量に応じたそれぞれの出
力信号B、Cの交流成分b、cが加算増幅され、同様に
加算増幅器32では前記各光検知器7d、7aの各光量
に応じたそれぞれの出力信号D、Aの交流成分d、aが
加算増幅される。差動増幅器35では、前記加算増幅器
31、32の出力信号33、34が互いに減算され増幅
されて、その出力信号37は乗算器39に印加される。
前記加算器36では、前記出力信号33、34が加算増
幅されて乗算器39に印加される。前記乗算器39の出
力信号E2は、トラッキング誤差信号として取り出さ
れ、トラッキング駆動回路10に供給される。前記トラ
ッキング駆動回路10では、ローパスフィルタによって
高周波成分が除去され、トラッキングアクチュエータ1
1が駆動されて、前記光スポットPの中心が常にトラッ
クの中心を照射するように制御されているのである。
【0010】ところで実際の光ディスク装置に於いて
は、光ディスク媒体1には面ぶれや反り等に起因する傾
斜があるため光ディスクの面と光ビームが垂直でなくな
り、これがトラッキング誤差信号に於ける疑似信号を生
じ、トラッキング制御の精度と安定性を低下させ、トラ
ッキング制御に於けるディスク媒体の許容傾斜値を小さ
くするという問題になっていた。図4に示した従来のデ
ィスク装置の第1例は、前記したディスク媒体の傾斜の
悪影響が出にくくしたものの例である。
は、光ディスク媒体1には面ぶれや反り等に起因する傾
斜があるため光ディスクの面と光ビームが垂直でなくな
り、これがトラッキング誤差信号に於ける疑似信号を生
じ、トラッキング制御の精度と安定性を低下させ、トラ
ッキング制御に於けるディスク媒体の許容傾斜値を小さ
くするという問題になっていた。図4に示した従来のデ
ィスク装置の第1例は、前記したディスク媒体の傾斜の
悪影響が出にくくしたものの例である。
【0011】図4に示したディスク装置による実験デー
タを図6に示す。図6には、トラッキング制御がかけら
れ光ビームの中心とトラック中心が略一致している状態
で実測された4つの光検知器の出力波形が示されてい
る。同図に示されている信号a、b、c、dは、前記光
検知器7の各出力信号A、B、C、Dから直流成分を除
去したものである。従って、横線はゼロボルトを示して
いる。トラッキング誤差信号E2は、前記の実測データ
によるa、b、c、dを基に計算によって求められたも
のである。同図から分かるようにトラッキング誤差信号
E2は、トラックずれが検出できるピット部で出力さ
れ、トラックずれが検出できない上にディスクの傾斜の
悪影響が大きく出るランド部では出力が出ないようにな
っている。しかしこのために、ピット部の中央付近で出
力がピークを持ち、ピット部とランド部の境界付近で
は、出力がかなり抑制されてしまっていることが分か
る。
タを図6に示す。図6には、トラッキング制御がかけら
れ光ビームの中心とトラック中心が略一致している状態
で実測された4つの光検知器の出力波形が示されてい
る。同図に示されている信号a、b、c、dは、前記光
検知器7の各出力信号A、B、C、Dから直流成分を除
去したものである。従って、横線はゼロボルトを示して
いる。トラッキング誤差信号E2は、前記の実測データ
によるa、b、c、dを基に計算によって求められたも
のである。同図から分かるようにトラッキング誤差信号
E2は、トラックずれが検出できるピット部で出力さ
れ、トラックずれが検出できない上にディスクの傾斜の
悪影響が大きく出るランド部では出力が出ないようにな
っている。しかしこのために、ピット部の中央付近で出
力がピークを持ち、ピット部とランド部の境界付近で
は、出力がかなり抑制されてしまっていることが分か
る。
【0012】次に、従来の光ディスク装置の第2の例に
ついて説明する。図7は、従来の光ディスク装置の第2
の例を示す図である。図7に示す光ディスク装置では、
トラッキング制御系に特徴があり、ディスク媒体のピッ
トとランド部の境界付近でトラック誤差が良好に検出さ
れ、ディスク媒体の面振れに対して強く、高密度化した
ディスク媒体にも適していると言われている。以下、図
7を基に従来の光ディスク装置の第2の例について説明
する。図7に於いて、図4と同一構成要素で同一の作用
効果を呈するもの及び同一の信号については、同一の符
号を付しその説明を省略する。
ついて説明する。図7は、従来の光ディスク装置の第2
の例を示す図である。図7に示す光ディスク装置では、
トラッキング制御系に特徴があり、ディスク媒体のピッ
トとランド部の境界付近でトラック誤差が良好に検出さ
れ、ディスク媒体の面振れに対して強く、高密度化した
ディスク媒体にも適していると言われている。以下、図
7を基に従来の光ディスク装置の第2の例について説明
する。図7に於いて、図4と同一構成要素で同一の作用
効果を呈するもの及び同一の信号については、同一の符
号を付しその説明を省略する。
【0013】図7に於いて、信号B、C、D、Aは前記
4分割光検知器7の4つの光検知器7b、7c、7d、
7aの出力信号であり、それらの交流成分(図示せず)
は前記b、c、d、aである。加算増幅器41には前記
信号C、Aが印加されそれらの交流成分c、aが加算増
幅されその出力信号は差動増幅器45に印加されてい
る。同様に加算増幅器42には前記信号B、Dが印加さ
れそれらの交流成分b、dが加算増幅されその出力信号
は前記差動増幅器45に印加されている。
4分割光検知器7の4つの光検知器7b、7c、7d、
7aの出力信号であり、それらの交流成分(図示せず)
は前記b、c、d、aである。加算増幅器41には前記
信号C、Aが印加されそれらの交流成分c、aが加算増
幅されその出力信号は差動増幅器45に印加されてい
る。同様に加算増幅器42には前記信号B、Dが印加さ
れそれらの交流成分b、dが加算増幅されその出力信号
は前記差動増幅器45に印加されている。
【0014】加算増幅器43には前記信号B、Aが印加
されそれらの交流成分b、aが加算増幅されその出力信
号は差動増幅器46に印加されている。同様に加算増幅
器44には前記信号C、Dが印加されそれらの交流成分
c、dが加算増幅されその出力信号は前記差動増幅器4
6に印加されている。前記差動増幅器45、46の出力
信号は乗算器20にそれぞれ印加されて乗算される。こ
の乗算器20の出力信号E3はトラッキング誤差信号と
して取り出され前記トラッキング駆動回路10に印加さ
れて、このトラッキング駆動回路10のローパスフィル
タによって高周波成分が除去された後、この信号によっ
てトラッキングアクチュエータ11が制御される。
されそれらの交流成分b、aが加算増幅されその出力信
号は差動増幅器46に印加されている。同様に加算増幅
器44には前記信号C、Dが印加されそれらの交流成分
c、dが加算増幅されその出力信号は前記差動増幅器4
6に印加されている。前記差動増幅器45、46の出力
信号は乗算器20にそれぞれ印加されて乗算される。こ
の乗算器20の出力信号E3はトラッキング誤差信号と
して取り出され前記トラッキング駆動回路10に印加さ
れて、このトラッキング駆動回路10のローパスフィル
タによって高周波成分が除去された後、この信号によっ
てトラッキングアクチュエータ11が制御される。
【0015】図7に示したディスク装置による実験デー
タを図8に示す。同図に示す信号a、b、c、dは、ト
ラッキング制御がかけられた状態で実測されており図6
に示したものと全く同じものであって、前記光検知器の
各出力信号A、B、C、Dから直流成分を除去したもの
である。従って、横線はゼロボルトを表している。トラ
ッキング誤差信号E3は、前記実測値a、b、c、dか
ら計算によって求めたものである。同図から分かるよう
にトラッキング誤差E3は、トラックずれの情報が含ま
れずディスクの傾斜の悪影響が大きく出るランド部では
出力が出ないようになっている。またトラックずれ情報
が含まれるピット部の内、ピット部とランド部の境界付
近でトラッキング誤差信号が良好に検出されている。し
かしながらトラック誤差情報が含まれているピット部の
中央付近でトラック誤差信号E3は出力が全く抑制され
てしまっている。この結果トラック誤差信号が検出され
る期間が比較的短く、信号対雑音比が悪いものとなって
いる。
タを図8に示す。同図に示す信号a、b、c、dは、ト
ラッキング制御がかけられた状態で実測されており図6
に示したものと全く同じものであって、前記光検知器の
各出力信号A、B、C、Dから直流成分を除去したもの
である。従って、横線はゼロボルトを表している。トラ
ッキング誤差信号E3は、前記実測値a、b、c、dか
ら計算によって求めたものである。同図から分かるよう
にトラッキング誤差E3は、トラックずれの情報が含ま
れずディスクの傾斜の悪影響が大きく出るランド部では
出力が出ないようになっている。またトラックずれ情報
が含まれるピット部の内、ピット部とランド部の境界付
近でトラッキング誤差信号が良好に検出されている。し
かしながらトラック誤差情報が含まれているピット部の
中央付近でトラック誤差信号E3は出力が全く抑制され
てしまっている。この結果トラック誤差信号が検出され
る期間が比較的短く、信号対雑音比が悪いものとなって
いる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】前記したように従来の
光ディスク装置に於いては、トラッキング誤差信号が検
出されている期間が比較的短く、前記トラッキング誤差
信号の信号対雑音比が悪かったため、光ディスク装置に
於けるトラッキング制御の精度と安定性を低下させると
いう問題点があった。本発明は、トラッキング制御に於
ける精度と安定性を高くした光ディスク装置を提供する
ことを目的としている。
光ディスク装置に於いては、トラッキング誤差信号が検
出されている期間が比較的短く、前記トラッキング誤差
信号の信号対雑音比が悪かったため、光ディスク装置に
於けるトラッキング制御の精度と安定性を低下させると
いう問題点があった。本発明は、トラッキング制御に於
ける精度と安定性を高くした光ディスク装置を提供する
ことを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】情報トラックを有する光
ディスク媒体を使用し、レーザ光源と、前記光源からの
光ビームを集光して前記ディスク媒体の面に光スポット
として照射する対物レンズと、前記光スポットを前記デ
ィスク媒体のラジアル方向へ移動するトラッキングアク
チュエータと、前記ディスク媒体からの反射光を光電変
換する4分割光検知器とを備えた光ディスク装置に於い
て、前記情報トラックの中心線に対応させた前記4分割
光検知器の分割線とこれに直交する分割線とによって4
分割された光検知器のうち、前記情報トラックの中心線
に対応させた分割線の一方の側にある2つの光検知器の
それぞれの出力を乗算する乗算器と、他方の側にある2
つの光検知器のそれぞれの出力を乗算する乗算器と、前
記2個の乗算器のそれぞれの出力の差信号を得る減算器
とを備え、前記減算器の出力に応じて前記トラッキング
アクチュエータを制御するようにした光ディスク装置。
ディスク媒体を使用し、レーザ光源と、前記光源からの
光ビームを集光して前記ディスク媒体の面に光スポット
として照射する対物レンズと、前記光スポットを前記デ
ィスク媒体のラジアル方向へ移動するトラッキングアク
チュエータと、前記ディスク媒体からの反射光を光電変
換する4分割光検知器とを備えた光ディスク装置に於い
て、前記情報トラックの中心線に対応させた前記4分割
光検知器の分割線とこれに直交する分割線とによって4
分割された光検知器のうち、前記情報トラックの中心線
に対応させた分割線の一方の側にある2つの光検知器の
それぞれの出力を乗算する乗算器と、他方の側にある2
つの光検知器のそれぞれの出力を乗算する乗算器と、前
記2個の乗算器のそれぞれの出力の差信号を得る減算器
とを備え、前記減算器の出力に応じて前記トラッキング
アクチュエータを制御するようにした光ディスク装置。
【0018】
【作用】光ディスク媒体の再生信号を読み取る4分割光
検知器のトラック中心線に対応させた分割線Yの一方の
側にある一対の光検知器の出力信号同志の乗算結果と、
他方の側にある一対の光検知器の出力信号同志の乗算結
果との差信号をトラッキング誤差信号とするので、該ト
ラッキング誤差信号にはディスク媒体の傾斜による疑似
信号成分が少なく、かつピットの中央部及びピットとラ
ンド部の境界付近に於いてもトラック誤差信号が良好に
検出されており、信号対雑音比の大きいトラッキング誤
差信号が得られて、ディスク装置に於けるトラッキング
制御が極めて安定で精度の高いものとなる。
検知器のトラック中心線に対応させた分割線Yの一方の
側にある一対の光検知器の出力信号同志の乗算結果と、
他方の側にある一対の光検知器の出力信号同志の乗算結
果との差信号をトラッキング誤差信号とするので、該ト
ラッキング誤差信号にはディスク媒体の傾斜による疑似
信号成分が少なく、かつピットの中央部及びピットとラ
ンド部の境界付近に於いてもトラック誤差信号が良好に
検出されており、信号対雑音比の大きいトラッキング誤
差信号が得られて、ディスク装置に於けるトラッキング
制御が極めて安定で精度の高いものとなる。
【0019】
【実施例】図1、図2を基に本発明の一実施例の説明を
する。図1は、本発明の光ディスク装置の一実施例を示
す図である。図1に於いて、図4と同一構成要素で同一
の作用効果を呈するもの及び同一の信号については、同
一の符号を付しその説明を省略する。図1に示す本発明
の光ディスク装置の一実施例に於いては、ピットのトラ
ック方向に於ける中央部及び端部からトラッキング制御
信号を得るようにしている。即ち4分割光検知器7のト
ラック方向に対応させた分割線7Yの一方の側にある光
検知器7aと7dの出力信号の交流成分が乗算され、他
方の側にある光検知器7bと7cの出力信号の交流成分
が乗算され、前記2つの乗算結果の差分がトラッキング
誤差信号として取り出され、トラッキング駆動回路に供
給されて、トラッキングアクチュエータが制御されるよ
うになっており、ディスク媒体1の面ぶれや反り等によ
る傾斜の影響が軽減され、ディスク装置に於けるトラッ
キング制御の精度と安定性が高められるものである。
する。図1は、本発明の光ディスク装置の一実施例を示
す図である。図1に於いて、図4と同一構成要素で同一
の作用効果を呈するもの及び同一の信号については、同
一の符号を付しその説明を省略する。図1に示す本発明
の光ディスク装置の一実施例に於いては、ピットのトラ
ック方向に於ける中央部及び端部からトラッキング制御
信号を得るようにしている。即ち4分割光検知器7のト
ラック方向に対応させた分割線7Yの一方の側にある光
検知器7aと7dの出力信号の交流成分が乗算され、他
方の側にある光検知器7bと7cの出力信号の交流成分
が乗算され、前記2つの乗算結果の差分がトラッキング
誤差信号として取り出され、トラッキング駆動回路に供
給されて、トラッキングアクチュエータが制御されるよ
うになっており、ディスク媒体1の面ぶれや反り等によ
る傾斜の影響が軽減され、ディスク装置に於けるトラッ
キング制御の精度と安定性が高められるものである。
【0020】図1に於いて、前記4分割光検知器7はト
ラック中心に対応させた分割線7Yとこれに直交する分
割線7Xによって4個の光検知器に分離されている。ト
ラック方向に対し、前記分割線7Yの左前に光検知器7
aが、左後に7dが、右前に7bが、右後に7cがそれ
ぞれ配置されている。これらの光検知器7d、7aの出
力信号D、Aは乗算器8Aに供給されそれらの交流成分
が乗算される。同様に前記光検知器7b、7cの出力信
号B、Cは乗算器8Bに供給されそれらの交流成分が乗
算される。
ラック中心に対応させた分割線7Yとこれに直交する分
割線7Xによって4個の光検知器に分離されている。ト
ラック方向に対し、前記分割線7Yの左前に光検知器7
aが、左後に7dが、右前に7bが、右後に7cがそれ
ぞれ配置されている。これらの光検知器7d、7aの出
力信号D、Aは乗算器8Aに供給されそれらの交流成分
が乗算される。同様に前記光検知器7b、7cの出力信
号B、Cは乗算器8Bに供給されそれらの交流成分が乗
算される。
【0021】前記乗算器8A、8Bの出力信号は差動増
幅器9にそれぞれ印加され差信号E1がトラッキング誤
差信号として取り出される。このトラッキング誤差信号
E1は、トラッキング駆動回路10に印加される。この
トラッキング駆動回路10では、ローパスフィルタによ
って前記信号E1の高周波成分が除去され、前記トラッ
キングアクチュエータ11に供給されトラッキングアク
チュエータ11が制御される。このようにして前記対物
レンズ6が移動されて、光スポットの中心とトラックの
中心とが一致する方向に制御される。
幅器9にそれぞれ印加され差信号E1がトラッキング誤
差信号として取り出される。このトラッキング誤差信号
E1は、トラッキング駆動回路10に印加される。この
トラッキング駆動回路10では、ローパスフィルタによ
って前記信号E1の高周波成分が除去され、前記トラッ
キングアクチュエータ11に供給されトラッキングアク
チュエータ11が制御される。このようにして前記対物
レンズ6が移動されて、光スポットの中心とトラックの
中心とが一致する方向に制御される。
【0022】図1で、トラック誤差を表す差信号E1に
は、光スポットPが前記ピット13上にある時に得られ
る信号と、ランド部14上にある時に得られる信号とが
重畳されている。ディスク媒体が回転し光スポットが相
対的にトラック上を移動する場合に於いて、光スポット
がピットのトラック方向の端部付近にあるときに検出さ
れるトラッキング誤差信号をJとし、光スポットがピッ
トのトラック方向の中央部にある時に検出されるトラッ
キング誤差信号をTとし、光スポットがランド上にある
時に得られるトラッキング誤差信号をGとする。
は、光スポットPが前記ピット13上にある時に得られ
る信号と、ランド部14上にある時に得られる信号とが
重畳されている。ディスク媒体が回転し光スポットが相
対的にトラック上を移動する場合に於いて、光スポット
がピットのトラック方向の端部付近にあるときに検出さ
れるトラッキング誤差信号をJとし、光スポットがピッ
トのトラック方向の中央部にある時に検出されるトラッ
キング誤差信号をTとし、光スポットがランド上にある
時に得られるトラッキング誤差信号をGとする。
【0023】前記信号成分Gにはトラック誤差情報が含
まれずディスク媒体の傾斜による疑似信号が含まれる。
よって前記Gは極力抑圧しトラッキング誤差信号として
出力されないようにすることが望ましい。図1に示した
ディスク装置による実験データを図2に示す。同図に示
す信号a、b、c、dは、トラッキング制御が掛かって
いる状態で実測されたもので図6に示したものと全く同
じものである。また前記信号a、b、c、dは、前記光
検知器の各出力信号A、B、C、Dから直流成分を除去
したものである。従って、図2の各信号に於ける横線は
ゼロボルトを表している。
まれずディスク媒体の傾斜による疑似信号が含まれる。
よって前記Gは極力抑圧しトラッキング誤差信号として
出力されないようにすることが望ましい。図1に示した
ディスク装置による実験データを図2に示す。同図に示
す信号a、b、c、dは、トラッキング制御が掛かって
いる状態で実測されたもので図6に示したものと全く同
じものである。また前記信号a、b、c、dは、前記光
検知器の各出力信号A、B、C、Dから直流成分を除去
したものである。従って、図2の各信号に於ける横線は
ゼロボルトを表している。
【0024】トラッキング誤差信号E1は、前記実測値
a、b、c、dから計算によって求められたものであ
る。同図から分かるようにトラッキング誤差E1は、ト
ラックずれの情報が含まれずディスクの傾斜の悪影響が
大きく出るランド部では前記信号成分Gが出ないように
なっている。またトラックずれ情報が含まれるピット部
では、前記信号成分J(ピット部とランド部の境界付近
でのトラッキング誤差信号)が良好に検出され、かつ前
記信号成分T(ピット中央部でのトラッキング誤差信
号)も良好に検出されておりピット中央部で出力が凹む
現象も生じない。全体として比較的長い期間にわたって
トラッキング誤差信号が検出されている。
a、b、c、dから計算によって求められたものであ
る。同図から分かるようにトラッキング誤差E1は、ト
ラックずれの情報が含まれずディスクの傾斜の悪影響が
大きく出るランド部では前記信号成分Gが出ないように
なっている。またトラックずれ情報が含まれるピット部
では、前記信号成分J(ピット部とランド部の境界付近
でのトラッキング誤差信号)が良好に検出され、かつ前
記信号成分T(ピット中央部でのトラッキング誤差信
号)も良好に検出されておりピット中央部で出力が凹む
現象も生じない。全体として比較的長い期間にわたって
トラッキング誤差信号が検出されている。
【0025】図3は上記の3方式によるトラッキング誤
差信号波形を併記した図であって、同図のE1は図1に
示した本発明のディスク装置の一実施例によるもの、E
2は図4に示した従来のディスク装置の第1例によるも
の、E3は図7に示した従来のディスク装置の第2例に
よるもので、時間軸は共通である。以上の説明から明ら
かなように、本発明のディスク装置では、トラッキング
誤差信号が比較的長い期間にわたって検出されているの
で、信号対雑音比が高く、トラッキング制御に於ける精
度と安定性を向上できるものである。以下に、上記の3
方式の性能比較を実験によって行った例を記す。但し、
使用した光ディスクの直径は120mm、レーザ光源の
波長は670nm、対物レンズの開口数NA(numerica
l aperture)は0.6である。
差信号波形を併記した図であって、同図のE1は図1に
示した本発明のディスク装置の一実施例によるもの、E
2は図4に示した従来のディスク装置の第1例によるも
の、E3は図7に示した従来のディスク装置の第2例に
よるもので、時間軸は共通である。以上の説明から明ら
かなように、本発明のディスク装置では、トラッキング
誤差信号が比較的長い期間にわたって検出されているの
で、信号対雑音比が高く、トラッキング制御に於ける精
度と安定性を向上できるものである。以下に、上記の3
方式の性能比較を実験によって行った例を記す。但し、
使用した光ディスクの直径は120mm、レーザ光源の
波長は670nm、対物レンズの開口数NA(numerica
l aperture)は0.6である。
【0026】(1)トラックピッチ0.7μm ディ
スク偏芯200μm の場合 本発明のディスク装置 … トラッキング可 従来例1のディスク装置 … トラッキング不可 従来例2のディスク装置 … トラッキング不可 (2)トラックピッチ0.7μm ディスク偏芯15
0μm の場合 本発明のディスク装置 … トラッキング可 従来例1のディスク装置 … トラッキング不可 従来例2のディスク装置 … トラッキング不可
スク偏芯200μm の場合 本発明のディスク装置 … トラッキング可 従来例1のディスク装置 … トラッキング不可 従来例2のディスク装置 … トラッキング不可 (2)トラックピッチ0.7μm ディスク偏芯15
0μm の場合 本発明のディスク装置 … トラッキング可 従来例1のディスク装置 … トラッキング不可 従来例2のディスク装置 … トラッキング不可
【0027】(3)トラックピッチ0.6μm ディ
スク偏芯10μm程度の場合 本発明のディスク装置 … トラッキング可 従来例1のディスク装置 … トラッキング不安定 従来例2のディスク装置 … トラッキング不安定 現在市販されているオーディオ用のコンパクトディスク
のトラックピッチは、1.6μm程度である。本発明の
ディスク装置によれば、上記のデータから分かる通り、
トラックピッチを大幅に小さくし、ディスクの偏芯量を
大きくしてもトラッキングが正常にかかることが確認で
きた。
スク偏芯10μm程度の場合 本発明のディスク装置 … トラッキング可 従来例1のディスク装置 … トラッキング不安定 従来例2のディスク装置 … トラッキング不安定 現在市販されているオーディオ用のコンパクトディスク
のトラックピッチは、1.6μm程度である。本発明の
ディスク装置によれば、上記のデータから分かる通り、
トラックピッチを大幅に小さくし、ディスクの偏芯量を
大きくしてもトラッキングが正常にかかることが確認で
きた。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ピットの
全域にわたりトラッキング誤差信号を検出しているの
で、トラッキング制御に於ける精度と安定性が大幅に向
上した光ディスク装置が得られる効果がある。
全域にわたりトラッキング誤差信号を検出しているの
で、トラッキング制御に於ける精度と安定性が大幅に向
上した光ディスク装置が得られる効果がある。
【図1】本発明の光ディスク装置の一実施例を示す図で
ある。
ある。
【図2】図1に示した光ディスク装置の光検知器の出力
とトラッキング誤差信号を示す図である。
とトラッキング誤差信号を示す図である。
【図3】各方式に於けるトラッキング誤差信号を比較す
るための図である。
るための図である。
【図4】従来の光ディスク装置の第1の例を示す図であ
る。
る。
【図5】情報トラックの一部を示す図である。
【図6】図4に示した光ディスク装置の光検知器の出力
とトラッキング誤差信号を示す図である。
とトラッキング誤差信号を示す図である。
【図7】従来の光ディスク装置の第2の例を示す図であ
る。
る。
【図8】図7に示した光ディスク装置の光検知器の出力
とトラッキング誤差信号を示す図である。
とトラッキング誤差信号を示す図である。
1 光ディスク媒体 2 レーザ光源 6 対物レンズ 7 4分割光検知器 8A、8B 乗算器 9 差動増幅器(減算器) 11 トラッキングアクチュエータ P 光スポット
Claims (1)
- 【請求項1】情報トラックを有する光ディスク媒体を使
用し、レーザ光源と、前記光源からの光ビームを集光し
て前記ディスク媒体の面に光スポットとして照射する対
物レンズと、前記光スポットを前記ディスク媒体のラジ
アル方向へ移動するトラッキングアクチュエータと、前
記ディスク媒体からの反射光を光電変換する4分割光検
知器とを備えた光ディスク装置に於いて、前記情報トラ
ックの中心線に対応させた前記4分割光検知器の分割線
とこれに直交する分割線とによって4分割された光検知
器のうち、前記情報トラックの中心線に対応させた分割
線の一方の側にある2つの光検知器のそれぞれの出力を
乗算する乗算器と、他方の側にある2つの光検知器のそ
れぞれの出力を乗算する乗算器と、前記2個の乗算器の
それぞれの出力の差信号を得る減算器とを備え、前記減
算器の出力に応じて前記トラッキングアクチュエータを
制御するようにしたことを特徴とする光ディスク装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4040356A JP2630151B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 光ディスク装置 |
DE69301739T DE69301739T2 (de) | 1992-01-30 | 1993-01-28 | Gerät für optische Platten |
EP93300622A EP0554087B1 (en) | 1992-01-30 | 1993-01-28 | Optical disc apparatus |
US08/011,424 US5282192A (en) | 1992-01-30 | 1993-01-29 | Optical disc apparatus using 4 separate detection elements with first and second multiplying means |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4040356A JP2630151B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 光ディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05210855A JPH05210855A (ja) | 1993-08-20 |
JP2630151B2 true JP2630151B2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=12578366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4040356A Expired - Fee Related JP2630151B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 光ディスク装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5282192A (ja) |
EP (1) | EP0554087B1 (ja) |
JP (1) | JP2630151B2 (ja) |
DE (1) | DE69301739T2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69419215T2 (de) * | 1993-09-22 | 1999-10-14 | Victor Company Of Japan | Automatisches Orientierungskorrektursystem für optische Plattengeräte |
EP1139338A3 (en) * | 1994-03-19 | 2006-10-11 | Sony Corporation | Optical disk and method and apparatus for recording and then playing information back from that disc |
JPH0916986A (ja) * | 1995-06-30 | 1997-01-17 | Victor Co Of Japan Ltd | 光ディスク装置 |
JPH1064104A (ja) * | 1996-08-21 | 1998-03-06 | Pioneer Electron Corp | 非点収差フォーカスエラー信号生成方法及び光ピックアップ装置 |
JP2003132567A (ja) | 2001-10-23 | 2003-05-09 | Funai Electric Co Ltd | 光ディスク装置 |
AU2003249444A1 (en) * | 2002-08-21 | 2004-03-11 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Tracking system and method |
TWI246678B (en) * | 2004-03-26 | 2006-01-01 | Micro Star Int Co Ltd | Method for detecting and controlling the warp of disc and its device |
TW200735075A (en) * | 2005-06-29 | 2007-09-16 | Koninkl Philips Electronics Nv | Single spot cross-correlation tracking |
JP2008204517A (ja) * | 2007-02-19 | 2008-09-04 | Hitachi Media Electoronics Co Ltd | 光ヘッドおよび光学的情報記録再生装置 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5630610A (en) * | 1979-08-21 | 1981-03-27 | Anritsu Corp | Bridge girder fall detector |
JPS58125242A (ja) * | 1982-01-22 | 1983-07-26 | Victor Co Of Japan Ltd | 光学的情報信号再生装置のトラツキング誤差検出方式 |
JPS59198540A (ja) * | 1983-04-26 | 1984-11-10 | Asahi Optical Co Ltd | 光学式デイスクプレ−ヤのトラツキングサ−ボ回路 |
JPS60143441A (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-29 | Nec Home Electronics Ltd | トラツキングエラ−検出回路 |
EP0216341B1 (en) * | 1985-09-27 | 1990-07-04 | Sharp Kabushiki Kaisha | Tracking system for optical disc memory |
JPS62145537A (ja) * | 1985-12-18 | 1987-06-29 | Pioneer Electronic Corp | トラツキング制御装置 |
JPS62159351A (ja) * | 1986-01-08 | 1987-07-15 | Victor Co Of Japan Ltd | 光学的情報信号再生装置におけるトラツキング誤差信号検出方式 |
JP2602019B2 (ja) * | 1987-03-12 | 1997-04-23 | 富士通株式会社 | 光デイスク装置 |
JPS63237269A (ja) * | 1987-03-25 | 1988-10-03 | Sony Corp | トラツクカウント装置 |
EP0317224B1 (en) * | 1987-11-17 | 1993-08-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Focus detection system for an optical disk drive using photo sensor elements in the far field of information pits |
JP2642672B2 (ja) * | 1988-06-29 | 1997-08-20 | 富士通株式会社 | 光ディスク装置 |
JPH0381207A (ja) * | 1989-08-23 | 1991-04-05 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | 除草剤組成物 |
US5199011A (en) * | 1990-01-17 | 1993-03-30 | Hewlett-Packard Company | Apparatus for attenuating optical crosstalk induced components of a focus error signal in an optical disk drive |
JPH0423234A (ja) * | 1990-05-18 | 1992-01-27 | Sony Corp | 光学装置のトラッキング誤差信号生成装置 |
JP2870127B2 (ja) * | 1990-05-31 | 1999-03-10 | ソニー株式会社 | トラッキング制御方法 |
JP2998807B2 (ja) * | 1990-07-19 | 2000-01-17 | パイオニア株式会社 | 光学式ディスクプレーヤ |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP4040356A patent/JP2630151B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-01-28 DE DE69301739T patent/DE69301739T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-01-28 EP EP93300622A patent/EP0554087B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-01-29 US US08/011,424 patent/US5282192A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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DE69301739T2 (de) | 1996-08-14 |
JPH05210855A (ja) | 1993-08-20 |
EP0554087B1 (en) | 1996-03-13 |
US5282192A (en) | 1994-01-25 |
EP0554087A3 (en) | 1993-10-27 |
EP0554087A2 (en) | 1993-08-04 |
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---|---|---|---|
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